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Monday Jan 08, 2024
真の父母経 第380話
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5 お父様の聖和以後の四十日の間は、お父様と私(お母様)が一心一体となって新たな摂理的出発をするための準備期間です。
家を一軒買ったと考えましょう。まずその家に入れば、何からしますか。まず明かりからつけるでしょう。そして、要所要所にあるべき物を配置するでしょう。
すべて整理されれば、その時から生活が始まるのです。私も、お父様も、聖和以後の四十日間は本当に重要な期間です。
私が「神霊と真理によって草創期の教会に戻ります。生きた教会運動をします」と申し上げると、お父様は「オンマ、本当に、本当にありがとう!」とおっしゃいました。(真のお母様; 2012/10/05)
6 真のお父様の聖和を経てみると、やるべきことがあまりにもたくさんあります。一から十まで皆さんは理解できずに成し遂げることができませんでしたが、今や、私たちのすべきことが分かったので、変わらない愛と精誠でそれを完成できるよう、各分野で助け合い、皆さんが受け持った責任を全うしなければなりません。
私たちは、この時代にお父様に侍り、祝福を受けた子女として、お父様のみ言を直接聞いて成長しました。
み言どおりにすべて成し遂げてさしあげることはできませんでしたが、今からでも十年を一年のごとく考えながら、死生決断、全力投球、毎日毎日そのような生活をしていかなければなりません。(真のお母様; 2012/09/17)
真のお父様の伝統相続
真のお母様は、聖和式後、三日目となる二〇一二年天暦八月二日(陽暦九月十七日)、清心平和ワールドセンターで挙行された三日礼拝兼、世界指導者特別集会において、参加者たちに「中断なき前進」を指示された。特に、真のお母様は、真の父母様の伝統伝承、祝福家庭の理想完成、氏族メシヤの使命と責任完遂、心情文化共同体の実現など、今後、統一家の行く道を提示された。真のお母様は、聖和式後、四十日礼拝まで、真のお父様の霊前に一日三回、食事を準備してお供えし、天上の真のお父様と一つになって、天一国実現のために精誠を尽くされた。そして、四十日礼拝の直後、一九七〇年代に真のお父様が歩まれた、アメリカのラスペガスからニューヨークまでの五千六百キロを横断する聖地巡礼を行われたのち、基元節の準備と天一国経典の編纂、天一国憲法の制定、グローバルな人材の育成など、伝承事業を展開された。
7 皆さんは、天国に行くのが大変でしょう。私が皆さんに責任をもつことはできません。(ですから、)教えてあげてから逝くのです。そして、服でも何でも、もっていた物をすべて広げて、分け与えてから逝こうと思います。私が残すものは、遺物とみ言です。実体は霊界に行きます。皆さんはどのようにして付いていくのですか。遺物とみ言が梯子です。私が愛していた以上にその物を愛し、そのみ言を愛し、実体を愛さなければなりません。そして、家庭を愛し、国を愛し、天地を愛さなければなりません。(399-672; 2002/12/19)
8 私は既に、この生涯を苦労で出発したので、苦労によって終えようと決心しました。私が享受できる福を、統一教会と息子、娘に残してあげてから逝くのです。この残してあげる福の上に、千年、万年、未来の歴史とともに、愛の根を下ろすように祈りました。
この伝統が続く限り、この恩賜の福が続く限り、統一教会は滅びないと見るのです。お父様は千年の歴史に責任をもち、身もだえする男です。ですから、私が動ける限り、安らかに横になって死ぬという考えはもちません。どこに行っても、途中で客死するとか、壇上で倒れるつもりです。その場が天上世界に帰る一つの基地になるでしょう。そのように決めたのです。(264-185; 1994/10/09)
9 私(お母様)は、お父様と約束しました。「どんなにみ旨が大変でも、自分の代で終わらせます」と言いました。そして、お父様に「神様の創造目的を、創造理想世界を成し遂げてさしあげます」と言いました。「私が必ず成し遂げてさしあげます」と言ったのです。そのために、私は変わらないでしょう。
お父様が逝かれる前、お父様は私に「本当にありがとう」とおっしゃいました。「本当にすまない、本当にありがとう」とおっしゃいました。私は、皆さんと一緒に、お父様が残されたみ旨を成し遂げてさしあげたいのです。落伍者となる息子、娘がいないことを願います。それが私の願いでもあります。お父様も願われることです。
お父様を送ってさしあげながら、私の心が痛んだのは、このように苦労して逝かれるべき方ではないからです。救世主、再臨主、真の父母として来られた方が、監獄から出発されてはいけません。天はすべて準備したのに、人間の目が見えず、耳が遠く、その準備した環境を失ってしまったために、地獄の底から始められたというのです。今まで、お父様以上に大きな業績を残した人はいません。一つの心情文化世界、統一された一つの世界、それが私たちの夢です。それを必ず成し遂げなければなりません。(真のお母様; 2012/09/03)
10 皆さんには、誇るべきものがありますか。お金を誇りますか、学識を誇りますか。何を誇りますか。お父様は、聖和後、本郷苑にいらっしゃいますが、私(お母様)は毎日参拝しています。
韓国の名家では伝統的に、父母が亡くなれば、その墓の傍らに小屋を建てて三年間暮らします。家に行ったり来たりするのではなく、山の中でまともに食べることもできず、きちんと着ることもできずに暮らすのです。寒い冬にも火を焚かずに暮らすのです。韓国では冬に雪がたくさん降ります。そのような所で、土に埋められた父母と共に三年間暮らすのです。そうしてこそ、孝子だと言われるようになります。皆さんはどうですか。皆さんは、真の父母様に侍るように、み言を毎日訓読しながら、真の父母様が残してくださった伝統を受け継いでいかなければなりません。(真のお母様; 2012/10/27)
11 私たちが死を覚悟せずに、いつこのみ旨を成し遂げてさしあげるのでしょうか。これまで、多くの人たちは、待遇を受けることばかり願いました。お父様にお返ししたものがあまりにもありません。皆さんも麻の服を着て、贖罪の祈りを捧げなければならないでしょう。
きょう、お父様にもう一度誓ってください。お父様も、霊界で新しい出発をされるこのとき、私たちも地上で相対にならなければなりません。「地で解けば、天でも解かれ、天で解けば、地でも解かれる」とあります。今は、お父様から受けた愛に対して報いることのできる期間です。(真のお母様; 2012/10/25)
12 皆さんは、生涯を終える前に、父母様と同じ時代に生きていた弟子、または祝福家庭として責任を果たす立場にならなければなりません。人類が待ち望み、天が待ち望んでいた真の父母様が来られて、摂理歴史を完成、完結、完了され、また新たな時代を切り開いてくださったということを、一目で見ることができる生涯博物館である「天地鮮鶴苑」を造らなければなりません。私(お母様)はそのようにすると決心しました。
皆さんは幸いにも、新しい時代、新しい歴史の天一国時代において、先祖の位置に立つことのできる特別な恩恵を受けました。ですから、今後、父母様と縦的基準を立て、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の位置で、皆さんがどのように人生を生きたのかという記録が地上にも残るようになり、霊界にも残るようになるでしょう。
父母様がいらっしゃる間には、父母様が新しい歴史を出発されたので、すべてのものを開拓してくださいました。私が地上で生きている間に、お父様の遺業を磨き上げて、後代まで光を放てるように伝統を立てるつもりです。特に、お父様が残されたみ言を完璧に整理、整頓しようと思います。そのようにすることが、お父様の意志であり、私の意志です。(真のお母様; 2013/05/13)
13 私(お母様)はお父様が聖和されたあと、生涯博物館を造ろうという計画を明かしたことがありますが、その名称を「天地鮮鶴苑」に決めました。この「天地鮮鶴苑」博物館は、超現代的で多目的な文化空間として造り、誰でも入場して、全体を一度見て回り、出るときには入会願書を書くことができるように造らなければなりません。それだけ、ここには感動的なコンテンツを備えなければなりません。一日が二十四時間では足りないと言えるほど、真の父母様の生涯を振り返ることのできる空間にしなければならないのです。
天の父母様の願いは、一つの世界、すなわち、天の父母様を中心とした平和な地上・天上天国を実現することです。真の父母様は蕩減復帰を勝利した基盤の上で、地上・天上天国を実現できる新しい時代を開いてくださいました。今や祝福家庭の皆さんは、一つの生命を誕生させるために母親が十ヵ月、苦労しなければならないように、人類が神様の懐に帰ってくることができるよう、多大な努力を傾けなければなりません。皆さんは新たに誕生した生命が、この「天地鮮鶴苑」を経ていけば、自ら成長することができるように、力を合わせなければなりません。(真のお母様; 2014/11/12)