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Monday Jul 03, 2023
真の父母経 第195話
Monday Jul 03, 2023
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14 霊界にいるキリスト教の霊たちが、イエス様を中心として地上に降りてきて協助しようとすれば、どのようにしなければならないでしょうか。地上に存在するキリスト教が統一教会に反対するところでは協助できません。祭物を捧げた団体を通して、地上世界で横的に発展していくところに協助するのです。
今まで、霊界に行っているすべての霊たちと、真の父母の血族が霊界に行って、直接的に関係を結んだことがありませんでした。そして、霊人たちの願いは、真の父母と心情的絆を地上で結ぶことです。それができないので、地上にいた真の父母の息子を送れば、霊界に行ったその息子と関係を結ぶことによって、興進君を通して地上に降りてきて、キリスト教を協助し、消化する運動に協助できるというのです。それによって、イエス様を中心としてキリスト教の霊界が地上に再臨し、霊界全体が再臨できる環境が広がっていくのです。
文興進様の祝福結婚と霊界の総司令官
真の父母様は、一九八四年二月二十日、アメリカ、ニューヨークのべルベディア修練所で、文興進様と朴薰淑様の祝福結婚式を挙行された。聖和五十日目に開かれた文興進様の聖婚式により、天上と地上が一つになる契機が整った。真の父母様は、統一式と「愛勝日」の基盤の上に、文興進様に祝福結婚と養子を約束され、この土台の上で、霊界を解放するための真の愛の全権大使であり総司令官であると祝福してくださった。
15 イエス様は三十代で亡くなりましたが、興進君は十七歳で逝きました。それは、世界史的な原理結果主管圏が直接主管圏に連結される条件になります。父母様の愛を神様の愛の代わりに受けられる位置にいるというのです。ですから、サタンの干渉圏を越えるのです。
もちろん、天使長の保護も、保護ではありますが、原理結果主管圏内にいても、真の父母の保護のもとにあるというのです。そのため、地上で結婚させてあげられるのです。イエス様は、地上の真の父母の基準に通じる道を願います。地上では真の父母の基準の上でその蕩減条件を立て、復活する時にも真の父母の愛の圏内で復活するので、サタンの干渉を受けないというのです。それを地上に連結し、五十日目に祝福してあげたことは、驚くべき事実です。二千年後にイエス様が来て、成し遂げようとしたすべてのことを、一度にすべて成就したというのです。それは、第二アダムが原理圏内で祝福を受けたことを意味し、第一アダムが未完成だった基準を中心として、完成基準を立てたことを意味します。アダムが堕落する時は、長成期完成級ですが、これは、完成級の真の父母と直接連結される時なので、直接主管圏に入っていくというのです。ですから、今や霊界は、自動的に順応する時代に入るようになります。
16 一九八四年二月二十日は、興進君の聖和後、五十日になる日ですが、これはイエス様の当時の五旬節と同じです。百二十人がマルコの家の屋上の間(屋根裏部屋)で聖霊降臨とともに火を受け、世界的役事が起きたのと同じように、きょう興進君と薰淑さんが結婚することによって、百二十ヵ国の王たちがこの地に来て復活し、世界的役事を展開できる運動が起きると見るのです。
これは五旬節を代表したものです。霊界にある百二十の王権が臨むことができ、地上と一つになるのです。そうして、百二十ヵ国の中で、父母様に侍ることのできる一つの国さえできれば、そこから天国が開門されるのです。
17 興進君の新婦である薰淑さんが、一人で暮らしても神様のために忠誠を尽くし、真の父母のために精誠を捧げる孝女、孝婦となる立場に立つとき、祝福を受けた家庭は、三年路程や七年路程に対して不平を言える条件がなくなるのです。皆さんがサタンの讒訴条件を抜け出せる一つの起源と伝統が地上に現れるということです。これが、皆さんにとって最もうれしい知らせです。
皆さんが地上で相対をもっているのに、不平を言うことができるかというのです。サタンが讒訴できない基準を、私が皆さんにプレゼントとして与えるのです。皆さんが霊的に薫淑さんと一つになる時、サタンは皆さんの家庭を侵犯できなくなります。ですから、薰淑さんに代わって生き、興進君に代わって生きるという思想をもてば、サタンを除去できる途方もないことが起きるというのです。それで、祝福家庭に対して、三年路程に出発しなさいと厳命を下しました。
18 興進君の結婚式の日であるきょう、三年路程に出発しなさいという厳命を受けた祝福家庭は、夫と妻が今晩、互いに手を取り合って悔い改め、あすから新しい道を行かなければなりません。
ここで重要なことは、第一に、興進君に新婦がいなければ王国圏が成立しないということであり、第二に、霊界は天使世界と同じ立場にあるので、王権をもったその王と民がアダム世界である地上に来て、サタンの組織を奪い返し、天の国の王国圏を相続しておかなければならないということです。天使世界に相当するその天使たちが、アダムとエバが堕落する前に保護、育成していたのと同じその原理原則に従って、この地上世界を保護、育成しなければならないからです。
ですから、神様と神様に侍る天使たちが、神様に反対する天使たちを追放するのです。私たちが占領し、私たちが操ることのできる、真の父母の愛を中心とした原理結果主管圏だと主張できる時になったので、これが可能なのです。
その次に、第三は、皆さんに福をもたらすことができる灯台ができたということです。そうして、真の愛の橋になるのです。薰淑さんと興進君を中心として、真の愛の橋が架かったのです。ですからもはやサタンは干渉できません。それが原理観です。
19 心情圏を中心としてイエス様と興進君を見るとき、興進君が兄です。霊界に先に行ったイエス様は、長子の立場にいますが、その権限を次子に渡して、心情圏の基盤の上で真の父母の愛を中心とした本然の基準と通じなければなりません。そのようにしなければ、天国に入っていける門に連結されないのです。楽園の門が天国と通じる道が現れないというのです。ですから、五十日目に興進君と蒸淑さんの結婚式を地上でしてあげて、地上に往来できる立場に立てたのです。結婚させて地上と連結させました。
20 興進君を祝福してあげることによって、その相対が地上に残っているので、地上と天の国に愛の橋梁が架かり、イエス様が来て父母様の家庭と統一教会に協助できるようになりました。この道を開いてあげたので、イエス様を中心としたキリスト教は、地上の統一教会と一つにならなければなりません。
ですから、キリスト教を信じて先に逝った霊人たちは、天を協助する天使長のような立場で、地上の再創造過程を経るアダムとエバを協助するのです。天使長がアダムとエバを協助しなければならない道理に従って、統一教会とキリスト教が連合運動をするところに協助するというのです。そのため、地上の連結とともに天上の連結、心情圏の統一が起きることにより、今までキリスト教をよく信じて逝ったすべてのキリスト教の先君、先王が、霊界で各国家と区別されていたのが、すべて連結されるようになったのです。
神様の愛の心情圏を中心として国家を超越し、一つの統一圏を形成するという目的達成のために跳躍することが不可能だったのですが、今や、地上の心情圏と天上の心情圏を連結して統一圏を設定することによって、相対圏を形成できる恵沢の時代に入っていくというのです。それは、興進君と薰淑さんを結婚させたからです。
21 今まで来ては逝った統一教会の協会長や他の人々は、教会基準であって、国家や世界を蕩減する基準にはなれませんでした。しかし、興進君の場合は違います。国家的次元です。ですから、天の国の名分を身代わりできる司令官、霊的世界の主体が現れるというのです。地上と霊界を連結できる主体が現れるというのです。
結婚した人ではできません。結婚しなかったので可能なのです。霊界の人々は、まだ結婚していません。私はこのようなことを知っているので、今回、興進君に、「君に養子を選んであげよう」と約束しました。国家的基準で養子を選んであげることができるのです。
養子を設定してあげるというのは、理想相対を備えた父母と同じだということです。ですから、霊界は、未婚の女性と男性のように、結婚したいと思う人々が暮らす所ですが、結婚していない人々が暮らすその霊界の司令官になり、中心になるのです。
統一家では、世界のすべての運勢を集めて祭物的な立場で捧げるようになりました。ですから、興進君を愛さなければなりません。
22 興進君が霊界に行く前の一九八三年十二月三十日(現地時間)、統一式を終えてから祈祷をして、「君は地上を離れても、地上にいるのと同じように、君に養子を選んであげ、息子の隊列に同参させてあげよう」と約束しました。そのためには、地上で祝福をしてあげなければなりません。そのようにしなければ、そのことは不可能なのです。
神様は地上世界を救うためにメシヤを送りましたが、真の父母は霊界、霊的世界を救うために、父母様の代わりに全権大使として愛の王子を送りました。イエス様もその位置に行けませんでした。しかし、神様が、歴史始まって以来初めて、「私の息子」と言って愛することができる十代(の人)をもったというのです