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Sunday Dec 24, 2023
真の父母経 第366話
Sunday Dec 24, 2023
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第二節 天地父母天一国開門祝福聖婚式と祝福家庭王即位式
天地父母天一国開門祝福聖婚式
天地父母天一国開門祝福聖婚式が、二〇〇三年二月六日、真のお父様の八十四歳(満八十三歳)の御聖誕日、真のお母様の六十一歳(満六十歳)の還暦を迎え、天宙清平修錬苑で挙行された。神様の人類救援に対する念願は、真の父母様の聖婚とともに出発した祝福結婚式を通して成し遂げられてきた。特に、天地父母天一国開門祝福聖婚式をすることにより、天一国の民として入籍できる道が開かれたのである。この日、真の父母様は、全人類が天宙を相続するのに不足のない天一国の民となることを願われた。
1 今、国家がありません。国家基準以上の世界に通ずる道で、サタンがいない環境まで祝福をして、取り戻してこなければなりません。偽りの愛を交わしたので、真の愛を通して偽りで愛したものを取り戻し、個人祝福、家庭祝福、氏族祝福、民族祝福、国家祝福をすることによって、国家を形成しなければなりません。
また、国家形成だけで終わるのではありません。堕落した父母が世界にまで、霊界にまで地獄をつくりました。偽りの父母がそのようにしたので、真の父母は個人を取り戻し、家庭を取り戻し、氏族、民族、国家、世界、霊界まで、天上世界の天使長の血統まですべて接ぎ木して野生のオリーブをなくし、真のオリーブの実として一元化しなければなりません。皆さんは国家基準を越えることができていませんが、父母様は霊的世界まで統合運動をするのです。霊界まで祝福しました。
先祖たちはカインの天使世界の立場ですが、この相対理想がない天使(の立場の先祖)まで祝福してあげるのです。祝福をしてあげることによって、祝福した一族が入る所が天一国です。
2 神様は、国がなくて聖婚式ができませんでした。そのため、子女たちが入籍できませんでした。アダムが堕落することによって、神の国が失われ、神様が結婚式の手続きができる国がないので、結婚式ができなかったのです。結婚式ができなかったので、息子、娘を子女として入籍させることができませんでした。ですから、この地が、サタンが全権を利用できる家になったことは間違いありません。
これを闘わずに消化して、自然屈伏させることができる位置に行ってこそ、神様の愛を中心として天地を創造した理念的基盤に再び帰り、拡張に拡張を重ねることによって、世界の果てまで勝利の覇権を取り戻してつかむのです。アダムから落ちていったので、完成したアダムが神様の王権即位式をしてさしあげなければなりません。そうすることによって、天一国を中心として開門祝福聖婚式をしたあとに、霊界と地上の祝福が一度に出発するのです。
3 天宙を抱き、天地父母天一国開門祝福聖婚式をすることによって、夫婦の絆を備えて天上世界と地上世界に真の父母様の伝統を、本然の創造理想であった心情的欲求の希望を完成することができ、天地の解放以降、初めて祝福家庭が入る国の土台を出発できるようになりました。
真の愛、真の生命、真の血統の絆を伝授された地上にいるアベル的祝福家庭を、天上にいるカイン的祝福家庭と私たちの先祖が協助し、天上世界の神様と聖人、聖子のすべてが協助して弟の位置で兄に侍る、一体的地上完全勝利の覇権の前に、一体となるようにしてください。そうして、万世の解放と勝利の覇権、愛の主権をもって至極小さなものから大宇宙全体を抱いて愛し得る父母様の血肉的関係を、被造万物全体が相続し、本然の生命の喜びと本然の幸福が満たされるようにされました。
神様から生命が出発した真の父母の体まで吸収統一、完成し、真の父母の愛を中心とした祝福家庭と万宇宙の存在を一体化させ、祝福解放圏の天一国に結束できる被造物として、再び父のみ前に奉献できる出発の時を迎えさせてくださったことを感謝いたします。
この日の祝福は、天上世界の喜びであり、地上世界の喜びであり、天地父母の解放的喜びであると同時に、天宙父母の勝利解放的喜びです。天一国祝福、地上・天上の家庭が一体となり、一心、一体、一念、一和のみ意を抱いてあなたが願う故郷を出発し、理想的な祖国に向かって神様の創造理想の本性的基準で祝福を受けた、天宙を相続するのに不足のない完成解放、勝利完結ができる天一国の民となることを、この時間、特権をもって天地父母と天宙父母の名で宣布いたします。
4 きょうは二〇〇三年二月六日、この時間を期して、天上世界の祝福を受けた家庭と地上世界の祝福を受けた家庭が、天一国に入国するようにしてください。そのために、家庭が入国できる天理の道理に従って、天上世界と地上世界が兄弟の絆を立て、カイン的兄の位置にいる先祖たちも祝福を受け、アベル的弟の位置にいる地上の家庭も祝福を受けて、父母様の血統を通して対置させる功によって、兄の位置の先祖たちが弟になり、弟の位置の地上の家庭たちが兄になって、天地開闢の歴史が展開し得る、希望の出発である天一国開天日をもたせてくださったことを感謝いたします。
5 天一国の門を大きく開き、どんな家庭であっても、真の父母様の伝統に従って、そのみ名と、そのみ言と、その実績と、その成し遂げた勝利のすべてのものを相続するために、孝の道理を果たし、忠臣の道理を果たし、聖人、聖子の道理を果たす人たちに、自由地上圏内で相続させることを願いますので、天宙父母と天地父母様が願うとおりに成就してくださることを切にお願い申し上げます。
このすべてのことが、あなたの創造理想の一念を解放させる地上・天上天国の統一国入国全体解放圏として、本然の王権祝福圏を相続できる後継者たち、子孫たちとなるように祝福してくださることを切にお願い申し上げながら、真の父母の名によって心から御報告申し上げます。
6 皆さんは今や、結ばれた実と同じように、天の国で婚姻届を出し、真の父母に従って出生届の看板をもったので、真の父母の息子、娘として、どこに行っても完全な種となり、天の国の実を結ばせることのできる直系の息子、娘の位置に進むことができます。そのようになったので、天一国主人だというのです。アダムが堕落することによって、個人的堕落から家庭、氏族、民族、国家、世界まですべて堕落しましたが、真の父母が、イエス様のできなかったことまで連結させることができる条件を立てて入籍し、婚姻届を出すことによって、父母と同様にまた相続できるように許しを受けるのです。そのような時期に入ったため、同じ位置に立った皆さんが国連までも動かすことができれば、どこに行っても皆さんは、天国に入るのです。再び蘇生天国、長成天国ではなく、それを越えていける時代になりました。ですから、神様と父母様がいなくても、皆さんが接ぎ木して、完全な種を結ばせることができ、真のオリーブの木の実として入っていくことのできる資格を与えられたというのです。それで、天一国主人という言葉が成立するのです。
何千年間も空いていた天の国を、第一代先祖、第二代先祖、数千代が、天の国の民として満たすのです。これから第一代先祖、第二代先祖、第三代先祖というように代数が出てきます。先祖が生じるというのです。
7 今や救援摂理から解放されたので、皆さんは天一国主人、祝福中心家庭として、父母様に代わり、神様の助けを受けることなく進めます。祈りが必要ありません。対等な位置に立っているので、「天一国主人、私たちの家庭」だというのです。ですから、今後、皆さんを助けずに放っておいたとしても、皆さん自身が天国をつくらなければなりません。父母様が天国をつくっていったのと同じように、皆さんもそのようにしなければなりません。国を探し出し、世界まで祝福してあげて、復活圏、永生圏まで連結すべきその峠を、皆さんは越えなければなりません。父母様は既にすべて越えました。真の父母と、真の父母の息子、娘も、間違いなく今や同じ一つの実、天一国主人となった実なので、皆さんの家庭にその種を蒔いておくことによって、自動的に王族を生み、王国を建設することができるので、天一国主人に違いないというのです。
8 天一国入籍祝福です。入籍という言葉を入れてこそ、天一国の民になるのです。天の国から落ちてしまったので、再び帰るのが入籍結婚祝福式です。それでこそ、すべてのことが解決されるというのです。
9 今、この時代が入籍をする時です。東洋と西洋、天と地、上下、左右はもちろん、父子、男女、夫婦、兄弟など、世界がすべて自分勝手に分かれたので、これを一度に連結するのです。真の父母様の祝福を通して血統を連結することによって生まれるのです。数千年前の家庭も、継母、継父ではなく、実の母、実の父を中心として逆さまに生まれて入籍をすることにより、空いていた天上世界を一度に埋めることができるのです。ですから、神様が愛したいと思い、真の父母が愛したいと思う兄弟のように、怨讐を愛したという基準を越えて愛することができる立場に立たなければ、天国に入れません。