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Monday Jan 08, 2024
真の父母経 第379話
Monday Jan 08, 2024
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第二節 真のお父様の聖和と伝統相続
真のお父様の聖和
真のお父様は、聖和に備えられるかのように、天暦時代を発表された二〇一〇年から、過酷とも言えるほど、聖体に途方もない無理を強いる路程を歩まれた。世界巡回をしながら講演を十数回も行われ、毎日、訓読会を通して急迫する摂理について、食口たちに一つ一つ教育された。そうしながら、世界復帰と、国連摂理を締めくくるかのように、二〇一二年、天暦五月二十七日(陽暦七月十六日)、アベル女性国連を創設された。これが生涯において最後に創設された団体となった。聖和の約一ヵ月前である天暦六月十五日(陽暦八月二日)、真のお父様は、故郷の定州からソウルに移転した五山学校を訪ねて昔を回顧され、天暦六月二十五日(陽暦八月十二日)、天正宮博物館で「天よ、祝福してください。終わりを結べるようにお許しくださることをお願い申し上げます」と祈祷されたあと、翌日、「復帰摂理の使命をすべて成し遂げた!」という最後の祈りを、真のお母様と共に捧げられた。真のお父様は、二〇一二年、天暦七月十七日(陽暦九日三日)午前一時五十四分、九十三星霜の摂理を勝利で締めくくり、聖和された。
聖和以後、十三日間、世界各国に焼香所が備えられ、数多くの弔問客が訪れるとともに、各国の首班たちが弔花を送って哀悼の意を表した。特に、北朝鮮からは「文鮮明先生は逝去されましたが、民族の和解と団結、国の統一と世界平和のために傾けた努力と功績は、永遠に伝えられるでしょう」という弔電が送られたのち、真のお父様に「祖国統一賞」が授与された。APとロイター、CNNをはじめとする国内外の主要メディアが真のお父様の生涯と業績を大きく扱うなど、世界の人々が真のお父様の聖和を哀悼し、世界平和のために一生涯を捧げられた真の愛の人生を、特集記事として掲載したり、番組として放送したりした。この期問、全世界から訪ねてきた食口たちは、清心平和ワールドセンターで毎朝、訓読会をしながら精誠を捧げた。天正宮博物館には、元職・現職国家首班と食口たちの参拝の行列が途絶えることはなかった。
真のお母様は、聖和式の前日に挙行された入殿式で、「命が尽きる日までに、天一国をこの地上に定着させます」決意され、天暦七月二十九日(陽暦九月十五日)、清心平和ワールドセンターで挙行された聖和式を主宰された。聖和式は、国内外の三十一の教団指導者たちと世界各国のトップクラスの指導者、祝福家庭の代表など、三万人以上が式場の内外をはじめ、天宙清平修錬苑の野外式場を埋め尽くす中、厳かに執り行われた。聖和式に先立ち、真のお父様の聖体をお乗せした車両が、午前十時に天正宮博物館を出発し、四十数分後、式場に到着した。真のお父様の聖体は、尊影を前に立てた真の子女様と十二人の奉送委員たちに続き、真のお母様と真の子女様、お孫様たちがあとに続くなか、式場の中央に準備された通路を通り、バラとユリで飾られた式壇に迎えられた。哀悼の思いが(会場全体に)波打った。国内外の貴賓たちは、送辞で「文総裁は一生涯、人類が継承し、発展させるべき多くの業績をこの地に残されました。文総裁は、超宗教運動の勝利者であられ、私たち皆に、神様のみ旨に従って生きるよう教えられました。崇高な業績は永遠に記憶されるでしょう」と述べながら、その業績をたたえた。インターネットを通じて二時間にわたって、全世界に生中継された聖和式は、真のお父様のみ言と愛と業績を振り返り、その生きざまと教えに従って天一国を定着させることを決意する新しい出発の時間であった。「愛しています。お疲れ様でした。永遠に従ってまいります」と、式場が割れんばかりに叫ぶ食口たちの喊声をあとにして、真のお父様の聖体をお乗せした車両は聖和式場を離れ、再び天正宮博物館に向かった。
「お父様、み旨を必ず成し遂げます」、「お母様に侍り、中断することなく前進いたします」。天聖山に向かう通りには、統一旗とバラとユリを持ちながら涙ぐむ食口たちの叫びと決意が響き渡った。真の父母様の聖体は本郷苑に到着し、原殿式が挙行された。原殿式は、「実存する霊界」についてのみ言の訓読に続き、真の家庭と各界の代表たちがバラを一輪ずつ献花し、献土をしたのち、億万歳をするという順序で行われた。「天一国眞聖徳皇帝億兆蒼生萬勝君皇、天地人真の父母天宙原殿式億万歳!」と叫ぶ参加者たちの億万歳で、聖和式と原殿式は「十三日葬」として締めくくられた。
1 天の事情を、皆さんは知りません。私はある程度分かったので、このように座っているのです。九十三歳で、何か手に入ることを願うでしょうか。願いません。私にあるものを、もっとはたいて与えなければなりません。話していると喉が詰まります。後ろに目があれば、顔を覆い、逃げ出す道しかありません。一緒に行って、その道を守り、その道を開拓しなければならない息子、娘の召命的責任は、恐ろしいものです。大韓民国がなくなります。アジアがなくなります。世界がなくなります。死んでみなさいというのです。
私が今、行きたい所はどこでしょうか。私が少年時代にみ旨を知って痛哭した場所も慕わしいのです。木をつかみ、「私の事情を分かってくれる者がいない」と言って痛哭したその場所に行ってみれば、その木もなくなり、すべてなくなりました。再びその姿のとおりに、私が改築しなければなりません。皆さんが私の歩みに従って、感謝の涙を流しながら共に動くことができてこそ、お父様が解怨される祖国が蘇生し始めるのです。
私はその希望を見つめて逝きますが、皆さんはその世界で暮らすことができます。私は過ぎ去っていきますが、その世界を皆さんに任せるのです。青春の歳月を失い、苦労したその生活に代わって、私が息子、娘と子孫たちに福として残してあげられなかったものを、皆さんの後代の子孫に残してあげられる先祖になってくれることを願う気持ちしかありません。それが願いです。(2011/09/02)
2 神様の怨恨に私が責任をもつために、早く霊界に行かなければならないと考えています。私が行って孝子の姿になり、王の服を着て出発するのです。
神様が、私に対して、「赤ん坊の時から、王子、王女以上に愛した」と言ってキスをするのです。「あなたを、千年、万年、永遠に苦労させない」とつかんで涙を流しながら、何千回も誓いたいと思う父母の心情を、私は知っています。その前に立って、「私がこのようなことをすべてしました」とは言えません。
霊界に行って、私が「父なる神様、私が参りました」と言うとき、数千段もある階段の上の玉座にいた神様が降りてきて、私を抱きかかえて涙を流すようになる、その父の愛を私は知っています。(463-216; 2004/08/02)
3 今や、私が皆さんを追い出してしまう時が来ました。皆さんの基盤をもちなさいというのです。お父様が霊界に行くとき、皆さんの基盤を築いてあげるでしょうか。お父様は霊界に行かなければなりませんか、行ってはいけませんか。霊界に早く行かなければなりませんか、遅く行かなければなりませんか。神様が抱いていた理想の完成時代の出発が、いまだに実現されていません。霊界もまだ、教育ができていません。私が教育しなければなりません。今からは、たたいて追い立てるのです。
語れば、即座に憲法のようになります。膨大な霊界が、どれほど汚されたか分かりません。それを整理できる人は、お父様以外にはいないというのです。ですから、霊界ではお父様が来る時を待っています。この地上は、通り過ぎる停留場です。本郷の地に行って、定着させてあげなければなりません。(564-289; 2007/06/04)
4 お父様は、聖和されてから四十日の期間に、霊界をあまねく渉猟(しょうりょう)されました。特に、摂理史に現れた人物たちにも会われ、また、神様が天地を創造されるときの状況も、御自分で体恤されました。私(お母様)は四十日間、天正宮博物館を往来されるお父様と同じ心情で、対話をしながら過ごしました。お父様の思いであると同時に私の思いであり、私の思いであると同時にお父様の思いでした。
真のお父様と私は、一心、一体、一念、一和で、神様の最後の摂理歴史を締めくくるでしょう。特に、私が「韓国教会を神霊と真理によって新たにします」と言ったことに対して、お父様は一二〇パーセント、賛同されました。きょうは、新しい摂理の出発点となります。お父様が霊界で新しい出発をされるこの時なので、私たちも地上でお父様と歩調を合わせ、天のみ前に栄光をお捧げし、天一国定着のために全力投球、死生決断をしなければなりません。(真のお母様; 2012/10/25)