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Thursday Nov 25, 2021
平和経 第35話
Thursday Nov 25, 2021
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第三に、公金を盗んではいけません。公金を勝手に使ってはいけません。以上の三つです。このすべてが、堕落したアダムの家庭から始まったものです。これらが原因になって監獄に行く人が七〇パーセント以上になります。監獄に入ってみるとそうです。人権を蹂躙し、血統を汚し、男女問題に引っ掛かっています。それからお金の問題、権力の問題です。お金と知識と権力が怨讐だったのです。これから、祝福を受けた血統は神様の血統であり、神様の真の愛と真の生命を受け継いだものである以上、これまでの堕落世界に染まった習慣的な行動によって汚してはいけません。
それを守ることができますか。夫婦であっても、あるいは配偶者がいなければ一人でもよいので、きょうという日を完全な血統を汚さないと決心して誓日にしなければなりません。天国の憲法第一条が何かといえば、血統を汚してはならない、きれいに保って、純潔な血統を永遠に守りなさいということです。第二は、人権を蹂躙してはならない。第三は、公金を略取してはならないということです。皆様が天国の王権を維持して、王権の前に民となり、父母となり、妻子となり、兄弟となるためにはこれが絶対必要です。ですから、兄を無視することはできません。弟が障害者だからといって無視することはできません。知識があるからといって、大学を出た人が、高校しか出ていない人を差別しています。そのようにすれば人権蹂躙になります。
公的な環境を破壊することも、国家財産略取と同様に恐ろしいことです。そのように暮らす人は天運が共にないので、いくら成功しようとしてもできません。負債を負う人は天下がみな嫌います。一族の中で問題を起こせば、一族から追い出されてしまうのです。
それでは、神様の公式、法度に従って生きるには、どのような環境、どのような人たちと共に暮らせば、正しい暮らしをしていることになるのでしょうか。簡単です。それも三つです。親子関係、夫婦関係、兄弟関係です。兄弟関係は父母の前には子女になります。子女関係は兄弟関係ということです。自分の家庭を中心として、父母がいて、その次に夫婦がいれば息子、娘がいます。
したがって、私には兄弟関係と同様に、父母の前に姻戚の八親等、四親等以上がすべて連結されます。それで親子関係、夫婦関係、子女関係です。これが連結されれば、兄弟は自動的に生じるのです。そのような人たちの手本になれなければ、誤った生き方をしているということになるのです。しかし、父母の前に、夫婦の前に、子女の前に手本となることができるように暮らすならば、正しい生き方をしているのです。
そのように正しい生き方をすれば、どのようになるのでしょうか。家庭のモデルは、国と天国のモデルと通じます。そのように生きた祖父母から、父母、子女の三代が四位基台の理想を備えた家庭に賞をあげるのです。ですから、兄弟関係でも子女関係でも、共同の責任のもとで和解し、影響を与えながら主体的な位置に立って生きた人になれば、誰もその人を抜きにして天国に行くことができません。
これから、この法を守って暮らせば、間違いなく天国の皇族圏になり、どこでも自由、統一、解放の家庭になります。ですから、これをきょう、新しく三千年を始める今年の標語として定めるのです。一方で、純潔血統、人権平準化、そして国家財産保護の先頭に立ち、その次に親子間、夫婦間、子女間で手本になろうというのです。町中がすべて、「あの人に従っていかなければならない」と言い、「あの人のような人になりたい、一緒に暮らしたい」と言うようになれば、その人は間違いなく天国の民となり、天国に記憶される人になります。文総裁自身もそのように生きています。
きょう、「神様王権即位式」で宣布した、最も重要な三大鉄則をお話ししました。それは、人間が公人として必ず守らなければならない、家庭に入っても、国に入っても、絶対に引っ掛からない指針です。
神様の全知全能の権能と真の愛がこの地に直接的に現れる成約時代には、天上世界についてはっきりと知らなければなりません。どうか霊界を熱心に研究して、神様を中心とした祝福を受け、真の血統の家庭を形成し、ために生きる生活を通じて永生を準備することを願います。今や人々は神様が願われた理想の地上、天上天国が到来する時であることを知って、限りある人間の能力とは比較にもならない天運のみ手を感知しようと努力しなければなりません。生きて働かれる神様のみ前で、実に温柔、謙遜な姿勢で最も貴い天の真の血統を輝かせる孝子、忠臣、聖人、聖子の道を行く人が恵まれた天国人です。
内外の貴賓の皆様。新千年紀が始まる二十一世紀は、過ぎ去った世紀の分裂と葛藤という遺物が清算され、和解と統一の地球村大家族の理想が実現される時です。私は、韓民族を選んで平和文化世界を成し遂げようとする神様のみ旨を早くから知ったために、五十数年の間、「頭翼思想」と「神主義」を中心とした理念運動を土台として、国内外に全力を尽くして統一の基盤を造成してきました。これまで私が主張してきた「神主義」は、有神論と無神論の相反した価値観の統一はもちろん、世俗的人本主義を解放できる唯一の思想として、世界各国の指導者たちと思想界で検証されました。韓民族を導き、世界に跳躍し雄飛させる使命をもった国会議員ならびに内外の貴賓の皆様。共に真の愛の「神主義」で私たちの価値観を確立し、国民思想武装に総決起しましょう。私たち自身と韓民族、そして世界平和のために、南北統一運動を信仰化しましょう。そして、心から共に暮らしたいと願う真の愛、怨讐までも愛する心で、統一運動の先頭に立つ義人と指導者になりましょう。
神様の王権時代を迎えて、私たちはみな、神様を中心として南北統一を成し遂げ、超国家的に神様の心情文化世界を共に創建する人になり、神様の故郷と神様の祖国光復を成就しましょう。神様の祝福が皆様の国と家庭にいつも共にあることを祈ります。
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