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Wednesday Mar 22, 2023
真の父母経 第82話
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5 七百七十七家庭は、三年間は先頭に立たなければなりません。最後の使命を遂行しなければならないというのです。今まで祝福家庭は、そのようなことがありませんでした。このように祝福が全般的に成就されることによって、神様の願いは今、地上で成し遂げられつつあるのです。個人から家庭、氏族、民族、国家、世界へと行くために、カインとアベルが一つにならなければなりません。上がるためには、カインとアベルが勝利しなければならないのです。それが原則です。ですから、世界のために犠牲にならなければなりません。各国がそのようになれば、世界統一は自動的に訪れるのです。お父様はその戦法で歩んでいます。
世界的に注目を集めた千八百双祝福結婚式
千八百双国際祝福結婚式が、一九七五年二月八日、ソウルの奨忠(チャンチュン)体育館で挙行された。この日の祝福式には、韓国から八百九十二双(在日同胞十八双を含む)、日本から八百十一双、欧米から百十一双、台湾から二双など、合計千八百十六双が参加した。この中で、八十七双が国際的なカップルとなり、合計二十ヵ国の人々が参加した。祝福式では国土統一院長官の祝辞が述べられ、行事後、ソウル市内でパレードが行われた。
6 一九七五年二月八日に千八百双の祝福結婚式を挙行しました。統一教会が個人的に初めて公に姿を現し、家庭的に初めて公に姿を現すときは、父母様の家庭だけではなく、全世界の統一教会員たちが、世界の前に現れなければなりません。このような神様のみ旨があるので、家庭的に勝利して一つの杭を打たなければならないのですが、第一次七年路程、第二次七年路程の功績を土台として、第三次七年路程の上に、父母を中心として皆さんの家庭を平面上に横的に展開させ得る、一つの示威、一つの攻戦を広げたのが、千八百双の祝福行事でした。
7 第三次七年路程に入って、すぐに千八百双の祝福が行われました。第三次七年路程は、神様のみ旨から見ると、堕落圏ではなく完成期圏内に突入したので、皆さんがこれを歴史的に輝かしい伝統として残さなければなりません。千八百家庭の祝福は世界的な祝福です。二十ヵ国から集まってきて世界史的な祝福を受けたのです。
世界の超民族的な伝統基準を立てるに当たって、韓国を代表する皆さんは、恥ずかしい男になってはいけません。各国がその競争です。韓国ではたくさんの家庭が祝福を受けたのですから、主体国として輝かしい伝統を立てなければなりません。アダムとエバが自分たちの思いどおりにして堕落しましたが、それと同じようにして再び堕落するのではなく、神様と父母様のみ言を絶対的な支えとして、神様が願い、父母様が願う家庭にならなければなりません。
二千七十五双と六千双祝福結婚式
一九八二年七月一日、アメリカ、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで、二千七十五双国際祝福結婚式が開催された。真のお父様が法廷闘争をしている過程で開催されたという点で、その意義は大きい。この祝福式には、一九七九年五月に約婚式を挙げた七百五双と、一九八〇年十二月に約婚式を挙げた八百四十三双、一九八二年六月に約婚式を挙げた六百五十三双が参加した。一九八二年十月十四日には、ソウルの蚕室(チャムシル)室内体育館で六千双国際祝福結婚式が開催された。六千双の祝福結婚式には、韓国から千五百双、日本から三千六百双、東南アジアから九十双、アメリカから百五十双、中南米から百双、ヨーロッパから四百双、アフリカから六十双など、八十五ヵ国から参加した。
8 一九八二年七月一日に、二千七十五双の祝福結婚式を行いました。結婚というのは、一双だけがしてもその近所で祝祭をするのに、数千双が結婚することに反対するというのは、道理から外れていることです。この祝福行事でデモをする人がいないので、警察が驚いたでしょう。西欧社会においては大きな衝撃だったはずです。これから皆さんは、私たちの祝福結婚式を大いに誇らなければなりません。
9 今、お父様は、アメリカで法廷闘争をしています。普通の人であれば、喪中の家のようになり、(泣き叫んで)大騒ぎになることかもしれませんが、二千双以上を結婚させてあげました。これには重要な意義があります。お父様の歴史を記録するとすれば、こういう時であるほど、このようなすべてのことが、より貴重な価値をもつというのです。お父様に反対するその国のために、このような公的なことをしているという事実は、歴史がひっくり返ることです。そのようなことを、なぜこのように急がせるのでしょうか。それは、お父様がモスクワ大会のために行くべき道が残っているからです。
10 六千双の祝福結婚式は、摂理史的に見ると、歴史的な一つの終着的な結末をつける行事でした。韓国から出発した統一教会が、今まで韓国にそのままとどまっていれば、全世界に影響を与えたり、全世界の人々の心情を一つに合わせたりする結果をもたらすことはできなかったはずです。それで、国際的な舞台に拡張する世界的な拡張運動を通して、全世界の人々の心情を糾合させられた良いひと時だったと考えるのです。ここに参加した国は、八十五ヵ国です。自由世界はもちろん、共産圏にいる人たちまでもここに参加したことは、歴史的な事実です。
この大会自体は、霊的に見れば、数多くの霊界の先祖たち、八十五ヵ国の先祖たちがみな団結する場でした。摂理上には様々な祝福すべきことや誇るべきことがたくさんありましたが、霊的世界全体が超国家的な立場で団結できる時は、神様の摂理歴史の過程を通してこのひと時が初めてでした。そして、世界八十五ヵ国の若者たちが、この場で祝福を受けるその瞬間の環境や、祝福を受ける本人たちもまた、国家を超越して一つの焦点を合わせていたというのです。霊界が見つめる焦点と地上で見つめる焦点が一致し得た時は、今まで歴史上にもありませんでしたが、今後もないでしょう。これは、超世界的な慶事でした。ですから、神様の立場から見るとき、誇らしいことだというのです。
11 統一教会は、愛の世界をつくるために祝福結婚式をします。統一教会は人種差別を認めません。真の愛においては、「白人は異なり、黒人は異なる」と言うことはできません。統一教会が偉大であり、統一教会員たちの違うところはその点です。六千双の国際祝福結婚式の時にも、私は日本の女性たちと黒人たちを七十双ほど結婚させました。強制したのではなく、自分たちが望んでしたのです。
12 六千双の祝福を受けた人を世界に配置しました。そうすることによって人種が完全に束ねられ、縦横の歴史が完全に転換するのです。上下の歴史が完全にひっくり返り、東西が入れ替わるというのです。それにより、すべての歴史的な潮流が変わるという話です。潮流が変わります。家庭的理想は、愛を中心として成就するのですが、世界で有史以来、初めて愛の潮流が神側から押し寄せ始めたのが今回の祝福です。
初めて地球星に愛の思春期が訪れるのです。六千双の祝福結婚式によってそのようになります。六数はサタン数ですが、サタン圏内を撃破できるのが六千双です。愛の六千双の旗を翻すことによって、サタン世界は完全に退くのです。
第四節 六千五百双、三万双、祝福二世の祝福結婚式
交叉祝福時代を開幕した六千五百双祝福結婚式
六千五百双国際祝福結婚式が、一九八八年十月三十日、一和の龍仁(ヨンイン)工場で挙行された。この祝福結婚式には、十七ヵ国からの参加があったが、韓国の新郎と日本の新婦千四百三十五双、韓国の新婦と日本の新郎九百七十三双など、日韓の交叉結婚が相当数を占めた。また、日本の新郎と日本の新婦三千六百六十双も参加した。真の父母様はこの約婚式で、主に写真を御覧になって結婚相手を決めてくださった。
1 六千五百双を祝福する時、日本人と韓国人を交叉結婚させました。なぜそのようにしたのでしょうか。アダム国家は韓国であり、エバ国家は日本です。アダムとエバが自分勝手に結婚することによって世界を失ってしまったのですが、今や国家的基準でひっくり返しておいたのです。
2 国家基準の二世たちが交叉結婚をすることによって、サタン世界は崩壊し、父母様の全権時代の土台の上で、理想天国が出発するようになります。その歴史の象徴物として集まってきたのが六千五百双です。これを一週間以内にしました。最初、日本の幹部たちは「そのようなことはできません」と大騒ぎしましたが、死に物狂いでやるようにというお父様の命令に従ってやってみたところ、日本政府の機関が協力するようになり、韓国大使館が協力するようになりました。日本も助けたという条件を立て、韓国も助けたという条件を立てたのです。
3 一九八八年十月三日に「世界統一国開天日」を宣布しました。そのように宣布することによって、国が生じるのです。アダムとエバが個人的に堕落してサタンのもとに行ったので、これを蕩減し、復帰していくときに、サタン世界を代表するアダム国家とエバ国家の二世たちを中心として歩んでいくようになるのです。彼らはカナンに復帰したのと同じです。イスラエル民族は、カナンに復帰してカナン七族に染まり、結婚を誤って病にかかったのです。ですから、道義がすべて破壊され、乱れた社会環境になりました。
そのように、すべて流れていくしかない環境の中で、父母様が韓国の二世たちと日本の二世たちを交叉結婚させたのです。それは国家と国家が結婚したのと同じです。エデンの園で個人的に結婚を誤ることによってサタン世界になったのですが、天の父母と真の父母を中心として、アダム国の代表とエバ国の代表が交叉結婚をすることにより、国家的に天に抱かれ得る門が開かれるのです。
4 韓国と日本は怨讐の国ですが、これを押しのけて、韓国で交叉結婚をしました。韓国も反対できず、日本も反対できませんでした。写真を見て結婚し、言葉も通じない国の人たち同士が結婚するというのは、歴史上になかったことです。六千五百双の祝福行事を、すべてが歓迎する中で神様の名によって行うので、サタンは付いてこられなかったというのです。