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Saturday Aug 16, 2025
父の祈り 第274話
Saturday Aug 16, 2025
Saturday Aug 16, 2025
世界を救うことのできる者とならせてください
六千年の間、お父様が
アダムとエバという一個体を捜してこられたのは、
それによって世界を復帰せんがためではなかったでしょうか。
天上に行っている数多くの霊人たちの哀魂をご覧になる
お父様の痛みが、どれほど大きいものであるかを
私たちが知らなければなりません。
その群れを解放させることが
あなたの聖なる使命であり希望であったということを、
私たちが分かるよう許諾してください。
世界を越え立つ勝利の一つの基盤を、
世界圏内のすべての人が
共に持つことのできる日が来てこそ、
天上世界の復帰と地上世界の復帰はもちろん、
怨讐を屈服させることができるということが
分かるよう、許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
徹頭徹尾世界を愛することができ、
世界のどこにでも行くことのできる
息子・娘とならなければなりません。
今までは
韓国をつかんで闘ってきた統一教会の群れでしたが、
十分に世界をつかみ
世界のために闘う群れとならなければなりません。
ですので、
私たちが涙を流しても
世界人類のために流すよう許諾してくださり、
私たちが大韓民国の一息子として生まれたとしても、
大韓民国の人々だけでなく
世界人類を愛することのできる心情を
持つようにしてください。
そのような心情を持って立つことのできる
私の個体となり、そのような後孫も持たなければなりません。
私たちはお父様に侍り、
二つの世界を抱いて
理念的統一世界を捜し出す努力を
し尽くさなければなりません。
飢えた者には当然食べさせなければならず、
ぼろをまとった者には当然着せなければならず、
軒先で寝ている者には
当然安らかに寝る所を準備してあげなければならないことでしょう。
恨み深い事情にも
当然ぶつからなければならないことでしょう。
このように失われた世界と、
失われた国家と、
失われた家庭と、
失われた個人を捜し出さなければならない運命が
私たちにあるという、このとてつもない事実を考えるときに、
私たち一人では持ちこたえられないということを知りました。
今、私たちは
心だけは生き残ることのできる因縁をつかみ、
死を覚悟して行かなければなりません。
私が倒れるとしても
世界は倒れてはならないのであり、
私が滅びるとしても
世界は滅びてはならないという統一史観を持つことのできる
あなたの息子・娘となるよう許諾してくださり、
これが統一思想だということが分かるようにしてください。
国を滅ぼしても個人を生かそうというのは
お父様の思想ではないことを、
この者たちが分かるよう許諾してください。
この国まで売るとしても、
世界を捜し立てようと言いながら、いで立つことのできる群れとならなくては、
世界に向かい合えないということが分かるよう許諾してくださり、
そうすることのできるひと日を
この者たちが迎えられるよう許諾してください。
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七〇・三・一一)

Saturday Aug 16, 2025
父の祈り 第273話
Saturday Aug 16, 2025
Saturday Aug 16, 2025
み旨だけに向かって直行することのできる子女とならせてください
お父様!
お父様が子女に対する父母の心情で
私たちに対されるように、
私たちもお父様に対して
父母を思慕する心情が満ちるよう許諾してください。
そうして、
お父様の心と私たちの心が一つとなったその場で、
今まで恨み多かったお父様の事情を
共に分かつことができるようにしてください。
私たちがお父様をつかみ、
慰労してさしあげ得る
そのひと日が早く来なければなりません。
そのような中で
お父様の高く尊いことを自ら悟りながら
感謝申し上げ得る私たちとなるようにしてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
お父様!
どうせ世界に向かって出ていくべき私たちですので、
早く世界各国に出ていくために、
必要な準備をすべて整えるよう許諾してくださり、
行くべき道が忙しいその目的地に向かって直行することのできる
知恵深い子女たちとなるよう許諾してください。
数多くの人々は休んでいくとしましても、
統一の群れたる私たちは休むことなく
行くべき所に直行することができるよう許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
今行くべきそこには、
試練と苦痛と苦労の道が横たわっているという事実を
私たちは知らなければなりません。
また、
怨讐の銃剣が私たちの前に立ちはだかっているという事実も
知らなければなりません。
それゆえ、
そこに直行しようとするその心が懇切であれば懇切であるほど、
そこに現れるすべての外的な環境を
たやすく乗り越えるためには、
お父様を愛する心、
お父様のために動こうとする心意気が
なければならないということを知っています。
そのような心を持たずには
この道を直行することができないということを私たちは知っています。
お父様が
長い長い六千年の歳月の間摂理してこられたのも、
この道を直行することのできる
一人に出会うことができなかったためであり、
蕩減すべき条件を越えることができなかったためであるという事実も
私たちは知っています。
その一人と蕩減の条件が私たちの前途に横たわっているということが
はっきり分かるようにしてください。
お父様がこの道を探してこられるにおいて、
真の人格と真の蕩減の条件が必要であったように、
お父様を捜していく私たちも
真の人格を備え、
真の蕩減の条件を立てなければなりません。
私たち自身がサタンの前に解放され得る自ら、
すなわちサタンを屈服させ得る自らとなると同時に、
万民を導いて
祭物をお父様の前に捧げておき、
サタンから侵害されない立場に立たなくては、
お父様の前に行こうとしても行くことのできない、
関係のない身になるということを知っています。
私たちの行くべき道が遠く忙しいということを知るとき、
遠く忙しいこの道を遠回りしてはならず、
直行しなければなりません。
この遠い道を私たちが突破するためには、
時間があまりにも切迫しているということを知っています。
お父様!
そのような場で
み旨のために完全でなければならないという、
このような刺激的な心情を感じるようになるときに、
お父様と呼ぶことができ、
懇切な心情がほとばしるようになることを知っています。
その場ではいつでも
お父様が役事してくださることを知っています。
そうですので、
お父様の前に懇切なる心情で
解怨の目的地に向かって走っていこうと身もだえする
あなたの子女たちとなるよう許諾してくださることを
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九六八・一一・二四)

Saturday Aug 16, 2025
父の祈り 第272話
Saturday Aug 16, 2025
Saturday Aug 16, 2025
お父様のみ旨を成す統一教会員とならせてください
お父様!
この地は中心のない歴史過程を経てきたことを
私たちは知っています。
全世界にはキリスト教徒たちがたくさんいますが、
果たしてどのような教派を中心として、
どのような氏族を中心として、
どのような家庭を中心として、
どのような個人を中心として、
天の錨を下ろされるでしょうか。
そうすることのできる基台がないことを私たちは知ったものです。
今日統一教団がこの地上に現れたのは、
このような基台を立てて
新時代の世界的な使命を果たすためであると
私たちは確信しています。
それゆえ、
現在、未来の歴史過程において、
私たちは
押し出されていく人となってはなりません。
ですので、
この地上で天を代表し、
悪の世界を踏みつけ
悪の世界をのみ込むことのできる権限を持つためには、
天の勇者の姿を備えなければならないということが、
はっきり分かるようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
私たちは復帰の過程が
どれほど悲しい路程であるかを知るものです。
ですので、
きょう私たちは
エデンの園においてのアダムとエバを身代わりした自らとして、
今まで六千年間
死なずに生き残った
実体であることが分かるようにしてください。
アダムとエバの家庭で起こった事実が、
私たちの家庭、私たち自身に起こった事実であり、
カインとアベルの間に起こった惨状が、
私たち自体を中心とした惨状であり、
ノアの家庭も私たち自身を身代わりしたものであり、
アブラハム、モーセ、イエス様以後
今までの六千年の歴史過程のすべての事実は、
私たち自身がぶつからなければならなかった
悲惨な出来事だったことが分かるようにしてください。
そうして
その悲惨な出来事の中で殺されるとしても、
復活の実権を備えて
復活の実体として残されるべき自分たちだと
自認しなければならないということが、
この時間はっきり分かるようにしてくださることを
懇切にお願い申し上げます。
イエス様がそのような歴史的な運命を経て
この地上に来られたことを知っていますので、
その後継者となり
その因縁を相続するためには、
そうすることのできる勝利の覇権を持たなければならないということを
確信させてください。
そうして、
そのような勝利の場を決定づけて出ていくことのできる
あなたの息子・娘となるようにしてくださることを
懇切にお願い申し上げます。
私たちはさまざまな風霜と、
さまざまな試練と、
さまざまな患難と、
さまざまな迫害の中でも滅びませんでした。
そのような中でも私たちは
一片丹心にお父様のみ旨を中心として進んできました。
この復帰の過程を基準として進んできましたので、
今私たち個人もこの過程を通過しなければならず、
地上のすべての家庭もこの過程を通過しなければならず、
氏族、民族、国家もこのような家庭的な因縁を通して
お父様が願われる望みの国に
入らなければならないということを
はっきり分かるようにしてください。
そうして、
お父様のみ意のままに平和の世界を創建してさしあげ、
喜びの天国を成すことのできる
あなたの息子・娘たちとなるようにしてくださいますことを
懇切にお願いし、
ひいては全人類があなたの民となり、
全世界があなたの世界となるようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げ、
このすべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九六八・九・一)

Saturday Aug 16, 2025
父の祈り 第271話
Saturday Aug 16, 2025
Saturday Aug 16, 2025
苦痛のいばらの道でもみ旨のためにまいります
天を仰ぐ人は多いのですが、
天のために責任を負おうという人は多くはありません。
天の道がよいということは知っていますが、
その道に横たわっているいばらの道を
避けようとする人々が多いということを知るものです。
お父様!
あなたは私たちのために億千万代ご苦労なさいました。
ところが、今日人間たちは天の道、
真なる道を行くために越えていくべき
苦労の道を避けていこうとし、
人間の悲しみと苦痛も
お父様の前に任せようとしていますので、
受け入れてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
きょう統一の群れがお父様の前に集まりました。
私たちは他の人とは違い、お父様の心情を知りましたが、
お父様の事情とは別に、
お父様が残された希望の道を私たちの思いどおりにし、
生命の一切を捧げることを拒否した私たち自身を、
今このひととき
お父様の前に率直にさらけ出すようにしてください。
どうせ行くべき人生の行路ですので、
お父様のみ意のままに行くことを祈っています。
死の道もお父様と共に、
いばらの道もお父様と共に、
捨てられる道もお父様と共に行かなければなりません。
お父様と共に生きたい気持ちを持っていますので、
お父様、
哀れにお思いくださり、抱いてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
誰が何と言おうと私はあなたの息子であり、
娘だという事実を否定することができないと、
身もだえしようとする子女の姿として立ててくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
お父様と愛の因縁が結ばれていて、
お父様と離れようとしても離れることのできない
血肉の関係が結ばれている子女の名分を
私たちが持っているとするなら、
その何ものもあなたとの関係を
否定することができないということを知っています。
お父様の真正なる息子になることができず、
娘になることができなかった過去を自ら悔い改め、
謙遜にお父様の前に出ていき
許しを請う者たちとなるようにしてください。
お父様がいくら醜く哀れに見えるとしても
私たちのお父様であることには違いなく、
お父様がいくら悲しい心を抱き
憂いを抱いておられても
私たちのお父様であることには違いないと言いながら、
そのお父様をつかんで慰労することができ、
お父様のために孝行を尽くせなかったことを嘆くことのできる
あなたの幼い子女たちとなるようにしてくださいますことを
懇切に願いながら、
すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九六五・一二・二六)

Thursday Aug 14, 2025
父の祈り 第270話
Thursday Aug 14, 2025
Thursday Aug 14, 2025
お父様のみ旨の道に同参するようになったことに感謝を申し上げます
私たちは今までこの民族を身代わりして、
この三千里半島を身代わりして
涙し、寂しい道を耐えてきました。
そのような物悲しい道で
多くの迫害とあざけりを受ける場で、
私たちは何百万回、何千万回、お父様を呼んだことでしょうか。
私たちが徹した心情でお父様を呼ぶたびに、
お父様も涙なさったということを知っています。
きょうお父様が涙される場に同参したこの息子・娘たちを、
後代に喜ぶことのできる
世界的な勝利の場にまで同参させてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
この道を行くこの者たちの前途には
数多くの怨讐たちがいます。
霊的な怨讐たちも数限りなくいます。
しかし、お父様のみ旨に対して行くこの道に、
霊肉をもって怨讐たちが反対の条件を提示するとしても、
ご苦労なさるお父様の心情に倣って行こうという
信念と決意だけがあるならば、
このすべてのものは取り除かれることを知っています。
今日まで私たちを立てて導かれるときの原則が
そうであったということを
私たちはよく知っています。
神様が先に悲しみを越えてから、
その悲しみを私たちに下さったことを知り、
神様が先に苦痛の場を越えてから、私たちに
苦痛を受けなさいとおっしゃったことを知りました。
お父様!
今日韓民族を中心とした統一の祭壇が
この民族の前に現れました。
きょうこのような環境を備えて
私たちのすべての理念を堂々と叫ぶことができるのは、
偶然になったことではありません。
そのような道理のまま、きょう自由に胸を張り、
顔を上げて数多くの人々を眺めながら
自由な環境で語ることのできる
私たち自身となるまでには、
神様の六千年の苦労があったということを
忘れないようにしてください。
このように歴史的な神聖なる城跡の上で、
神様と歩みを共にすることができるということは
どれほど栄光なることであり、
どれほど感謝なことでしょうか。
ですので、お父様の前に心から感謝しながら
動ずるよう許諾してください。
私たちが叫ぶこの声が、
昔イスラエル民族が
荒野で叫んだその声を身代わりするのだと考えつつ、
天を背負い、
歴史を背負い、
望みの天国を背負い、
真の世界を胸に抱き、
矢と迫害と爆弾が落ちる所に突進する
天の勇士となって、
愛しながら行くことができるよう祝福してください。
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを愛する主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九六四・四・一二)

Thursday Aug 14, 2025
父の祈り 第269話
Thursday Aug 14, 2025
Thursday Aug 14, 2025
耐えに耐えて残される群れとならせてください
お父様が
悲しい心を抱いて行かなければならないとは、
無念で非常に悲しいことです。
お父様はかわいそうな方であられます。
お父様は悔しい方であられます。
人間たちには裏切り背を向ける道もありますが、
お父様には裏切るべき道も
背を向ける道もありませんので、
行きに行かなければならないことを私たちは知っています。
後退という名詞を要しない
お父様の道であることをおそれ多くも知ったものです。
お父様の心がどれほどいらだち、
どれほど深刻で、
どれほどお急ぎでしょうか。
真正なる孝子・孝女となり、忠臣烈女になろうと
お父様の前にひざまずき、こうべを垂れました。
十字架の道を行くことのできる一つの岩となり、
一つの衣の裾とならせてくださいと訴えることのできなかった私たち、
過去を悔い改めることのできる息子・娘となるよう許諾してください。
各地にいる寂しい統一の群れが、
お父様の前に訴えています。
お父様の命令を知っています。
この群れは行くべき行路を知っていますが、
この者たちの歩みを
再び促し、むち打たなければならない苦しい事情が
お父様にあることを知っています。
ここで耐えて残される者は
お父様の福を受けるでしょうが、
落後する者は
後代に讒訴を受けるでしょうし、
嘆息するようになるだろうということを知っています。
お父様、
どうぞ強く雄々しい心を持つようにしてくださり、
最後まで耐えて
残される群れとなるよう許諾してください。
お父様のその歩みは
私たちには見当がつかないほど速いということも知るのです。
千のことをしたなら
万のことをしなさいと命令なさりたいのが
お父様の気持ちであり、
助けとなり得る立場に立った息子・娘を探すのが、
お父様の心であることを知りました。
今日、私たちにお命じになるすべてのみ言を
心から受け入れることができ、
み旨の前に真正なる息子・娘となり得る
私たちとなるよう、許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
お父様を捜し出すために
私たちは孝子孝女とならなければならず、
その国を捜し出すために
忠臣烈女とならなければなりません。
その理念は神聖ですが、行く道は悲惨です。
その内容は美しいのですが、
現れた現象は死の道でした。
死の道を行きながらも、
心のうちでは望みを持つべき道でございました。
お父様がそうであられるので
息子・娘たる私たちもそのようにし、
お父様がそのような道を行かれるので
私たちもそのような運命の道を行かなければなりません。
ですので私たち、
この途上で疲れずに
百折不撓の心情を持ち、
最後の勝利者として定められるようにしてください。
今からは、勝利したと言うことのできる安息のひと日、
お前たちは私のものであり、
この天下は私の息子・娘であるお前たちのものだという
祝福を受け得るそのひと日まで、耐え忍び
残される群れとなるようにしてください。
その日を迎えるまで
苦難に同参する群れとなるよう許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げ、
すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九六四・三・二二)

Thursday Aug 14, 2025
父の祈り 第268話
Thursday Aug 14, 2025
Thursday Aug 14, 2025
行くべき道を終わりまで行かせてください
お父様!
すべての罪悪を清算すべき最後のときですので、
今日私たちの心は
ひどく焦燥感を感じています。
この地には苦痛の呻吟がいっぱい満ちています。
ここに天の貴重な息子が誕生するようになさり、
歴史的な苦痛と罪状を清算できるようにすることによって、
創造当時のお父様の心情を
新しく花咲かせることのできるひと日が来るよう許諾してくださり、
勝利的な新しい園が
彼によって出発するよう許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
そのような世の中にならなければならないことを
私たちは知っていますので、
現実的な苦痛に耐えることができるようにしてください。
行くべき道には
いまだに血のいくつもの峠が残っており、
遠くつらい険山峻嶺が
横たわっていることを知っています。
しかし、この道は私たちだけが行く道ではありません。
お父様が私たちよりも先に
数十回、数千回、数万回往来された道です。
今、この難しい道をお父様が整えるのではなく、
人間たちが整えていかなければならないという事実も知りました。
険しい道を来られ、ご苦労なさったお父様のために、
私たちが最後の一歩を
踏み出すことができるようにしてください。
行くべき道が残っていますので、
行って倒れるとしても、
お父様が歩んでいかれたその足跡を踏み、
お父様が残された血の跡に倣いながら
行くことができるようにしてください。
引き裂かれ傷を負ったこの体を、
お父様の前に生きた祭物として捧げるようになるとき、
お父様が満天下に子女の名分を立ててくださり、
祝福してくださるということを知りました。
そのような場まで行かなければならないということを知りましたので、
そこに行くときまで、疲れないようにしてください。
疲れる度ごとにお父様が私たちのそばで助けてくださり、
落胆して寂しく思う度ごとに
天が私たちをせきたててくださり、
私たちが苦労する前にすでにお父様が
数百回、数千回私たちのためにご苦労なさった事実を
忘れないようにしてください。
この道を休む間もなく開拓してこられたお父様であられました。
休みなく反対してくるサタンがいますがゆえに、
この道を開拓するために
休む間もなく苦労の役事をしてこられ、
私たちの一個体の生命のために
疲れも知らず闘いこられたお父様であることを知り、
おそれ多い心でお父様をつかみたい心に
徹するようにしてください。
切ない心に徹して
狂ったようにお父様を呼ぶもどかしい心情が、
私たち各自の心に爆発するようにしてください。
そのような者をお父様が慰労してくださり、
そのような者を収拾してくださって、
新しい約束の世界、
天的な偉業を約束してくださることを知っていますので、
その場を確定するときまで、最後まで耐えて
勝利の栄光と勝利の凱歌を
全宇宙の前に高く上げることのできる
息子・娘となるようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九六〇・一〇・二)

Monday Aug 11, 2025
父の祈り 第267話
Monday Aug 11, 2025
Monday Aug 11, 2025
各地でみ旨のために闘う子女たちをお守りください
天がお任せになった偉業を果たせず、
疲れて落ちていく者たちとならないようにしてください。
倒れ、また倒れたとしても、
血を吐いて死ぬとしても、
この使命を果たしたのちに倒れ得る
あなたの息子・娘たちとなるようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
このことのために
寂しく険しい場で
涙を流しつつ、祈祷し闘うあなたの息子・娘たちが
四方八方に散らばっていることを知るものです。
お父様、
その場にも共にいてくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
あなたは無関心ではあられないことを知るものです。
寂しいときに捕まえてくださり、
み旨を抱いて物悲しい場で訴える者たちを
強くしてくださり、
彼らの心情を慰労してくださったことを知っています。
お父様、
この時間も同じ心情で
同じ役事で
同じ能力で働いてください。
残された最後の障壁を占領するときまで、終わりまで耐え、
終わりまで闘い、
終わりまでこの人類のために責任を負っていくことのできる
息子・娘となるようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
この三千里江山(=韓国全土)だけではなく、
遠き海外でも数多くのあなたの息子・娘たちが
ここに向かって涙を流しつつ訴えています。
彼らはたとえ皮膚の色が違い生活環境が違ったとしましても、
み旨に対しては一つの血筋で因縁づけられた兄弟ですので、
彼らが集まる所ごとにあなたが共にいてくださり、
恩賜の炎で抱いてくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
距離は離れているとしても、
心情の世界においてはお父様を中心として
永遠なる因縁を歌うことができ、
生命的な動きが現れるよう許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九六〇・九・二五)

Monday Aug 11, 2025
父の祈り 第266話
Monday Aug 11, 2025
Monday Aug 11, 2025
一片丹心にお父様のみ旨の道を行かせてください
取るに足らない私たちが、
追われ追い回された群れとしてここにひれ伏しました。
人が知ることのできない
一つの目的地に向かって出ていく道には、
とげの刺激が残り、傷が存在するようになることを知るものでございます。
しかし、これを意に介さず
越えていくべき私たちであることをご存じであられるお父様、
私たちがこの道を行くためには、
徹頭徹尾の覚悟と誓いと決心を
しなければならないということを知るようにしてください。
天との真なる心情的な関係が
この場で結ばれなければならないことを知っていますので、
お父様、
あなたのみ手で親しく私たちを捕まえてくださり、
お父様の両腕で
私たちをあなたの愛の懐に抱いてください。
どれほど待ち焦がれ願われたことでしょうか。
今、その心情をまさにくみ取ることができ、
その切なさをまさにくみ取ることができるのです。
お父様と呼ぶことのできない不肖なこの者たち、
数多くの預言者たちが積んできた血の祭壇によって、
贖罪を受けられるようになった驚くべき恩賜を受けても
感謝しようとしなかった過去の生活をもう一度悔いながら、
実績を持ってお父様の前に捧げることができなければならないのに、
手ぶらで出てきたことを受け入れてください。
この世のその何かを要求するお父様ではあられないので、
懇切なる心、懇切なる心情だけをお父様の前にお捧げします。
お父様のお顔が慕わしく、会いたくて涙するその姿を
お父様にお捧げしたくて出てきましたし、
傷ついたお父様のみ手をつかんで
涙を注ぎたく、またそのみ手が慕わしくて出てきました。
その心と体の傷がひどいのも意に介されず、
失った子女を捜し出すために彷徨なさる
お父様の物思いに沈んだ姿、
やつれたその姿をつかむために私たちは出てきました。
このような心にあふれてお父様と呼ぶ
あなたの息子・娘たちがここに集まったとするなら、
お父様がそのようなとき私を呼んでくださり、
私を捜してくださったように、
この者たちもそのような立場に処するようになるとき、
お捨てにならないということを知るものです。
お父様!
行けと言われる道が物悲しい道ではなく、
行ってみればおそれ多い恩賜の道でした。
死ねと言われ、追い立てられた道も
殺すために準備された道ではなかったことを知りました。
その内面の曲折を知るとき、
私たちがこの上に何を願うでしょうか。
これがすべて私たちのために
先にご苦労なさった、お父様の苦労の証を
見せてくださるための役事であることを知ったものです。
私たちがそのような感覚を体恤して
感激の涙を流せるよう
許諾してくださったことだけでも感謝です。
今、この者たちは何を探すために
ここに来たのでしょうか。
何を見るためにここに来て、
どのような因縁を結ぶためにここに来たのでしょうか。
見せてあげるべきものは涙と切ない事情しかなく、
因縁を結ぶべきものは
ふびんなものしかないことを知っています。
それでもこの因縁でなければ、
この事情でなければ、私たちが行くべき道が分からずに
サタンの祭物として消え去り、嘆息するようになるのではないかと
心配してきた群れですので、
この時間捕まえてくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
あなたが捕まえて涙することのできる子女がいて、
「誰それよ」と名前を呼ぶことのできる息子・娘がいるとするなら、
ここから天の役事はこの民族を導くでしょうし、
眠っている世界人類の心情を動かして
天の前に向かわせる
起源となることを知っています。
ここに若者の一人ひとりの胸が燃え上がって、
互いに手に手を取り合って
「誰それよ、み旨のために行こう」と
叫ぶ動きがあるとするなら、
この民族には生きる道が開けるでしょうし、
死亡の園に生命の軍隊が来て共に闘ってくれることでしょう。
私たちはそのような群れが慕わしくて集まり、
そのような道を行くために闘い、
そのような立場で勝利の祭壇を立てて、
お父様と共に
万宇宙の前に見せるために出てきましたので、
最初に覚悟したこの心が変わらないようにしてくださり、
決心して捧げようとするこの一片丹心、
この志操を曲げることのない
息子・娘となるようにしてください。
覚悟したこの忠節を、
天倫が変わらない限り変わらずに守る
あなたの息子・娘となるようにしてください。
懇切にお願い申し上げ、
すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九六〇・五・八)

Monday Aug 11, 2025
父の祈り 第265話
Monday Aug 11, 2025
Monday Aug 11, 2025
きょうも変わることなくみ旨に向かって走らせてください
今日、世界に散らばっているキリスト教徒たちは、
心で天国を待ち望み慕っていますが、
天国を捜し出すにおいて
闘いの行路が残っているということを忘却しています。
その上、終わりの日である今日においては、
歴史も変わっており、
信仰も変わっており、
人の心も変わっており、
伝統も変わっており、
周囲も変わっており、
これでなければ死ぬといった愛の心情も変わっているこのとき、
変わらない理念、
変わらない姿、
変わろうとしても変わることのできないそれ自体、
その園、
その世界、
その主権、
その指導者、
その声、
その生活、
その環境が慕わしいのでございます。
お父様!
積もり積もった心を開いてください。
統一の信徒たちの歩みに迫害があるとしても、
その迫害を、私たちが行く道を遮る
悪の要素として受け入れるのではなく、
私たちを天の心情に一層近く追い込んでくれる
刺激的な作用として利用することのできる
信徒たちとなるよう許諾してください。
その迫害は迫害ではなく、
心情を連結させるための
お父様の役事であることが分かるようにしてください。
お父様の恩賜の前に道を遮る自らであったことを
嘆息する心がわき出るようにしてください。
今、心情の刺激を受けて使命感に燃え、
来いとおっしゃるときに喜んで来て、
行けとおっしゃるときに喜んで行くことのできる
者たちとなるよう許諾してください。
お呼びになった声に感謝をしたとするなら、
命令なさる声をも有り難く思いつつ、
怨讐たちの陣営に向かって突進することのできる
天の勇者たちとなり、
天の世界の主人となるよう許諾してください。
ここには
矢を受けて倒れる者もいることを知っていますので、
このような場面でも敗北し後退する者たちとならないよう
導いてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
幸福に浸りお父様と話し合う瞬間がある反面、
戦場で血涙を注いで
天の恨みを訴えつつ倒れる瞬間が
この息子・娘にあるということを知るようにしてください。
喜びにも責任を持ち、
悲しみにも責任を持ち、
闘いにも責任を持ち、
無念さにも責任を持ち、
終わりの日の審判台の前で歴史的なものを拒否して
「お父様、
み手を挙げて私たちを祝福してください。
お父様、
私を見て悔しさに耐えてください。
お父様、私を見て苦痛と無念さに耐えてください。
お父様、
私を見て苦労を終わりにしてください」と
言うことができるようにしてください。
このような息子・娘が現れることを望むこと六千年、
注意深く捜してこられること六千年でしたので、
お父様、
恐懼この上ありません。
捜しこられるその視線、
捜しこられるその姿、
注意深いその足跡を私たちが忘却したのです。
今、私たちがお父様の前に立ち、
お父様と因縁づけられた生活をし、
お父様を身代わりして
注意深く探していくべき道を行くようにしてください。
この道をすべて行ったのちに、
この道を知らない他の人々に
注意深く探していくことのできる
方向を教えてあげるべき私たちです。
そのような天的な命令を受けた私たちですから、
ここで悲しい涙を流して
後退する者たちとならないよう許諾してください。
今日この時は、多くの群れが必要でないことを知っています。
今この時は越え行くべきときであり、
今この時は清算して行くべきときであり、
今この時はすべてのものを結び越えて行くべきときであり、
今この時はありのまま現れるべきときです。
この道は不平を言う者は行けない道であり、
自ら弁明する者は行けない道であり、
自らを立てる者は後退する道であることを知りました。
この道はイエス様が血を流して行かれた十字架の道、
延長されたゴルゴタの道であることを知りましたので、
弁明すべき立場でも弁明しようとせず、
自分自身を立てて誇りたくても誇ろうとせず、
悔しさを知りながらも踏まれ行くべき道であることを知りました。
六千年摂理路程でこのような道を歩んだ
天の聖徒たちを考えるとき、口惜しいのです。
しかし、
彼らよりは
お父様の心情がもっと口惜しいということを知るとき、
悔い改めるべき私たちです。
悲しみの中の悲しみであり、
無言で悔いるべき事情であると思うのです。
私たちの一切の願いがお父様のものであり、
私たちの一切がお父様の所有であり、
私たちの心情と愛の中心にお父様がおられるのに、
こういうことを感じられない者がいるとするなら、
その者は哀れな者であることを知るものです。
イエス様も十字架で血を流しながらも、
そのようなお父様を知り、捕まえたので、
死も恐ろしくないと言われました。
かえって怨讐に対して福を祈られた
その凛々しい余裕ある人格が慕わしいのです。
その歩みが慕わしいのです。
きょうもあすも
歴史の変化、生活の変化と
自分一身の変化をあざ笑うことのできる
勝利の王者はどこにいるでしょうか。
お父様、とても慕わしいです。
歴史的な主人公、
時代的な主人公、
未来的な主人公が分かれるのではなく、
一つの実体として現れ、
あなたの心情を人間たちに伝えてあげることのできるそのとき、
その世界、
その園が慕わしいのです。
お父様をお父様と呼ぶことのできる
群れが現れなければならず、
教団が現れなければなりません。
すべてのものを忘れ、
それを捜し出すために準備し、
真心を傾けて責任を果たすことができるよう許諾してくださり、
すべてのものを蕩減し、お父様の前に立つために
どのような犠牲も意に介さず走ることのできる
息子・娘となるよう、許諾してくださることを懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九五九・四・一二)

