Episodes
Tuesday Jan 02, 2024
真の父母経 第369話
Tuesday Jan 02, 2024
Tuesday Jan 02, 2024
後天時代の開幕
真の父母様は、「双合十勝日」から「すべてのものが解放時代、完成時代に越えていき、神様の所有権内に入るようになる」と話され、後天時代の開幕を宣布された。そうして、新しい天と新しい地が始まるこの日は、人間の堕落によって春を失ってしまった神様が、蕩減復帰を通して最初に春を迎えられた日であると語られた。そして、裨様が千年、万年、主人となることのできる日であると明かされた。言い換えれば、後天時代は、蕩減の時代が過ぎ去ることによって創造本然の世界が到来するようになるということである。
8 二〇〇〇年が過ぎ、新しい三〇〇〇年に向かう二〇〇一年一月十三日、神様王権即位式を挙行し、先天時代と後天時代が分立された二〇〇四年五月五日から、新しい世界が始まるのです。新しい天と新しい地は、終末であると同時に新たな出発です。
9 イエス様は、家庭において孝子、忠臣、聖人、聖子として立つべきだった世界統一の王の位置、本来のその位置で、全体解放・釈放の世界を発表しなければなりませんでした。今まで一家庭もそのような家庭になっていません。私たちが「家庭盟誓」を完全に消化、解放した立場に立つようになれば、どのようになるでしょうか。父母様がそのようにして、後天時代、神様の世界を解放し、地上・天上天国が始まるのです。堕落世界と復帰世界は違います。麗水・順天地域で後天時代を発表しました。
新しい天上・地上天国を中心として、過去の時代の撤廃、そして、僕の僕から八段階を越えて復帰しなければならない直系の子女の法的な基準において、解放の相対、実体愛の基盤をもたなければならないのです。そうでなければ、神の国に直行することができません。天理、天の原理、天法によってそのような公式路程がはっきりと定まっているのに、それを無視して、祝福を受けたからといって、すべて同じだと考えてはいけないのです。
10 二〇〇四年五月五日に、先天時代と後天時代が入れ替わることを宣布しました。その次に、絶対価値観というものを発表しました。父母を愛の主人にするのは、祝福を受けた息子、娘でなければ永遠に不可能なので、父母を祝福してあげ、兄弟の位置に立てなければならないというのです。ですから、皆さんが兄の位置で父母と一族を従え、天国に入らなければならないというのが、原理による解決の結論的な基準です。そのため、霊界が地上に再臨しなければならないというのです。
先祖たちがサタン以上に「病を与え、薬を与える」(損害を与えたあとになだめたり、慰めたりすることの例え)ことをして連れていくのです。なぜ連れていくのでしょうか。そのままにすれば、一人ではなく一族とその姓氏が滅びるので、天上世界の祝福を受けた彼らが連れていくというのです。そのように連れていって訓練させ、サタンまで呼んで立ち去ることができないように監督させるのです。そのようにできる時代が来ました。
11 先天時代はカイン時代であり、後天時代はアベル時代ですが、後天時代が今、現れています。後天時代は、神様の理想家庭が実現し、平和のモデルになるとき、完成します。そのような家庭から平和が始まります。
アダム家庭を失ったという事実は、何を意味するのでしょうか。神様の理想家庭を失ってしまい、神様の理想的平和の世界観、地上・天上天国の理想的な構造がすべて破壊されたということです。それを、堕落した人間、堕落した人類の子孫では直すことができません。神様が直接、これに責任をもつのです。理想家庭の主体となる神様と真の父母が中心になるのです。神様を縦的な父母とすれば、真の父母は横的な父母ですが、縦横の父母が一つになって家庭を築き、四大心情圏の基盤を取り戻してこそ、平和が始まるのです。
12 最初から完成した先天時代を実現して出発したとすれば、すべての個人の主人は神様になるのであり、夫婦の主人も神様になるのであり、家庭の主人も神様になるのであり、民族、国家、世界、天宙だけでなく、天の国の主人まで神様になったでしょう。そうして、神様の祖国、神様の平和王国の上ですべてのことが始まるはずでしたが、堕落によってひっくり返ったので、正さなければなりません。今ようやく、神様が宇宙創造の父母であると同時に、師と主人の位置を完全に立てておき、天の国の忠臣と烈女の家庭を中心として、地上と天上の基盤を完結できる時を迎えたので、先天時代を通過し、後天時代を迎えるようになるのです。
13 先天時代が過ぎ去れば後天時代が訪れるのですが、後天時代は神様が占有できる時代を意味します。悪魔が占有する時代ではありません。そのような時代は過ぎ去ります。天が占有する時代である後天時代が来るというのです。そのような後天時代を立てるべき責任が、救世主、再臨主、真の父母にあります。
世の中を救う救世主は、どのように世の中を救うべきかといえば、祝福によって救わなければなりません。神様の血族として束ねてあげるためのものが祝福です。ですから、自分の一族を祝福してあげなければ、責任追及を受けるのです。「祝福を受けたのなら、お前の兄弟姉妹たちも祝福してあげたのか」と言うというのです。ですから、無理やりにでも祝福してあげなければならないというのです。
14 先天時代と後天時代は違います。ですから、後天時代の生活は、先天時代の生活とは異ならなければなりません。それゆえ、皆さんに、先天時代から後天時代に越えなければならないという課題が残っているのです。それは父母様のみ言が自分のものにならなければならないということです。父母様がいなくても、み言が生きて働く皆さんにならなければ、父母様が開いておいた後天世界を相続できないというのです。
15 野生のオリーブからは、真のオリーブの実を取ることはできません。ですから、野生のオリーブを切って、真のオリーブにしなければなりません。そのようにできる時になってこそ、神様がサタンの権限の上で主管できる時代が訪れるのです。そのような時代が後天時代です。
先天時代には、人間が堕落したために蕩減復帰をしなければならず、罪を犯したことから抜け出さなければなりません。体が汚れたときには、きれいにするのと同じです。そのため、後天時代が訪れるようになります。蕩減のすべての内容が過ぎ去り、罪がなく、サタンがおらず、悪の権限の影もない世界になることによって、神様が、堕落していない本然の世界の心の父になり、夫婦の父になり、国の父になり、世界と天地の主人になることができる位置に、初めて出発するのです。
Sunday Dec 24, 2023
真の父母経 第368話
Sunday Dec 24, 2023
Sunday Dec 24, 2023
第三節 「双合十勝日」と後天時代の開幕
「双合十勝日」宣布
真の父母様は、二〇〇四年五月五日、全南・麗水の清海ガーデンで、「双合十勝日」を宣布するとともに、以前の時代を先天時代、以後の時代を後天時代であると宣言された。「双合十勝日」は、天と地が入れ替わり、上下、前後、左右が入れ替わる時であり、暗闇の悪の世界が消え、光明な善の世界を取り戻すことのできる日である。また、これに先立ち、真の父母様は四月十九日に、「安着侍義の日(安侍日)」を制定された。
1 二〇〇四年五月五日、きょうを期して、「双合十勝日」を宣布しました。五月五日は、五と五を合わせれば十数です。左手の五本の指で先天時代をつかみ、また右手の五本の指で後天時代をつかんでひっくり返し、一つにして十になるようにするのです。時計の針は右向きに回らなければなりませんが、サタンが左向きに回るようにしました。時計の針が左向きに回っていましたが、「双合十勝日」に合わせて右向きに回っていくというのです。ですから、先天時代を越えて、統一的理想の後天世界になりました。
神様の祖国と平和王国時代が発表されたので、すべての存在、すべての植物と動物から人間まで、そして霊界の霊人たちまで、神様の祖国と平和王国が設定されることによって、すべてが主人である神様のものとして帰っていくというのです。サタン世界はなくなるということです。ですから、神の日でないものがありません。今や自分の先祖や霊界に行っている宗教の教主たちは、ここに反対する人々や、教派分裂と家庭分裂をする人たちをすべて整理します。ここに反対するものも、祝福を通して完全に根まで引き抜くのです。
2 「双合十勝日」を定めることにより、天と地が入れ替わり、上下が転換し、左右が入れ替わり、前後が入れ替わって、悪の暗闇が先に始まったのを、善の光明として取り戻せるようになりました。そうして、光明の勝利が永遠に消えない正午定着の時として、天地人父母に侍ることができる勝利的本然の時代を迎えるようになりました。
そのようになって、人間の堕落によって平和王国ではなく闘争の悪なるサタン王権時代となっていたものを清算し、真の愛を中心とした平和の王国時代に正すことのできる最後の決戦をする日です。先天時代と後天時代がきょうを中心として入れ替わり、十三数を中心として天と地が一つになることによって、神様の玉座の権限が地上と天上で中心となり、あなたの真の愛、真の生命、真の血統の絆で一族が拡大された世界の場に立つようになりました。
また、その場であなたの統一的な天下の愛の王国を宣布することができ、祖国を宣布できる大勝利の日が、入れ替わるようになりました。
3 「双合十勝日」を中心として、旧時代と新時代が転換されるのです。左手の指五本と右手の指五本で十数、双合十数です。この双合十勝数が一つになることで、飛んでいくことができるのです。解放と釈放が起きる動機になります。旧約時代と新約時代の四千年を蕩減するのです。
イエス様の時代に、四十年にわたる蕩減復帰を通して王権を樹立しなければなりませんでしたが、それを失ってしまったので、これを探し出すために、第二次世界大戦以後に再臨主が再び現れるのです。そのように再臨主が来られて、失ってしまった国と世界、天の国と天宙まで再び探し出し、四十年を中心として天上・地上世界の祝福を完了しました。
そうして、十勝日を探し出すことによって、初めて神の国を中心として、後天時代の春夏秋冬を再び取り戻したのです。四千年、四百年、四十年、四年、四十ヵ月、四十日を中心として、すべてのものが蕩減され、越えていくのです。ですから、日数の解放のために「双合十勝日」が必要です。神様が初めて赦すことができる釈放の権限をもつので、地獄を撤廃し、天国化できる本然の地に戻してあげるのです。
4 二〇〇四年五月五日、「双合十勝圏の日」の出発を宣布し、天と地、人間と万物、先天と後天、陰と陽、そして、東洋と西洋の和合と統一を完成すべき時代が後天時代であることを、満天下に公表しました。堕落の後裔である人間の目では見ることはできませんが、天の摂理のみ旨は一寸の誤差もなく、今日、私たちが体に属して生きているこの時代を後天時代と命名し、宣布するようになりました。
このように、歴史上空前絶後の貴い天運の時代を開き、天は今、私たちに新たな時代に合う新しい絶対価値的生活を送りなさいという天命を下されるのです。
5 帰一数である十数を中心として、すべてのことを清算するのです。一、三、四、五、六、七、八、九数が、神様のものではありませんでした。今や一つの時代を越え、次元の高い一段階上がった帰一数である十数から出発するので、サタン世界を凌駕し、新しい天の世界に入門できる交差点をつくり、ここで「双合十勝日」を中心とした後天時代の出発を宣布したのです。そのようにすることによって、カイン圏が完全に屈服し、サタンの影があったすべての数の日々を踏み越えて、十勝の上に立つようになります。
今やカイン世界は過ぎ去り、先天時代の血統が変わった、後天時代のアベル的勝利の覇権を、兄の位置に代わって実行できる時代になったというのです。
6 二〇〇四年五月五日から暦が切り替わります。七日間隔の安息日の暦が、八日間隔の安侍日の暦に切り替わるのです。神様が日にちを占領できなかったので、春の季節を手にすることができませんでした。春夏秋冬の主人になれなかったのです。
今や、初めて後天時代を迎え、五月五日の十勝日を迎えました。これにより、神様がサタン世界の先天時代を左につかみ、後天時代を右につかんで、ぐるりと回るというのです。それで「双合十勝日」です。双合十勝圏だというのです。
7 二〇〇四年五月を迎え、「安侍日」を定めました。そうして、五月五日、十三日、二十一日を中心として、安侍日を三回終えることによって、新しい後天世界を迎えております。新しい勝利の世界を中心として、そして、神様の愛を中心として、真の愛と、真の価値観の一体理想圏を、万宇宙の中で成就すべき責任的召命の前に立っております。真の父母の名をもって全体を代表し、「双合十勝日」、双合十勝圏を形成したすべての日々が、一から十以下の日々と、四季と四年、八年、九数、十数を中心として、あなたが主人となられ春夏教冬を迎えることのできる新しい歴史時代を迎えました。新しい日と、新しい季節と、新しい年と、新しい十数を中心として、百、千、万の全体をあなたが主管できるようになりましたので、「安侍日」を制定したすべてのことが、あなたのみ意の中で日進月歩、発展することを切にお願い申し上げます。
Sunday Dec 24, 2023
真の父母経 第367話
Sunday Dec 24, 2023
Sunday Dec 24, 2023
天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式
二〇〇三年二月六日、天地父母天一国開門祝福聖婚式の直後、天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式が挙行された。真の父母様は、家庭王に即位されることにより、氏族、民族、国家、世界、天宙平和の王、万王の王に進む基盤を築かれたのである。実に、六千年の復帰摂理史の結実であり、新しい時代、天一国の実質的基盤を造成したと言うことができる。それ以降、真の父母様は、蕩減復帰救援摂理時代を完了し、実体的な神様の祖国、天一国創建のために全力投球された。
10 今まで祝福したのが四億双であり、霊界においても祝福してあげました。
三時代大転換四位基台入籍統一祝福式の手続きをしなければ、天国に入ることができません。それが準備です。その時に宣布したのは、正午定着時代に入らなければならないということでした。太陽の光が朝も正午(定着)、昼も正午(定着)になって影がないというのです。夕方にも影がなく、夜にも影がありません。二十四時間、春夏秋冬、一年中影のない正午定着時代に入ってこそ、天の国の王子、王女になるのです。神様は一年中、正午定着の位置にいるので、「私」もそのようになってこそ、その一族になることができるというのです。
11 二〇〇三年、真の父母様の誕生日を中心として、天地父母天一国開門祝福聖婚式、天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式を行いました。父母様はどこに行かなければならないのでしょうか。頂上に上がって、越えていかなければなりません。中間から越えたとしても、越えたことにはなりません。頂上から越えていかなければなりません。二〇〇〇年を越えて、どこに行かなければならないのでしょうか。頂上が神様王権即位式です。
そのように王権即位式をしたのですが、神の国がありません。天一国のために、二〇〇〇年九月二十六日、三時代大転換四位基台入籍統一祝福式を挙行したのです。入籍しなければなりません。国において入籍しなければならないのです。それで、「天一国の証明書を作りなさい」と言いました。それを父母様のように考え、神様のように貴く思えば、どこに行っても万事が通じるのです。それはダイヤモンドのように、夜光石のように光るというのです。
12 天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式をすることによって、初めて歴史時代において神様と真の父母が天地人父母の位置で家庭を従え、氏族、民族、国家、世界が一つになることができる神様の王権の国が始まりました。
今まで霊界に、神様の形状がありませんでした。霊界の実相を報告した内容を見れば、無形の神様は見えないのですが、神様が現れる時、その右側に真の父母が現れ、火の柱のようになっているというのです。
13 神様がお父様に賞を与えなければならず、そのもらった賞をお母様にあげなければなりません。お母様が勝利したことに対して、天地にいる祝福を受けた家庭、統一教会の食口も、お母様を褒めたたえなければならないというのです。これから天宙・天地父母様真の愛平和統一祝福家庭王即位式を行うことによって、無形の神様が有形の実体、真の父母の形状をもつようになり、地上世界にいる真の父母が天上世界の無形の父母の位置に登極するようになります。本来は、アダム家庭が完成してそのようになるべきでした。
全世界の祝福家庭全体が、父母様の登極とともにその国の王子、王女の位置に立つことによって、霊界と肉界に神様が定着されざるを得ないのです。
14 神様王権即位式をして天一国をつくり、天地父母天一国開門祝福聖婚式を行い、引き続き、天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式を挙行しました。神様が言うとおりに救世主、メシヤ、再臨主、真の父母だとすれば、そのような内容が合わなければならないというのです。アダムとエバは、神様を中心として、家庭の王になることができませんでした。神様家庭の王になったという宣布ができませんでした。それをしなければならないのです。
15 天地父母天一国開門祝福聖婚式を行い、その次に天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式を挙行しました。天一国を開門したので、家庭が初めて出発するのです。十二の真珠門をすべて開いたので、堕落のない開門を中心として、再臨主が初めて家庭王として出発するのです。それが二〇〇三年二月六日でした。
家庭王になったので、氏族王にならなければなりません。サタンが三段階の蘇生、長成、完成圏の愛を中心として頂上を占領したので、それを抜け出すためには、必ず主人であるアダムが来て、開門しなければなりません。
開門は一人ではできません。国の門を立てるためには、祝福家庭が世界の中で反対を受け、十二の峠を乗り越えていけるようにならなければなりません。そうして、開門をして、その次に家庭王即位式をすることによって、初めて家庭王が現れるようになりました。そこで父母様が家庭生活を皆さんと共にするので、父母様が世の中をすべて取り戻して、息子、娘だけでなく、孫まで見ることのできる家庭になってこそ、天宙父母、天地父母、天地人父母になるのです。
16 天一国を開門したので、その国に入籍するためには、登録をしなければなりません。霊界も、興進君が「それを許可してほしい」と言うので、すぐに父母様が、入籍できるように許可しました。
皆さんはそのように入籍したすべての人々に、堕落性が残るようにしてはいけません。霊界はだますことができません。天国生活をするに当たって、そのような痕跡を見せてはいけないというのです。それは、すべて切ってしまわなければなりません。自分のすべての所有権を撤回しなければならないのです。
それゆえ、聖火式を通して皆さんの服を一度に積んで燃やし、時を越えていかなければなりません。「世の中よ、さらばだ。未練をもつものは何もない」と言わなければなりません。
ロトの妻は、未練ゆえに後ろを振り返り、塩の柱になって歴史の恨の象徴になりました。
自分の兄弟たちも、姉妹たちも、すべて忘れてしまい、新たに出発して、「他体自覚(他のために生きようとする自覚)」の一念で全体を越えた位置に立たなければ、その場に入れないというのです。ですから、父母様は深刻でした。
17 第四次イスラエル国を創建することによって、天一国が現れるのです。天一国が現れることにより、父母様が聖婚式をすることができました。国が生まれたというのです。アダム時代から、イエス様時代、再臨主までは、霊肉一体圏を中心とした天一国ではありません。ですから、霊肉一体圏の天一国をつくるために、不可避的に第四次イスラエル国を発表せざるを得なかったのです。
その時が二〇〇二年十月二十日です。そうして、聖火式を終わらせたのです。霊界と肉界、すべての一体式をしてみな燃やしてしまい、初めて定着できるのです。そのような時代を迎えたので、聖火式が終わった翌日に第四次イスラエル国を発表し、その基盤の上に、父母様が聖婚式を行うことができました。
神様王権即位式を通して、二〇〇三年二月六日、天地父母天一国開門聖婚祝福式を行い、その次に、天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式を行いました。家庭王になるのです。
18 家庭王だけでは神様の祖国を宣布できません。父母様は、神様の祖国を宣布するために、地獄の底から天上まで、死の淵をさまよう受難を経ながら歩んできました。そうして、二〇〇三年五月四日を中心として、すべてのサタン主管圏を大転換するという創造理想主管圏大転換宣布をしたのです。その時からすべて動員し、祖国を設定しなければならないので、死力を尽くして蕩減復帰摂理時代を撤回するという蕩減時代撤廃宣言をしました。それが二〇〇三年七月十三日です。八月になる前でした。七数を越える前に、蕩減復帰救援摂理の撤回を宣布したのです。
国も、世界も、宗教圏も、すべてなくなるのです。堕落のゆえにサタンの国が生じ、堕落のゆえに宗教が生じたので、蕩減救援摂理を撤回する以上、宗教時代がなくなり、政治時代がなくなるので、神様の祖国光復の時代が来るというのは、原理観を中心として正々堂々とした理論的結論です。
Sunday Dec 24, 2023
真の父母経 第366話
Sunday Dec 24, 2023
Sunday Dec 24, 2023
第二節 天地父母天一国開門祝福聖婚式と祝福家庭王即位式
天地父母天一国開門祝福聖婚式
天地父母天一国開門祝福聖婚式が、二〇〇三年二月六日、真のお父様の八十四歳(満八十三歳)の御聖誕日、真のお母様の六十一歳(満六十歳)の還暦を迎え、天宙清平修錬苑で挙行された。神様の人類救援に対する念願は、真の父母様の聖婚とともに出発した祝福結婚式を通して成し遂げられてきた。特に、天地父母天一国開門祝福聖婚式をすることにより、天一国の民として入籍できる道が開かれたのである。この日、真の父母様は、全人類が天宙を相続するのに不足のない天一国の民となることを願われた。
1 今、国家がありません。国家基準以上の世界に通ずる道で、サタンがいない環境まで祝福をして、取り戻してこなければなりません。偽りの愛を交わしたので、真の愛を通して偽りで愛したものを取り戻し、個人祝福、家庭祝福、氏族祝福、民族祝福、国家祝福をすることによって、国家を形成しなければなりません。
また、国家形成だけで終わるのではありません。堕落した父母が世界にまで、霊界にまで地獄をつくりました。偽りの父母がそのようにしたので、真の父母は個人を取り戻し、家庭を取り戻し、氏族、民族、国家、世界、霊界まで、天上世界の天使長の血統まですべて接ぎ木して野生のオリーブをなくし、真のオリーブの実として一元化しなければなりません。皆さんは国家基準を越えることができていませんが、父母様は霊的世界まで統合運動をするのです。霊界まで祝福しました。
先祖たちはカインの天使世界の立場ですが、この相対理想がない天使(の立場の先祖)まで祝福してあげるのです。祝福をしてあげることによって、祝福した一族が入る所が天一国です。
2 神様は、国がなくて聖婚式ができませんでした。そのため、子女たちが入籍できませんでした。アダムが堕落することによって、神の国が失われ、神様が結婚式の手続きができる国がないので、結婚式ができなかったのです。結婚式ができなかったので、息子、娘を子女として入籍させることができませんでした。ですから、この地が、サタンが全権を利用できる家になったことは間違いありません。
これを闘わずに消化して、自然屈伏させることができる位置に行ってこそ、神様の愛を中心として天地を創造した理念的基盤に再び帰り、拡張に拡張を重ねることによって、世界の果てまで勝利の覇権を取り戻してつかむのです。アダムから落ちていったので、完成したアダムが神様の王権即位式をしてさしあげなければなりません。そうすることによって、天一国を中心として開門祝福聖婚式をしたあとに、霊界と地上の祝福が一度に出発するのです。
3 天宙を抱き、天地父母天一国開門祝福聖婚式をすることによって、夫婦の絆を備えて天上世界と地上世界に真の父母様の伝統を、本然の創造理想であった心情的欲求の希望を完成することができ、天地の解放以降、初めて祝福家庭が入る国の土台を出発できるようになりました。
真の愛、真の生命、真の血統の絆を伝授された地上にいるアベル的祝福家庭を、天上にいるカイン的祝福家庭と私たちの先祖が協助し、天上世界の神様と聖人、聖子のすべてが協助して弟の位置で兄に侍る、一体的地上完全勝利の覇権の前に、一体となるようにしてください。そうして、万世の解放と勝利の覇権、愛の主権をもって至極小さなものから大宇宙全体を抱いて愛し得る父母様の血肉的関係を、被造万物全体が相続し、本然の生命の喜びと本然の幸福が満たされるようにされました。
神様から生命が出発した真の父母の体まで吸収統一、完成し、真の父母の愛を中心とした祝福家庭と万宇宙の存在を一体化させ、祝福解放圏の天一国に結束できる被造物として、再び父のみ前に奉献できる出発の時を迎えさせてくださったことを感謝いたします。
この日の祝福は、天上世界の喜びであり、地上世界の喜びであり、天地父母の解放的喜びであると同時に、天宙父母の勝利解放的喜びです。天一国祝福、地上・天上の家庭が一体となり、一心、一体、一念、一和のみ意を抱いてあなたが願う故郷を出発し、理想的な祖国に向かって神様の創造理想の本性的基準で祝福を受けた、天宙を相続するのに不足のない完成解放、勝利完結ができる天一国の民となることを、この時間、特権をもって天地父母と天宙父母の名で宣布いたします。
4 きょうは二〇〇三年二月六日、この時間を期して、天上世界の祝福を受けた家庭と地上世界の祝福を受けた家庭が、天一国に入国するようにしてください。そのために、家庭が入国できる天理の道理に従って、天上世界と地上世界が兄弟の絆を立て、カイン的兄の位置にいる先祖たちも祝福を受け、アベル的弟の位置にいる地上の家庭も祝福を受けて、父母様の血統を通して対置させる功によって、兄の位置の先祖たちが弟になり、弟の位置の地上の家庭たちが兄になって、天地開闢の歴史が展開し得る、希望の出発である天一国開天日をもたせてくださったことを感謝いたします。
5 天一国の門を大きく開き、どんな家庭であっても、真の父母様の伝統に従って、そのみ名と、そのみ言と、その実績と、その成し遂げた勝利のすべてのものを相続するために、孝の道理を果たし、忠臣の道理を果たし、聖人、聖子の道理を果たす人たちに、自由地上圏内で相続させることを願いますので、天宙父母と天地父母様が願うとおりに成就してくださることを切にお願い申し上げます。
このすべてのことが、あなたの創造理想の一念を解放させる地上・天上天国の統一国入国全体解放圏として、本然の王権祝福圏を相続できる後継者たち、子孫たちとなるように祝福してくださることを切にお願い申し上げながら、真の父母の名によって心から御報告申し上げます。
6 皆さんは今や、結ばれた実と同じように、天の国で婚姻届を出し、真の父母に従って出生届の看板をもったので、真の父母の息子、娘として、どこに行っても完全な種となり、天の国の実を結ばせることのできる直系の息子、娘の位置に進むことができます。そのようになったので、天一国主人だというのです。アダムが堕落することによって、個人的堕落から家庭、氏族、民族、国家、世界まですべて堕落しましたが、真の父母が、イエス様のできなかったことまで連結させることができる条件を立てて入籍し、婚姻届を出すことによって、父母と同様にまた相続できるように許しを受けるのです。そのような時期に入ったため、同じ位置に立った皆さんが国連までも動かすことができれば、どこに行っても皆さんは、天国に入るのです。再び蘇生天国、長成天国ではなく、それを越えていける時代になりました。ですから、神様と父母様がいなくても、皆さんが接ぎ木して、完全な種を結ばせることができ、真のオリーブの木の実として入っていくことのできる資格を与えられたというのです。それで、天一国主人という言葉が成立するのです。
何千年間も空いていた天の国を、第一代先祖、第二代先祖、数千代が、天の国の民として満たすのです。これから第一代先祖、第二代先祖、第三代先祖というように代数が出てきます。先祖が生じるというのです。
7 今や救援摂理から解放されたので、皆さんは天一国主人、祝福中心家庭として、父母様に代わり、神様の助けを受けることなく進めます。祈りが必要ありません。対等な位置に立っているので、「天一国主人、私たちの家庭」だというのです。ですから、今後、皆さんを助けずに放っておいたとしても、皆さん自身が天国をつくらなければなりません。父母様が天国をつくっていったのと同じように、皆さんもそのようにしなければなりません。国を探し出し、世界まで祝福してあげて、復活圏、永生圏まで連結すべきその峠を、皆さんは越えなければなりません。父母様は既にすべて越えました。真の父母と、真の父母の息子、娘も、間違いなく今や同じ一つの実、天一国主人となった実なので、皆さんの家庭にその種を蒔いておくことによって、自動的に王族を生み、王国を建設することができるので、天一国主人に違いないというのです。
8 天一国入籍祝福です。入籍という言葉を入れてこそ、天一国の民になるのです。天の国から落ちてしまったので、再び帰るのが入籍結婚祝福式です。それでこそ、すべてのことが解決されるというのです。
9 今、この時代が入籍をする時です。東洋と西洋、天と地、上下、左右はもちろん、父子、男女、夫婦、兄弟など、世界がすべて自分勝手に分かれたので、これを一度に連結するのです。真の父母様の祝福を通して血統を連結することによって生まれるのです。数千年前の家庭も、継母、継父ではなく、実の母、実の父を中心として逆さまに生まれて入籍をすることにより、空いていた天上世界を一度に埋めることができるのです。ですから、神様が愛したいと思い、真の父母が愛したいと思う兄弟のように、怨讐を愛したという基準を越えて愛することができる立場に立たなければ、天国に入れません。
Sunday Dec 24, 2023
真の父母経 第365話
Sunday Dec 24, 2023
Sunday Dec 24, 2023
15 二〇〇一年一月十三日に、父母様が神様に王権即位式をしてさしあげます。神様を王の位置に即位させてさしあげるというのです。その式をします。
王権復帰の礼式を大きく二度行いました。蘇生と長成をしたので、完成をしなければなりません。神様を王位に立ててさしあげなければならないのです。
人間として、神様にできないことをしたことが誇りです。神様ができなかった地獄と楽園の撤廃を行い、神様が手を付けられなかったことに手を付けるのです。サタンが神様の王権を破綻させました。ですから、真の父母が神様を本然の位置に立てて、全体、全般、全権、全能の世界に越えさせてさしあげるのです。
16 楽園と地獄の撤廃をきれいに行ったので、真の父母様が築いたすべての道には、今までのような蕩減路程がありません。地上・天上天国の解放圏が広がることによって、偽りの父母と天使長がひっくり返して打ち込んだものを、真の父母様を中心として天使長を追放し、本然の神様を王の位置に即位させてさしあげるのですが、神様一人ではできません。偽りの父母が滅ぼしたので、蕩減原則に従って真の父母が侍り、その位置に立ててさしあげなければ、永久に神様は王位に上がることができないというのです。人間が神様を王の位置に即位させてさしあげなければなりません。
救世主、真の父母として、あらゆる天の国の伝統を立てることができる新しい愛と生命と血統によって、地上と天上に祝福を受けた権限を立てたがゆえに、これが可能なのです。神様の祝福圏に立った人々は、神様と直系の血統的な関係を結んだので、サタンと関係がありません。偽りの父母と天使長が一つになってひっくり返したので、真の父母がサタンを除去して地獄と楽園を撤廃し、天国だけが残ったその上で、天の国の中心である神様を王位に立ててさしあげるのが、神様王権即位式です。
17 きょう、二〇〇一年一月一日を期して、過ぎ去った歴史時代は一つの夜の期間でしたが、三〇〇〇年に向かうこの期間は昼の期間となり、愛の心をもって遮るもののない縦横の自由圏を備え、天地大主宰の愛の主権、祖国光復を成就することを、真の父母の名によって切に願います。
そして、家庭の王として天地父母に侍り、国の王として天地父母に侍り、天宙の王として天地父母に私たちの家庭から侍って、天の高速道路が直通したという事実を知り、心と体ではばかることなく自主的な権限をもって登場し、前進できるように、万世に太平聖代を成就してくださることを、真の父母の名をもって宣布いたします。
18 神様王権即位式を挙行したため、全体、全般、全権、全能を行使され、あなたが願うすべての宗教圏の霊界を動員して、地上で完成できる「自主張(自分の主張どおりにすること)」時代を迎えました。その自主張の権限をもって真の父母が来て、地上と天上の世界の歩調を合わせ、勝利の大解放時代を見つめています。
今や新たに、二〇〇一年一月から地上と天上世界の祝福を受けた家庭が一心一体となり、地上定着のためのアダム圏の地上基盤を中心とした長子の位置と父母の位置と王権の位置を、天上世界が代をつなぐ基準で長子権復帰と次子権復帰が成就されることによって、次子の権限が長子の権限に代わる天地開闢時代を迎えるようになりました。
神様王権即位式と神様の解放
神様王権即位式は、人間始祖の堕落によって失ってしまったすべてのものを還元してさしあげるための儀式である。すなわち、サタンに占領されていた天宙を復帰し、神様が王権を回復したことを意味する儀式である。人間の堕落によってサタンの手中にあった地上と天上世界を取り戻すことにより、神様の恨が解け、解放される瞬間である。神様の解放と人類の解放のために、一生涯、全力投球された真の父母様の勝利の結果である。神様王権即位式によって、神様の創造理想が実現される天一国基元節に向けた路程が始まったのである。この日、純潔な血統の保存と人権蹂躙の禁止、公金略取の禁止、真の家庭の模範を打ち立てることなど、天法の四項目が宣布された。これは、創造本然の理想世界である天一国を完成する新しい時代の民が備えるべき基本徳目である。
19 今や、何より祝福家庭として、天の王権を守ることができる皆さんにならなければなりません。祝福中心家庭には、神様の王権を守るべき重大な責任があるというのです。ですから、いつでも祝福家庭が誇るべきものは神様王権即位式です。それが第一の標的であり絶対標的です。
皆さんは、神様の主権をたたえて誇り、主権のためにすべてのものを投入しようという決意をしなければなりません。どのように神様の王権を保護し、拡張するのかを、絶対、唯一、不変、永遠に記憶しなければなりません。祝福家庭は一生の間、それを保護しなければならないのです。
20 皆さんがもつべき概念は、絶対的な神様の主権です。第一の概念は、神様の主権だというのです。そして、その主権が個人、家庭、氏族、民族、国家と世界に連結されなければなりません。すべての被造万物も、完成したアダム家庭に連結されたいと思うのです。そのような概念を皆さんがもたなければなりません。皆さんにとって最も誇らしいものが神様の主権です。
ところが、今摂理していらっしゃる神様は、喜びの神様ではなく、悲しみの神様です。どのようにして、そのような神様を本然の神様として復帰してさしあげるかということが、「終わりの日」にすべての宗教と国家、そして、メシヤ、真の父母が果たすべき責任です。すべてのものの唯一の定着地が、神様の主権なのです。ところが、神様がそのような主権をもつことができなかったので、絶対的な神様、全能の神様になることができていません。
今から、神様がそのような主権を取り戻すようになります。神様が王権即位式をすることによって、すべての被造世界の中心になるのです。いくら取るに足らない微々たるものでも、それを創造できる存在は神様しかいません。人間の堕落以降、神様がそのような位置を失ってしまったのですが、今からはその本然の位置に帰るのです。それが、すべての祝福家庭によって可能になります。ですから、皆さんがもつべき概念は、神様の絶対、唯一、不変、永遠の主権だというのです。
21 神様御自身も解放されなければなりません。神様は解放されていないのです。ですから、神様も解放を願われるのです。誰のゆえにそのようになったのでしょうか。アダムとエバです。偽りの父母によって、そのようになったのです。(それゆえ真の父母が)正しく歩んで解放し、最後に上がっていくときには、神様を王として即位させなければなりません。
偽りの父母が偽りの血統によって天宙をひっくり返したので、真の父母が再びひっくり返して、地獄まですべて埋めました。聖人と殺人鬼まで祝福してあげたのです。統一教会と私たちに反対していた宗教圏の人々も、祝福してあげました。父母様の息子、娘と、祝福を受けた聖人をすべて束ねて、解放圏、統一圏を許諾したのです。
22 父母様は、神様を解放しなければなりません。神様が父母になることができなかったので、父母の位置を確定してさしあげなければなりません。そして、師になることができなかったので、師の位置を確定してさしあげ、主人になることができなかったので、主人の位置を確定してさしあげ、神様がこの地上に故郷と祖国をもって定着できるようにしなければなりません。そのために、神様王権即位式を行ったのです。
23 神様王権即位式を父母様の思いのままにできるでしょうか。天の国を知らなければならず、プログラムに合わなければなりません。そのようにしなければ、王権即位式ができないのです。天の国の王権即位式の内容に一致するので、天上世界で囹圄(牢獄・獄舍)の身となり、心と体の仕切りとなっていたものが初めて解放され、思いどおりに地上に行き来できるのです。
24 神様も真の父母が解放してさしあげてこそ、解放されるようになっています。偽りの父母が台無しにしたものを、真の父母が直しておかなければなりません。父母様は、今やすべきことをすべてしました。神様王権即位式をしてさしあげたので、これ以上、何をするのでしょうか。人間としてこの世の中でできる最高のことをしたのです。神様の血族をつくり、神様の血統を連結させるために、四億双を祝福しました。
25 悲惨な歴史に、誰が責任をもつのでしょうか。知らない人は、責任をもつことができません。知っている人が責任をもたなければなりません。病気を治す医者には、手術室に入り、メスをはじめとするすべての器具を用いて、自らの生命を懸けて手術し、患者を救う責任があります。そのような医者が真の父母です。
個人も、家庭も、国も、天地も、堕落した世界圏内の監獄に閉じ込められています。それを誰が解放してあげるのでしょうか。再臨主が真の父母として来て、真の王の家庭から氏族・民族・国家の王を編成し、神様王権即位式を行ったのです。
Sunday Dec 24, 2023
真の父母経 第364話
Sunday Dec 24, 2023
Sunday Dec 24, 2023
神様王権即位式のための基台造成
真の父母様は、神様王権即位式のための基台を造成するため、海洋還元と陸地還元、天宙還元を宣布され、二〇〇〇年九月二十六日、天宙清平修錬苑で、三時代大転換四位基台入籍統一祝福式を挙行された。
これに先立ち、一九九八年六月十三日、三億六千万双の祝福結婚式の時、霊界の聖人と殺人鬼を同じ立場で祝福してあげることにより、霊界と肉界が一つになり、地獄が撤廃される基台を造成された。
さらに二〇〇〇年八月十八日、国連本部で国境撤廃を宣布することにより、天一国入籍の基台を準備されたのである。
7 一九六三年から出発した(統一運動の)海洋事業が、今や世界的な版図を中心として、頂上の位置を望むことができるようになりました。そのようなすべての準備をしておき、過去の日々を回想するとき、海を抱いて主人の位置で愛して守ってくれる息子、娘がいませんでした。今や、ようやく真の父母が現れてそのようなことを知り、それをするために五大洋を中心としてさまよい、海洋圏であるコディアクで統一教会が忘れることのできない「八定式」を発表し、「天父主義」を宣布いたしました。
その日から、世界に大変革をもたらした歴史的な起源を形成し、再び世界的な大混乱を収拾して、海洋世界と陸地世界を連結し、今や天の主人が海洋の主人を越え、陸地の主人まで連結できるようになりました。
8 二〇〇〇年六月二十四日、韓国で南米と北米を連結させる海洋還元を決定するようになりました。そうして、今や大陸の南端にある韓半島で、アジア大陸を中心として全世界の六大州を連結する、大陸還元ができるようになりました。創造理想の中で造られたあなたの本然の園にあった海洋と大陸が、海と陸地の還元を中心として天地父母様に連結されたことを、きょうこの時間を期して、真の父母の名をもって全天地に宣布いたします。
9 真の父母は、済州道(チェヂュド)の地帰島(チクィド)から船に乗り、漢拏山(ハルラサン)を望みながら白頭山(ペクトゥサン)を越え、ヒマラヤ山脈のエベレスト山を越えて、平原の世界に連結し、海洋世界と陸地世界の還元とともに、海洋と陸地を連結させることができる最終的還元の宣布をいたしました。これをするために今回、韓国を訪問いたしました。
今まで縁をもったすべてを、済州島に代わる地帰島のこの場において、お父様のみ前に宣布し、万宇宙の前に宣布いたしますので、この日を記憶してください。二〇〇〇年六月までに私が計画していたことのすべては完結できませんでしたが、条件的な八〇パーセント以上の基準を立てることによって、サタンとは何の関係もなく、あなたが所願成就の一念をもって、万事を勝利の決定的な覇権の位置に移しておける権限をもつようになりました。これを真の父母様の相対的基準で奉り、成就、成就、成就、解放圏の世界に転換されることを、この時間、全天宙全体還元式に代えて宣布いたします。
10 二〇〇〇年九月二十六日、修練会全体の表題は「三時代大転換四位基台入籍統一祝福式」です。三時代大転換四位基台入籍祝福圏、四位基台転換入籍一体圏時代だというのです。転換する時代です。入籍が実現されてこそ、一体圏が生じます。霊界と肉界の一体圏、入籍一体圏時代です。四位基台が先です。神様のみ旨を完成する創造理想の完成は、四位基台の完成です。四位基台の完成は、「ために生きる」愛を中心として神様に侍る場で実現されるのです。その場で定着するのです。それが公式になっています。
11 聖人と殺人鬼を同じ立場で祝福してあげることによって、霊界と肉界が一つになり、地獄が撤廃されるのです。楽園と分かれていたものが、すべて水平になっていくのです。本格的な世界化段階として、国境撤廃を既に国連で宣布したので、二〇〇〇年が過ぎる前、十二月三日に楽園・地獄撤廃と天国入籍宣布をするようになりました。楽園と地獄を撤廃したのです。それらは偽りの父母によって生じたのです。真の父母が蕩減圏を越えて勝利したので、撤廃されなければなりません。これを撤廃する前には、神様を即位させてさしあげることができないのです。
12 二〇〇〇年十二月一日、この日から歴史的な二〇〇〇年を中心として、新千年紀を迎えることのできる新しい年を準備しようと思います。この日は、天上世界と地上世界の恨の峠を越え、あなたが願われていた創造理想世界を、愛を中心として個人完成と家庭・氏族・民族・国家完成、天宙完成のための土台を整えるために、歴史的な全体を整備するための期間が始まる日です。今から二〇〇一年一月十三日まで、四十三日の期間を中心として、新しい出発の限界を定めておきました。ですので、整備すべき摂理史の一切を、あなたの心の中で恨になったすべてを整備し、解放の日が来たと宣布できる家庭の王、国家の王、世界の王、万王の王、主人の位置に即位できる記念の期間として定めました。
(天の)お父様、その日を予告する宣布の日であるきょうから、四十三日を通過し、すべての死亡の権限を踏み越えて、再び解放の世界に飛躍できるようにしてください。そのような天運を抱き、お父様のみ前に、真の父母が一体理想を成し遂げるための家庭的祝福を中心とした覇権が成立する時代を迎えさせてくださった恩賜に感謝いたします。きょうから源焦・根源・勝利聖地圏を中心として、四十三日を踏み越えて整備できるすべての準備の一切を備えるよう、許諾してください。
13 人間の先祖が偽りの先祖になることによって、王権からすべてをひっくり返して地獄をつくりました。これを父母様と統一教会の祝福家庭が共に収拾し、神様を真の王位にお迎えしなければなりません。神様がその権限をもって、家庭理想、国家理想、天宙理想に代わり得るものを真の父母に相続させなければなりません。これをするためのものが総生畜献納です。
自分の国や、自分に属したものはあり得ないというのです。ですから、所有権転換をしない人はすべて引っ掛かるのです。絶対的な神様が、すべてのものの主人の位置にいてこそ王権を維持できるのですが、愛まで失い、血統まで失ってしまいました。そのような神様が、どのようにして王権即位をすることができるでしょうか。それをすべて収拾し、世界万国が協助する場で、神様を真の王位にお迎えしなければならないのです。そのようになれば、神様が全体、全般、全権、全能の行使をするので、サタン世界の地獄を、サタンをはじめとする手下たちを、一瞬ですべて整理してしまうことができます。
誰が神様の王権即位式をしてさしあげると言いましたか。真の父母が一人でできますか。入籍した祝福家庭たちを中心として、してさしあげるのです。
14 父母様は、一生の間迫害を受けながら、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙、神様の八段階を通過して、勝利の基盤を築きました。それによって、神様が解放されるようになりました。このような立場で、最後にすべきことは、怨讐を救ってあげることです。それが創造理想を実現することなのです。
父母様によって北朝鮮が救われ、イスラエルとパレスチナの問題が解決するでしょう。アメリカはイスラエルとパレスチナの問題に関与したいと思いません。父母様はイスラーム世界も抱いてあげました。怨讐であるアメリカも助けてあげたのです。すべてのものをかき抱きました。ですから今は怨讐がいません。キリスト教圏、イスラーム圏、黒人世界と白人世界だけでなく、霊界の地獄にまでも怨讐がいないのです。堕落していない本然の家庭基盤の上ですべて兄弟です。そのように神様を解放したので、神様が主管権をもつことができるようになりました。
今や王座まで解放してさしあげるのです。ですから、二〇〇一年一月十三日には、神様を王の位置に即位させてさしあげる行事をするのです。偽りの父母が神様の位置を占めたので、これを真の父母が復帰して地上天国を成し遂げるのです。それが平和の世界です。
人間が神様を天地の王座に座れるようにしてさしあげる特権をもったので、天国に行って思いどおりにすることができます。ですから、国連を包摂しなければならず、世界平和の基準である国境撤廃をしなければならず、怨讐国家の人同士、祝福をしなければならないという結論まで、すべて下しているのです。
Sunday Dec 24, 2023
真の父母経 第363話
Sunday Dec 24, 2023
Sunday Dec 24, 2023
第一章 神様王権即位式と解放圏戴冠式
第一節 神様王権即位式
神様の王権回復のための摂理歴史
二〇〇一年一月十三日、天宙清平修錬苑で神様王権即位式が挙行された。真の父母様は、神様が失ってしまった真の家庭を探し出された基盤の上で、長子権、父母権を復帰して、神様に王権を奉献してさしあげたのである。これをもって、神様が人間の先祖の堕落によって失ってしまった王権を回復することにより、地上と天上に天一国を宣布できる基盤が整った。真の父母様が、神様を地上に迎えて神様王権即位式を開催することによって、初めて神様は地上と天上の二つの世界で王権を手にしていかれたのである。
1 旧約時代は兄弟が一つになる時代であり、新約時代は父母と一つになる時代であり、その次に、成約時代は王権と一つになる時代です。長子権復帰、父母権復帰、王権復帰です。イスラエル民族がイエス様を父母として侍っていれば、王権復帰まで一度に成就されたはずですが、それを成就できなかったので延長され、成約時代に入って王権復帰時代に越えていくのです。
2 旧約時代までは万物を犠牲にしました。万物を犠牲にして、息子、娘が行ける道を築いたのです。その息子がメシヤです。そのメシヤをこの地上に降臨させるための準備として、祭物、万物を選んだのです。反対に上がってきました。その次には、息子がこの地上に来て血を流しました。息子が十字架で亡くなったのです。当時、イスラエル民族が一つになっていれば、その息子が亡くなることはなかったでしょう。彼らが不信したので、息子が血を流すようになったのです。ですから、その息子がすべきことは、この地上に真の父母が来ることのできる道を築くことです。のちには母が来なければなりません。新婦の立場で世界を収拾し、来られる新郎を迎えなければなりません。
そのためには、失われたカインとアベルを収拾しなければならないのです。エデンの園のカインとアベルから、国家的イエス様の時代のイスラエル民族とユダヤ教のカインとアベル、「終わりの日」における共産主義と民主主義のカインとアベルを、世界的な王権を中心としてすべて収拾しなければなりません。
3 旧約時代は兄弟主義の時代でした。ユダヤ教はアベルの立場であり、イスラエル民族はカインの立場でした。この二人の兄弟が一つになった基盤の上で、父母主義と連結されるようになっていたのです。その兄弟が母を中心として一つになり、その次に父と連結されれば、イエス様を中心として家庭を形成することができました。ところが、それができずに長子権を失ってしまったのです。旧約時代は長子権、新約時代は父母権、成約時代は王権を復帰する時代ですが、それをすべて失ってしまいました。この旧約時代と新約時代、そして、成約時代を完成しなければなりません。
旧約時代までは祭物として物質を犠牲にし、新約時代であるイエス様の時になって息子と国を定着させようとしましたが、できなかったので、息子が祭物にならなければなりませんでした。そうして、父母の祭物時代まで来たのですが、天に侍るためには、父母にも祭物の過程が残っているので、神様をこの地上にお迎えするための四十年の受難の道を経て、越えていかなければならないというのです。そのようにして、神様を地上にお迎えするのです。地上と天上の二つの世界が連結され、神様が自由に役事(働き)なさることができるようになります。そのあとに、地上と天上の解放が始まるのです。
4 イスラエルの民がメシヤを中心として一つになっていたならば、その当時に長子権復帰が成就されたでしょう。兄弟間の統一は、同じレベル、同じ価値、同じ基準で成就されます。メシヤなしには統一が成し遂げられません。メシヤが長子の代表です。ところが、イスラエルがメシヤと一つになりませんでした。イエス様と一つになっていれば、メシヤの家庭が出発することによって、選民の国を中心として祝福が展開したでしょう。
このように見るとき、イエス様は「小羊の婚宴」、結婚をしなければなりません。結婚を通して父母にならなければならないのです。そうして、メシヤの家庭が長子家庭になり、世界人類は次子家庭にならなければなりません。そのようになってこそ、父母権復帰が成就されます。全世界が祝福を受けた家庭になり、メシヤを中心として国家基準を越えて、キリスト教文化圏が第二イスラエル圏として「神様のもとの一つの国」を求めれば、世界の代表国家を探し出すことができます。それが可能だった時期が、第二次世界大戦終結直後でした。その時までは「神様のもとの一つの国」でしたが、今や祝福家庭の世界化基盤の上で、全人類が一つの焦点に合わせ、神様を王として侍ることのできる立場に立たなければなりません。そのために再臨主が来るのです。
5 再臨主が来るのは、長子権を完成できなかったからです。イエス様がそれを成し遂げることなく亡くなったため、再臨主が来て長子の権限、家庭的真の父母の権限、世界的な王の権限を立てて、すべて神様にお返ししなければなりません。真の父母からすべての所有を受け取るのです。それは本来、神様のものだったので、蕩減時代を越えて奉献しなければなりません。堕落した人間は、所有権をもつことができません。自分のものがないというのです。再臨主と一つになり、再臨主のものとして結着させて、神様にお返ししなければなりません。アダムが完成できなかったので、神様が主管されるようになっていなかったのです。ですから、再びお返ししなければなりません。堕落しないですべてのものを解怨成就したので、返してもらわなければなりません。
そのように返してもらったその日からは、天地の王権を誰もが相続し、天地父母の権限、天地の長子権の権限が平面的に成就されるのです。それゆえ、長子権の上に父母権、その上に王権です。そのようなものが世界化され、皆さんの家庭でも長子権、父母権、王権を完成するのです。そのような基盤の上に皆さんが立ってこそ、地上・天上世界の完全な解放になります。神様も解放されるので、解放された主人に侍り、永遠に地上・天上天国で暮らすのです。永遠の世界になるというのです。そうして、長子権と父母権を勝利した家庭が、イエス様を世界の王として侍らなければなりません。全体が、王として侍らなければならないというのです。
6 お父様は、サタン世界の王権を中心として代を継いできたすべてのものを除去してしまわなければなりません。天に背き、天のみ旨に背いたことを蕩減し、勝利的覇権を取り戻さなければならないのです。個人時代から氏族時代、そして、今までサタンの王権によって侵食されていたすべてのものを払いのけなければならないというのです。そのためには、長子権を復帰しなければなりません。長子権復帰、その次に、父母権復帰をしなければなりません。本来は父母が主人なのですが、サタンが主人になり、王になっています。ですから、次子として天の側で長子権を復帰し、父母権を復帰して、それから王権を復帰していくのです。
Sunday Dec 24, 2023
真の父母経 第362話
Sunday Dec 24, 2023
Sunday Dec 24, 2023
第十三篇 復帰摂理の完結と天一国の定着
天宙平和統一国、すなわち天一国は、神様を中心に、人類一家族の理想が実現された地上と天上の天国を意味する。神様は、人間始祖の堕落によって天一国を成し遂げることができないまま、恨に満ちた復帰摂理を導いてこられた。罪悪の歴史を清算するための復帰摂理は、中心人物たちが責任を果たせないことによって、延長に延長を重ねた。ひとり子であるイエス様も、ユダヤ民族の不信によって、再臨を約束して十字架で亡くなられるとともに、神様のみ旨の成就はまたもや延長された。
このような中で、真の父母様は一九六〇年の「小羊の婚宴」、すなわち聖婚式を通してこの地に顕現され、救援摂理を締めくくるために渾身の力を注がれた。特に、新しい真理を全世界に宣布され、救援摂理の最終目標である真の愛、真の生命、真の血統の相続のために、祝福結婚を大々的に展開された。
真の父母様は、言い表せないほどの蕩減と精誠によって、ついに二〇〇一年、神様王権即位式を通して、神様と人類の解放の土台を築かれた。そして、基元節までの十三年間、真の父母様は、一日を千年のごとく、千年を一日のごとく、寸陰を惜しんで全力投球され、後天時代と天暦を宣布し、地上の天正宮(チョンヂョングン)博物館を奉献して、神様がこの地上に安着できる基盤を万世の磐石の上に立てられた。これによって、メシヤ、真の父母、平和の王の復帰路程を勝利された真の父母様は、金婚式(数え)を迎える二〇〇九年、全世界に向かって、神様を解放してさしあげる「万王の王神様解放圏戴冠式」を、全天宙が見守る中で成功裏に挙げられたのである。
さらに真の父母様は、二〇一〇年、天暦五月八日と十五日に、神様の実体対象として御夫妻の最終一体を宣言なさった。そして、真のお父様は、すべての摂理的使命を完成、完結、完了し、「すべて成し遂げた」と宣布されたのち、二〇一二年天暦七月十七日、基元節を約六ヵ月後に控える中、聖和された。真のお母様は、二〇一三年、天暦一月十三日、天一国基元節を満天下に宣布され、天一国定着のため、真のお父様と一心、一体、一念、一和、一核の立場で、天一国の三大経典の編纂と天一国憲法(教会法)の制定、グローバルな人材の養成など、数多くの業績を残されている。このように、真の父母様を中心として、地上と天上で天一国を定着させる大役事が広がっているのである。
Sunday Dec 24, 2023
真の父母経 第361話
Sunday Dec 24, 2023
Sunday Dec 24, 2023
6 日本の女性を七百人ずつアラスカ教育に参加させようとしましたが、飛行機の便が合いませんでした。それで、仕方なく済州島に数万人を連れてきて教育しようとするのです。本来、「一度に二千人ずつ連れてくる」と言ったのですが、それも飛行機の便が手配できないのです。
個人もそうであり、団体もそうであり、国家も準備しなければ流れていきます。歴史は無情なのです。歴史に合うものだけが残ります。そのように歴史に合うものになろうとすれば、あらかじめしっかりと準備しておかなければなりません。
7 統一教会の日本の女性たちが済州島に修練を受けるために来たのですが、お父様に一度も会ったことがない人が三分の一から半分近くになりました。私は、人知れず涙を流しました。「私は大罪人だ。隣国にいながら、私が訪ねていくことができず、会うことができなかったのだなあ!」と思ったのです。師の命令に従い、雨が降ろうと雪が降ろうと、二十年以上、いつも迫害と嘲弄を受けつつ、ありとあらゆることを経ながら活動してきたこの人たちに対して、師として責任をもたなければなりません。そのようなことを知っているので、私は一日も平安な日を過ごそうとは思わないのです。
8 済州島で教育するとき、一番多く集まったのが四千八百人でした。そこの教育場所は二百六十坪ほどですから、六百坪の九里中央修練所の半分にしかなりません。そのように、半分にしかならない場所で、四千八百人まで修練しました。そこは拷問をする場所よりもひどい状況でした。
しかし、人は追い込まれれば何であってもできないことはない、と考えてしたのです。全員立たせて、「ぎゅうぎゅうに詰めて座りなさい」と言いました。仕方がありません。死ぬ前までは座っていなければならないのです。それがどれほど話題になったか分かりません。そこで教育を受けた人は、「そのような教育をもう一度受けたい」と言います。歴史にそのようなことはありませんでした。
寝るときは、階段もどこもすべて寝床でした。寝床は特別なものではありません。眠れば寝床になるのです。トイレにまで、寝袋をもって入っていって眠ることができれば、ホテルの部屋よりも良いと考えたのです。
そうして、「誰もが済州島に行かなければならない」と評判になりました。ですから、雪崩のように人が増えていったのです。それで、ここにもっと修練所を造って教育しなければならないと考えました。
日韓女性の姉妹結縁
真の父母様は、一九九三年十月六日から九四年十一月二十日まで、済州島と九里で開催された日本女性指導者特別修練会において、日韓両国の交流と摂理的な責任を強調された。特に、韓国と日本が一つになり、アジアと世界復帰のために立ち上がることを力説されながら、姉妹結縁を通して姉妹のように愛する訓練をしなければならないと語られた。そして、「無限に連結されている膨大な世界におけるテキストブックとして、型と公式に一致させるため、このような運動をするのであり、ここには天宙的な縁が連結されている」と説明された。
9 日本と韓国は、摂理的に一つの国とみなします。一般の人たちは、このような話を聞けば「気分が悪い」と言うかもしれませんが、ヨーロッパを見なさいというのです。ヨーロッパ共同体(EC)からヨーロッパ連合(EU)になりました。一つになっていくのです。一つになるその基台は、男性ではなく女性です。
そのような観点から、特別修練会をしているのですが、この教育期間は大変動をする期間です。このように来て感動するとすれば、父母様に対して関心をもつようになります。ここは、韓国の九里市水澤洞です。水澤洞修練所で感動すれば、自分との関係が徐々に深くなります。それで、忘れることができなくなるのです。
また、このような期間に姉妹結縁をするというのは、重大な一つの機会になります。このような機会はありません。
姉妹結縁をする人たちは、すべて統一教会員ではありません。韓国の村々から連れてきた人たちです。「世界平和女性連合」を通して連結された女性をはじめ、あらゆる女性たちがいます。
世界を一つにするためには、東洋から一つにする運動をしなければなりません。それは姉妹結縁しか道がありません。韓国と日本の二つの国が、アジアと共に歩調を合わせなければ、世界で生き残ることができません。そのような時代が来ました。
10 国家的な次元での外交は、国家の利益を目的としてまとめるものですが、民間外交は、国家の利益だけでなく、個人の世界で双方の利益を考えるようになります。そして経済問題より思想問題を中心としてお互いに交流すればするほど、双方の利益が大きくなります。そのような面で、統一教会で行っている姉妹結縁は、サタン世界が見るとき、非常に問題の事件です。
11 日本と韓国を姉妹関係として結べば、世界に通じる道が連結されます。このようなことは、誰であっても願うことです。それが成し遂げられるようになった場合には、素晴らしいことになります。大勢の人々が往来することによって、文化の交流、思想の交流、物質の交流が起きるようになるのです。そのようになるので、それは世界的に奨励しなければなりません。そこで結婚する人が出てくれば、親戚になるのです。
12 日本の女性は、復帰された妹であり、韓国の女性は、復帰された姉です。ですから、姉の立場である皆さんが新たに教えてあげなければなりません。韓国を訪ねてくる日本の妹たちに、皆さんが昼食だけでも接待してあげなさいというのです。
姉妹結縁をするのです。姉妹結縁をしなければなりません。これから、息子、娘を結婚させるところがありません。あらかじめ姉妹結縁をして、アダム国家とエバ国家の息子、娘たち同士で祝福を受けるのが福なのです。
13 日韓両国は、数千年間、互いに離れ、悲哀の歴史を生きてきました。その悲哀の歴史を終結させるための出会いの瞬間を、神様と宇宙、万物、歴史も願ってきたのですが、皆さんが姉妹結縁をすることによって、それが可能になったとすれば、それ以上にたたえるべきことはありません。そのような考えをもって姉妹結縁をしなければなりません。
世の中の女性たちは、最初は「姉妹結縁は一人で個別にするものであって、体育館で数千人が一度にするものなのか。それが私たちと何の関係があるのか。私たちの得になることはない。行かないほうがよいだろう」と考えたかもしれませんが、その場に来てみると、みな興奮し、互いに抱き合って盛り上がりました。
それは希望の瞬間だったのです。ここで数時間の修練ができなくても、そのようなことを早く世界的に行わなければなりません。
14 全国的に組織を整えて、日本の女性たちを受け入れることができるようにしなければなりません。その人たちを受け入れて、一つにならなければならないのです。
韓国の女性と日本の女性のうち、どちらが前に立たなければなりませんか。姉がどちらかというと韓国の女性です。韓国の女性が姉の立場なのですが、昔は怨讐でした。しかし、今は怨讐ではありません。(日本の女性を)妹だと思わなければならないのです。同じ家の家族になったと考えなければなりません。ですから、姉の役割を果たさなければならないのです。それをしようとするのでここでも早く挙国的な組織をつくらなければなりません。
15 韓国の女性と日本の女性を姉妹関係にするのですが、一方はレアであり、一方はラケルです。どちらがレアであり、どちらがラケルでしょうか。最初に生まれた姉、「アジア平和女性連合」を先に創立した日本がレアです。ラケルは韓国です。ですから、長子復帰をしなければなりません。
レアとラケルは、ヤコブの家庭で争いました。しかし、今からは争ってはいけません。レアはラケルを先頭に立てなければならないのです。「よく分かりました。よろしくお願いします。何があっても侍ります」と言って、一つにならなければなりません。母子協助において、天下統一は女性から始まるのです。これが原理的な公式です。
16 韓国の女性は、日本の女性に対して姉の立場にいるので、お母様を中心として、復帰時代に世界の運勢に乗ったエバ圏を通して次子を復帰することにより、長子を救ってあげなければなりません。お母様は、次女の立場である日本を復帰して、長女の立場である韓国を復帰してあげなければなりません。お母様はエバ国家の代表として立ち、日本を年下の娘として立て、長女である韓国の娘と一つにすることによって、長女圏の姉と次女圏の妹を神様の懐に抱かせるのです。そのような時が来ました。日本食口と韓国食口が、そのような交差的立場で兄弟になったのです。この兄弟を、誰よりも愛さなければなりません。離れ離れになっていた群れが六千年ぶに出会ったので、韓国人よりも彼らをさらに愛さなければならないのです。
17 早く女性連合を結成して、北朝鮮まで加担させようと思います。北朝鮮の女性たちまで加担させ、日本で会議をするのです。韓国から五百人、北朝鮮から五百人が日本に行き、女性たちの統合運動をするというのです。そのようにしておいて、一家庭ずつ任せるのです。今、北朝鮮が大変なので、日本の家庭にある服や生活必需品など、使っていないものを北朝鮮に分けてあげようというのです。
昔、アメリカから韓国に救援物資を援助してくれたのと同様に、姉妹結縁をして助けてあげれば、どのようになるでしょうか。もし、日本にそのような百万人の基盤があれば、北朝鮮の百万人の女性たちと連結されるのです。そのように、百万人の女性が連結されれば、一人の女性を中心に家族が四人だけいるとしても、四百万人になります。そのようにして、あと四、五回だけ継続すれば、二千万人がすべて入るのです。そのような連結を日本でしなければなりません。
18 韓国にいる二千万人の女性たちが私の言うことを聞けば、北朝鮮の二千万人の住民たちを養うことができます。ですから、休戦ラインを開いておきなさいというのです。北朝鮮に行って姉妹結縁をするようになれば、韓国の二人が北朝鮮の一人を養うのは問題ありません。空腹であれば米を持っていって食べさせ、着るものがなければ、古着などを分けてあげるのです。そうすれば、飢えて死ぬよりはいいと思うでしょう。今、北朝鮮では、貧しく暮らしています。
19 父母様がコンドミニアムを造り、韓国人、日本人、ドイツ人、アメリカ人など、四ヵ国の人たちが一緒に生活をしながら暮らす伝統をつくろうと思います。三年間一緒に暮らせば、自分たちは言葉が話せませんが、息子、娘たちは三年以内にすべて話せるようになります。そのようにしておけば、小学校から中学校に通うとき、ビデオテーブをかばんに入れて通いながら一人で勉強できるのです。そうすれば、学校が必要ありません。
その次には、国家と国家同士で姉妹関係を結ぶのです。祝福家庭が連結されれば、いつでも世界を旅行しながら暮らすことができる環境になります。問題は、文化背景と言語です。文化と言語を統一することは、平和世界をつくるに当たって絶対に必要な条件です。
Wednesday Dec 13, 2023
真の父母経 第360話
Wednesday Dec 13, 2023
Wednesday Dec 13, 2023
真のお母様に表彰牌授与
真の父母様は、一九九九年五月三十日、世界八十ヵ都市で真の家庭世界化前進大会を終えられ、アメリカのベルベディア聖地において、「真の父母様東西洋(地球星)勝利祝賀宣布式」を挙行された。そして、六月十四日、ソウルの漢南国際研修院で第三十七回「真の万物の日」敬礼式を終えたあと、ソウルのオリンピック体操競技場で「真の父母様天宙勝利祝賀宣布式」を挙行された。これは、真のお母様が世界八十ヵ都市巡回講演を勝利することにより真の父母の使命を完遂したことを宣言する意味で行われた。真のお父様は、この日、真の父母様天宙勝利祝賀宣布表彰牌を、真のお母様に授与された。この表彰牌には、人類の真の母の使命をもって来られ、一九六〇年の聖婚以降、真の子女、妻、父母の使命を果たし、世界巡回を通して万民に真の父母様の生涯の教本を伝授したことに対してたたえる内容が記されている。
6 あなた(お母様)は、神様の特命と復帰摂理歴史の実りとして結ばれた本然の神様の子女であり、人類の真の母の使命をもって、この地に来られました。天だけが記憶される中、蕩減復帰の苦難の路程を絶対信仰、絶対愛、絶対服従で勝利し、永遠の伝統を立てられました。一九六〇年に聖婚されたのち、天のみ前に真の子女の使命、夫の前に真の妻の使命、そして、子女の前に真の父母の使命を完遂されました。神様の復帰摂理と真の父母様の復帰の聖業が、霊界と肉界において勝利的に締めくくられる一九九九年の「真の家庭世界化前進大会」を通して、世界八十ヵ所で「真の父母が伝授する生涯の教本」を万民に伝授されました。私は、創造本然のアダム、人類の真の父として、あなたの労苦と業績を褒めたたえ、天のみ前に感謝申し上げ、霊界と肉界と子孫たちの前でその治績をたたえるために、本表彰牌を捧げます。
7 お父様が、お母様を表彰しました。さらに、統一教会が表彰しなければならず、創造主が表彰しなければなりません。「私たちのお母様だ!お父様と同じだ!」と言わなければなりません。神様の右側にお父様がいましたが、左側にお母様を設定したので、「七・一節」、「七・八節」、「七・九節」、「七・十節」を中心として、解放の時代に越えていくことによって、七・十数を中心として蕩減時代の終結を宣布できるようになりました。神様は、今まで象徴的に現れていましたが、実体のお父様の相対としてお母様が現れることにより、実体的地上・天上天国ができるのです。実体父母、天の国の真の愛、真の生命、真の血統を中心として、完全な女性と完全な男性が一心、一体、一念となり、息子、娘を中心として種を受けなければなりません。それでこそ、家庭が完成します。完成できなかった家庭は霊界に入れないので、厳しい恥辱と苦難を通して埋めなければならない期間が待っているというのです。実体で通過しなければ、天国に入っていけません。
8 お母様がサタン世界の最高クラスを中心として、世界八十ヵ都市で真の家庭世界化前進大会の巡回講演を行い、勝利の覇権をもって戻ってくることによって、お母様は、お母様としての責任を果たしたので、初めて神様が公認した位置、サタンが公認した位置、人類が公認した位置に立つようになりました。
そうして、キリスト教をはじめとする人類の宗教圏を越えて勝利の版図圏に立ったので、アダムの前に失敗したエバが復帰された価値として、同じ位置に入籍し、行動できる資格をもつようになったことを天地に宣布するのです。
この「真の父母様天宙勝利祝賀宣布式」で、お父様がお母様に対して表彰するのです。ですから、お母様が今からは対等な位置に立つようになりました。男女平等圏時代が訪れたのです。愛を中心として、男女平等圏時代だというのです。それゆえ、これから女性たちを結束させて、男性たちを教育する時が来ました。
9 お母様が世界を巡回して真の家庭世界化前進大会を開催したのは、お母様の責任が重要な時期だからです。中国では大会を行うのが難しい状況でしたが、天が役事して行うことができました。様々な条件が一致して、後援せざるを得なかったのです。そうして、サタンまで神様のみ前に屈服し、真の父母と人類の前に降服する基準が成立したので、父母様が帰ってきて、勝利の行事を行うのです。それが「真の父母様天宙勝利祝賀宣布式」です。
10 一九九九年六月十四日に、お母様に表彰牌を授与したのは、どういうことでしょうか。エバたちが三時代のアダムたちをすべて犠牲にしましたが、今やお母様が三時代の母の役割を果たすことができる資格を条件的に備えたので、お父様と対等な位置に立ち、天の祝福を受ける位置に入ってきたことを意味するのです。
四位基台の完成、三対象目的の完成をしなければ、天国に入っていくことができません。それゆえ、再臨主は成約時代の完成を意味し、成約時代の完成は、神様の創造理想を完全に越える立場に立つのです。ですから、再臨主の命令は、アダムを完成した基準の命令であり、イエス様が国家理想を成し遂げたその基準の上での命令です。
そして、サタン世界である外的世界に対して、内的な宗教圏が天宙史的な勝利を収めて世界圏を形成できなかったので、再臨主が闘って勝ち、それをすべて成し遂げたというのです。それを皆さんに伝授してあげました。ですから、皆さんが民族に代わり、国家に代わり、世界に代わる相対圏にならなければ、天国に入っていくことができる資格がないというのです。
第四節 日本女性十六万人特別修練会と姉妹結縁
16万人特別修練会の意義
日本の女性指導者特別修練会が、一九九三年八月九日からアメリカ、アラスカのコディアクで開催されたのち、一九九四年十一月二十日まで、アメリカ、ニューヨークのイースト・ガーデンと韓国の済州国際研修院、京畿道九里市の中央修練院などの地で、十六万人の女性指導者たちを対象に、三泊四日修練会が七十数回にわたって行われた。真の父母様は、特別修練会の期間、延べ千六百時間にわたる直接の講義および、み言を通して、日本復帰のための女性の役割はもちろん、母の国としての日本の使命と責任などについて、多くのみ言を語られた。特に、済州国際研修院の場合、千人を収容するのも困難な環境であったにもかかわらず、第二十五回修練会では、四千八百人が参加した。さらに中央修練院における最後の修練会では、参加者が七千人を超えるという驚異的な記録を打ち立てた。
1 父母様は、統一教会のために活動しているのではありません。世界と天宙、神様のために活動しているのです。ですから、相対圏が消えていきません。いくら消してしまおうとしても、天が保護します。それゆえ、だんだんと大きくなり、天宙の頂上に立つのです。神様がいらっしゃるので、必ずそのようになります。垂直に上がっていくのです。ジグザグではなく垂直です。
四十年間に四千年の歴史を復帰できる実績基盤を残して立つようになるのです。それが「真の父母と成約時代」宣布です。それは言葉だけではありません。その基盤が世界的なものにならなければなりません。そのように「真の父母と成約時代」を宣布したからといって、「真の父母なのだから、すべて絶対服従しなさい!」と言うことができますか。そのようにはできません。
時になれば、より天的で神秘的な内容を教えるのです。今まで誰にも教えなかった神秘的な内容、親戚や韓国の女性たちにも教えなかった内容を、日本の女性たちに初めて教えてあげるのです。母の国として世界と連結させるために、自分の国とアジアを越え、世界最高のものを教えてあげるのです。それが日本女性指導者特別修練会です。
2 日本女性指導者特別修練会を継続して行っているのですが、既に五万人が参加しました。これは特別修練です。普通の女性ではなく、特別な日本女性です。新しく来た人たちは、このような表題を見て不思議に思うかもしれません。「初めて来たけれども、特別修練とはどういうことだろうか」と思うでしょう。初めて来た人は不思議に思って当然です。このように教育するのは初めてです。
一九五四年に韓国協会が出発して今年で四十年になります。しかし、これまで代表的な講師たちを養成するために努力し、本も出版して教育するように中心を立てたのですが、このように、日本の女性たち五万人を集めて教育するのは、歴史になかったことです。このようなことは、日本の歴史にもなく、世界の歴史にもありませんでした。
3 イギリスでは、旧教と新教が闘っています。それを消化しなければなりません。日本がそれと全く同じ立場に立たなければ、エバ国家にはなれません。それで、日本には異質な二人の息子、娘がいるのですが、それが北朝鮮の朝鮮総連と韓国の民団です。
エバ国家の日本の腹中に異質な双子が入っているのです。それを、日本政府や国民は悪いものと考えてきました。エバ国家の使命を果たすためには、この双子を生んで一つにしなければなりません。このような時代になったので、朝鮮総連と民団を一つにする活動をすることを、済州島の修練会が終わる前に指示しました。
4 今から祝福家庭を中心として、国際的な連帯を結ぶときが来ました。ですから、日本の家庭と一つにならなければなりません。世界を代表する女性国家が日本だからです。日本と韓国が一つになるべき時が来ました。大韓民国の女性は、長女と同じです。日本は次女の立場で、長女の伝統を受け継がなければならない時になりました。
独立運動の期間に烈士として名前を残した女性は、柳寛順しかいません。韓国女性の代表者が柳寛順なので、日本の女性たちは、柳寛順の伝統に従わなければ、お母様に会うことができません。そのためには、日本全国で民団と朝鮮総連が一つにならなければなりません。エバの立場にいるタマルの腹中で、ペレヅとゼラが争いました。母である日本の女性がそれを一つにしなければならないのです。そのようにして、韓国の南北統一を成し遂げなければなりません。
韓国の女性と日本の女性、姉と妹が、お母様を中心として一つになって復帰路程を進めば、一方通行です。そのように一つになって日本を従え、アジアを従えて、世界を越えていかなければなりません。このような召命のみ旨に従って行動する、驚くべき時代に同参できる栄光のために尽力しなさいというのです。
5 日本には統一教会が二万ヵ所なければなりません。教育した人は膨大な数になりますが、信仰教育ができる基盤がありませんでした。それで、天が準備していた人たちを大勢送ったにもかかわらず、すべて流れていきました。天が時に合わせて準備していたその人たちは、日本の生死を左右する人たちでした。彼らは、教会を復興させる基幹要員になることができた人たちなのですが、その人たちをすべて逃してしまったので、仕方なくお父様が手を付けたのです。
男性たちを前に立てては何もできません。女性たちを前に立てて、男性たちまで引っ張っていかなければなりません。男性たちは見物人になってしまいました。それで、十六万人の教育を計画したのです。ですから、副作用が多くありました。順理(道理に従うこと)を通して行われたことではありません。逆理的立場で、このことを推進させなければならなかったのです。それが十六万人の(日本女性)教育です。