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Friday Jan 03, 2025
父の祈り 第54話
Friday Jan 03, 2025
Friday Jan 03, 2025
心の扉を開いてお父様の実存を感じるようにしてください
お父様!
多くの人々が
行くべき方向を知らないながらも、
あなたを探すために、
この上なくもの悲しい歴史路程をあえぎながら歩んできたことを
私たちはよく知っています。
おられるようでありながら、
おられないようなお父様の実存、
歴史と共に生きておられるようでありながら、
はっきり存在されるという認識をもつことができないお父様
私たちの心と共に一緒におられるようでありながら、
実体的な存在として規定することのできないお父様を、
私たちはとても悲しい心で見つめています。
善の理念で万宇宙を造られ、
人間に真の良心を下さり、
知・情・意の感情を通して、
その善の理念を体得することのできる驚くべき祝福を与えてくださったことを
私たちはよく知っています。
そうですが、
お父様の実在性は、
あるひとときの時間的な限界内でのみ感じられるという事実を、
否定することができないことも
私たちはよく知っています。
私たちの心に尋ねきてくださるお父様の性相が恋しくなるたびに、
私たちは自分も知らないもの悲しさに
とらわれざるを得ません。
悲惨な自我の姿を置き、嘆息せざるを得ません。
このような境地に導いてくださるお父様、
それは私たちの生命を、永遠なる生命に導いてくださるための
お父様の歴史的な心的な作用であることを知っています。
歴史の背後で、
歴史を一つの実体的な理念として構成するために、
そのご心情とお心を通して尋ねてくださった
お父様を知ることを願い、
お父様のお心を、
私たちの生活の理念と生の理念として立てることを
切に待ち焦がれています。
しかし、
お父様の実存の価値をはっきりと知らないことによって、
私たちの生活の価値も分からず、
私たちの生の価値も分からないまま、
きょうもあすもあえぐべき悲惨な立場に置かれていますので、
死亡線上で彷徨している今日の私たちの個人個人を
哀れにお思いください。
今、お父様!
愛のみ手を
広げてくださらなければならない時になったと思うものでございます。
そのみ愛の波が、
私たちの周囲環境と
私たちの心情の世界にまで至らなければなりませんし、
ひとり主導的な権限をもっておられる
そのお父様のご心情の権限を、
私たちが回復すべき時であると思うものでございます。
心を中心として闘うべき時機が
来たと思いますので、
今、閉ざされた心の扉を開けることのできる雅量をもった者たちとなるよう
許諾してください。
今、体をかがめてお父様のみ前に
敬拝を捧げることのできる準備を備えた息子・娘と
ならなければならない時となりましたので、
私たちの心の扉をたたくお父様のみ声を
聞くことができるよう許諾してくださり、
私たちの前に顕現されるお父様のみ手を
望むことのできる私たちとなるよう、許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・一・一八)

Friday Jan 03, 2025
父の祈り 第53話
Friday Jan 03, 2025
Friday Jan 03, 2025
混乱の中でも真の道を探し出すようにしてください
今この時は、
二千年前イスラエル民族が混乱していたその時と同じ時であり、
メシヤが来られなければならない時でございます。
このような時に私たちが置かれていて、
本物がどれか
偽物がどれかを分別することが難しい時に
私たちが置かれていることを知るものでございます。
今までは
過去の歴史過程で苦労した多くの師がいて、
また多くの指導者たちに侍っていましたが、
今日、私たちは
頼るべき心の中心を失ってしまっています。
今日の人間たちが混乱した生活環境に置かれていることを、
お父様はご存じであられると思いますので、
お父様!
私たちの生活を収拾し、
私たちの心を収拾し、
私たちの理念を収拾して、
天性の前に頼って生きることのできる幸福な時間をもつよう
お許しください。
今日、
このように混乱した世の中に住んでいる私たち、
私たちの心と体が広めていくべき理念を、
私たちの生活で体でもって証すことができ、
私たちの心で感謝することができるようにしてください。
そうして、
お父様の願われる息子・娘だとほめたたえられ、
復帰の使命を完遂した息子・娘だという祝福を
受けることができるようお許しくださいますことを
切にお願い申し上げます。
お父様!
お父様が私たちの心を監察してください。
私たちの心は、どこの誰よりも
私たちの行く道をよりよく知っています。
私たちの心は
本然の真なる道を行くことを願っていますので、
お父様、
私たちの心の願いを成してくれ得る
真理と宗教を許諾してくださって、
救援摂理のみ旨を成すことができるよう
お導きください。
数多くの教派に分かれて
全宗教界が混乱していますので、
お父様、
哀れにお思いください。
ここではどのような教団も、どのような集団も、どのような教派も
問題ではないことを知っていますので、
お父様が認めることのできる(私たちの)内的な心情、
お父様のお心を体得することのできる
切実な心情をもっていくことが真理の要点であり、
真理のすべてであるということを
私たちが分かるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
今、逆境にぶつかったとしても、
お父様のみ旨を成すべき時が私たちの前に近づきました。
そうですので、その逆境を越えて
お父様の栄光を仰ぎ見る自分の心と体を
備えることができるよう許諾してください。
そうして、
一人ででも逆境を勝ち抜いて
お父様のご心情を心配しながら、人知れぬ隠れた祭壇を積み重ね、
お父様のお心に似るために、
お父様のご心情を体得するために、
すべてのものを捧げることのできる、
あなたの息子・娘となるようお導きくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五八・五・一八)

Friday Jan 03, 2025
父の祈り 第52話
Friday Jan 03, 2025
Friday Jan 03, 2025
お父様の心と体と一つにならせてください
お父様の心とアダムの心がーつとなり、
お父様のみ旨とアダムのみ旨が一つとなっていたならば、
今日二つの世界が互いに争う悲しい歴史は
なかったことを知っています。
今日、私たちの心には
お父様の悲痛なる心ともの悲しい心がございます。
本心はこれを認めていますが、
自分を中心とする堕落性だけは
これを違うと否定しています。
いつもこのような本心と邪心の闘いに置かれている
私たちであることを知っていますので、
今日私たちが自ら自身の心を収拾して
お父様のお心と一つになるよう
許諾してください。
私たち自身の志を収拾して、
お父様のみ旨と一つになるようにすべき
闘いの時機が近づいていますので、
お父様、
お父様と一つになれない心があるとするならば、
受け入れてください。
自分のすべてを忘れ、
ただお父様のお心とお父様のみ旨と一つになるために
努力する私たちとなるよう許諾してください。
お父様のお心と一つになったその心は、
億千万金を与えても替えられない心であることを知っていますので、
すべてのものを犠牲にしても
その一つを探すために
闘いゆくことができ、
守りゆくことができる私たちとなるようお導きくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
今の時はこの上なく困難な時で、
またサタンが
私たちの一つになろうとする心を遮っていますので、
お父様のみ旨を成すために、
他のために自分を犠牲にする新しい条件を
立てられるよう許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げます。
お父様のみ旨を見つめながら闘うことができ、
お父様のみ旨の栄光を広めることができる摂理歴史を
全うするよう許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げます。
私たちの心と志が
お父様の祭壇の前に一つになった姿として願うのも、
同じお父様の因縁の条件物としてお立てくださり、
サタンを屈伏させる条件となるよう許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五七・一一・一〇)

Friday Jan 03, 2025
父の祈り 第51話
Friday Jan 03, 2025
Friday Jan 03, 2025
サタンと闘い勝利する子女たちとなるようお導きください
罪悪に埋もれて生きている人間であるがゆえに、
すべてのものを自分を中心として推し量りやすく、
み旨ではないみ旨を立てて、
それがみ旨であるかのように動きやすい私たちであることを知っていますので、
お父様、
そのような私たちを完全に悟らせてください。
そうして、完全なる自分の中心を立てて、
お父様の永遠なる生命の道に
進んでいくことができるよう許諾してくださり、
ただお父様の願われるみ旨だけのために、
すべてのものを払いのけ、
サタンと闘っていくことのできる息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
私たちは、まだ
無知な人間たちを導くことのできる生命の基準が
どこにあるのかが分からずにいますし、
ただ自分だけのために
心配し祈祷した時が多いことを知っていますので、
お父様、
このように不足なる私たちを悟らせてください。
私たちの正しい体と心が
原理法度に従って
最後の勝利の位置まで進んでいくことができるように
お導きくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
この時間も、サタンは
お父様が私たちに与えようとされる恩賜を遮るために、
あらゆる謀略と中傷で
渾沌とさせていることを知っていますので、
お父様、
そのようなすべてのものをかき分け、
サタンと闘っていくことのできる私たちとなることができるよう
お導きください。
ひいては勝利の垣根の圏内で
お父様と緊密な因縁を結んでいくことのできる
お父様の息子・娘となれるように許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
また、今日終わりの日を迎えるべき私たちに、
すべてのものを分別することのできる
新しい眼識をもつよう許諾してくださり、
私たち一個体を中心とする周囲のすべての環境が、
まさに自分の試験の対象であることが分かるよう許諾してください。
また、それらがサタン的な要素とならないよう許諾してください。
私たち一個体がそれらを踏んで立ち、
お父様の栄光を表すに不足のないよう、
お父様、
私たちをお導きくださり、保護してくださいますことを
切にお願い申し上げます。
お父様の栄光を表すことのできる
勝利のひと日を探し立てるために、
新しい覚悟と決心をもち、
サタンに対して闘うことのできる力と能力を
心と体にもつことができるよう
この時間に許諾してくださり、
お父様の無限なる愛のみ手が
この地の万民の上に、
この国、この民族の上に現れますことを
切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五七・一一・一)

Friday Jan 03, 2025
父の祈り 第50話
Friday Jan 03, 2025
Friday Jan 03, 2025
聖別の役事を許諾してください
お父様でなければ
私たちを慰労してくださることができず、
あなたの栄光を
私たちに許諾してくださることもできないということを知っている私たちが、
もしかすると、心に罪悪が染みわたり、
自分を主張することはないでしょうか?
自分を中心として動いたことが、
天倫を裏切る行動となった歴史的な事実を
私たちは知っていますので、
すべてのものをお父様のみ前に差し出し、
聖別の恩賜を受けることができるよう許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
そうして、まず
私たちの心がお父様のお心に、
私たちの体がお父様のお体に発現するよう許諾してください。
お父様の動くご心情が
私たちの心情を身代わりし、
お父様が要求する欲望が
私たちの欲望を身代わりし、
願われるみ旨のために闘われるそのお心の中にも、
今日私たちの闘いの心が
共にあるよう許諾してくださって、
百戦不屈の精神で
ただお父様のみ旨一つだけを敬い仕えることができるよう
祝福してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
今まで生きてきた私たちの生は、世俗的なものでしたし、
間違った罪悪の中から抜け出すことができなかったことを知りましたので、
これからは私たちに、
時間と空間を超越した絶対的な価値を
求めるよう許諾してくださり、
一つの中心を通して
その価値を表そうとされるそのみ旨の前に、
自分のすべてのものを捧げることができるよう許諾してください。
また、そのみ旨の前に
私たちの心が和動することのできる相対基準を成して、
天の栄光をそれ自体で歌うことのできる楽しみをもつことができるよう
許諾してくださいますことを切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五七・一〇・二〇)

Friday Jan 03, 2025
父の祈り 第49話
Friday Jan 03, 2025
Friday Jan 03, 2025
お父様!私たちの中心となってください
お父様の深い愛の性相が、
私たちの心と体の上に臨まれるようにしてください。
お父様の懐に抱かれましたので、
愛なるお父様、
充満したあなたの生命に埋もれる愛の喜びを
この息子・娘にお下しください。
お父様のご心情を、
お父様の貴重さを体得できないとするならば、
私たちの正しくないすべての罪悪の因縁を
消すことができないということを知っていますので、
哀れみのお父様、
今このひととき、ただ
お父様のみ愛の中に浸れるよう許諾してくださり、
お父様の摂理のみ前に
精誠を尽くすことができるよう許諾してください。
お父様の主管なさることに私たちが順応して、
その本然のみ旨を「私」の心が体得することができ、
本然の心情を「私」の心に感じることができ、
地上に立てられた私たちの全体的な責任を
全うし残ることのできる愛する息子・娘となるよう
許諾してくださいますことを、
我がお父様、
切にお願い申し上げます。
今日まで険しい道を歩んできたときに、
悲しい事情があるときには
私たちより先に悲しまれたお父様であられ、
私たちが失望圏内で自ら嘆息するときにも
私たちのすべての罪を身代わりして反省され、
サタンが讒訴する場面で
身代わりして闘ってくださったお父様であられることを知っています。
このひととき、この体と心をすべて捧げ、
祭物としてお父様に供えたとしても、
今までご苦労されたお父様の恩賜の前に
報いる道がないということを、
心と体で感じるよう許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
多くの人々の中で取るに足らない者たちを呼び立てられ、
数多い民族の中でこの民族を呼び立てられたお父様のみ前に、
おそれ多くも自分を立てて
誇る何ものももってはいません。
今、私たちの願うことは、
お父様が悲しまれるとき
共に悲しむことのできる私たちとなることであり、
お父様が喜ばれるときにも共に喜ぶことができ、
お父様が願われるとき、私たちの体と心が
み旨のために爆発することです。
お父様、お守りください。
お父様だけが中心となってくださり、
お父様だけが私たちの主人となってくださって、
私たちが地上で誇るものが何もなくても、
私たちの立っている立場が寂しい立場であり、
私たちの行く歩みが険しい道であることを知っていますので、
お父様、
引き受けて主管してください。
終わりの日の闘いで倒れたとしても、
「お父様」と呼ぶその一言の音声を通して
慰労をお受けください。
私たちはお父様の愛の勧告を受けて、
また闘いに出るべき、
誓い覚悟したあなたの息子・娘ですので、
お父様、
どうか私たちの体と心を
サタンに渡さないでください。
どうかお父様のみ愛の圏内に抱いてくださり、
願われる園を成して、万民が喜ぶことのできるそのひと日を
私たちを通して表すことができるよう、
お父様、
最後まで捕まえてお導きくださいますことを、
切にお願い申し上げます。
今、私たちのすべてのものを差し出すとき、
お父様のみ旨の前に光となることができ、
お父様のみ旨の前に誇ることのできる中心として残されるよう
許諾してくださいますことを切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五七・九・二二)

Friday Jan 03, 2025
父の祈り 第48話
Friday Jan 03, 2025
Friday Jan 03, 2025
宇宙的な理念と真理をもたせてください
お父様!
私たちを私たちだけでほうっておかないでください。
この世界は、
人類が歴史的な路程を歩みつつ
失敗した環境であることを知っています。
信仰だけでも駄目であり、
私たち自身だけでも駄目であることを知っています。
私たち自身を超越することができ、
私たちの生命の起源を探すことのできる、
宇宙的な理念と真理をもつことができるようにしてくださいますことを
お願い申し上げます。
私たちはまた真理をもつと同時に、
天が私たちに臨むことのできる基準を
立てなければならないということを知っていますので、
絶対的な信仰路程を通じ、
完全に分かる立場でお父様を「お父様」と呼ぶことのできる立場にまで
出ることができるようにお導きください。
イエス様は私たちに、
新郎と新婦の関係で主を求めなさいと語られました。
内的な面で事情に通じることができるのが心情であり、
内的な面で事情に通じることができるようにしてくれるのがみ言であるならば、
み言に通じることができるようにしてくださり、
そのみ言を通して真理と心情が分かるようにしてくださり、
心情的な理念を通して
神様のご心情を知ることができる立場にまで、
お父様、
私たちに因縁を結んでくださるようお許しください。
切にお願い申し上げます。
お父様!
今日私たちがこの上なく狭い環境に
とどまっていないよう許諾してくださり、
小さなことに偏ることによって、
自分の全体的な価値を失ってしまう
愚かな姿とならないよう許諾してください。
より大きなお父様の恩賜を欽慕しながら、
より大きなお父様の天的な人格を
仰ぎ見ることができるよう許諾してくださり、
その人格がまだこの地に、
ある姿として現れておらず、
また天が私たちを通して
そのような人格の表されることを願っておられるとするならば、
もう少し大きな信仰の基準をもち、
しかるべき真心と忠情をもって、
お父様のみ前に動じていくことができるよう許諾してくださり、
その責任を完遂できるようお導きくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
この時に、許諾なさろうとする最後の恩賜を下してくださり、
栄光のお父様の息子・娘として、
祭物的な生活を通して
永遠なるお父様の全体の信仰理念を、
今日の生活の理念として取り入れ
実践していくことによって、
全万民に対して誇ることのできる勝利の姿となることができるよう
お導きくださいますことを切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五七・九・八)

Thursday Jan 02, 2025
父の祈り 第47話
Thursday Jan 02, 2025
Thursday Jan 02, 2025
お父様!哀れみの恩賜と愛を施してください
哀れみのお父様!
切ない心情をもっておられる
あなたのご事情と体面と威信を考えることができず、
むしろ
お父様の哀れみを負って生きている私たちの事情を
受け入れてくださいますことを、切にお願い申し上げます。
暗い死亡の地の上にとどまっている私たちは、
生霊の力と恩恵でなければとても
勝利の栄光を
お父様に帰し奉ることができないということを知っていますので、
お父様、
約束なさった恩賜を許諾してくださり、
摂理なさる全体のみ旨を表してくださって、
私たちに見せてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
足らない私たち、
どうしてお父様のみ前に出ることのできる姿だと言えるでしょうか?
どうして天に対して顔を上げることができるでしょうか?
私たち自身は、
千万回死んでも当然な存在であり、
罪悪の刑具に捕らわれ、
審判の苦難を受けて当然な人間たちでございます。
それゆえに私たちは、
お父様の慈悲深いみ愛を願い、
お父様の恩賜を願い、
自らをありのままに告げる心でひれ伏しましたので、
私たちがもっているすべてのものをお父様の前に差し出し、
正しくないことがあるならば、すべて清算できるようお許しくださり、
許してくださったとおり、与えてくださったところの心性を守り
天に向かって
大きな恩賜を訴えることのできる私たちとしてお導きくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちを哀れにお思いください。
人が否定するこの道を探し出すために、
心に染み通る悲しみに浸った記憶ももっていますし、
気掛かりと憂いに沈んだ時もあると思いますので、
お父様、
人が否定するような立場であっても、
あなただけが認定できる恩賜が下るよう
許諾してください。
あなただけが捕まえてくださり、
あなただけが慰労してくださり、
あなただけが勧告してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
無知蒙昧な人間たちの中で
天の悲しみに通ずる者がいるとするならば、
お父様、
彼がたとえ千万回悲しみの困窮を受けるとしても、
彼は必ず勝利するようになることを知るものでございます。
あなたの息子・娘たちが、
心と体で
お父様の悲しみを体得するようにしてくださり、
地に対して心配される
お父様のご心情を体得するようにしてくださって、
子女の道理を果たすことのできる息子・娘として
立ててくださいますことを切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちが愚かにも
破綻するような位置にとどまらないようにしてくださり、
自らを爆発させて
悪の根拠地を除去し、
お父様の哀れみとみ愛だけを待ち焦がれることのできる
恩賜を表してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
私たちの体と心が
あなたが語られるみ旨と
愛の恩賜にとらえられるよう
お許しくださいますことを切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五七・四・一四)

Thursday Jan 02, 2025
父の祈り 第46話
Thursday Jan 02, 2025
Thursday Jan 02, 2025
この時間に、悟りを与えてください
お父様!
今この時は、
私たちの体と心が
完全にお父様に似なければならない時だということを知っていますので、
私たちが永遠なるお父様の懐に抱かれ、
お父様がみ旨を成すために億千万人類を
愛されたそのご心情を相続できるようにしてくださり、
また私たちがそのようなお父様のご心情をもって、
現れなければならない時だということを
悟るよう許諾してください。
この地は
お父様がご苦労され血を流された地であり、
また人間が困難な十字架の道、
世界的なゴルゴタの路程を行った地であることを知っていますので、
お父様、
今日私たちがどのような立場に置かれているかを
自ら悟るようお導きください。
イエス様が
三十歳余りの生涯においてご苦労された、その足跡に
私たちが従っているということを認定するならば、
私たちが生きている環境がどのような環境であり、
私たちが何を請い願わなければならないかということを
はっきりと悟るよう導いてください。
今、残った十字架の闘いが
私たちの目前に達しているこの時、
私たち個人として、
このすべての苦痛と恨みを押し出すことのできる、
自ら自覚した心情をもたなければならないことを知っていますので、
天よ、
この時間に私たちを哀れにお思いください。
自分の不足さを感じるようお導きくださり、
自ら及ばなさを感じるようお導きくださり、
自らの不完全さを嘆息し、
お父様のみ前で悲しみの涙を流すことのできるこの時間となるよう
お許しくださいますことを切にお願い申し上げます。
すべてのことを主管してくださいますことをお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五七・三・一〇)

Thursday Jan 02, 2025
父の祈り 第45話
Thursday Jan 02, 2025
Thursday Jan 02, 2025
私たちの不足を悔悟しますのですべて主管してください
愛するお父様!
行くまいとしても行かざるを得ない孤独な復帰路程において、
堕落による運命の重荷を引き受け、
背負っていく者は果たして誰でしょうか?
かつて、人間始祖の堕落によって
お父様が恨みを抱くようになられ、
人間の心、心にも恨みが残るようになり、
ユダヤ民族の不信の罪悪史によって、
この恨みは
世界にまで及ぶようになったことを知るものでございます。
このように恨みの叫びが天と地に達しているこのときに、
私たちが進む道を
お父様が開いてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
お父様が導いてくださる道を行くためには、
まず私たちの生命が安息することのできる所を
探さなければならず、
その次には
私たちの体と心があなたの安息所にならなければなりませんし、
そうして
私たちが願うお父様の愛が
私たちの体と心に宿らなければならないことを知っています。
哀れみのお父様、
愛のお父様、
恵み深いお父様、
私たちの内に臨在なさり、
あなたのみ旨を表すためにご苦労される私のお父様!
私たちは、汚れて傷になった体と心を
そのままもち、
面目なくお父様のひざの前に出てまいりましたので、
受け入れてください。
お父様が
私たちを受け入れてくださらず、
私たちが進む基準となってくださらないとするならば、
私たちほどかわいそうな者はいません。
お父様!
私たちにとりましては、永遠の理想もお父様でしたし、
永遠の望みもお父様でしたし、
永遠の生命もお父様でしたので、
今日の私たちが置かれた事情を知り、
私たちが願うすべての意図をご存じのお父様、
親しく私たちに現れて、
主管してくださらなければなりません。
まず、
お父様の主管を受けられる
本性的で本質的な要素を備えた私たちとなって、
語られるみ言と役事されることの中に
体と心が捕らえられるよう許諾してください。
そうして、
あなたの栄光のみ前に
屈伏すまいとしても屈伏せざるを得ない、
お父様の直接的な能力の役事が
現れることができるようにしてください。
また全体の体と心を主管なさり、
あなたが受け入れることのできない罪悪の根を、
私たちから除去してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
死亡の波が私たちを襲おうとしますので、
このすべてを阻止してください。
また私たちに染みわたっている私的な恨みがあるとするならば、
除去してください。
自分を中心として
どのような心と意図と観念と
主義主張が残っていますでしょうか?
お父様、
能力の実体として表れ、
ただお父様だけが主管してくださり、
全体の心をもう一度つくり、
お父様の形状に似た私たちとなることができるよう
お許しくださいますことを切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五七・三・三)