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Thursday Jan 02, 2025
父の祈り 第46話
Thursday Jan 02, 2025
Thursday Jan 02, 2025
この時間に、悟りを与えてください
お父様!
今この時は、
私たちの体と心が
完全にお父様に似なければならない時だということを知っていますので、
私たちが永遠なるお父様の懐に抱かれ、
お父様がみ旨を成すために億千万人類を
愛されたそのご心情を相続できるようにしてくださり、
また私たちがそのようなお父様のご心情をもって、
現れなければならない時だということを
悟るよう許諾してください。
この地は
お父様がご苦労され血を流された地であり、
また人間が困難な十字架の道、
世界的なゴルゴタの路程を行った地であることを知っていますので、
お父様、
今日私たちがどのような立場に置かれているかを
自ら悟るようお導きください。
イエス様が
三十歳余りの生涯においてご苦労された、その足跡に
私たちが従っているということを認定するならば、
私たちが生きている環境がどのような環境であり、
私たちが何を請い願わなければならないかということを
はっきりと悟るよう導いてください。
今、残った十字架の闘いが
私たちの目前に達しているこの時、
私たち個人として、
このすべての苦痛と恨みを押し出すことのできる、
自ら自覚した心情をもたなければならないことを知っていますので、
天よ、
この時間に私たちを哀れにお思いください。
自分の不足さを感じるようお導きくださり、
自ら及ばなさを感じるようお導きくださり、
自らの不完全さを嘆息し、
お父様のみ前で悲しみの涙を流すことのできるこの時間となるよう
お許しくださいますことを切にお願い申し上げます。
すべてのことを主管してくださいますことをお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五七・三・一〇)

Thursday Jan 02, 2025
父の祈り 第45話
Thursday Jan 02, 2025
Thursday Jan 02, 2025
私たちの不足を悔悟しますのですべて主管してください
愛するお父様!
行くまいとしても行かざるを得ない孤独な復帰路程において、
堕落による運命の重荷を引き受け、
背負っていく者は果たして誰でしょうか?
かつて、人間始祖の堕落によって
お父様が恨みを抱くようになられ、
人間の心、心にも恨みが残るようになり、
ユダヤ民族の不信の罪悪史によって、
この恨みは
世界にまで及ぶようになったことを知るものでございます。
このように恨みの叫びが天と地に達しているこのときに、
私たちが進む道を
お父様が開いてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
お父様が導いてくださる道を行くためには、
まず私たちの生命が安息することのできる所を
探さなければならず、
その次には
私たちの体と心があなたの安息所にならなければなりませんし、
そうして
私たちが願うお父様の愛が
私たちの体と心に宿らなければならないことを知っています。
哀れみのお父様、
愛のお父様、
恵み深いお父様、
私たちの内に臨在なさり、
あなたのみ旨を表すためにご苦労される私のお父様!
私たちは、汚れて傷になった体と心を
そのままもち、
面目なくお父様のひざの前に出てまいりましたので、
受け入れてください。
お父様が
私たちを受け入れてくださらず、
私たちが進む基準となってくださらないとするならば、
私たちほどかわいそうな者はいません。
お父様!
私たちにとりましては、永遠の理想もお父様でしたし、
永遠の望みもお父様でしたし、
永遠の生命もお父様でしたので、
今日の私たちが置かれた事情を知り、
私たちが願うすべての意図をご存じのお父様、
親しく私たちに現れて、
主管してくださらなければなりません。
まず、
お父様の主管を受けられる
本性的で本質的な要素を備えた私たちとなって、
語られるみ言と役事されることの中に
体と心が捕らえられるよう許諾してください。
そうして、
あなたの栄光のみ前に
屈伏すまいとしても屈伏せざるを得ない、
お父様の直接的な能力の役事が
現れることができるようにしてください。
また全体の体と心を主管なさり、
あなたが受け入れることのできない罪悪の根を、
私たちから除去してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
死亡の波が私たちを襲おうとしますので、
このすべてを阻止してください。
また私たちに染みわたっている私的な恨みがあるとするならば、
除去してください。
自分を中心として
どのような心と意図と観念と
主義主張が残っていますでしょうか?
お父様、
能力の実体として表れ、
ただお父様だけが主管してくださり、
全体の心をもう一度つくり、
お父様の形状に似た私たちとなることができるよう
お許しくださいますことを切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五七・三・三)

Thursday Dec 26, 2024
父の祈り 第44話
Thursday Dec 26, 2024
Thursday Dec 26, 2024
私たちを引き受け主管してください
お父様の前に切にお祈り申し上げます。
第一には、私たちの体と心が、
東方の三博士が(イエス様に)捧げた黄金と乳香と没薬のような
祭物とならなければならないことを知っています。
まずは私たちの心と体を捧げることができるよう許諾してください。
聖壇の前に
憎むべき姿とならないよう許してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
お選びになった善意の目的がどのようなものかを知れば知るほど、
不足なる者たちを再びお尋ねになったことを考えれば考えるほど、
私たちの至らなさを
お父様のみ前に痛悔せざるを得ません。
私たちのすべての意識や観念や主義主張を除いて
お父様のみ前にひれ伏しましたので、
お父様、
捕まえてください。
お父様!
全体をお引き受けください。
心と体を完全に引き受け主管してくださり、
六千年の歴史をかき抱いて、
お父様の悲しいご心情を慰労できる者たちとなるよう
許してくださり、
私たちがーつとなって、一つの祭物として、
多くの聖徒たちと共に喜びで敬拝を捧げることができるよう、
三位神が
私たちの体と心のすべてを主管してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
この民族をかわいそうに思ってください。
この民族を愛するために、
長い歴史過程を通してご苦労されたことを知っています。
み旨を表すために、私たちを選ばれるときには、
人知れぬご苦労があったことを知っています。
民族の恨みが
天に染み通っていることを知っていますし、
地上の人類の恨みも
天に染み通っていることを知っています。
この天上の悲しみを身代わりして祭物となる者がいないことを、
また天が嘆息しておられることを知っていますので、
今日この全天宙間に染み通った恨みを、
身代わりして晴らしてさしあげるように、
お父様のみ前に切に求める
息子・娘となるようお許しください。
サタンの前にお父様の代身として立ち、闘うことのできる
息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
心と体が動じ和合することによって、
一つのみ旨を置いて和動し、
お父様の恩賜を歌うことができるよう許諾してくださり、
解放の恩賜に感謝して敬拝することができるよう
許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五六・一二・一六)

Thursday Dec 26, 2024
父の祈り 第43話
Thursday Dec 26, 2024
Thursday Dec 26, 2024
すべてを謙遜にお任せしますので役事してください
お父様!
すべてのことを
お父様だけがお守りくださり、
お父様だけが引き受けて主管してください。
私たちの生命も私たちのものではなく、
私たちの知識も私たちのものではなく、
私たちのすべての観念も私たちのものではないことを知る、
この時間となるよう許諾してください。
ただあなたのみ前に任された者として、
天が動ずれば私たちも動じ、
天が静ずれば私たちも静ずるよう
お許しください。
世の中のある観念が偉大だといっても、
天倫に比べることができないことが分かるようお許しくださり、
この世の無知が
この地上に染みわたっていることが分かるようにしてくださり、
その罪悪の陰が
全世界と関係を結んでいることが
分かるようお許しください。
そうして自体の不足なることを悟り、
天倫の動きに感動を受けて、
すべてに対しておそれ多い心を感じることができるよう
許諾してください。
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
命令してください。
勧告してくださり、願われるところのみ言を
下してください。
復活の権能を表してくださり、
ふさがれた闇の塀を
押し通すことのできる力が爆発するよう
許諾してください。
切にお願い申し上げます。
心は願えど肉身が弱いので、
この弱い肉身を克服することのできる力を示してくださり、
権能のみ手で運行してくださって、
再創造の恩賜をお下しになるお父様のみ手の前に、
真実に造られ得る土となることができますよう
お許しください。
栄光の形状として造られ得る
温柔謙遜なる者たちとなるよう許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
きょう取るに足らない私たちを
お父様が呼んでくださいましたので、
あなたの願いを成してさしあげられるよう
お許しください。
死にゆくこの民族、
塗炭の苦しみの中にいるこの民族、
かわいそうなこの民族の生きる道を見いだすために、
生きた祭壇を表すことができるようお許しください。
きょう私たちの一個体をお父様のみ前に立て、
一問一答できる立場に立つことができるよう許諾してくださり、
私たち自体が
天倫の要求する使命を受け、成し遂げることができるよう
許諾してください。
すべての悪と闘い、
分別することができるよう許諾してくださり、
善悪を分別して
善の立場に立つことができるようお許しください。
善なるものは残され、
サタンの悪は清算されることを信じ、
正しい道に入って
あなたの栄光の中に生きる者たちとなるよう
お許しください。
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五六・七・一九)

Thursday Dec 26, 2024
父の祈り 第42話
Thursday Dec 26, 2024
Thursday Dec 26, 2024
善だけを備えた生きた祭物とならせてください
愛のお父様!
哀れみのお父様!
私たちだけでは、
私たちの力だけをもっては、
とても善と悪を分別して
善に善を加えることができませんが、
天に秘めておかれた善の能力と
天に隠しておかれた愛の能力を表して、
復活の能力によって役事してくださり、
不足なる立場から
善となることのできる能力を表すことができるよう
許諾してくださり、
復活の栄光を備えて
お父様に心と体を尽くして敬拝を捧げることができ、
心と体を尽くして栄光を表すことができるよう
許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちの心を聖別してください。
各自の心霊心霊ごとに
聖別のみ手によって役事してくださり、
個人個人の心と体を、
お父様、表示してくださり、一つ一つ聖別してくださって、
正しくないすべての要素を
除いて捨てなければなりませんので、
お父様、
親しく分別の主人公となってくださり、
心情の主人公となってください。
善悪を分別して悪は処置し、
善だけを備えた生きた祭物として、
一つの中心を通して
お父様のみ前にお捧げすることができるよう許してくださいますことを、
我がお父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
顕現なさるお父様の形状の前に、
不足なる自我を認識できるよう許諾してください。
過去の罪悪の力を受け、死亡圏に入っている自我を発見して、
お父様のみ前に、
善の栄光の祭壇のみ前に
自分を表すことができるようにしてくださり、
過去の正しくない習性、
お父様を信じられない観念を除いてください。
新しい善の刺激を受けて
お父様の性相の新しい価値を感じ、
心と体で衝撃を感じることができるようにしてくださり、
悔い改めと感動の役事を広げてくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちを引き受けて主管してください。
私たちの中にー人だに
サタンの主管を受ける子女がいないよう許諾してくださり、
お父様の再創造の苦労の歴史と
全能の歴史を経たのちに、
今日の惰性を捨てることができるように許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
適切でなく正しくないすべての罪悪の要素を、
この時間に、お父様が、取り除いてください。
親しく干渉され
主管できる栄光の要素だけが私たち全体の上に
充満するように役事してくださり、
充満するように主管してくださいますことを切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五六・七・一一)

Thursday Dec 26, 2024
父の祈り 第41話
Thursday Dec 26, 2024
Thursday Dec 26, 2024
お父様!不足なる私たちを受け入れてください
お父様!
多くの群れが生命を渇望してこの聖壇の前に集まりましたので、
集まったこの群れがお父様の栄光を代表できるよう
許諾してくださり、
喜びの祭壇を代表して、
お父様の心配と苦衷が分かるようにしてくださり、
お父様のご心情を体得できるよう
許諾してください。
お父様が
取るに足らない者たちを相手にして
信じなければならない立場におられるということを
知っていますし、
取るに足らない者たちを頼って
役事を起こさなければならない立場に立っておられるということを
知っています。
今日まで、天が私たちを信じるべき、
信じてお立てになるべき立場におられるということを知っていながら、
お父様に、私たちを信じていただくことができるように
してさしあげられなかった過去の過ちを
受け入れてください。
頼りになってさしあげるべき責任をも
全うできなかった私たち人間でございましたので、
お父様、
この時間に受け入れてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
お父様を信じ、お父様を頼りとし、
私たちの生命までも捨てることができ、
私たちの生涯までもお父様に
率直に差し出すことのできる姿とならしめてくださり、
お父様が取るにふさわしい祭物としてお受けくださいますことを、
愛する我がお父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
多くの人々の中で
取るに足らない私たちを呼んでくださいましたので、
お引き受けくださり、
お父様の哀れみの愛で包んでください。
お父様に体と心のすべてをお捧げし、
お父様の心配なさる心を
体得できるよう許諾してくださり、
お父様が私たちに要求なさる
その一つの願いを受け、全うすることのできる子女たちとなるよう
許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
懇切にお願い申し上げます。
六千年間積もってきた切ないあなたのご事情が
今日まで続いていて、
あなたの嘆息が
今日まで続いている歴史を見てみるとき、
今日もなお私たち自身が
お父様の嘆息の根源となっていることを
受け入れてください。
お父様の生命と、願われる理念の実体としてくださり、
お父様がお喜びになることのできる生命の根としてくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五六・五・二三)

Thursday Dec 26, 2024
父の祈り 第40話
Thursday Dec 26, 2024
Thursday Dec 26, 2024
愛の理想世界を成す統一の群れとならせてください
愛するお父様!
恨みの多いあなたの心情に分け入ってみるとき、
その心には
誰も知ることのできない
隠れた理想的愛がわき立っていることを、
私たちは知らなければなりません。
人をどうしてお造りになったのかと尋ねてみるとき、
神様が愛したくて造られたということを、
今まで考えることができませんでした。
今日まで、人間存在の本然の価値を知りませんでした。
男性として生まれたなら、
真の対象である女性を永遠の女性として愛すべきであり、
家庭を立てたなら、
家庭を永遠なる家庭として、
神様の代わりに愛すべきなのです。
愛するその基準は、氏族と民族の土台となり、
その民族の土台は、
自然に国家の土台となるのであり、
国家の土台は、
自然に世界の土台になるだけでなく、
天宙的土台になり得るのです。
そのような一つの方向に一致した不変の世界があってこそ、
ひとえにお父様の本然の愛を中心とした新世界が
成されるはずですので、
今日、堕落によって痛手を受け、
堕落によって恨みの圏内であえいでいる全人類を、
お父様、
哀れにお思いください。
時代時代の個人を調停し、
家庭を調停し、民族を調停し、国家を調停して
東西四方、この世界という舞台を中心として、
背景の異なる各文化圏を収拾し、
統一的な一つの宗教形態を、
統一的な一つの新しい愛の体系を、
お父様の愛を中心として成就させようとする
お父様のみ旨があるがゆえに、
それに従い、それを望んでいくのが
宗教の目的であることを、今私たちは知りました。
お父様!
このような観点において、新しい時代の宗教、
お父様の愛の深い骨髄を切り開き、
万民の心情心情、事情事情に、あるいは希望の中に
移してあげることのできる、その道を立てるために現れたのが
統一教会であることを知っています。
ここに立っている子供が、
どのように迫害が加重されるとしても、
その迫害を乗り越えることができるのは、
深いあなたの愛を知ったからであり、
今日、疲れもせず中断しないまま、
明日の希望に満ちた歩みをしているのも、
あなたの新しい愛を知ったからです。
死の道を逃避せず、
それを直視しながら、直行することのできるこのような権威と、
そのような自らの自信を備えたのも、
あなたの愛の驚きを知ったからであることを、
悟るようにしてくださいますことを切にお願い申し上げます。
統一教会を信じて、
過去の自分と違うことを
発見できないというのは間違いです。
そうでない統一教会員は、
この統一という名詞に対して罪を犯しているという事実を、
私たちが悟らなければなりません。
統一の信者というのであれば、
どんな所にとどまっても、その環境において
愛の主体性をもって現れなければなりません。
文なにがしが本物か偽物かということを
どこで見いだせるかといえば、
その結果を見て分かるといいましたので、
統一教会員たちが
天の真の新しいまた一つの愛の主体として、
とどまる環境環境を輝かすことができるようにしてくださり、
われ知らずほのかに、
標準的な対象として、あるいは主体として現れることができる
価値的な内容をもってこそ、
統一教会の信者らしい権威を備えた自らであることを
悟るようにしてください。
天が今までこの教会を立てて働かれたのは、
このような基盤を横的に世界化するためだということを
私たちは知っています。
民族を超越し、国家と国境を超越して、
一つの心情圏を成し、
一つの新しい血族と新しい文化世界の創造を目指して
前進する隊列に立ったことを私たちは知っていますので、
どうぞ西欧に散らばっているすべての統一教会の群れ、
アジアあるいは五大州に散らばっているすべての群れが、
あなたの心情に従い、
このようなろうそくの光にならなければならないのと同時に、
大海に対しては灯台の使命を果たすべきなのです。
そのような使命がこの者たちの上に負わされていることを知り、
きょう、明日、未来に向かって進む愛の化身として、
あなたの深い心情を証すことのできる
証し人となるようにしてくださいますことを
心からお願い申し上げながら、
すべてを
真のご父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七六・三・七)

Thursday Dec 26, 2024
父の祈り 第39話
Thursday Dec 26, 2024
Thursday Dec 26, 2024
あなたの永遠なる対象の実体として立ててください
お父様!
主人のいないこの天地で、
お父様が主人にならなければなりません。
今後行くべきこの国の運命に
責任をもち、指導することのできる中心にも
あなたがなられなければなりません。
私たちの家庭や個々人が望む願いの中心にも
お父様がなられなければなりません。
世界でも必要とし、
国でも必要とし、
家庭でも必要とし、
個人も必要とするのが、
全天地をお造りになった主人であられるあなたであり、
お父様であられることを
私たちははっきりと知らなければなりません。
あなたは無限なる能力をもたれたお方であり、
時間と空間世界のどのような制裁もお受けにならない
全能なるお方であることを私たちは知っています。
あなたによって造られなかったものはなく、
あなたがすべてのものの原因となる内容をお備えになった
主体であられることを知っています。
存在するものすべてが
あなたとの因縁によって存在するということを
私たちは知り、
存在するものは、
主体であられるあなたのみ前に
相対的目的をもっていないものがないということを
知っています。
そのような立場に立った個人であり、家庭であり、国家であり、
世界とならなければならないことも知っています。
日の光が差せば、
すべての存在がその日の光を通じて生命を開かせ、
それと一致しようとするのを見ますときに、
微物も一つの中心に向かって
そのように動くその現象を見るとき、
私たちもそのような立場で、
あなたを私たちの生命の主体として、
私たちの行く道と方向を照らしてくださるお父様として侍り、
あなたと一体となり、
あなたとーつとならなければなりません。
まず、あなたを主体とし、
私たち自身を永遠なる対象の実体として立て、
主体と対象が
分立できない一つの統一された姿を備えなければならないのが、
私たち個人の人生の願いであり、
行くべき道の終着点であることを知っています。
そのような日を模索するために
歴史が動員されてきたのであり、
そのような自らを形成するために
個々人の生活と生涯路程が設定されていることを
私たちは知っています。
お父様!
私たち少数の群れがあなたのみ前に出てきました。
あなたが主体であられますので、
私たちは対象とならなければなりません。
あなたが主人であられますので、
私たちは主人の指示を受ける追従者とならなければなりません。
あなたが父母であられますので、
私たちは子女とならなければなりません。
あなたが主導的な能力とすべての生命の源泉であられるので、
あなたを通す道だけが、
私たちにおいてはかいある生涯の行路であることを知り、
そのように行くことができますよう許諾してください。
真のご父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七二・七・九)

Thursday Dec 26, 2024
父の祈り 第38話
Thursday Dec 26, 2024
Thursday Dec 26, 2024
天国の起源となり得る家庭を築かせてください
お父様!
この世でも自分を中心として愛そうとすれば、
孤独な身として残されてしまうことを、
私たちの日常生活の環境を通して感じ、知っています。
しかし、
人のために無限に世界的な価値の内容を提示し、
人を愛そうとする人は、
一人寂しい立場に立とうとしても、
環境がその人を寂しい立場に立つことができないようにすることを
私たちは知っています。
お父様!
私たちはあなたが探してこられた
真の男性とならなければならず、
真の女性とならなければならないということを知りました。
また、そのような男性と女性が一体化することのできる、
愛の起源を成立させることのできる所が
家庭であるという事実も知りました。
その家庭において上は父母に侍り、
下には子女を率いる
本来の四位基台圈を追求することが、
原理が尋ねていく道であるということを思いますときに、
この時間私たちが
その立場とどれほど遠い立場にいるかを知って、
自らを批判しなければなりません。
神様と共に一体化できる相対的な絶対圏、
その立場を通して
世界的な横的国家観と世界観が形成されるということを、
すなわち、天国は
男性と女性が天を中心として一つとなる家庭から
始められるということを知りました。
人格の価値も
その立場で決定されるということを思いますときに、
私たちは
その立場を中心として考えなければなりません。
そのような立場にいるようになるときは、
「私」自体の心の中に天国があるようになるということを、
「神の国は、実にあなたがたのただ中にあるのだ*」と( *ルカ一七・二一)
言われたイエス様のみ言が
証しているということを知りました。
きょうこの場に来た子女たちが、
子女の名前を備え、天を父と呼び、
地を貴い母として仕える心をもちましたなら、
お父様、
これからはこれらの者たちが子女として行くべき道理を
はっきりと悟るようにしてください。
天の父母を慕い、
天の夫婦と天の子女の価値を慕わなければならないということを
悟るようにしてくださり、
今日、堕落した人間の後孫たちに
そのような価値ある立場を
受け継ぐことができるようにしてくださいました恩賜は、
その何をもっても返すことのできない
感謝の因縁であるということを、
私たちが切々と感じなければなりません。
お父様!
今後の動き一切をあなたのみ前にお任せいたします。
きょうこの時間、
天国の起源と私たちの価値基準が
一致すべきだということを改めて感じるものです。
今から家庭を中心として
新しい三大愛の因縁を立てなければならず、
それを全体の生活的動機として活用できる立場で、
一つの世界を追求していく群れになるべきことを
この者たちが既に悟ったということを知っていますので、
そのような決意の上に
あなたの無限なる愛と恩賜でもって
共にいてくださいますことを再三お願い申し上げながら、
すべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七〇・一一・二一)

Thursday Dec 26, 2024
父の祈り 第37話
Thursday Dec 26, 2024
Thursday Dec 26, 2024
私たちの一切の感情が本然のものを慕うようにしてください
私たちの目が、
お父様を
見ることのできなかったことが口惜しい事実であり、
私たちの耳が、
お父様の聖なる愛の声を
聞くことのできなかったことが口惜しい事実であり、
私たちの鼻が、
罪のないエデンでのお父様の愛の香りと
花の園に漂うすべての香りを
かぐことのできなかったことが恨みであります。
罪悪圏内にある万物ではなく、
善であり聖なるあなたの解放の園にある万物を
食べることのできなかったこの口が恨みを抱いています。
この感情として感じた一切、
この触感に感じられた一切が、
あなたと反対の立場で
感じ接触したという事実を思いますとき、
私たちは
汚れ汚れた堕落人間の後孫であることを自覚し、
聖なる解放された善の姿を
切に仰ぐ心でそこに到達し、
そこに立って天を仰ぎ見てほめたたえ、
あなたの勧告を聞き、
あなたの命令を受けることのできる日を
慕わなければなりません。
自然を、
あなたが許諾なさった香気がかおる祝福の園で眺めながら、
自らが感じる一切の感情が
あなたのみ前に帰化することのできる立場に立てなかったことを
自嘆しなければなりません。
今まで愛好した退廃的なものを捨て、
自ら天が守護したかった本然の自分を慕いつつ
行くことができなければなりません。
私たちの一切の感情が汚れていることを知っていますので、
今、私たちの心と感情全体が
お父様を動機とし、
お父様と因縁を結び、
お父様による結果を結ぶことができるようにしてください。
すべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七一・一〇・三)