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Saturday Jun 21, 2025
父の祈り 第218話
Saturday Jun 21, 2025
Saturday Jun 21, 2025
お父様だけのために行くと言える子女とならせてください
残された復帰の道の前に、
私たちは忠誠を尽くすことを誓いました。
その誰も知らない
善の結果を捜してこられたお父様の行路が、
それほどまでに悲惨であり悲しかったという事実を、
私たちは知りました。
私たちがお父様に対するとき、
「お父様」と呼ぶことができ、
堂々と息子の姿を備え、
娘の姿を備えたと、
自信を持って言うことのできる息子となり娘となって、
お父様の名を呼ぶことのできる
子女たちとなるよう許諾してください。
今まで、歴史過程におきまして、
数多くの人々が
お父様の名を呼びました。
けれども、継子にさえなれない立場で
お父様を呼んだ人が多いのでございます。
私たちだけは、
骨髄に通じる心情の因縁を持って、
お父様を呼ぶことができるようにしてください。
お父様が私たちに対して
「うん、わが息子よ、娘よ」と言われながら、
直接応対することのできる立場に、
私たちが立つようにしてください。
今、父母の因縁と子女の因縁を持ち、
一つの家庭を中心とした中で、
お父様を思慕できる
聖なる統一教会の食口となったことを、
はっきり分かるよう許諾してください。
その誰も知らない心情を
深く掘り下げて入り、
お父様のために存在しており、
お父様のために生まれた体であるので、
お父様の目的のために
消え去るべき自分であることを自認しながら、
お父様だけのために行くといって、努力しようとする
あなたの子女たちとなるよう、許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
統一の子女たちがこの場に集っておりますが
絶対に私たち自身を誇るために
集った場ではありません。
自分の何かを誇るために
集った者たちでは決してありません。
裸の体であっても、
いくらむさくるしく、みすぼらしい服を着たとしましても、
お父様をより高く愛し、
お父様が求める民族と国と世界と
一つになろうという心で、
その誰よりも先に
決意できるようにしてください。
そのような心を持ち、
お父様の前にひれ伏す息子・娘になったとするなら、
この中にお父様の心情が連結され、
この中にお父様の愛が芽生えることを、
私たちがはっきり分かるよう、許諾してくださることを
懇切にお願い申し上げます。
そうできる場、
その誰も知らない場で
「お父様、私は行きます。
私は行かなければなりません。
私はお父様のために闘います」と
決意できる
あなたの息子・娘とならなければなりません。
そうしなければ
怨讐の障壁を突破していくことができないということを、
自認できるよう許諾してください。
ひいては私たちが怨讐の障壁を突破して、
勝利の旗を
お父様の名とともに間違いなく立てるという、
天の勇士たちとなるよう許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
私たちは誰のために生まれたのでもありません。
ただあなたのために生まれ、
あなたのために生まれたがゆえに、
あなたのために生きるのであり、
あなたのために生きるがゆえに、
あなたのために死ぬことができるので、
世界的な勝利を成すと、
はっきりした信念を持った
あなたの息子・娘となるよう、許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げ、
すべてを真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六九・六・二九)

Tuesday Jun 17, 2025
父の祈り 第217話
Tuesday Jun 17, 2025
Tuesday Jun 17, 2025
お父様の犠牲の道を相続させてください
お父様!
きょうは安息日でございます。
子女たちと共に
お父様の栄光に接することができるようにしてくださり、
高く貴いあなたの人格に接することができるようにしてくださり、
あなたの所願成就の勝利的一念を、
私たちが体恤できる
今朝となるよう許諾してください。
お父様!
この全宇宙を創造なさったあなたの聖業が、
私たち人類の始祖によって、
このように蹂躙されたという事実を考えますときに
悲しいことが重なれば重なるほど私たちは
あなたの前に面目ない者たちとなるということを、
はっきり感じなければなりません。
私たちの責任をお父様が独りで負い、
歴史路程をこの上なく悲惨に、
この上なく凄涼に、
この上なく寂しく歩んでこられたということを、
私たちは知るようになりました。
今、これを知った私たちは、力を尽くして
お父様のみ名を
高く賛揚しなければならず、
精誠を尽くしてお父様の貴い心情に倣い、
私たちのすべてのものを犠牲にしなければならず、
あなたが今まで開拓してこられた
開拓者の犠牲の道を、私たちが余すところなく
相続しなければなりません。
お父様!
ここに集ったあなたの子女たちをご照覧ください。
私たちは幼い者たちでございます。
私たちは足らない者たちでございます。
私たちはこの地上に
何の望みもなく生きた群れでございました。
それにもかかわらず、お父様の名を呼ぶことのできる
聖なる場に同席させてくださったお父様の前に、
本当に感謝をお捧げ申し上げます。
私たちが襟を正し、
お父様の名を呼ぶごとに、
あなたのすべての苦労を相続することができ、
深い心情の流れを通して
お父様を呼ぶことのできる真の孝子孝女となるよう
許諾してください。
数千万代悲しかった
お父様の恨みの積もった心を押し開き、
私たちがすべての事由を打ち明け、
お父様の悲しかった恨みを相続し、
数千万代もつれていた
怨讐に対するすべての恨みを、
完全に解怨成就してさしあげる、
あなたの子女たちとなるよう許諾してください。
すべてを真の父母のみ名によって懇切にお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六八・一二・八)

Tuesday Jun 17, 2025
父の祈り 第216話
Tuesday Jun 17, 2025
Tuesday Jun 17, 2025
お父様の心情の懐に抱かれ得る子女とならせてください
お父様!
この世界には数多くの集まりがありますが、
その中で取るに足らない環境の中にある
不足なる子女たちが集いました。
私たちはお父様が求められる基準を備えたものでもなく、
お父様を所有するために集ったのでもございません。
足らない自分を抱き締め、
真に深い心の流れを通して、
お父様の前に悔い改めようとしますので、
私たちの心を動かし、
お父様の事情の因縁を渇望することのできる
この時間となるようにしてくださいますことを、
懇切にお願い申し上げます。
お父様は無限なる権威と能力をもって、
この地と数多くの人々を支配してこられましたが、
私たちはお父様の能力よりも、
お父様の慈悲の恩賜を待ち望んでおりますので、
お父様のみ言を回顧しながら「お父様」と呼びますとき、
お父様の心情の懐に抱かれたい
懇切な心が爆発し得るよう、
私たちの心に革命を呼び起こしてくださり、
心情の変化を呼び起こしてくださいまして、
私たちが神様のものとして
取られ得るようにしてください。
その姿を心から願っておりますので、
お父様、
ここに訪ねてきてください。
あなたの事情が私たちの事情となり、
あなたの願いが私たちの願いとなって、
あなたの心情と私たちの心情が
一致しなければなりません。
そうして、
お父様が悲しみに処されれば
私たちも悲しみ、
お父様が喜ばれれば
私たちも喜ばなければなりません。
私たちはあなたを主として、
あなたの相対たる実体として、
あなたと共に一致化できる姿を渇望しながら
この場に集いましたので、
そこに該当しない
一切のものを除去させてくださり、
そこに完全に符合することができ、
吸収され得る本性の心を呼び起こしてくださいまして、
お父様の息子たる自覚と娘たる自覚を持つことができるよう、
この時間役事してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
そうして、
お父様のみ旨の前に立てられたあなたの子女たちとして
恥ずかしくない、天の権威を持って
現れることができるよう
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六八・一一・一七)

Tuesday Jun 17, 2025
父の祈り 第215話
Tuesday Jun 17, 2025
Tuesday Jun 17, 2025
心情で体得する子女とならせてください
お父様が天地創造の理想を中心として、
果たそうとなさった願いのひと時が、
いまだにこの地上に現れ得ないことを
知っております。
万物をお造りになり、人間をお造りになるときの
お父様の喜びは大きいものでございましたが、
人間を中心として
永遠の生命と永遠の愛をもって築かれた、
善の家庭を慕われるお父様のその心情を、
いまだに酌み取った者もなく、
体恤した者もこの地上にはいないということを、
私たちは知るものでございます。
人間の始祖がお父様に仕えることができず、
お父様のみ意の中で抱かれ得ないことが
恨めしく、悔しく無念なことであることを、
私たちが心から悟らなければなりません。
お父様が私たちと出会って
事由を分かちたい所は、
私たちが今まで生きてきた現実の環境ではなく、
次元が高いお父様の心情の世界だということを、
私たちは悟らなければなりません。
その世界は、
堕落によってからみ合った事由を中心として
なるものではなく、
すべての事由を越えに越えて、
真情なる本然の因縁を中心として
感じ、挙動することのできる
そのひと時をお慕いになっておられる、
お父様の心情を中心としてなされることを、
私たちが心から理解できるよう
許諾してください。
私たちが言葉でだけ感じるというのでなく、
心情をもって体得できる場に立てるよう、
許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
私たちの動脈に血が流れることをもって、
お父様が生きておられることを感じようとし、
呼吸の音からも
お父様の息遣いを感じようとし、
皮膚の感触からも
無限なるお父様の慈悲のみ手を感じようとする、
あなたの子女たちとなりますよう
懇切にお願い申し上げます。
お父様!
深く気高いお父様の
慈悲深い心情の中にたっぷり浸り、
あなたの慰労を受けることができ、
天真な幼子のような心情を備えることのできる
ひと時を持てなかった私たちが、
どれほど悲しい者たちであるかということを分かるようにしてください。
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六八・一一・一七)

Saturday Jun 14, 2025
父の祈り 第214話
Saturday Jun 14, 2025
Saturday Jun 14, 2025
お父様と共に本然の春を迎えさせてください
お父様!
春はやはり解放を象徴するがゆえに、
私たちがお父様の愛の懐に抱かれる喜びを
もう一度慕わなければなりません。
春は出発を約束しておりますがゆえに、
私たちはお父様の愛の懐に抱かれ、
新しい出発をしなければなりません。
春には森羅万象が和動するように、
私たちがお父様の愛の懐に抱かれて、
万宇宙と和動することのできる主体性を
復帰できるよう許諾してください。
春は歌と踊りの因縁を醸し出すように、
私たちもお父様の愛の懐中で、
お父様の愛を中心として
そうできる時を慕わなければなりません。
お父様のみ旨を中心として、
この春は一つの安息の土台となるように、
私たちもお父様の愛の懐に抱かれて
安息する者となることを、慕うことができるよう
許諾してください。
お父様!
そうして、
お父様の内的な事由をすべて相続することによって、
エデンの園において望みの中に
新しい出発をすることができ、
望みの中でお父様の愛に浸ることができた、
その本然の人間を、もう一度
内的に慕うようにしてください。
この春を迎え、そのような因縁を感じ、
お父様の前に無限に感謝を捧げることができるようにしてくださり、
そのような心の園となるよう許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
お父様!
春が持っているすべての要件を、
各自の心の園にもう一度再現させてくださり、
お父様が自らそこにとどまられるよう許諾してください。
人間だけの解放ではなく、
人間だけの出発ではなく、
人間だけの和動ではなく、
お父様が解放されなければならず、
お父様が出発なさらなければならず、
お父様が和動の中心体とならなければなりません。
それこそ、お父様が腕を広げて
踊りを踊られ、歌をお歌いになることのできるお父様として、
私たちが敬ってさしあげなければなりません。
お父様が安息なさる
永遠の土台を築いてさしあげることのできる
私たちとならなければなりませんので、
この春を通して、そのような知恵を学ぶことのできる
この時間となるよう許諾してください。
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六八・四・二一)

Saturday Jun 14, 2025
父の祈り 第213話
Saturday Jun 14, 2025
Saturday Jun 14, 2025
真の息子・娘の資格を持たせてください
お父様の前に父母への誠心を誓うことができ、
あなたの心の中にとどまることのできる
息子・娘の姿となるようにしてください。
お父様!
お父様を愛さずにはいられない
恋しい心と欽慕の心がつのり、
自分の意識を失い、倒れて
死んでいくとしても、
お父様を慕う
息子・娘となるよう許諾してください。
お父様のみ旨を成就すべき目的を持ち、
ありとあらゆる忠誠と犠牲を捧げても足らない自らであることを、
恥じようとする多くの子女たちとなるよう、
お父様が待ち望んでおられるということを、
私たちは知りませんでした。
統一の子女たちが、
自分自らの喜びをお父様の前に見せそうなので、
その顔を覆い、自分の喜びを押さえつけながら、
天のお父様の喜ばしい姿を見るために努力しようとする、
あなたの子女たちとなるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
お父様!
み旨の前に立った先鋒の勇士として、
現実的関係で引っかかる内容が
何もないようにしてください。
完全なお父様の愛を中心としては、
個体も一つの血統を受けた
貴い兄弟であることをよく知っておりますので、
お父様の悲しみに共に動じ静じようとする
子女たちとなるようにしてください。
お父様のくびきを身代わりして背負い、
そのくびきを解いてさしあげることのできる
真の孝子孝女たちとなるようにしてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
お父様!
ここに集まったあなたの子女たちは、
既にお父様の前に誓った子女たちでございます。
その体と心をあなたの前に捧げると
千万遍誓いましたので、
その体をお父様の前に
きれいに捧げるよう許諾してください。
体を聖別して、お父様の前に永遠に捧げ奉り、
お父様の愛を身代わりして表す
息子・娘になろうと努力する、
あなたの子女たちとなるようにしてくださいますことを、
懇切にお願い申し上げながら、
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六七・五・一四)

Saturday Jun 14, 2025
父の祈り 第212話
Saturday Jun 14, 2025
Saturday Jun 14, 2025
真の孝子となり、責任を完遂させてください
お父様!
あなたが、永遠に離れようとしても離れることのできない
私たちのお父様であることを知りませんでした。
あなたの悲しみは何でしょうか?
子供を失い、歴史を失ったことが
あなたの悲しみであったことを、私たちは知りませんでした。
しかし、
今あなたの哀切に命じられる理念に従い、
この場にひれ伏しましたので、
心から感謝をお捧げ申し上げます。
歴史的な恨みが残っている限り、
あなたの恨みも残っており、
歴史的な悲しみが残っている限り、
あなたの悲しみが残っているということを知る、
真の孝子孝女たちとなるようにしてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
このような歴史の流れを遮り、
あなたの前に祭壇を積むことを、
民族と世界に連結しなければならない、
世界的なゴルゴタの道が
残っているということを痛感する、
あなたの子女たちが現れるべき時が参りました。
ここに集まったあなたの子女たちは、
きょうまで誰のために生きてきたでしょうか?
また、何を眺めて進んでいるでしょうか?
天がお残しになった歴史の全体的な運命に、
責任を負うべき使命が私たちにあり、
その使命を果たそうと、覚悟し誓い立った
私たちの歩みですので、
躊躇したり、途中で放棄しないようにしてください。
怨讐である悪と対決して、決して敗れて
ひざまずく群れとならないようにしてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
きょうも数多くの民族を代表して、
お父様の祭壇にひれ伏した寂しい群れを
覚えてくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。
その上、三千里(=韓国)津々浦々の寂しい追われた道でも、
かえって天と人類を案じ、
民族の嘆息を身代わりしようと
身もだえするあなたの子女たちが、
きょうもここを仰ぎながら涙ぐんでおりますので、
彼らを覚えてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
このすべてのものが、
お父様の悲しい歴史の因縁であったことを知りました。
私たちの前に残された
悲しい因縁と悲しい歴史が清算されない限り、
この道から逃避したり、この道を避けていく
恩知らずな子女たちとならないようにしてください。
孝子の道理を学び、
忠臣の節義と気概を学ぼうとする
真のあなたの息子・娘となるようにしてくださいますことを、
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六六・三・一三)

Saturday Jun 14, 2025
父の祈り 第211話
Saturday Jun 14, 2025
Saturday Jun 14, 2025
すべての精誠を捧げ、侍り奉る真の孝子とならせてください
お父様!
私たちは
ついて行く群れとなってはなりません。
お父様の前に、
民族の前に、
人類の前に、
先発隊として現れ得る者となるように
してくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。
お父様!
あなたは、多くの日々を
悲しみの中で心を砕かれたことが恨みであり、
多くの人々が天に背反した
逆賊の群れとなったことが恨みでありましたので、
この恨み多い日と恨み多い事由を背負うべき
私たちであることをよく知っております。
今、私たちがその荷に責任を負い、引き受けて、
全宇宙万物のために、
天の祭物として捧げられることをうれしく思う、
あなたの息子・娘たちとなるようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
今、この時間、私たちは
過ぎし日のすべてのことをあからさまに告げてしまい、
純粋できれいな心に
お父様を慕う心と欽慕の情だけが、
私たちの心に満たされるよう望んでおります。
そうして、
あなたがどのような事情を持っておられようと、
あなたがどのような姿をしておられようと、
それを意に介さず、
あなたに精誠を尽くし、侍り奉ることのできる
真の孝子孝女の姿を備えることができるよう
許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
今私たちは、
お父様の前にありとあらゆる精誠を束ねて捧げ、
謙遜にひれ伏してお父様を呼ぶことができ、
お父様の懐に抱かれ、限りなくむせび泣くことのできる
懇切なる心を、この時間各自が持つようにしてくださいますことを、
懇切にお願い申し上げます。
今まで尋ねこられたお父様は、
ほかの人のお父様ではありませんでした。
「私」のお父様であり、
私たちのお父様であることを知りましたので、
そのお父様と因縁を結ぶべき
復帰の運命の途上に立っているこの悲しい子供たちを、
再びあなたの懐に抱いてくださいますことを
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六六・一・二)

Saturday Jun 14, 2025
父の祈り 第210話
Saturday Jun 14, 2025
Saturday Jun 14, 2025
お父様を思慕する真の息子・娘とならせてください
お父様!
私たちは心からあなたの望みを、
あなたの事情を、
あなたの心情を知りたく思うものでございます。
そのような立場で、
あなたを「わがお父様」と呼ぶことのでき、
「永遠に侍ることのできる
国を捜し立てる」と誓う息子・娘を、
お父様はどれほど慕い、捜してこられたか、
私たちはよく知っております。
そのような希望の場でお父様を呼んでさしあげた方は、
この地上に来ては逝ったイエス・キリストしかいなかったということを、
また知っております。
彼はあなたの望みを知りましたし、
あなたの事情を知りましたし、
あなたの心情を知りました。
あなたの望みは、歴史路程で蹂躙され、
時代的環境から排斥されましたし、
未来の環境を開拓するにおいて、
困難な望みとして
残されているということを知りました。
あなたのその事情は哀切な涙の事情であり、
どこの誰も
同情しようとしても同情できない環境に置かれた事情であり、
人類と共に死の道を行きながら
身もだえすべき事情だということを、
またあなたの心情、
すなわちアダムを失うときの無念で悔しい心情と、
メシヤをお送りになり、もどかしがられる心情を、
彼はお父様の立場で感じたのでございます。
そして、あなたの望みと
あなたの事情とあなたの心情を失わず、
あなたの極めて大きいみ旨と理念を望みながら、
黙々と準備期間を経つつ、
死ぬことを覚悟し、お父様の前に誓いをし、
開拓の道に立ったことを知るものでございます。
十字架を前に置き、
成されずに残された望みを心に抱いたまま、
お父様の前に立ち返らなければならない
自分の事情を物悲しく感じながらも、
不孝という名詞を除去するために、
忠誠の道理を立てて
父母に仕える誠心の道理を尽くそうとした、
イエス様の心情を私たちは知りました。
そのような立場でお父様を呼ぶことのできる
真の息子と真の娘を、
あなたはどれほどお慕いになられたでしょうか?
その息子の手で怨讐を屈伏させ、
その娘の手で怨讐を滅亡させ、
子女が一つになって
「恨み多いこの地に対するあなたの願いと
あなたの解怨を成してください!
そして、栄光をお受けください!」と言って、
勝利の凱歌を歌い、あなたを思慕する
真の息子・娘をどれほど待ち望まれたでしょうか?
あなたは、そのような息子・娘たちが、
そのような立場であなたの名前をもって呼んでくれることを
侍ち望まれるということを知るものでございます。
私たちすべては、お父様だけをつかみ、
お父様の前に父母への誠心を尽くし、忠誠を尽くし、
お父様の威信を立ててさしあげる
忠臣、烈女たちとなることを望んでおります。
そのような立場で「わがお父様」と呼ぶことができ、
また「わがお父様」として侍ることができますことを、
懇切に望んでおります。
私たちは
真情でお父様を呼ぶことのできる
真の息子・娘、
お父様を心から愛することのできる
真の忠臣、烈女となることを願うだけでございます。
これだけが私たちの財産であり、
これだけが私たちの生涯の目的でございます。
今までこの道のために、
ありとあらゆる試練を消化しながら生きてきて、
きょうもこの道を歩んでおります。
これから、また行かなければならないので、
死が立ちはだかろうとも、
お父様に悲しみを帰すことのない
私たちとなるようにしてください。
私たちが悲しい立場にあるとき、
それをお父様の悲しみとして考えながら、
互いに抱き合い、慰労することができなければならず、
そのお父様とその息子を慕い、尋ねようとする
私たちとならなければなりません。
そのような者は、ぼろをまとおうとも
あなたの息子とならざるを得ず、
排斥される立場で
最後の運命を迎えて消えたとしても、
あなたの息子とならざるを得ず、
その息子とその息子が呼ぶお父様が、
この天地間に現れるのが堕落歴史の終末であり、
復帰路程の願いであることを、私たちは知っております。
世界的な息子として立てることができ、
天と地の全体を、彼の前に遺業として任せることのできる
一人息子がこの地に来るのが、
再臨理想であることを私たちは知りました。
ですので、私たちがそのような立場で
お父様の内情的な心情を相続し、
お父様の外的なすべての事情を相続し、
お父様の全体的な遺業を相続することのできる
真の息子・娘として、
この地上の世界を支配し、
残された群れを統率して、
お父様の前に導いていくことができるよう許諾してくださり、
残された怨讐を掃討して
再審判できるようにしてください。
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六五・一・三)

Saturday Jun 14, 2025
父の祈り 第209話
Saturday Jun 14, 2025
Saturday Jun 14, 2025
お父様に侍り奉る忠孝の道を歩ませてください
お父様!
私たちの困難ゆえに、
無限に涙を流したことを受け入れてください。
私たちが困難なときは、
歯がみをし、胸をかきむしったりしました。
これがお父様の前にどれほど受け入れ難い
姿であったかを分かるようにしてください。
お父様、
このようなことは、天の悲しみを忘れた
背反者にありそうなこととして、
天の悲しみを知る群れには
夢にも、もってのほかであることを分かるようにしてください。
悲しくても喜び、
困難でも喜び、
死んでも感謝することだけが、
お父様の前に
少しでも自分の責任を果たすことであり、
お尋ねになるお父様の形状の前に
恥ずかしさを避け得ることであるのを知りました。
今、私たちが
どのような立場にいるかということが問題でございます。
私たちは、いつ、尋ねてこられたお父様を迎え、
飢えたお父様に召し上がってもらうようにし、
のどが渇いたお父様に飲ませ、
ぼろをまとったお父様に着せ、
貧しいお父様を尋ね、
病にかかったお父様を訪問したでしょうか?
そのような場が、いつも
お父様に侍ることのできる場だとおっしゃいました。
私たちは
全体の祭物にならなければならないということを知りましたし、
大のために小を犠牲にすることが、
歴史的な鉄則であることを知りました。
その上に天的な摂理のみ旨を立てるためには、
大きな犠牲を払わなければならないことを知りましたので、
自分の悲しみを押さえ、
お父様の悲しみをより心配し、
自分の気掛かりを押さえ、
お父様の気掛かりをより心配し、
自分の憤懣やるかたなさを押さえ、
お父様の憤懣やるかたなさをより心配するようにしてください。
そのような息子・娘となるとするなら、
天の心情が共にあるということを分かるようにしてください。
自分の苦痛があるときあなたを見捨てた私たちであり、
自分の悲しみがあるときあなたの前に(それを)申し上げた私たちであり、
自分の憤懣があるときこの憤懣を引き受けてくれと、
あなたの前に訴えた私たちでございました。
これは孝子の道理ではなく、
忠臣、烈女の道理でないことを知りました。
私たちが
悲しい場、死の場に置かれることがあったとしても、
あなたが憤懣やるかたないことにぶつかっておられるなら、
その憤懣を背負おうとする者となるべき
私たちであることを知りましたし、
私たちが地上で
立つのに骨の折れる困難な場に立っているとしても、
あなたがそのような場におられるなら、
その場から出してさしあげるべき
私たちであることを知りました。
お父様!
私たちの心の門を開いてくださって、
あなたが臨んでくださり、
復帰路程で積もったあなたの恨みをお解きになり、
私たちが心でお父様に侍る喜びと栄光が、
この世界全天地の万物にまで
及び得るようにしてください。
その日をお父様が
無限に待ち望んでおられるということを知ったので、
私たちもその日のために闘いに闘い、
泣きに泣きながら進む私たちとなるようにしてください。
お父様に侍る栄光の祭壇まで
「私はこのようにお父様の前に忠誠を尽くします」という
心の基準を立て、
飛び出そうとする
私たちとなるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六〇・五・二二)