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Tuesday Aug 08, 2023
真の父母経 第233話
Tuesday Aug 08, 2023
Tuesday Aug 08, 2023
16 私(お母様)はケニヤに来るまで、多くの国を経由してきました。真の父母様のみ言が多くの奇跡を生んでいるのを目撃しました。今までアフリカは、大変な中を生きてきましたが、今やこのみ言を通して、皆さんが新たに生まれれば、さらに強く、豊かになり、世界に大きく寄与できるでしょう。しかし、皆さんがこの機会を失ってしまえば、永遠に発展途上国にとどまるしかありません。
ですから、もはや先進国を羨ましいと思う必要はありません。聖書にも、「先の者はあとになり、あとの者は先になるであろう」(マタイ一九・三〇)とありますが、そのような時代に皆さんは置かれています。神様の祝福を逃してはいけません。
17 タンザニアに、様々な困難があることを知っています。エイズや家庭問題によって、父母を失った孤児たちが多いと聞きました。アフリカの様々な国も、このような状況に置かれています。ですから、純潔運動と真の家庭運動が切実に必要な所がアフリカです。皆さんが純潔運動と真の家庭運動によって、アフリカを新たに浄化していかなければなりません。
戦争を経験した一九五〇年代の韓国は、皆さんの国よりもっと難しい実情にありました。その時、お父様は少数の群れを動員して、国家復興の土台をつくられたのです。お父様は困難だった草創期に、中高生を中心として全国的に啓蒙運動を実施されました。そうして、地方で文字を教え、農村運動に力を注がれたのです。そのようにして基盤を築いたので、今日、韓国は先進国の隊列に加わることができました。
その時の韓国と今の皆さんの立場は違います。皆さんの周辺はみな同じ立場であり、また、助けを差し伸べられる立場にある国々もたくさんあります。皆さんが、この国の主人であるという意識をもち、この国を新たに復興させようという覚悟のもと、一日、二十四時間は短いと考えながら一生懸命に動けば、この国にも希望があるでしょう。
18 皆さんは、エチオピアを復帰し、強く豊かな国にするに当たって先頭に立たなければなりません。そのためには、国民の啓蒙運動から展開しなければなりません。この場に集まった平和大使たちも同じです。皆さんの家庭と皆さんの周辺から、この運動を実践しなければなりません。そして、全国民が平和で幸福に生きていくためには、皆さんから真の愛の生活を実践しなければならないのです。私たちは、とても幸福な人たちです。お父様は何もないところから、一人で出発しました。誰からの助けもない中で始めたのです。そうして、世界的な基盤を築きました。これは、奇跡と言わざるを得ません。もちろん、神様が共にいらっしゃったがゆえに、可能だったのです。神様が皆さんと共にいらっしゃることを忘れないようにお願いします。
南米・オセアニア巡回
19 私(お母様)はアフリカを歴訪しながら、真のお父様が、六・二五動乱によって韓国が廃墟になった状態から、何人にもならない食口を動員して国民啓蒙運動を展開されたことを紹介しました。
その時は、教会に成人した人が多くなかったので、中高生までも動員し、国民啓蒙運動を一生懸命展開しました。これを契機としてセマウル運動が全国的に拡大するきっかけをつくられ、それが、韓国を今日の豊かな国に導くことにおいて大きな役割を果たしました。原理のみ言を中心としたセマウム(新しい心)運動まで並行して行い、韓国が今日、先進国の隊列に加わることができるようになったのです。韓国が精神的、経済的に中心国家になることができた背景には、真のお父様の非常に大きな功労があったのです。
アフリカは、一九五〇年代や一九六〇年代の韓国より良い立場にあります。土地がどれほど肥決か分かりません。何でも、植えさえすればよく育つのです。それなのに、なぜ飢え死にする人が出るようになり、なぜ疾病に苦しむ大陸になったのでしょうか。本当に自分の国だという思い、自分の家族だという思い、主人意識をもった指導者たちがいなかったために、発展がなかったのです。
今日、下さったこのみ言は、私たちが生活するに当たって必ず必要な指針書であり、教科書です。このみ言のとおりに実践すれば、実現されないことがありません。どのように生きるべきかを、すべて教えてくれます。それなのに、なぜ貧しく、なぜ伝道ができず、なぜ発展できないのか、深く反省しなければなりません。
私がウルグアイに来て、モンテビデオ市内を回ってみたところ、廃墟のように感じられました。人が住む都市のようには見えなかったという話です。ウルグアイの皆さんは、反省しなければなりません。皆さんは途方もない祝福を受けました。皆さんが真のオリーブであれば、いまだ復帰されていない世の中は野生のオリーブ畑です。皆さんが繁殖できなければ、結局、数に押されるようになります。
すべてのことを、自分自ら解決しなければなりません。誰かがしてくれるだろう、誰かが助けてくれるだろうという考えを捨ててください。これは自分の仕事です。自分が動かなければ、自分の子女が死ぬこともあり得ると考えて、一生懸命にやってください。
20 アルゼンチンは、一時は豊かな国でした。アルゼンチンが再び豊かな国になるためには、皆さんの精神から変えなければなりません。そのためには、全国民を原理のみ言で武装させなければなりません。
祝福家庭の皆さんと平和大使たちが一つになり、新しい国を建設するに当たって、先頭に立たなければなりません。二〇〇六年七月三十日の祖国郷土還元大会で皆さんがそのような決心をすれば、私(お母様)がここを訪問したことが意味をもつでしょう。アルゼンチンと競争する国がたくさんあることを肝に銘じなければなりません。皆さんがどのような成果を収めるかによって、一等になることも、最下位になることもあり得ます。アルゼンチンの復帰は、皆さんの双肩にかっていることを肝に銘じるようにお願いします
21 ボリビアを神様のみ前に立てるためには、皆さんの責任が何よりも大きいと思います。食口の皆さんにはチャンスがあります。天宙平和連合祖国郷土還元大会の祝福行事を行うように、多くの人をみ旨の前に立てればよいのです。今回、アフリカ大陸を巡回しながら感じたことですが、人間の努力によって、いくらでも豊かに暮らせる国にすることができるというのです。肥沃な土地をもっていながらも貧しく暮らすのは、人間が無知だからです。真の父母様のみ言は、成熟した人間をつくり上げてくれるだけでなく、ボリビアを祝福される国として復興させてくれるでしょう。
22 二〇〇六年八月一日、祖国郷土還元大会のみ言をすべての国民に広く知らせ、真の父母様を知らせれば知らせるほど、希望をもつようになるでしょう。今や、そのような時になりました。天運が到来したのです。ですから、皆さんの責任が重要です。コロンビアにも祝福家庭の二世たちがたくさんいます。祝福家庭の皆さんは、彼らが自由な環境で真の愛を実践して生きていけるように、環境を築いてあげなければなりません。
多くの国々が、家庭問題や麻薬問題などで苦しんでいます。コロンビアも、麻薬、暴行、青少年問題、エイズなどで頭を悩ませています。このようなすべての問題を解消できるのが、真の愛・真の家庭運動です。ですから、コロンビアのイメージを刷新しなければなりません。今や、皆さんが行動で示してあげなければなりません。この国の隅々まで、真の父母を知らない人がいないようにしなければなりません。真の家庭、真の血統、真の愛の伝統を植えなければなりません。そのためには、大学原理研究会、青少年純潔運動など、すべての活動をしっかりと展開し、コロンビアが神様に記憶されるようにしなければなりません。
23 私(お母様)がアフリカに行ったとき、そこの人々に話したことがあります。「半砂漠地帯で富を享受している中東のイスラエルと比較すれば、アフリカは神様が祝福した土地です。それなのに、なぜ貧しい発展途上国に転落したのでしょうか。それを悟らせるために、真の父母様のみ言を伝えなければなりません」と言いました。アフリカを生かすためには、このみ言を伝える道しかないと考えるのです。
そして、彼らに「新しい理念を受け入れて新しく生まれ変わり、真の父母様の真の愛を自分の家庭から隣人、さらには国に拡大していけば、私たちのみ旨は早く成就するでしょう。そのようになれば、皆さんの国も、先進国に劣ることなく、先に進むことができます」という話をしてあげました。真の父母様のみ言を中心として内的に生まれ変わり、新しい人になる運動が切に願われます。
皆さんの中で、韓国に行ってみた人は分かると思いますが、韓国は先進国に劣らないほど発展しました。特にインターネットの分野は、世界のいかなる国よりも進んでいます。皆さんがどのように決心するかによって、皆さんの国、ジャマイカは、急速に発展し、変わっていくことができます。
真の父母様が世界を変え得る土台をつくったように、皆さんはジャマイカを変え世界を動かすことができます。この国にも祝福家庭が大勢います。皆さんの決心によって、ジャマイカが神様のみ旨の前に復帰される期間を短縮できるのです。
24 中央アメリカのカリブ海に位置する島国のバハマは、一四九二年にコロンブスが新大陸を発見し、最初に上陸した国です。これまで、スペインから植民地として支配され、イギリスの領土となり、一九七三年の七月に独立しました。
約七百の島によって構成されたバハマ諸島において天宙平和連合祖国郷土還元大会が開催できるのは、神様の大きな祝福に違いありません。今回は長い巡回旅程でしたが、新しい場所で、神様が長い間準備してこられた人に出会う喜びを味わいながら、二〇〇六年八月四日、バハマのナッソーまで来ました。
今回はみ言を伝え、祝福行事を行う巡回でしたが、ここバハマが神様のみ前に再び立つためには、このみ言と真の父母様を熱く受け入れる道しかありません。神様の祝福がバハマに共にあるように、皆さんが一生懸命に活動することを期待します。