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Monday Jul 21, 2025
父の祈り 第254話
Monday Jul 21, 2025
Monday Jul 21, 2025
お父様を愛し奉り、み旨の道をまいります
お父様!
きょうこの場にいる私たち、
果たしてお父様が慕わしくて
涙が先立ち得る個々人となり、
統一家の繁栄のために
自分の一身を自ら祭物にしようと、
あえぐ生活をしている
群れとなったかということを
反省しなければなりません。
来ては逝く人生の行路におきまして、
食べて寝るという日常の生活環境におきまして、
善い悪いという感情生活におきまして、
善いことはお父様によって善く、
悪いこともお父様によって悪く、
来ては逝くのも食べて生きるのも、
人生の生活一切がお父様によってなされなければなりません。
お父様を抜きにしては、
私たち自体が存在することができないという立場で生きるべきなのが
私たちの人生であるということを思うとき、
私たちはあまりにも
私を中心とした所有圏が大きかったことを知るものです。
自ら恥ずかしさを感じ、
いつもお父様のむちを受けるべき
子供であると感じ、
あなたの同情だけでも受けることのできる
心の姿勢を備えなければならないということを悟るよう、
今、お父様が直接現れてください。
イエス様が愛する弟子たちを集めて、
彼らを代表し得るペテロに
「ヨハネの子シモンよ、
あなたはこの人たちが愛する以上に、わたしを愛するか」という質問を、
二度、三度繰り返されたとき、
ペテロが「わたしがあなたを愛することは、
あなたがご存じです」と言ったその場面は、
イエス様が尋ねる回数を加えるに従って、
ペテロをして強い立場に立たせるのではなく、
自分の足らなさに自責の念を感じさせ、
新しい決心を誓わせようという
教え諭しの場であったということを知るものです。
今、私たち自身にお父様がそのように聞かれたときに、
「私がお父様を愛し、
み旨を愛することは、
あなたがご存じです」と答えられなければなりません。
お父様がそれを問われ、問われ、また問われるときに、自信を持って
「はい、あなたを愛しています」と答え、
その質問の前に涙を流しながら、
過去に足らなかった私自身を考え、
なぜそのように問われるのかということを
感じることのできる立場に立ったなら、
「この姿をもって
息子の道理を果たす人となります」と言えなければならないのです。
お父様が私たちをお呼びになって
「お前は天の息子として
世界を代表して責任を果たしてくれ」と願われるとき、
「お父様を愛し、
お父様の命令を望む息子の立場で
その日が来るのを望んでいますが、
あなたが願われることを今やっと成就するようになりました」と言いながら、
千万回死が行き交ったとしても、
祭物として犠牲になる行脚の路程が連結されているとしても、
行くべき必然的な運命の道であることを知って行かなければなりません。
倒れてしまう場におきましても、
お父様の同情のみ手を望むのでなく、
自らサタンの嘲弄を受けないために、
お父様の前に忠孝の道理を果たそうと誓い、
「お父様、
心配しないでください。
お父様が協助してくださらなくても、
私の個体はサタンの因縁を越え得る自信があります。
いかなる受難があるとしても、あなたの協助を必要とせず、
その場を私自らの責任圏と知って
死守いたします」と決意しなければなりません。
同情を望むのではなく、むしろ
天を慰労することのできる息子になろうと身もだえするなら、
血を吐き倒れる運命に至ったとしても、
その人は滅びないということを
私たちははっきり知るものです。
そのような息子がいるなら、
彼が倒れた場が怨讐の陣営だとしても、
お父様がためらうことなく駆けてきて慰労なさるとき、
サタンが讒訴することのできない勝利の圈として残されるということを
私たちがはっきり分かるようにしてください。
真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七一・一〇・九)

Monday Jul 21, 2025
父の祈り 第253話
Monday Jul 21, 2025
Monday Jul 21, 2025
勝利の一路を開拓させてください
お父様!
この地上を訪ねてくるために、どれほどご苦労されたでしょうか。
誰も分からないこの
復帰という悲しい路程を経てくるために、
どれほどご苦労されたかを、
私たちが原理を通して学びましたので、
それを忘れないよう許諾してください。
あなたが自ら行われた、その足跡に従いながら、
あなたの胸の中に積まれた恨みの土台を
私たちが闘って克服し、
勝利の一路を開拓すべき使命が残っているということが
はっきり分かるよう許諾してください。
あなたのために足らない私たちが
仕え奉り、忠孝の道理を果たすとしても、
限られた体であるために、
限界線を越えられずにいることを知っています。
しかし、お父様は
いつも私たちを訪ねてこられ、つかんでくださり、
私たちに行くべき目的を達成させるために激励なさいました。
しかし、私たちが倒れ、
お父様の前にご心配をかけたときがどれほど多かったか、
言葉ですべてを表現することができません。
そのような度ごとにお父様を悲しませ、
お父様の背に苦痛を負わせた事実を、
お受け入れくださいますよう懇切にお願い申し上げます。
きょうもあなたのみ旨のために身もだえしながら、
ひと日の勝利のために
精誠を尽くした家庭があるとするなら、
その家庭に千倍万倍、福を施してくださいますよう
懇切にお願い申し上げます。
地上で精誠を尽くす群れが
天上世界の群れと一致して、
天と地が授け受けることのできる
勝利の土台を備えられるようにしてください。
そうすることによって
お父様の顕現と、お父様の行使なさることが、
実体としてすべての横的世界に起こることを知っていますので、
そうすることのできる統一の運勢が
この地上に現れるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
(一九六九・六・二九)

Monday Jul 21, 2025
父の祈り 第252話
Monday Jul 21, 2025
Monday Jul 21, 2025
摂理史的な環境圏で勝利させてください
お父様!
駆けていっているこの世界の流れを
誰も停止させられないのを、
私たちは知っています。
今、世界の終末が
私たちの前に近づいてきていることを知るものです。
共産世界も既に終末を告げ、
民主世界も既に終末を告げました。
この終末の中に
お父様がお座りになり得る、
直接的でありながらも新しい動きが
この天地の間に現れなければなりません。
そうでなければ、
全天地は暗澹たる暗黒世界から
永遠に解放され得ず、
呻吟と病苦と災いの中に包まれるしかないということを
私たちは思うものです。
今、私たちが
失ってしまったお父様を再び捜し出さなければなりません。
私たちは歩んだ足取りを振り返り、
人本主義や物質主義などすべての思想の体制と、
現実的なすべての与件を引っ張って、
お父様の前に帰らなければなりません。
そのためには、
強力な力の主体であられるお父様を知らなければなりません。
無限なる価値の中心であられるお父様を
はっきり知らなければなりません。
あなたとあなたの子女たちが
一つの内容を中心として、時間、時間の生活圏内で
どれほど密接な関係を結んで生きるかが問題であるのを
知っています。
第二解放、第三解放を必要とする
この歴史的な環境圏の中で、
これを克服に克服を重ねることのできる力と価値を
自ら備えていくことができるよう許諾してください。
お父様!
統一教会員たちは、今、あなたがおられるということを
はっきり知らなければなりません。
生活感情を通して知らなければならず、
各自、体の細胞の作用を通して感知しなければなりません。
そうして、
私たち皆が高貴なるお父様の名を呼び、
お父様に侍り、お父様のために血の汗を流すことのできる
聖なる息子・娘とならなければならないので、
お父様、
許諾してください。
あなたが動けば私たちも動かなければならず、
あなたが静ずれば私たちも静じなければなりません。
あなたが喜ばれれば私たちも喜ばなければならず、
あなたが悲しまれれば私たちも悲しむ
息子・娘とならなければなりません。
平和の国に向かって、
平和の天国に向かっていくべき希望の息子・娘が
凛々しく活気に満ちた姿勢を備えて
進むようにしてくださり、
天の勇士たちとなり、
天の精兵たちとなるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七〇・八・一六)

Monday Jul 21, 2025
父の祈り 第251話
Monday Jul 21, 2025
Monday Jul 21, 2025
新しい歴史を創造していく統一の群れとならせてください
お父様!
今、誰よりも尊いあなたに、
私たちは心の中において侍らなければなりません。
その誰もが侵犯できない心の座におきまして、
絶対者であられるお父様に侍って、
お父様と共に相談し、
お父様と共に相応的な立場で、
主体的なお父様と共に
相対的な私自体の無限なる価値の立体性を
発見し生きていける人生があるとするなら、
世の中がいくら悪いとしても、
その悪なる圏内で無限なる価値を倍加させることのできる
歴史創造の新しい土台をつくっていく
異なった何かを発見できることでしょう。
そのようなことを考えるとき、
その人が受ける苦痛は
苦痛でなく、幸福として消化させ得るものであり、
彼は死亡の波が充満したこの地上において
不幸な人ではなく、幸福に生きる人であり、
幸福のために生きる人であると、私たちは知るものです。
統一教会の群れたちは
このような道を行くべきことを知ったために、
今まで歩んできた道は受難の道であり、
迫害の道であり、
寂しい道でありました。しかし、
その迫害と寂しさが行き交う交差路に立つそのときごとに、
私たちが行くべき道は明白でした。
人間が持つべき価値の因縁を植えるために、
自らの行路だけでなく
四方に伸びて交差するその道まで
流れて越えていける善の因縁を残したいと、
四方に身もだえしてきました。
そのような統一教会の歴史的な事実を考えますとき、
悲惨ではありましたが、その中で
人の知らない感謝の心情を持つことのできる
立場に立ててくださったことに感謝を申し上げます。
そのような場で根を打ち込み練磨して、
世界的な足場を築き、
あふれんばかりの希望とともに
アジアを眺め、世界を行き来する
新しい一つの世界を夢見ることのできる
愛国者の心情を持つだけでなく、
世界人類の中で誰も持つことのできなかった
あなたの愛を中心とした、お父様の家庭と
お父様の国に対する愛国心を持って生きようとするのです。
天情に従って、忠臣の道理を学ぼうとし、
天情に従って孝行の道理を学ぼうとする、
より高い次元の価値を探し求めていく
この者たちの行く道の前に、
祝福のみ手が永遠に共にあるようにしてください。
その生活において加重された価値は、
今日、平面的な世界を中心として生きる人の
どのような価値とも比較できない
高次的な内容であることを知って進むこの者たちの上に、
あなたの哀れみと愛がより一層共にあってください。
世の中がいかに悪いとしても、
この悪なる世の中を導いていくべき主体的な力は
より強くなければならず、
弱くては駄目であるということを、
私たちは誰よりもよく知っています。
寂しいときもお父様の能力を身代わりして、
私たちは寂しがってはならないことを知っていますので、
私たちがこの世の中の前に
影響を及ぼす群れとなるよう許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
その誰も分立させることのできない
世界を中心として絡み合い得る家庭となり、
民族となり、
国家となり、
世界人類とならなければならないということを、
誰よりも強く感じた群れが
きょうこの時代の統一の群れです。
過去に怨讐であった日本人たちも、
食口(=家族)の名前を持つときには兄弟となるのであり、
色の違う数多くの人種たちも
食□という名前を中心として、
どの民族の中でも見いだせず、見いだすこともできない
兄弟の友愛を持って生きる動きが広がっています。
そのような動きが
きょうこの地上において基盤をつかみ、
実践的段階に向かって突進していますので、
お父様が哀れにお思いになって
ここに無限の能力を加重してくださり、
私たちのみ旨の勝利の局面に向かって前進するにおきまして、
気の小さい者となるのではなく、勝利者の姿を備えて
強く雄々しく直行し、前進する
天の勇士たちとなるように許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七一・二・一一)

Monday Jul 21, 2025
父の祈り 第250話
Monday Jul 21, 2025
Monday Jul 21, 2025
お父様の恩徳に対して忠孝を帰し奉る子女とならせてください
父母の恩徳を受けた子供ならば
その恩徳に報いるのが道理であり、
国の恩徳を受けた者ならば
君王のために忠孝を尽くすのが
臣下としての道理であるということを、
私たちは知らなければなりません。
あなたが私たちの生命全体を
この地上に残してくださったことを思いますとき、
この受けた恩賜に私たちが報いるためには、
孝の道理、忠の道理を果たし、
統一された心情を備えて
あなたが願われる世界を身代わりすることのできる
祭司長とならなければなりません。
これが統一教会の群れが行くべき道であるのを
知らなければなりません。
責任を負った者たちの生活は、人が寝ているときに寝ることができず、
人が遊ぶときにも遊ぶことのできない生活だということを
私たちは知っています。
今日、統一教会は自分自体の責任だけでなく、
歴史的な責任を負っています。
私たちが忙しい歩みを促し、
み旨のために駆けつけるその途上におきまして、
早く行くことのできない自らの歩みを、
恨めしく思う心を抱いて行くべきなのが
統一の群れの行く道であることを知りました。
お父様がそうであられたために、
お父様のみ旨を奉じる息子・娘たる私たちも
そうでなければなりません。
私たちがこれを残そうとするなら、
自らが祭物とならなければならないということを知りました。
それゆえ、私たちは出ていっても、
そこで悲しみを感じて
再び私たちのみ旨に向かって
歩みを促さなければならないことを感じるものです。
個人を捜し出したときの喜びよりも
家庭を捜し出したときの喜びが大きいことを知ったなら、
あなたも個人を捜し出されたときよりも
家庭を捜し出されたときの喜びがもっと大きいことを知るものです。
また、家庭を捜し出されたときの喜びよりも
氏族を捜し出されたときの喜びが、
氏族よりも民族、
民族よりも国家、
国家よりも世界を捜し出されたときのその喜びが
もっと大きいことを知るものです。
このようなことを考えるとき、
そのような世界を捜し出されたときの喜びを
天宙万象の前に表す標示として、
歌と踊りで万宇宙を抱いて
祝福することのできるその日を迎えることが、
あなたの内心でどれほど焦がれた願いであったかを
私たちは知らなければなりません。
この地上に生きている数多くの群れは、
誰も恋い焦がれることができず、
想像することもできませんでしたが、
これを心だけでなく
実際の生活過程に進軍する統一の教団を通して、
私たちに体恤できる現在の立場を
備えさせてくださいました。
このすべてはあなたの愛であり、
あなたの哀れみであり、
あなたの慈悲であり、
あなたのあふれる恩徳であることを知り、
もう一度感謝申し上げなければなりません。
このように世界的な峠を越え
祝福を持ってきてくださったことを考えるとき、
自分の処した立場を誤って知り、そのまま通過しようとする
かわいそうでみすぼらしい敗者の悲しみを相続するに
似つかわしい姿となってはなりません。
お父様が下さるあまりにも大きな恩徳を、千年万年、
自らの後孫万代を通して
美しく輝かせ相続させてあげるためには、
精誠を尽くし忠誠を尽くして
誇らしく伝えようと
身もだえすることができなければなりません。
そうでなくては、
自分自らお父様の前に
威信すらも立てることができないということを知らなければなりません。
自らの過去をもう一度回想し、
現在をもう一度批判しながら
お父様の恩賜と厚徳の前に涙を流し、
お父様の高く尊いことを賛揚することのできる
息子たちとなり、娘たちとなるようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げ、
すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七〇・一〇・一一)

Monday Jul 21, 2025
父の祈り 第249話
Monday Jul 21, 2025
Monday Jul 21, 2025
不孝の歴史を終結させる子女とならせてください
お父様!
今までのすべての日々は、
悲しみを抱いてみな流れていきました。
それゆえ、私たちは
今後来る日々を
悲しみを抱いて流れていくようにしてはならない
責任を負ったのです。
私たちはこの国に悲運が宿るこのときに、
その悲運を取り除いてしまい、
望みと希望を植えてあげるべき使命を持った
統一教会の群れです。
絶望と落胆と悲哀と嘆息が漂う
現歴史の思潮におきまして、
これを克服することができ、
新しい望みと希望を残すことのできる
統一の主流とならなければならないという事実を知りました。
その道を行くためには、
より公的な価値を探し求めて生活しなければならないということが分かる、
あなたの息子・娘となるようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
お父様!
今まで統一教会が
あなたの経綸のみ旨に従ってくる過程には、
悲しい事情もたくさんありました。
その誰にも話せない痛々しい事情に追われ、
足をばたつかせながら、
「お父様はいない」と呪いたいときが
一度や二度ではありませんでした。
このような過ぎ去った日々を考える度ごとに、
言うに言えずにもどかしく、慌ただしく
時間、時間を経てこられたお父様が、
どれほどかわいそうなお方であられたかを
私たちはもう一度感じるものです。
私たちのために顔を傷つけ、
私たちのために手足を傷つけたあなたであられました。
それだけでなく、
千万回苦労の公的な因縁を備えられ、
私たちのために涙と血と汗を流された
お父様であることを知っています。
このようにお父様が
私たちの生活圏内で
私たちと共に生きておられるという事実を思うとき、
お父様の手をつかみ、
永遠に放したくない懇切さが
私たちの心から込み上げてこなければなりません。
お父様の首をつかみ、山道であっても、どのような道であっても
従っていきたい心が込み上げてこなければなりません。
そのような因縁を備えて、力が足らないとしても、
お父様をおぶっていく生活をしなければならないという心が
私を支配し、生涯にみなぎるようになるとき、
初めて孝と忠の道理を果たした立場に立つということを知る
私たちとなるようにしてください。
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七〇・六・四)

Monday Jul 21, 2025
父の祈り 第248話
Monday Jul 21, 2025
Monday Jul 21, 2025
お父様の忠孝の子女たちを祝福してください
お父様!
この場に集ったあなたの子女たちの心の中に訪ねてきてください。
私たち、
お父様を欽慕することのできる
懇切な心の土台を備えてはいないでしょうか。
今、私たちは
心でお父様に侍っても、
背を向ける悲しい姿勢を持つようになるのではないかと、
恐れなければなりません。
本当の意味で
お父様に侍り、
ありとあらゆる忠誠を尽くすあなたの息子・娘たちがいますでしょうか。
無限なる愛と慈悲と哀れみと許しをもって
彼らを祝福の恩賜圏内に抱いてください。
あなたの高く貴い愛の心を
無限に感じることができるよう祝福してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
この時間、
お父様のみ旨を心配しながら、
残されたそのみ旨のために戦場に向かって駆けつける勇士、
自分のすべてを無限に投入して、
闘いに必要な装備を備えるために努力する
あなたの勇士がいるでしょうか。
お父様、
彼らをお守りくださって、
その国と世界を守り得る
一人の代表者として祝福してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
あなたの聖なる祭壇で、
多くの生命のために
犠牲の祭物を捧げる祭司長の職責を負った
あなたの息子・娘たちがいるでしょうか。
また、人が寝る時間に精誠を尽くし、
人々が楽しむときに苦難の路程を行き、
受難の道を歩みながらも、
その道が自ら行くべき道であると知り、
民族と人類の背後で
祭壇の基台を広げていくために、
人の知らない中で
数多くの受難とぶつかってきたあなたの息子・娘たちがいるでしょうか。
お父様、
彼らを祝福してください。
彼らが世の中の根であり、
その根の影響を受けて
世界は生きているということを、
彼ら自らが分かるようにしてください。
人が認めてくれないとしても、
お父様に感謝できる心、
むしろ誰かが認めてくれることを
心苦しく思う心を彼らにお与えください。
あなたと一致し得るその場は、
このような因縁を経なくてはならないということを知り、
人の知らない中で感謝する心を持って
お父様に侍ることのできる
息子たちとなり、娘たちとなるようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七〇・三・八)

Monday Jul 21, 2025
父の祈り 第247話
Monday Jul 21, 2025
Monday Jul 21, 2025
密使としての使命を果たさせてください
大韓民国で統一祭壇が進んでいく道の前におきまして、
今まで密使の進路を開拓してきた
愛する息子の事情を知っておられるお父様、
あなたが今までどれほど
もどかしく気をもんでこられたかということを
私たちは知っています。
お父様!
私たちは生命を懸けて
考えざるを得ないときが多くありました。
自然の微妙さを見つめながら、
お前(=自然)が私の言葉を聞かないかもしれないという
そのような心で蕩減の道を経てきました。
このようなことを考えるとき、
私よりも歴史時代にお父様が威信を立てることができず、
そのような場において
どれほどご苦労なさったかを知るものです。
百年にも満たないこの生涯は、
歴史時代を経てきたお父様の犠牲と
比較することができないということを知るものです。
私たちの日常生活全体が
密使の使命で始まり、
絶対的に自らの犠牲で終わるとしても、
当然そうであるべき自分であることを知り、
お父様の前により一層忠孝の道理を果たそうと、
身もだえし、気遣うことのできる
あなたの息子とならなければなりません。
食べるのも、これが最後になるかもしれないと考えつつ、
天の前に怨讐の条件を残すのではないかと心配しながら食べ、
いい服を着、いい物を食べることができなくても、
お父様のみ旨を思い
「心配しないで」と祈る姿があるなら、
お父様がご覧になるのに
どれほど愛らしいことでしょうか。
けれども、
密使の行路圏内にいる息子であるために、
その愛を天上世界では気高く表しても、
人間の世の中では
隠すしかないということを知らなければなりません。
今まで統一教会が歩んできた道は、そのような道でした。
お父様、
あなたがご苦労された功績によって
大韓民国に愛する息子を立てたい時が来るならば、
過去に責任を果たせなかったことによって
悲しまれたお父様の心を深く胸に刻み、
心自体で恨みとなり得る要件を完全に取ってしまい、
お父様に侍ることを願っています。
お父様!
日陰で生きてきた男の姿も凄涼でしたが、
お父様がそれほどまでにご苦労なさっているとき、
お父様のために忠孝の責任を果たせなかったことを
もう一度、呵責を感じることのできる時間とならなければなりません。
歴史的なこの時間が存在するまで、
お父様が開拓してこられたことを考えてみるとき、
きょう私たちが立っているこの場は、
誰も持つことのできなかった
福なる恩賜の土台であることを知るものです。
お父様!
密使の使命と責任を引き継ぎ、
国家と世界に向かって
その責任を果たすことのできる息子になろうと、
お父様の前にもう一度
深く約束するようにしてください。
このたびの機会を通して
各自の胸に
新しい決意をして帰ることができるようにしてくださり、
お父様の認定を受ける
息子たちとなるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、
真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七〇・二・一六)

Monday Jul 21, 2025
父の祈り 第246話
Monday Jul 21, 2025
Monday Jul 21, 2025
お父様に代わって十字架を負う孝子とならせてください
お父様!
私たちがお父様の息子となるために、
お父様の前に不孝の因縁を残さないようにするには、
不幸であったあなたより
一層不幸な道を尋ねていかなければなりません。
そうして、
お父様の立場に代わって立ち、
お父様を身代わりして実を結び得る子女となって、
お父様と共に残り得る追憶を持つようになるとき、
それが孝の中の孝であり、
忠の中の忠ではないでしょうか。
そのような道に向かって私たちは直行しなければなりません。
あなたが十字架を負えば、
その十字架を身代わりして負おうと身もだえすることのできる
孝の姿と忠の姿を備えるようにしてくださり、
自らの生命を失っても
感謝することのできる立場に連結されるようにしてください。
私たちは
生命を捧げて
お父様の前に孝行をしようという立場にいたのであり、
お父様はそのような孝行息子・娘を捜し出そうと
今まで身もだえしてこられました。
私たちがお父様に対して
忠の道理を果たそうと生命を捧げることを願えば、
お父様が
その道を開拓してくださるということが
分かるようにしてください。
妻がこの道を遮るなら
妻を捨ててもでも行かなければならないのであり、
子供がこの道を遮るなら
子供を捨ててでも行かなければなりません。
また、
親戚、氏族、民族、国家がこの道に反対したとしても、
それらを捨てて行く私たちとならなければなりません。
お父様が
死の峠から私たちを導いてくださるので、
私たちも
死を覚悟しなければならないということを知らなければなりません。
お父様は、
私たちが自ら祭物となる場に
出ることを願われるのです。
私たちはその場が
父子の関係において、
愛をつかんでくる場だということを
知らなければなりません。
子供が死の場にいれば、
父親が先に死のうとするのが
愛の道理であることを知っています。
そのような場に残されるようになるとき、
お父様はそのような追憶の日を
永遠に記憶なさることでしょう。
そうなり得るひと日が
統一教会の群れを中心として成されますので、
残されたその日を、
お父様、
お忘れにならないでください。
追憶の日として残すために闘うこの者たちは、
その日が長く長く残されることを望んでいます。
その息子が進む道を伝統として
相続しようとする
あなたの子女たちもいます。
その場の因縁を相続することのできる
息子・娘になるようにしてください。
復帰路程において永遠に
お父様と共にあり得る追憶の日を
お父様の前にお捧げすることなくしては、
忠臣の因縁をもってお父様の国に行くことができず、
お父様の息子・娘として決定され得ないということを
私たちは知っています。
ですので、
孝の道理を立て、
お父様の前に追憶のひと日を残すことのできる
お父様の息子となり、娘となるようにしてください。
そのような場において
私たちが追憶の因縁を残すことができるなら、
死の場に置かれるとしても
その場は喜びの場であり、
お父様の前にプラスとなり得る場であることが
分かるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七〇・二・一五)

Monday Jul 21, 2025
父の祈り 第245話
Monday Jul 21, 2025
Monday Jul 21, 2025
お父様が行かれる道に同参することを願います
お父様!
お父様の道は、個人と家庭、
民族と国家、
そして世界を通して行かなければならない旅人の道です。
お父様のその道を守ることができ、
その道を歩まれるお父様の前に、
孝子孝女となり得る真なる子供が
ここにいなければならないため、
お父様、
ご照覧くださいますことを懇切にお願い申し上げます。
お父様が行かれる家庭の十字架の道を、
私たちがついて行かなければならず、
氏族の十字架の道を私たちがついて行かなければならず、
民族の十字架の道を私たちがついて行かなければなりません。
国家を経て世界、
ひいては天宙復帰のとてつもない課題を背負った
その十字架の路程を私たちがついて行かなければなりません。
その道を行くにおきまして、
お父様を先頭に立てて行ってはなりません。
お父様の前に立って、
お父様の前に置かれた十字架を、
私が身代わりして背負っていこうと言える
天の孝子と忠臣の姿になるよう許諾してください。
そのような姿とならなければならないことを
私たちは知っています。
そうならなければならないことを私たちが学びましたので、
私たちをして、
そうすることのできる息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
今、私たちにとって最も貴いことは、
お父様が行かれる道を
お父様と共に行くことであり、
お父様が生活される生活の舞台で生きることであり、
お父様が行かれるその道で死ぬことです。
これが私たちの一生の目的であり、
人間としての最大の幸福であるということがはっきり分かる
あなたの子女たちとなるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
今、私たちの心は
完全に空とならなければなりません。
空となって、お父様の前に完全にお捧げしなければなりません。
私たち自体の主観、
私たち自体の一念全体を一掃してしまい、
お父様の観念と思想だけが
私たちの心の中に注入されるようにしてください。
そうして、
お父様によってつくられた心となって、
その心が体を主管し得る新しい姿として、
お父様のみ前からもう一度
出発できるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九六九・一二・一四)

