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Wednesday Dec 07, 2022
平和経 第429話
Wednesday Dec 07, 2022
Wednesday Dec 07, 2022
17.平和の主人、血統の主人
日付:二〇〇九年七月七日
場所:アメリカ、ニューヨーク、イースト•ガーデン
行事:アメリカ独立二百三十三周年記念集会
皆様が知らなければならないことは、これから、先天時代から後天時代へ、カイン・アベルの時代へと移行するので、新しい歴史を編成する重要な時代に入るという点です。
一秒で世の中が変わる
時代は変わりますが、皆様の暮らす生活環境は変わりません。私たちは、昼と夜の正確な分かれ目に気づかないように、春と夏が一秒で変わることに気づきません。零時前と零時後の一秒を中心としても気づかないのです。きのうときょうは、同じ日のように続いていますが、新しい日へと変わり、時代や世界も新しい時代、新しい世界へと転換するのです。歴史も同じです。先天時代と後天時代が一秒を中心として分かれますが、それをとらえることができないのです。
皆様は習慣性を中心として、きょうもきのうの時間が延長したものと思っています。だとすれば、昔、かつてあった歴史的事実、千年、万年の歴史的価値はどうなるのでしょうか。その千年、万年持続した生が、一秒で変わることに誰も気づかないのです。
この全体の個人的な転換時代、家庭的な転換時代、それから父母を中心とした子女の時代、先祖が出発する時代、それから王と祖父の時代、祖父と父母の時代、父母と夫婦の時代、夫婦を中心として子女の時代へと転換することが、すべて分からないというのです。
目が瞬きする間に先天時代と後天時代が交差するのです。にもかかわらず、それを知らずに暮らしています。皆様は目が瞬きすることに気づいていますか。息をしていることを考えますか。東と西も分かれ、北と南も赤道を中心として分かれています。しかし、南と北、東と西がどこで分かれているのかはっきり分かりません。それを知らなければなりません。同じ一秒と一秒であっても、先天時代と後天時代、上天時代と下天時代、前天時代と後天時代というふうに、天宙次元で違ってくるのです。
皆様。「圓球」という言葉があります。私たちは、「圓球ピースカップ・カインアベル天宙平和連合大会」を開催しましたが、皆様は、宇宙が変わったことに気づきませんでした。天地が一つになることにも、分かれることにも気づかず、天地が分離して堕落することにも気づきませんでした。ー秒の間に世の中が変わっていることを、私たちは知らずに暮らしているのです。絶対信仰の個人的な存在、絶対愛の個人的な存在、絶対服従の個人的な存在も、すべて一秒で分かれることを知りません。
また、陰暦を使うか、陽暦を使うかによって、世界が二つに分かれました。西洋と東洋に分かれたのです。先祖は同一ですが、どのようにして西洋と東洋に分かれ、国と国に分かれ、兄弟もすべて分かれたのでしょうか。これが問題です。
平和の主人
「わたしはアルバであり、オメガである」(ヨハネの黙示録一•八)といいますが、そのアルファとオメガの中心は真の愛です。神様は、創造の根本動機であるその核の位置で相対を創造し、一つになろうとされましたが、それがどうなったのでしょうか。堕落しました。血統が一つになって家庭の基盤をつくり上げようとしたのですが、それが果たされず、なくなってしまいました。
アメリカの家庭が神様の家庭と言えるでしょうか。生命の起源である父母の二性性相が分立した一つ一つのものは、何によって一つにならなければならないのでしょうか。愛ゆえに生まれ、愛を通して出発したので、その目的も愛のためでなければなりません。男性独りでは愛することができません。ですから、女性が必要なのです。
レバレンド•ムーンの思想は平和思想です。レバレンド•ムーンは平和の主人、血統の主人です。アルファの愛とオメガの愛があるとすれば、過程的な愛とは何でしょうか。この二つが遠ざかれば遠ざかるほど、球形の中を満たすものがありません。隙間さえあれば、空気が通り、水が通り、太陽の光が通ります。
生命の根本要因は、空気と水と太陽の光であり、そのうちの一つでも欠けてはいけません。水がなくても、すべての生命がなくなってしまいます。空気がなくても、太陽がなくても、なくなってしまうのです。皆様はなくならない自信がありますか。
ですから、「神様のもとの一つの家族(One Family Under God)」という言葉はどれほど驚くべき言葉でしょうか!神様の生命の綱、神様の空気の綱、太陽の光がそこに通じているというのです。そのような解釈をしてこそ、感動をもって愛の理想相対を求めることができます。そうでなければ、統一天下が成就されません。
皆様。生命を捧げる覚悟ができていますか。ここに、ウェストポイント陸軍士官学校に通う生徒たちもいますが、国のために死ぬ覚悟をしなければならないことを学んだでしょう。
自分の愛と家庭と一族を破綻させても国を生かさなければならない、それを教えるのがウェストポイントの伝統思想なのですが、そのようなウェストポイントの伝統思想は、今どこにあるのでしょうか。アメリカの伝統思想をどこで見ることができるでしょうか。個人主義であふれているのです。
個人主義の世界は存在することができません。個人主義、家庭主義、民族主義、国家主義、世界主義でも存在することができないので、それ以上を主張するのが天宙主義です。「天宙」の中にはすべての国が入っています。それを指向するのがピースカップ主義です。
すべてのことを教えてくれる教材
神様はモーセに、イスラエル民族を率いてカナンの地に入るように特命を与えるとき、「今から故郷に帰りなさい。カナンの地に帰りなさい!」と言ったのです。そのとき、一人でも契約の箱が通る道に妨げとなれば、その国は根本的になくなるようになっていました。一人が誤れば、全体が誤ることになるのです。
その当時、国の興亡をかけた方策をヨシュアに与え、カナンの三十一ヵ国の民たちは、契約の箱が過ぎいく時に、契約の箱に対して礼を尽くして何度も頭を下げて謝罪し、千回、万回、敬拝をしなければならないのです。そのような姿にならなければ通じません。自分に欲と野望があって屈服しない群れは、根本から取り除かれてしまうのです。ですから、一人が屈服しなくなれば、その一門、その国をなくしてしまうのです。
第二次世界大戦は、英、米、仏と日、独、伊の対決でした。イギリスは母であり、アメリカはイギリスの息子です。フランス(「仏」は韓国語でブル)は何でしょうか。いつでも火事(「火」ほ韓国語でプル)を起こす火鉢に火種が残っているのがフランスです。火種が生きているのがフランスです。英、米、仏に対して、日本、アジアが中心になろうとしました。
蘇生、長成、完成の三時代、旧約時代、新約時代、成約時代を経て、第四次アダム圏の時代に定着できる準備をしたのですが、皆様は、そのみ旨が分かりますか。分からないので、今回このすべてを教える教材を作りました。父母たちは、この教材を子女たちに買ってあげるのです。息子が十二人ならば、父母の本を中心として十三数です。十三冊で教育するのです。「絶対信仰、絶対愛、絶対服従」をこの本で教えることで、息子と娘が神様と分かれることなく、完全に一つになるのです。