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Friday Mar 21, 2025
父の祈り 第136話
Friday Mar 21, 2025
Friday Mar 21, 2025
天のご苦労の歴史路程を慰労させてください
お父様!
私たちは悲しみと嘆息の死亡圏内に押し流され、
天と因縁を結ぶことのできない不孝の子供たちでしたので、
お下しになられた恩賜の前に、おそれ多い心をもち、
自分の本性を収拾することのできる
一つの姿となるよう許諾してくださって、
お父様に侍ることができますことを
切にお願い申し上げます。
お父様が来いとおっしゃる、
その道があることを知ったその時から、
涙の道にも
お父様が共におられることを知りましたし、
十字架の道、
苦難の道、
悲しみの道、
鎖につながれるその道までも、
共におられることを知りました。
そして、愛する息子・娘の背後で
ご苦労なさり、歴史路程を踏んでこられる
お父様のそのいばらの道をも知っています。
私たちのために、
私たちが知ることのできない
ご苦労の歴史を重ねたことを知って、
このようにご苦労されたお父様のお姿を心で慕い、
敬拝を捧げる私たちですが、
身の置き所を知らないものです。
お父様の悲痛なるご心情で、
私たち自体を捕らえてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
天のみ旨があり、
天の望みがあることによって
召命を受けた私たちでしたので、
今日私たちに追ってくる十字架の道も、
私たちによるものではないことが
分かるよう許諾してください。
千秋万代の後孫までも、
先祖たちが苦労した歴史的なその因縁の道が
分かるよう許諾してください。
この時間、私たちが
無限の喜びと
無限の幸福と
無限の望みを抱くことのできる
心をもったとするなら、
それは
私たち自身によって始まったものでもなく、
ある人間によるものでもなく、
すべてのものが天から始まり、
天から動じたという事実を
私たちの心と体に深く納め、
天が動じたその土台を慕い、
これをつかみ涙ぐむことのできる
息子・娘たちとなるよう許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちが行くべき方向をあなたは知っておられ、
私たちが取って進むべき道も
あなたは知っておられます。
私たちの心の始まりも
自分から始まったのではなく、
私たちが勧告の立場に立つことも
自分のためではなく、
人のためであり、お父様のためですので、
最後まで
その心情が変わらないよう主管してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
残された苦難のこの一期間を通して、
お父様に不孝をして
離れる者たちとならないよう許諾してくださり、
摂理してこられたお父様の悲しみを感じても、
この難しい時期を乗り越えることのできないような
息子・娘たちとならないよう許諾してください。
最後までお父様のご心情をもつため、
自己を捨て、
お父様を心配し、
お父様のご心情を慰労することのできる、
お父様のご事情を理解することのできる
息子・娘たちとなるようにしてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
この時間、
私たちの心に、
お父様のもの以外に
要求するものは一切ございません。
今私たちは、
きょうの苦難を踏み越えて、
約束の園を望まなければなりませんし、
永遠なる祝福の天の国を
慕わなければなりません。
現れるべき神様の祝福は、
言葉で表すことができないほど大きな栄光の立場だということを
私たちは知っていますので、
きょうの私たちが、
お父様に対する心情を変えず、
最後まで耐えて残される群れとなるよう
許諾してください。
最後まで闘い、お父様のみ前に立つことのできる
息子・娘たちとなるよう許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・三・二九)

Friday Mar 21, 2025
父の祈り 第135話
Friday Mar 21, 2025
Friday Mar 21, 2025
天の城に向かう道ならば涙の道でも従います
人類に対してこられたイエス様と神様には、
悲しみが晴れる間がなかったということを知っています。
二千年前のイエス様を回顧してみるとき、
彼は人知れない涙も流され、
人知れない飢えの生活もなさり、
人知れない迫害の路程で
悲しくお泣きになったことも知っています。
イエス様がこのような路程を歩まれ、
そのあとに従った数多くの聖徒たちも、
血の道を意に介さず歩み、
死の道も意に介さず闘っていったという事実を、
私たちは知っています。
天の城に行く道は十字架の道です。
それゆえ、自分の十字架を背負い、
ゴルゴタの山頂まで行かなければならず、
十字架の血を流した立場まで進み、
迫害を受けなければならないということが分かるようにしてください。
自分自身を忘れてしまい、
自分の悲しみを忘れてしまい、
自分の苦痛を忘れてしまい、
きょうもあすも、このゴルゴタの道を行くのに
全力を尽くす群れを、
天が探しておられるということが分かるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
今日この時代に悲しい心情を吐露なさった
イエス様の悲しみが分かるよう許諾してください。
イエス様を
歴史的なイエス様としてだけ知ることは必要ではなく、
私たちの環境の中で
現在的なイエス様を知らなければならない時となりましたので、
その高く尊厳なるご心情の前に、
その愛のみ前に、
私たちの心と体を
祭物として捧げようという、ただその一つの心情に徹して、
死んでも生きても
天のみに向かって泣き叫ぶ群れとなるようにしてください。
ここに集まったあなたの息子・娘たちが、
そのような立場を死守することのできる群れとなるよう、
許諾してくださいますことをお願い申し上げます。
天の心は、一人の方の心として現れ、
四千年の歴史を統合するための心情の基準を立てましたが、
人間たちがそれを蹂躙し、背反することによって、
今日、人類は凄惨なる状態に置かれています。
彼らの悲しみがお父様の悲しみであることが分からない、
この地上の数多くの人類を、
お父様、
顧みてください。
彼らのために涙を流し、
祭壇を築くことのできる
寂しい群れとなるよう許諾してください。
ヤコブも荒野路程で悲しみの祭壇を築き、
モーセもそのようにし、
エリヤもそのようにしたことを知っています。
天のみ旨に責任をもった私たちの先祖が、
誰一人として
そのような路程を
歩まなかった者がいなかった事実を知っています。
彼らの伝統を受け継ぐ私たちとなろうとしますので、
残された祭壇を積み、崩れた城を再び築き、
お父様の至聖所を整えて
お父様に侍り得る
息子・娘となるよう許諾してください。
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・三・一五)

Friday Mar 21, 2025
父の祈り 第134話
Friday Mar 21, 2025
Friday Mar 21, 2025
お父様のご事情とご心情を私たちのものとさせてください
お父様!
私たちは孤児のようにうろうろ、
目的も方向も知らず、
どのような環境に置かれているのかさえも分からないまま、
歴史の流れに従い倒れながら、
生命の中心をつかむことができないまま、押されに押されながら、
きょうまで来た哀れな者たちであることを知っています。
反面、このような私たちをおつかまえになり、
私たちが悲しむ時、
共に悲しまれたお父様がおられるという事実も知りませんでしたし、
死亡圏内に囚われて呻吟する
私たちを探し出すため、
昼夜を忘れてご苦労してこられた
主人公がおられるという事実も知りませんでした。
このような事実を知ることができ、
感じることのできる喜びの心情が、
天と地に通じることよりも貴いということを、
私たちが分かるよう許諾してください。
天は、
私たちがまどろんでいる時間にもまどろまれず、
眠っている時間にもお眠りにならず、
この一つの群れを悟らせ、
この一個体一個体を導かれながら苦労されたお父様のみ前に、
不肖なる私たちが再び出てまいりましたので、
受け入れてください。
私たちの事情を知られるお父様であられ、
その事情の主人公であられ、
受け入れ得ないすべての困難な事情までも、
受け入れてくださるお父様であられたことを、
私たちは知ることができませんでした。
今、心中に染みわたったすべての苦難と悲しみと心配を、
お父様のみ前にすべて取り出し、
お父様のものとして、取り換えてもつことのできる
この時間となるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
私たちのために心を砕かれた天のお父様がおられ、
私たちの生涯を心配なさる、
より大きな天がおられるという事実を私たちが知り、
心と体でお父様に対し、
おそれ多く考えることができるよう許諾してください。
私たちが傷つく前に、
お父様が先に傷つく立場に立たれたという事実、
私たちの体が疲れて倒れるときに、
私たちをつかみ抱いてくださり、慰めてくださって、
行く道を再び勧告してくださったお父様のご心情を、
私たちが分かるよう許諾してください。
今日まで生きてきたとは名ばかりの自分たちを、
自覚させてください。
今からお父様を知り、
お父様のご事情を知ることのできる息子・娘として、
お父様と心情一体となることができるよう
許諾してくださり、
離れようとしても離れることができない、
別れようとしても別れることができない、
お父様と私たちを引き離す
どのような存在もない確固たる位置で、
天の悲しみを私たちの悲しみとして、
天の喜びを私たちの喜びとして、
天の仕事を私たちの仕事として、
天の責任を私たちの責任として
感じるようにしてください。
今日、私たちが
永遠に変わることのない位置に立って、
億万のサタンと闘わなければならない
責任者の立場に立ったことを知り、
全体を生かすためには
祭物の立場に立たなければならないという、
この峻厳な事実を体得することのできる
息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちの心から
正しくない一切の要素を除去してくださり、
お父様の心性に、
お父様の性相に和して
お父様と一体となり得る、
確固たる覚悟と決心をすることができるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
自我の観念で
お父様の性稟を推し量ろうとする
息子・娘がいないようにしてくださり、
完全に順応し和合して
お父様の願われるみ意のまま、
お造りになるひな型どおり造られ、現れることのできる
お父様の息子・娘たちとなるよう
許諾してください。
お父様が受け入れることのできない要素があるとするなら、
一切を除去してくださり、
親しくお座りになって命令してくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・三・八)

Friday Mar 21, 2025
父の祈り 第133話
Friday Mar 21, 2025
Friday Mar 21, 2025
お父様の悲しみを代身させてください
お父様!
この地上に悲しいことが起こるたびに、
天も悲しまれ、
私たちの先祖も悲しみ、
万物も悲しみ、
今日、私たちも悲しいのです。
この悲しみが除去される解放のひと日を願いながらも、
行く道が分からず、
その何かを探しながらも
悟れないまま、彷徨し、あえぎつつ、
六千年という
長い長い歳月を経てきたという事実を知るようになった私たちは、
今、お父様がお見えになったなら、
捕まえて大声を張り上げ、果てしなく泣きたい心情です。
今、このすべてのことを知り、
本然のご父母様を探し出した私たちが、
悲しい涙に代わってうれしい涙を流し、
悲しみを除去し、喜びだけが残り得るひと日が
早く早く来ることを、
心と体で願っています。
今、私たちは
行く所がどこであるかを知り、
私たちがどこに所属しているかも知り、
本然の子女の価値も知りました。
お父様!
今、復帰の稜線に向かって走っている私たちが、
傷ついた足を引きずって、
アダムとエバが望んだ
その頂上に向かっています。
私たちが今、最後の力を加えて
この線を越えることができるよう、お父様の衝撃を
私たちの心と体に表してくださいますことを
切にお願い申し上げます。
お父様がお話しされたいことがあるとするなら、
それは、お父様がうれしいことではなく、限りなく悲しかったという事実、
お父様が限りなく困難であったという事実、
お父様が限りなく苦しかったという事実であることを知るものです。
これを私たちが心で悟り、体得して、
お父様の本然のご心情を身代わりするようにしてください。
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・二・一五)

Friday Mar 21, 2025
父の祈り 第132話
Friday Mar 21, 2025
Friday Mar 21, 2025
悲しいご心情のお父様を証すことができるようにしてください
お父様!
お父様が本然の園を失って
悲しまれたそのご心情を、
この時間に私たちが悟るよう許諾してください。
お父様は
私たちが知ることのできない中で涙を流され、
限りない悲しみと、限りない苦痛の中におられたということを、
私たちが心と体に感じるよう許諾してくださいますことを、
切にお願い申し上げます。
アダムとエバの堕落による
お父様の悲しみも大きいのですが、
復帰摂理のみ旨に責任を負い、地上に来られたイエス・キリストが
ご自身のすべての使命を完遂することができず、
十字架で亡くなられたことも、
お父様の到底言うに言えない大きな悲しみであり、
寂しさであり、
苦痛であったことを、この時間、私たちが悟って、
そのすべてのもの悲しいご心情を
心と体で体得するよう許諾してください。
私たちの先祖が
お父様を裏切ったために、
恨み悔しがるしかない、
悲しい歴史路程を経てきたことを考えながら、
今日の私たち自身が、
お父様のみ前に悲しみをさらに加える、
哀れな立場に立つことのないよう許諾してください。
アダムとエバの悲しみに対することのできる、
イエス・キリストの悲しみに対することのできる
者たちとなるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
今、私たちの心と体が、
単純な私たちの心と体としてのみ
とどまらないようにしてくださり、
私たちの心が
お父様の心を身代わりし、
私たちの体が
お父様の形状を身代わりすることができるよう
許諾してください。
私たちが悲しいご心情をもっておられるお父様を
証すことができるよう許諾してください。
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・二・八)

Friday Mar 21, 2025
父の祈り 第131話
Friday Mar 21, 2025
Friday Mar 21, 2025
イエス様を通してお父様のご心情を悟らせてください
お父様!
誰も知ることができなかった摂理のみ旨だということを、
私たちがもう一度心の奥深く回想してみるとき、
私たちの先祖が堕落したのち、
六千年という長い歴史を経てきましたが、
人類が
お父様のその心中に通じることができなかった事実を、
私たちはあまりにもよく知っています。
またお父様のご事情が困難で、
痛々しいということも知りましたし、
お父様の願いが
今日、地と全人類と天の前にとどまっているということも、
私たちは知りました。
今日、私たちが
お父様の所望圏内に立って、
お父様のご心情の園に立って、
「お父様! 私がいますので慰労をお受けください」と
言うことのできる、
尊厳なるお父様のみ前に、称賛を受けることのできる
息子・娘の節義と気概をもったのかを考えてみるとき、
私たちはあまりにも遠い距離に置かれていることを
自認せざるを得ません。
お父様のそのご心情を身代わりすることのできる、
願いの実体として来られたイエス・キリストが
地上にまた現れるときに、
天倫の心情を探してさまよう者は、
そのイエス様の心情に通じなければならないでしょう。
そして、天倫の事情に通じてさまよう、
選ばれたイスラエルにおいては、
彼らの事情がイエス様の事情と一つになるべきことも、
私たちは知っています。
イエス様を送られたお父様の願いが、
万民のためであったということを、
イスラエル民族は知らなければなりませんでしたが、
願いの実体であるイエス様を見間違えることによって、
この悲しみが
今日、私たちにまで延長されてくるようになった、
この歴史的な悲しみを、また感じるものです。
四千年間、探してお立てになったユダヤ教団はどこに行き、
イスラエル民族はどこに行ったでしょうか?
お建てになったエルサレム聖殿も、
イエス様のために準備されたものでしたが、
イエス様とは関係を結ぶことができず、
準備したユダヤ教団も
イエス様と関係を結ぶことができませんでした。
準備された民族も
イエス様と何ら関係のない立場で、
かえってイエス様を責め立てる立場に立ちました。
しかし、そのような
寂しい立場に一人立ち、
責め立てるその人々のために
祈祷しなければならなかった、イエス様の事情を
知る者となるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
今、お父様に対して
叫びたいことが何であり、
お父様に向かって
見いだしたいものが何であり、
求めたいものが何でしょうか?
今日、私たちの先祖たちがもつことのできなかった
お父様のご心情を、イエス様が身代わりしたように、
私たちにもそのご心情を所有させてください。
イエス様の事情と願いを所有して、
終わりの日にお父様のご心情と同じ心情をもった存在と
ならなければならないということと、
今までのあなたに対する歴史的なすべての負債を、
蕩減すべき責任があることを、
私たちは知っています。
今、私たちの行く歩みに
十字架の道が残されていることを知っていますし、
涙ににじんだ視線をもち、
罪悪の世の中と闘わなければならない時が来ましたし、
お父様のご心情に通じるべき時が来たために、
私たちをお呼びになられたことを知るものです。
それゆえ、
お父様のお心を私たちの心として、
お父様のご事情を私たちの事情として、
お父様の願いを私たちの願いとして、
お父様の怨讐を私たちの怨讐として、
お父様の闘いを私たちの闘いとして、
お父様の願いを成就してさしあげられる、
勝利の祭物として捧げられ得る
息子・娘たちとなるよう許諾してください。
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・二・一)

Friday Mar 21, 2025
父の祈り 第130話
Friday Mar 21, 2025
Friday Mar 21, 2025
お父様のご心情を慰める真の息子・娘となることを願います
失われた真の子女を捜すため、
復帰の物悲しい路程を踏み分けてこられる
お父様のご心情と、
お父様のご事情と、
お父様の形状を、
心と体でたどり、体得することのできる
息子・娘たちとなるよう許諾してください。
ご心情に染みわたった愛の心をもって、
アダムとエバを愛することができず、
六千年の長い長い歳月を
愛に飢えてこられた、お父様のご心情を
体得することのできるお父様の息子・娘となるようにしてくださり、
物悲しいお父様のご心情を抱きしめ、
慰労してさしあげることのできる、懇切なる子女たちとなるよう
許諾してください。
今、この心と体を
お父様のものとしてお捧げすることができるよう
許諾してください。
私たちの心と体を
私たちのものと考えず、
永遠であられるお父様のものとして誇ることのできる、
勝利の祭物となるよう導いてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
そうして、
六千年間、
真の愛の心情で
抱き締め愛することのできなかったご心情を、
解怨してさしあげられる
あなたの血族たちとなるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
地上に数多くの人が生きていますが、
お父様が「私の息子・娘だ」と言って愛し、
サタンの前に「私の息子・娘だ」と弁明し、
抱き締めて愛し得る
息子・娘がいないことを知っています。
二千年前、イエス様が
この地の万民を救うため、闘いの路程を歩まれた時にも、
お父様が親しく抱きしめ、愛することがおできにならなかったということを、
私たちは知っています。
父が愛する子女は、
誰であっても
奪っていくことができないという事実を知っています。
お父様のご心情に徹したイエス様でございましたが、
あなたのみ愛を受けることができなかったということを
私たちは知っています。
愛することができなかったお父様のご事情も、
私たちは知っていますので、
栄光のひと日をお立てになり、
天の息子・娘をお立てになって、
染みわたった心情を解かれ、
抱き締め、愛し、
すべてのご心情を吐露してください。
そのような天の息子・娘がこの地に現れることが
お父様の願いであることを、
私たちが分かるよう許諾してください。
きょう私たちは、持つものもなく、
すべてのものを失ってしまったとしても、
お父様の愛の懐に抱かれ、
永遠なる愛を受けることのできる
息子・娘となることを願うものです。
愛するお父様!
私たちを祝福してください。
権能のみ手を広げてくださって、
私たちを聖別してください。
悪の要素を除いて、
完全にお父様のものとなることのできる
私たちの心と体となるよう、
許諾してくださいますことを切にお願い申し上げ、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五八・一二・一四)

Friday Mar 21, 2025
父の祈り 第129話
Friday Mar 21, 2025
Friday Mar 21, 2025
天の悲しみと苦痛を相続する主人公とならせてください
お父様!
恨めしい歴史が今日、
私たち自体を取り巻いて動いています。
この恨めしい生活環境に置かれている私たちに、
恨めしい歴史を収拾し、
恨みの積もった天のご心情を解いてさしあげるべき
とてつもない使命があるということを知っています。
このような使命を背負った私たちは、
天と地の心情を抱き
悲しみを体得し、苦痛を感じて
千万回死ぬとしても、
お父様を慰めてさしあげられる立場で
死のうとする息子・娘とならなければなりません。
イエス様がこの地上に来られた当時、
多くの教団と信者たちは
メシヤを待ち焦がれていましたが、
彼らはメシヤが
自分たちの望む以上の姿で
来られると思っていました。
ところが、来られたメシヤは
喜びのメシヤではなく、
人類の悲しみを総合した悲しみのメシヤであられ、
人類歴史の苦痛を合わせた
苦痛のメシヤであられました。
その当時には
全国の代表者として来られるメシヤが
そのようなお姿で現れるだろうと思った人は、
一人もいなかったということを私たちは知っています。
歴史は
見せられたとおりに成されるということを知っています。
歴史に現れた事実を、終わりの日にそのまま再現させて
蕩減復帰するという原則を学んでいますし、
エデンの園で悲しんだ感情、
歴史路程で悲しんだ感情、
縦的に流れてきた歴史の悲しい感情を
私たち自体を中心として
横的に展開させ、横的に収拾させて
横的な真の喜びを
お父様のみ前に帰し奉るべき責任が
終わりの日の聖徒たちにあるということを
私たちは知っています。
お父様!
今、私たちが
世界のために忠誠を尽くすようお願い申し上げます。
全人類のために
天の福地を建設するようお願い申し上げます。
そうしようとするなら、
天に染み通った悲しみと苦痛を相続する
主人公とならなければならないということが分かるようにしてください。
苦痛と悲しみをすべて消化する立場に立ってこそ、
天的な喜びの相続者として登場できるということを知り、
悲しみがあっても苦痛があっても耐えて
「全体の生命のために私が死にます」と言って立つ、
歴史的な祭物となるよう許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・五・二四)

Friday Mar 21, 2025
父の祈り 第128話
Friday Mar 21, 2025
Friday Mar 21, 2025
お父様の悲しみの路程の前にこうべを垂れさせてください
お父様!
お父様に侍り、
謙遜に敬拝を捧げたい心がない者は、
永遠なるあの世において、
お父様と因縁を結ぶことができないということを知るものです。
今私たちが、
心の門を開き、お父様を探し求めるようになるとき、
その心の中心にお父様のご心情を感じて、
「私」の心の主体的な命令に
「私」の体が従うことのできる、
慕わしいその日を探していますので、
きょう私たちの心からわき上がる
あなたのみ声を聞き、
失ってしまった自分の体を見いだすことができ、
お父様が私たち一人を探し出すために、
私たちの背後で
艱難と苦労の歴史過程を経てこられたことを感じ、
自らこうべを垂れることのできる
私たちとなるよう許諾してください。
また、お父様に対するおそれ多い心を、
自ら心と体で感じることのできる
私たちとなるよう許諾してください。
私たちをお尋ねになるお父様は、
いつも栄光のお父様としてだけ
お尋ねになると思っていましたが、
お父様は悲しみの主人公として、
そして苦痛の主人公として尋ねられ、
悲運の表情で尋ねてこられました。
このようなお父様であられることを知らなかったがゆえに、
私たちの悲しみをお父様にゆだねることを願い、
私たちの困難をお父様にゆだねることを願い、
私たちの悲運をお父様に押しつけることを願ったことを
受け入れてください。
このような歴史路程を歩みつつ、
悲しみを抑え、嘆息し、尋ねてくださったお父様を
「お父様」と呼ぶことのできない
堕落の氏族であることを私たちが悟り、
千万年のお父様のご苦労を和らげようとするからには、
お父様の悲しみの路程を知らない
息子・娘がいないよう許諾してくださいますことを切にお願い申し上げ、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五八・九・一四)

Friday Mar 21, 2025
父の祈り 第127話
Friday Mar 21, 2025
Friday Mar 21, 2025
お父様のご心情を体得させてください
創造の理念は、
特定な個人だけを探し出すことではなく、
すべての人類を探し出すことだという事実を知るものです。
この地上の人類を探しこられるのに、
ご苦労されたお父様!
万宇宙を善の理念の中で探し立てるべき、
摂理的なみ旨が残っていることを考えるとき、
私たち、千万遍死んだとしても、
そのみ旨を成す肥やしとなって、
少しでもお父様をお助けできるよう、
許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げます。
お父様の悲しみは、
この地上にお造りになった万物のゆえに生じたのではなく、
お父様の創造理念を身代わりして、成すことのできる
人間自体がいないがゆえに生じたという事実を、
私たちが分かるようお許しください。
今、私たちにある心、
ある精誠をすべて傾け、
み旨のために闘うことができるよう許諾してくださり、
この被造万物をお造りになった創造主が、
まさしくあなたであられ、
私たちのために限りなくご苦労された方も、
あなたであることが分かるよう許諾してください。
お父様のご心情が分からない者は、
お父様の生命が分からない者であり、
お父様のご心情を体得できない者は、
お父様のご事情が分からない者であることを、
分かるよう許諾してくださり、
この時間にもお父様は、
お父様のお心と共にあることのできない私たちをご覧になり、
悲しんでおられるということを悟るよう、
許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
そうして、
私たちの心が
完全にお父様のみ旨と一つになるよう許諾してくださって、
お父様の親しい友のように生きるよう導いてくださり、
お父様が運行なさり得る私たちとなり、
生活することができるようお導きください。
イエス様は、まさしく
そのような神様のみ旨を抱き、
ユダヤの民のために現れた方であられたことを、
私たちは知るようになりました。
お造りなった人間もそのまま残っていて、
お造りなった万物もそのまま残っているのに、
お父様が臨在なさることのできる実体の人間たちが
見いだされずにいることが、
お父様のもどかしさであることを、
私たちが悟るようにしてください。
愛するお父様!
今、私たちに臨在なさって、
そのような私たちとなれるよう、
私たちの心と体を聖別してください。
そうして、
父と共に楽しむことができ、
お父様と共に創造の理念を成していく、
新時代の先駆者となるよう、導いてくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五八・三・一六)