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Monday Dec 16, 2024
父の祈り 第32話
Monday Dec 16, 2024
Monday Dec 16, 2024
お父様のみ前に歓喜の光となりたいです
お父様!
あなたは聖なるお方です。
かわいそうであってはならないお方です。
あなたは創造主として、
権威と永遠なる栄光の象徴であられるのに、
どうしてこのようにかわいそうなお方となられたのでしょうか。
あなたにどうして
敗者の苦い杯を一人飲むべき、
悔しい事情が残されたのでしょうか。
人類始祖の軽挙妄動な行動が、
このように億千万代の歴史を誤らせ、
恨みの根源をつくったという事実を
私たちは知るものです。
これは、ただアダムとエバにだけ限られたことではなく、
彼らの後孫である私たちも
代々、先祖の血を受け継いできた堕落の後裔として、
同じ堕落した後継者の体をもっておりますので、
それを思うとき、歯がみするほどの憤りを感じられない者は、
天に帰ることができないという事実を分かるようにしてください。
朝の日の光、
その燦爛たる光明の光を眺めるときには、
お父様のみ前に
歓喜の光となり得る
あなたの息子・娘となりたく思います。
お許しください。
お父様の愛の世界には、
強い心情なしには入ることができないということを悟り、
親不孝極まりなかった先祖たちが誤ったすべての罪を
ぬぐうことができるようにしてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
この地上に人類がどんなに多いといっても、
お父様の傷ついた胸を抱き締めて
慰労してさしあげることのできる一人の息子がどこにい
一人の娘がどこにいるでしょうか。
あなたに侍り、
千年史の解怨成就のために
精誠を尽くす人がいませんでした。
「数千万代の後孫が偉くなれ」という遺言をした人はいても、
天のみ旨がこうであるから、
このように生きなければならないと勧告した人は
一人もいませんでした。
数多くの先祖たちが、死の道で
その民族を祝福する遺言をたくさん残しましたが、
そのすべてが消えていくしかない遺言であったことを
私たちは知っています。
今日、統一の群れは、
そのような群れになってはなりません。
人類が消えていっても、
その遺言だけは残されてこそ、
威信が立てられることを知っています。
このような道が、人類が経るべき道でありますので、
今まで私たちに
そのような道を行くべき心を
植えてくださったことを知っています。
私たちは、お父様のみ旨の前において
祭物となります。
目的に向かうお父様の事情の前に、
最後の勝利を覚悟し、
その誰よりも肯定的に
その道を通過することのできる群れとならなければなりません。
そうして、
天の光明たる太陽の光に代わることのできる基盤となり、
千年史の恨みを抱き、その光を探し求めるにおいて
一つの橋を架ける礎石になるとしても、
それを幸福として受け止めていく
統一の群れとなさしめてくださいますことを、
心からお願い申し上げます。
このすべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六九・一〇・一二)

Monday Dec 16, 2024
父の祈り 第31話
Monday Dec 16, 2024
Monday Dec 16, 2024
お父様! あなたはどこにご臨在なさいますか
お父様!
きょうこの時間、あなたは
どこに臨在なさいますか。
あの高い空間にある、ある王座でもなく、
ある燦爛たる文化の歴史をもった
伝統の座でもないということを知りました。
創造の当時にあなたが願われたのは、
真に神様を愛し神様を思慕する
一人の男性の心に臨在されることでしたし、
そのような一人の女性の心に臨在なさりたかった
お父様であったことを知りました。
そのような男性と女性の心に臨在なさり
「あなたはわたしのすべてだ!」と
おっしゃりたかったお父様であられ、
新しい因縁で出会いたかったお父様であったことを
知るものです。
その男性と女性が真の父母の因縁を中心として、
歴史的な先祖の心情的な土台を備えた立場に立つようになれば、
その上に直接臨在なさりたかった
お父様であることを知りました。
そうして、その家庭の中心に
あなたが臨在しようとなさったことを知りました。
そのような父母の血統的因縁を経た子供を
愛したかったお父様であられ、
広く高く深い愛のみ手で
その息子・娘を抱きたかったお父様であられ、
涙のにじんだ愛と、涙のにじんだ心情で愛することのできる立場を
備えようとされたお父様であったということを知りました。
そのような平和の家庭の上に、その子女たちの上に、
愛を根深く植えて、
その家庭を中心として四位基台を築き、
福地の土台をこの地の上に築こうとされたことが、
千代万代の恨みとして残されているということを、
統一信徒たちはよく知るものです。
このような福地の土台を築くことのできるひと日を迎えるために、
六千年の間、つらい死の道が
続いてきたという事実を知りました。
数多くの人々が、
嘆きとやるかたない悔しさと悲惨なる立場で
犠牲となったことを知っています。
「私」自体を呼んで
このすべての代価を支払うようにするのは、
模範的な一人の男性と一人の女性と
一つの家庭を成させるためのお父様の愛であることを
知るものです。
そして、お父様が
その家庭の上に主体的な中心として臨在なさり、
万代万民の家庭の上に宿ろうとなさったのが、
あなたの願いであることをはっきりと知りました。
ですから、私たちは一万回死の道を行こうとも、
お父様の慈悲を慕い、
お父様の同情のみ手を渇望することのできる姿とならなければならず、
天に向かって手を伸ばし、
のどが張り裂けるほど、
細胞が麻痺するほどに狂ったように
「お父様」と叫ぶことのできる子女とならなければなりません。
あなたが願われた愛を、
自ら備えた男性と女性になることができない
堕落の血族であることを嘆きながら、
来られるメシヤを愛し、
そのメシヤを迎えるために準備することのできる
あなたの子女たちとなるよう許諾してくださいますことを
心からお願い申し上げます。
このすべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六九・一・二六)

Monday Dec 16, 2024
父の祈り 第30話
Monday Dec 16, 2024
Monday Dec 16, 2024
天の愛が芽生える家庭の貴い価値を悟らせてください
お父様!
私たちは空手で出発しましたが、
今は何もうらやましいもののない立場に立っています。
私たちはお金が必要なのでもなく、
権力が必要なのでもなく、
世の中のある文化が必要なのでもありません。
それよりももっと必要とし、渇望しているものは
神様の愛であり、
父母の愛であり、
夫婦の愛であり、
子女の愛であります。
慕わしい天と地が喜ぶことのできる本郷の地で、
天のお父様を中心とした家庭を
私たちは追求しています。
お父様、
そのような家庭以上に価値あるものが
この世にまたとあるでしょうか。
金銀宝物が泰山のように多いとしても、
父母の愛を中心としたその家庭の因縁、
父母を中心とした兄弟の因縁、
それ以上価値のあるものがどこにあるでしょうか。
これをお父様が探してこられたことを知りましたので、
私たちがここで無限の価値を残すために、
ここで楽しみ、ここで誓い、
歴史を創建することのできる動機を連結させる
一つの張本人となるために、
統一の働き手となったことが
はっきり分かるようにしてくださいますことを、
切にお願い申し上げます。
お父様!
長い歴史過程において悲しみの涙を流してまいりました。
男女が出会う環境ごとに
悲しい事情が触れ合い、
歴史の峠道では
天の嘆息を呼び起こしたことを知っていますので、
今日私たちは
男女が真の夫婦となり、家庭を成して
お父様の恨みを解き、怨讐を防衛することのできる
鉄石のように固い橋頭堡となるようにしてくださいますことを
心からお願い申し上げます。
そのような立場で私たち自身を尋ね、
家庭を尋ね、氏族を尋ね、民族を尋ね、国家を尋ねて、
新しく自覚された世界に私たちは駆けていかなければなりませんので、
不足することがないようにしてください。
すべてを真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六八・一二・八)

Monday Dec 16, 2024
父の祈り 第29話
Monday Dec 16, 2024
Monday Dec 16, 2024
本郷の地を探していく子女とならせてください
お父様が願われる勝利、
お父様が願われる喜びをお探しするために
私たちが存在するということを新しく認識し、
自らを尊重しなければなりません。
また、すべての存在の様相を通して、
お父様を称賛することのできる環境を
築かなければなりません。
そのためには、
私たちが主体的なその何かをもたなければなりませんので、
お父様、
お父様の愛を感じる心を
保護してください。
残された復帰の路程を見つめるときに、
この路程に誰が責任をもつのかと、
お父様はこの時間も気が気でなく訴えておられるということを
私たちが感じるようにしてください。
そうして戦場で、どのような犠牲が伴おうとも、
この責任だけは最後まで負い、
お父様のみ前に勝利の凱歌を歌い奉ることのできる
あなたの息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、
切にお願い申し上げます。
私たちが復帰の戦場で
勝利の栄光を備えて、
お父様が万有の前に、万民の前に立てて誇ることができ、
お父様から称賛を受けることのできる
あなたの息子・娘となるようにしてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
そのためには、私たちが
このように座ってだけいてはなりませんので、
天を動員させ、
地を動員させることのできる悲壮なる覚悟と決意のもとで、
闘いの行路に向けて前進しなければならないということを
私たち各自が感じるよう許諾してくださいますことを、
お父様、心からお願い申し上げます。
本郷の地を探していくことができるようにしてくださり、
本然の兄弟を捜すことができるようにしてください。
そして本然の父母と本然の子女たちをもつことのできる
あなたの息子・娘となるようにしてくださり、
お父様が愛で経綸なさろうとされた喜びの目的を
成してさしあげられる
あなたの息子・娘となるようにしてください。
このすべてを
真のご父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六七・五・二八)

Monday Dec 16, 2024
父の祈り 第28話
Monday Dec 16, 2024
Monday Dec 16, 2024
勝利的主管者の使命を果たさせてください
お父様!
長い歴史路程を経てくるときに、
偽りの真理の路程に逆らいくるために、
今までお父様とわが先祖たちが
苦労してきたことを知っています。
偽りの人格基準を取り壊し、
真の人格基準を立てるためのわが先祖たちの苦労が、
長い歴史に宿っていることを知るものです。
そうしながら、真の真理へと、
真の人格へと、
真の心情の世界へと、
お父様が今まで
数多くのわが先祖たちを指導してくださったことに
感謝を捧げないわけにはいきません。
お父様!
私たちは真理が枯渇しているこの地上に
天の真理のみ言を広めなければならず、
天の真なる子女たちを
この地上でたくさん因縁づけなければなりません。
あなたの愛を受ける子女たちをして、新しい家庭を成し、
新しい氏族と
新しい民族と
新しい国家を編成する過程にありますので、
お父様、
あなたの心情を通して因縁づけられる真なる血族を中心として、
新しい世界史的な民族的出発、あるいは民族的大移動が
起こらなければならないことを知っていますので、
共にいてください。
今、この終わりの日にあって、
私たちが
真の真理のみ言と真の人格と真の心情を通して、
歴史的な怨讐サタンをこの地球上で屈服させ、
この基準を通して
社会悪を浄化させることができるようにしてくださり、
天の全体的な権限を代わって担うことのできる恩賜を
許諾してくださいまして、
勝利的な主管者の権限を立てることができるように、
力と能力を加えてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
お父様が必ず
万宇宙全体を、愛する子女たちの前に
譲り渡し相続させてくださることを
私たちははっきり知っていますので、
その過程で疲れきることなく、
お父様の栄光の前に勝利の凱歌を歌い奉る時まで、
耐えて残る者たちとなるようにしてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
今からこの一年を私たちが出発しますので、
福を祈ってください。
悲しいことも多いのを知っていますし、
孤独な立場、あるいは困難にぶつかることも
あると思っております。
この一年にあなたが勝利の栄光で
私たちを抱いてくださり、
あなたの願うその園に
私たちを導いてくださいますことを、切にお願い申し上げます。
万々代に栄光が共にあり、
あなたの願われる勝利の歓喜が
共にあるようにしてくださいますことをお願い申し上げながら、
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六六・一・一)

Saturday Dec 14, 2024
父の祈り 第27話
Saturday Dec 14, 2024
Saturday Dec 14, 2024
喜びを得ようとして創造なさった被造物であることを悟らせてください
あなたの栄光のために
天地万物を造られたお父様!
あなたの望みと喜びと愛の心が、
全被造万物の中にこもっていることを、
私たちがもう一度感じるよう許諾してください。
高く貴いその望みのために、
どの一存在でも
お父様のみ手を経ない存在はないということを
悟ることのできる息子・娘となるようにしてください。
あなたの永遠なる貴さと栄光のために、
全被造万物をお造りになり、
被造万物は恩賜の懐に抱かれるために現れたということを、
そのような喜びのひと日があったことを、
私たちが忘れないようにしてください。
無限なる生命の源泉と
永遠なる生命の権限を立てられ、
あなたと造られたすべての被造物が離れようとしても離れられず、
一つに集い生きることのできる永遠なる幸福の土台、
無限なる愛の土台があったことを
忘れないようにしてください。
あなたが願われたその望み、
あなたが望まれたその栄光、
あなたが切に待ち望まれたその愛が、
万物の中にこもることが
あなたの望みであり、創造の目的でありましたが、
その望みが悲しみと落胆で結ばれるようになると、
誰が考えてもみたでしょうか。
栄光をお受けになるべきあなたが、
怨讐たちの前で嘲弄され憤懣やるかたない身の上になると、
誰が思っていたでしょうか。
あなたの無限なる愛の前に、
天の栄光をほめたたえ、地の栄光をほめたたえて
勝利の栄光を表さなければならないにもかかわらず、
悲しみの涙とともに
恨みの復帰歴史路程の上に、血と肉を注ぐようになると、
誰が思っていたでしょうか。
このように、望みの世界は今日
この地上に行くところがなくなり、
この天地にこのような土台は余すところなく消え去り、
悲しみで満ちるようになったということを私たちが知るとき、
今日あなたの心を慕い、
あなたの心情を手探りする私たちは、
過ぎし日の過去を恨まざるを得ず、
人類の悲惨なる歴史を嘲笑せざるを得ません。
このような立場に立ったこと自体が、
どれほど無念なる事実であるかということを
私たちが悟るようにしてください。
あなたが抱きたかった万宇宙であり、
あなたが愛したかった子女であったにもかかわらず、
今日この地上に散らばっている被造万物は
悲しみの象徴体となり、
万民はお父様の愛に背いた後孫であり、
お父様の心情の土台を蹂躙した後孫となりました。
このような事実を知るとき、
お父様の悲しみを慰労してさしあげるべき各自の責任が
どれほど貴重であるかということを、
この時間ここに集った幼い者たちが心の中で感じて
ひざまずき、過去のすべての罪悪を悔い改め、
お父様の悲しみを慰労してさしあげることのできる
自分たちになろうと、
誓うことができるようにしてください。
本然のお父様に侍り生きることのできる幸福なこの天地となるよう
許してくださいますことを心からお願い申し上げ、
このすべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六四・三・一五)

Saturday Dec 14, 2024
父の祈り 第26話
Saturday Dec 14, 2024
Saturday Dec 14, 2024
新しい覚悟をお父様の栄光の基盤としてください
死亡の痕跡を逃れられない罪悪の後孫であるために、
これほどまでも多くの曲折を
天に残すようになったことを考えるとき、
今また新年を迎え、
お父様に壮語し建議と誓いをする資格もありません。
しかし誓って行き、
また誓って行くべき
復帰の恨みの山々が残っているために、
この日再び、新しい光明の朝日を見る前に、
明け方から、私たちは
新しい誓いをしなければならないことを感じるものです。
新しい年に新しい心、新しい心情で
この民族と人類に代わる
先鋒者の責任と先覚者の責任と
開拓者の使命を果たすという誓いを捧げますので、
私たちがしたこの誓いが
天を動かすようにしてください。
私たちが暗闇の勢力に対する時ごとに、
天の権威をもち、愛の権限をもつことのできる
新しい自我となるようにしてくださり、
きょう誓いの一つの光を立ててくださって、
一年三百六十五日のすべてが
このような日になるようにしてください。
この一年の新しい決心と新しい覚悟が
お父様の栄光の基盤となるようにしてくださり、
私たちをして
死亡の世界から苦難の川を渡る
帆船のかじとなるようにしてください。
そうして、
お父様が望まれる
願いの園、その福地まで到達するにおいて
障害を感じず、被害を被らないよう
切にお願い申し上げます。
この明け方にも
ここに向かい、み旨を抱き、
お父様のみ名を呼ぶ兄弟姉妹たちがいますので
抱いてください。
涙ぐむような心情で新年を迎える彼らに、
新しい光明の光が宿るようにしてくださり、
お父様の栄光の基盤を高め、輝かすことのできる
お父様の日を許諾してくださいますことを、
切にお願い申し上げます。
統一の群れをして
この民族の過去の罪を受け入れてくださり、
この民族をして
世界人類の罪をお許しくださり、
世界人類をして
天上天下のすべての哀魂たちの罪を受け入れてくださり、
過去から現在まで行き来した先祖たちの罪をお許しください。
お父様の喜びのひと日を、
私たちとこの民族が
世界万邦に生命の光として表す時まで、
守り保護してください。
残された勝利の日々が
早く早く私たちに訪れ、
残った戦場の凶悪な条件が、
生命の光と共に消えるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
お父様の栄光が全天宙にみなぎり、
祝福された家庭と共に
この民族と数多くの人類の上に共にあることを願いながら、
聖なる真のご父母様のみ名によってお祈り申し上げます。アーメン。
(一九六四・一・一)

Saturday Dec 14, 2024
父の祈り 第25話
Saturday Dec 14, 2024
Saturday Dec 14, 2024
創造理想世界が早く早く臨むようにしてください
お父様が願いに願われた
望みのひと時が近いことを
私たちは知っています。
お父様!
ここに集まったあなたの息子・娘たちが、
幼子の心情に帰るようにしてください。
人間がその何を知っているとしても、
それが天上のものとは
比較にならないということを知りました。
あなたの懐に抱かれるその瞬間の満足があってこそ、
時間の観念を超越して永遠に喜ぶことができ、
時間の観念を超越して永遠に感謝することができ、
永遠に幸福を歌うことができるということを知っています。
そのような世界、
お父様の願われた創造理想世界が
この地の上に立てられなければならないことも
また知っています。
今日、
私たちは社会でつくられる曲折によって
傷つけられていますが、
これをふさぎ、時間を超越できる
永遠の自由と幸福と平和の世界を待ち望んでいますので、
そのような世界と因縁づけられるようにしてください。
そのような世界に導いてくださる
お父様であられることを知っていますし、
そのような世界を造るために
すべての犠牲を覚悟して行くべき
私たちであることを知っています。
ですから、
このために行く歩みとなるようにしてください。
お父様の祝福を受けるに
不足のないよう導いてくださり、
お父様の子女たる名分を立てるに
不足のない姿となるようお許しください。
お父様、
心からお願い申し上げます。
今、私たちには
死が波打つ環境を
かき分けていくことのできる生命の船が必要です。
その生命の船に乗り、
救いを受ける恩賜を歌うことができるようにしてくださり、
勝利の凱歌がこの天地に響きわたり得る日が
早く早く臨むようにしてください。
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六〇・六・一九)

Monday Dec 02, 2024
父の祈り 第24話
Monday Dec 02, 2024
Monday Dec 02, 2024
私たちの願いをあなたの願いと一致させてください
お父様!
この心が自分のとどまることのできる位置を
失ってしまったことが嘆かわしく、
自分の価値を全世界と全天宙とともに
論議することのできる資格を喪失したことが嘆息であることを
知っています。
本来の人間は、自分の行く方向を整え、
天上の大主宰であられるお父様と
関係を結んだ自由の環境で、
お父様の価値と、高く善なることを歌わなければならず、
お父様の心情を通してお父様と共に和し、
楽しまなければならないことを、
私たちは知っています。
失ってしまった本然の位置を
再び探し出すためにさまよう人類、
失ってしまった本然の価値を
再び探し出すために、今日も苦しんでいる人類です。
心情を中心として、
心と体が和し喜ぶことのできる目的の園で、
主人と共に永遠に歌うことが
私たちの望みです。
その園に向かって歩みを変えるその日から、
どのような困難と悲しみが迫るとしても、
そのすべてのものを獲得するその日まで、
躊躇することを知らないあなたの息子・娘となるよう
許してくださいますことを、
切にお願い申し上げます。
それと同時に
お父様に対する一片丹心の心情だけは、
松と竹のようにいつも変わりなくわき立ち、
天上、あるいは地上の全存在世界を
変えてしまっても余りある、不変の価値で
装わせてくださいますことを
心からお願い申し上げます。
創造主がいるとするなら、
そのような姿をお慕いになるであろうことを
私たちの推測ででも知ることができますし、
あなたもやはり
それが望みであられることを知っています。
そのような基準からお父様と因縁を結び、
堕落した世の中、
凶悪な罪悪の世に勝ち抜くに不足のない
あなたの息子・娘となるよう許諾してくださいますことを
心からお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六〇・四・一〇)

Monday Dec 02, 2024
父の祈り 第23話
Monday Dec 02, 2024
Monday Dec 02, 2024
心情で和し、一つとならせてください
お父様!
お父様を欽慕する私たちが
お父様にお会いして、
お父様に侍り、
お父様と共に議論できることを待ち焦がれ、
足らないのを押し切って集まりましたので、
捨てておかないでください。
お父様!
私たちの心と共に和してくださり、
私たちの体と共に因縁を結んでください。
お父様の切実な心情の流れが、
お父様のものとしてのみとどまらないようにしてくださり、
実存なさるそれ自体の生命の流れが
私たちの心中深くに染み入ることができる
この時間となるようにしてください。
幾千万の聖徒を指揮なさるお父様の性相を見つめながら、
無限なるお父様の愛の懐に抱かれることができ、
慕わしさに浸ることのできる私たちとなるよう
許諾してください。
自然のふくよかな住まいにいることに対し、
天のみ前に感謝を捧げることができ、
自ら頭を下げるその心と体で
お父様を呼ぶことのできる
このひと時となるようにしてください。
お父様!
私たちは、闘いの路程で
私たちを呼んでくださり、
案じ、尋ねてくださるお父様であられる前に、
静けさの中、心中の深いところから、
感じまいとしても感じざるを得ない、
考えまいとしても考えざるを得ないお父様であられることを
知っていますし、
お父様が私たちを
息子と呼ぶことができ、
私たちもまた、お父様を
私のお父様と呼ぶことのできる因縁が、
私たちの生涯において必ず結ばれなければならないことを
知っています。
私たちがいつ内密に
お父様と議論をしてみたことがあったでしょうか。
いつ
お父様のそこはかとなく聞こえる声とお父様の栄光に酔い、
私たち自身が体の内にいるのか体の外にいるのか分からず
頭を下げ、お父様のみ前に敬拝を捧げた時があったでしょうか。
信仰路程にはこのような時間が
必ず必要であることを、私たちは知りました。
またそのような時間を私たちに与えるために
お父様が今日までご苦労されたことも知りましたので、
今この体と心が
本然のお父様に親しみ侍ることができ、
本性のお父様に親しみ侍ることができ、
本質のお父様に親しみ侍ることのできるこの時間となるよう
お許しください。
ある条件をかけておいて対されるお父様ではなく、
心の流れに従って共に流れ、
心の動きに従って共に動くお父様であられるので、
本然の思い、本然の感情に和し、動ずることだけが、
私たちが生命をもってこの地で生きる間
もつべき望みであり、理念であるということを知っています。
見えないところで
すべてのことを営まれ、
実績を表されるためにご心労されるお父様であられ、
いないようでも実在されるお父様であられ、
私たちと関係がないようでも
心を主管しておられるお父様であられ、
無限の世界を管轄しておられるお父様であられることを
私たちは知りました。
その管轄圏内、その主管圏内の動きに
和し、静じ、動ずることのできる
本然の姿を慕っていますので、
お父様、
私たちを捨てておかないでください。
心の門が閉じた者がいますならば
その門を開いてくださり、
死の陰に捕らわれて
心的に、肉身的に苦痛を受けている人がいますならば
彼らをもまた哀れにお思いください。
お父様、
捨てておかず、
実存されるお父様を慕う真なる心がないとするならば、
天上のお父様であられ、
実存のお父様であられるあなたのみ前に
恥ずかしい者となることを自ら悟るようにしてください。
今日、私たちの心がそれぞれ違うとしても、
事情事情がそれぞれ違うとしても、
置かれている環境と内的な慣習、
心中にもっている主観と主義、観念がそれぞれ違うとしても、
本然の心情世界に和そうとする心だけは同じであり、
悪なる人でも善なる人でも
そこに和することができるということを知っていますので、
この時間そうできるように私たちをお導きくださいますことを、
切にお願い申し上げます。
すべてのものをお父様のみ前に打ち明け、
無我の心情で本然の心情を尋ねて、
お父様に侍ることができ、
み言を通して自分を再び新しく造ることのできる
恩賜の時間となりますことを心からお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・一一・一)