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Tuesday Apr 09, 2024
御旨と海 第71話
Tuesday Apr 09, 2024
Tuesday Apr 09, 2024
最善の者から相続する価値ある者となれ
皆さんが忘れてはいけないもう一つのことは、最高の人について行くということです。最高の漁師にしっかりとつきなさい。二流の人についてはあまり心配する必要はありません。皆さんの地域にいる最高の人に近づくために、魚釣りに充分なる興味をもたなければなりません。たとえ皆さんが非常に多くの関心を持っていたとしても、そのような人を夕食に招待して話をすることができるようになるまでは、自分の中にしっかりとした準備をしておかなければなりません。皆さんが物事をうまくなそうとするならば、最高の人々と連結することが重要です。もし皆さんが歴史に影響を与えたいと思うならば、特質のある人間となり、皆さんの分野における最高のひとびとの心を揺り動かすことができるようにならなければなりません。このような人々に到達するためには、皆さんは何らかの分野において真剣になり、研究し、そして成功を収めるようにならなければなりません。そうすればその分野で、生活において同じような努力をしている人達の心を動かすことができるのです。
人生において何事かを達成する人々は、それらのことを相続するために、尊敬できる人を持ちたいと思っています。ではその人達はどのような人を尊敬することができるのでしょうか。そのような人々は真剣で、本気になって研究し、学ぼうとする人、そしてその学んだことを応用しようと本当に努力するような人達を尊敬するのです。このような人が尊敬を勝ち得る人です。皆さんはそのような人とならなければなりません。
そのような最高の人の周りには普通四、五人の人がいるもので、 皆さんはそういう人達を研究しなければなりません。その人々はそれぞれが何らかの良い特徴を持っています。その中の一人は一生懸命働くけれども、時間が来ればすぐに帰ってしまう人かも知れません。またもう一人の人は、より多くの時間を費やすけれども、先の人ほどは一生懸命働かない人かもしれません。三番目の人はそれほど時間を費やさないけれども、非常に真剣で彼ら全部の中で誰よりも誠実であるかもしれません。そういう人々のなかから何を模範とするか見つけだすことができます。そしてそれらの人々の中から、最も良い習慣を受け継ぐのです。三年間、何も言わずにやりなさい。話すことはただエネルギーを消耗し、集中力を奪われるだけです。ただ行動するようにしなさい。だまって静かに学びなさい。皆さんは人々にとって、いなければ寂しがられるような人にならなければなりません。そして皆さんがそこにいない時に、最高の人が「彼は今日どこへ行っているのだろう」と尋ねる様にならなければなりません。そしてまた、他の人達も同じように尋ねるようになるでしょう。それらの人達は皆さんに関心を持ち、彼らにとって、皆さんが本当にそばにいなければならないようにならなければなりません。誰もが皆さんがいないと寂しいと思うようにならなければならりません。先生は皆さんを見ています。先生は、自分が顔を見たいと思っている人のことを考えています。今年は以前に覚えていた人の顔を見ることができなくて、寂しい思いをしています。もし先生が寂しいと思わなければ、その人はマグロのシーズンにとって必要なかった人です。それは良いことではありません。二、三年間魚釣りをしていて、他の人に喜んで教えようとする熱心な人であれば、何か様々な方法を学び、それを他の人と分かち合いたいと思う人です。そういう人は物事をなす上においてごまかしをすることはなく、魚釣りに関する様々な内容を自分で見つけて教えることができるでしょう。
皆さんはある人が自分自身の仕事には忠実であるけれども、全体の目的のためにはそれほど真剣でないという人を見かけるでしょう。それから、自分の仕事にはあまり時間を費やさないけれども、全体のために他の人が何をしているか関心を持っている人を見かけるでしょう。またある人は自分自身の船には非常に忠実であるけれども、他の人がどうしているかには注意を払いません。そういう人達は、それが自分自身にとって最も良い生活の仕方だと思っています。もう一人の人は、他の人の船に手を貸してやり、またどうすれば物事を良くすることができるか助言を与えています。この二つの例の中で後者の人の方がより貴重な人です。後者のような人は他の船と口論するようなことはありません。彼は既に自分自身の船でなすべき自分の役割をなしてしまって、その残りの時間で他の船を手助けしようと思っているのです。彼は自分自身の船のことだけを考えてるのではありません。だからそういう人がどうして他の船と衝突するでしょうか。そういう人はすべての船に関心を持っているのです。このようにしてその人は小さな口論などには一切関係を持ちません。
我々は皆、他の人々から近くにいて助けてもらいたいと思われるような人とならなければなりません。このことは、何も皆さんが自分の仕事を成し遂げなくても良いという意味ではありません。そうではありません。そうではなく、自分自身の仕事をなし終えた後に、他の人に自由に手を貸してあげるということです。皆さんはどのようにして仕事を素早く効果的になすかを学ばなければなりません。先生はこのようなことを若い時から実践して来ました。学生の時、先生はこうした習慣を身に付けました。学校において、誰も掃除の仕事をしたがらない時でも、先生はいつもその仕事を引き受けました。学校において他の誰よりも掃除を一生懸命して、自分の先生を助けました。
また先生は洗面所に行った時にごみが散らかっているのを見れば、誰が見ていなくてもそれを拾ってごみ箱に入れました。このような習慣を付ければ、後になって違いが表れて来るのです。ただ単に自分の役割だけをなすのではなくて、自分以外の他の人達がなすことにも関心を持つようにしなさい。そうすれば皆さんは本当にクラス全体の努力のために貢献するようになるのです。
先生は四年間他の所へ行っていて、最近モーニング・ガーデンに帰って来ました。そしてこの家の管理人が良い仕事をしていたのか、小さなことを怠っていたのか、すぐに分かりました。船についても同じことが言えます。先生は決して最初の日には点検しません。最初の日には誰もが念入りに点検するからです。しかし、魚釣りが終わったその日こそ、先生が点検する日です。その時までには、その船の幾つかは本当に汚くなっています。最後の日に、最初の日と同じ位きれいな船こそ勝利者なのです。
先生は何事においても強力な判断基準を持っています。最近、先生は機械工場を見て来ました。そこには二十年あるいは三十年間も働いているベテランがいました。そこで先生は非常に厳しい批評を与えました。しかし彼らは先生の言うことに対して謙虚でした。なぜなら彼らは自分の工場のことしか考えておらず、それ以上のことは考えていなかったからです。それで先生が彼らの考えていること以上のことを考えていると分かったからです。このことは彼らに感動を与えました。
船を造る人達は自分達がかなり良い船を造っていると思っています。しかし先生は彼らの工場に行って見て、彼らが考えていなかったことを一つ一つ細かく指摘します。先生には一点の誤りもありませんでした。先生はこのような真剣な考えをあらゆることに適応するのです。例えばワシントン・タイムズは、今年国際的な競争において二十の賞を勝ち取りました。ただ一つではなく、二十の賞をもらったのです。しかしワシントン・タイムズはまだ始まったばかりなのです。できてからまだ二、三年しか経っていません。しかしこのようなことは決して偶然に起こったのではありません。ワシントン・タイムズの人達は、このような結果をもたらした根本は先生の真剣な態度であることを知っています。彼らはそのようなことを自分達だけでできたとは思っていません。
基本的にマグロ釣りは、ただ単に海に出かけて行って、マグロを捕って、そしてお金を作るということではありません。そういうことは中心点ではありません。マグロ釣りは人生に対する良い基礎訓練です。もし皆さんがこの原則を忠実に学んで応用するならば、皆さんは人生において成功することができます。分かりますか。皆さんが人生でなす他のすべてのことと同じように、皆さんはそれに多くの時間を投入しなければなりません。そしてあらゆることを学び、他の人と話し合い、そしてそれを読み返し、集中して努力をするのです。
実際の所、先生は今回ここへ来る時間はありませんでした。しかし皆さんに良い出発をさせてあげたいという思いが強くしたので、昨日ここに来て、朝四時に魚釣りに行きました。そして今日は皆さんと共にいるのです。明日はまた出かけるかも知れませんが、これで最後です。先生は夏中、ここに皆さんと共にいるわけにはいきません。だからどうか最善を尽くして下さい。過去十年間、先生は毎シーズン一日も欠かさず海で過ごしました。雨であろうと、天気の日であろうと出かけました。文字通り、雨が降ろうと日が照ろうともです。ある時は、嵐が来るという警告がありましたが、出かけました。ある時は嵐が来るのがはっきりと見えました。それでも夜中になって先生は「行こう」と言って出かけたのです。キャプテンはそれに従って出かけました。荒れ狂った海の真ん中に出かけて行って、そこで耐え忍んだのです。そしてそれからすべてを克服し、朝方に帰って来ました。
先生は船に乗ってマグロが来るのを待っている間、アメリカにおける神の摂理についていろいろなことを考え、何をなすべきか計画しました。先生は世界の飢餓の問題について考え、一歩一歩何をなすべきかについて計画しました。先生はたった一年や二年先のことを考えたのではなく、百年先のことを考え、それを準備するにはどうしたら良いかを考えたのです。またマグロの養殖方法とか、どのように餌付けをするか、将来何百万ポンドもの栄養価の高い食糧としてマグロをいかに用いるかを考えました。そのようなことをいつも考えていたのです。先生はマグロがやって来るのを待っている間、何時間も何も考えないでいることはないのです。
毎朝出かけました。どんなに早くても問題ではありません。そしてその日に対する希望と、期待に満ちていました。また太陽が沈んで帰って来る時には、その日自分の最善を尽くしたという満足と、そして明日は自分のために何が準備されているか考えながら帰って来ました。先生は、皆さんが誇りを持って、先生が行ったのと同じ道を、たどって欲しいと思います。皆さんは今、先生が過去十年間たどって来たのと同じ道をたどるという特権を与えられています。
皆さんがここでなす全てのことは、直接先生と関連しています。多くのことを先生は自分で発明しました。先生は道を直くし、すべて皆さんのために開拓しました。それを皆さんの誇りとして受け取り、道端の岩の一つ一つが先生のなしたことの証であるごとく、皆さんの足跡も記録されるでしょう。我々のなすことはすべて、深い宗教的な意義のあることなのです。だからただ単に出かけて行って、他の漁師達と同じように、ただ魚を捕って、それを船に縛って家に持って来るということではいけません。こういうような魚釣りをしてはいけません。
これは非常に貴重なチャンスです。決して失望してはいけません。皆さんは、先生が魚釣りをしている間に困難な瞬間があったと思いますか。もちろんそういう瞬間がありました。時として良い時もあれば、疑ったり、悩んだりする悪い時もありました。皆さんが非常に幸福で高められている時、マグロを捕まえている時、その同じ瞬間に先生がどのような経験をしたかを考えてみなさい。先生はただ、もう一匹マグロを釣ろうと考えるでしょうか。あるいは、この世界のもう一つの被造物を、神の愛の影響の下に置くことができたがゆえに、幸せだったと考えたでしょうか。
皆さんの経験と、先生が魚釣りをした時にどのように考え、どのように経験したかということに結び付けなければなりません。皆さんの使命の成功は、他のすべてのワン・ホープと結び付けています。ただ単にこの地域だけではなく、ワンホープのある至る所、海岸線に沿ったすべての所が、たとえそれが南アメリカであっても関連しているのです。皆さんがこのグッドゴーを操作している時は、自分自身に対して「我々はこの船を自分自身の手で造ったんだ。兄弟姉妹がこの船を造ったんだ」と考えなさい。また我々は、将来自分自身の手でさらに大きな船を造るであろうということを認識しなさい。いつの日か、自分自身の手で造った大洋を渡る何百隻もの船を持つようになるでしょう。
このような夢はすべてここから始まったのです。ここで実現したのです。ニュー・ホープ号とフライング・フェニックス号は、将来世界中を行くであろう漁船団のささやかな始まりでした。先生が初めてグロースターに足を踏み込んだ時に、人々は先生に反対して立ち上がりました。それはある意味で、ばかげたことでした。なぜなら彼らは先生のことを全く知らなかったからです。とにかく十年経って、彼らは我々のことをもっと理解するようになり、我々がこの漁業を成功させるためにどれほど一生懸命働いているかということを知るようになりました。今や「我々がかつて言い続けたように、レバレンド・ムーンがもし止めてしまっていたら、どうなっていただろう」と考える人もいます。

Tuesday Apr 09, 2024
御旨と海 第70話
Tuesday Apr 09, 2024
Tuesday Apr 09, 2024
ニュー・ホープ号は速度の遅い船です。ですから八時間も漁をして、帰って来るということはできません。出かけるのにも帰って来るのにも時間がかかるからです。実際、朝早く出かけて行って夜遅く帰って来るのでなければ、まる八時間魚を釣ることはできません。そしてニュー・ホープ号ではいつもそのようにしています。ワン・ホープ号はもっと速度が速いのです。その意味において、あらゆる種類の魚釣りをするには、ニュー・ホープ号よりワン・ホープ号の方がずっと向いているのです。皆さんはこれが本当であることを示さなければなりません。先生は皆さんを信頼し、それができることを知っています。
研究し、自分で見つけた原理原則を応用しなければなりません。できるだけ多くを試み、できるだけ多くを研究する者が勝利者なのです。満潮や、干潮や中間の潮を研究しなさい。この三つの時にどのような結果が得られるかを試み、見つけだしなさい。また海の深さや地形に応じて出かけて行って、魚を捕りなさい。「ああ、ここが魚のいる所だ」という具合に思いなさい。それから出かけて行って魚を何も捕まえられないことがありますが、そういう時にはただ走り去ってしまうのではなく、そこでとにかく一日漁をして、潮の干満によってどういうことが起るかを見なさい。このように魚釣りに出る時にはあらゆる要因を考えなければなりません。
ストライプバスは捕るのが極めて難しい魚です。先生は昨年、その魚が真夜中に三時間激しく興奮していたのを見ました。その時は何かの先約とか、いかなる予定があったとしても行くことはできません。その魚を釣る以外のことはすべて忘れなさい。ストライプバスが餌を食べている時、噛みついている時だけが絶好のチャンスだからです。しかし計画がまずければ、餌がなくなってしまうかも知れません。そういう時はどうしますか。朝方の三時に店に飛び込んで買うことはできないのです。
昨年、そういうことが実際に起りました。朝の三時に店を見つけなければなりませんでした。餌を探さなければなりませんでした。誰かが出かけて行って見つけなければなりませんでした。主人が店に寝泊まりしている釣具店を見つけ、そのドアを叩かなければなりませんでした。その主人がプロの漁師だったので、なぜわれわれがそうしなければならないかを理解してくれました。しかし、もしそういった店がなくて、餌を手に入れることができなかったらどうしますか。先生はその時は既にたくさんのストライプバスを捕っていました。多くの人はそういう時には諦めてしまって「今日は良い日だった。他の誰よりもたくさん捕ったのだからもう帰ろう」と言うでしょう。しかし先生はそうしませんでした。午前四時頃餌を手に入れて、魚釣りを続け、さらに多くのストライプバスを釣りました。
記録を樹立することは非常に重要なことです。自分にとっても重要であり、その地域にいる人々にとっても意味のあることなのです。ある地域で、ストライプバスの記録を打ち立てれば、人々が認めてくれます。彼らは皆さんを尊敬するでしょう。人々が皆さんを尊敬したらどうなりますか。人々は皆さんの所へ来て、どこでたくさんのストライプバスが捕れるかを話し合うようになるでしょう。そして彼らは皆さんがどこで魚釣りをしているか知りたくなるでしょう。しかし皆さんはあまり多くを言う必要はありません。彼らは皆さんを一番良い所に連れて行ってくれるでしょう。そうしたら、皆さんは皆さんが一番良いと思っている場所の一つに、彼らを連れて行ったら良いのです。もし皆さんがある種類の魚で記録を樹立することができれば、そのような他の漁師達と経験を分かち合うことによって、たった一年間で十年分の魚釣りの経験を得ることができます。しかし、もし何らかの記録を持っていなければ、人々はあまり多くのことを皆さんに教えてくれないでしょう。変わった話があります。昨年のアラスカでの魚釣りでのことです。ある人が大変良く釣れる場所に我々を連れて行ってくれました。先生はその人に「ここでは誰が一番上手にハリバットを捕まえる漁師ですか」と尋ねました。すると、彼とそこにいたもうひとりの人がある人を指差して、「この男はレッドと言う名前です。彼は昨年、四百ポンドのハリバットを釣りました。彼はこの辺りで一番良い漁師です」と言いました。
そこで先生はこう答えました。「それは嘘だ」。先生が真剣にそう言って、そのレッドという男を動揺させると、彼は怒って自分が最も良い釣り場を知っていることを示そうとし、最初の日に一番良い釣り場に先生を連れて行きました。先生はその最初の日に百ポンドのハリバットを釣り、この男が良い釣り場を知っていることを証明しました。その後、彼を賞賛し、彼を喜ばせました。
同時に、彼にハリバットのより良い釣り方を教えました。そしてこのことが他の漁師達にも感銘を与えました。先生の方法で他の人の二倍の魚を捕まえました。それは時間が問題なのです。先生は他の人よりも速く動き、時間を短縮したのです。また先生は他の人のようにリールを使わないで、マグロのラインのようにしました。そして、ラインを戻す時にはリールよりもはるかに速く戻しました。このように完全に数学的に、よりたくさんのハリバットを捕りました。
その日の終わりには、他の人々は先生の方法について尋ねました。先生はそれを説明しようとしましたが、彼らはすぐには信じませんでした。先生が彼らと論争すると、彼らは感動しました。既に彼らはそのような釣り方を試していたのですが、しかし釣り糸がいつもからまったのです。先生はそのことについても研究してみましたが、その糸がからまらないような方法を見つけていました。彼らにはその技術を教えてあげたので、彼らは先生が彼らよりも良い結果を得ることができたことに納得したのです。
これが物事を研究しなければならない理由です。皆さんは何かを仮定して、それを試みなければなりません。こういう具合にしてやって行くのです。何かを仮定して、それを証明するようにしなさい。これが皆さんを一味違った男や女にするのです。魚釣りの場合も、それぞれの魚がそれぞれの違った習性を持っています。こういった習性を知るようにならなければなりません。調査したり、研究したりしなければなりません。研究し、実行し努力しなさい。ただ座っていてはいけません。多くの時間を投入し、多くの努力をするのです。何事においてもこのようでなければなりません。
伝道もまたこのようなものです。まず皆さんは、多くの時間を投入しなければなりません。最初はそれほど結果を得られないでしょう。それで何を言うべきか、どういう人に語るべきかを研究しなければならないのです。この原理原則を適用し、目標を達成するために努力を集中しなさい。こういうことが、皆さんの一生を通じて適用できる基本的な原理原則だと思いませんか。皆さんが今年の夏学ぶべきことは、ただ単に魚釣りだけではありません。この原則を一度骨身にしみて学ぶならば、決して忘れないでしょう。ここで皆さんが学ぶことは、いつでも、どこに行っても皆さんと共にあるでしょう。経験を通して学んだ事は、決して忘れることはありません。何事に付けても勉強したり、調査したり、真剣に努力したくない人はどうでしょうか。そういう人にはあまり期待を持つことはできません。初めは小さな違いでも、後になってみれば、大きな違いをもたらすものであるということを忘れてはいけません。今、皆さんが若い時にこういった習慣を身に付ければ、後の人生において何者かとなることができるでしょう。しかし皆さんが、こういう具合に投入して、研究して、学んだことを応用する生き方をしなければ、三十年経ったとしても何者にもならないでしょう。
先生はこれまでずっと集中した生き方をして来ました。先生は何事にも関心を持ちました。先生にとって、魚釣りも単なる一つの領域に過ぎません。先生は単なる漁師ではありませんね。それでも、この辺りでは最も優れた漁師の一人となりました。それは先生が、同じ原理を人生のあらゆる面に応用しているからです。

Tuesday Apr 09, 2024
御旨と海 第69話
Tuesday Apr 09, 2024
Tuesday Apr 09, 2024
アラスカではハリバットがいますが、先生はこのように実践して非常にうまくいきました。先生はマグロ釣りに行く時は、どうしたら良いか、次は何をすべきかを考えています。決して頭を休めることはありません。アラスカでハリバットを釣りに行った時は、他の人の二倍の数を捕りました。それで人々は、先生がどのようにしたのかを考えましたが、先生は話しませんでした。しかし、そうたいしたことはないのです。ただ考えれば良いのです。皆さんの考えが正しければ、それに従った後に、魚を捕ることができるでしょう。皆さんは魚の習性を知り、魚の傾向や地形についても知らなければなりません。そしてさらに論理的に推量することです。自分自身に対し「これはそうであるから、これはそうであるに違いない」という具合に考えなさい。そしてそれを実践してみて「これはこうに違いない」と発見するのです。そういう具合にするのです。海では、水の深さが異なった所に異なった魚がいます。海底に沿って棲む魚もあれば、海底から二、三フィート上の所に棲む魚もいますし、更にその上に棲む魚もいます。深さや水温の違いで異なったタイプの魚がいます。魚は敏感です。彼らは自分に最も適した環境に棲みたいと思っています。魚は人間のように、好ましくない環境には棲まないのです。一般的に言って、水の深さの違いが水温の違いを決めます。深くなると冷たくなります。その違いは僅かですが、魚にとっては小さくありません。また、魚は餌のある所に行くということを忘れては行けません。それぞれの異なった種類の魚は、自分達より小さな魚を餌とします。決して、自分より大きな魚を餌にすることはありません。
鯨やマグロは大きな魚だから、深い所にいるに違いないと思うかも知れません。しかしただそう考えてはいけません。たとえマグロが海の深い所が好きだとしても、餌を食べるためには上がって来なければなりません。そして実際そうします。そのような所で我々は大部分のマグロを捕まえるのです。ただ餌を最も深い場所に降ろしたとしても、マグロを捕ることはできません。水温、餌の種類、環境、特に魚が守られる所、こういったものが魚のいる場所を決めるのです。また魚は一定の時間遊んだり、休息に時間を使います。そのためには水が静かで、穏やかでなければなりません。彼らは餌を食べた後、遊びに行きます。普通、午後や夕方の早い時間はマグロが遊び回る時間です。
潮の流れについても考えなければなりません。小さな魚は、潮の流れが早い所では餌を食べたくありません。大きな魚でさえも、流れが速い所で餌を食べたり、泳いだりすることは容易ではありません。こういったことの多くを経験を通して学びます。しかし皆さんは、経験する前にある程度知っておかなければなりません。逆に、たとえ基本的な理論を知っていたとしても、実際に経験するまでは本当の意味では知らないのです。月について考えてみなさい。月にはいろいろな形があります。それが三日月とか、半月とか、満月等のどれを示すかによって、潮も変わるのです。一月のうちどの日も同じではありません。時々潮の流れはより強く流れます。満潮の時には水はより速くなります。ウオーター・マーク(水位標)を見なさい。そうすれば今が満潮の月か、干潮の月か分かります。
それはこういうことです。満潮の時、ウオーター・マークが水より高い所にある時は、その月の中で干潮の時にあたります。わかりますか。干潮と満潮の間は、六時間あります。満潮があり、中間の潮があり、干潮があります。干潮から中間の潮、そして満潮へと戻って行きます。このようにサイクルは動きます。二十四時間の間に、満潮が二回と干潮が二回あります。
皆さんがマグロ釣りをする時には、潮の事を考えなければなりません。「今は、干潮、満潮のどちらの潮であるか。潮が出て行っているか、入って来ているか」を考えなければなりません。また「もし潮が出て行く時であれば、魚はどのような傾向があるだろうか。もし入って来る時であれば、どうすることを魚は最も好むのだろうか」ということを、聞かなければなりません。こういった情報のすべてを頭に入れておかなければなりません。そうしてから出かけて行って、経験しなければなりません。
潮が満ちて来る時に餌を食べる魚がいます。従って、潮が満ち始めた時に餌を投げれば、そういう魚をたくさん捕ることができます。逆に、潮が引き始めた時には、たとえ魚が見えたとしても、どんなに餌を投げ入れても、魚は餌に触れさえもしません。魚は一日の特定の時に餌を食べようとするのです。魚は潮の干満、流れ、また一定の時に従って餌を食べます。このことは陸上の動物にも言えることです。兎を見たことがありますか。兎が餌を食べるのは特定の時間です。兎が餌を食べる時間が決まっていることには、非常に良い理由があります。兎は、鷹が明らかに自分を狙っている日中には、餌を食べないのです。すべての動物界はこのように営まれています。彼らは自分達を守るのに最も良い時間を選んで、動き回るのです。たとえば、虎は夜餌を食べます。虎は小さな動物が眠っている時に餌を探すのです。彼らは百マイルも移動します。象は余り暑くない朝早い時に餌を食べます。そしてその他の時間は木の陰を探したり、水浴びをする場所へ行ったりします。このような行動様式は、低級な動物になるほど予測するのが難しくなります。小さな魚は何時でも餌を食べますが、大きな魚はある決まった時間に全力で餌を食べます。だから魚釣りは単純なものであると思い込んではいけません。いつでも、どこでも行って、餌を投げさえすればという具合に考えてはいけません。また魚釣りは、ただ運によって左右されると考えてはいけません。魚釣りにはそれ以上にもっと多くのことがあります。こういうことを詳しく研究しなければなりません。もちろん、そういうことを全部なした後に、僅かに運という要素があります。
理論を実践すること、人生における実践
こういうことを始めから終わりまで全て記憶することを、期待はしていません。今、全部分かったと思っているかも知れませんが、実際に船に乗って出かけてみれば、最初に何をすべきかさえ思い出せないかも知れません。しかし、講義を通して学ばなければなりません。まだこれを実践したことがなかったとしても、それは丁度、頭の中に種を植えるようなものです。来年までに皆さんはこのことを理解し「お父様が言ったことは本当に意味がある。自分はそれを実践しようと思う」と自分自身に言い聞かせるようになるでしょう。
それは武術のようなものです。最初に学ぶのは基本的な型です。しかし実際に格闘になった時、それらの型を全部忘れてしまうでしょう。そしてできるだけのことをするだけです。後になって、その型を用い続けているにつれて、それらの型が身に付いて来て、戦う時に自然にそれらの型が使えるようになるのです。皆さんは物事を最終的にどのようにして身に付けますか。それは実践を通してです。武術はこういうふうにして学ぶものです。皆さんに教えることは練習ではなく、むしろ戦わなければならないということです。そして、戦っている時に学んだことをすべてつなぎ合わせるのです。チャンピオンになる人は、繰り返し繰り返し挑戦して、たとえ一度の戦いが二十四時間にわたったとしても戦う人です。結局そのように全力投入することで、その人がクラスの一番になるのです。体の大きな人が勝つわけでなく、最も大きな決意を持ち、最もはげしく訓練をする人が勝つのです。
魚釣りにしても同じことが言えます。ここでの我々にとって重要な点は、我々が一生懸命に働いて、たとえ一日に二十四時間働いたとしても魚釣りのあらゆる内容を経験すべきだということです。少なくとも三年間この地域で魚釣りをし、他の誰よりもこの地域について探求しなさい。そしてこういったことすべてに精通するようになれば、他の人が一日中かかって捕るより多くのものを、皆さんは二、三時間で捕るようになるでしょう。皆さんはこのような専門家にならなければなりません。いろいろなことをやってみて、何がうまくいき、何がうまくいかないかを自分自身で見つけなければなりません。プロビンス・タウンとグロースターの間には大分距離があります。魚は潮の干満や流れ、水深や地形の違いによって異なった行動をします。これらのことをすべて知らなければなりません。
またマグロ以外の魚についても研究しなければなりません。カレイや平目について研究しなければなりません。他の所では二十フィート位の深さの所でたくさん捕まえることができましたが、この辺りの二十フィートの所で全くみつかりません。だから多分十五フィートかそれよりも浅い所で魚を探さなければなりません。ニュー・ホープ号は大きな船なので浅い所に行くのは難しいのです。先生が十フィート位の所へ行けと言うと、キャプテンはいつも心配します。
しかしワン・ホープ号はそれ位の深さの所には簡単に行くことができます。そういう意味においてワン・ホープ号は万能な漁船であると言えます。先生はこの船を設計する時、できるだけ多くの魚釣りの能力を持つように考えました。だからこの船は本当に速く走ることができ、あらゆる魚釣りの状況にあわせることができます。ある人はこの船があまり経済的でないと思うかも知れませんが、どこで魚が釣れるかを知れば、そこへ早く行って、早く帰って来ることができます。もし研究せずに、どこへ行くべきか分からなければ、いろいろな所を動き回り、それでもなお魚を見つけることができないに違いありません。そのような場合、その船はあまり経済的とは言えません。しかし、もし皆さんが研究して、捕りたいと思う魚がどんな魚でそれを捕るにはどのようにしたら良いかをはっきり知れば、船足の遅い船は経済性が悪いということになります。なぜなら時間を無駄にするからです。ガソリンを少し節約するかも知れませんが、一日を無駄にして何の漁もなしに帰って来ることになります。そうすればどうしてそれが経済的であると言えますか。

Tuesday Apr 09, 2024
御旨と海 第68話
Tuesday Apr 09, 2024
Tuesday Apr 09, 2024
マグロ釣りと生活様式
1984年 7月 5日 モーニング・ガーデン
皆さんは海を見てどう感じますか。時には雨が降り、しばしば風が吹きます。先生に何か聞きたいことはありませんか。どのようなことをするか、餌をラインにどのように付けるか学びましたか。まだですか。皆さんは自分で来たかったのですか、それとも誰かに言われてここに来たのですか。ここへ来たのは始めてですか。ここにいる日数は長いですが、皆さんはいかにして疲れを越えるかを学ぶでしょう。
漁場であるプロビンス・タウンまでは、二時間ないし二時間半かかります。ということは、釣りは朝五時に始めますので、午前三時ないし二時にはここを出なければなりません。皆さんはそこへ行く最初の船となって、マグロのお客さんを迎える準備をしなければなりません。それが礼儀というものです。皆さんはすべてに対して準備します。マグロは既にここへ来ているのですが、まだ、それほど多くの漁師がマグロを捕っているわけではありません。このことについて我々は常識を持って考えなければなりません。彼らもここにいるのに、なぜ釣れないのでしょうか。
海の中の生活様式
サンド・イールは季節に従って移動します。このサンド・イールの大群は南からやって来るのです。水温がまだ冷たく、水面近くでは少し暖かいのですが、低い方へ行けば行くほど冷たくなります。サンド・イールの群れを追って魚が来ていますが、まだそれほど集まって来ていません。魚はその地域に来てはいますが、ここにまだ定着していません。水温が上がると、サンド・イールは定着するようになる
夏になるにつれて水温は上がります。そして魚は一つの場所に集まるようになりま。そこは深さが七十フィートから百二十フィートの一種の大地のような所です。他の所は深さが二百から三百フィートもあって、非常に深くて冷たいのです。大きな魚は、このサンド・イールの群れがどこにいるか知っていて、そのサンド・イールを食べるために集まって来ます。鯨やマグロはより深い場所にいますが、朝になると餌を食べるために上がって来ます。正直に言えば、それがマグロの朝食の時間です。その朝食の場所が我々が今から行こうとしている所です。
ニシンや鯖や鱈は、マグロが餌にする比較的小さな魚です。それらの小さな魚は、温度が上がってたくさんのサンド・イールがいる場所に集まって来ます。そのような場所に我々は行きます。マグロはそのような餌場に出入りする時、決まった経路を持っています。その場所が船で行きたい場所です。それは普通、餌場すなわち岩棚の端にあります。マグロはごつごつしたものが嫌いで、なだらかな所が好きです。マグロは崖のような所には来たくありません。むしろ坂道のあるような所へ来たがります。。マグロ達は緩やかな坂道を好んで、そこを通って出入りします。
まず皆さんは海図を勉強して、そこがどのような地形になっているかを理解しなければなりません。それからそこへ行って、実際にやってみるのです。先生はこのことを、科学的にも直感的にも研究するために、長い時間を費やしました。だからニュー・ホープ号が他の多くの船よりたくさんのマグロを釣ったのです。ニュー・ホープの周りの船もまた、たくさんのマグロを捕りました。このために、ムーニー以外の人々もニュー・ホープ号に近づいて釣りをしようとしました。
皆さんはこういったことについて、実質的に知らなければなりません。深い感覚を持たなければなりません。皆さんは「まあ、海というのはどこでも同じで、魚は行ったり来たりしているのだから、マグロが捕れるかどうかは偶然の問題だよ」と言うかも知れません。そうではありません。全くそうではありません。偶然ということはないのです。マグロは行動の様式、すなわち習性を持っています。我々はこの習性を理解しなければなりません。より小さな魚はたくさん食べ物がある場所、棚があって、隠れて身を守ったりしやすい場所に集まって来ます これらの小さな魚は群れをなして移動します。こういった魚の群れの長さと幅が、何マイルにもわたっているのを見るでしょう。また深さも何百フィートもあるのです。そして潮の干満に応じて、これらの魚の群れが移動します。時には潮の流れが非常に強い時もあれば、また弱い時もあります。小さな魚は自分を守るために、大きな群れをなして移動します。そして彼らは、大変大きな岩のような、隠れることのできる場所を探しています。海のある一定の場所には、こういった場所がたくさんあります。だから我々は望む種類の魚を捕まえようとするならば、こういったことをも研究しなければなりません。
例えば、我々がストライプバスを捕まえたいとします。時々この小さな魚の群れは、潮の流れが彼らを引っ張るので非常に早く移動します。従って、前の方にいる魚は、たとえ彼らがそうしたいと思っても、スピードを弛めることはできなくなります。そして岩の後ろに隠れる代わりに、岩にぶつかってしまいます。そうすると岩にぶつかた魚は、丁度頭に何かをぶつけた人間のように、ふらふらとなります。こういう場所にストライプバスがよくいるものです。小さな魚が岩にぶつかって、ゆっくりとふらふらして泳いでいる時には餌になりやすのです。こういう所でストライプバスを見つけることができます。だから皆さんもストライプバスのように考え、理論的に彼らがどこにいるかについて見つけなければなりません。
マグロ釣りもまた同じです。皆さんはあらゆることを考え、充分に推論しなければなりません。ただどこかへ行って、海に竿を垂らし、マグロが掛かって欲しいと思ってはいけません。小さな魚は潮の流れと共に移動します。潮の流れが弱くなる岩棚に沿った場所があります。こういう所が、小さな魚が来る場所であり、それを餌とする大きな魚が集まる場所です。皆さんは海図を見て、地形が深くなっていたり、深さが急に変わっているような場所を見つけなければなりません。
また皆さんは、海の底が砂地であるか、あるいは泥であるか、岩場であるかを知らなければなりません。それに応じて異なった種類の虫や小さな生物がいるからです。皆さんはこういうことも研究しなければなりません。ある生物は海草のある所に棲息しています。もし皆さんが小さな魚を捕ろうとしているのであれば、海底がどのようになっているかを理解しなければなりません。また岩場では釣具の重なりも重要です。ただ釣り針を下ろしただけでは、底に引っ掛かってしまいます。時にはギアを戻し、ラインを弛めれば外れるかもしれませんが、多くの場合ラインを切らなければならなくなります。
それを防ぐために、フックと餌から下に十フィートの所に重なりを付けなさい。海底において、釣具がどういう状態になっているかを想像して、そして重なりが海の底を叩いた時にはそれを感じるようにならなければなりません。こういうことに対して敏感でなければなりません。また、フックや餌を引っ張る潮の流れについても考えなければなりません。もし流れがそれほど強くなければ、重なりの上を十フィート以上にする必要はありません。五フィートか、二フィートでも良いでしょう。このように餌がフックにどのようについているかを考えて、餌が底からどの位の高さにあるか、判断できなければなりません。

Tuesday Apr 09, 2024
御旨と海 第67話
Tuesday Apr 09, 2024
Tuesday Apr 09, 2024
共に働くことを学ぶ
皆さんをこの夏一緒に連れて来たのには理由があります。皆さんの中の何人かはオーシャン・チャーチのメンバーで、既にこのような訓練を受けています。またその他の人たちは魚を売っていても、魚を捕まえるのがいかに難しいかを知らずにいます。そういう人たちは漁師に簡単に「出て行って、魚を捕れ。私はそれをお前のために売ってやる。」と言いました。しかしこれは正しくありません。魚を売る人たちは、魚を捕ることがいかに難しいかということをも理解しなければなりません。
皆さんが異なった道を行って、一方はただ魚を捕るだけで、もう一方が魚を売るだけであれば、魚を売る方がいつも要求をすることになります。魚を売る人は「私はあなたが捕まえている魚は好きではありません。あなたはこうすべきだ、ああすべきだ」と言うでしょう。もし彼らが魚を捕まえなければならないとしたら、捕まえている人の事情が分かって、そう簡単に捕まえている人を責めたりはできないでしょう。それと同じように、しばしば捕った後の船の上での取り扱いが悪いがゆえに、魚が悪くなっています。いろいろなことで魚がだめになっています。だから魚を捕る人も、売る人も、お互いから学び、共により緊密に働かなければなりません。
アメリカ人は、日本のメンバーとともに働くことから、たくさんのことを学ぶことができます。日本のメンバーは一つ有利な面があります。先生はここ数年間、彼らを綿密に見てきました。アメリカ人が船を管理するとその船は汚いままになります。ところが日本人の船はいつもきれいです。日本人はきれい好きの人が多いと思いませんか。彼らは何でもきちんと整理整頓しておきます。ここに非常に良い証拠があります。ニューヨークの町に行って、五番街に駐車してある車を見てみなさい。その車はたとえ金持ちが所有する車であっても、非常に汚い。ところが、東京ではどの車も真新しいような状態です。東京の町には汚く見える車は一台もありません。このことは日本人全般の性格を物語っているものです。
これらのことは観察です。ですから皆さんも船をきれいに保って、日本人の水準に負けてはいけません。東洋人について言えるもう一つのことは、彼らのお金の使い方が質素であるということです。日本人を見てください、例えばハッピー・グループの日本人を見てください。彼らは背が小さいし、それほど積極的ではありませんが、一人一人はお金の使い方を知っています。皆さんは好まないかもしれませんが、日本人から学ぶことがたくさんあるのです。だから先生は皆さんを一緒に働かせて、お互いに学ばせようとしているのです。西洋のメンバーにとっての第一歩は、東洋のメンバーを観察することです。
もう一つ質問をします。皆さんは先生が好きですか。なぜ皆さんは先生が好きですか。先生は西洋人ではありませんよ。先生の目は皆さんより細くて小さいです。先生の皮膚は白ではなく、褐色です。先生は韓国人です。もし先生が「よし、ではだれか他の人を先生の立場に付けてやろう。さあ、たとえばゲーハートはどうかな。彼は非常にでっかい男だ。彼は背が七フィートもあるし、顔も手も大きい。足は先生の両方の足よりも大きい。だから彼が大きいから、彼を統一教会の責任者にしてやろう」と言ったとしたら、どうですか。それは良い考えだと思いますか。ゲーハートは先生の代わりの立場に立つべきでしょうか。皆さんはそう思いませんか。ではレーガンについてはどうですか。レーガンが先生の代わりの立場に立つべきだと思いますか。彼らは先生の立場において、決してそれをうまく果たすことはできないでしょう。先生には他の人が取って代わることのできない能力があるのです。それと同じように、日本人は西洋人が取って代わることのできない能力を持っています。アメリカの指導者たちと日本の指導者たちとは違っています。困難に直面して、アメリカの指導者たちは引き下がる道を考えがちです。それに対して、日本の指導者たちは決して引き下がることは考えないでしょう。また宗教生活においても、信仰生活においても、日本人たちは皆さんのお兄さんです。彼らは祝福も早く受けたし、また信仰生活も長く追求しているわけです。だから彼らに対して不平を言ってはいけません。
先生は何も日本人をひいきにしているわけではありません。アメリカ人もより良い潜在的な能力を持っているかもしれませんが、日本人は既にそれを証明したのです。先生に正直でありなさい。皆さんはどっちを取りますか。日本人が一度何かをすると決心をすれば、彼らは一生かかってもそれをするのです。もし日本人がある会社に就職すれば、彼らは一生その会社のために奉仕します。日本レストランを経営しているアメリカ人はどうですか。彼が二人のコック、一人はアメリカ人でもう一人は日本人を雇ったとします。そして一年後、アメリカ人のコックは他のレストランからより良いサラリーを示されたら、全く何の悔いもなく、「さよなら」と言って、直ちにそのレストランを辞めてしまうでしょう。ところが日本人はそうしません。日本人は十年、二十年同じレストランに勤めるでしょう。こういうわけでアメリカ人のオーナーは一つの教訓を学んで、日本人を雇おうとするのです。日本人は一度心が何かにつながれば、決してそれから離れることはないのです。皆さんもこのようでなければなりません。先生は皆さんに多くの期待を持っています。だから皆さんを、こうして日本人と一緒に働かせるように連れて来たのです。
さあ、いよいよ今年の夏の訓練が始まります。出かけて行って、海から学びなさい。先生は皆さんが真剣になって、そして特に今年は事故を起こさないように頼みます。マグロ釣りにおいては、もし一週間も二週間も何も釣れないと、皆さんは集中力を失い始めます。そしてかごをけり回ったり、あるいはラインをデッキの上にそのままにしておいても構わなくなります。しかし、マグロは何ら警告なくしてやって来ます。皆さんは、決してラインの上に足を乗せたまま立っていてはいけません。これは非常に危険です。常に自分がどこにいるか、そして船の上のどこで動いているか、注意を払わなければなりません。
船の上ではすべてをきちんと整理整頓しておきなさい。そうすれば事故が起こるのを最小限にしてくれます。もしラインの上に足が引っ掛かったらどうしますか。この点を特に注意しなさい。もしそういう事態になったならば、マグロには構わないようにしなさい。皆さんの安全のためです。皆さんの生命が危険にさらされているのです。今年の夏は、先生は皆さんが危険や事故から、身を守ることを強調しておきます。
皆さんは自分たち自身を木のように組織しなければなりません。十隻ごとに一人のリーダーを置き、三隻ごとが一つとなって三位基台のリーダーを置くようにします。これらの三隻の船は三位基台として、特に一緒にいなければなりません。そしてお互いに注意しあって、助け合わなければなりません。このような組織でいけば、一隻の船も事故に巻き込まれることはありません。互いにお互いの面倒をみなさい。そして三位基台は互いに助け合って、お互いに注意し合いなさい。このようにしてすべての船を、この修練期間中、組織するようにしなさい。
皆さんが主に関心を持たなければならないことは、船が故障を起こさないようにすることです。もし皆さんの船が動かなくなれば、出かけることはできなくなります。そういうことを防ぐためにあらゆることをすべきです。だから我々はこのようにするのです。今日が始まりです。あと三日後には、皆さんは陸での訓練を終えて、海に出かけて行って魚を釣り始めることになります。先生がここに引き続きいるかどうかは、この訓練の中心ではありません。そういうことには関心を払う必要はありません。先生は既にマグロ釣りは十分しました。ですから、それについては良く知っています。先生がここで釣りをするかどうかについては心配する必要はありません。皆さんは毎朝決まった時間に出かけて行くのです。これが我々の伝統です。皆さんはそれに従わなければなりません。先生は今、他の種類の魚、例えばストライプバスとか、平目とかを釣ることを研究しています。後にはハリバットを釣るために、アラスカへ行く予定です。ここで良い記録を出した人は、先生と一緒に行くことができるかもしれません。今シーズンの皆さんの関心は、本当の漁師になることです。船の中で眠り、船の中で食べるようにしなさい。この夏の期間は非常に貴重なものです。これは皆さんにとって、皆さんの一生にとって価値のある訓練です。だから先生は、ただ皆さんがすべての心情と努力を投入してもらいたいと思っているのです。皆さんに神の祝福がありますように。

Tuesday Apr 09, 2024
御旨と海 第66話
Tuesday Apr 09, 2024
Tuesday Apr 09, 2024
万物と心情の関係
人間は実際には非常に敏感で、物事を知ることができる被造物です。潮流の流れや、それが今どうなっているかを経験から分かるようにならなければなりません。また流れによって、フックがラインからどのように垂れ下がるか、分かるようにならなければなりません。特に七尋(ファザム)半と十尋(ファザム)のラインがマグロを最も釣りやすいラインです。皆さんは餌とそれが水中でラインからどのように動くかについて、心の照準を向けなければいけません。皆さんはまたさまざまな関連した現象を発見するでしょう。全シーズンを通して六ないし八本のラインを使うかもしれませんが、マグロが食い付くのはたった一本のラインです。皆さんは「それはちょうどマグロにとって良い位置にあったからだ」と考えて、ラインの位置を変えるかもしれませんが、しかしそれでもそのラインにマグロが食い付くのです。このようなことを今日の科学でどのように説明しますか。
霊界は競馬におけるダーク・ホースのようなものです。それはほとんど起こりえないようなことですが、それが起こるのです。例えば、皆さんがだれかが捨ててしまったような古いラインを拾ったとします。他の人たちがそのラインでたくさんのマグロを釣ったのですが、遂に新しいラインに付け替えました。皆さんは新しいラインを持っているけれども、その古いラインも使ってみたとします。すると突然その古いラインにマグロがかかるのです。それをどのように説明しますか。そういうことが実際に起こりました。だから先生はこういったことをも話しているのです。皆さんは魚具、フックやラインを愛さなければなりません。魚を捕るそれらの道具を大切にし、一瞬たりとも目の届かない所に置きたくないと思って、自分のベッドにそれらを持ち込むようにならなければなりません。そういった心情、そういった愛は良いことです。この愛がいたる所で結合して、そしてそれが目に見えない方法で、ほとんどありえない方法で結び付くからです。
日本のメンバーが先生の周りに来て「ニュー・ホープ号は古い船になりました。今はもう十三年以上経っています。お父様、新しい船に変えましょう」と言います。先生は彼らの感情を傷つけたくないので、「おー、君はそう思うかね」という具合に答えています。しかし実際には「お前は何ということを言っているのだ」と思っているのです。この訓練プログラムがいかに始まったかという歴史を書くとしたら、その九九パーセントはニュー・ホープ号のことが中心になります。たとえ新しい名前の船を買ったり、あるいはだれかが我々に船を寄付してくれたとしても、その船についてはそれほど書かないでしょう。
それはちょうど、結婚のようなものです。もし皆さんが十年間結婚して、奥さんが年を取ったとします。そうしたら皆さんはその奥さんを追い出して、新しい奥さんを迎えますか。もしそのようにしたらニュー・ホープ号はどのように感じるでしょうか。嬉しいでしょうか、悲しいでしょうか。恐らく泣き叫ぶでしょう。だから先生は次の世代の者にすべてを譲り渡す時には、新しい船に変えようと思っています。その時には、ニュー・ホープ号を引退させて特別の博物館に入れてやります。ニュー・ホープ号もこれが当たり前だと思うでしょう。船は自分が永遠に生きられないことを知っており、時が来れば交代することに同意するでしょう。先生は本当にそのように思っているのです。先生はニュー・ホープに対してそのような感受性を持っています。このことは我々すべてに言えることです。我々は、この世の人とどのように違うのでしょうか。それは心情を通してです。我々はこの世の大部分の人々がなしているのとは全く異なった心情的な世界を創ろうとしているのです。ニュー・ホープ号やワン・ホープに乗る時には、本当にそれらを愛さなければなりません。
皆さんは船が割り当てられた時に「あー、もっと新しい船が欲しい」などと言ってはいけません。決してそのようなことを言ってはいけません。ただその船を愛しなさい。ついにはその船が愛を返して、多くの魚を捕まえてくれるでしょう。船に対して「去年、お前が良く働いてくれたことを良く知っています。今年は私がよく面倒を見てあげます。だから一つとなって成功しょう」と言ってやりなさい。
一日の終わりに、海から帰って来る時にはチャムの場所をきれいに掃除して、悪臭を取り除き、船を手入れして本当にきれいにしなさい。そうすれば、船を見た時に気持ち良く感じるでしょう。そうすれば、船もまた立派に見えるのです。船を良く手入れをして、それを正しく取り扱いなさい。これが皆さんの責任です。日中は魚を捕ろうとして、忙しくて船をきれいにすることはできません。船もそのことはわかってくれます。しかしながら、海上でもし何か悪いことが起こったならば、たとえそれが小さなことであっても、船を手当てしなければなりません。
二、三週間真剣に経験を積めば、皆さんはエンジンがどのような音を立てているか分かるようになるでしょう。そしてエンジンが容量を超えている時を聞き分けることができるようになるでしょう。その時にはスピードを落とさなければなりません。エンジンは人間の体の心臓のようなものです。海において、もしエンジンがだめになったならば、本当に深刻な状態に陥ります。実際にエンジンは皆さんの命より大切なのです。皆さんはそのように考えなければなりません。だから決してエンジンを酷使してはなりません。緊急事態の時はやむを得ないかもしれませんが、決して理由もないのにエンジンを酷使してはいけません。エンジンを家族のように、つまり自分の夫や妻のように愛しなさい。そうすればエンジンがだめになることはないでしょう。
鳥が飛んで来て、自分たちが止まって休む船を探す時に、どの船を選ぶでしょうか。このことは特に小さな村に見ることができます。たくさんの家がありますが、いつも一つの家だけがたくさんの鳥たちがやって来て休むのです。そして驚くべきことに、その家は大変栄えた家です。本当です。その理由は、その家には何世代もの間蓄えられた多くの愛があるからです。
だから我々もそういうことを心において、ムーニーの船は心情を込めて愛さなければなりません。実際先生は、今年ここへ来て皆さんに話をする必要があるかどうかと思いました。しかし、ニュー・ホープ号のことを考えて、先生は「自分は毎年、ニュー・ホープ号の所へ来たのだから、先生が来なければニュー・ホープ号は寂しく思うだろう」と思いました。先生はそんな寂しい思いをさせるわけにはいきませんでした。最近、ニュー・ホープ号はモントークという所で魚を捕っていました。しかしそれをグロースターに返すように頼みました。だからニュー・ホープ号はここへ来てから数日しか経っていません。だから先生もグロースターに来てニュー・ホープ号を訪ねることを考えざるを得なかったのです。先生は船に話しかけ、「去年の夏、私はお前と一緒にずっと毎日漁をしたが、今年はそれほど一緒漁に出ることができない。私はお前にそれを分かって欲しい」と言おうと思ったのです。ニュー・ホープ号は先生がそれほど長くそばにいられないことを分かっているだろうと思います。なぜこういうことを皆さんに言うかというと、今年は皆さんが愛するもの、すなわち皆さんの船にそのような精神を失わせてほしくないからです。船に損傷を与えてはいけません。ちょうど自分の体を守るように、思いを尽くし心を尽くして、皆さんの船の手入れをしてください。

Tuesday Apr 09, 2024
御旨と海 第65話
Tuesday Apr 09, 2024
Tuesday Apr 09, 2024
マグロ釣りの訓練路程
皆さんも知っているように、マグロも被造世界の一部として何らかの霊的な面を持っています。皆さんが霊的に鈍い時には、マグロは皆さんよりも霊的に敏感かもしれません。皆さんが追い求めているマグロは五百ポンド以上の重さがあります。そのような大きさになるためには、十八年から二十年の年月がかかっています。そのことを考えてみなさい。そのような年齢になるには、そのマグロはこれまでに、どれほどの種類の危険を何度も何度も逃れて来たことでしょうか。何度も捕まえられそうになったこともあったでしょう。しかしそれを何とか逃れて来たのです。マグロが五百ポンドまで育ったということは、そのマグロは非常に頭の良い魚だということです。
マグロは、釣り糸がそこに乗れ下がっているのは、自分を捕まえるためだと知っています。マグロが餌に食い付くのは正常なことではありません。それは一つの事故なのです。ちょうど、人間が酒を飲んだ後に事故を起こすのと同じように、マグロはチャムを食べて酔っ払ってしまい、そしてちょっとした誤りで、その餌に近づいてそれに食い付くのです。皆さんがここで違いを作る秘けつは、皆さんが心を集中して、すべての思いを尽くし、努力して、マグロを皆さんのところへ引き寄せることなのです。
もし皆さんが本当に集中して、霊的に敏感になれば、ある日目を覚まして顔を洗って船の方に行こうと準備している時に、既にその日の何時ごろにマグロを捕まえることができるか分かるでしょう。時には何時間も待ちに待っていることがあります。その時、皆さんの心がどうしたのだろうかと不思議に思い始め、すると突然心の中に鋭いひらめきが起こります。その瞬間、皆さんは「ああ、あと五分したらマグロがこのラインにひっ掛かってくるだろう」ということを感じます。それを感じるやいなや、マグロがひっ掛かってきます。皆さん一人一人が一心不乱に専念すれば、一度ないしそれ以上の経験を持つでしょう。
ここで働くことに関して、何らかの法則あるいは原理があるのです。もし皆さんがすべての心を投入するならば、マグロを捕まえるでしょう。皆さんは海の下でどういうことが起こっており、いつ小さな魚が来て、いつマグロが海流や潮によって動くか分かるようにならなければなりません。それを目で見ることなしに、分かるようにならなければなりません。こうするためには集中することが必要です。
先生はニュー・ホープ号で造ったお金を、グロースターの何らかの慈善事業に寄付することを考えています。そうすれば、マグロはもっと餌に食い付くことが期待できないでしょうか。霊界はマグロに対してニュー・ホープ号のラインに食い付くように奨励するでしょう。今年は割り当てがあるので、先生はその三分の二がムーニーの船によって捕まえられることを期待しています。そうするためには皆さんは本当に餌を愛さなければなりません。餌こそマグロを捕まえるための直接の原因なのです。皆さんは神の愛に連結して、餌にそれを投入しなければなりません。皆さん自身がそれを結びつける要なのです。
清潔な船は清潔な精神を反映します。秩序だった船はまた秩序だった精神を反映するものです。つまり皆さんのジグ、釣りざお、リール、ライン、フック、その他すべてのものが、本来あるべき場所に整理整頓されていなければならないということです。先生は皆さんの船がたくさんの心情を受け取ったか、それとも少しの心情しか受け取っていないかを直ちに当てることができます。そして皆さんが深く祈っているなら、霊界が皆さんを助け、皆さんに霊感を与え、マグロを皆さんの船に近付けてくれるでしょう。こういう経験を通して、皆さんは神が生きておられることを発見するでしょう。もし皆さんに何か悪いことが起ころうとするなら、皆さんはそれを感じ取ることができるでしょう。今年は、我々は安全性について関心を持たなければなりません。事故を避ける最も良い方法は、真剣になって自分のすべての心情を、自分が今なしていることに投入することです。皆さんは霊的にも自分自身を主管しなければなりません。いつも自分自身を律しなければなりません。
ここで一つ重要な質問をしたいと思います。「今シーズン中に皆さんは何回ぐらい兄弟姉妹と争いをするでしょうか」。皆さんはそのような状況を望まないでしょうが、時として、そのような状況に巻き込まれて争いが起こることがあるでしょう。その時皆さんはどうしますか。皆さんはいかなる争いが起こることも許してはなりません。皆さんは海に出て行く前に、地上においてそのような状況を作り出すことを避けなければなりません。午前中、皆さんが魚釣りをしている時には、皆さんの心の中にあることを外に出してはいけません。たとえ皆さんの心が燃えるようであったとしても、それを顔に表してはいけません。家に帰る途中、それをいくらか出してそれについて話し合ってみなさい。
時々船にいて、風が吹き、嵐が来ることがあるかもしれません。これは非常に危険なことであり、そのような時に自分の感情を出すことは非常に悪いことです。家に帰ってから暖かいシャワーを浴びて、良い食事をする方が良いのです。そうすれば皆さんは心が寛大になって、皆さんを怒らせたかもしれないような言葉を忘れるでしょう。海に出ている時には、決してつまらないことで心が引っ掛かることがあってはなりません。だれかがどんなに皆さんの心をかき乱すようなことが、そのような人は無視しなさい。だれか隣の人の犬が皆さんに向かってほえているんだという具合に考えなさい。
自分の目標を常に念頭におきなさい。皆さんはここに争いをするために来たのではありません。ここにマグロ釣りに来たのであって、これが皆さんの目的です。ここへ来た目的ではない、いかなるものにも巻き込まれてはいけません。いつの日かすべての心をささげて、それでも何の結果も得られないということがあるでしょう。そういう時は悔い改めるのに良い時です。悔い改めて、そして何か自分に欠如していることはないか、理解できなかったり、適応できなかった部分がないかを探してみなさい。皆さんはそれぐらい真剣でなければなりません。この訓練期間が終わった後、いつの日か独立しなければならない日が来るでしょう。もし、自分の生計を得るために海に出て、魚が捕れないとしたならば、だれが皆さんを助けるでしょうか。政府が皆さんに補助金を出すでしょうか。神様が皆さんにお金を与えるでしょうか。恐らくそういうことはないでしょう。先生が皆さんを助けに来てくれることを当てにしてはいけません。先生はいつもそうできるとは限りません。皆さん、そうすることができますか。皆さんは先生の所へ走って来て、助けを求めますか。それとも真剣になって自分でそれをしますか。それができる人、あるいはしようと思っている人、手を挙げなさい。女性たちはどうですか。もし魚を捕まえることができなかったらどうしますか。マグロは女性がマグロを釣りに行くのを見て笑うでしょう。女性の皆さんがより早く実績を欲しいと思うならば、一度で良いから男性の言うことを聞きなさい。そうすればマグロはこう言うでしょう。「ああ、彼女は女だけれども男性を尊敬している。だから我々も彼女たちに対して寛大になることができる」。だから女性たちは男性たちと喧嘩をしてはいけません。そのようにして皆さんは男性に打ち勝つことができます。それは良いことです。
皆さんは先生がマグロを釣るのを待っている間、一日中何をしていると思いますか。マグロを捕まえて陸揚げするのは、一日のうちほんの一時間ぐらいのものです。それ以外の時間を、先生は何をしているのでしょうか。何もしないでただじっと座って、水の中のラインを見ているだけのように見えるかもしれません。しかし先生は一瞬一瞬に自分のすべての心をその努力の中に投入しているのです。先生は針に付けた餌をいつも調べます。魚が食い付かないとしても、時々ラインを引き上げて餌を調べなければいけません。たとえ近くに魚がいないようであっても、一日三回は餌を取り替えなければなりません。先生は浮きを見れば、ラインに餌がついているかどうか言い当てることができます。ゲーハートができるかどうか知りませんが、ゲーハートもできるはずです。これが分かるということは当たり前のことです。もし餌がなくなってしまっていたならば、ラインを巻き上げて新しい餌を付けなければなりません。

Friday Apr 05, 2024
御旨と海 第64話
Friday Apr 05, 2024
Friday Apr 05, 2024
海は非常に困難な所です。船においては、常にすべての安全手順に従って動きなさい。また泳ぎ方を知っていることは重要です。もし皆さんが泳ぎを知らなければ、常に救命胴衣を身に付けていなければなりません。海の上においては多くの異なったものを見るでしょう。時には巨大な鯨が船のそばにやって来て、ラインをめちゃくちゃにしてしまうかもしれません。皆さんは生徒として学んでいるのですから、この夏はすべての種類のことを学ばなければなりません。皆さんは魚釣りについて学ぶでしょうが、それとともに人生についても学ぶのです。将来について、過去について、また自分の周りの人々について考えてみなさい。そして自分の信仰生活や、どうして自分が教会に入ったかについて考えてみなさい。
心配してはいけません。時間をかけなさい。皆さんはまだ小学校にいるようなものですから、そういう時には博士号を持った人のように振る舞ってはいけません。博士号を持っているような経験を持った人たちは、皆さんを「青二才」だと見て、そして「おー、彼らはいつ自分と同じような経験を持つようになるのか」という具合に考えるかもしれません。我々は海にはまだまだ未知の部分があることを理解しなければなりません。普通の人が夢にも見たことがないようなことを、海において発見するでしよう。そのようなことが起こるでしょう。先生は海底深く探求するような潜水艦を開発することを真剣に考えています。
先生はまた、このグロースターに海洋大学を建設することについても、極めて真剣に考えています。我々はそのような大学を建設するための土地を買いました。しかしこの地域の人たちは恐れをなして「レバレンド・ムーンはこの地域を乗っ取って、ある種の専制政治をしようとしているのだ」と叫びました。もちろん、彼らは今はそのようなことが本当でないことを知っており、彼らは我々を受け入れ始めています。いつの日か、我々はそのような海洋大学を実現するでしょう。考えてみなさい。アメリカはこのように発達した先進国であり、神を敬う国であり、世界の一流国です。ところが、この美しい家は四年間も我々に対して閉鎖されていたのです。人々はこの家に一人の人も入ることを許しませんでした。人々は言いました。「カソリック教会は良いけれども、統一教会はだめだ」と。世界中で、アメリカのように宗教の自由がある国がほかにあるでしょうか。だから我々は反撃して、我々の権利を主張しなければなりませんでした。そして我々はこのグロースターの土地を使うために、反対する人々を訴えると脅かさなければなりませんでした。その人たちも訴えられることを考えて、結局、自分たちが負けるであろうということを認めるようになりました。我々の動機は戦うことではありませんでしたが、我々はそのような不義な行為に対しては挑戦しなければならなかったのです。
今、我々は訓練を始めようとしています。そしてこれは、海にとっての新しい時代が始まろうとしているのです。これは本当に歴史的なことであり、皆さんは今それに参加しているのです。なぜか、なぜならば、将来いつの日か、この地域のすべての人たちが統一教会についてはっきりと知るようになるからです。そして多くの人たちが統一教会に入教するようになるでしょう。皆さん、そう信じませんか。世界中から何百万の人たちが統一教会に入教するようになるでしょう。
彼らは、このグロースターの港に、そして皆さんがこの訓練プログラムの意味を先生から個人的に聞くことができたグロースターのこの特別な家にやって来るでしょう。この一九八四年のクラスのたった七十六人のメンバーはこの新しい時代の「ピルグリム・ファーザー」と見なされるようになるでしょう。今、皆さんはこの夏中グッド・ゴーの船に責任を持っています。将来、このような責任を持つ人々は選抜されるでしょう。恐らく十万人に一人が選び抜かれて、全体で七十人か八十人だけが、ここに来て、グッド・ゴーの船を割り当てられるようになるでしょう。今日、皆さんはそれほど競争もなく選ばれて、キャプテンとなるべく訓練を受けることができるのです。皆さんの中でここに来て、長い間つらい仕事をしなければならないと言って、不平を言っている人たちは手を挙げて先生に言いなさい。「私はこのような開拓をしてオーシャン・チャーチの先祖となる機会を逃したいと思います」と言いなさい。皆さん、去るのは自由です。もし皆さんが今から十年先、二十年先どのようになっているかについてのビジョンを持っていないならば、去ってしまってもかまいません。皆さんは今、我々が本当に歴史的な瞬間にいることを認識しなければなりません。
先生は毎年釣りに来ましたが、毎日、嵐であろうと良い天気であろうと、先生は船に乗りました。また前の日どんなに遅く床について、どんなに早く起きなければならない時でも、先生は船に乗りました。しかし今は先生が自由に出かけることは安全ではありません。これが先生が我慢しなければならない現実です。先生は無神論や共産主義に対して断固とした立場を取っていますから、彼らは何とか先生をやっつけたいと思っています。ですから、過去十年間先生がしたように、毎日、皆さんとともに海に出るということは難しいことです。
先生は皆さんに自立して欲しいと期待しています。皆さんは独立して自分自身の道を開拓するようでなければなりません。特に今年はそうです。さもなければ、皆さんはどうして自分で自分を養う人間となることができるでしょうか。またどうして、皆さんは他の人を支えることができるでしょうか。皆さん一人一人がこの訓練期間の意味を理解して、これからの二カ月間、そのような基準に見合うようにならなければなりません。皆さんが、船に乗って毎日出かけることがいかに難しいかを体験する時に、先生が過去十年間、毎日ニュー・ホープで過ごした経験を思ってください。この十年のシーズンの間、一度も船の上で横になって眠ったことはありませんでした。先生はこの訓練のために自分のすべての意思と心情を投入しました。先生は船に乗って、マグロを待っている長い間も常に、もっと神と人類のために自分をささげるように祈っていました。このようなことを、ここで皆さんに相続して欲しいと願っているのです。

Friday Apr 05, 2024
御旨と海 第63話
Friday Apr 05, 2024
Friday Apr 05, 2024
なぜ我々は海の訓練をするのか
1984年 7月 2日 モーニング・ガーデン
グッド・ゴーの船を見てみましょう。水が好きなだけ入ってくることができます。皆さんの船体の底に穴を開けて、実験してもよいです。船の中に何人かの人がいたとしても、船の内部が泡状の発泡スチロールのような構造になっているので、彼らは船の中にとどまることができます。この船は安全性を考えて造られています。それと同時に、この船は非常に速く走る船です。もし嵐がやってきたとしても、皆さんはその嵐を乗り切ることができます。もちろん、この船は最も経済的な船というわけではありません。なぜならその船は非常に多くのガソリンを必要とするからです。しかし訓練のプログラムのためには、その船はそれだけの価値があります。我々は速度の遅い経済性の良い船よりも、安全で高速の船を必要としています。訓練のためにはこのグッド・ゴーの船は最善です。
訓練の価値
いかなる訓練コースにおいても、訓練が厳しければ厳しいほど、より多くを学ぶことができます。訓練自体がそのプログラムに価値を与えるのです。究極的に我々は漁業に入ろうと思っています。それが将来です。もし我々にお金がなかったならば、いかにしてアメリカや世界の問題を解決することを助けることができるでしょうか。漁業において、仕事は信じられないほどに厳しいものですが、その見返りは良いものです。しかしながら、いかなる仕事も達成するためには、まずだれでも訓練期間を通過しなければなりません。
現在何人かのメンバーは日本レストランの創設途上にあります。皆さんはレストラン・ビジネスはほんの小さなことであると考えるかもしれませんが、しかしこれは多くの意味を持っているのです。まず第一にレストランは非常に多くの人が出入りする商売です。これを通して、これらの人たちに接触することができます。皆さんはそれらの人たちに話しかけ、そして良い関係を築くことができます。そしてそれらの人たちに奉仕し、そして真の奉仕精神を示すことができます。我々は宗教人であり、この世においても働かなければなりません。このような意味において、レストランは我々が行う上において非常にすばらしい事業であると言えます。
今、日本レストランは流行しています。だれもがこの新しい種類の食べ物を食べてみたいと思っています。お客さんが入って来た時には、多分それは初めての経験でしょう。皆さんが彼らに心を込めて奉仕すれば、彼らは食べ物と恋に陥り、あるいは皆さんのレストランと恋に陥って、また何度も何度も来たいと思うようになるでしょう。我々は日本レストランから始めていますが、何も日本レストランだけにこだわる必要はありません。我々はいろいろな背景を持ってきているのです。イタリア、フランス、インド、その他あらゆる文化背景からきています。我々メンバーは世界中から来ているのですから、それぞれの特徴あるレストランを始めるのに何の問題もないでしょう。 いろいろなビジネスの中で、投資してからわずか三年で収益を上げることができるビジネスは、それほど多くありません。レストランであれば、一定のお金を投資すれば三年以内にその投資が返ってきます。このようにして我々は、更に多くのレストランを作ることができます。そしてこれらのレストランが成功した後には、そのような実績があるので、銀行は我々のレストランが安全であると分かり、銀行からお金を借りることができます。お金を返済するのに何の問題はありません。我々はそういった基盤を作ることができます。さらに最も重要なことに、我々は人々に魚を食べることを教えることができます。将来の食事は魚です。我々がこのような投資をしてそこから成功することができさえすれば、我々はさらにそれを発展させ、さらに大きな成功が保証されます。
レストランにおいて、皆さんは毎日多くの人たちに奉仕することができます。そしてこのようにして、それぞれの地域社会において一味違ったことをなすことができます。そのことを考えてみなさい。このように非常に意味のある、そして現実的な方法を通して、アメリカの精神や魂を向上させることができます。アメリカの人たちは、我々と友情を築くことができるようになります。そして彼らは現実的な方法で我々を知ることができるようになります。いかにして、我々はこの国のために奉仕することができるか。現実的な方法を通して、いかにすればそれをなすことができるか。我々は本当にこの国を救うために、我々がなすあらゆるものを通して基盤を作りつつあります。我々は現実的な奉仕を通して、人々に手を差し伸べることができるのです。私たちは機械や船、車、魚や寿司などを売っているかもしれません。しかし真に重要なことは、我々が人々に奉仕し、そして彼らとの間に良い関係を築くということです。我々は我々の基盤を築いているのです。そしてそれはまだ些細なものであるかもしれませんが、いつの日か、それは国中に広まり、良い影響を与えるようになるでしょう。 これは皆さんの国です。皆さんはこの国の良い将来を見たいと思いませんか。皆さんは、皆さんの時とお金と努力をささげることができなければなりません。今は、人々は我々を誤解していますが、やがて彼らは我々の仕事の背後にある本当の動機が分かるようになるでしょう。
漁業において、我々は全く新しい基盤を造らなければなりません。我々は出かけて行って魚を捕まえます。我々はその魚を買って、それを我々のレストランに売ります。我々は魚の配達人であり、同時に小売人にもなります。なぜ、現在において漁業がそんなに低迷しているのでしょうか。家で毎晩食べるには魚があまりにも高いために、大部分の人々は特別の時以外は魚を買おうと思わないからです。しかし、本当に漁船から来た時に魚は高いのでしょうか。そうではありません。漁師たちは彼らの仕事にもかかわらず、だれよりも少ないお金しかもらっていません。水揚げの時の魚の値段は非常に安いのですが、だれがお金をもうけているのでしょうか。それは仲介人です。仲介人たちは魚を安く買って、それを高い値段で売るのです。これは公平ではありません。これは漁師にとっても、消費者にとっても公平ではありません。
我々は大衆のための利益を考えなければなりません。我々は安い値段で良い魚を提供しなければなりません。いつの日か、人々はこのことを考えてムーニーを歓迎するようになるでしょう。我々がマグロ釣りの訓練を始めた時には、ばかげた反対しかありませんでした。それは人々が非常に恐れていて、パニック状態に陥ったからです。しかしながら、人々が我々のそばで魚を捕ってみて、我々がいかに行動しているかを見て、我々がまじめな人間であることを知りました。そして魚の値段が漁師のために上がりました。我々の運動がそのような値段の上昇に影響を与えたのです。我々はお金を投資してすべてを失いましたが、漁師たちは本当に幸せでした。彼らはより高い値段で我々に魚を売ることができたからです。今年彼らは同じようなことが得られると期待し、望んでいます。彼らは先生がダンベリーへ行かなければならないことを本当に心配していました。彼らは魚の値段についてどうなるか心配して、我々が彼ら漁師を助けるのをやめるのではないかということを心配していました。もし彼らが今年の夏、先生が来るかどうか聞いた時には、このように答えてやりなさい。「皆さんがレバレンド・ムーンを刑務所に入れたのです。長年の間、皆さんはレバレンド・ムーンを取り除きたいと思っていました。今彼が周りにいないことが分かった時にアメリカの人達は苦しんでいます」彼らにこの点を考えさせるようにしなさい。
我々は今、訓練しなければなりません。それが今年の夏に関して、心の中に留めておく唯一のことです。先生は皆さんの顔を見て、そしていろいろ勉強しました。皆さんが幸運だったがゆえにここに来ているのです。皆さん自身はここにいることをそれほど幸福に感じていないかもしれませんし、皆さんの前途に横たわっている厳しい仕事のことを考えているかもしれません。しかし、ある意味では皆さんにはそれ以外の選択の余地はないのです。皆さんは偶然にここに来たのではありません。何かが皆さんをここに引っ張っていると感じたのです。しかしながら、皆さんは今やっていることに集中し、本当に心を注がなければなりません。もし皆さんの心がここにないとした場合、何かが起こるかもしれません。
先生は特に事故について心配しています。お互いに悪い人間関係は作らないようにしなさい。船の上においてはこのことは深刻です。我々は注意深くなければならないし、自らを訓練しなければなりません。我々の船の上において、お互いに悪いことが決して起こらないように注意しなさい。もし皆さんがだれも信仰の背景を持っていないような船の中で働く時は、さらに深刻です。普通の漁船の上で、もし皆さんが敵を作るようなことがあれば、船の縁から突き落とされ「命を失う」ということが極めて簡単に起こるでしょう。「事故」というものが起こり得るし、だれもそれが事故でなかったということを証明することはできないのです。分かりますか。このようなことが起こります。だから我々は、ここでいかにして良い人間関係を作るかということを学ばなければなりません。

Friday Apr 05, 2024
御旨と海 第62話
Friday Apr 05, 2024
Friday Apr 05, 2024
一九八〇年に始めた人は手を挙げなさい。皆さんはこれだけのことをしましたか。皆さんのだれかが少なくとも一人の市長、あるいは沿岸警備隊の一人の係官と関係を結んだ人はいますか。だれもいませんか。それでは皆さんは、これまでの時間をすべて無駄にしてしまったわけです。これは皆さんすべてにとって恥ずべきことです。だからわれわれはもう一度新たに出発し、基盤を再創造するのです。皆さんはまず統一原理を学ばなければなりません。皆さんが統一原理を教えることができなければ、霊的な基盤を達成する方法がありません。皆さんが皆さんの理想や理念を教えることができなければ、成功を勝ち得る方法がありません。
皆さんは皆さんの町にとって魅力的な人とならなければなりません。そして何か与えることができなければなりません。ムーニーたちが町に来れば、町の人はいつも皆さんを見つめ、何をするのかと恐れているでしょう。皆さんが出かけていって、その地方を発展させていくならば、町の人々はそのような恩恵が来ることが分かるようになるでしょう。そうすれば、彼らは皆さんに反対しなくなるでしょう。皆さんは自分の戦いを組織しなければなりません。なぜならば皆さんは、あらゆる点で彼らの前で証詞をしなければならないからです。人々は皆さんを自動的に信じることはないでしょう。皆さんは規律正しく組織化されなければなりません。皆さんはチームワークを重んじる人でなければなりません。それには疑いがあってはなりません。もし皆さんがほかの人を訓練しようとするなら、自分自身を訓練しなければなりません。これがオーシャン・チャーチの路程です。
時として、海に行く人たちはだらしのないことがあります。われわれはあらゆる詳細な点まで絶対的に念を入れなければなりません。皆さんは自分の心に規律を与えることなくして、海を首尾よく勝ち得ることはできません。皆さんは海における仕事に対して、科学的で組織化された取り組みをしなければなりません。
皆さんは、皆さんの船を絶えず手入れしなければなりません。皆さんの船はいつも最高の状態に管理し、一点の傷もないものでなければなりません。さもなければ、皆さんは危険な立場に陥ることになるでしょう。皆さんの公的な使命は非常に困難なものです。しかし、もし皆さんがそれを達成しようとするなら、アメリカにおけるほかの指導者と比較することはできません。だから先生は、海洋をアメリカにおけるわれわれの仕事の基盤として選んだのです。またそれゆえ、先生はこの基盤を築くために神学校卒業生を選んだのです。
しかし皆さんは、厳密に先生の指示に従わなければなりません。皆さんの心霊状態がすべてを決定するでしょう。皆さんは常に祈らなければなりません。特に、海に出る時は祈らなければなりません。そうすれば、皆さんは危険から守られ、導かれるでしょう。心を用い、信仰を発展させるようにしなさい。オーシャン・チャーチのメンバーは、時として非常にずさんなことがあります。彼らは例えば「なぜわれわれにはイエスが必要なのか」というようなことを言います。それは奇妙な考え方です。もしイエス様が必要でないとすれば、われわれにはモーゼ、アブラハム、アダムも必要でなくなります。もし第一のアダムが必要でないとすれば、第二のアダムも必要でなくなります。そのようにして最後には「われわれにはお父様も必要ない」と考えるようになります。これが皆さんの結論となります。われわれがしていることは、イエス様もしたいと願ったことなのです。われわれは霊界におけるイエス様を解放するために働いているのです。イエス様は霊界において、人類を解放するために働いておられます。そしてそれがわれわれの仕事でもあるのです。もしわれわれがイエス様と霊界を解放することができなければ、地上に天国をもたらすことはできません。
皆さんは正しい心の状態を保たなければなりません。もし皆さんの心が霊的に一つにならなければ、被造物のひとつであり、また感受性を持っているような魚は、皆さんのそばには来ないでしょう。皆さんが霊的な基盤をもって町の指導者たちと交わることができなければ、決してオーシャン・チャーチの勝利を得ることはできないでしょう。皆さんはあるゆる段階の人たちの所へ行って、その人たちを皆さんの下に勝ち得るようにしなければなりません。皆さんの町において、皆さんはあらゆる種類の、例えば非常に荒っぽい人たちにも出会うかもしれません。それらの人たちの中には、自分自身の親さえも投げ出してしまうような人たちさえもいるでしょうが、皆さんはそれらの人たちをも勝ち得なければなりません。皆さんはそれらの人たちに対して、皆さんが本当に彼らのことを思っているんだということを確信させなければなりません。それらの人たちがそういったことを認識するようになれば、町の中で皆さんとともに仕事をしたいと願う人たちを見つけることができるでしょう。もし皆さんの心が霊的に正されていれば、皆さんが正しい態度を持っているがゆえに、それらの人たちが皆さんを助けるようになるでしょう。彼らは皆さんの方に引き付けられるでしょう。そして皆さんが礼儀正しく、正直で、献身的な人たちであるという評判を得るにつれて、町の指導者たちも若者を皆さんの所へ来させ、そしてその若者たちが皆さんと仕事をするのを見守るようになるでしょう。そうすれば、彼らが皆さんのことを証すようになります。皆さんはこういう路程を通って行かなければなりません。皆さんはその本当に荒っぽい人たちに対して、皆さんとともに出かけ、またその自分の息子を連れて来るようにと頼むこともできます。そして、その人たちの息子を非常に心を尽くして取り扱えば、その荒っぽい人たちも感動するでしょう。いかなる都市においても、若者の問題について悩んでいる親たちがいるのです。オーシャン・チャーチのメンバーたちはこれらの難しい若者たちを助けてあげるのです。そして彼らの言葉に耳を傾けるカウンセラーとなることができるのです。そして皆さんの船でこれらの若者たちを訓練することができます。そうすれば、その若者の親達、町の市長や指導者たちも皆さんの側に来るようになるでしょう。皆さんに反対したり、否定的な人たちは、皆さんを歓迎するように皆さんが心を変えてあげなければいけない人々です。
皆さんはこれらの否定的な人たちをつかんで、彼らの心を勝ち得るようにしなければなりません。もし皆さんがそうすることができるならば、皆さんは非常に早く成功するでしょう。先生の言っていることが分かりますか。この麻薬に溺れてしまっている若者たちとともに働くようにしなさい。ほかのだれもそのような若者たちを助けることはできませんでした。しかし皆さんは彼らを助けることができます。
先生は、オーシャン・チャーチはIOWC(国際機動隊)や州の教会以上に成功すると信じます。なぜならば、皆さんが船を用いてする仕事は、非常に早く町から認められるようになるからです。いつの日か、皆さんが皆さんの町の市長にさえなるかもしれません。人々は皆さんがその町を奇麗にするために成した貢献に基づいて、皆さんを市長に選ぶでしょう。また皆さんの中には、下院議員や上院議員といった国会議員になる人さえも出てくるかもしれません。
船を十分に手入れしなさい。そして出かけて行って、魚を捕まえなさい。また船を伝道のプログラムのために用いたり、町の若者たちを訓練するために用いなさい。皆さんが必要なものはすべて、船によって与えられます。皆さんはこれまで何年間、時間を無駄にして来たのですか。さあ、今から私たちはそれをするのです。地方の教会にいるほかのメンバーたちに仕事をさせるようなことをしてはいけません。そうでなく、オーシャン・チャーチの指導者である皆さんが、町へ行って、町にいる若者たちから支持を得るようにしなければなりません。それぞれの町を二、三人のメンバーで開拓しなさい。本当はこの目的のために三百隻の船を造るべきでしたが、皆さんはそれを受け入れる準備ができていませんでした。皆さんはそれぞれのセンターで十隻の船も欲しいと思いませんでした。そして先生に対して「お父様、われわれは一隻あれば十分です。これ以上船を送らないでください」と言いました。先生は深く失望しました。
このような幻滅はどこから来たのでしょうか。皆さんはほかのいかなる教会のプロジェクト以上に希望を持つべきでした。ところが、かえって希望を失ってしまいました。それは皆さんが先生の支持に従わなかったからです。マグロ釣りがオーシャン・チャーチではありません。本当の意味において、そうではありません。それは訓練するのには良い方法ですが、マグロ釣りは単なる始まりに過ぎません。皆さんはそれぞれの町において、地方の漁業をする人の尊敬を勝ち得なければなりません。そうしてから、皆さんのオーシャン・チャーチを始めることができるのです。皆さんが若者たちを訓練して一隻の大きなトロール船に責任を持てるようになった時、その時が本当の意味で仕事を始めたということになるのです。将来のオーシャン・チャーチのために、またアメリカのために、いかに成功を勝ち得ることができるか、分かりますか。分かったならば始めなければなりません。今から新しく出発しなければなりません。
皆さんがオーシャン・チャーチで発展していく間は、日本人から学ばなければなりません。また日本のメンバーは皆さんと協力し、助けなければなりません。また皆さんは彼らを助けなければなりません。皆さんは海に出て行かなければなりません。それが皆さんの役割であり、使命です。もしアメリカのメンバーが失敗するならば、先生は日本人や韓国人、あるいは祝福の子女たちに対してこの使命を達成するように求めなければならないかもしれません。先生は絶対に成功しようと決意しています。過去のことを悔い改め、新しい希望に満ちた出発をするようにしなさい。今こそ、その時です。どうですか、やる気はありますか。もしやるならばここで厳粛な約束をしましょう。この公式路程に従って行って、成功することを決意しましょう。
皆さんは先生がどこにいるか知らないかもしれませんが、先生はいつか突然皆さんの所へ来て、一緒に海へ行こうと言うかもしれません。その時に備えて、いつでも用意をしていなければなりません。その時のために皆さんの船をいつでも出せる状態にしておきなさい。そういう時が来るでしょう。先生が皆さんの町に行ったら、十分以内にすぐに海に向かって出なければなりません。それだけの時間内にドックを出発できるように用意していなさい。常にそのために皆さんの船を準備しておきなさい。先生が来た時に、先生が皆さんを呼んで「用意はできているか」と言うでしょう。その時皆さんは「はい、お父様行きましょう」と答えなければいけません。
もしオーシャン・チャーチが、密輸入する船によって麻薬が持ち込まれるのを防ぐならば、沿岸警備隊がわれわれを支持するようになるでしょう。そうすればムーニーたちは麻薬という深刻な問題に直面しているアメリカを助けようとしている人たちであると認められるようになるでしょう。麻薬はこの国の若者をむしばんでいます。麻薬問題を奇麗にすることによって、この国の若者たちが未来を持つようになります。先生は海がアメリカにおいて新しく築かれるべき基盤の手段であると見ています。しかし、オーシャン・チャーチの摂理が本来のペースを守らなかったゆえに、先生は失望しています。皆さんは摂理のスケジュールから遥かに遅れています。
だから、どうか一生懸命勉強して、きょうからもう一度先生の指示を復習してください。ここからわれわれは前進するのです。われわれが何をするべきかについては、もはや何らの疑いもありません。皆さんはそれをしますか。(はい)「はい」ですか。絶対的に「はい」ですか。(はい)では、その皆さんの決意を失ってはいけません。どうもありがとう。