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Thursday Mar 16, 2023
真の父母経 第79話
Thursday Mar 16, 2023
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第二節 七十二双、百二十四双、四百三十双の祝福結婚式
七十二双は、カイン・アベルの氏族的復帰型
七十二双の祝福結婚式が、一九六二年六月四日、ソウルの青坡洞一街の旧本部教会で開催された。七十二双は、カイン・アベルの二つの型として立てられた家庭であり、三十六家庭を基盤にした家庭型を氏族型に復帰した家庭である。この時から祝福結婚式委員会が結成され、祝福結婚式の趣意書が発表された。祝福式は、二十四双ずつ、三回にわたって行われた。
1 アダムとエバの息子であるカインとアベルから闘いが始まりました。それで、この世界をこのように台無しにしてしまいました。それは、その子孫たちが闘争の世界をつくったということです。これを蕩減復帰しなければなりません。そのためには、三十六代の息子、娘たちが、神様のみ前で、闘わずに一つになったという条件を立てなければなりません。ですから、カインとアベルに分立した数、すなわち三十六の二倍の数である七十二家庭を立てたのです。この七十二家庭が立てられることによって、カインとアベルが闘わずに四位基台をつくり上げる、歴史的な先祖の基盤を築いたのです。サタンに対して防備できる絶対的な基準が立てられたというのです。
2 神様の願いは、個人の救いだけではありません。家庭の救いを求め、氏族の救いを求めるのです。ですから、イスラエル十二支派の支派長だけではいけません。族長が必要だというのです。三十六家庭のカインとアベルが必要なので、これを内外として、横的に二つの家庭を連結させ、七十二家庭を立てました。これは横的世界の出発のためです。これは族長になります。族長圏が生じるのです。
3 七十二家庭は、イエス様の七十人門徒に該当します。この家庭は、イエス様が十二弟子と七十人門徒を中心として氏族を編成しようとしたものを実現した型です。イエス様の十二弟子と七十人門徒を家庭型で復帰した氏族型が七十二家庭なのです。言い換えると、三十六家庭と七十二家庭は、イスラエル民族を中心としたイエス様の十二支派と七十人門徒のようなものであり、イスラエル民族を指導できる代表的な型を復帰した型です。これは、神様がイスラエルを中心として復帰しようとした基本数がすべて復帰された型なのです。
公開された最初の祝福行事、百二十四双
百二十四双の祝福結婚式が、一九六三年七月二十四日、ソウル市民会館で開催された。百二十四双は世界を代表し、イエス様の百二十門徒を象徴する。百二十四双の祝福結婚式は、韓国人だけで行った最後の祝福であり、公開して開催された最初の祝福である。祝福結婚式後、新郎と新婦たちは、百五十台の自動車に分乗してソウル市内でカーパレードを行い、市民の注目を集めた。
4 私たちが祝福結婚式を外部に公開するようになったのは、百二十四家庭からです。それは世界型だからです。大韓民国は、既にキリスト教圏から見ても、世界的な現時点から見ても、世界の運勢を中心として摂理を推進する主体国なので、百二十四家庭を世界の代表として設定する時だと考えたのです。百二十四家庭は、世界を代表する型です。三十六家庭と七十二家庭の祝福は、私たちの教会内で行いました。これは、ユダヤ教を中心として民族形成の基盤を築くのと同じことなので、私たちの教会を中心として内的基盤を確保するものです。その次に、外的基盤を見ると、世界史的なキリスト教文化圏と接触するために、百二十四家庭を中心として世界基盤を拡大していくのです。百二十四家庭が祝福を受ける時には、国連の加盟国も百二十四ヵ国になるべきなのですが、それが間違いなく合うようになります。それは、世界国家の代表である韓国において、内的蕩減の要因を確立させる世界史的な条件を立てる祝福だったというのです。
5 イエス様の十二弟子の十二数を十倍した百二十数は、平面的な世界を代表できる数です。ですから、この百二十人門徒と同じ数を合わせるために、百二十双の祝福をしたのです。本来は百二十家庭ですが、四方数である四双を加えて、百二十四家庭を祝福しました。イエス様の百二十人門徒に代わる百二十四家庭は、世界的な型です。
その人たち自体に世界を統治し、世界を支配できる権限があるというのではなく、世界の代表型として、世界的な蕩減条件を立てる基盤になるということです。ですから、百二十四家庭を立てることによって、神様が世界的に訪ねてこられ得る基準を立てるようになったのです。それゆえ、国連の加盟国が百二十ヵ国を超えれば、その時が終末だと言えるのです。
6 百二十四家庭の祝福をする時、その中には前科者の四家庭を入れました。必ず、前科者たちを入れなければならないので、入れたのです。天の役事(働き)は、犠牲にするための役事ではなく、万民を救うための役事なので、信仰をもつ信者はもちろんのこと、信仰をもたない良心的な人、罪を犯した人、監獄に入っている人までも、みな救ってあげなければならないというのです。ですから、世界的な国家代表を立て、家庭的な門を立てて、世界万民が入ってこられるようにしたのです。
それと同時に、今までに罪を犯して獄中で呻吟している人までも通れる門を立てて、開けてあげなければなりません。そのような意味で、百二十四家庭を中心とした祝福の基盤が成立するようになったのです。
7 百二十四家庭の祝福結婚式をする時は、とても素晴らしかったのです。結婚式が終わってから、みなタクシーに乗ってソウル市内を回りました。百五十台のタクシーが走るので、市民たちはみな驚きました。首都ソウルがひっくり返り、三千里半島が揺らぐ立場で挙げるこの結婚式は、男性でも女性でも、一度やってみる価値がある結婚式ではないでしょうか。今後、世の中が私たちに付いてくるかこないか見てみようというのです。次は外国人たちも連れてきて祝福式を行う予定です。
四千三百年を蕩減する四百三十双祝福結婚式
四百三十双祝福結婚式が、一九六八年二月二十二日、ソウル市民会館で開催された。四百三十双は、韓国歴史四千三百年を蕩減復帰する型である。真の父母様は、日本からの三人を含めることにより、祝福を外国に連結する条件を立てられた。この祝福結婚式後、新郎と新婦たちは観光バスと自動車に分乗し、ソウル市内でカーパレードを行った。
8 統一教会が韓国で、まだ国家基準の蕩減ができていない状態で執り行われたのが四百三十双の祝福でした。四百三十という数字には、どのような意味があるのでしょうか。祝福をした年の檀紀四千三百年と、イスラエル民族のエジプト苦役路程四百三十年に該当するのが、四百三十という数字です。イスラエル民族の理想である民族解放の基準を中心として、韓国のすべての国民が、神様のみ旨の前に立てる道を開いてあげたのです。それは相対理想の道です。
今までの宗教のように、個人の理想を中心として道を開いてあげたのでは役に立ちません。統一教会は、相対理想の道を四方八方に開いてあげました。ですから、全国民を動かし、歴史を通して歴史的蕩減の実体を自分の一代で成し遂げなければなりません。
9 韓国が開国してから四千三百年となったその年に、四百三十家庭が祝福を受けました。ですから、四百三十家庭は、すべての氏族を代表しているのです。大韓民国のすべての氏族を代表して参加したのです。一人も入れなかった姓氏があったとしても、親戚関係、母方の実家や叔母の家などから入るので、すべてが連結されます。各姓氏がみな四百三十家庭と連結されるというのです。ありとあらゆる人がすべて入りました。
また、歴史を見る時に、赦されない罪を犯した人も入っています。大韓民国の全国民にも、四千三百年間経過する中で、罪を犯して天のみ前に立てなかった人にも、道を開いてあげたのです。すべてひもを付けて橋を架けてあげました。そうなることによって、大韓民国がおのずと生きる道ができ、天の国と連結され得る道ができるのです。
10 三数と四数は天と地を象徴します。四数と三数を掛ければ十二数になります。十二数は調和数です。天地の調和数が十二数なので、全体数を代表します。ですから、大韓民国において四千三百年目に、四百三十数に該当する祝福をしてあげたのです。大韓民国において、四百三十数を合わせて祝福してあげたのは、大韓民国の家庭は、誰でもみな、いつでも自由に天国に入っていけるという意味です。ですから、天国にすべて入っていけるという条件を立てたのが、四百三十家庭の祝福なのです。国家基準を中心として見れば、誰でも天国に入っていける基準が、四百三十家庭の祝福によって設定されました。
11 一九六〇年を中心として、三十六家庭、七十二家庭、百二十四家庭を中心に今まで歩んできているのです。そして、七年路程の最後の峠を中心として、四百三十双(実数は四百三十六双)を祝福してあげようと思います。それは、六百六十六数以上の祝福数を立てなければならないからです。六数はサタン数であり、その位置は神様のみ前では怨讐の立場です。私たちは、この六数を越えなければなりません。ですから、既成家庭まですべて合わせて七百六十家庭が、七年の期間内に祝福を受けることになるのです。
12 お父様は、エバを復帰し、天使長を復帰したので、ついに責任を果たしました。アダムとしての責任を果たしたというのです。このような環境で、家庭を中心として息子、娘たちを愛し得る時になれば、善なる人が蕩減する時代ではなく、悪なる人に蕩減させて、善が利益を得る時代に変わるのです。これからは統一教会の運勢圏に入ってくるようになります。皆さんが祝福を受けて一つになり、氏族メシヤとして家庭的四位基台の基盤を整え、お父様のように四方に上がるようになる時、天運はここから動くというのです。天の復帰摂理は、この原理を通過しなければなりません。このような世界を中心にしなければ、天国を完成できません。
ですから、皆さんの家庭は、父母様の家庭と完全に一つにならなければならないのです。中心を離れた枝はあり得ません。お父様は、四百三十家庭を祝福する時に、「氏族メシヤになりなさい」と言いました。言い換えると、イエス様と聖霊と同じ使命、すなわち「復活したイエス様」と「聖霊」の実体として、その氏族を救う役事をする氏族メシヤになりなさいということです。霊的ではなく、実体としての氏族メシヤの使命を果たしなさいというのです。