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Monday Sep 18, 2023
真の父母経 第265話
Monday Sep 18, 2023
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セネ・サッカーチームとソロカバ・サッカーチーム
真の父母様は、サッカーは全世界の人々が好む運動競技であり、平和世界実現のために必ず必要であると考えられ、二〇〇〇年四月四日、サッカーの強国であるブラジルのソロカバ・サッカーチームを引き継がれた。一九九一年二月二十一日に創団されたソロカバ・サッカーチームは、引き継ぎ後、ブラジルの一部リーグに昇格するなど、大きな成長を遂げた。セネ・サッカーチームは、一九九九年十二月十五日、ブラジルのジャルジンで創団され、幼少年のサッカーチームも運営している。
7 ブラジルでは、サッカーが産業基盤と同じです。ブラジルはサッカーに対して、国全体が熱意をもっています。また、中南米三十三ヵ国全体が、一つの国のような熱意をもって取り組んでいるのです。そこで誰が一つの国に勝つかというのです。
ですから、ブラジルが世界最強チームとして有名ですが、ブラジルでプロサッカーチームをもつというのは、空の星を取る(非常に難しいことの例え)くらい大変なことなのです。また、私がその時、サッカーチームをつくらなかったならば、どのようになっていたでしょうか。
そのあと、ブラジルサッカー協会は、外国人がブラジルに入ってきてサッカーチームをつくれないようにしました。法で定めてしまったというのです。なぜでしょうか。私がそのようにして一気にブームを起こせば、問題になると考えたのです。自分たちが世界の特権的立場でビジネスをしていたのに、外国人たちが入ってきてこのようになれば、問題が大きいので、最初から法で定めてしまいました。今、外国人としてお父様だけがブラジルにサッカーチームをもっています。
8 私がブラジルでセネとソロカバというサッカーチームを運営しているのですが、問題になりました。「レバレンド・ムーンが突然、一年間でこのようなことができるのか」というのです。ブラジルはサッカー王国です。産業復興や経済復興を通して得る収益より、サッカーを通した収入がもつと多いというのです。ですから、(私が)サッカーチームを引き継ぐやいなや、非常事態になったというのです。それが、私たちの文化祝典にまでも関係を結べる道です。
9 サッカー王になって何をするのでしょうか。国を探し出さなければなりません。中南米に三十三ヵ国ありますが、誰がその国々を束ね、一つの国にするのかというのです。ペレを中心としてできるなら、ペレを中心として束ねるのです。
世界の六大州を束ねることができる最も早い道、世界を代表して国家を越えることができるのがスポーツです。オリンピックやサッカー大会のようなものです。そのようになっています。ですから、私がサッカーを重要視するのです。今、ブラジルで私がソロカバとセネ・サッカークラブを運営し、問題になっています。天が助けてくれるというのです。天が同調してこそ上がっていくのであって、そうでなければ上がっても引っ掛かってしまいます。
それを通して、お金を稼ごうとするのではありません。サッカーを通して南米を一つに束ね、世界六大州の一州として、アメリカよりも先に天のみ前に捧げれば、アメリカを追い越していくようになります。スポーツによって連合した連合国家を天のみ前に捧げれば、そのスポーツ選手たちが国家の主流思想を引き継いでいくのです。
第三節 鮮文ピースカップと圓球ピースカップ
ピースカップとピースクイーンカップ
真の父母様は、心情文化世界の具現のため、二〇〇二年六月、ソウルのリトル・エンジェルス芸術会館において、鮮文ピースカップサッカー大会を創設された。ピースカップは、「鮮文平和サッカー財団」が開催する国際クラブサッカー大会であり、二〇〇三年から二年ごとに大会が開かれた。第一回、第二回、第三回の大会は韓国で開催され、二〇〇九年の第四回大会はスペインのマドリードとアンダルシア、第五回大会は二〇一二年七月、韓国の水原で開催された。一方、二〇〇六年からは、国際女子サッカー大会であるピースクイーンカップも二年ごとに開催された。
1 鮮文ピースカップは、どこから来たのでしょうか。お父様から来たのではありません。天から来ました。それゆえ、いい加減に考えてはいけないというのです。いい加減に考えれば、問題が生じます。
摂理がそうだから、そのようなことをするのであって、それをして利益になることはありません。皆さんのように考えれば、利益になることは一つもないというのです。
2 お父様はサッカーに関心をもって、一和天馬チームをつくり、ブラジルでも有名なソロカバ・チームを引き継いで運営しています。平和の世界になれば、スポーツが問題になります。スポーツの強い国が、世界に影響力をもつようになるのです。ですから、二〇〇三年に宗教オリンピック大会を行うつもりです。日韓ワールドカップサッカー大会が開催されている真っ最中の六月十二日に、「鮮文ピースカップ大陸連合協会」というサッカー協会をつくりました。既に有名になりました。サッカー王国と言われるブラジルから有名なペレを連れてきて、「FIFA(国際サッカー連盟)を刷新しなければならない」と言いました。
3 アメリカの人々は、アメリカンフットボールやバスケットボール、野球など、ボールを中心として行う競技を好みます。サッカーはイギリスから始まったので好ましく思わなかったため、今まで無視してきました。しかし、サッカー大会がオリンピックよりも人気があるので、今や対等な位置に立ちました。
対等な位置に立って平準化されるのです。平準化されたこの世界を中心として、南北米を私がまとめようとしているのです。
南北米の力さえあれば、ヨーロッパはいつでも相対的に付いてきます。世の中を平準化するため、二〇〇三年にサッカー大会を行うのですが、それが鮮文ピースキングカップです。
4 今後は、スポーツと芸術で、若い人たちがエネルギーを発散させなければなりません。私たちは、既にそれを準備し、行っています。これから、ピースカップサッカー大会を二年に一度ずつ行うつもりです。クラブ大会なので、国家代表を超越しています。上手にやれば、喜んで楽しむことができるのです。一年間で私たちが基盤を築いたことは、驚くべき大事件です。
国家代表を何ヵ国かから一人ずつ選ぶようになれば、互いに競争して、送り込もうとするでしょう。国際的な権威を立てるには、絶対に必要なことなのです。
5 私がピースカップ、ピースキングカップサッカー大会をつくりました。FIFAに「ピースキングカップ大会を私が創設する」と言うと、「FIFAよりも有名になってはならない」と言うのです。女子サッカーを中心としても、「女子ピースカップ、ピースクイーンカップ大会をつくる」と言うやいなや、また大騒ぎです。
私はピースクイーンカップ大会で、「この時間、女性世界から平和の旗を掲げるサッカークラブが登場するので、これから希望をもってください!ピースクイーンカップ大会を出発します」と宣言するでしょう。
6 芸術分野と体育分野が、今後、世界を指導できます。それで、私たちは「世界文化体育大典」を行うのです。そこにオリンピックという名前を使おうとしたのですが、IOCに反対されて使えずにいます。芸術分野と体育分野を束ねるに当たって、オリンピックという名前の代わりに、新しい名前をつくらなければなりません。それで、鮮文ピースカップ大会をつくるのです。
太陽と月のカップ、父母のカップ、天地父母のカップです。そのカップは、芸術分野とスポーツ分野が合わさったものです。体育だけをするのではなく、芸術分野、音楽や舞踊のような分野の世界チャンピオンをつくるのです。
カイン・アベル圓球ピースカップ
圓球ピースカップは、国境、人種、宗教の壁を越え、人類の平和と和合を図るために準備された祝祭の場である。二〇〇九年八月十五日、京畿道の城南総合運動場で「東西南北圓球ピースカップカイン・アベル天宙連合大会」が開催された。続いて、二〇一二年三月二十三日、「カイン・アベル圓球ピースカップ天宙連合大会」が、京畿道の南揚州(ナミャンヂュ)体育文化センター総合運動場で開催された。圓球は、一つの中心を基準に、上下、左右、前後が九〇度で完全に一つとなり、どこにも偏らない均衡を形成することを意味し、圓球ピースカップは、真の父母様を中心に完全に一つとなって開催する平和の祭典を意味する。
7 圓球ピースカップ大会は、オリンピック大会よりも偉大です。オリンピック大会の花であるマラソンは、ギリシャの兵土がペルシアと繰り広げた戦争の勝利報告を国に伝えるために、約四十キロメートルを走ったことを記念するためにつくった競技種目です。こうして、この体を中心として、国に捧げられる最後の峠を越えるに当たって貢献したことが、オリンピックの伝統歴史になりました。それ以上にしなければなりません。ですから、圓球ピースカップは、オリンピック大会以上の行事として出発することを、既にお父様が発表しました。
8 ワールドカップやオリンピックを凌駕できるのが「圓球」です。それが「圓球」というものです。「圓」という字は、四角(国構え)の中に各々の人(員)が入っています。個々人、個性真理圏のすべてのものを包括するというのです。個性真理体が「圓」の字の中に入ります。入らないものがありません。圓球とオリンピック大会さえ支配するようになれば、世の中のすべての人間の趣味や楽しいことは、この圏内にすべて包括されるのです。「圓」という字がそうなっています。個人(員)という言葉が入っています。二つの四角(国構えと口)と「貝」の字です。「貝」という字は、「目」を支えています。
カインとアベルが神様を持ち上げなければなりません。絶対の中において、唯一、不変、永遠が支えなければ、絶対という言葉自体が成立しないのです。すべて道理にかなった言葉です。圓球ピースカップ、その名前自体を見るとき、オリンピック大会は問題ではありません。「圓球ピースカップカイン・アベル天宙連合大会」は、決着をつけることができる表題です。