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Monday Dec 02, 2024
父の祈り 第24話
Monday Dec 02, 2024
Monday Dec 02, 2024
私たちの願いをあなたの願いと一致させてください
お父様!
この心が自分のとどまることのできる位置を
失ってしまったことが嘆かわしく、
自分の価値を全世界と全天宙とともに
論議することのできる資格を喪失したことが嘆息であることを
知っています。
本来の人間は、自分の行く方向を整え、
天上の大主宰であられるお父様と
関係を結んだ自由の環境で、
お父様の価値と、高く善なることを歌わなければならず、
お父様の心情を通してお父様と共に和し、
楽しまなければならないことを、
私たちは知っています。
失ってしまった本然の位置を
再び探し出すためにさまよう人類、
失ってしまった本然の価値を
再び探し出すために、今日も苦しんでいる人類です。
心情を中心として、
心と体が和し喜ぶことのできる目的の園で、
主人と共に永遠に歌うことが
私たちの望みです。
その園に向かって歩みを変えるその日から、
どのような困難と悲しみが迫るとしても、
そのすべてのものを獲得するその日まで、
躊躇することを知らないあなたの息子・娘となるよう
許してくださいますことを、
切にお願い申し上げます。
それと同時に
お父様に対する一片丹心の心情だけは、
松と竹のようにいつも変わりなくわき立ち、
天上、あるいは地上の全存在世界を
変えてしまっても余りある、不変の価値で
装わせてくださいますことを
心からお願い申し上げます。
創造主がいるとするなら、
そのような姿をお慕いになるであろうことを
私たちの推測ででも知ることができますし、
あなたもやはり
それが望みであられることを知っています。
そのような基準からお父様と因縁を結び、
堕落した世の中、
凶悪な罪悪の世に勝ち抜くに不足のない
あなたの息子・娘となるよう許諾してくださいますことを
心からお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六〇・四・一〇)

Monday Dec 02, 2024
父の祈り 第23話
Monday Dec 02, 2024
Monday Dec 02, 2024
心情で和し、一つとならせてください
お父様!
お父様を欽慕する私たちが
お父様にお会いして、
お父様に侍り、
お父様と共に議論できることを待ち焦がれ、
足らないのを押し切って集まりましたので、
捨てておかないでください。
お父様!
私たちの心と共に和してくださり、
私たちの体と共に因縁を結んでください。
お父様の切実な心情の流れが、
お父様のものとしてのみとどまらないようにしてくださり、
実存なさるそれ自体の生命の流れが
私たちの心中深くに染み入ることができる
この時間となるようにしてください。
幾千万の聖徒を指揮なさるお父様の性相を見つめながら、
無限なるお父様の愛の懐に抱かれることができ、
慕わしさに浸ることのできる私たちとなるよう
許諾してください。
自然のふくよかな住まいにいることに対し、
天のみ前に感謝を捧げることができ、
自ら頭を下げるその心と体で
お父様を呼ぶことのできる
このひと時となるようにしてください。
お父様!
私たちは、闘いの路程で
私たちを呼んでくださり、
案じ、尋ねてくださるお父様であられる前に、
静けさの中、心中の深いところから、
感じまいとしても感じざるを得ない、
考えまいとしても考えざるを得ないお父様であられることを
知っていますし、
お父様が私たちを
息子と呼ぶことができ、
私たちもまた、お父様を
私のお父様と呼ぶことのできる因縁が、
私たちの生涯において必ず結ばれなければならないことを
知っています。
私たちがいつ内密に
お父様と議論をしてみたことがあったでしょうか。
いつ
お父様のそこはかとなく聞こえる声とお父様の栄光に酔い、
私たち自身が体の内にいるのか体の外にいるのか分からず
頭を下げ、お父様のみ前に敬拝を捧げた時があったでしょうか。
信仰路程にはこのような時間が
必ず必要であることを、私たちは知りました。
またそのような時間を私たちに与えるために
お父様が今日までご苦労されたことも知りましたので、
今この体と心が
本然のお父様に親しみ侍ることができ、
本性のお父様に親しみ侍ることができ、
本質のお父様に親しみ侍ることのできるこの時間となるよう
お許しください。
ある条件をかけておいて対されるお父様ではなく、
心の流れに従って共に流れ、
心の動きに従って共に動くお父様であられるので、
本然の思い、本然の感情に和し、動ずることだけが、
私たちが生命をもってこの地で生きる間
もつべき望みであり、理念であるということを知っています。
見えないところで
すべてのことを営まれ、
実績を表されるためにご心労されるお父様であられ、
いないようでも実在されるお父様であられ、
私たちと関係がないようでも
心を主管しておられるお父様であられ、
無限の世界を管轄しておられるお父様であられることを
私たちは知りました。
その管轄圏内、その主管圏内の動きに
和し、静じ、動ずることのできる
本然の姿を慕っていますので、
お父様、
私たちを捨てておかないでください。
心の門が閉じた者がいますならば
その門を開いてくださり、
死の陰に捕らわれて
心的に、肉身的に苦痛を受けている人がいますならば
彼らをもまた哀れにお思いください。
お父様、
捨てておかず、
実存されるお父様を慕う真なる心がないとするならば、
天上のお父様であられ、
実存のお父様であられるあなたのみ前に
恥ずかしい者となることを自ら悟るようにしてください。
今日、私たちの心がそれぞれ違うとしても、
事情事情がそれぞれ違うとしても、
置かれている環境と内的な慣習、
心中にもっている主観と主義、観念がそれぞれ違うとしても、
本然の心情世界に和そうとする心だけは同じであり、
悪なる人でも善なる人でも
そこに和することができるということを知っていますので、
この時間そうできるように私たちをお導きくださいますことを、
切にお願い申し上げます。
すべてのものをお父様のみ前に打ち明け、
無我の心情で本然の心情を尋ねて、
お父様に侍ることができ、
み言を通して自分を再び新しく造ることのできる
恩賜の時間となりますことを心からお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・一一・一)

Monday Dec 02, 2024
父の祈り 第22話
Monday Dec 02, 2024
Monday Dec 02, 2024
心と体でお父様と和することができるようにしてください
私たちの人となりが、
果たしてお父様のみ前に捧げられるようなものであるかを
案じざるを得ませんし、
許諾してくださったお父様の恩賜を
受け取ることのできる心と体になっているか、
私たち自らを反省してみるとき、
申し訳ない気持ちで頭を下げずにはおられませんので、
哀れにお思いください。
お父様のみ前におそれ多くも誰が立つことができ、
お父様のみ前に誰が
自信満々に立てると言うことができるでしょうか。
行けば行くほど、
知れば知るほど肉をえぐるような天の悲しみを
感じない者はいないことを知っています。
おそれ多くて顔を上げられず、
おそれ多くて身の置き所を知らなくさせる
おそれ多いお父様の性相があり、
お父様の心情があり、
お父様のご苦労の痕跡があるということを
知る者がおりませんでしたが、
そのような事実を知ることができるように
私たちを育ててくださいましたことに感謝申し上げます。
これは誰のためにそうなったのでしょうか。
私たちが優れていてそうなったのではなく、
私たちが備えるものを備えてそうなったのでもありませんでした。
歴史的に善を欽慕してきた数多くの先祖たちの
天と結んだ因縁が、
私たちの知らない間に私たちに及んで
そうなったということが分かるようお許しください。
今日の私たちは
今日の私たちだけではないことを知るよう許してくださいまして、
その因縁を尊重することができ、
その因縁とともに喜ぶことのできる人となり、
その因縁を裏切る者とならないように
主管してください。
お父様!
私たちの心はどのような位置にあるでしょうか。
私たちの体は何を待っており、
何によって動いており、
どこに置かれることを望んでいるのかを
自ら考えるようにしてください。
静寂の中からお父様は、この時間にも
生命の価値を感じるようにせき立てていらっしゃるということを、
私たちが心で感じるようにしてくださり、
人類が
自分の生命だけにつかまり、あえいでいる悲惨な事情のゆえに、
それを眺めながら悲しまれるしかないお父様であられることが
分かるようにしてください。
私たちの心情や
心の世界を支配されるお父様、
親しく臨まれ、
この時間、私たち全体を本性的に支配してくださり
本質的に主管してください。
本性の人、本質の人、
善に対して楽しみながら
善のみ言に和する人となり、
心と体で
お父様と和することのできる立場に立つようにしてくださり、
私たちに新しいみ言を許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
優れた人がどこにおり、
劣った人がどこにいるでしょうか。
心情を通しては一つであることを知っていますので、
天の心情に動じ静ずることができ、
和し応ずることができるようにしてください。
そうして、
お父様の栄光だけが
私たち全体の生命の前に現れまして、
お父様の生命の恩賜が
私たちの心中奥深くに染み入るよう導いてください。
私たちの心と心情を動かしてくださり、
永遠なる生涯路程を開拓し、
復帰の恨みを晴らそうという新しい覚悟と決心が、
私たちの心中から爆発するこの時間となるよう
お許しくださいますことを切にお願い申し上げます。
この時間、頭を下げた億兆蒼生(=数多き民)の上にも
生命の権限を許諾してくださり、
天上にいる数多くのご自身の息子・娘たちにも、私たちと和合し、
勝利的な栄光の一土台を建てるために
助けるようにさせてくださいますことを、心からお願い申し上げ、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・一〇・二五)

Monday Dec 02, 2024
父の祈り 第21話
Monday Dec 02, 2024
Monday Dec 02, 2024
天国家庭を慕う私たちとならせてください
お父様!
捜し出したかった息子・娘たちを
この地上に見いだせなかったお父様の悲しみを悟り、
泣くことのできる私たちとならなければなりませんのに、
自分の満足を求めてさまよう
哀れな立場に処していた私たちを
受け入れてください。
イエス様も
このような境地にいる自分の母親と弟妹を見つめ
「天にいますわたしの父のみこころを行う者はだれでも、
わたしの兄弟、また姉妹、
また母なのである*」とおっしゃいました。( *マタイ一二・五〇)
本然の父母をもてなかった私たち、
本然の兄弟をもてなかった私たち、
本然の子女をもてなかった私たち、
本然の夫婦になれなかった私たちです。
今、望み侍ち焦がれるべきものは、
本然の父母、本然の兄弟、本然の子女、
本然の夫婦ですので、
本然の父母が慕わしく、
本然の兄弟が慕わしく、
本然の子女が慕わしく、
本然の夫婦が慕わしく、自分の威信を忘れて
それらを求めさまよう息子・娘となるよう
許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
お父様に侍って、
親しく天国家庭の生活を楽しむことのできる動きが、
天地に起こるようにしてください。
その理念に和して楽しみながら、
行くまいとしても行かざるを得ず、
応じまいとしても応じざるを得ない心的な革命、
情的な革命が、天地の間に起こるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
それらを生の指針として、
一生の転換点となるよう許諾してくださいますことを
心からお願いしながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・九・二七)

Monday Dec 02, 2024
父の祈り 第20話
Monday Dec 02, 2024
Monday Dec 02, 2024
心情を通した父子の因縁を許諾してください
お父様!
私たちに、「私」を中心としたある主義主張や
自分が感じている意識的な観念があるとするなら、
このすべてを除去させてください。
再び創造されなければならない運命に置かれている私たちであり、
復帰の恨みを晴らすことができない私たちでありますので、
堂々と天のみ前に
主張できる何かをもったと言おうとも、
それがお父様のみ前には
何の条件にも対象にもならないということを知りました。
私たちがいくら天のみ前に自分を弁明し、
自分の困難を申し立てるとしても、
お父様の無限のご苦労の前には
比較できない、物悲しく哀れな私たちの姿であることを
知っています。
今、「私」は自ら「私」になったのではなく、
「私」が「私」でないことを知ったとするなら、
「私」が「私」となれるようにした本然のそれ自体を慕いながら、
本然の心の中に「私」が染み込み、
本然の主人公のみ前に頭を下げることができるよう
お許しください。
万宇宙の絶対的な主人公がいるということを
心は知っています。
またそれが
私たちの行動一切を制御していることを知るとき、
これは無目的的な因縁の中でそうなっているのではなく、
絶対的な目的によって
制限された環境の路程を
経ていくべき運命に置かれた自分たちであることを、
心で感じることのできる息子・娘になるようお許しください。
今、お父様の栄光の宝座を心で慕いながら、
お父様のみ前に集まりましたが、
この者たちの心がどこに流れていき、
この者たちの心がどこに向かって動いているのか
分からずにいますので、
お父様、
願わくは、本然の私たち自身が
天と共に喜ぶことのできる方向に
導いてください。
私たちの面目ない顔と面目ない視線であるとしても、
お父様の心情が慕わしくて
お父様を見つめることができ、
お父様のみ前に頭を下げることのできる
この時間となるよう許諾してくださいまして、
不足なる手であっても差し出すならば、
その手をお父様がつかんでくださるという、
約束のこのひと時になりますよう
切にお願い申し上げます。
ひとえにお父様の心情をつかみ、
お父様と同居することのできるその一つの約束、
その一つの生活的な事実だけを願うものです。
そのようなことが、
永遠に永遠に誇ることのできる
栄光の標的になることを願いながら、
私たちがお父様のみ前にひれ伏しましたので、
この日私たちに足らない何かがあるとしても、
お父様、
受け入れてください。
立てようとなさる心情をお立てになり、
お父様と私たちに
切ることのできない父子の因縁を結んでくださいますことを
心からお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・八・九)

Monday Dec 02, 2024
父の祈り 第19話
Monday Dec 02, 2024
Monday Dec 02, 2024
心情を通して天を知るようにしてください
私たちがみ言を受け
天を知る者たちとなるのでなく、
心情を通して
天を知る者たちとなるようにしてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
み言によって救いを受けようとする私たちではなく、
心情を通してお父様のみ前に救いを受け、
生命の歌を歌うことのできる私たちとなるように
お導きください。
そうして、
まずお父様が
どれほどご苦労され、苦痛に遭われたかを
お父様の姿を眺めながら知る私たちとなって、
頭を下げ、
お父様を慰労してさしあげられるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
生涯の目標があるとするなら、
心情で生涯の目標を追求するようにしてくださり、
生活の内容を備えなければならないとするなら、
神様の心情だけが
私たちの生活の内容となるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
多くの人々がお父様のみ前に出てきましたので、
この者たちが誰のためにとどまり、
何のために動いて、
どこに向かって進んでいるかを、
自ら探し出すようにしてください。
あなたから
「お前は永遠に私の心情と共にある者だ」と
認められる者がいるとするなら、
それ以上幸福な人はいないということを知っています。
お父様!
永遠の生命と
永遠の理念と
永遠の愛の心情をもって尋ねてくださるお父様は、
私たちの心の中に共におられ、
お父様のものは私のものであり、
私のものはお父様のものとして、
二つではなく一つの理念を中心として、
歌い喜ぶことのできる息子・娘の姿を
慕われることを知りました。
私たちも、お父様に侍り、
お父様のみ前に
すべての栄光の要素を探してさしあげたのち、
歓喜しながら全天下に誇ることのできる時が到来するのを
待ち焦がれております。
お父様はこのようなすべてのことをご存じですので、
心と心を連結させて、
過去の天上のすべてのものと
地上のすべてのものを動かし、
心情世界ですべてが和するようにしてください。
そうして
栄光の刺激を起こすことのできる衝撃と喜びの境地で、
私たちが覚悟し決心できるようにしてくださいますことを
心からお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・七・二六)

Monday Dec 02, 2024
父の祈り 第18話
Monday Dec 02, 2024
Monday Dec 02, 2024
本然の世界を慕うようにしてください
お父様!
真の心をもった人がいるなら、
本然のその世界が慕わしくない人はおらず、
真の体をもって生きる人がいるなら、
本然のその世界の生活を慕わない人がいないことを
私たちは知っています。
堕落前、お父様に直接対することのできた本然のアダムとエバの姿、
天が生じ、
地が生じ、
万物が生じたのち、初めて
人間として造られたアダムとエバの姿、
その姿はどれほどお父様がお喜びになる姿であったでしょうか。
お父様に対することのできる
栄光の立場に置かれていた私たちの先祖のその姿は
どれほど貴い姿であったでしょうか。
今、私たちが心で本然の世界を欽慕することのできる
このひと時となるようお許しください。
お父様の心情を直接反応させることのできる善の心情が
とても慕わしくなり、
お父様の手を捕まえることのできる本郷の善の姿が
とても慕わしくなりますので、
本然のその先祖を慕うことのできる私たちとなるよう
お許しくださいますことを
切にお願い申し上げます。
心情の世界は、歴史的な距誰もなく、
時間と空間の限界もないということを、
私たちが地上に暮らしながら知っていますから、
無限の愛の心情によって生まれた本然の先祖のその姿、
本然の「私」の姿を、
今、死亡圏内で眠り
方向を失いあえぐ私たちでありますが、
慕うことができるようお許しください。
そのような「私」の姿が慕わしく、とめどなく涙し、
そのような「私」をお造りになったお父様を探すため
あえぐ姿となるよう許諾してくださり、
みすぼらしい姿になるとしても、
その世界の雰囲気、その世界の環境、その世界の万物、
その世界の万象と和動できる美自体が、
この時間私たちの体と心に体得されるよう
許諾してくださいますことを、
わがお父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちはお父様を呼びますが、
堕落の歴史路程で苦労された
お父様を呼ぶことには慣れ親しみましたが、
堕落の悲しみなく善の園で楽しむことのできる、
本然のお父様を描いてみることはできず、
そのお父様を捜しさまよった時もありませんでした。
真の救い主を信ずるにおいても、
私たち人間は、十字架におかかりになったイエス様だけを知っており、
十字架の苦難に当面せず、
苦痛と迫害を受けず
栄光の主として顕現できるイエス様としては、
信じることができなかったことを受け入れてください。
お父様!
きょう私たちに本然のそれ自体と共に、
本然のその理念と
本然のその善を中心として生きることのできる和動の世界を
慕う心があふれ流れるよう
お許しください。
本然の心情でお父様を呼ぶことのできる喜びの立場を
お許しくださいますことを、
わがお父様、
切にお願い申し上げます。
エジプトでさまよっていた六十万イスラエル大衆を
導きたかったモーセの心中を
私たちが悟るようにしてくださり、
モーセが悲痛なる心情で民族に対したという事実を
私たちが悟るよう許諾してください。
今日、世界に散らばっている第二イスラエルの祝福を引き継ぐべき、
世界のキリスト教徒たちが望んでいるカナン福地が
残っていることを知らせるべき責任が
私たちにあり、
この使命を成就すべき責任が
今日、私たちにあるということを知っていますので、
お父様、
残された恨み、残された悔しさ、残された痛憤が
私たち一身の骨肉に染み通るよう許諾してください。
この体と心が百回死んで倒れることがあるとしても、
お父様のあだを必ず討つという天の節義と気概を備えた
あなたの息子・娘たちとなるようお許しくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
お召しになる命令を奉じてきてみると、
十字架の路程が残っていることを知りました。
困難な道を
自ら進みいで立っている孤独なあなたの息子・娘たちですので、
彼らの心の友となってください。
お父様が永遠に永遠に私たちの中心となるとき、
私たちの体と心もお父様を模範として、
不変の中心存在として
お父様の身代わりとなれるという事実を知っていますので、
今、私たちの体と心を、
親しくお父様のものとして再びお取りください。
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・六・二八)

Monday Dec 02, 2024
父の祈り 第17話
Monday Dec 02, 2024
Monday Dec 02, 2024
本郷を建設する真の子女とならせてください
本然の園を造っておき、
本然の真の子供たちを抱き、
本然の心情を通して楽しむべきお父様の理念が、
まだこの地の上に現れていないという事実を
私たちは知っています。
私たち人間が、
死亡に捕らわれたその日から今日まで、
本然の心情で天を歌う時がなかったことを
受け入れてください。
本然の一個体として、
お父様を呼ぶことのできる栄光の位置に立てなかった哀れな私たちを
受け入れてくださり、
本然の心情を備えて、
切実な心情を込めて「わがお父様」と呼ぶことができなかったことを、
お父様、
哀れに思ってくださいますよう切にお願い申し上げます。
本然の園を失ってしまった人類は、
死亡の世界に落ちて暗闇と闘い、
怨讐たちの掌中に捕らえられ
嘆息と絶望の中におりましたが、
本然の心の痕跡が残っている良心を通しては、
本然の故郷を懐かしがっています。
歴史的な闘いを経てきながらも、
時間ごとに感じられる天の感触を通して、
天の生命の一つの流れを探してきた私たちを
助けてくださったお父様に、
感謝いたします。
この上なく幼く不足な私たちが、
この一路程に悩まされ疲れていることをお父様がご存じなので、
再び哀れみの手を広げてください。
再創造の能力を許諾なさり、
本然の心情を回復させてください。
本然の姿として
お父様に近づくことができるよう捕まえてくださいますことを、
わがお父様、
切にお願い申し上げます。
私たちはこの地上のすべてのものを切ったとしても、
天が願われる
本然の世界に向かっていかなければなりませんので、
今私たちが、
本郷を慕う切実な心に徹するよう
許諾してくださり、
私たちの体が、私たちの足が疲れるとしても
本郷に向かって走ることのできる立場に、
お父様、
押し出してくださいますことを切にお願い申し上げます。
私たちの体と心が一つになって
天の心情を思慕するよう許諾してくださり、
お父様が最後に
私たち人類と共に楽しむことのできる幸福の園を
私たちをして建設させてください。
この時代の億千万人が妨げることがあるとしても、
愛の心をもって
それを信じていくことのできる
私たちとなるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
堕落した群れたちですので、
どうせ復帰路程を経て
本然の自分を見いださなければならないのであり、
本然の故郷を求め、
本然のお父様に侍り、
本然の世界を建設しなければならないことを知っています。
今日、堕落した私たちは、
お父様の愛の心情を知らず、
本然の故郷を知らず、
本然の人格と本然の姿を知りませんでしたので、
お父様、
再びみ言を通し、人格を通し、愛の心情を通して
本然のその姿となることのできる全体要素を具備して、
お父様に侍り、生きるにおいて不足のないよう、
私たち自身を栄光の姿として立ててくださいますことを
切にお願い申し上げます。
このようなことを阻むため、
数多くの怨讐サタンたちは、歴史的な路程で
先祖から今日の私たち自体に至るまで、
時と時期にかかわらず
侵犯してきたということを知っています。
今、これを拒否しこれを制裁すべき責任が
私たちにあるということを知って立った私たちが、
お父様の心情で武装し、お父様のみ言で武装して、
怨讐たちの前に堂々と立つことのできる
天の真の息子・娘となれるようにしてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
今、私たち自身が、
本郷を探していかなければなりません。
私たちの家庭と私たちの社会と
この領土の上に生きている三千万民衆、
地球上に散らばっている数多くの人類、
霊界に行っている数多くの霊人たちまで、
失ってしまった本郷を探して
さまよっていることを知っていますので、
お父様、
私たちを
お父様の心情と通ずる本郷を建設することのできる
責任者たちとなるようにしてください。
私たちが怨讐の世界で真の息子・娘たちを探し、
彼らを糾合させ、
本然の園を建設することのできる天の働き手、
天の精兵たちとなるようにしてください。
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・六・一四)

Monday Dec 02, 2024
父の祈り 第16話
Monday Dec 02, 2024
Monday Dec 02, 2024
お父様の栄光の時代を開いてさしあげられる子女とならせてください
天の栄光をお探しになるために、
長い歴史過程を耐えて闘ってこられたお父様!
その摂理の栄光をお父様お一人で享受することのできる日が、
早く早くこの天地間に現れるようお許しください。
お父様が立てられた本然のみ旨は、
人間が失敗したその日から無数のサタンたちの前に
すっかり蹂躙されてきたという事実を、
私たちはよく知っています。
この地上の人間を中心として成すべきみ旨が
蹂躙されることによって、
そのみ旨に対し得る人を
見いださなければならない立場に置かれた、
天の事情を私たちは知りませんでした。
み旨に対し得る人がいないので、
お父様お一人で数多いご苦労の路程を経てこられながら、
心を砕かれ、
お父様の心中にしみわたったみ旨を
人間の前に伝えてくださるために無数にご苦労された歴史が
今日までの救援摂理歴史であることを
私たちは知っています。
お父様!
今私たちが、現れた救援摂理のみ旨を通じ、
歴史路程を通じて、
お父様がお喜びになることのできるそのみ旨を心に所有し、
お父様の栄光の道を尋ねていくために、
すべての精誠を棒げることのできる天の息子・娘となるよう
お許しください。
お父様のみ旨は
真の息子・娘を捜すことであるのを知っていますので、
今私たちが、
お父様のお喜びになる真の息子・娘として、
お父様に侍り得る
その国、その世界、その天地を成せるよう共にいてくださり、
またこれがお父様の願いの国であり、
願いのみ旨であることを悟るようにしてください。
真の息子・娘たちが
万物全体を和動させ、賛美を捧げることが、
六千年を闘ってこられたお父様の
最大の喜びであり、願いであることを私たちが知り、
その国を建設するために
すべてのものを捧げて立つことのできる天の息子・娘たちと
ならなければなりません。
お父様!
きょう私たちがお父様のみ旨を知り、
お父様のみ旨の中で選び立てられた息子・娘であることを知り、
今、お父様の栄光のひと日のために、
きょうも、あしたも
闘いの道、重苦しい道、死の道を物ともせず、
生命を捧げ立つことのできる天の息子・娘たちとなるよう
許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
真のみ旨を抱いた真の息子の姿として
お父様に侍り、
お父様に敬拝を捧げることのできる
この時間となるようお許しください。
このみ旨を成就するために集まる所々ごとに、
無数のサタンの勢力が侵犯しているということを知っていますので、
私たち各自の心と体に侵犯してくる闇の勢力を
除去してくださり、
私たちをお父様の寛大な懐にお抱きになって、
生きた姿でもってお父様の栄光の時代を
築いてくださいますことを心からお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七六・四・二六)

Monday Dec 02, 2024
父の祈り 第15話
Monday Dec 02, 2024
Monday Dec 02, 2024
お父様の心情世界に尋ね入らせてください
私たちをお捨てにならず、
新しい愛でもって
お導きになることを休まれないお父様!
私たちの姿がみ旨の前にふさわしくなく、
お父様の心にかなわないとしても、
哀れみの心をもって対してください。
それでも険悪な世の中を逃れ、
お父様の心情の世界に尋ね入ろうという
切実な心がありますので、
この心をご覧になり、
お父様の哀れみの愛をお加えになって
受け入れてくださり、尋ねてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
切実な心情でお父様を捜し出し、
お父様の事情を心配しながら現れた者は、
お父様がお捨てにならないということを知っていますので、
私たちの心が
お父様の心に向かって走るよう許諾してくださり、
私たちの体が
お父様の懐に抱かれるために走るよう許諾してください。
悔しく悲しく無念なる罪悪史を退け立つことのできる動きが、
私たちの体と心に満ち満ちるようにしてくださり、
私たちの体と心に衝動を与えてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
今、私たちの心は
お父様の性相が慕わしく、
私たちの体は
お父様の形状を見つめたく、
私たちの手は
お父様の手をつかみたく、
お父様の体を捕まえたいのです。
そのような真の息子・娘、
あなたの愛を歌うことのできる息子たちを迎えようとなさることは、
人間に対するお父様の中心的な願いであることを
知っていますので、
私たちの心だけでも
そのような心情に徹することのできる
この時間となるようにしてください。
お父様、
切にお願い申し上げます。
過去の誤った自分を譴責し、
今日の不備な自分を恨む物悲しい心情が
私たちの心中から爆発し、
お父様を呼ぶことができてこそ、
お父様が私たちを捕まえるのであり、
お父様が私たちを見つめるのであり、
お父様が私たちを抱いてくださるのを知っていますので、
お父様、
そのような心情を備えるよう許諾してください。
そのような心情に徹し、
不足な自我を認識して、
お父様のみ前に一切を捧げることのできる切実な心が、
私たちに現れるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
天に向かうべき心が混乱の中で彷徨して、
体がとどまる場所を見いだせない環境に置かれているとしても、
お父様は私たちをお捨てにならず、
恩賜の手でお父様の懐にお導きになることを知っていますので、
私たちを哀れにお思いになり、
お父様のみ前にひれ伏し訴えることのできる心を
生じさせてくださいますことを
心からお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・四・一二)