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Sunday Dec 19, 2021
平和経 第69話
Sunday Dec 19, 2021
Sunday Dec 19, 2021
互いに相対のために生まれ、相対のために存在し、相対のために生きていき、相対のために死ぬことができるように生まれたのです。男性が男性だけのために生き、女性は女性だけのために生きる世界を想像してみてください。男性が女性をぞんざいに扱って無視する世界を、どうして自由の世界であり平和の世界であると呼ぶことができますか。女性が男性を排斥して子も生まないという世界を、どうして幸福な世界と呼ぶことができますか。
夫と妻は、どのような状況でも互いのために生き、愛してあげる真の愛の人生を共に分かち合いながら生きなければならないのです。これが、神様が男性と女性を創造した理想であり目的です。自分だけを絶対的に主張する独裁者からは、自由と平和を探し出すことができません。一人の独裁者が立てられるために、どれほど多くの人々が犠牲になりますか。相対を犠牲にして自分を立てようとする、すなわち、ために生きる真の愛の人生とは正反対の道が独裁者の道です。それで独裁者は、すべての人が嫌うのです。歴史的に独裁者はすべて、不幸で始まり、不幸に終わるのです。これが宇宙の根本真理だというのです。
尊敬する内外の貴賓の皆様。私たちは「他のために存在しなさい!」という天理に従わなければなりません。私たち個人を中心として、前後左右をよく見てください。家庭生活でも、いくら年が若く、格位が低い人でも、その人がすべての家族のために家庭の誰よりもために生き、献身する生き方を見せてあげれば、その人は自動的にその家庭の中心になるのです。
困難で大変なことが発生すれば、家族全員がその人に話し、相談しながら支援を要請するはずです。よりために生きる人が中心存在になるのであり、責任者になるというのが天理です。社会や国家の経営についても同じです。誰でも、自分以上にその団体や国のために献身し、奉仕する人がいるとすれば、その人に主のように侍り、神様のように侍ることができる、謙遜な生を実践しなさいというのです。
皆様が霊界へ行くようになれば、神様は天地の中心存在としていらっしゃるので、その方には千年、万年支配されてももっと支配されたいと思い、支配されること自体が最上の幸福になるのです。
私の話が信じられなければ、すぐにでも死んでみてください。今日、人類はこのことを知りません。自分のために本当に面倒を見てくれて、主管してくれる人をもつとき、真の幸福と平和を享受できることを知らずに生きているのです。
私たちの父であり全知全能であられる神様が、「私のために存在する」と感じてみてください。最高の愛である神様の真の愛が「私のためにある」と信じてみてください。そこで初めて皆様は安息を見いだすようになるでしょう。互いにために生きるべきである、というこの公式的な原則を拡大し、国家と民族を超越して世界基準まで到達すれば、その世界が正に人類の願うユートピア的愛の世界であり、理想の世界であり、平和の世界であり、幸福の世界に間違いありません。地上天国は、正しくこのような世界です。
紳士淑女の皆様。ために生きる人は天が保護し、中心存在になると言いました。この場に立っている私の人生が、その良い証拠になっています。世界万民から真の父母と呼ばれている私たち夫婦ですが、この立場にまで来る道は決して順調な道のりではありませんでした。
私は、生涯を天と人類のために捧げてきました。父母が反対し、一族が反対し、教会が反対し、国家が反対し、世界が反対する場でも、私は絶対に絶望したり、天の教えである「ために生きる人生」の実践を中断したりしませんでした。真の父母の道は、このように極と極を貫く孤独な道でした。その結果、今は私の生きてきた姿である「真の愛の運動」が全世界的に燎原の火のように広がりつつあります。ために生きる人生の実践を通して数百万の家庭が生まれ変わり、平和と幸福の真の家庭になっています。
そして、私たちの夫婦を真の父母として侍って生きようとする家庭が、全世界の至る所から集まってきています。今は、個人から天宙圏まで八段階の理想圏を完成し、神様の解放圏まで完成したので、正に人類の願いであるユートピア、すなわち地上天国が皆様の目の前に開かれています。
きょう、この貴い席に共にされた皆様も、天がこの時代、人類に下さった天理である「ために生きる人生」の真の愛を実践して、天が祝福した中心者、責任者となられ、永遠の平和と永遠の自由、そして永遠の幸福を成就されることを願います。ありがとうございました。
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