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父の祈り 第114話
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サタン圏を逃れさせ、お父様と一体とならせてください
お父様!
お父様がお慕いになった本然の創造理想世界は、
お父様のみ愛を中心として、
真なる子女と真なる家庭が楽しむことができ、
すべての万物が和動することができ、
幸福がにじみ出るところであることを知っています。
しかし、堕落によって
本然の世界、
本郷の地が私たち人類の前に
望みとして残るようになったことを思うとき、
これがどうして痛嘆せずにおられるでしょうか。
堕落によってお父様を失い、
本郷の地を失い、
本然の真の父母を失い、
本然の真なる理想的な家庭、
理想的な氏族、
理想的な国家、
理想的な世界、
理想的な天宙を、すべて失ってしまいました。
お父様を中心とした権威の世界が、
自由な環境で成されなければなりませんでしたが、
堕落という悲しい運命にぶつかることによって、
人類はお父様と何の関係もなくなってしまい、
理想とされたお父様の世界とは
関係のない世界となってしまいました。
私たちの主人であられるお父様は、
主人となることができず、
あなたの怨讐であるサタンの血統を受け継ぎ
サタンが主管する暗黒圏内に
私たちが引きずられ下りてきたという事実を思うとき、
これがどれほど口惜しく、悔しい事実であるかを
もう一度私たちは回顧しながら、
この地球上から
数多くの霊人たちがとどまっている霊界に至るまで、
億千万代にわたり怨讐となったサタンを追放することが、
お父様の願いであり、真なる人類の願いであったことを、
この時間、私たちは肝に銘じなければなりません。
お父様!
サタンの権威と権勢の土台が
どれほど残っているかを、
生活の中で感じることのできない私たちです。
時間、時間を送りながらも、
一日一日を過ごしながらも、
サタンの権勢と権限が
私たちの生活圏内にどれほど浸透していて、
私たちの生活舞台にどれほど浸透しているかを、
今まで感じることのできなかった私たちの信仰生活であったことを、
お父様、
思うものです。
汚されたものを清算せずには、
お父様のみ前に到底出ていくことができないのが、
天理原則であることを考えれば考えるほど、
私たちは涙の道の中に立って、
お父様のみ前に泣き叫びながら、
あなたの救いのみ手を願わなければならない、
物悲しく哀れな立場にいるということを、
再び思うものです。
このような立場にある私たちであることを
よく知っておられるお父様!
哀れみの心を広げてくださって、
私たちの行くべき道をもう一度守ってくださり、
私たちの周囲を清くしてくださって、
サタン圏内から私たちを分別してくださいますことを、
お父様、
切にお願いいたします。
お父様!
私たちの体と心は
神様と直接関係を結ぶことができません。
サタンが支配することのできる罪悪の根が、
いまだに残っていることを知っています。
心で願う善を行うことができませんし、
願わない悪の行為を楽しむ私たち自身と、
そのような生活圏内を逃れることのできない私たち自身を
受け入れてくださいますことを、
お父様、
切にお願いいたします。
お父様!
私たちは生涯路程において、
サタンと隔離されなければなりませんし、
また復活路程においても、
サタンと隔離されなければなりません。
お父様と一体となって、
お父様が願われる生活と生涯を送らなければ、
天の民となることができないという事実を、
私たちははっきりと知ったので、
ここに集まったあなたの息子・娘たちが、
体と心のすべてを捧げ、
新たな生活と新たな生涯を目指して
走ることができるようお許しください。
この時間、もう一度
お父様のみ前に決意することのできる群れとなるよう
許諾してくださいますことを切にお願い申し上げながら、
すべてを
真の父母のみ名によって
切にお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六八・一・七)

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父の祈り 第113話
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私たちを選んでくださったことに感謝と賛美をお捧げします
お父様!
尊厳であられるお父様のみ前に、ひれ伏し祈祷するごとに、
喜んでおられるお父様のお姿でないことを
思えば思うほど、
心苦しく申し訳なさを禁じ得ません。
お父様、
あまりに広いこの天地の中で、
私たち韓国の民より劣った民族はありませんが、
お父様はこの民族をお選びになり、
数多くの人類の中で
お父様は私たちを尋ねてこられました。
頑是なく振る舞っている私たちを、
百遍、千遍保護されながら、大事にしてくださったことを思ってみるときに、
お父様はこの民族を愛してくださっているということを、
私たちを無条件に愛してくださっているということを、
再び感じるのです。
無知で世間知らずの者たちを尋ねてくださって、
成し難い
天地の福の理念を私たちに賦与してくださり、
人々が、夢にも思えない
聖なる恩賜の土台の上に、
無限にほとばしる心情をもって「お父様」と呼び得る
ひと日を迎えるようにしてくださったことに感謝申し上げ、
このすべてがお父様の愛のみ手であることを感じるものです。
お父様が今まで私たちをどのように育て、
お父様の命令を奉ずる
旗手となるようになさったかを考えるとき、
また、冷たい霜が吹き寄せるその悲しく過ぎ去った日にも耐えられながら、
復帰の道を立てるために行かれたあなたの道が、
どのようなものであったのかを考えるときに、
千万遍不肖をなした過去を、
もう一度、悔やまざるを得ません。
今日まで、あなたが越えてこられた
最後の勝利の基準まで、
追われながらも進むことのできるこの群れを、
この国、この民族の前に立ててください。
自分の体をかがめ、自ら恥ずかしさを感じながら、
むち打つことのできるこの者たちとなるようにしてください。
あなたがとても大きなみ旨に徹してこられたという事実を、
こと新しく悟るときに、
私たちは千万遍お父様のみ前に、
感謝に感謝を、
賛美に賛美を、
栄光なるお父様のみ前に帰す道しかないということを、
自ら感じるよう許諾してくださることを
切にお願いいたします。
お父様!
私たちは国のない民でした。
国を失った亡命者でした。
失った国を探し求めるための
飢えた乞食でした。
お父様のみ旨が、
新しい故郷、
本郷の地を探し立てる、真なるものであることを知ったので、
私たちは失った本然の家庭と本郷の地を探し、
サタンにあだを討たなければなりません。
それだけでとどまるのではなく、
サタンが付け込まない天的な福の機関である
私たちのすべての相続権を加え、
歴史的な怨讐であり、
時代的な怨讐であり、
未来的な怨讐であるサタンに対して、
どのような困難とどのような苦痛があったとしても、
私たちはあだを討ち、蕩減しなければならないことを知っていますので、
お父様、
私たちに力を与えてください。
あなたのために
忠孝を尽くすことのできる能力を与えてくださいますことを、
切にお願い申し上げながら、
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六六・一二・一八)

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父の祈り 第112話
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お父様の子女という貴い価値を悟らせてください
一つの生命がこの地に生まれ、
間違いなく逝かなければならないのが、
人間共通の路程であることを知っています。
人として生まれ、
神様を探し求めていくとき、
自ら悟っていくことのできる善を備えることができない、
哀れな人々とならないよう
お許しくださいますことを、
お父様、
切にお願いいたします。
私たちが、
他人が手にすることのできない宝物を手に入れるためには、
他人が経ることのない
試練の過程を経なければならないことを知るものです。
涙と苦衷を経ずには、
自らの基準を高められないことが、
社会生活や被造世界の因縁を通し、
事実であるということを私たちは公認しています。
私たちが
神様のご心情を中心として
歴史全体を代表し、
天宙的な価値を代表して残され得る
宝物のような位置を占め、
お父様のみ前に孝行の道理をすべて果たすことをもって、
歴史に輝き得る
聖なる孝子の名前を有するようにしてください。
私たちの胸の中には、
木も草もありません。
空虚な中でも特に空虚であり、
空っぽの中でも特に空っぽであり、
乾いている中でも特に乾いたものです。
しかし、一つだけもっているものがあります。
それは「アボジ」と呼びたい心、
アボジに会いたい心、
アボジに侍りたい心です。
その心だけは、
天と地を与えても、取り換えられない
貴いものだということを知っています。
私たちが最後まで、
そのすべての価値ある者になろうという心をもつよう、
許諾してくださいますことを
切にお願いいたします。
私たちは、
それが至極貴く
価値あることであるということを知っていますので、
そのためには、
悲壮な心と血のにじむ闘争と
血のにじむ努力を傾けなければならないという事実をも忘れないよう許諾してください。
すべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六六・一二・一一)

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父の祈り 第111話
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選び、縁を結んでくださったことに感謝をいたします
万世の栄光を賛揚すべき数多くの存在が、
お父様の懐に抱かれ、
お父様の栄光と共に、
お父様と共に生きなければなりませんでしたが、
人間の先祖のひと日の失敗が、
このように悲しみの歴史を編み、
凄涼とした峠道を越え、
涙と血と汗をにじませるようにしたことを思うとき、
お父様の恨み多い悲しみを慰労してさしあげる
何ものももっていないことを、受け入れてくださいますことを
切にお願いいたします。
堕落の後裔として生まれたことを
悲しまざるを得ない自分たちを、
哀れにお思いください。
しかし、捨てることのできない因縁をもって
尋ねてこられたお父様のご心情の前に、
感謝を捧げられる子女となるよう許諾してください。
数多くの民族の中で、
韓民族を尋ねてこられたことに感謝をお捧げし、
数多くの民の中で、
取るに足らない私たちを先に呼んでくださったことに
感謝をお捧げいたします。
このような福は「私」ゆえのものでないことを知り、
多くの民と多くの人類の前に、
その福を分けてあげる
福の機関の使命を果たす立場、
そのような天的な因縁を感じることのできる立場に立てられましたことを、
心から有り難く思うものです。
私たちが知らない間に、
お父様が因縁を結んでくださった因縁の実として、
この立場に召命を受けた自分たちであることに感謝し、
私たちが担った責任が
私たちの一個体にとどまっているという事実を
分かるよう許諾してください。
民族を越え、
人類と世界の前に影響を及ぼすべき使命が、
私たち個人個人の双肩にかかっているという事実を自ら肝に銘じ、
お父様のみ前に一歩を踏み出して、
責任を果たすことを誓うことのできる、
愛を受ける息子・娘となるよう許諾してください。
すべてを
真の父母のみ名によってお祈りいたします。アーメン。
(一九六五・一二・二六)

2 hours ago
父の祈り 第110話
2 hours ago
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お父様の心情基準と一致した立場に立たせてください
お父様!
今日は、
イスラエル民族が、
荒野で行くべき道を見いだせず、彷徨した
四十年期間と時を同じくし、
彼らの不信により、
イスラエル民族史が天のむちを受けて終わったのと、
時が同じであることを知るものです。
いかなる面から見ても、
今がそのような時であることを知るものです。
このような時を、収拾することのできる役事が起こることを、
私たちも望んでいますが、
私たち自ら
心を収拾し、方向を定めて、
ある道を行かなければならないと決心できなければ、
(お父様が)行くべき方向を教えてくださり、
そこに行けと言われても、
(私たちは)行くことができないことを知っています。
問題は、
この地のすべてがばらばらになっていることではなく、
「私」の心の中心がばらばらになったことであり、
処すべき位置と
進むべき方向を失ったことにあるということを知るものです。
このように自分が処すべき位置を知らず、
進むべき方向を知らないまま、
終末の現象を見つめる私たちは、
今お父様が中心であることを知ったからには、
お父様が願われる位置と基準に合わせるために、
自らひざをつき頭を下げて
精誠を尽くさなければなりません。
終わりの日には、頭に油を塗り、
密室にこもって祈祷しなければならないことを知っていますので、
お父様の心情基準と
私たちの心情基準が一致する立場に自分を立て、
生活において勝利の条件を見いだして、
その価値を論ずる私たちとなるようにしてくださり、
そうできないとするなら、
お父様のみ前に立つことができないということを、
私たちが分かるようにしてください。
このような立場に置かれている私たちであり、
このような社会と
このような世界の現象を眺めている私たちであり、
このような環境の中で、
体と心が苦痛を受けている私たちですので、
このような私たちを再びお造りになって、
心情の基準を立ててくださり、
お父様の中心的な役事を提示してくださり、
私たちの心の中心を聖別してください。
私たちの体と環境を聖別して、
あなたと出会うことができるようにしてください。
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六〇・一二・一一)

3 hours ago
父の祈り 第109話
3 hours ago
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子女の栄光と子女の名分をもつよう許諾してください
きょう、取るに足らない私たちが、
驚くべきお父様のみ旨の前に現れるようになるとき、
まず私たち自身が
足らないということをはっきりと悟り、
天のみ前におそれ多くも立つことのできない堕落した後孫であることを、
骨肉に染みて感じなければなりません。
どう見ても、
天のみ前に立てて誇るべき
何ものももつことのできなかった私たちであることを知りました。
先祖から伝わってきた血統も、
あなたに背反した血統であり、
先祖の血と骨と肉を受け継いだすべての先知者たちも、
あなたが喜んで、
永遠なる愛のご心情をもって、
広いそのみ愛の懐に抱くことのできない
罪悪の苦い根をもっていたために、
今日の私たちも
天のみ前に受け入れられるにふさわしくない者たちであることを、
あまりによく知っています。
あなたがこの上なく善に造られた者たちが、
あなたが嫌いになるしかない
部分と要素をもち、この地上で生きるという
この悔しい事実を知るとき、
私たちは痛嘆せざるを得ません。
今、私たちの血と肉と細胞の一つ一つに、
悪の根性と悪の要素が潜在しているという、
このぞっとするような事実を
かき分け、
踏みつけ、
無慈悲に切ってしまうべきことを知りました。
お父様の聖なる本性と因縁をもつことができず、
本性の心情と
本性の血統と
本性の骨肉を受け継ぐことのできなかった
恨み多い後孫であることを、
私たちは告白せざるを得ません。
このような私たちの中で、
あなたが永遠無窮に遺業として残すべきエデンの園に立てて、
祝福することのできる息子・娘がどこにいますでしょうか。
しかし、この不足な者たちに
赦罪の条件、
受け入れの条件を立ててくださり、
あちこちご覧になって、
「罪がない」と言うことのできる立場に立ててくださろうとする
あなたの大きな恩賜の前に、
身をかがめ、頭を下げ、涙することのできる
息子・娘たちとなるようお許しください。
天を知れば知るほど、
お父様のみ前に心苦しい自らであることを
悟らざるを得ず、
行けば行くほど、
頭を下げてお父様のみ前に
自らの姿をさらけ出すのに
恐ろしさを感じざるを得ませんが、
これが天に従っていく道であることを知るものです。
きょうここに集まったあなたの息子・娘たちが、
息子・娘と呼ぶにはふさわしくないことを知っていますが
それでも
この者たちをお捨てにならない
あなたのみ意があることを知っていますので、
思いやってください。
険しい立場で
傷を負いながら生きてきた、この者たちのすべての傷を、
お父様が覆ってください。
いくら血と肉の因縁が切れた子供でも、
本然の心情を通しては、
「知らない」と言うことのできない立場にあるがゆえに、
あなたはこの者たちを
真の子供として記憶しようとされるということを知るものです。
お父様、
この日を祝福してくださり、
記憶してくださいますことを
切にお願いいたします。
きょうこの日を、
私たちが新しい歴史的な一日として立て、
体と心と心情のすべてを
お父様のみ前に捧げて、
子女の栄光と子女の名分に接することができるよう
許諾してくださいますことを切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六〇・一一・二七)

Wednesday Feb 26, 2025
父の祈り 第108話
Wednesday Feb 26, 2025
Wednesday Feb 26, 2025
上下・前後・左右に結ばれた存在であることを分からせてください
お父様は
あるうわべの形態を要求なさるのではなく、
心中深く染み入っている本然の自分自身を覚醒させ、
お父様を欽慕する心を尋ね、
お慕いになるということを悟るようにしてください。
歴史路程と、
時代的に複雑な闘いの路程を経てこられながら、
願われる望みの姿を探し出そうと、ご苦労なさったお父様のことを
今日の「私」が、「私」一人きりではなかったということを、
感じざるを得ません。
私たちがこの地上に生まれたときには、
上下・前後・左右の因縁を中心として生まれました。
この因縁が何となく、
完全無欠な一つの目的の価値、
あるいは全体的な対象の価値を追求するよう、
私たちをせき立てているということが分かるようにしてください。
このような自我の姿を中心として、
上には天があり、
下には善の歴史が
天倫と共に動いていることを分かるようにしてくださり、
前には望みの世界と
左右には私たちの同志と民族と同胞がいることを感じ、
本然の心情をつかみ、
このすべてのものを観察することのできる、
上下・前後・左右と因縁を結ぼうとする
息子・娘たちとなるよう許諾してください。
自らのすべてのものを忘れてしまい、
これが慕わしくてたまらない人がいるとするならば、
彼らが時代的に受け入れられず、
生活的に反対を受ける路程を歩んだとしても、
終わりの日には必ずや
天性の前に立てられることを知っています。
お父様、
今、お命じください。
お話しください。
私たちが心で
お父様のご心情を待ち焦がれ欽慕しますので、
お父様、
悩み苦しまれることがありますなら、
私たちに体得させてくださり、
悲惨で切ないことがあるなら、
私たちの体を通して実証させてください。
私たちの体をもって実証する場で、
お父様の実存を感じ、
お父様のみ前に頭を下げ感謝を捧げることのできる、
望みの息子・娘となるよう許諾してください。
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・九・二七)

Wednesday Feb 26, 2025
父の祈り 第107話
Wednesday Feb 26, 2025
Wednesday Feb 26, 2025
お父様の生命のご心情を接ぎ木してください
あちらこちらと歩き回り、
生命の道を求めて
お父様のみ前にひれ伏した私たちであることを
悟らざるを得ません。
きょう、お父様を
「アバ、父よ」と呼ぶことのできる立場に
立ててくださった恩賜と、
私たちが知らない間に
無限の苦労を意に介さず、
私たちを保護し、分別してくださって、
この立場まで導いてくださった恩賜の前に
何をもって報いましょうか。
報いる何ものも
備えられませんでした。
体を捧げてもその恩賜に報いることができず、
心すべてを捧げても、
お父様のご苦労の功績の前に、
頭を上げることのできない不足なる者たちであることを、
この時間に感じざるを得ません。
ここまで導いてくださったお父様に、
私たちを生かすべき責任もございますが、
私たちを通して栄光のひと日をご覧になるべき
お父様のご事情があり、
願いがおありだということを
知るものです。
また、このような私たちをご覧になり、
慰安を受けようとなさるお父様であられることを思うとき、
足らない私たちに望みをもたれ、
歴史路程の山また山を
耐えてこられたお父様のみ前に、
面目がないことを感じざるを得ません。
私たちの血肉が
お父様のご心情を思いやることを知り、
私たちの骨が
一つの人格を構成することのできる
形態を備えたとするならば、
それ自体が
お父様の不変の姿を証すことのできる、
一つの構成体となるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願いいたします。
細胞の一つ一つまでも
お父様に属し、栄光を帰することのできる、
神聖で、栄光なる実体を
どれほど待ち焦がれられたことでしょうか。
歴史路程において、
私たちの先祖たちは、そのような姿をもって
お父様に侍ることができませんでした。
天に従いながらも、
時には恨みもし、
時には背きもし、
選民権を誇りつつも、
それを放棄してしまうこともあった
歴史的な事実を知っています。
お父様!
このような恨み多い血統を受けた私たちであるがゆえに、
きょうは神様を自信をもって信じると言っても、
あすには天に背き得る、
悪なる世界に近い立場にある者たちです。
このような私たちを、
お父様、
哀れにお思いください。
お父様、
捕まえてください。
私たちの渇いた心に、
お父様の生命のご心情を接ぎ木してくださり、
新しい生命に躍動する
復活の役事を巻き起こしてくださいますことを、
切にお願いいたします。
今日まで、
地上に生まれ逝った人も多く、
今も生まれ逝く人がたくさんいますが、
お父様のご事情をつかみ、
痛哭する人がいませんので、
今日私たちが、
お父様のご事情と
お父様のご心情をつかみ、
痛哭することのできる者たちとなるようにしてください。
天と地を恨み、
歴史を恨み、
堕落した先祖を恨むことができ、
お父様に「私」が侍ろうという、
お父様のために生きようという気持ちに徹した
息子・娘たちが、地上に多くなるようにしてください。
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・九・六)

Wednesday Feb 26, 2025
父の祈り 第106話
Wednesday Feb 26, 2025
Wednesday Feb 26, 2025
人類の真の先祖となるよう導いてください
行けども行けども終わりなき復帰の路程であり、
恨みが残されたまま、
回りに回らなければならない私たち人間であることを
知っています。
しかし、
ご苦労されたお父様の心情世界に通じるようになるとき、
回っていた悲しみの歴史が、
今日、私たちと関係を結ぶようになり、
今日の闘いの関係は、
未来の因縁を造成し得る土台となることができ、
無限なる望み、
無限なる幸福、
無限なる慕情の園を
建設してみせるという、この心情の因縁を
私たちが知らなければなりません。
お父様がアダムを引き連れ、
あちらこちらと回られながら、誇ることのできる
その山川がどこにあるでしょうか。
アダムと共に誇りたかった、
咲きゆく花がどこにあり、
育ちゆく樹木がどこにあり、
青々とした草原がどこにあり、
流れゆく小川がいったいどこにあるでしょうか。
そのようなご心情に通ずる境地で、
お父様に伴った立場に立つことができたはずのアダムは、
堕落して、お父様のそばから離れましたが、
今、私たち自身は
お慕わしいお父様の横に侍り、
万象と共に、
万民と共に、
全天宙と共に楽しむことのできる
喜びの姿となるようにしてくださいますことを、
我がお父様、
切にお願いいたします。
お残しになった十字架の怨恨も、
慕わしさをもって行かなければ
因縁を結ぶことができず、
お残しになった栄光の座も、
慕わしさに徹して
理念の園を欽慕する心がなければ、
因縁を結ぶことができないことを
私たちは知ったので、
慕わしい心情をもち、
本然の人間として、
本然の園で万物に対することのできる息子・娘、
堕落の因縁を結んでいない、
お父様の祝福を受ける勝利の息子・娘たちとなるよう
許諾してくださって、
人類の真の先祖たちとなるよう
導いてくださいますことを切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・六・二八)

Wednesday Feb 26, 2025
父の祈り 第105話
Wednesday Feb 26, 2025
Wednesday Feb 26, 2025
新しい心情をもってお父様と関係を結ばせてください
数多くの人々が
心で慕い憧憬するものは、
望みの園、
理念の園でしたが、
お父様を抱きしめ、
この園が望みのすべてだと
賛美する人はいませんでした。
お父様、
きょうここに集まったあなたの息子・娘たちに、
今何か感じることがあるとするならば、
お父様に対する感情を
感じるよう許諾してください。
お父様が理念のすべてであり、
お父様が生命のすべてであり、
お父様が愛のすべてであることを
分かるようにしてくださり、
お父様のすべてのみ意を
身代わりすることのできない私たちでありますがゆえに、
きょうお父様が
その威信を立てられる環境で、
私たちに対することのできないことが悲しみであることを、
分かるようにしてください。
今、お父様の威信を立ててさしあげられる
私たちとなるようお許しくださり、
イエス様の威信を立ててさしあげられる
私たちとなるようお許しくださいましたので、
地上に悲しみがあるならば、
それを「私」のものとして引き受けられる
者とならなければなりません。
地上に苦痛があるなら、
これは「私」が引き受けるべきものであることが
分かるよう許諾してください。
地上にいる私たちは、本当に
お父様のお心に通じなければならず、
イエス様のお心に通じなければなりません。
「お父様の悲しみと困難は、
私が引き受けよう」という覚悟をさせてくださり、
すべてのものを蹴落とし、
お父様の生命の恩賜を
感じなければならない、
歴史的な転換期に置かれているということを知っていますので、
今、私たちが
新しい心の本質をもつよう許諾してください。
今、私たちが
新しい理念と新しい心情を備え、
お父様と関係を結ぶことのできる
一つの基準をもつことができなかったとするならば、
歴史の審判とともに
清算される運命を免れないということを、
この時間悟るようにしてくださいますことを
切にお願いいたします。
イエス様も
このことのために生きられたということを(私たちは)知っていますし、
三十年余りの生涯を
自分のために生きられず、
民族と堕落した人間たちのために生きられたということを
知っています。
今、イエス様ご自身のために生きることのできる
天国の時代が来たということを知っていますし、
その国の民として、
その時代の選んだ者として立つためには、
地上でイエス様が経験された
十字架の山また山の道をすべて越え、
勝利した実体の姿として、
復活の栄光を許諾していただかなければならない
最後の課業が、私たちに残されているということを
知っています。
このような内容を知ったからには、
その実体とそのみ旨に自分を符合させ、
そのみ旨の目的を成就させるための
一つの実体的な祭物を準備しなければならないことを知っていますので、
お父様、
共にいてください。
お父様が認定できる
勝利の祭壇を造成し、
本然の聖殿を備えられる
息子・娘たちとなるよう許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げ、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・六・七)