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Monday Mar 11, 2024
御旨と海 第41話
Monday Mar 11, 2024
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世界の重要な問題を解決すること
今の世界は狂っています。誰もが自分のために働いています。あるいはせいぜい自分の国のために働いているにすぎません。全世界のことを考えて、そのために働いている人が誰かいるでしょうか。一人もいません。東洋世界はどちらかというと霊的世界、例えば哲学、冥想そして霊的な実践によって占められています。それが基本的には東洋の歴史なのです。西洋世界はどちらかというと肉体世界、例えば科学や技術で占められています。一方はより内的で、もう一方は外的だということです。それは我々にとってどういう意味を持つのでしょうか。カインとアベル。互いに関連し合っています。それなしには真の親は立つことができません。裁判の時に彼らは先生に「あなたは霊界で誰に会ったのか」と尋ねたのです。先生は真実を伝えました。我々の目的はメシヤを宣言することです。そうですね。その質問を彼らがした時に「イエス、モーセ、そしてあらゆる聖人たち」と先生は答えました。彼らの答えは「驚いた」でした。彼らはそれを信じなかったし、新聞もやはり信じませんでした。モーセはユダヤ教の創始者だから彼に会ったし、イエスはキリスト教全体に責任を持っているから会ったし、釈尊は仏教の始まりだから会ったと先生は説明をしました。そうするとあるイスラム教の人たちが来て、マホメットに会ったかどうかを問いたので、先生は「会った」と答えました。すると「彼はイスラム教徒だったか」と彼らが聞いたので、先生は「もちろん、彼は間違いなくイスラム教徒だった」と答えました。
ユダヤ人たちも先生がモーセと会ったことについて知りたいと思いました。彼らは先生の言うことを信じませんでしたが、万が一と思ってとにかく聞いてみたのです。モーセが何を言ったかについて彼らは知りたがりました。モーセが先生に何を言ったのかについて、彼らは好奇心を抱いていました。他の人たちは先生がイエスと会ったということに腹を立てていたけれども、それ自体何も悪いことではありません。何ら間違ったことではありません。イエスは霊界の非常に高い所にいるので、ほとんどの人が彼に会うことができません。しかしイエスに会うこと自体何ら悪いことではありません。
こういうことを大っぴらに語ることができるのだから、我々は自由世界を守らなければなりません。少なくともこういう話し合いをし、本当かどうか調査することができます。共産世界ではこういうことは全く不可能なことです。我々はこれら二つの世界を一つにしなければなりません。東洋と西洋を一つにするだけでなく、霊界と地上界を一つにします。そうすれば我々はメシヤを宣言することができます。また、人々もあまり障害なくそれを理解することができるようになるでしょう。
第二次世界大戦以前に、霊界から直接メ了でージを受けている団体が韓国にはたくさんありました。彼らは先生の考えに似た考えを持っていました。彼らはメッセージの一部を理解することができました。このようにある程度の準備ができていたけれども、先生を完全には理解できなかったので、その基台を失ってしまいました。弟二次世界大戦の後、韓国動乱があり、その時に先生はその基台を再びつくらなければなりませんでした。その戦争の後、探し求めている多くの人々がそのメッセージを聞くことができました。
今、我々はアメリカを中心にしてはいますが、アメリカの人たちは同じ霊的背景を持っていません。彼らは自由神学、自由思想を持ち、霊界には関心を持っていません。しかし真実はあくまでも真実なのです。霊界は存在するし、極悪人から最高位の聖人に至るまで全員がそこに位むことになります。誰もが自ら分かるようになります。アメリカ人は自分が何であるのか分かりません。人生の目的について混乱した考えを持っています。アメリカの家庭の五〇パーセントが離婚するとすれば、どうして真の父母の概念が彼らに分かるでしょうか。皆さんはそれを何とかするつもりですか。その解決方法を皆さんは知っていますか。とても重大な問題です。
アメリカの若者たちを誰が教えるのですか。彼らの置かれている状態を誰が正してやれるのでしょうか。あらゆる問題があります。皆さんは自分たちが全部解決できると思っているのですか。「お父様、我々が全部やります」と皆さんは言えるのですか。皆さん、アメリカの男性たち女性たち、そう言えますか。先生は皆さんが好きですが、皆さんの国家はどうなろうとしていますか。議員たちが責任を持ってくれますか。若者たちが純潔を保ち、神様を知るにはどうしたら良いかについて、上院議員たちは責任を持ってくれますか。問題が何か分かったとしても、彼らには問題を解く方法が分かっていますか。分からないのです。しかしレバレンド・ムーンはこれらの問題が分かっているし、それを解決するために、アメリカの若者を清めるために日夜働いています。皆さんは先生と共にいてどういう経験をしているのですか。良くなっているのですか、悪くなっているのですか。
皆さんは悪くなっているように見えます。先生はどういう天候の下でも、皆さんを四六時中働かせています。それでも皆さんは喜んでいます。そうですね。どうしてですか。それは人生の目的を成就しつつあるからです。理想世界は皆さんから出発します。これは本当のことです。この世界では皆さんは迫害ばかり受けています。しかしどれほど迫害が激しくても、皆さんは前進しなければなりません。先生はここに十年以上前にやって来たけれども、この期間、権勢を持った人がたくさん先生を迫害するためにやって来ました。あらゆる新聞、ニュース、報道関係者、政府関係者の人たちが先生に反対しました。彼らがアメリカで先生の仕事を妨害し始めました。
しかし今から人々は我々の仕事を理解するようになり、全世界くまなく我々を歓迎するようになるでしょう。既に甫アフリカの多くの人たちが先生に会いたがっています。弟三世界の諸国のほうが先生を早く理解するようになるでしょう。しかし、先生の最大の関心は自由世界にあります。自由世界は共産世界に対する使命を持っています。皆さんが世界のいろいろな国の面倒を見てやるならば、皆さんが助けを必要とした時に彼らのほうからやって来て、皆さんを助けてくれることになります。皆さんの使命は少なくとも南アメリカの面倒を見ることなのです。アメリカはそれを理解しなければなりません。
日本の使命はアメリカの面倒を見ることです。そして西洋人たちは東洋のやり方に従わなければなりません。そうしなければなりません。西洋文明は肉体世界の技術能力の上に建設された帝国であるけれども、東洋は伝統的にもっと霊的なものに関心を持っています。皆さんはそれを相続しなければなりません。姉妹の皆さんはどうなのですか。どうして東洋の男性と結婚したいのですか。兄弟の皆さんはどうして東洋人の妻を持ちたいのですか。それは今、二つの世界が一つになりたがっているからです。皆さんを通して一つになることができます。それは本当のことです。将来の世界は互いを必要としています。それから我々はカインとアベルから始まって、最初の家庭をつくることができます。世界は新しい家庭を出発させることができます。皆さんはどうなのですか。ここに来たばかりの時、皆さんの我は腹を立てましたか。皆さんの中には「そうです」とうなずいている者がたくさんいるけれども、それはどうしてなのですか。先生の家族でさえ、先生がやろうとしていることを理解できませんでした。皆さんは我が「行かないでくれ。行かないでくれ」と言ったけれども、それでも皆さんは来てしまいました。
「統一教会は悪い所だ」と誰しもが言います。皆さんはどうしてそれを信じて、行ってしまわないのですか。皆さんは自分の問題を解決するためにここへやって来ました。ところが反対に鼓舞されて、まず世界の問題を解決しようという気持ちになりました。まず世界を助け、それから自分を助けるのです。今、皆さんは正しい展望を持っています。そうでしょう。
皆さんは霊界を体験する必要があります。三つの国が三つの位置を代表しています。アダムとエバ、そして天使長です。世界を教うためには、我々はこの三つの国を一つにしなければなりません。実際にはカインとアベルの復帰を通して天使長の問題を解決するのだから四つの国が必要です。だから我々にはアダム国、エバ国、カイン国、そしてアベル国が必要です。これら四つの国が一つになれば、世界は一つになることができます。それがなされれば、霊界と地上界が一つになれるのです。