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Thursday Feb 22, 2024
御旨と海 第22話
Thursday Feb 22, 2024
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新しい基盤の確立
この時点では、市場は安定化していると思います。しかし我々次第ではあるけれども、今後値段が上昇することになるでしょう。問題は、皆さんがどれだけ迅速に自分達の船を造り、魚釣りの訓練をすることができるかです。我々はまず手始めに三百隻の訓練船を造り、それをアメリカの三つの海岸線に配置する計画です、こそにずっと留まり、一年中毎日出かけて行くならば、皆さんもそう漁場のことを、短期間のうちに、自分のものにすることができるでしょう。
皆さんはやる気のある若いボランティァを見つけることができます。彼らは喜んで漁について学ぶでしょうから、彼らを連れて行って教えてやれば良いのです。そして漁をしながら統一原理について説明してやることもできます。彼らは嫌がったりはしないでしょう。そういう良い性格を持ち、心を開いた若者達を皆さんは見つけ出すことだすことができます。彼らは、皆さんと一緒に釣った魚を全部、自分のものにすることができます。このようにして皆さんは誰とでも友達になることができます。
もし五人伝道し復帰できれば、皆さんは二隻目の船をもらうことになります。五人連れて来る度ごとに、一隻船をもらうのです。十隻もらえば、つまり五十人連れて来たら、皆さんはそれを卒業してスターン・トロール(底引き網)船に乗ることが許されます。我々は既にそういう船を造りました。皆さんもそれを今日見ることになるでしょう。こういう八十フイートから九十フィートある船を造るには、百万ドルの半分から三分の一ほどの費用がかかります。それは普通のスターン・トロール船です。それを使ったら、ほとんど何でも捕ることができます。その訓練コースに出て、いつの日かそういう船の責任を持つことができるようになって欲しいと、先生は皆さんに願っているのです。
我々はマグロ漁のために開発した「グッド・ゴー」船を三百隻造る計画でいます。これもやはり、多目的用スピード船なのです。それと同時に、我々はすでに三十隻のスターン・トロール船を造り始めています。そして次のような組織造りをします。つまり十地区がそれぞれ十隻の船を受け取り、各々の地区でこれらの船の維持に責任を持つ人を訓練します。それから船を学校の代わりに使って、海について若者達に教えます。さらに船を引っ張ったり維持したりするために、各々の船に一台のトレーラーを付け、各地区に一台のバンを備えます。それが皆さんに与えられる基本的な設備となります。最終的には各々の地区が、一隻のスターン・トロール船を受け取るべきです。
来年の夏、マグロ釣りの季節がやって来たら、我々はグロースターにこれらの船を全部集め、漁開始に備えます。来年は我々は海上に泊まります。そして母船、すなわち供給舟を準備して、そこから食料とか夕食をもらうことができます。嵐が来る時だけ丘に戻ります。嵐が静まったならば、すぐにまた話の上に出ます。我々はそういった訓練プログラムを開発します。それからアメリカの人々は、我々のメッセージを受け取り始めることになるでしょう。どれほど我々が真剣であるか、彼らは知るようになるでしょう。
一つの問題点は、一年以内にどうやってそれらの船を造るかです。我々は三十の教会センターを持ち、各センターが十隻の船を持つべきです。つまりアメリカ全部で三百隻の船です。そして各オーシャン・チャーチのセンターは、教会として機能すべきであり、各々の船も教会となります。だから我々は「船の面会(ボート・チャーチ)」を持つことになります。陸上のセンターは、これらの船のためのセンターです。それはちょうど、州のセンターのようなもので、その指揮の下に、船という小さなセンターを持つことになります。ここグロースターの湾に三百隻全部を集めて出発するということが皆さんには想像できますか。我々が持つ礼拝のことを想像してみてください。同じように皆さんの地区においても、十隻が一斉に出発して海上で集まって朝拝を行います。その後に漁に出かけます。それから、夕方帰ってきたら陸の上で礼拝をします。そのスケジュールを毎日、実行します。三十のセンターが開かれたらすぐに、漁港再興のために六十万ドル相当以上の船舶が投資されようとしているというニュースを、我々は流す計画です。
こういう活動に関心を持つ人なら誰でも、いろいろな我々の企画から大きな利益を得ることができます。我々は彼らから何も求めないで、魚の捕り方を教えることができます。また原理も教えることができます。五十人か六十人の人に興味を持たせることができれば、スターン・トロール船を皆さんは扱うことができるようになります。ニュー・ホープ号は皆さんの訓練用ですが、スターン・トロール船はもっと難しいのです。
このようにして、皆さんは自分の生活基盤を確立することができます。そして皆さんが訓練した若者達の生計を立ててやります。その他の人達は欠員名簿に名前を載せておいて、訓練船ができあがったその時点で、各々の船に責任を持ってもらいます。各センター五十人は何ら問題ないでしょう。皆さんが必要としている船を、我々は年内に送ることができます。頭が良くていろいろな能力に秀でている人達は、訓練船を受け取ることができます。したがって皆さんも彼らを評価したり、推薦したりしなければなりません。
小さな船で訓練を受けた後、スターン・トロール船で漁に行くことができるようになります。それから魚を直接消費者に売ることができます。そのためにも我々は販売網を確立する必要があります。海に出たくない姉妹達は、戸別訪問して魚を売ることができます。朝出発して夕方帰って来るのです。
各地区ごとに三隻のトレーラーを備え、それを使って皆さんは自分の経済基盤を確立することができます。魚を捕ってそれを売ります。皆さんは自分の地区で何をやっても良いのです。霊的基盤ができたならば、自分達の地区、地方都市、そして自分達のメンバーのために具体的な計画を立てることができます。
間違いなく水産業は衰退しつつあります。市長やビジネスマン達が、自分達の町でこういう活動を見たならば、間違いなく皆さんを援助したい気持ちになるでしょう。皆さんは自分のやっていることを彼らに知らせなければならないのです。我々の小さな船はあらゆる目的に使用できます。例えば支援委員会という形で我々の船を提供し、沿岸警備隊の仕事を援助することもできます。このようにいろいろな社会奉仕活動のために船を提供することができます。こういうことを継続していけば、我々は本当の漁師つまり「天の海兵隊」のようなものを創り出すことになるでしょう。
我々は既に小さな船舶を持っているし、三十のセンターを間もなく設立します。それから販売網を確立します。ビジネスは教会の企画を援助することができるし、ビジネスを通して、皆さんは自らを支えることができます。我々は持っているものを全部活用するようになるのです。皆さんは自分の仕事をやりさえすれば良いのです。そして人々を連れて来て訓練し、皆さんの住んでいる社会を活気あるものにします。これが第一段階です。