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父の祈り 第146話
7 hours ago
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嘆息の歴史路程を歩んでこられたお父様!
この上なく善であられ愛に満ちたもうお父様!
この上なく栄光にあふれるべき私たちのお父様が、
悲しいこの地に対してこられるために、
お心とご心情にどれほど大きな傷を受けられたのか、
どれほど憤り、
どれほど悲惨な立場に立たれるようになったのかを、
私たちはおそれ多くも考えることができません。
善の子女をお立てになり、
善の天国、
善の理想世界を心の中に描き、
望みのひと日を慕われたお父様!
人間の先祖アダムとエバを通じて
望みのひと日が成されることを願う心が、
切実であれば切実であるほど、
アダムとエバを愛したいお心が
どれほど大きく、
その目的に対する責任を感じれば感じるほど、
アダムとエバを保護したいお心が、
どれほど大きかったことでしょうか。
そのようなお父様の保護と、お父様の愛の懐を、
人間の先祖が裏切り、背を向けた
恨み多い歴史を振り返って考えるとき、
私たちが
堕落した先祖の後孫として生まれたことが
とても憤懣やるかたなく、
とても悔しく、
とても恨めしいのです。
私たちの心と体は
罪悪のきずなから抜け出すことができず、
死亡の波に押し流され、
すっかり死亡のどん底で
破壊されるべきものとなりました。
しかし、お父様は数多くの歴史路程において
一日のように思い、そのような私たちを心配なさるのに
数多くの苦痛を受けてこられました。
お父様は人類の歴史的未来を
心配なさる心が大きかったので、
悲しい心をもたれ、
私たち不足なる人類の足跡をついてこられましたが、
一日として、
どこの誰にも、あなたのご心情を哀訴できなかった
お父様であられることを知りましたし、
一日として
あなたのご心情を慰労してさしあげられる子供を
もつことのできなかったお父様であられることを知りました。
このように困難な復帰路程を経てくるのに六千年!
今、この終わりの日を迎え、
三千里半島(=韓国)の上に、
この民族を代表して、
哀れで取るに足らない私たちを
お父様が集めてくださったので、
この因縁が決して偶然なものではないことを
私たちは知るものです。
私たちはみ言を通して学びましたし、
事実を通して証を受けましたが、
そのみ言と証を私たちのものとして消化できなければ、
そのみ言と証が私たちを審判するようになるという恐ろしい事実を、
私たちが分かるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
この統一の群れを集めてくださったお父様!
歴史の途上でご苦労されたお父様の悲惨なお姿は、
言うに言えないものであることを知るものです。
取るに足らない弱々しい群れを集められ、
ひと日の勝利を約束なさり、
苦難の道に私たちを追い出される
お父様の切実なるご心情とご事情を、
私たちが夢にも忘れることがないようにしてください。
困難な立場でも、
それを心の深くに銘記させてくださり、
悲しい立場で悲しみの涙を流されるお父様を、
先に考えることのできる息子・娘となるようにしてください。
また、
この者たちが凄涼(=すさまじい)で悲惨なる立場に落ちたとしても、
十字架路程を越えられるお父様の悲惨なるご心情を
忘却する息子・娘とならないようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
二千年前、
お父様がこの地上に送られた
天の皇太子、
万民の救世主、
メシヤが、
悲しい生活をして逝かれたことを私たちは知っています。
その方は、生まれるときもお父様のご心配の中でお生まれになり、
成長するときもお父様のご心配の中で成長されました。
また、
責任を担った公生涯路程で、
お父様を身代わりして
迫害の途上において怨讐たちと対決し、
苦難の路程を責任を負っていかれたことを
私たちは知っています。
このようになったすべては、
私たちの先祖たちが
責任を果たすことができなかったゆえであることを知り、
歴史的なすべての罪状を探知して分かりましたので、
今日この地上に実体を立て、
歴史の恨みを解いてさしあげるべき全体的な責任が、
私たちにあるということを
忘れないようにしてください。
過ぎし日の嘆息の歴史が、
私たちをせき立てているということを
忘れないようにしてくださり、
時代的な使命を知らせるために、
先にお立てになった私たちを通じ、
与えようとなさるお父様のお心が存在するということを、
忘れないようにしてくださいますことを切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六四・五・三)

7 hours ago
父の祈り 第145話
7 hours ago
7 hours ago
天情に徹して涙を流させてください
今まで私たちは、お父様を
栄光の中で喜びをもっておられる方として
認識していました。
すべての福と富貴栄華を
自由自在に私たちに与えることができ、
私たちに解放の喜びと目的を
達成させてくださる方であると思っていました。
しかし、
天の背後の事情を知ってみますと、
福を与えたくても、福を与えることのできない
内的な曲折があるということを知りましたし、
恨むべき六千年の悲しみの歴史を
蕩減復帰しなければならないという、とてつもない事実を
私たちは知りました。
今、そのような事情を知りましたので、
行うことのできなかった人間の愚かさを、
嘆息する者となるようにしてください。
お父様はこの民族を探してこられたお父様であり、
世界人類を探してこられたお父様であることを
分かるようにしてください。
この歩みには、
今までの悲しみの涙が染み付いていますし、
今までの苦痛の障壁が残っているということを
知りました。
きょう私たちは、
そのようなお父様の苦痛の城壁となり、
悲しみの都城(=中心地)となって、
お父様の憤りと恨みを抱き、
その責任と使命を果たすため、
怨讐との決戦途上において、
血と涙を注ぎ、闘うことのできる
私たちとならなければなりません。
お父様!
私たちが天情に徹して
人類愛の心情を抱き、
あえぐことのできる者たちとなるようにしてください。
山河を眺めるときにも、
お父様のご心情を抱き、涙で見つめることができ、
民族を見つめるときにも、やはりそのようにし、
人類を見つめるときにも、やはりそのようにできる
私たちとならなければなりません。
私たちはお父様が願われる個体となり、
お父様が願われる家庭を築き、
その家庭を中心として、
お父様が願われる理念的な世界を
建設しなければなりません。
建設すべき範囲が大きければ大きいほど、
より多くの血涙を流さなければならないということを
知りました。
個人を探すためにも、
家庭を探すためにも、
民族を探すためにも
涙を流さなければならないということを
知りました。
この道は、人間的に見るときには、
悔しい道であり、
憤懣やるかたない道であり、
苦しい道ですが、
あなたが歩んでこられた道ですので、
これを喜びの道、
感謝の道、
栄光の道に変えて行くべき
曲折の路程であることを知りました。
生命が尽きる時まで、お父様に侍ることにおいて、
すべてのものを消耗させることを
誇りとするようにしてください。
あなたと共に、最後までこの道を駆けていくことのできる
私たちとなるようにしてくださいますことを、
切にお願い申し上げます。
そのような立場で、
涙でもってお父様の栄光を謳うことのできる
私たちとなることを、
もう一度決心させてくださいますことを切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六一・二・一二)

9 hours ago
父の祈り 第144話
9 hours ago
9 hours ago
お父様のご心情の同伴者とならせてください
お父様!
きょう、お父様のご心情の園で
私たちの体が動じ、
心が動じ、
すべての考えが動じるよう許諾してください。
お父様のご心情は、
無限なる愛のご心情であることを
私たちは知りました。
お父様のご心情は、
限りなく悲しいご心情であり、
限りなく傷を負っているご心情だということも
私たちは知りました。
限りなく悲しまれたお父様、
限りなく苦労されたお父様、
今も限りなく気遣われるお父様!
そのお父様が創造主であられ、
そのお父様が
全万象の主人公であられるということを分かるようにしてくださり、
お父様がお受けになる限りない悲しみが、
私たちの胸に染み通るようにしてくださり、
限りない悔しさと無念さが
私たちの心中に流れ込むようにしてください。
これを体得した者を、身の置き所を知らないため、
自分の身を支えることのできない
悲しみに浸るようにしてくださり、
その心を収拾することができず、
天地の区別もつかないまま
痛哭する息子・娘たちとなるようにしてください。
六千年も悲しみの祭壇が続いたのは、
先祖たちの過ちのゆえであることを知るものですが、
今日、私たちがまたも責任を果たせず、
悲しみを後代に残すのではないかと心配です。
今日私たちは、
私たち一代で
悲運の歴史をふさぎ、
天のご心情をここから収拾して、
新しい喜びのご心情に変えるべき責任が
あるということを知りましたので、
この時間に頭を下げた私たちが、
お父様のご心情の同伴者となるよう
許諾してください。
人の姿をした人間はたくさんいます。
ところが、地上に
何がなくて天が悲しまれるのかと言えば、
あなたと心情が通ずることができ、
あなたの愛を慕うことのできる
息子・娘がいないためであることを知っています。
天はそのような息子・娘たちを探しておられるということを
私たちは知りましたので、
今、精誠を尽くし、
この心と体をすべて捧げ、
そのご心情の前に不足がないということのできる、
認定を受ける息子・娘たちとなるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
私たちは、
天がどのような物質を下さることも願っていませんし、
事情を知ってくださることも願っていませんし、
恩恵を下さることも願っていません。
それよりは、
恩恵を下さったのちに悦楽しようとなさる
お父様のその内情を
私たちが知るよう許諾してください。
そうして、
悲しまれたお父様を「お父様」と呼ぶことができ、
苦痛のお父様を慰労してさしあげることのできる
息子となり、娘となることを願うものです。
これを目標として、
私たちは険しい道も意に介さず、
追われる道も意に介さず、
迫害と嘲弄の矢が
この一身に襲ってくるとしましても、
お父様に向かう一片丹心の心情だけを
もたなければなりませんし、
このすべてのものを忘れてしまい、
天に向かってより近づいていくことができ、
それを内的な忠告をもって消化することのできる
息子・娘たちとなるよう、許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六〇・二・七)

9 hours ago
父の祈り 第143話
9 hours ago
9 hours ago
お父様を抱いて泣くことのできる真の子女とならせてください
お父様!
来いとおっしゃった道が、困難ではないと思って立ちましたが、
困難であるということを知り、
喜びの道であると思いましたが、
行ってみると涙の山また山であることを知りました。
お父様!
私たちに悲しみがあるとするなら、
お父様をつかんで悲しみたいのです。
人間をつかんで悲しんでは、
落胆しやすい事実を知り、
人を信じていっては、
傷つくことを知りました。
変わることのない方はお父様でした。
お父様をつかんで泣いた時間が
あまりに幸福な時でしたので、
イエス様もお父様をつかんでお泣きになるために
山道を尋ねたのでしょう?
お父様をつかんで泣き得る人々、
人生行路が物悲しく寂しいので、
人類の前にイエス様を立て、
先にこの道を開拓するようになさったお父様のご心情を知り、
お父様のために泣いてさしあげることのできる
真の息子となることを、
娘となることを願っています。
私たちが悲しいという前に、
先にむごいむちを受け、
むごい迫害を受け、
すべての重圧をお受けになる天がおられたことを知ったなら、
どうして天のみ前に自己を弁明することができるでしょうか。
天のみ前には、自己を中心として
悲しむべき条件がないということを知ったので、
ここに置かれたあなたの息子・娘たちを
哀れに思ってください。
お父様!
私たちは、私たちが泣く前に
お父様が先に泣かれ、
私たちが打たれる前に
お父様が先に打たれたことを知り、
私たちがぶつかる前に
お父様がぶつかられたことを知り、
私たちが痛みを感じる前に
お父様が先に痛かったことを知り、
私たちが倒れる前に
お父様が先に倒れられたということを知りました。
これを知り、
天に向かって黙々と行き、また行っても、
足らない自分であることを発見しながら、
天のみ前に頭を下げ
「お父様」と呼ぶことのできる息子・娘たちを、
あなたはどれほど待ち焦がれられたでしょうか?
私たちの心情に、
そのような感情が動くよう許諾してくださり、
この国に対するとき、
世界に対するとき、
天に対するとき、
そのような感情が動くようにしてください。
そのような感情が動いてこそ、
「個人から全体の世界的な理念圏まで
自信ある信仰をもった」と言うことができ、
自分の理念を立てるための、
最高の心情をもった
天の立場となることを知っていますので、
このような環境の道を開拓していくことができるよう、
私たちの心を呼び起こしてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
行くべき人生行路において、
物悲しかった自分を批判し、
幸福に酔って暮らすことができ、
また私の一身を天と因縁づけることを高く評価しながら、
頭を下げてお父様の栄光を高らかにし得る
子女たちとなるよう、許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げ、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・七・五)

9 hours ago
父の祈り 第142話
9 hours ago
9 hours ago
お父様と心情の因縁を結ぶことができるようにしてください
お父様!
心情を通して
天を体験するよう許諾してくださり、
感じまいとしても感じざるを得ない
お父様のご事情を
体得できるよう許諾してください。
お父様のみ前に
悔い改めまいとしても悔い改めざるを得ない
心情をもつことができるよう、お父様が導いてください。
人と人同士集まる所は、
解こうとしても、かえってもつれることが起こりますが
天を中心として集まる所では、
心にしこりになったことが
解けるという事実を知っています。
今、
罪悪の氏族によってもつれてしまったすべてのものが
根本的に解かれ得る、蕩減のみ業、
悔い改めのみ業、
感動のみ業によって、
私たち自身を反省し、過去を悔いて
新しい日を憧憬することのできる、
徹した心を呼び起こしてください。
そうして、
その心を抱き、
自我をもう一度悔い改めることのできる
再創造のみ業が起こるよう、
お父様が、
許諾してくださいますことを、切にお願い申し上げます。
今日、私たちは
体だけの幸福を待ち焦がれてはいませんし、
心にだけ酔って生きることも願ってはおらず、
ただ心情を置き、
永遠に生きることのできる園を願うものです。
生活の中でも
心情的な因縁の一条件が、
各自の心中から暴発して、
心情深く内在することのできる
因縁が結ばれるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
この聖なる日、
万民の上に祝福の恩賜を与えてください。
み旨を身代わりして心情を抱き、
天のみ前に訴えて、
隠れた祭壇を築き
祈祷する息子・娘たちが多いことを知っていますので、
彼らにも祝福を与えてください。
天上の寂しい心情を抱き、あえいでいる群れ、
蕩減的な解怨のひと日を願っている
霊界の数多くの霊人たちまでも、
私たちと関連があるので、
お父様、
彼らの業も、私たちによって
良い結果として現れるよう許諾してください。
三位神が
私たちを取り囲み、見つめて、待ち焦がれるその心情の基準に
私たちが足らないで、
その量を満たせないまま
お父様を呼ぶことのないよう導いてください。
自分が充足した立場で
「お父様」と呼ぶことのできる、
喜びの姿としてお立てください。
そのような恩賜をもつことができなかったとするなら、
幼子のように温柔謙遜に
お父様の哀れみと慈悲のご心情を引き寄せる
息子・娘となることができますよう、
このひと時、導いてくださいますことを切にお願い申し上げ、
すべてを主の名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・七・五)

9 hours ago
父の祈り 第141話
9 hours ago
9 hours ago
お父様のご心情と通じさせてください
人類において一番大きな悲しみは、
お父様の愛と縁を結ぶことができなかったことであり、
お父様のご心情に通じることができる
本然の良心を失ってしまったことであり、
そのご心情と良心が和することのできる、
心と体が和合することのできる立場に立てなかったことであることを
よく知っています。
堕落したがゆえに、
お父様のご心情に通じることのできる感覚が、
私たちから去り、
お父様のご心情を体得し
万象を愛することのできる心が、
私たちからなくなってしまいましたので、
お父様、
その心情を回復することができるよう導いてください。
私たちの心と体が一つになり、
私たちのものがお父様のものとなるようにしてください。
私たちのものをすべてお父様のみ前に備え、
誇らしい姿として、愛の羽を広げて
万物を抱くことのできる
広い雅量の心情をもつことができるよう、
お父様が、
導いてくださいますことを切にお願い申し上げます。
私のお父様!
このような心情に通じさせることのできるみ言が
切実に必要なことを知っています。
私たちが失ってしまったものは、み言であり、
その次は実体であり、
その次は心情であることを知っていますので、
お父様、
み言を通して
失った私たちの本然の心情を呼び起こしてください。
本然のみ言にこうべを垂れることのできる心を備え、
本然のみ言に耳を傾けることのできる体を備えて、
お父様の栄光の懐に抱かれる恩賜を
許諾してくださいますことを、切にお願い申し上げます。
み業を始められた方があなたであられたので、
これを成就なさる方もあなたであることを知っていますし、
善で始められたので
善で締めくくるべきことをも知っています。
お父様は「アルパであり、オメガである」と言われ、
「最初の者であり、最後の者である」と言われ、
「初めであり、終わりである」と言われましたが、
初めに本然の心情を失った人間ですから、
終わりに来ても天的な心情に通じません。
今、終わりの日には
本然の心情をつかみ、
心情を連結しなければならないのに、
堕落の怨恨のどん底であえいでいる私たちを、
受け入れてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
私たちの心は私たちのものではなく、
あなたのものであることが分かるようにしてくださり、
私たちの体は私たちのものではなく、
あなたのものであることが分かるようにしてくださって、
私たちの心情、感性、
このすべてのものが私たちに属さず、
お父様に属し動くという事実を、
実体的に、実証的に
体得できるようにしてくださいますことを切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・六・一四)

9 hours ago
父の祈り 第140話
9 hours ago
9 hours ago
お父様の物悲しいご心情に通じさせてください
お父様!
人間たちがお父様を探すために
歴史路程であえいだとしても、
今までお父様に侍って生きた者たちが
地上にいませんでした。
この地のどこの一角がお父様のものであり、
どの一家族がお父様のものであり、
どの一民族、
どの一国家がお父様のものでしょうか?
お父様のものとして、どれ一つ
この地上に探し立てることができなかったお父様のその悲しいご心情を
おそれ多くも察することができるものです。
あなたに悲しみがあるとするなら、
この地の主人であるあなたが、
主人の立場に立つことができず、
この地に責任をもつべきであられるあなたが、
責任をもつことができない立場におられたことを
知っています。
地上の人間たちに責任をもつべき立場におられますが、
責任をもてない摂理を導いてこられたお父様、
私たちの心情を通して直接主管なさり、
直接命令なさるべき立場であられるにもかかわらず、
そのような立場に立つことのできなかったお父様、
私たちの生活を通し、
私たちの全部を主管なさるべき
お父様であられるにもかかわらず、
私たちの内的な生活と事情を
主管なさることのできないお父様、
私たちを置き、
善の結実だと賛揚すべき
お父様であられるにもかかわらず、
そのようなひと日、
ひと時、
一人をお探しになれなかったお父様、
このような物悲しい立場におられたお父様であることを
私たちは知りませんでした。
今、私たちが
この地上のすべてのものを
失うとしても、
お父様の物悲しいご心情に通じることのできる
息子・娘となるよう許諾してくださり、
お父様のご事情と曲折を
実の子女の立場で感じることができ、
お父様が涙を流されるとき、共に涙を流し、
困難にぶつかるとき、共に困難にぶつかることのできる
あなたの息子・娘たちとなるよう、許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちの心が足らないことを知り、
私たちの体が世俗的であることを知り、
私たちの欲望がサタンと共に動いて
いることを知りました。
このような内的な要素をもった私たち、
天を身代わりして許諾なさったひと時、
一時代、
一時期に来られる一人の主人公を
待つことのできない悲惨な者たちですので、
哀れな自分を置いて
嘆息し得るようにしてくださり、
哀れな家庭と
哀れな社会と
哀れな人類と
哀れな天と地を置いて
嘆息し得るようにしてください。
悲しい心情をもって、
天と地の前に贖罪すべき時が来ましたので、
お父様!
私たちの心の門を開いてください。
私たちの心情は、
お父様、
あなたのご心情に対することを知らない、
対し得ない立場ですので、
このような私たちの心と体を、
お父様のご心情とお父様の形状に
和することのできる実体として、再び造ってくださいますことを
切にお願い申し上げます。
天が受け入れることのできない、
今までもってきた一切のこの世的な観念や
主義主張を除去させてくださり、
そのすべてのものが
お父様のもののみとして和することができるよう、
本質的な感性の基準を高めてくださり、
良心的な基準を高めてください。
私たちの心情を連結させて、
お父様のご心情と通じることができるようにしてくださり、
天的なご事情と通じることができるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
天にいる数多くの聖徒たちをお送りになって、
私たちの周囲を聖別させてくださり、
私たちの心情を覚醒させてくださり、
お父様の能力のみ手で再び造ってください。
そうして、
私たちが再創造のみ言と共に
再創造の性稟を受け、
死亡の実体である私たちが
生命の実体と化し、
栄光と歓喜と喜びの中で、
お父様をお招きする喜びの時間を
迎えることができるようにしてください。
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・六・一四)

9 hours ago
父の祈り 第139話
9 hours ago
9 hours ago
お父様のご心情の源泉に接するようにしてください
お父様と共に生きることのできる、
そのひと日が慕わしいのでございます。
お父様を慕い、
お父様に向かって走る私たち、
お父様と共に生きることのできる
栄光のそのひと日を迎え、
お父様のみ前に感謝と喜びの賛美を返すことをもって、
お造りなった万物を和動させることのできる
息子・娘たちとなるようにしてください。
私たちの心と体は、
お父様の形状(み姿)に似せて造られたものですので、
完全にお父様に似た
息子・娘となるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
あなたの悲しいお心が
地上に立ちこめていることを、
人間たちは知らないでいますし、
天の物悲しい涙の跡が
人類歴史の足跡ににじんでいるということを
知らずにいます。
限りない天の嘆息が、
私たちの心と体に漂っているということを知らずには、
天のみ前に面目を立てることもできず、
天の信任を受けることもできない、
悖逆(信任にもとる)な人間の後孫であることを
自認せざるを得ません。
お父様!
地上には
あなたの涙を収めてさしあげる者がいませんし、
あなたの悲しみをつかみ、慰労してさしあげる者がいませんし、
あなたが行かれるその道を守る者がいません。
そうですので、
この地に恨みがあるとするなら、
それは天の恨みが染みわたった地だということであり、
悲しみがあるとするなら、
天の悲しみが染みわたった地だということであり、
怨恨があるとするなら、
天の怨恨が染みわたった地だということです。
それゆえ、
この地に生きている人間たちは、
悲しみの祭物になるまいとしてもならざるを得ない
運命に置かれていて、
恨むべき自分を越えまいとしても越えざるを得ない
運命に置かれています。
落胆する中で、最後の声でもって天に向かい、
「お父様! 私たちを助けてください」と
泣き叫ぶべき時となり、
「お父様! 愛のご心情をもって、人類を尋ねてください」と
泣き叫ぶべき終わりの日が到来しているのに、
このような時に誰がお父様のご心情をつかんで悲しみ、
誰が
お父様のお心をつかんで
痛哭するでしょうか?
そのような者がいるとするなら、
彼はお父様の真なる息子・娘だということができ、
またお父様の実体的な対象だということができるでしょう。
私たちの心に力を生じさせてくださったお父様!
哀切で、恨めしく、悔しいお父様のご心情を感じることのできる
心の動機が慕わしいし、
ご心情の源泉に接したいので、
接することのできる恩賜を加えてください。
そうして、
そのご心情に和するとするなら、
その立場では自分の不足なことを
暴露すまいとしても、暴露せざるを得ず、
人間の罪状を身代わりして
悔い改めまいとしても悔い改めざるを得ないということを
知っています。
お父様!
不肖で不足な私たち、
磐石となれない私たちをお立てになり、
心配なさるお父様のみ前に、
心苦しい心をもち、
お父様の恨みのご心情と悲しいご心情を
慰労してさしあげることによって、
栄光の中に顕現なさることのできる土台を整える
聖徒たちとならなければならないので、
お父様の力と能力をもって
不足な私たちを主管してください。
絡み混ざった罪悪の形状をもっている者がいるとするなら、
愛のみ手を伸ばしてくださって、再び主管してくださり、
異なった姿にお造りください。
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・五・二四)

9 hours ago
父の祈り 第138話
9 hours ago
9 hours ago
悲しみのお父様を慰労させてください
お父様に侍るべき本然のアダムとエバが
堕落することにより、
今までの歴史が
悲しみの路程となったという事実を、
私たちは知っています。
罪を犯したアダムとエバの後孫である人間たちが残した
罪のふろしきを背負ったまま、
追われ追い回され、試練を受けながら、
今日まで来たこの人類歴史を前にして、
私たちが悔しく思うことができるようにしてください。
このような立場に落ちた人間たちを、
天は忘れようとしても忘れることのできない、
創造主としての責任があるがゆえに、
どの時代、
いつを問わず、
この人間たちを再び探し出すために、
苦労の歴史路程を経てこられたということを、
私たちは知っています。
きょうこのような立場に置かれている私たちが、
自分たちを置いて嘆息すると同時に、
お父様が無限のご苦労と苦痛の道を歩まれたことを、
心痛く思うことのできる
姿となるようにしてください。
お父様に対しては、
面目のない自分たちであることを感じ、
歴史的な罪の血統を受け継いだ人間に対しては、
悔しく思うことのできる心をもつようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
私たちの心にはいまだ
罪悪の根性が残っていて、
私たちの体はいまだ
罪悪の鎖につながれているということを
感じています。
哀れみのお父様が、
力と能力をもって現れてくださることを
私たちは待ち焦がれていますし、
真の息子・娘となれることを
待ち焦がれています。
罪悪の金網を切って、
染み込んでくる罪悪の因縁を切って
闘う姿となることができないまま、
失敗している息子・娘をご覧になる時、
お父様が一層悲しまれることを知っています。
今、心の門を開き、
体の拘束から逃れて、
新しい心、
新しい体を整えて
本然のお父様を「私のお父様」と呼ぶことのできる、
一つの姿が現れることを待ち焦がれるお父様のみ前に、
「お父様! あなたのみ旨を身代わりした自らでございますので、お受けください」
と言うことのできる息子・娘となるようにしてください。
そのような歴史的な勝利者、
怨讐たちと闘って勝利し、
お父様の悲しい心を
慰労してさしあげることのできる息子・娘が現れることが、
お父様の願いであることを
私たちは知っています。
今、私たち自身がそのような立場で
お父様を「私のお父様」と呼ぶことができ、
お父様を慰労してさしあげることのできる
息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、
切にお願い申し上げます。
これが私たちの願いであり、
お父様の願いであることを知っていますので、
私たちを激励してくださって、
その立場まで導いてください。
導いてくださるお父様のみ手をつかみ、
いかなる逆境の道をも行くことを願う、
切実なる心をもった息子・娘たちとなるようにして
くださいますことを、
切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・四・一九)

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父の祈り 第137話
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お父様の悲しみを悟った謙遜な姿となることを願います
お父様!
人間たちをご覧になり、
人間たちを探し出すために傷心される
お父様を見つめる息子・娘がいるなら、
お父様のみ前に自分の福を祈ることはできず、
自分の主張を広げることができないことを知る者でございます。
このような歴史的な悲しみが残っていることを
千遍万遍忘却した、この不忠不孝な子供たちを
受け入れてください。
今、心情からわき出てお父様を呼ぶことのできる、
天と地が喜ぶことのできる、
お父様と私たちが一つになる、その一瞬間に
新しい歴史が始まり、
望みが成就することを知っていますが、
きょう私たちの心の基が、
そのような心情に
徹することのできる立場に立つことができなかったことを見て、
落胆せざるを得ず、嘆息せざるを得ません。
地上に悲しみがあるとするなら、
悲しい者を慰労なさるお父様の悲しみ以上の悲しみがどこにあり
苦痛があるとするなら、
お父様に背反する人を捕まえ、
慰労なさるお父様の苦痛以上の苦痛が
どこにあるでしょうか。
お父様は
ご自身の威信と体面と権限を立てられず、
望みを残したまま歴史路程を経てくる間、
数多くの善なる先祖たちを捕まえ、
「私の心情を分かってくれ」と、
「私の事情を分かってくれ」と
泣き叫び、切に訴えられたという、歴史的なみ言を
私たちは聞いた者です。
しかし、
今日の私たちは歴史を代弁することができず、
歴史的な実体を証して
善なる自らであると誇り得る、
その何ものをももてなかった者たちとして、
お父様のみ前にひざまずきひれ伏しましたので、
面目ない自らであることを
この時間暴露し、ありのまま報告させてくださり、
サタンに蹂躙された自分たちであることを
悟り得るこの時間となりますことを
切にお願い申し上げます。
残された摂理のみ旨の前に、
不忠な者は多いけれども、忠誠を尽くす者がおらず、
きょうも心配なさり、あすも心配なさり、
摂理のみ旨と心情を打ち明け、
勧告なさることのできないお父様のご事情を、
この時間に私たちが見抜くことができるようにしてくださいますことを
切にお願い申し上げ、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・四・一二)