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Wednesday Jul 06, 2022
平和経 第267話
Wednesday Jul 06, 2022
Wednesday Jul 06, 2022
人類のための遺言である八大教材教本
皆様。真の父母様は、既に人類のための遺言を準備し残しています。一生に六、七度もの生死を行き来する獄苦を経ながらも勝利し、準備した遺言書です。永遠の人類の教材教本として八種類の本を残しました。巻数で言えば千巻を超える分量です。『文鮮明先生御言選集』、『原理講論』、『天聖経』、『家庭盟誓』、『平和神経」、『天国を開く門 真の家庭』、『平和の主人、血統の主人』、『世界経典』、このような八種類の書籍です。
これらの教本は、皆様が霊界に入っていっても読んで、学ばなければならない本です。決して人間の頭脳から生まれた言葉や教えではありません。天がかわいそうな人類を救援するために下さった、天道を教える教材教本だからです。
皆様は、今からまず御自分の家庭で先に列挙した教材教本を中心として、訓読会の伝統を立てなければなりません。一つの家族三代が新しい一日を始めるに当たって、まず天のみ言を訓読し、新しい心で訓読の生活を実践する伝統を立てなさいということです。
霊界と肉界が同時に真の父母様に侍り、同じ天道のみ言を毎日訓読する世の中をつくろうということです。このようになれば、いくらサタンが皆様の血統に乗じて蠢動するとしても、訓読会の伝統の前には立つ場がなくなるのです。また、「正午定着」的基準で影のない人生を生きていくそのような家庭に、神様が祝福を下さらないとすれば、誰に下さるというのでしょうか。このような天の家庭がこの地に満ちるとき、この地球星は自動的に「神様のもとの一家族」のみ旨が完成した地上天国と天上天国となるでしょう。
皆様、文総裁の一生を率直にそのまままとめて公開した自叙伝が二〇〇九年に出版されました。総裁はこの本を通して人類のための天のみ旨がどこにあり、子女である私たち人間の歩むべき道がどこにあるかを詳しく示しています。「初不得三」(精進すれば必ず成功するという意味)、「七顚八起」(七転び八起きのこと)の典型的な人生でした。私はこの本もまた、訓読教材教本に引けを取らない、実証的次元で真理の人生を見せてくれる教本であると自信をもって皆様に勧める次第です。天命に従って九十年の生涯を歩んできた文総裁の人生をそっくりそのまままとめたこの真の愛の記録をもう一度精読され、大いなる悟りを得てくださることを願います。
「正午定着」の人生は、影をつくらない人生だと言いました。私たちが発光体となって光を与える人生を生きるならば、影が生じる隙間がありません。受ける者は借りをつくる者です。皆様はこれから、その借りを返すために、かわいそうな貧しい人の涙を拭ってあげ、暗い所を明るくしてあげる永遠の真の愛の発光体となる人生を生きてくださるようお願いいたします。
この時代における私たちの使命
貴賓の皆様。このような深刻で貴い時代を迎えて、皆様の人生にもこれから革命的で天宙的な変化が訪れるベきでしょう。そのような意味で、天が下さるきょうのメッセージを、もう一度要約してみます。
第一に、全祝福家庭は、まず家庭の中で神様を中心にお迎えし、父母と子女が完全に一つになる訓読教育を毎日実践しなさいということです。言い換えれば、原理教育、真の父母様が下さった教材教本教育、真の父母様の自叙伝の内容の教育、そして原理本体論の絶対性教育を徹底的に行わなければなりません。
第二に、天は既に重生と復活の聖和権の恩賜を家庭単位まで許諾されたのです。ここには、父母と子女間の完全一体を必要条件としています。絶対父母、絶対子女の基準を立て、絶対家庭を自然に築きなさいということです。
第三に、真の父母様の血と汗がにじむ苦難の恩賜により、人類は既に蕩減復帰時代圏を抜け出したということです。したがって、私たちは、真の父母様の御在世時に、天が臨在できる家庭、氏族、民族、国家、世界まで、地獄圏を解放すべき責任があることを忘れてはいけません。蕩減復帰時代が終わったので、これからどのような時代が到来するのでしょうか。神様と真の父母様を中心とした勝利圏の太平聖代だけが永遠に続くようになるでしょう。
第四に、私たちは既に神様の直接主管圏時代に進入しているという点です。皆様。天が宣布したDデーまで一年しか残っていないと言いました。霊界の親族や家族までも地上に再臨させて原理本体論教育を受けさせ、一つの家庭で八代まで苦楽を共にしながら共に暮らすべき天宙安息圏の時代に入ったという事実を肝に銘じ、さらに肝に銘じてくださることをお願いします。
皆様。霊肉界の先生であり教祖であるレバレンド•ムーンが一生を通して功を立て、最終的なこの結論を立てるための、宗教世界と地上世界、霊界と肉界、カイン•アベル世界のための大会の終結、完了に向けて努力した総論的結論をお話しいたします。
これまでの歴史過程には、このような内容が出てくることはありませんでした。今の時は、神様が摂理を完結させ、最終段階の収穫をする時です。ネパールでは、きょうこの時刻にも、真の父母様が伝授した原理本体論を、国営放送局を通して全国民に教育をしています。国連を中心とした活動も、いまや本格的な軌道に乗っています。
私たち夫婦が創設した「世界平和女性連合」が、国連の本来の創立目的と志に一致する活動を広げてきた実績が認められ、国連に登録されている三千四百以上のNGOグループの中でも、最上グループである第一領域の中にいることはもちろん、女性の人権と子女たちの貧困問題と教育問題を解決するための活動に卓越した実績を収めています。
既に数回にわたって受賞もしています。また、国連のMDGS(新千年開発目標)に一致した多くの活動を国内外において展開しながら、四年ごとに実施される再審査において、一九九七年に承認されて以来、二〇一〇年に三度目の再承認を受ける快挙を果たしました。
真の母の道
愛する日本の女性連合会員の皆様。日本の女性連合は今後、より積極的に文総裁の平和統一思想と理念を中心に会員教育に拍車を掛け、対外的には、真の家庭倫理の確立と平和世界の実現に対して備える女性指導者たちを養成しなければなりません。そして、「人類一家族平和世界」の理想実現のために、女性指導者たちの国際的なネットワーク構築にも努力を惜しんではいけません。
また、神様が私たちに基本的に賦与してくださった貴い本性と価値をより一層大切に育て、訓練し、会員各自が母の愛と母性を備えた、かぐわしい女性指導者となるよう努力しなければなりません。そうして、私たちの家庭と社会に愛と平和を植えつけ、さらには、平和の地球村建設の先頭に立って、人類一家族の平和世界実現のために最善を尽くす努力を惜しまないでください。
日本は、摂理的にエバ国家の使命をもっています。そのため、日本には異質な二人の息子がいます。それが北朝鮮の朝鮮総連と韓国の民団です。朝鮮総連と民団を一つにしなければ、エバ国家として立つことができません。カインとアベルのような朝鮮総連と民団が一つになることによって、エバがこれを抱えていき、その伝統を韓半島に連結しなければならないのです。
韓国と日本の女性連合会員は、一体となって新しい国家復帰という目標を定め、神様が探し求めてこられた「神の国」を復帰する時まで進んでいかなければなりません。
皆様。今は真の父母様を中心として世界が回っています。歴史的に怨讐だった韓国と日本、日本とアメリカ、アメリカとロシアのような国々も、ルーシェルから受けた堕落の血統を根絶して、新しい天の血統を受け継ぐために交叉祝福結婚に汎国家的な次元で参与するようになるでしょう。
文総裁が満天下に宣布して推進中である日韓海底トンネルプロジェクトとべーリング海峡トンネル事業も、世界的な次元で宗教人たちが先頭に立ち、解放された神様をお迎えして完成するでしょう。この世から神様の実在を否定する無神論の思想、すなわち共産主義を廃棄して、神様が本来理想とされた「万民疎通・和通」の世界を成し遂げていくでしょう。
私たちの目的地は世界の果てですが、出発点は正に私の心と体が真の愛を中心として一つになるところから始まらなければならないという事実を忘れないでください。そして、私の家庭が永遠の幸福と真の愛の定着地になるとき、初めて私たちの願う理想の国、理想の世界が結実することを肝に銘じなければなりません。
皆様全員が、この歴史的で摂理的な革命の隊列において必ずや勝利者になってください。天地人真の父母様を通して賜る天運が皆様と共にあるでしょう。
これこそ正に、「世界平和女性連合」が神様と真の父母様、そして私たちの隣人と社会から愛され、真の人生の恵みと幸福を感じる「真の母の道」だからです。
真の母の道を行きましょう。
真の妻の道を行きましょう。
真の娘の道を行きましょう。
皆様と皆様の御家庭、そして皆様の国家の上に天の祝福が共にあることを、真の父母様の名によってお祈りします。ありがとうございました。