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Sunday Jan 09, 2022
平和経 第88話
Sunday Jan 09, 2022
Sunday Jan 09, 2022
神様は、真の愛の主人としてすべての創造物の表題である絶対信仰、絶対愛、絶対服従の基準の上で、人間を御自身の子女として創造されました。絶対肯定の立場で絶対投入をされたのが神様の創造歴史です。対象である人間が主体である天のみ前に絶対信仰、絶対愛、絶対服従を捧げなければならない論理が、正にここから創出されるのです。悪の側を代表するカインと善の側を代表するアベルの関係も同様です。対象の立場であるカインは、絶対的基準でアベルを通して天のみ前に出ていかなければならないのが天理です。アベルを、父であり、主人であり、師として侍らなければなりません。
一方、アベルの立場は、神様のように絶対信仰、絶対愛、絶対服従を通して、カインを子女のように抱き、愛し、人格的に信じて尊敬される位置で、カインをして自然屈伏させるようにしなければなりません。摂理歴史の中に現れた数多くのカイン•アベルの関係において、このような天理の法度を守ることができないときには、葛藤と戦争の中で血を流す歴史が継続したのであり、そのたびに摂理は延長せざるを得ない受難を経てきたのです。数千年の人類歴史を通して見せてくれた生きた証です。
摂理史に現れた事件の一つ一つをすべて列挙することはできませんが、アダム家庭においてセツを立て、血統復帰を通して長子権復帰を完成しようとした摂理は、再び千六百年という長い年月を経てノアを中心人物として立て、彼の家庭を通してアダム家庭の失敗を蕩減復帰しようとする摂理が展開しました。しかし、アベルの立場に立っていた二番目の息子ハムの失敗によって、ノア家庭を中心とする蕩減復帰摂理もやはり失敗に終わってしまったのです。その後、天は再び四百年を待ち、サタン世界の象徴である偶像商テラの長子アブラハムを呼び立て、長子権復帰と血統復帰の条件的役事を展開されました。アダム家庭、ノア家庭、アブラハム家庭の横的な三代圏を、再び縦的にアブラハム、イサク、ヤコブの三代にわたって展開した復帰摂理歴史が、ジブシーのような荒野路程でサタン分立圏を勝利したヤコブによって、ついに長子権復帰と血統復帰の条件が立てられました。
その勝利的基盤の上に、ヤコブは天使との闘いに勝利し、ついに「イスラエル」という天の祝福まで受けるようになったのです。エサウとヤコブの関係はカインとアベルの立場だったのであり、ヤコブの絶対信仰、絶対愛、絶対服従の原則的道理と母子協助の勝利的条件を通して、ついに父イサクはもちろん、兄のエサウを自然屈伏させ、長子権を奪還したのです。
イエス様を中心として展開された復帰摂理歴史を見ても、この点は明確です。ヤコブ家庭において、ヤコブの天の側の妻ラケルの実子であるヨセフが先にエジプトに入っていって蕩減路程を勝利し、カイン的立場である十一人の兄弟を自然屈伏させ、アベルの勝利的位置を確保しました。その時、もしエジプトの総理大臣だったヨセフが、ヤコブの家族と共にエサウの家族まですべてエジプトに移住させていたならば、イスラエル民族は、モーセに従って歩んでいかなければならなかった四十年の荒野路程はもちろん、歴史的なカイン•アベルの闘争にも終止符を打つことができました。
ヤコブ家庭の勝利的基盤の血統を受け継いで、ついにイエス様が顕現されました。アダムとエバの堕落後、数千年を準備して探し立てた北朝十支派の北イスラエルと南朝二支派の南ユダが、再び内外でカインとアベルの関係でした。実体のメシヤを迎えるための環境創造の一環として、政治圏を代表するカイン的立場にイスラエルを立てられたのであり、宗教圏を代表するアべル的立場にユダヤ教を立てられました。
洗礼ヨハネとイエス様の関係もまたカイン•アベルの関係でした。四千年復帰摂理の道しるべとして下さった旧約の教えを明確に悟ってさえいれば、イスラエルとユダヤ教は内的外的に一つになり、洗礼ヨハネを先頭に立ててイエス様を王の王、真の父母としてお迎えし、神様の創造理想である地上天国をイエス様の当代に創建していたでしょう。さらには、洗礼ヨハネがカインの立場を明確に理解して、カインとしての責任をすべて果たしていれば、イエス様がどうして十字架の露として消えることがあったでしょうか。天が直接啓示を与え、幻で見せてあげ、イエス様が自分の主人であり、アベルであることを悟らせてくださったにもかかわらず、洗礼ヨハネは、とうとう絶対信仰、絶対愛、絶対服従の峠を越えることができませんでした。
後のアダムとして来られたイエス様
神様から祝福結婚を受けて真の家庭をつくり、永遠に天の真の血統、すなわち純潔、純血、純愛、純和の血統を伝授する真の人類の先祖が、後のアダムとして来られたイエス様の家庭を中心として出発していなければならなかったのです。しかし、ここでも神様は再び悲痛で惨憺(さんたん)たる立場に落ちてしまいました。失ってしまったアダムの位置に、御自身のひとり子であるイエス様を後のアダムの印を押して送られ、彼を通して四千年復帰摂理歴史を完結しようとされた神様のみ旨が、再び挫折する瞬間だったのです。歴史の中心軸として立てたその中心が、再び根こそぎ抜かれていったのです。
この時点において、天の復帰摂理は、加速度がつき始めました。だからといって、御自身が創造原則として立てられた原理原則の軌道を外れた変則摂理を運行することはできないのです。したがって、人類の永遠のアベルとなっているべきイエス様を失った神様は、再び二千年という長い歴史路程を経てこられながら、これ以上失敗があり得ない環境条件を準備され、その基盤の上に、ついに再臨主の印を押してレバレンド•ムーンを送られたのです。かといって、私の生涯は決して平坦なコースではありませんでした。全知全能であられる神様の心情まで蹂躙するほどに、凶悪で悪賢いサタンです。過去八十年以上の私の生涯は、文字どおり波瀾万丈な生の連続でした。アダム家庭から始まったカイン•アベルの葛藤と闘争はついに世界的次元の共産と民主の闘争へと飛び火した二十世紀の転換期を、私は、摂理的に必要なすべての段階の蕩減条件を立てて勝利しました。
その基盤の上で、ついにアベル支配圏の真の愛時代である天一国時代が宣布されたのであり、去る二〇〇一年には、神様の王権を即位させてさしあげました。その勝利的基盤の上に、二〇〇三年には、エルサレムで第一イスラエル圏を代表する平和の王としてイエス様を即位させてさしあげました。そして、二〇〇四年に入ると人類の真の父母の資格で、私が第二イスラエル格であるアメリカと第三イスラエル格である韓国で、そして、世界的次元の超宗教、超国家の平和の王として登極する戴冠式と即位式をもちました。
このような一連の摂理的な勝利基盤の上に、六十億の人類は、二〇〇五年から天一国創建の長成級である第二段階に差し掛かり、入籍摂理を完結するための血統転換、所有権転換、そして心情圏相続の三大目標完成のために総進軍命令を受けました。主人が剣を首に当てるその瞬間までもおとなしく従う羊のように、私たちは、絶対服従を通して私たちの永遠のアベルであり、実体の平和の王であられる真の父母様に命を捧げ、全体カイン圏を代表する責任と道理を果たさなければなりません。
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Sunday Jan 09, 2022
平和経 第87話
Sunday Jan 09, 2022
Sunday Jan 09, 2022
12.本然の創造理想圏とカイン•アベル圏復帰完成完結
日付:二〇〇五年二月十四日
場所:韓国、京畿道、加平郡、天宙清平修錬苑
行事:天地人真の父母様御聖誕記念式および天宙統一平和の王戴冠式
世界各地からいらっしゃった尊敬する内外の貴賓、そして紳士淑女の皆様。歴史の大転換期である天一国五年の明るい太陽は、この時間にも、私たち人間はもちろん、森羅万象の生命と愛を花咲かせてくれています。すべてが神様の恩寵であり祝福です。
皆様。私は、過去八十年以上の生涯を神様のみ旨に仕え、人類救援の生で貫いてきました。一万回以上の大衆講演を行い、真理のみ言の伝播を私の生の目的として生きてきました。私たちが歴史を観察して理解するためには、歴史的人物と事件を観察して分析する一般的な方法である横的な方法と、摂理的な視角から光を当てる縦的な方法があります。
空前絶後の天宙統一戴冠式
きょう皆様は、歴史上空前絶後の「天宙統一戴冠式」に参席しました。歴史は、きょうを永遠に記憶することでしょう。この貴い日を記念する意味で、そして、二〇〇五年から二〇〇八年まで続く、天一国摂理の第二次四年路程を出発する恩賜圏内に生きている私たちが、この時代に必ず理解して実践躬行すべき天理を皆様にお伝えしようと思います。「本然の創造理想圏とカイン•アベル圏復帰完成完結」という題目です。
皆様。本来、人間始祖のアダムとエバが堕落せずに完成、完結し、神様と心情一体圏を形成していたならば、彼らは、神様だけに相対して生きる絶対対象的子女の立場に立つようになっていました。しかし、彼らは、堕落を通してサタンと血縁関係が結ばれることによって、サタンにも相対しなければならない立場に転落してしまったのです。すなわち、堕落直後、いまだ原罪だけがあり、ほかのいかなる善行も悪行もしていなかったアダムとエバは、神様にも相対することができ、サタンにも相対することができる中間位置に立つようになったのです。したがって、神様は、このような中間位置に立っているアダム家庭をサタンから分立される作業を、堕落したアダムの子女たちとその子孫たちを中心として展開されたのです。アダムの三人の息子のうち、長子のカインは堕落した順序にしたがってサタン側に立て、次子のアベルを天の側に立てて蕩減復帰を通じた救援摂理を進められたのです。
サタンが血統的な因縁をもって堕落したアダムとエバに相対していたので、このように分立させて、彼らが自ら蕩減条件を立てるようにしなければ、天の側に復帰させることができなかったからです。またサタンも、本来人間の創造主は神様でいらっしゃることを知っていたので、堕落人間自身に再びサタンが侵犯できる何らかの条件が成立しない限り、彼らを勝手に扱うことはできない立場でした。
このように、神様とサタンの間には、真の愛の血統復帰を懸けて見えない条件的闘争が起き、正にアダム家庭からカイン•アベルを中心として歴史を通して実体的に展開されたのです。しかし、聖書を見れば、不幸にも、長子カインが次子アベルに自然屈伏する代わりに、彼を殺害するという結果に終わってしまいました。御自身が天理原則として立てた本然の真の愛の心情を中心として創造された子女たちを、サタンに奪われてしまった神様の心情が、どれほど悲痛で胸痛むものだったかを、皆様は想像することもできないでしょう。子々孫々、永遠に伝授されるべき天の血統が崩れていった瞬間だったのです。
神様は、アダムとエバを御自身の子女として創造され、彼らが完成すれば、真の愛の道理を立てるための祝福結婚をしてあげ、御自身だけが対し愛することができる家庭を待ち望んでいらっしゃったのです。しかし、二代のアダムとエバはもちろん、三代の孫と孫娘を真の愛で抱いてみることができなかったことが、歴史的な神様の恨として残されてきました。アダム家庭が神様を中心として三代圏を完成していたならば、人間の堕落や、数千、数万年間、人類歴史を踏みにじって籠絡してきたサタンの存在さえも現れなかったでしょう。
人類歴史の悲劇の原点
人類は、神様を中心として、三代を形成して暮らす一つの家庭の姿になっていたはずです。しかし、創造原則に基づいて、天が責任分担として下さった条件的で限定的な責任を、結局アダム家庭において、二代から三代にわたって失敗してしまったのです。人類歴史の悲劇の始原が正にここにあったのです。だからといって、神様は、御自身の創造理想を放棄することはできませんでした。原理と原則と法度の主人でいらっしゃる神様は、サタンが奪っていった子女たちを何としてでも再び取り戻してくるために、蕩減復帰摂理歴史を展開してこられたのです。アダム家庭で失ってしまった三代圏をそのまま放棄すれば、御自身の創造摂理を放棄してしまう立場に立つので、神様は、カインがアベルを殺害したのちに百三十年お待ちになり、再びアダムの三番目の息子のセツを中心人物として立てられたのです。
したがって、セツは、長子権を取り戻さなければならなかったアベルの責任はもちろん、その血統までも復帰して立てなければなりませんでした。このように天は、セツの血統の子孫たちをしてふさわしい蕩減条件を立てるようにされながら、サタン分立の復帰摂理を展開してこられました。このように、最初から神様の創造理想を踏みにじり、人類の真の父母であり、真の師であり、真の主人として絶対的権限をもって天宙を統治すべき神様を、歴史の裏道へと追いやってしまったアダム家庭のカイン•アベルを中心とする善悪分立の役事は、摂理的に人類歴史にどのような影響を及ぼし、今日、天一国五年を出発している私たちにはどのような意味をもっているのかを知らなければなりません。
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Sunday Jan 09, 2022
平和経 第86話
Sunday Jan 09, 2022
Sunday Jan 09, 2022
密使の使命
尊敬する指導者の皆様。今まで皆様は、平凡な生活を生きてこられました。しかし今から皆様は、天の密使の使命を果たさなければなりません。個人個人を見れば、大きい小さい、広い狭い、高い低いの差はあるかもしれませんが、今から皆様は、神様から特別に派遣された天の密使として堂々と天の善の血統を固守し、祖国光復の呼び掛けに、天的権威をもって奮然と立ち上がる愛国者にならなければなりません。
密使は、どのような使命を果たす人ですか。祖国創建への望みが現実の望みよりも千倍、万倍強い心をもち、命を捧げても必ずそのみ旨を成し遂げるという悲壮な覚悟で行かなければ、密使の資格はないのです。食べて、寝て、行って、来るすべての生活が祖国創建のためのものでなければなりません。
聖書にも、「まず神の国と神の義とを求めなさい」(マタイ六•三三)とあります。皆様は、「たとえ私の体はサタン世界の圏内に属していたとしても、私は真の血統を受け、祖国光復のために新たに生まれた天の密使だ!」という確信をもっていかなければなりません。
神様は、突然子女を失った父母になり、激しく追われ冷遇される立場で、一度として御自身のみ旨を思う存分繰り広げることができなかった方です。皆様は、このような神様の悲しい心情を推し量ることができる孝子、孝女にならなければなりません。真理を知って、その真理を実践しなければ、どうして指導者と言うことができるでしょうか。
世界の指導者の皆様。皆様は、今日この場になぜ来られたのかをもう一度深く考えてみてください。主催者側の招待を受け、興味半分でクリスマスパーティーでも楽しむためですか。自分の意思であれ、他人の意思であれ、皆様は今、天の召命を受けました。
この場に立ったレバレンド•ムーンが、十六歳の青年の身で突然天命を受け、神様を解放、釈放してさしあげ、人類をサタンの支配下から救い出すために、八十年の生涯を血と汗と涙の路程で歩んできたように、皆様も、今からは超宗教的で超国家的な次元で、人類の和合と平和を安着させる崇高なみ旨、すなわち祖国創建の聖業を完遂させなければなりません。そして、絶対信仰、絶対愛、絶対服従を共通分母として、皆様とレバレンド•ムーンは一つです。したがって、皆様も真の父母となり平和の王にならなければなりません。
今こそ、私たち全員の祖国、さらには天の祖国を建てることができる天運が、私たちと共にあります。その祖国には主権がなければならず、その祖国には国土が必要であり、その祖国には民が満ちあふれていなければなりません。そして、その祖国には、天の善の血統が力強く広がっていなければなりません。ほかのどこにも見いだすことができない摂理史の鼓動が脈打っていなければなりません。
このような祖国を創建するのに、躊躇する皆様になるのですか。必ず生きて天の密使としての使命を完遂してください。永生を約束される先覚者の生を営為してください。
後悔のない生き甲斐ある人生を生きよう
皆様。私は、最近「蒙古斑同族圏世界平和連合」を創設し、全世界に広がっている蒙古斑同族を糾合する運動を出発させました。決して新しい民族主義運動を始めようということではありません。歴史的にアダム家庭での失敗を蕩減復帰した立場であるアダムとノア家庭の長子の血統、すなわちカインとセム族の後裔として、摂理の結実期を迎えて人類の長子たる使命を呼び起こす総体的平和運動です。
そして、堕落によってアダム家庭でアベルを失い、百三十年目にセツを再び探し立てた神様の悲痛な心情を、慰労してさしあげることができる長子圏を立てるための運動です。言い換えれば、一つの兄弟、一つの家族となり、お互いに心の壁を崩し、国家間の国境を除去し、共に暮らそうという共生共栄共義社会の実現運動です。神様の祖国創建を早める摂理的召命です。
このように、途方もない摂理的時を悟らせてくださり、天的王権を立てるための栄光の密使の使命まで賦与してくださった神様と真の父母様に、私たちは感謝と栄光をお返ししなければなりません。歴史上、空前絶後の後天開闢の時代を開いてくださり、真の解放、釈放圏を定着させてくださった真の父母様に、感謝と称賛と栄光を永遠に捧げる平和の王戴冠式を奉呈してさしあげなければなりません。
今、あの東方の天に燦々(さんさん)と昇ってくる太陽と共に、天運が全世界を照らしています。数千、数万年の間、覆われていた闇の幕が取り除かれつつあります。皆様の胸の中には、既に天意を完成させようという天命が根を下ろしています。避けられない宿命の道です。勇気を出して立ち上がってください。「自分の命を救おうとするものは、それを失い、それを失うものは、保つのである」(ルカ一七•三三)と語られたイエス様の教えが何を意味するのか、はっきりと体験できる後天時代が私たちと共にあります。
レバレンド•ムーンも皆様も、例外なくいつかは霊界に入っていくでしょう。生命を捧げて祖国光復の聖業を達成し、神様の創造理想である平和王国をこの地球星の上に必ず創建しなければならないという悲壮な覚悟をしなければなりません。
きょう受けた天命を胸の中に深く刻印され、今からは、神様から相続された祖国の主人として、どうか後悔を残さない美しく生き申斐のある生活を送ることを誓ってくださることを望みます。これが今日、私が皆様にお伝えする新しい時代の神様のメッセージです。神様の祝福が皆様と皆様の家庭、そして皆様の密使的使命の上に永遠に共にあることを願います。ありかとうございました。
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Sunday Jan 09, 2022
平和経 第85話
Sunday Jan 09, 2022
Sunday Jan 09, 2022
祖国光復の使命
皆様には、祖国光復という言葉が聞き慣れないかもしれません。祖国を失ってみたことがないので、祖国を再び取り戻す必要がないと思われますか。しかし、きょうここで語る「祖国」は、皆様が通常考えているそのような「祖国」ではありません。人間始祖のアダムとエバの堕落によって失ってしまった創造本然の「祖国」、すなわち地上天国を意味するのです。
元来、アダムとエバの堕落がなかったならば、どのような世界になっていたと思いますか。彼らは、神様の祝福結婚を受け、罪のない真の子女を生み、真の父母になっていたでしょう。そして、その家庭は、地上天国を創建する基本核になっていたでしょう。その家庭の子女たちは、神様を中心として三代圏を形成し、この地上に永遠の平和王国を創建する主役になっていたはずです。
さらには、アダムとエバは、三時代圏を代表するアダム氏族、アダム民族、アダム国家の王と王妃になっていたはずです。彼からアダム王国は永遠に存続していたはずであり、その国が正に人類の永遠の祖国、すなわち平和王国になっていたはずです。
しかし、不幸にも人類歴史は、そのように平穏な出発をすることができませんでした。アダムとエバの堕落は、数千、数万年の間、人類を真の父母のいない孤児の身の上に転落させたのであり、祖国を失ってしまったまま、乞食になって流浪する民にしてしまったのです。
神様を縦的な真の父母として侍り、世界万民が一つの家族圏を形成し、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の道理を果たしながら生きていくべきだった人類は、あきれたことに、サタンが植えておいた各種の境界線と国境線の出現によって、ばらばらに分かれてしまいました。
それでは、私たちの真の祖国光復とは何であり、どこから実現されなければならないのでしょうか。祖国光復は祖国創建です。それは、既存の世界から祖国を探し立てるのではありません。堕落と無関係な本然の次元で、国境のない新しい神様の祖国を創建する真の愛の再創造役事です。
したがって、祖国光復は、怨讐までも赦して抱く真の愛の生から始まります。豆を植えれば豆が出て、小豆を植えれば小豆が出ます。復讐するサタンの種を蒔けば、血を見る悪の実が結ばれます。
しかし、怨讐までも赦し抱く真の愛の種を蒔いた所には、善の木が育つのです。これは、少しの誤差もない宇宙の法則です。このように、人類の祖国、すなわち神様の真の祖国は、怨讐を愛する道から訪れてきます。個人、家庭、氏族、民族、国家、世界的次元で怨讐を愛する真の愛、真の生命、真の血統の伝統を立てた道から神様の祖国は訪れてくるのです。
世界の指導者でいらっしゃる皆様の使命は何だと思われますか。サタンの主権が世の中を支配している限り、皆様には国がありません。この地上に約二百の国家がありますが、果たしてどの国が神様のみ旨を成就した、神様と人類の真の祖国になりましたか。人類は、選択の余地なくすべて偽りの血統を受けて生まれたサタンの後裔なのです。
皆様がアメリカの国民であれ日本の国民であれ、あるいはどの国の国民であれ、例外なく皆様の体には、サタンの愛、サタンの生命、サタンの汚れた血がもつれて流れているという事実を知らなければなりません。この汚れた堕落の遺産を皆様の体から除去しない限り、祖国光復の夢は成し遂げることができません。したがって、皆様は、すべて新しい人格革命、すなわち真の愛の革命を完遂しなければならないのです。
真の愛の三大革命
それでは、神様に似るための人格革命を完遂する道はどこから探し出すことができるのでしょうか。人類は、堕落性を受け継いで生まれた堕落の後裔なので、皆様には、真の愛の三大革命を完遂して人格完成を成就しなければならない課題が残っています。それは、蕩減革命、良心革命、心情革命です。
蕩減革命とは、皆様のすべての内的、外的所有権を取り戻し、完全に蕩減されて勝利するばかりでなく、その蕩減圏を超越する基準を立てなさいという意味です。過去、サタン支配圏時代だった先天時代に習得した、個人、家庭、国家時代圏のすべての習慣と思考までも果敢に捨て去る革命を、皆様の生活の中で完遂しなさいという意味です。
その土台の上に新しい後天時代の生活の座標である絶対価値観的真の愛の理想家庭を実践して完成し、永遠に神様の真の幸福の子女として生きなさいということです。神様の理想家庭での絶対価値観とは、父母、夫婦、子女の三代圏を中心として完成されます。
父母が真の愛の主人の立場に立つことができる道は、子女の出生によって完成されるのであり、夫が真の愛の主人になるのも、結婚して妻を迎えるときに初めて可能になるのです。同じように、兄弟間の関係において、兄を真の愛の主人にしてくれるのは弟なのです。
したがって、主体である人は、自分を真の愛の主人の位置に立たせてくれる相対に対して、ために生き、投入し、その投入したことを忘れ、より大きな目的のために犠牲になる生活をしなければなりません。正にここから永遠不変の絶対的価値観が創出されるのです。このように、家庭の父母、夫婦、子女は、三代圏を形成し、お互いが真の愛の主人を完成させてくれるので、永遠の一体圏を定着させ、神様と共に永遠に共生共存する絶対価値観的生活を営為するようになるのです。
さらに、皆様のすべての財産や外的所有権も、一旦未練なく天のものとして帰属させ、サタン世界と絶縁させて聖別した後に、再び天の祝福によって伝授されなければならない革命的実践過程を通さなければなりません。すなわち、サタンが二度と所有権を主張できない聖別された財産として天の富を積んでいきなさいということです。
良心革命は何を意味するのですか。良心の声に絶対服従しなければならない内的革命です。そして、皆様の中では、いまだに善を指向する良心の命令と肉身の欲望を追い求める肉心の誘惑が、絶えず葛藤を続けているという事実を否定することはできないのです。このような恥ずかしい内面の闘いを終息させるためには、良心の位置と作用を明確に知らなければなりません。
そして、良心は、皆様の一挙手一投足を、さらには皆様の考えまでも、一点一画すべて把握しています。皆様の先生より先に知っています。皆様の父母よりも先に知っています。神様よりも先に知っています。
このような良心の命令に逆らえば、どのような結果を招くでしょうか。皆様御自身が呵責を受けるのです。皆様の霊魂にほこりがつき、垢がついて傷が生じるというのです。この傷は、永遠に消すことができずに、そのまま霊界に抱えていかなければならない恐ろしい重荷です。したがって、革命的な次元で御自身の肉心を抑え、良心の案内を受けて神様のみ前に出ていくその日まで、天意に一体となる生、すなわち汚れなく明るく純粋な霊魂を保つことが至上命令なのです。
皆様、心情革命の意味は何でしょうか。神様は人間を御自身の子女として創造したと既にお話ししました。そうだとすれば、神様と皆様をつないでくれる綱はどのような綱でしょうか。父母と子女間の真の愛であり、真の心情です。父子の間に真の心情が通じなければ、どうして父母と子女が真の愛と真の尊敬の関係を維持できるでしょうか。
数千年間、堕落圏の影響の中で生きてきた人類は、今も偽りの父母、偽りの愛、偽りの血統の心情的奴隷となっています。この束縛から抜け出すためには、サタンが最も嫌う、赦して、与えて、犠牲になる真の愛の生活を絶えず継続しなければなりません。そうして、神様の心情的所有権に帰着できなければなりません。
皆様の心情の綱が、いまだにサタン世界の虚栄を追い求める利己的個人主義に結ばれているならば、皆様の将来は暗く、暗澹たる絶望と嘆息の道となるでしょう。しかし、ために生きる生活、すなわち他のために先に譲歩し、与える生産的な生活を送れば、皆様の心情の綱は神様の心情と永遠に一つになるのです。言い換えれば、偽りの父母との心情的因縁を完全に断ち切り、無形の神様の実体として顕現された真の父母様から祝福結婚を受けて接ぎ木され、天の真の愛と真の血統を確保しなさいという意味です。
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Wednesday Jan 05, 2022
平和経 第84話
Wednesday Jan 05, 2022
Wednesday Jan 05, 2022
11.摂理史的終末期と私たちの使命
日付:二〇〇四年十二月十三日
場所:アメリカ、ワシントンDC、マリオット・ワードマン•パーク•ホテル
行事:真の父母様世界平和の王戴冠式
世界各国から来られた超宗教•超国家圏を代表する指導者の皆様。きょう、私たちは、まず全員の心を合わせ、万有の真の父母でいらっしゃり、真の愛の主人でいらっしゃる神様に、心からの感謝と栄光をお捧げしましょう。そして、きょうをアメリカの歴史に新しい礎石を置く最も貴い記念日となるようにしましょう。
無節制と放縦に対する警告
半世紀にわたり、人類を焦燥と不安の中に閉じ込め、様々な権謀と術数を動員して天と人間を欺瞞してきた冷戦時代が終わり、今新しい世紀を生きている皆様。果たして、どのくらい安定し幸福な生を営為していらっしゃるでしょうか。
皆様の周囲を一度見渡してみてください。冷戦の桎格から抜け出た世界の若者たちは、自由を満喫するにとどまらず、無節制な放縦の沼に向かって走っています。神様の創造理想を根本から排斥し、極度の利己的個人主義の傘の下で、フリーセックスの奴隷となって各種の社会悪をつくり出しています。
いわゆる、ゲイ•ムーブメントという旗印を掲げ、同性愛者たちは「同性間の結婚」という到底許し難い蛮行を犯しています。彼らの主張が貫徹した世の中を一度想像してみてください。人類は、二代を越えることができずに絶滅するでしょう。
また、天のみ旨から顔をそむけ、淫乱と不道徳の中に墓を掘っている、この時代の邪悪な群れに下された天罰の表象がエイズという難病です。今この時間にも、一日に数千人ずつ、無辜の生命がこの呪いの天疫(天の疫病)に感染し、死亡の道へと落ちていっているではないですか。
「離婚」という疫病、これもまた崇高な家庭の価値を破壊する主犯となり、人類を新しい次元の危機と苦境に陥れています。突然父母と離別し、継父や継母のもとで、甚だしきは孤児院で、幼い心に消すことのできない傷を抱えて生きていく、かわいそうな子女たちに何の罪があるのですか。彼らが奪われた父母の愛は、誰が取り戻してあげることができるのですか。
さらには、宗教間の葛藤によって始まった中東地域の紛争は、各種のテロと殺傷により世界を恐怖のるつぼに追い込んでいます。不幸にも、私の祖国韓半島も、やはりいまだに世界で唯一、国土が両断されたまま、首を長くして統一されるその日を待っているのです。このように、道徳が地に落ち、家庭の価値が完全喪失となった今日の世界を、果たしてどのような方法で救い出すことができるのでしょうか。
真の父母の顕現
指導者の皆様。私は、きょうこの席で、天がこの時代を生きていく人類に下さった、新しい戒律的啓示のみ言を伝えようと思います。「摂理史的終末期と私たちの使命」という題目のみ言です。
人類の最初の先祖であるアダムとエバの堕落は、人類を偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統の束縛から抜け出すことができない、呪いと恨の歴史の中に閉じ込めてしまいました。そして、数千、数万年の長い歴史の中で、誰一人として例外なく、サタンの偽りの血統を相続させられ、偽りと罪悪が点綴(てんてつ)する生を営為せざるを得ない人生行路へと転落してしまいました。堕落の後裔である人間の努力だけでは避けることのできない、宿命的路程のようになってしまったのです。
ですから、人類は、誰かがサタンの血統とは無関係の天の血統をもって顕現し、罪悪と偽りの中で苦しむこの堕落世界を救ってくれることを待っています。汚れた醜悪なサタンの血統から解放してくれる真の父母を待ち続けてきたのです。
不幸にも私たち人間は、サタンを父母として生きる野生のオリーブの木の身の上に転落してしまったので、人類の救世主であり、メシヤの使命をもって顕現される真の父母は、数千、数万年放置された野生のオリーブの木を無慈悲に切ってしまい、真のオリーブの木に接ぎ木して人類を真の血統に転換してあげる、超宗教、超国家的次元の革命的な大役事を完成するようになるのです。
だからといって、真の父母は、時と場所を選ばずに、願ったからといってどこにでも顕現するのではありません。長い歳月をかけて展開してこられた天の復帰摂理が、最後の結実を結ぶようになる摂理的終末期になって、初めて顕現されるのです。言い換えれば、天運と共に本然の真の父母時代が到来しなければならないという意味です。
皆様は、天が経綸される摂理の時を知ることができません。天の真の愛と真の生命と真の血統をもって来られた真の父母だけが摂理的な時を知り、そこに合わせて人類救援の摂理を完結されるのです。真の父母だけが全霊界を治められ、四大聖賢たちと善の祖先たちを総動員させ、皆様の永生問題にまで責任をもつことができる権能をもってこられるのです。
指導者の皆様。皆様が知らない間に、人類は、既に天運到来の新しい恩賜圏に進入しています。天の印を受け、人類の真の父母の使命を委任された私は、天と地を懸けて堂々と宣布します。
人類歴史の終末摂理時代を迎え、双合十勝圏の後天開闢時代を広げていく祝福(血統転換)の時代を迎えました。善悪の分別が難しく、悪い者がむしろ豊かに暮らしていくような先天時代の病弊は、これ以上天が看過しないはずです。
したがって、皆様は今、希望をもって天道に従って生きなければなりません。絶対、唯一、不変、永遠を属性としてもっていらっしゃる神様に似て、真の愛を実践する生活を通して人格革命を完遂しなければなりません。
この道こそが、私たちが共にこの地上で願い、さらには天が何よりも念願し望んでこられた地上天国、すなわち平和王国をこの地球星の上に創建できる道なのです。
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Monday Jan 03, 2022
平和経 第76話
Monday Jan 03, 2022
Monday Jan 03, 2022
8.神様の祖国と平和王国
日付:二〇〇四年一月二十七日
場所:韓国、ソウル、蚕室室内体育館
行事:真の父母様御聖誕祝賀記念式
尊敬する前•現職の国家元首、世界各国から来られた指導者の皆様。そして、国内外の貴賓の皆様。私の八十四回目の誕生日と韓鶴子総裁の誕生日を祝賀するために来臨くださったことを心から感謝申し上げます。何よりもまず、きょうまで私たち夫婦を守り、共にいてくださった天のお父様に、このすべての栄光をお捧げいたします。
人類始祖の堕落によって失ってしまった神様の祖国
私たち夫婦は、かつて神様からの召命を受け、生涯を神様のみ旨を成就してさしあげることに捧げてきましたので、神様を抜きにしては私たちの誕生日の祝いも受けることができません。したがって私はきょう、「神様の祖国と平和王国」という題目のみ言を私の挨拶の言葉に代えさせていただきたいと思います。
皆様、人間始祖のアダムとエバが堕落していなければ、どのような世界になっていたと思いますか。アダムは、その家庭の長になっていたはずであり、その民族の族長になっていたはずであり、その国家の王になっていたはずです。その世界は、アダム主義で始まり、アダムの伝統、アダムの文化、アダムの生活様式だけが存在するアダム世界になっていたはずです。その世界は、正にアダムの祖国であり、神様の祖国になっていたはずです。
しかし、人類歴史は、不幸にも堕落した先祖から始まりました。神様とは無関係なサタン主管の世界に転落してしまったのです。神様を父母として侍り、永遠無窮の平和王国を築いて生きていくべきだった人類が、悪の本体であるサタンの奴隷となり、罪悪と苦痛の世界で、神様の胸の中に恨を植えて生きてきたのです。
皆様お一人お一人の生活について一度考えてみてください。創造主の意向とは反対に、私たちの心と体は、絶えず葛藤と闘争を繰り返しています。歴史上、心と体の完全統一を達成した人がいたでしょうか。また、皆様は、六十億を超える今日の世界において、果たして体を心に一〇〇パーセント屈服させ、心の道のみに従って生きている人がいると思われますか。
そして、今日の社会と国家はどうでしょうか。個人の心と体の間に根を下ろした葛藤と利己心の壁は、社会と国家の間にも難攻不落の要塞のように強固に立っています。お互いに兄弟姉妹となって暮らさなければならない人種間の紛争は、今も世界平和を脅かす深刻な問題として残っています。
人間の霊性を回復させて重生救済のみ旨を達成し、人類を神様に復帰させなければならない宗教までも、その本分を忘れたまま、偏見と葛藤の沼から抜け出すことができず、今では、その度を超して殺戮と戦争の要因になっているという現実を、私たちは目撃しています。
人間の本心が指向するところは平和世界
人間の本心が指向するところはどこでしょうか。数えきれないほど多様化した様々な壁と国境の中に閉じ込められ、思いどおりに息もできずに暮らすのが私たちの望みでしょうか。違います。私たちが願うその世界は、東西南北、四方のどこを見渡しても境界線がなく、垣根のない自由の世界であり、平和の世界です。
私たちは、このような本然の祖国を願っています。神様が数千年間お待ちになった祖国であり、人類が歴史を通して願ってきた祖国です。祖国と言えば、もちろんある特定の国家的な基準を前提に語ることもできますが、その本然の祖国は、私たちが簡単に考えるそのような国ではありません。
一つの国を建てるためには、主権と国民と国土が必要です。人類歴史を調べてみれば、数多くの国が興亡盛衰を繰り返し、数多くの主権が交代しながら、多くの命を犠牲にしてきたという事実を発見するようになります。その多くの殉教者たちは、ある一時に現れる本然の祖国を希望として死んでいったのです。
そうかといって、アメリカや韓国のようなある特定の国家だけが、彼らの願う祖国になることはできません。そこは、共産主義も民主主義もない所でなければなりません。
その祖国には、どのような宗教も必要なくなるでしょう。皮膚の色の違いで人間の価値を判断しようとする愚かな過ちを犯す世界ではありません。私たちの心と体を分けて苦痛の中に押し込んだ人間一人一人の壁はもちろん、いかなる形態の境界線も、いかなる規模の国境も承諾されない所でなければなりません。
皆様。私たちがきょうも身を置いているこの地球星全体が、正に人類が何よりも願ってきた祖国であり、神様が数千、数万年の間、願ってこられた祖国だというのです。
今人類には、天が願う基準の世界国家を建て、今まで天のみ前に怨讐の行為ばかりを繰り返してきたサタンを審判し、悪を除去して善のみを中心とする平和の天国をこの地上に成し遂げておく責任があるのです。
これが正に神様の願いであり、イエス様の願いであり、今まで摂理路程において殉教の道を歩んでまで貢献してきた先祖の願いだったことを、私たちは忘れてはいけません。
理想世界は真の血統の伝授と真の愛の実践で
しかし、そのような理想の世界は、自動的に訪れるのではありません。願ったからといって、誰もが自力で成就できるものではないのです。堕落の後裔である私たちは、祝福結婚を通して新しい血統を伝授され、真の愛の道を実践躬行しなければ不可能なことです。真の愛の生活とはどのようなものでしょうか。
それを一言で言うならば、「ために生きる人生」です。人が自分のために生きてくれることを願う前に、先に人のために生きる人生です。ために生きてあげたことを忘れてしまう人生です。
ために生きてあげたからといって、何かを期待する人生ではありません。そして、ために生きてあげても、もっとために生きてあげることができずにもどかしく思う人生です。ために生きるにおいても、謙遜に頭を下げてために生きる人生です。
それで、イエス様も、「人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない」(ヨハネ一五・一三)と言い、「だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるであろう」(マタイ二三・一二)と言われたのです。全知全能であられる創造主の神様だとしても、御自身が立てられた創造原理を無視して、願うとおりに無条件に創造と破壊を繰り返すことはできないのです。
レバレンド•ムーンが、過去数十年間、祝福結婚の摂理を継続してきた理由が、正にここにあるのです。堕落した先祖から偽りの生命、偽りの愛、そして偽りの血統を相続した人間は、選択の余地もなく偽りの人生を生きてきたのです。
したがって、天から真の父母の使命を受けて出発した私たち夫婦は、生涯を捧げて、祝福結婚を通して偽りの父母の元凶であるサタンを除去し、真の父母として真の生命、真の愛、真の血統を人類に伝授してあげるために、天命を実践するという一筋の道を歩んできました。そして、私たち夫婦は、偽りの父母が植えつけものが偽りの血統だったために神様もどうすることもできないということを知ったのです。
私たち夫婦は、すべての蕩減条件を立てて勝利した実体の真の父母の資格で、野生のオリーブの木になってしまった人類の血統を断ち切り、真のオリーブの木を接ぎ木して、真の血統を繁殖させてきたのです。野生のオリーブの木は、千年たっても野生のオリーブの木です。このように接ぎ木を通してのみ、血統転換が可能なのです。
皆様。今、明るい天の時代が到来しました。希望をもってレバレンド•ムーンのメッセージを受けてください。一九六〇年度にたった三双から始まった祝福結婚の歴史が、今では四億双に至っています。
さらには、霊界には千二百億双を超える祝福家庭が暮らしています。真のオリーブの木の畑が野生のオリーブの木の畑を圧倒しています。この真のオリーブの木であるすべての祝福家庭たちが、真の血統によって一致団結して実践する「ために生きる人生」が、今全世界に燎原の火のように広がっています。この地上に、垣根や国境のない自由と平等の国、喜びと幸福の国、神様の祖国、平和王国がこのように成し遂げられるのです。
平和国連の旗印のもとで平和王国の創建
この目的のために、レバレンド•ムーンは、二〇〇三年十月三日、アメリカのニューヨークで「平和国連」を創設したのです。今この「平和国連」は、天地を揺るがす革命的な摂理的働きをしています。
六十億の人類を一人も残さずに教育して祝福結婚を受けるように導き、地球星の至る所が私たちの家であり、私の家となる創造本然の神様の祖国、すなわち私たちの祖国を創建しているのです。
私たちの目標は、既に設定されました。平和国連の旗幟(きし)は、既に高々とはためいています。勝利の喊声が世界各地で上がっています。
アメリカで、ヨーロッパで、エルサレムで、パレスチナで、韓国で勝利を重ねています。神様が私たちと共にいらっしゃり、霊界の聖賢たちをはじめとする大勢の義人、烈士たちが私たちと共に走っているのですから、不可能なことがどこにあるでしょうか。
信じる人に福があると言います。きょう、この意義深い日にこの場を借りて皆様にお伝えするこのメッセージを、胸の奥深くに刻んでくださることを願います。すべての方が、ぜひ祝福結婚の恩賜に同参(一緒に参加すること)され、血統転換の大革命を成し遂げてください。そして、皆様も、この地球星に神様の祖国を創建し、永遠無窮に平和王国を繁栄させる摂理の一線に立った堂々たる天の勇士となることを願ってやみません。ありがとうございました。
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8.神様の祖国と平和王国
日付:二〇〇四年一月二十七日
場所:韓国、ソウル、蚕室室内体育館
行事:真の父母様御聖誕祝賀記念式
尊敬する前•現職の国家元首、世界各国から来られた指導者の皆様。そして、国内外の貴賓の皆様。私の八十四回目の誕生日と韓鶴子総裁の誕生日を祝賀するために来臨くださったことを心から感謝申し上げます。何よりもまず、きょうまで私たち夫婦を守り、共にいてくださった天のお父様に、このすべての栄光をお捧げいたします。
人類始祖の堕落によって失ってしまった神様の祖国
私たち夫婦は、かつて神様からの召命を受け、生涯を神様のみ旨を成就してさしあげることに捧げてきましたので、神様を抜きにしては私たちの誕生日の祝いも受けることができません。したがって私はきょう、「神様の祖国と平和王国」という題目のみ言を私の挨拶の言葉に代えさせていただきたいと思います。
皆様、人間始祖のアダムとエバが堕落していなければ、どのような世界になっていたと思いますか。アダムは、その家庭の長になっていたはずであり、その民族の族長になっていたはずであり、その国家の王になっていたはずです。その世界は、アダム主義で始まり、アダムの伝統、アダムの文化、アダムの生活様式だけが存在するアダム世界になっていたはずです。その世界は、正にアダムの祖国であり、神様の祖国になっていたはずです。
しかし、人類歴史は、不幸にも堕落した先祖から始まりました。神様とは無関係なサタン主管の世界に転落してしまったのです。神様を父母として侍り、永遠無窮の平和王国を築いて生きていくべきだった人類が、悪の本体であるサタンの奴隷となり、罪悪と苦痛の世界で、神様の胸の中に恨を植えて生きてきたのです。
皆様お一人お一人の生活について一度考えてみてください。創造主の意向とは反対に、私たちの心と体は、絶えず葛藤と闘争を繰り返しています。歴史上、心と体の完全統一を達成した人がいたでしょうか。また、皆様は、六十億を超える今日の世界において、果たして体を心に一〇〇パーセント屈服させ、心の道のみに従って生きている人がいると思われますか。
そして、今日の社会と国家はどうでしょうか。個人の心と体の間に根を下ろした葛藤と利己心の壁は、社会と国家の間にも難攻不落の要塞のように強固に立っています。お互いに兄弟姉妹となって暮らさなければならない人種間の紛争は、今も世界平和を脅かす深刻な問題として残っています。
人間の霊性を回復させて重生救済のみ旨を達成し、人類を神様に復帰させなければならない宗教までも、その本分を忘れたまま、偏見と葛藤の沼から抜け出すことができず、今では、その度を超して殺戮と戦争の要因になっているという現実を、私たちは目撃しています。
人間の本心が指向するところは平和世界
人間の本心が指向するところはどこでしょうか。数えきれないほど多様化した様々な壁と国境の中に閉じ込められ、思いどおりに息もできずに暮らすのが私たちの望みでしょうか。違います。私たちが願うその世界は、東西南北、四方のどこを見渡しても境界線がなく、垣根のない自由の世界であり、平和の世界です。
私たちは、このような本然の祖国を願っています。神様が数千年間お待ちになった祖国であり、人類が歴史を通して願ってきた祖国です。祖国と言えば、もちろんある特定の国家的な基準を前提に語ることもできますが、その本然の祖国は、私たちが簡単に考えるそのような国ではありません。
一つの国を建てるためには、主権と国民と国土が必要です。人類歴史を調べてみれば、数多くの国が興亡盛衰を繰り返し、数多くの主権が交代しながら、多くの命を犠牲にしてきたという事実を発見するようになります。その多くの殉教者たちは、ある一時に現れる本然の祖国を希望として死んでいったのです。
そうかといって、アメリカや韓国のようなある特定の国家だけが、彼らの願う祖国になることはできません。そこは、共産主義も民主主義もない所でなければなりません。
その祖国には、どのような宗教も必要なくなるでしょう。皮膚の色の違いで人間の価値を判断しようとする愚かな過ちを犯す世界ではありません。私たちの心と体を分けて苦痛の中に押し込んだ人間一人一人の壁はもちろん、いかなる形態の境界線も、いかなる規模の国境も承諾されない所でなければなりません。
皆様。私たちがきょうも身を置いているこの地球星全体が、正に人類が何よりも願ってきた祖国であり、神様が数千、数万年の間、願ってこられた祖国だというのです。
今人類には、天が願う基準の世界国家を建て、今まで天のみ前に怨讐の行為ばかりを繰り返してきたサタンを審判し、悪を除去して善のみを中心とする平和の天国をこの地上に成し遂げておく責任があるのです。
これが正に神様の願いであり、イエス様の願いであり、今まで摂理路程において殉教の道を歩んでまで貢献してきた先祖の願いだったことを、私たちは忘れてはいけません。
理想世界は真の血統の伝授と真の愛の実践で
しかし、そのような理想の世界は、自動的に訪れるのではありません。願ったからといって、誰もが自力で成就できるものではないのです。堕落の後裔である私たちは、祝福結婚を通して新しい血統を伝授され、真の愛の道を実践躬行しなければ不可能なことです。真の愛の生活とはどのようなものでしょうか。
それを一言で言うならば、「ために生きる人生」です。人が自分のために生きてくれることを願う前に、先に人のために生きる人生です。ために生きてあげたことを忘れてしまう人生です。
ために生きてあげたからといって、何かを期待する人生ではありません。そして、ために生きてあげても、もっとために生きてあげることができずにもどかしく思う人生です。ために生きるにおいても、謙遜に頭を下げてために生きる人生です。
それで、イエス様も、「人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない」(ヨハネ一五・一三)と言い、「だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるであろう」(マタイ二三・一二)と言われたのです。全知全能であられる創造主の神様だとしても、御自身が立てられた創造原理を無視して、願うとおりに無条件に創造と破壊を繰り返すことはできないのです。
レバレンド•ムーンが、過去数十年間、祝福結婚の摂理を継続してきた理由が、正にここにあるのです。堕落した先祖から偽りの生命、偽りの愛、そして偽りの血統を相続した人間は、選択の余地もなく偽りの人生を生きてきたのです。
したがって、天から真の父母の使命を受けて出発した私たち夫婦は、生涯を捧げて、祝福結婚を通して偽りの父母の元凶であるサタンを除去し、真の父母として真の生命、真の愛、真の血統を人類に伝授してあげるために、天命を実践するという一筋の道を歩んできました。そして、私たち夫婦は、偽りの父母が植えつけものが偽りの血統だったために神様もどうすることもできないということを知ったのです。
私たち夫婦は、すべての蕩減条件を立てて勝利した実体の真の父母の資格で、野生のオリーブの木になってしまった人類の血統を断ち切り、真のオリーブの木を接ぎ木して、真の血統を繁殖させてきたのです。野生のオリーブの木は、千年たっても野生のオリーブの木です。このように接ぎ木を通してのみ、血統転換が可能なのです。
皆様。今、明るい天の時代が到来しました。希望をもってレバレンド•ムーンのメッセージを受けてください。一九六〇年度にたった三双から始まった祝福結婚の歴史が、今では四億双に至っています。
さらには、霊界には千二百億双を超える祝福家庭が暮らしています。真のオリーブの木の畑が野生のオリーブの木の畑を圧倒しています。この真のオリーブの木であるすべての祝福家庭たちが、真の血統によって一致団結して実践する「ために生きる人生」が、今全世界に燎原の火のように広がっています。この地上に、垣根や国境のない自由と平等の国、喜びと幸福の国、神様の祖国、平和王国がこのように成し遂げられるのです。
平和国連の旗印のもとで平和王国の創建
この目的のために、レバレンド•ムーンは、二〇〇三年十月三日、アメリカのニューヨークで「平和国連」を創設したのです。今この「平和国連」は、天地を揺るがす革命的な摂理的働きをしています。
六十億の人類を一人も残さずに教育して祝福結婚を受けるように導き、地球星の至る所が私たちの家であり、私の家となる創造本然の神様の祖国、すなわち私たちの祖国を創建しているのです。
私たちの目標は、既に設定されました。平和国連の旗幟(きし)は、既に高々とはためいています。勝利の喊声が世界各地で上がっています。
アメリカで、ヨーロッパで、エルサレムで、パレスチナで、韓国で勝利を重ねています。神様が私たちと共にいらっしゃり、霊界の聖賢たちをはじめとする大勢の義人、烈士たちが私たちと共に走っているのですから、不可能なことがどこにあるでしょうか。
信じる人に福があると言います。きょう、この意義深い日にこの場を借りて皆様にお伝えするこのメッセージを、胸の奥深くに刻んでくださることを願います。すべての方が、ぜひ祝福結婚の恩賜に同参(一緒に参加すること)され、血統転換の大革命を成し遂げてください。そして、皆様も、この地球星に神様の祖国を創建し、永遠無窮に平和王国を繁栄させる摂理の一線に立った堂々たる天の勇士となることを願ってやみません。ありがとうございました。
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Monday Jan 03, 2022
平和経 第83話
Monday Jan 03, 2022
Monday Jan 03, 2022
全人類を教育してきた犠牲的路程
皆様。このような天のお父様の前で、一日でも真の同情と懺悔の涙を流してみたことがありますか。悪魔の血統を受けてサタンの走狗になっている人類を前にして、舌をかんで耐えてくださり、解放と釈放の一日だけを待ち望んでいらっしゃる神様のみ前で、見えないふりをして目を閉じることができますか。
したがってレバレンド•ムーンの生涯は、歴史上誰よりも深刻な命の歴史でした。サタンを罪ある者として審判できる審判主としての個人完成の道を歩まなければならなかったのであり、愛する子女を四人も幼い年齢で霊界に送らなければならず、残った子女さえも荒野に放り投げたまま歩まなければならない、宿命的蕩減復帰の路程でした。
私は、神様を解放、釈放させてさしあげ、その土台の上に人類を解放、釈放させてあげるための救世主であり、真の父母の天命を受けて皆様の前に立ったのです。お金、権勢、名誉や富貴を必要としてきた人ではありません。
雪の降る極寒期に、雪と雨に打たれて三度の食事に飢えながらも、八十年以上の生涯を、朝夕、昼夜を忘れてひたすら一本道、天の道を走ってきた男の生涯でした。肉が裂け、血を吐く拷問室でも、「救ってください」という祈祷をしたのではなく、むしろ、子女の悲惨さを見て嗚咽される神様の心情を、慰労してさしあげるために血の涙を流し、孝子、忠臣、聖人、聖子の道を歩んできた私の人生でした。
父母と故郷山河を捨てたまま、「ために生きる真の愛」で人類救援をすることで貫いた生涯であり、天命に従って命を懸けて天の道を歩まなければならなかった男としての一本道であり、決して妥協を知らず、少しも卑怯なことをせずに生きてきた私の生涯は、この世的な目で見れば、限りなく哀れでもの悲しい一生に見えるかもしれません。
しかし、世の中のいかなる拷問も刑罰も、私に天の道を挫折させることはできませんでした。今まで六回にわたる監獄生活も、子女を探し求める真の父母の道を妨げることはできませんでした。
冷たい監房に座って、軒先から落ちる雨の滴を眺めながら、「あの水滴が、いつしか岩に穴を開けるように、私の目から落ちるこの熱い涙が、必ず恨で凍りついた神様の心を溶かして解放、釈放するその日が来る!」と決意して誓って生きた男の生涯でした。怨讐を実子以上に愛する生涯で六十億の人類を教え導いてきた犠牲的路程でした。
そのような次元で、私は、一九七〇年代初めにいち早くアメリカに入っていき、「私は火を消す消防士として、そして病気を治す医者としてここに来たのである!」と宣言しました。それから三十年以上の月日が流れた今日、人類は、今新しい時代を迎えているという事実を知らなければなりません。ついに天運が地球星に臨んでいます。
人類救援のために八十年以上の間、私が流した血と汗と涙の蕩減復帰路程が、今その結実を結び始めたのです。
神様が直接主管される真の愛の炎
二十一世紀の冒頭である二〇〇一年には、「神様王権即位式」を奉呈することによって、ついに神様の解放と釈放の日を迎えるようにしてさしあげたのです。神様の直接主管の時代が開かれ始めたのです。その基台の上に、今年(二〇〇四年)の三月二十三日には、アメリカの首都ワシントンDCの国会上院ビルにおいて、「世界平和王戴冠式」が挙行されました。ユダヤ教、キリスト教、イスラームの世界的な指導者たちとアメリカの国会議員が集まり、満場一致でレバレンド•ムーンを「世界平和王」に推戴する登極式を行ったのです。これをどうして人間業と言うことができるでしょうか。
あの有名なフランスの予言者ノストラダムスが予言し、東洋一の予言書「格菴遺録(キョガムイロク)」にはっきりと記録されているように、レバレンド•ムーンは、天命を受け、宿命的責任を完遂した人類の真の父母であり、平和の王として顕現したのです。そのため、世界随所から、レバレンド•ムーンに従ってこの地上に平和王国を創建する隊列に参加しようとする各界各層の指導者が、波のように押し寄せています。
そして、世界で唯一、民主と共産の対決によって罪のない民族と国土が分断された韓半島はもちろんのこと、今日世界平和を脅かす最も深刻な流血の紛争地になってしまった中東地域でも、今はレバレンド•ムーンの助けがなければ平和は期待できないと告白してきているのです。
全地球星を覆っている真の愛運動
今年、二〇〇四年の四月十日を期して、私は、「天使世界の釈放」、「カイン•アベルの釈放」、さらには「天宙天地天地人父母釈放の日」を宣布しました。そしてきょう、五月一日を期して、「神様の祖国と平和王国は解放と釈放圏の上で」を宣布することによって、神様が全体、全般、全権、全能の権限を実体的に行使できる様々な段階の霊的条件を立てました。
神様の解放、釈放とともに、今はこの地上に、名実共に自由と平和と統一と幸福の世界が広がっています。このような意味で、私が設立した「世界基督教統一神霊協会」の創立五十周年を迎えたきょうは特別な日です。
この席に参加した皆様全員には、天運が共にあります。短い時間ですが、きょうレバレンド•ムーンが教えたとおり、第一に、神様の実在を皮膚で感じて生きること、第二に、霊界の実相をはっきりと知り、地上界での生涯を永遠の霊界での生涯のために徹底的に準備して生きること、第三に、良心を師と思い、神様のように、父母のように侍って暮らせば、皆様は既に天国人になっているということです。
真の愛の炎は、今二十一世紀の春風に乗って地球星全体に燎原の火のように広まっています。怨讐の国の人たちとの交叉祝福結婚が、若者たちの間に新しい信仰として定着していっています。水、空気、光は、隙間さえあれば無条件に入り込んでいくように、今真の愛運動は、全地球星を覆っています。神様の愛、神様の生命、神様の血統を伝授され、この地上に平和の王国を定着させる若い知性ある人たちが眠りから覚めています。
高名でいらっしゃる世界指導者の皆様。皆様も「神の国と神の義」を探し立てなければならない天一国主人の隊列に加わり、与えれば与えるほど大きくなる真理を自ら実践する、真の愛の革命軍となることをお願いします。ありがとうございました。
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Sunday Jan 02, 2022
平和経 第82話
Sunday Jan 02, 2022
Sunday Jan 02, 2022
神様との一心、一体、一念の境地
貴賓の皆様。このように、神様を明確に知り、生活の中で侍って暮らし、霊界の実在はもちろん、実相までも信じて知れば、私たちの生涯は、高速道路を走る自動車のように簡単で、何の心配もなくなるはずです。運転手が高速道路の法規を守ってハンドルを握り、居眠りさえしなければ、無事に目的地に到達できるように、私たちは、天が下さった良心の指向に従って、一生懸命に生きさえすればよいのです。
ここで私たちの心と体も一つになるのであり、ここで人間完成の花が咲いて実が実るのです。深い山中に入っていったからといって個性完成ができるのではなく、図書館に整然と並んでいる聖書や哲学書を習得したからといって心と体の統一が成就できるのではありません。
神様は、知恵の大王でいらっしゃいます。人間が完成に達する道を遠い所には置きませんでした。私たちと最も近い所、最も秘密で安全な所、正に皆様の良心の中にその道を準備しておいてくださったのです。
皆様。良心は皆様の主人です。皆様の師です。皆様の父母の代わりです。良心は、皆様のすべてのことに対して誰よりも先に知っています。皆様の考えまでも、隅から隅まで知っているのが皆様の良心です。師より、父母より、神様よりも先に知っています。このような良心が、皆様のために一生の間どれほど多くの忠告をしてくれるでしょうか。
昼も夜も、悪いことを考えただけで、「こいつ!」と叱りながら、疲れもせずに皆様を引っ張っていき、川を越え、峠を越えようとどれほど苦労したでしょうか。良心は、いつも真の主人の姿で皆様を保護して助けようとしたのに、いつも裏切った皆様だったのではないでしょうか。天から譲り受けた一つしかない貴い師であるにもかかわらず、この師を徹底して冷遇した皆様の体をどうするつもりですか。
皆様の本然的愛を引き継がせてくれた父母の代わりに送ってくれた良心を、無慈悲に蹂躙した肉身ばかりにしがみつき、その肉身の欲望に捕らわれて無為に歳月を過ごして一生の幕を降ろしますか。それでレバレンド•ムーンも、「宇宙主管を願う前に自己主管の完成!」という標語を立てて修養の道を開拓したのです。そして、心と体の葛藤を解決できる唯一の道は、「真の愛の道」であることを探し出しました。
心が体のために犠牲を繰り返しながら神様の代わりの立場に立ち、「ために生きる真の愛」を実践するときに、初めて心と体の統一が成就されるのです。
このように、良心が指向する道に従えば、宇宙が皆様の心の中に抱かれてきます。その場では心と対話するようになります。何かをしようと思っただけで、すぐに良心がその答えを見せます。神様が皆様の心の中に臨在された証を見るようになるのです。
このような位置に進んでいった人は、神様と一心、一体、一念の境地に入っていき、一元、一和の世界を成就して生きるようになるのです。その世界が、正に神様が太初にアダムとエバを創造して願われた理想世界であり、地上天国です。
神様と人類の解放、釈放のための一生涯
尊敬する貴賓の皆様。私がこのような途方もない天の秘密を探し出し、人類救済の道を歩み始めて以来、既に八十有余年です。歴史上、空前絶後の苦難と逆境をかき分けてきたかわいそうな男の姿でした。遍在される神様の実在性を証明し、教えてきた道でした。
青盲の人になって一寸先も見ることができなくなった人類の歴史は、哲学者や神学者でさえも、天の真理に対して明確にすることができないまま、神様の胸に恨を植えつけてきたのです。
神様に、ために生きる心、かわいそうに思う心、すなわち真の愛がなければ、復帰摂理歴史は当初から出発することもできなかったはずです。私は、このような神様の内情的心情の世界を知ってから、どれほど多くの日を涙と痛哭で夜を明かしたか分かりません。
御自身の子女として創造し、永遠の真の愛の対象の位置に立てようとした人間の先祖が堕落の道に落ちたのち、数千、数万年の蕩減復帰路程を摂理してこられた神様の恨に満ちた姿を、誰が想像できたでしょうか。哀れで無念な神様であり、爆発するような憤りと恨に満ちていたのが神様の路程でした。
栄光のお父様であり、大王として来られた神様が、その王座と父母の位置を怨讐サタンに奪われました。厳然と生きて役事していらっしゃるのに、「死んだ」と嘲弄され冷遇されても、忍苦の道を歩んでくださり、人間が自ら悟るその日だけを待ち望まれた神様であられます。
ために生きる真の愛を土台として、永遠を前提として創造の摂理をされた神様であられるので、子女が堕落の奈落に落ちるのを目撃しながらも、宇宙を爆発させて最初からやり直すことはできない神様であられたことを、皆様は知らなければなりません。
全知全能の権限で全世界とサタンまでも一度に審判し、粉砕してしまうことができる神様であられ、そのような能力をもっておられる方であられるのに、今まで神様は、孤独単身であらゆる侮辱と讒訴を甘受されながら、自ら進んで監獄生活をしてこられた私たちのお父様でいらっしゃいます。
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Sunday Jan 02, 2022
平和経 第81話
Sunday Jan 02, 2022
Sunday Jan 02, 2022
神様が願われた世界
皆様。人間の生涯について一度考えてみてください。私たちは全員、母親の腹中で最初の生を送ります。腹中を胎児の状態で過ごす十ヵ月間は、羊水に囲まれたままで過ごす水中生活です。話すことができず、思いどおりに動くことができないからといって、腹中の生活を「生活ではない」と言うことができますか。厳然と天が下さった生命をもって、次の地上界の生活を準備する段階としての生を営むのです。
鼻で息をしないからといって生命力がないのではありません。腹中の胎児としての人間は、次の段階の生活である地上界での生活は想像もできないはずです。母親の腹中を抜け出した世界は、夢にも見ることができないでしょう。へその緒を通して母体からすべての栄養素を供給されて暮らす生活以外には、何も想像できないはずです。
しかし、人間は、時になれば誰でも母親の腹中での生活を清算して、地上界での生活を始めるようになっているのです。自分が願おうと願うまいと宇宙の法則がそのように運行しています。想像もできず、夢にも見ることができなかった広大無辺の新しい世界が広がり、水中生活の一生涯が終わって地上生活の一生涯が展開するのです。腹中生活の十ヵ月が地上生活の百年に変化して発展するのです。そして人間は、色とりどりの変化無双な生涯を生きていきながら、最終段階である霊界、すなわち死後の世界のために準備する生活を送るようになります。腹中生活の期間中では、地上界の生涯は想像もできなかったように、肉身をもって暮らす人間としては想像もできない永遠無窮な別の世界が私たちを待っています。
霊界生活をあらかじめ準備しなければならない
限定された地上界においての百年の生涯が、時間と空間を超越した永遠の世界へと変貌するのです。腹中ではへその緒を通して母体から栄養を供給されて生き、地上生活の期間は、宇宙の水と空気、そして光の三大基本要素と栄養素を中心として生を営むのですが、一旦霊界に入っていけば、物質的栄養素はそれ以上必要とせずに愛を呼吸しながら永生します。
このように人間は、誰彼を問わず、水中生活十ヵ月、地上生活百年、そして霊界においての永生、このように三段階の生涯を生きるようになっているのです。これは、私たちが選択したことではなく、天が私たちに下さった祝福であり恩賜です。これより大きな祝福と恩賜がどこにあるでしょうか。
したがって、霊界をよく知らなければならないというのは、霊界の実在だけを漠然と信じて生きなさいという意味ではなく、好きでも嫌いでも、永遠に生きなければならない霊界での生涯のために、私たちが地上界でどのような準備をしなければならないかを知って、徹底的に準備をしなさいということです。
腹中で問題が起きた子女は、生まれても、生涯を不自由な身で生きなければならないように、私たちが短い地上界での生涯の中で、天のみ旨を正しく知らずに罪を犯し、悪を行えば、結局因果応報の宇宙法則により、霊界に行ってその代価を払うようになるのです。言い換えれば、霊界に入っていった霊人体が、言い表せない苦痛と蕩減を払わなければならないという意味です。
一度肉身を脱げばもう遅いのです。肉身は、死ねば一握りの土に戻ってしまいますが、私たちの生命、私たちの心、私たちの心情、そして私たちの希望までも埋められてしまうのでしょうか。絶対にそうではありません。私たちの百年の一生は、神様が設置しておいた「霊人体」というスーパーコンピューターに、間違いなく記録され、撮影されて、自動的に評価されるのです。
それで、誰でも地上界で生を営む間、立ち止まって揺れ動く心と傾く心情を鼓舞し、「あなたはどこに向かうのか」と数えきれないほど自問自答してみるのです。このような諸問題を解決するために、生涯を苦悩して闘っていかれた方たちが、聖人や賢人であり、宗教指導者です。
しかし、その誰一人として明快な解答を提示できずに旅立ちました。彼らの教えが足跡として残り、宗教も生じ、経典も出版され、多くの衆生(しゅじょう)たちの道案内になっているのも事実ですが、いまだに人類は一つの心も治めることができずに苦しんでいるというのもまた事実です。
真の愛の真理を明らかにしたレバレンド・ムーン
私は、これまで世界を巡回しながら、数百回以上公開講演を通して天の真理を宣布し、教育してきました。世界のどこに行っても、どのような聴衆の前に立っても、私が必ず彼らに問い掛ける質問があります。それは、「皆様の中で、心と体が闘わない人がいれば、手を挙げてみてください!」という挑戦状のような質問です。しかし、どこの誰も手を挙げる人はいませんでした。
これは何を意味するのでしょうか。いまだに人類は、私たちの先祖であるアダムとエバから伝授された堕落性の奴隷になっており、その束縛から抜け出すことができずにいるという意味です。生涯を断食と禁欲、そして途方もない犠牲の苦難の道を貫いて旅立った聖人、賢人たちの告白がそれを証しています。肉身の欲望を完全に根絶できずに旅立たざるを得なかった彼らの告白は、いまだに地上界で同じ道を踏襲している弟子たちと信徒たちに向かって哀切に訴えているのです。
聖人、賢人の隊列に入る自分たちが、ついぞ悟ることができなかった真の愛の真理を、レバレンド•ムーンが初めて天からもって降りてきたので、その方の教えを絶対的に信じて実践しなければならないと、異口同音に叫び宣布しています。
地上界でレバレンド•ムーンに会い、その方を救世主として、メシヤとして、再臨主として、真の父母様として侍って生きることができなかったことを嘆くメッセージが、数限りなく殺到しています。彼らの霊界決議文が世界の随所に響き渡っています。
今から遠からず、すべての宗教人は、彼らの宗主から直接啓示と導きを受けて、レバレンド•ムーンを真の父母として侍って暮らすための民族大移動が行われるはずです。レバレンド•ムーンから心と体を統一する真の愛の真理を学び、愛する父母と子女たちと共に、永遠の幸福を謳歌できる霊界においての生涯を準備するために、真の家庭の道を学ぼうと雲霞のように押し寄せてくるはずです。
神様はいないと主張して、物本主義の祭物として消えていった世界的共産主義者たち、言論人として一つの世代を思いどおりに動かした世界的な知識人たち、そして絶対者の剣を振り回して数え切れないほど無数の生命を犠牲にさせた独裁者や帝王たちまでも、霊界のメッセージと決議文を通して、今レバレンド•ムーンに懺悔の涙で赦しを求めています。
皆様の中で、いまだに霊界の実相をはっきりと信じることができない方たちは、このようにはっきりと伝えてくれる霊界のメッセージまでも半信半疑かもしれません。そのような人たちには、「信じられなければ、今すぐにでも死んでみなさい!」と忠告します。
地を打って痛哭しても二度と戻ってくることができない道であり、百年、千年身もだえしても、地上界で犯した罪は一人ではどうすることもできないので、皆様の先祖も、機会さえあれば、皆様の生涯を協助して自分たちの罪を蕩減しようと涙で皆様の生涯を見守っています。数千、数万の先祖の瞳が、皆様の一挙手一投足を、時には悲しんで泣きながら、時には喜んで注視しているという事実を、このようにはっきりと教えてあげているのに、霊界の実相を信じることができない人がどこにいるというのですか。
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Sunday Jan 02, 2022
平和経 第80話
Sunday Jan 02, 2022
Sunday Jan 02, 2022
10.神様の祖国と平和王国は解放と釈放圏の上で
日付:二〇〇四年五月一日
場所:韓国、忠清南道、牙山、鮮文大学校
行事:「世界基督教統一神霊協会」創立五十周年記念式
尊敬する前•現職の首班、世界各国から来られた貴賓と大韓民国の内外の指導者の皆様。きょう、公私共に多忙でいらっしゃるにもかかわらず、この式典に御出席され、このように満場の盛況を呈してくださったことに対して、心から感謝申し上げます。
神様は私たちの父母
私が一九五四年五月一日、ソウル市北鶴洞(プッカクトン)のみすぼらしい「三つの門の家」で、幾人にもならない弟子たちと共に、「世界基督教統一神霊協会」という看板を掲げて天のみ前に深刻な祈りを捧げたことが、きのうのことのようです。
しかし、今日、世界百九十一ヵ国に宣教部を置き、日進月歩の飛躍的な発展を繰り返す「世界平和統一家庭連合」に成長したという事実を前にして、これを「天の奇跡ではない」と言う人がどこにいるでしょうか。
私がかつて、十六歳(数え)の胸を躍らす青年期に天の召命を受け、悲壮な覚悟で出発したのが、この天の道でした。この道は、実に言い表せない苦痛と受難の道でもありました。
蕩減の峠を越えるたびに、血と汗と涙を流す犠牲の道でした。立てた息子の悲惨な姿を見守られ、胸を痛める神様の心情を慰労してさしあげるために、血の涙を心の中だけに抑えて生きてきた孤独な男の道でした。
それでも、過ぎし八十有余年を、天から受けた真理を教えることに捧げて生きてきたのが私の人生です。その内容を総整理するという意味で、「神様の祖国と平和王国は解放と釈放圏の上で」という題目でお話ししようと思います。
私たちがはっきりと知らなければならない神様と霊界
貴賓の皆様。私が生涯をかけて教えてきた内容の中で、最も重要だと強調してきたことがあります。それは、神様と霊界についてはっきりと知らなければならないということです。言い換えれば、漠然と頭だけで知り、数学の公式を覚えるようにして理解する神様ではなく、私たちの心臓に、そして骨髄の中にまで神様の存在を刻みなさいというのです。
神様が私たちとどのような関係をもっている方であり、どのような属性をもっておられる方なのかということです。そして、神様が太初に願われた理想世界とはどのような世界であり、いつそのような世界が成し遂げられるのかということです。霊界についても同じです。人間の選択権外に厳然として存在する死後の世界を正確に知っていてこそ、現世において私たちの人生の中で徹底的に準備することができるのです。
皆様、胸に手をおいて静かに一度考えてみてください。皆様が、本当に神様がいらっしゃることを知り、その神様に常に侍って暮らせば、世の中のすべての諸問題の中で、解決できない問題がどこにあるでしょうか。
きょう私は、皆様に単刀直入に宣布します。神様は、明らかに存在され、私たち全員の人生の中で生きて役事される私たちの父母でいらっしゃるのです。その方は、無形の存在であられます。大きいとすれば無限大に大きい方であり、小さいとすれば無限に小さな存在であられます。人間なら誰でも心をもっていますが、その心がどこに位置しているのかを、自信をもってはっきりと語ってくれる人がいるでしょうか。
世の中には、エネルギーが明らかに存在し、私たちの生を営為させていますが、そのエネルギーを私たちが見ることができないのと同じように、神様も絶対的に存在され、永遠、不変、唯一の属性をもっておられる方ですが、私たちの肉身の一部である人間の目では見ることができないのです。神様は、エネルギーの本体なので、霊界に行っても見ることができません。
それで、神様は全知全能で遍在される方だと言うのです。無形の存在なので、存在世界を思いどおりに出入りしても、全く支障がありません。
神様が皆様の体を通過していっても、皆様は何も感じることができないというのです。うとうと居眠りしている皆様の頭を、踏んでいっても分かりません。ですから、どれほど便利でしょうか。もし神様が、皆様の一挙手ー投足に対して、一つ一つ顕現して指摘し干渉されるとすれば、どのようにして生きていくのでしょうか。皆様の目で神様を直接見ながら生きていきなさいと言えば、生きていけると思いますか。恐らく神経が衰弱して、一日も生きていくことができないでしょう。
皆様が今この場に座っていながら、ものすごい量の空気が体の中を出入りしても、それを見ることができないのに、ましてや無形の存在であられる神様が皆様を通過して役事されるのを、どうして見ることができるでしょうか。皆様は、「神様を見せてくれれば信じる」という愚かな主張をするのではなく、神様が私たちの目に見えないことをむしろ有り難く思うべきです。
世界の指導者の皆様。皆様は愛をもっていますか。生命をもっていますか。血統と良心ももっていますか。そうだとすれば、愛を見たことがありますか。生命、血統、良心を見たと言うことができますか。それらが明らかに存在することははっきりと知っていますが、これらを触ることも、見ることもできないという事実を認めざるを得ません。心で感じて初めて知ることができるのです。同じ論理で、神様がいるかいないかと言うとき、あるいは、神様を見たのか見なかったのかと尋ねるとき、いないということも、見なかったということも言うことができないでしょう。
心の中に神様が入ってきていらっしゃれば、心が感じます。全知全能の神様が共にいらっしゃれば、何千年前に死んだ聖人たちを呼んでくることもでき、厚い壁の向こう側に誰が座っているのかもはっきりと見ることができます。永遠であられる神様が心の中に入ってくれば、そのようなことが可能なのです。永遠を時間で捉えることはできません。永遠の中に時間があるからです。
堕落によって失ってしまった神様
そして、私たちがいるこの宇宙は、神秘に包まれています。その大きさが数百億光年にもなる大宇宙です。地球の周囲を一秒間に七周半も回る光が、一年間で進む距離が一光年なのですから、この大宇宙を創造して主管する主人とはどのような方かを考えてみてください。
大きければどれほど大きく、重ければどれほど重いでしょうか。知恵の大王であられる神様は、御自身を無形で存在するようにされ、あっという間に全宇宙を運行なさることもでき、小さな針の穴でも思いどおりに運行なさることができるのです。
最高の宝物である神様をどこにお迎えするのかを自問するとき、私たちの心しかないという結論が自動的に出てくるはずです。私たちの心より安全で、安らかにお迎えできる所はないというのです。神様の対象の位置に立ち、球形運動をしながら永続できるのが心なので、人間は永生できるのです。
人類が堕落せずに本性の善の父母を通して生まれていれば、「神様がいるかいないか」という論争は必要なかったはずです。赤ん坊がおなかの中でお乳を飲む方法を学んで出てくるのではないのと同じように、人間の先祖の堕落がなかったならば、人間は誰でも自動的に神様を父として侍って暮らすようになっていたのです。
人間の先祖としてつくられたアダムとエバを、神様御自身の実体として立てるために、神様の男性性稟はアダムの心の中に、そして女性性稟はエバの心の中に定着して永生するようになっていたのです。だからといって神様が二つに分かれるのではなく、アダムとエバの心の中に臨在しながら、二性性相の中和的存在として、愛を中心とする統一的存在として永存なさるのです。
しかし、堕落によって人類は、すべてのものを失ってしまいました。忘却の世界へ落ちて、神様がいるかいないかさえも分からない青盲の人になったのです。人類史上、これより悲惨な事件がどこにあるでしょうか。
もし神様に似た人間の先祖アダムとエバが堕落せずに成長し、完成して人類の父母の位置を確保していたならば、人類は、彼らの姿を通して生きていらっしゃる神様の実在をいつでも認知できたはずです。そして、「神様はいる」、「神様はいない」という論争は考えることもできなかったはずです。神様は、人類の真の父母として、永遠に私たちと苦楽を共にされたことでしょう。神様は、私たちの生の中心であり、根になっていたはずです。
私たちが生活の中で、五官を通して直接神様を感じ、神様の実在を知るようになって、初めて本当に神様を知っているということになるのです。言い換えれば、神様の実在を体恤しなければならないということです。
このように、神様の実在を私たちの生活の中で直接体恤して生きるようになれば、私たちは、自動的に神様のみ旨とは何かをその一瞬一瞬で感じ、自ら進んですべてのことに臨むようになり、罪を犯そうとしても犯せない完成した人間の姿になるはずです。そのようになっていれば、無形でいらっしゃる神様は、人間の実体をもって主人的人格と形体を備え、有形世界である地上界の万物万象はもちろん、霊界までも主管されるようになっているのです。このように、神様をはっきりと知ることは、人間の生涯において最も優先的で重要なことなのです。
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