Episodes
Friday Apr 05, 2024
御旨と海 第62話
Friday Apr 05, 2024
Friday Apr 05, 2024
一九八〇年に始めた人は手を挙げなさい。皆さんはこれだけのことをしましたか。皆さんのだれかが少なくとも一人の市長、あるいは沿岸警備隊の一人の係官と関係を結んだ人はいますか。だれもいませんか。それでは皆さんは、これまでの時間をすべて無駄にしてしまったわけです。これは皆さんすべてにとって恥ずべきことです。だからわれわれはもう一度新たに出発し、基盤を再創造するのです。皆さんはまず統一原理を学ばなければなりません。皆さんが統一原理を教えることができなければ、霊的な基盤を達成する方法がありません。皆さんが皆さんの理想や理念を教えることができなければ、成功を勝ち得る方法がありません。
皆さんは皆さんの町にとって魅力的な人とならなければなりません。そして何か与えることができなければなりません。ムーニーたちが町に来れば、町の人はいつも皆さんを見つめ、何をするのかと恐れているでしょう。皆さんが出かけていって、その地方を発展させていくならば、町の人々はそのような恩恵が来ることが分かるようになるでしょう。そうすれば、彼らは皆さんに反対しなくなるでしょう。皆さんは自分の戦いを組織しなければなりません。なぜならば皆さんは、あらゆる点で彼らの前で証詞をしなければならないからです。人々は皆さんを自動的に信じることはないでしょう。皆さんは規律正しく組織化されなければなりません。皆さんはチームワークを重んじる人でなければなりません。それには疑いがあってはなりません。もし皆さんがほかの人を訓練しようとするなら、自分自身を訓練しなければなりません。これがオーシャン・チャーチの路程です。
時として、海に行く人たちはだらしのないことがあります。われわれはあらゆる詳細な点まで絶対的に念を入れなければなりません。皆さんは自分の心に規律を与えることなくして、海を首尾よく勝ち得ることはできません。皆さんは海における仕事に対して、科学的で組織化された取り組みをしなければなりません。
皆さんは、皆さんの船を絶えず手入れしなければなりません。皆さんの船はいつも最高の状態に管理し、一点の傷もないものでなければなりません。さもなければ、皆さんは危険な立場に陥ることになるでしょう。皆さんの公的な使命は非常に困難なものです。しかし、もし皆さんがそれを達成しようとするなら、アメリカにおけるほかの指導者と比較することはできません。だから先生は、海洋をアメリカにおけるわれわれの仕事の基盤として選んだのです。またそれゆえ、先生はこの基盤を築くために神学校卒業生を選んだのです。
しかし皆さんは、厳密に先生の指示に従わなければなりません。皆さんの心霊状態がすべてを決定するでしょう。皆さんは常に祈らなければなりません。特に、海に出る時は祈らなければなりません。そうすれば、皆さんは危険から守られ、導かれるでしょう。心を用い、信仰を発展させるようにしなさい。オーシャン・チャーチのメンバーは、時として非常にずさんなことがあります。彼らは例えば「なぜわれわれにはイエスが必要なのか」というようなことを言います。それは奇妙な考え方です。もしイエス様が必要でないとすれば、われわれにはモーゼ、アブラハム、アダムも必要でなくなります。もし第一のアダムが必要でないとすれば、第二のアダムも必要でなくなります。そのようにして最後には「われわれにはお父様も必要ない」と考えるようになります。これが皆さんの結論となります。われわれがしていることは、イエス様もしたいと願ったことなのです。われわれは霊界におけるイエス様を解放するために働いているのです。イエス様は霊界において、人類を解放するために働いておられます。そしてそれがわれわれの仕事でもあるのです。もしわれわれがイエス様と霊界を解放することができなければ、地上に天国をもたらすことはできません。
皆さんは正しい心の状態を保たなければなりません。もし皆さんの心が霊的に一つにならなければ、被造物のひとつであり、また感受性を持っているような魚は、皆さんのそばには来ないでしょう。皆さんが霊的な基盤をもって町の指導者たちと交わることができなければ、決してオーシャン・チャーチの勝利を得ることはできないでしょう。皆さんはあるゆる段階の人たちの所へ行って、その人たちを皆さんの下に勝ち得るようにしなければなりません。皆さんの町において、皆さんはあらゆる種類の、例えば非常に荒っぽい人たちにも出会うかもしれません。それらの人たちの中には、自分自身の親さえも投げ出してしまうような人たちさえもいるでしょうが、皆さんはそれらの人たちをも勝ち得なければなりません。皆さんはそれらの人たちに対して、皆さんが本当に彼らのことを思っているんだということを確信させなければなりません。それらの人たちがそういったことを認識するようになれば、町の中で皆さんとともに仕事をしたいと願う人たちを見つけることができるでしょう。もし皆さんの心が霊的に正されていれば、皆さんが正しい態度を持っているがゆえに、それらの人たちが皆さんを助けるようになるでしょう。彼らは皆さんの方に引き付けられるでしょう。そして皆さんが礼儀正しく、正直で、献身的な人たちであるという評判を得るにつれて、町の指導者たちも若者を皆さんの所へ来させ、そしてその若者たちが皆さんと仕事をするのを見守るようになるでしょう。そうすれば、彼らが皆さんのことを証すようになります。皆さんはこういう路程を通って行かなければなりません。皆さんはその本当に荒っぽい人たちに対して、皆さんとともに出かけ、またその自分の息子を連れて来るようにと頼むこともできます。そして、その人たちの息子を非常に心を尽くして取り扱えば、その荒っぽい人たちも感動するでしょう。いかなる都市においても、若者の問題について悩んでいる親たちがいるのです。オーシャン・チャーチのメンバーたちはこれらの難しい若者たちを助けてあげるのです。そして彼らの言葉に耳を傾けるカウンセラーとなることができるのです。そして皆さんの船でこれらの若者たちを訓練することができます。そうすれば、その若者の親達、町の市長や指導者たちも皆さんの側に来るようになるでしょう。皆さんに反対したり、否定的な人たちは、皆さんを歓迎するように皆さんが心を変えてあげなければいけない人々です。
皆さんはこれらの否定的な人たちをつかんで、彼らの心を勝ち得るようにしなければなりません。もし皆さんがそうすることができるならば、皆さんは非常に早く成功するでしょう。先生の言っていることが分かりますか。この麻薬に溺れてしまっている若者たちとともに働くようにしなさい。ほかのだれもそのような若者たちを助けることはできませんでした。しかし皆さんは彼らを助けることができます。
先生は、オーシャン・チャーチはIOWC(国際機動隊)や州の教会以上に成功すると信じます。なぜならば、皆さんが船を用いてする仕事は、非常に早く町から認められるようになるからです。いつの日か、皆さんが皆さんの町の市長にさえなるかもしれません。人々は皆さんがその町を奇麗にするために成した貢献に基づいて、皆さんを市長に選ぶでしょう。また皆さんの中には、下院議員や上院議員といった国会議員になる人さえも出てくるかもしれません。
船を十分に手入れしなさい。そして出かけて行って、魚を捕まえなさい。また船を伝道のプログラムのために用いたり、町の若者たちを訓練するために用いなさい。皆さんが必要なものはすべて、船によって与えられます。皆さんはこれまで何年間、時間を無駄にして来たのですか。さあ、今から私たちはそれをするのです。地方の教会にいるほかのメンバーたちに仕事をさせるようなことをしてはいけません。そうでなく、オーシャン・チャーチの指導者である皆さんが、町へ行って、町にいる若者たちから支持を得るようにしなければなりません。それぞれの町を二、三人のメンバーで開拓しなさい。本当はこの目的のために三百隻の船を造るべきでしたが、皆さんはそれを受け入れる準備ができていませんでした。皆さんはそれぞれのセンターで十隻の船も欲しいと思いませんでした。そして先生に対して「お父様、われわれは一隻あれば十分です。これ以上船を送らないでください」と言いました。先生は深く失望しました。
このような幻滅はどこから来たのでしょうか。皆さんはほかのいかなる教会のプロジェクト以上に希望を持つべきでした。ところが、かえって希望を失ってしまいました。それは皆さんが先生の支持に従わなかったからです。マグロ釣りがオーシャン・チャーチではありません。本当の意味において、そうではありません。それは訓練するのには良い方法ですが、マグロ釣りは単なる始まりに過ぎません。皆さんはそれぞれの町において、地方の漁業をする人の尊敬を勝ち得なければなりません。そうしてから、皆さんのオーシャン・チャーチを始めることができるのです。皆さんが若者たちを訓練して一隻の大きなトロール船に責任を持てるようになった時、その時が本当の意味で仕事を始めたということになるのです。将来のオーシャン・チャーチのために、またアメリカのために、いかに成功を勝ち得ることができるか、分かりますか。分かったならば始めなければなりません。今から新しく出発しなければなりません。
皆さんがオーシャン・チャーチで発展していく間は、日本人から学ばなければなりません。また日本のメンバーは皆さんと協力し、助けなければなりません。また皆さんは彼らを助けなければなりません。皆さんは海に出て行かなければなりません。それが皆さんの役割であり、使命です。もしアメリカのメンバーが失敗するならば、先生は日本人や韓国人、あるいは祝福の子女たちに対してこの使命を達成するように求めなければならないかもしれません。先生は絶対に成功しようと決意しています。過去のことを悔い改め、新しい希望に満ちた出発をするようにしなさい。今こそ、その時です。どうですか、やる気はありますか。もしやるならばここで厳粛な約束をしましょう。この公式路程に従って行って、成功することを決意しましょう。
皆さんは先生がどこにいるか知らないかもしれませんが、先生はいつか突然皆さんの所へ来て、一緒に海へ行こうと言うかもしれません。その時に備えて、いつでも用意をしていなければなりません。その時のために皆さんの船をいつでも出せる状態にしておきなさい。そういう時が来るでしょう。先生が皆さんの町に行ったら、十分以内にすぐに海に向かって出なければなりません。それだけの時間内にドックを出発できるように用意していなさい。常にそのために皆さんの船を準備しておきなさい。先生が来た時に、先生が皆さんを呼んで「用意はできているか」と言うでしょう。その時皆さんは「はい、お父様行きましょう」と答えなければいけません。
もしオーシャン・チャーチが、密輸入する船によって麻薬が持ち込まれるのを防ぐならば、沿岸警備隊がわれわれを支持するようになるでしょう。そうすればムーニーたちは麻薬という深刻な問題に直面しているアメリカを助けようとしている人たちであると認められるようになるでしょう。麻薬はこの国の若者をむしばんでいます。麻薬問題を奇麗にすることによって、この国の若者たちが未来を持つようになります。先生は海がアメリカにおいて新しく築かれるべき基盤の手段であると見ています。しかし、オーシャン・チャーチの摂理が本来のペースを守らなかったゆえに、先生は失望しています。皆さんは摂理のスケジュールから遥かに遅れています。
だから、どうか一生懸命勉強して、きょうからもう一度先生の指示を復習してください。ここからわれわれは前進するのです。われわれが何をするべきかについては、もはや何らの疑いもありません。皆さんはそれをしますか。(はい)「はい」ですか。絶対的に「はい」ですか。(はい)では、その皆さんの決意を失ってはいけません。どうもありがとう。