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Thursday Aug 04, 2022
平和経 第305話
Thursday Aug 04, 2022
Thursday Aug 04, 2022
20.自叙伝五万部普及勝利慶祝大会
日付:二〇一一年三月五日
場所:アメリカ、ラスベガス、シーザーズ•パレス•ホテル
行事:真のお父様の自叙伝五万部普及勝利慶祝大会
尊敬する世界各国の指導者、ならびに内外の貴賓の皆様。お忙しい日程にもかかわらず、この地域で、私の自叙伝の五万部普及勝利を記念する本大会に御出席され、このように満場の盛況を博すようにしてくださった皆様を、私と私の家庭全員の名で歓迎し、心から感謝の御挨拶を申し上げます。
海洋は資源の宝庫
貴賓の皆様。今日、私たちが身を置いて生きているこの世界は、歴史上のいかなる時よりも多くの問題を抱え、苦しんでいます。世界の人口六十五億のうち、九億を超える人たちが、今この時間にも飢えで苦しんでいます。その中で、六秒ごとに一人の子女が栄養失調で命を失っているのです。国連は、二〇一五年までに飢餓人口を半分に減らすと宣布しましたが、地球温暖化により穀物生産量が減っていき、逆に二〇二〇年には世界の飢餓人口が二倍に増加すると専門家たちは予測しています。
深刻な飢餓問題を解決する代案はどこにあるのでしょうか。地球星の七五パーセントを占めている海洋圏こそ新しい資源の宝庫です。海は、各種の公害や資源の枯渇により死につつある地球星を神様の名によって回生させ、人類の明るい未来を約束してくれる新しい原材料の宝庫なのです。このことをお忘れにならないように願います。
私は、飢餓に苦しむ人類を解放するため、既に一九六〇年代からこれまで五十年以上の間、海洋産業に投入し、海洋技術を開発してきました。一九八〇年から、沈まないといわれるグッド•ゴー船舶を建造し、アメリカはもちろん世界的に普及し、海洋産業の基地を構築してきました。
一九九〇年代には、ブラジルとウルグアイを中心に南米の海洋産業に投入するなど、全世界五十二ヵ国に世界的な海洋ネットワークを造成しました。このような祖国の基盤の上に、二〇〇〇年代に入ると大韓民国南海岸の代表港湾都市である麗水と、太平洋の中央に位置し南北太平洋の中心であるハワイ、アラスカのコディアク、そしてラスベガスのフーバーダムを結び、「環太平洋圏」の海洋産業のハブとして発展させてきました。
大韓民国の麗水は、私が築いた基盤を中心に、二〇一二年世界海洋エキスポ都市として選定され、今その準備に拍車がかかっています。
特に、去る二月十七日、世界の指導者たちが参席する中、私が生涯を通して研究し創案した、不可能だと言われてきた石膏モールド工法を紹介し、各種の新技術を開発、適用して世界で最初に製作された「天艇号」の進水式を行いました。
そして、最近では、ここフーバーダムのミード湖の清浄水資源とグランドキャニオン、ブライスキャニオン、ザイオンキャニオン、セドナなど、周辺の秀麗な名勝地を開発して環太平洋圏に含め、神様の祖国である韓国とアメリカのラスベガスを中心として、神様が承諾される宗教圏の恩賜を通して、世界最大、最高の観光レジヤ一団地である神様の理想的な基地を造成し、新天地を建設する計画を進めています。
天が人類に祝福として承諾された自然環境を、原状のまま保全して育み、子孫万代にわたって感謝しながら楽しむことができる地上楽園をつくろうというのです。
皆様。私は一生を通して、神様の真の愛を実践するために生きる人生の道を教え、世界人類の福祉と平和のための努力を、海洋産業だけではなく、多方面において持続的に展開してきました。
波瀾万丈の九十二年の生涯
去る二〇一〇年には、このような世界平和運動の成果を集大成する「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」をアメリカのニューヨークとラスベガス、そして韓国で立て続けに開催しました。今年、私の年齢は九十二歳の高齢ですが、人類平和のための努力を止めることなく、先頭に立って走っています。
また去年の三月には、アレクサンダー•ヘイグ将軍の逝去を契機に、生前に永生の道を準備する昇華式の意義を世界の人々すべてに教えてきました。
ここに参席された皆様は、私の自叙伝『平和を愛する世界人として』を研究しながら、様々な考えをおもちになったことと思います。この自叙伝は、二〇〇九年の初めに韓国で出版されて以来、これまでベストセラーとして全国民から愛されており、今は英語、フランス語、スペイン語、中国語、日本語など、世界の四十三ヵ国の言語に翻訳され、世界で広く普及されています。
私は生まれながらにして神様の印を受け、個人としての人生は夢にも見ることができないまま、このように波瀾万丈の九十二年の歳月を走ってきました。上では神様を解放し、下では人類を罪悪のサタン主管下から救援して、天上と天下に唯一なる神様を中心とする平和解放の世界を創建しようと「寤寐不忘(オメブルマン)」(寝ても覚めても忘れられない意)、「死生決断」の姿勢で五大洋六大州を隣の家のように行き来しながら、はや九十有余年の生涯を生きてきました。
もう隠退して安らかな余生を楽しむべき年齢ですが、天のみ旨を実現するために、昼夜を分かたず一本道を歩んできた私は、今もなお、すべきことがたくさんあるのです。様々な犯罪と飢餓、そして疾病に苦しむ人類をこのまま放置して天の国に旅立つことはできません。
私が世界の人類に遺言書として伝授している八大教材教本と私の自叙伝を中心とする汎世界的な教育を大々的に展開し、真の家庭の理想を定着させるのです。人類の真の父母である私たち夫婦の責任が正にここにあります。