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Wednesday Nov 22, 2023
真の父母経 第329話
Wednesday Nov 22, 2023
Wednesday Nov 22, 2023
天宙平和統一解放聖火式(二〇〇二・一〇・一八、漢南国際研修院)
40 愛の主人、真の愛の主人にならなければなりません。神様の代身です。お父様はそれを知ったので、死ぬことが問題ではありませんでした。どんなことがあっても、その位置に進まなければなりません。ですから、霊界と肉界がすべてメシヤ、救世主、真の父母として侍ると決意しました。お父様によって、その道が開かれるのです。
神様もそうです。神様まで八段階で上がっていってこそ、天宙の主人になります。そうして、「あなたが創造したすべてが私にくっついてきました」と言いながらお捧げしたあとに、返していただくのです。神様が「本来の創造の世界はあなたたちに相続させよう。御苦労だった」と言って、再び受け取らなければなりません。そのようにしなければ、自分の(本来の)所有権はないというのです。
家庭もそうであり、国もそうです。サタン世界に勝たなければなりません。サタン世界から抜け出さなければなりません。そのようにしてこそ、愛の主人、生命の主人、血統の主人、家庭の主人、国の主人、世界の主人、天宙の主人である神様を主人として、侍ることができます。それで、総蕩減復帰、解放の聖火式をするのです。解放聖火式は、生きているときにします。生きて復活するのです。
41 第四次アダム圏解放時代の上に、地上・天上天国が連結される時代になっていきます。どれほど途方もない内容であり、どれほど貴いかを皆さんが肝に銘じなければなりません。天上・地上和合統一大会というのは、天上世界・地上世界平和統一解放聖火式のことを意味します。これが最後です。ですから、新しい天地が生じるということを考えなければなりません。皆さんの心に決心することが、皆さんの生涯路程と歴史に同伴すると考え、そのとおりに進まなければなりません。
42 二〇〇二年十月は、天の国の復帰摂理を整理した基準から見るとき、すべてを清算することができる時です。それが、天上・地上和合統一大会です。霊界と肉界が一つになって、天上と地上が和合して統一されるのです。父母様を中心として、霊界の五大聖人と、そこに従属している数億の霊界人たちと、地上の祝福を受けた人すべてが、神様を中心として決意大会を行って一つになるのです。
ですから、皆さんに過去の包みがそのままあれば、すべて燃やさなければなりません。父母と息子、娘と万物を合わせて、エデンで失ったものをすべて清算した上で、「私の物はなく、全体が天の物である」と言わなければならないのです。
父母様の家庭の三代と皆さんの家庭の三代が一つにならなければなりません。国がなければなりません。一つにするための基準において、いかなることがあっても、これをしなければならないのです。そこにはカインが協助し、天使長が協助し、霊界が協助するようになっています。
国家を中心としては、国家が一つになるための出来事が起きます。父母様は、サタン世界、カイン世界の国を取り戻す時代を越えていきました。分かれたものを統一された世界にする時代に入ったのですが、それを総決算したのが天宙平和統一解放聖火式です。
43 神様の解放圏を成就できるように、条件的なものはすべて築きました。それで、二〇〇二年八月五日、天地父母統一安着生活圏大会を行い、霊界と肉界の和合統一を記念する鮮文大学大会を中心として、天宙平和統一解放聖火式を行いました。世の中を燃やして越えていくのです。そして、霊界と肉界が同じであるという天一国平和統一平定国家を宣布したので、地獄の門も、楽園の門も、天国の門もなく、祝福を受ければ四方に入っていける道ができているというのです。そこには、個人は入ることはできません。サタンが主管するその国を取り戻して捧げ、国と共に入っていかなければならないのです。
一体統一式(二〇〇三・一二・二一、漢南国際研修院)
44 一体統一式とは何でしょうか。第四次イスラエル国が、第一、第二、第三イスラエルと一つになっていません。第一イスラエルの国がありません。キリスト教によって、アメリカが第二イスラエルになりました。そして、第三イスラエルである韓国を独立させたのはアメリカです。アメリカが第二イスラエル圏ですが、霊界を知りません。霊界と肉界を統一できませんでした。霊界と肉界を知っている人、アダムとエバが失敗した位置を知っている人が初めて真の父母の名をもってきて、統一しなければならないというのです。
真の父母は、世の中を救うことができます。どのように病気になったのかが分かっているのです。その次に、皆さんは、宗教の病気とは何かを知らずにいます。心情世界を知らないというのです。イエス様はイスラエルの国に来て、十字架で亡くなりました。十字架で逝ったので、十字架で来なければなりません。死の場をつくっておいたので、来られる再臨主が天下の平均基準を定着させるためには、この泥沼の場所に行って柱を立て、定礎石を据えなければなりません。そうすることができるよう決着をつけなければならない平和宣言の瞬間を迎えています。
その時間に先立ち、二〇〇三年十二月二十一日に一体統一式を宣布することによって、神様がこの争いの場の中で植えようとした第四イスラエル国が植えられました。それにより、亡くなったイエス様を、第四次イスラエル国の前に復活したイエス様として、王権を身代わりして守り得る位置に立てることができるようになったというのです。
45 二〇〇四年からは一切が統一されたという立場で、神様が思いどおりにできる時代に進んでいくことを知らなければなりません。神様の祝福を受けた私たちの家庭が、天国に入っていくことのできる特権をもち、天国の中で完成すべきものが天一国なので、天一国を代表して何をしなければならないのでしょうか。
今まで歴史的な旧約時代、新約時代、成約時代を経て、霊界に行っているすべての霊人たちと天使世界、地上にいる祝福家庭と天上世界の祝福家庭が一つにならなければなりません。地上の皆さんが神様のみ前に第三代の孫、孫娘の家庭のような立場に立ち、新しい血族を中心として、真の父母が一代であれば、皆さんは二代であり、皆さんの子女が三代ですが、この三代を中心として祝福することによって、霊界と肉界が一つになるのです。
解放的天宙統一国開天日宣布(二〇〇四・一〇・三、九里中央修練院)
46 二〇〇四年十月三日からは、「世界統一国開天日」ではなく、「天宙統一国開天日」になります。世界ではなく、天宙です。天宙・天地・天地人父母とは何でしょうか。無形の神様の実体をまとったアダムとエバが、成熟して結婚式をすることによって定着できる基準を失ってしまったので、これを真の父母を中心として蕩減復帰して成し遂げたということです。
神様は、二性性相の中和的存在であり、格位においては主体格です。そこに、アダムとエバの実体が現れました。エバは、アダムのあばら骨を抜き取って造られました。分かれたのです。分かれて生まれたものが成長しなければなりません。霊的世界の天宙的統一圏の父母は、心自体を中心として、体自体の実体的真の父母が結婚式をしたならば、完成したはずですが、そのようにはならなかったというのです。
アダム自体がいくら主体格になっているとしても、その相対格が完成しなければ駄目なのです。相対格も完成できませんでしたが、主体も完成できなかったので、この地に定着できません。ですから、この地上の祝福を受けた家庭は天国に入っていくはずなのですが、天国に入っていける門がすべて塞がったのです。それで、これを解放しなければならないというのです。楽園解放から地獄解放、霊界全体解放のために、祝福全体化を中心として、神様が宣布しました。
Saturday Nov 11, 2023
真の父母経 第328話
Saturday Nov 11, 2023
Saturday Nov 11, 2023
霊界・肉界総統一宣布式(二〇〇二・三・一、アメリカ、ハワイ)
34 父母様が地上だとすれば、興進君は霊界です。霊界と肉界が、新しい時代の終着点を越え、未来において、杖であれば杖、武器であれば武器が必要だというのです。そのようなものを準備しなければなりません。今まで、霊界は霊界で分立して役事し、地上は地上で役事しましたが、今や天一国を中心として、自主国勝利圏解放時代を迎えたので、すべてが共通目的を中心として一つになり、一緒に協力する時代が来ました。
ですから、今まで霊界と肉界が分かれて反対になっていたものが、今や兄弟圏、アダムが上に立って天使長が下に立つ、そのような立場になりました。霊界の祝福家庭もそのような意味で、アダム世界、地上の天一国を助けるべき時が来ました。ところが、天使世界は堕落したので、祝福を通した血統的関係をもつことができませんでした。それで、地上の祝福家庭を助けることによって、一体化するのです。
35 清平修錬苑で興進君がしていることとは何でしょうか。聖人たちを代表して霊界の司令官になり、今までセミナーを行って中間媒介の基盤を築きました。これを直接的に地上に連結させるための活動をしなければなりません。それで、皆さんが直接的に連結できる行事が、アメリカで挙行する十四万四千双の祝福です。この祝福は、地上だけでなく、地上と天上世界が力を合わせて行うのです。
霊界は別の国ではなく、別の血族ではなく、私たちの家と私たちの国です。私たちの家と私たちの国のこととして、これは、私が今まで加担して行うことであると同時に、永遠なる神様のみ旨を成就する過程に私たちが加入してすることです。これが、自主国勝利圏解放時代の活動です。自主国勝利圏解放時代を迎えたので、霊界や肉界が今や一つの道を行かなければなりません。ですから、皆さんが霊界に影響を与えなければならないのであって、霊界の支配を受けるようにはなっていないのです。
霊界の司令官は興進君です。イエス様の時代と正反対です。神様の位置に父母様がいて、興進君はイエス様の位置にいます。イエス様の位置にいる興進君が霊界に行って、現在、父母様のみ意に従う活動をしているのです。ですから、本来の関係にならなければならないというのです。地上に来て、天に対して霊界と肉界が分かれた立場ではなく、父子関係の一体圏で、自主的勝利の覇権に向かって前進すべき時に入ってきたので、これを宣言してあげなければなりません。その宣言は、ここの責任者もできず、清平修錬苑でもすることができません。
全体の責任は、神様がもつことはできません。父母様が神様にお願いして宣言することにより、そのような行事で開門が可能だというのです。
六千年役事大解怨式(二〇〇二・四・四、アメリカ、イースト・ガーデン、天宙清平修錬苑)
36 交叉結婚をすることによって、水平線、平衡線を中心として、個人と家庭も塞がったものがなくなってこそ、大きくなって上がっていき、世界まで包括できるのです。ところが、すべて塞がっています。サタンがそのようにすることによって交叉血統をつくったので、平衡線血統圏を中心として、個人解放圏から家庭解放圏、氏族、民族、国家、世界、天宙、神様解放圏まで、八段階の解放圏を形成しなければなりません。
そうすることによって、自分個人を蕩減して祝福を受け、家庭解放から神様解放まで八段階の基準を立てておけば、本然の基準を中心として、天地が和合できる時代に入るようになるのです。そこにはサタンがいないので、自動的に統一できる時代です。その時代を連結させるためのものが、二〇〇二年四月四日に行った六千年役事大解怨式です。
六千年役事大解怨式、大役事解怨総蕩減式を執り行ったので、サタンは後ろに退かなければなりません。サタンは、人類世界から去らなければならず、天のすべての祝福を受けた人は人類世界に訪ねてきて、故郷の地と国を探し出すために先頭に立たなければなりません。アダムとエバの家庭を中心として見るとき、アベルが兄になるべきなので、皆さんが先頭に立って進まなければならないのです。小隊長の年が幼くても、命令をすれば絶対服従しなければなりません。そうして、すべて一つにならなければならないのです。
絶対信仰、絶対愛、絶対服従できる心、一心、一体、一念にさえなれば、天が思いどおりに動くことができます。天運と天が思いどおりに動くのです。天地父母様の勝利基盤と条件、すべての主流思想の方向が目的地まではっきり連結されているので、走りさえすればよいのです。高速道路が連結されているので、すべて通じることができます。どこに行っても道は塞がっていないので、運転さえ上手にすれば、速く走っていくことができます。冒険が問題ではありません。
天地父母統一安着圏宣布(二〇〇二・六・一一、天宙清平修錬苑)
37 天地父母統一安着圏を宣布すれば、その天地父母によって祝福を受けた人々も安着し、安着した場に国家と世界が一つになれる橋が架けられることによって、大建設が始まるのです。霊人たち、聖人たちが来て、自分の祖国を中心として、天上世界と地上世界が一つになった立場で世界を救うための橋を架け、一つの国をつくるのです。
体と心が一つになったごとくに、一つの国を造らなければならない時が来ました。
38 皆さんが天地父母を中心として定着する時が来ました。皆さんは家庭で孝子、国で忠臣、世界で聖人、天宙で聖子の道理をすべて受け継がなければなりません。「家庭盟誓」の二番に出ています。皆さんは「家庭盟誓」を、ただそのまま唱えてはいけません。皆さんの骨肉から響いてくる最後の絶叫の言葉として、記憶しなければなりません。
今やすべての面で、天地父母と共に生きるのです。天地父母と生きなければなりません。一切を主体と共にして暮らすのです。縦的、横的天地父母を中心とした真の愛、真の生命、真の血統を受け継いだ祝福家庭、神様が共に同居できる祝福家庭の貴さを、新たに悟らなければなりません。
その祝福家庭は、今まで国がないので、アダム家庭で結実すべきその基盤を築かなければなりません。各自が分別された立場で結束し、そこから金氏であれば金氏、朴氏であれば朴氏を束ねて祝福が行われなければなりません。自分の一族を中心として、行わなければならないのです。
民族と言えば、十二氏族以上が入ります。大韓民国も長い歴史を経てきながら、様々な国の人の血が混ざっています。単一民族ではありません。戦争という悲惨な出来事を通して、あらゆる血統が混ざっています。ですから、十二民族を結合させてこそ、国家が形成されるのです。個人、家庭、氏族、民族、国家というように、五段階目に国家が連結されるのです。
39 神様の血族と地上の真の父母の血族が、祝福によって霊界祝福統一、地上祝福統一の基盤になっているので、天地父母が統一され安着するのです。地上・天上天国が出発するというのです。ですから、今から新しい時代に入ります。
それで、天地父母統一安着宣言なのですが、金氏であれば、自分の金氏だけではありません。天地を中心として霊界がすべて、聖人、賢哲たちがすべて一つになるのです。ソクラテスまで、五大聖人を中心としてすべて一つになるのです。
その次には共産世界、その次には韓国と日本とアメリカの先祖たち、王たちの伝統をこれから発表するでしょう。ですから、全世界の伝統の標準を中心として、祝福中心家庭は、常に霊界を考えなければなりません。今は天の国が主体です。堕落した世界ではありません。本然の世界になったので、堂々と主体になるのです。
Saturday Nov 11, 2023
真の父母経 第327話
Saturday Nov 11, 2023
Saturday Nov 11, 2023
総解怨秋夕節(二〇〇〇・九・一二、アメリカ、イースト・ガーデン)
27 「二〇〇〇年総解怨秋夕節」とは何でしょうか。本来は、自分の先祖たちを崇拝し、先祖の運勢を受けてそれを横的に広げていくことが創造理想です。これが堕落によって逆さまになりました。そうして、墓ができたのです。平面的立場のふたができました。
聖書を見れば、「終わりの日」には、「キリストにあって死んだ人々がよみがえる」とあります。彼らが解放されなければなりません。これは、そのような式です。霊界も上、中、下になっており、地獄も上、中、下になっていて、横的にすべて分かれているのですが、堕落することによって塀ができました。これをすべて撤廃しなければなりません。ですから、私が八十歳になって初めて迎える秋夕に、この先祖たち全体を解放してあげなければなりません。
28 再臨主は、サタン世界から見れば最後に出てきた天の人です。アベルの中で、長子権、父母権、王権をもった最後の人だというのです。この方がすべてのみ旨を成就したので、霊界から肉界まで、墓のようなものを取り除かなければなりません。縦的にもそうであり、横的にも八段階、八定式を中心として、塞がっていたすべてを総体的に開け放ってしまわなければなりません。それで、八十歳になる二〇〇〇年の秋夕であるきょうを期して、全体を代表する一つの限界線をもって、これを連結するのです。祝福を受けた家庭を中心として連結するのです。
偽りの結婚をすることによって覆われたものを、真の父母の祝福を受けた恵沢圏を中心として、個人時代、家庭時代、氏族時代、民族時代、国家時代、旧約時代、新約時代、成約時代を過ぎ、地上と天上の統一的な祝福圏を完成して、解放圏を広げておくことによって、この全体を開いてあげなければなりません。
第四次アダム圏心情世界が祝福家庭を中心として、父母様により出発するのです。ですから、今からは祈祷時代ではなく、報告時代になります。
霊界統一解放式宣布(二〇〇〇・一〇・一四、天宙清平修錬苑)
29 二〇〇〇年十月十四日、霊界統一解放式を挙行してからは、霊界祝福を受けた人々の相対となる人々が地上に来ることもでき、地上で祈れば、霊界と通ずる時代に入るようになります。一緒に生活することを許したのです。そのためには、志が同じでなければならず、思想が同じでなければなりません。ですから、祝福家庭を中心とした霊界と肉界が一つの体制になるのです。真の父母が地上において成し遂げたものを霊界に連結させることによって、そのようになるのです。先祖である霊界の人々は、天使長の立場だからです。
本来なら、堕落した天使長圏内の先祖たちは祝福を受けることができません。しかし、祝福を受けた家庭は、地上にいるアダムの子孫、地上の完成したアダムである真の父母を中心とした血族の関係を中心として見るとき、同じ血統の関係になったのですが、霊界の人々は先に逝ったので、天使長の立場にいる祝福を受けた家庭になるのです。
ですから、これから統一的な儀式をすることによって、どのようなことが起きるのでしょうか。霊界の先祖たちが地上に来て、祝福を受けた家庭を協助できる時代に入ってくるのです。天使長がアダム家庭を育て、天に侍りながら入っていくのと同じように、霊界祝福を受けた先祖の家庭が地上に来て、祝福家庭を保護するようになるというのです。それゆえ、祝福家庭の個人や家庭、氏族を、世界圏内のサタンの子孫たちがむやみに打つことはできないのです。
30 今や、ずたずたに裂かれた霊界と肉界が、一つになって関係を結びます。以北(北朝鮮)の興南監獄出監五十年を越えながら、峠を越えていくのです。それゆえ、霊界統一解放式をしました。これは、霊界に行った父母様の子女たちが祝福を受けた家庭として、祝福を受けた五大聖人の家庭と一つになり、解放の新しい地上天国の大革命時代に入ることを宣布した内容です。五大聖人と父母様の子女たちと祝福家庭が和合して、霊界統一解放式を行いました。家庭を築かなければ、統一ができません。
楽園・地獄撤廃と天国入籍宣布の日(二〇〇〇・一二・三、ウルグアイ、プンタ・デル・エステ)
31 天のみ旨に従って編成された家庭の連体(有機的に連帯し合っている関係)がどれほど貴く、自分たち個々人は個人のために存在するのではなくて、天地全体のために存在する代表的な家庭として、天の祝福の縁が、万世の自分の血族を通して関係していることを知らなければなりません。そのような祝福の縁を通して、近親や遠戚を一つにして、神様御自身の愛の一つの肢体になると同時に、一つの愛の木となるのと同じように、根と幹と芽を中心として、万民がすべての枝になり、愛の花を咲かせて実を結ばなければなりません。
この結実を全天地いっぱいに満たし、解放の天国を完成すべき家庭理想が、神様の名と真の父母の名を中心として、天上世界と地上世界に定着するに当たって、影のない「正午定着」という標語を中心として、今や地上世界と天上世界に神様の悲しみの基盤となっていた楽園と地獄を撤廃するこの時間をもちますので、(天の)お父様、喜んでお受けください。
真の父母と真の父母の家庭、一族、聖人たちと、聖人たちを中心としたすべての宗派の解放を宣言し、サタン世界の魁首だったルーシェルが屈服することによって、その勢力が反対していたすべての基地を、宗教圏内のあらゆる祝福家庭が受け取るようになりました。そうして、天の方向を中心として、一つの主流に従い、神様の心情を中心とした玉座から地上の王宮まで連結させることができる祝福の時代を迎えた解放の恩賜を手にすることによって、地上世界と天上世界の楽園と地獄を解放し、天国に連結できる直行の行路を開拓するこの時間になりましたので、お父様、祝福してください。
32 殺人鬼たちの祝福を断行したお父様は、偉大な知略家です。それを断行することは神様もできません。誰も考えなかったことを、原則を中心として行うのです。私が砕けていくか、誰が砕けていくか、このままうまくいくかいかないかを見てみようというのです。そのようにしたので、うまく行くのです。それで、二〇〇〇年十二月三日に、楽園と地獄を撤廃しました。
それをどのように撤廃したのでしょうか。地獄の門をすべて開いておき、楽園の門、天国の門まですべて開いておいたのですが、その群れが遮られてしまっているので、彼らをすべて祝福してあげました。祝福してあげたので宗教圏が撤廃され、宗教圏が撤廃されたので、その底にあった地獄圏が楽園に上がってくるのです。楽園も撤廃してなくなるので、天国と通ずるという話になります。
ですから、お父様が先頭に立てば、神様がためらわずに、地獄でも天国でも、どこでも思いどおりに行くのです。縦的基準でのみ行ったり来たりしていた神様が、お父様に付いて世界を思いどおりに回ることができるというのです。そのように、思いどおりに行ったり来たりできるように道を開いておいたので、愛によって水平になります。天国の理念も地獄の理念も、天国の愛を中心として水平に浸れる時が来たのです。水がたまって占領する時が来たというのです。自由解放圏に来たので、神様までも解放しなければなりません。神様までも、本然の位置に定着しなければなりません。
33 二〇〇〇年末までに、霊界の宗教圏をすべて祝福してあげるようになっています。そのような基盤があるので、地獄を解放することができるのです。また、楽園を解放することができます。楽園と地獄をどのように、いかなる道理で解放するかというのです。宗教圏を解放し、地獄までも門を開くのです。真の父母には地獄の門がありません。真の父母には楽園がありません。真の父母は天国にのみ行くことができるのですが、反対する基準は、ある限界線の圏内にあります。サタンの権限内にあるときは反対しますが、その権限を越えるようになれば、サタンが力を行使できないのです。それが国連です。
国連は、世界国家の頂上クラスです。ですから、超宗教・超国家・超国連主義を主張するのです。それが「真の父母主義」であり「神主義」です。真の父母がサタンの宗教圏の下にいなければならないのでしょうか。真の父母が国家圏の下にいなければならないのでしょうか。真の父母が国連圏の下にいなければならないのでしょうか。ですから、超宗教、超国家、超国連主義です。一番頂上に上がってきたというのです。真の父母と「神主義」を一つにした主義が、絶対的にために生きる愛主義です。そうすれば、すべて終わるのです。絶対的にために生きる父母主義、「真の父母主義」です。そうすれば世界は、すべてその懐に溶け込んでいくのです。すべて消化されるのです。
Saturday Nov 11, 2023
真の父母経 第326話
Saturday Nov 11, 2023
Saturday Nov 11, 2023
神様祝福永遠宣布式(一九九一・七・一、漢南国際研修院)
18 アダムを中心として、天使長が略奪した長子権を復帰することによって、天使世界がアダムを育て、成熟するときまで養育すべきだったその本然の世界に入ります。今や、霊界が人間世界を利用できないというのです。今までどれほど利用し、食い物にしてきたでしょうか。アダムとエバを堕落させた、そのようなことをしたのです。ですから、これを統合しようと思います。これを統合することによって、霊界が勢力を振るう権限がなくなります。水平になってしまうのです。
上に上がっていける存在は、真の父母と神様しかいません。それゆえ、権勢を振るう力がなくなるのです。力を出して、無理やりやってみなさいというのです。そうすれば倒れます。ですから、神様祝福永遠宣布式をしなければなりません。これを、父母様を中心として処理しておかなければなりません。偽りの父母として統治したので、今や真の父母としてこのように束ねて、宣布しておかなければならないのです。神様祝福永遠宣布式を行った日が、正に一九九一年七月一日です。
19 霊界と肉界が今まで、自分勝手に行ったり来たりしました。しかし、今からは一つの道を行きます。正統還元時代が来るというのです。サタンを赦してあげたので、神様が主管する時代に入るということです。霊界と肉界は、完全に正統、正道に還元し、神様の世界に入っていくというのです。ですから、神様の勝利と真の父母の栄光の世界到来を宣布するのです。それで、一九九一年七月一日、神様祝福永遠宣布式を行いました。
このようなすべての内容を備えたので、神様の勝利と真の父母様の栄光の時代が到来することを宣布しました。神様が勝利したので、真の父母様の栄光の時代だというのです。宇宙の前に宣布したため、それが一つの法になるので、これを中心として霊界を統治するのです。
天宙統一宣布(一九九二・一〇・二六、アメリカ、アラスカ)
20 イエス様が三十三歳の時に、天と地が一つになり、国が一つになって、新しい出発が成し遂げられなければならなかったのですが、それが実現されませんでした。新しい世界の出発ができなかったので、一九九二年に、それと同じことが第三十三回「子女の日」を中心として起きたのです。
それゆえ、父母様の解放とともに、この地上でお父様を中心として行ってきたすべてのものが蕩減時代を勝利し、その基盤の上にお母様を立てるのです。その大会が、世界平和女性連合大会として現在、韓国と日本とアメリカを中心に行われています。
今、お母様はロサンゼルスにいて、お父様がいる所は北の方です。互いに相対になって、お父様を中心としてアジアと連結できるので、きょうは、主体と対象、東洋と西洋が連結される一つの表象的な日を祝うという意味もあります。きょう祈った内容の最後に、霊界と肉界、すべてのものの統一を宣布しておき、父母様もこの地上で統一されることを、すべて宣布したのです。
21 今や、子女たちまで、イエス様を中心として摂理の世界的途上を越えていきます。そのすべての実体的なものを、祝福家庭を中心として宣布するのです。ですから、一九九二年十月二十六日は、天地が記念できる重要な日です。この日は、天の父母と地の父母が、イエス様の三十三年を中心として一つになる日です。イエス様を代表する子女の基準をもって、国家的基盤、世界的基盤の上に、天地を代表できる方向性をもったことを宣布するのです。
天宙統一を宣布することによって、家庭が混乱し、世の中のすべてのことが混乱し、自分勝手に生きていた人々が一つになって、新しい理想世界の完成に向かって進むのです。春が訪れる瞬間は誰にも分かりません。いつの間にか始まって全体に春が訪ねてくるのと同じように、歴史の前にそのようなことが起きるのです。
真の祝福天宙化とサタン血統根絶完成解放宣布(一九九九・一・八、ウルグアイ、プンタ・デル・エステ)
22 一九九九年の標語は、「真の祝福天宙化とサタン血統根絶」です。祝福したすべてのものが、天地のどこにおいても完成的基盤になり、どこにでも伸びていき、どこにでも連結されることを意味します。その次は、「サタン血統根絶」です。体と心が一つにならなければ、根絶ができません。
今までは切断でした。枝を切断し、葉も切断し、木の三分の一を切断したのです。今回は根絶です。根を抜いてしまわなければなりません。根は、家庭で抜かなければなりません。体と心の統一、夫婦統一、子女統一をして、絶対家庭が形成されるのです。これがジャルジン宣言の第二宣言です。第三宣言と第四宣言があり、その次に「四・四節」宣言があります。アダム家庭で、四位基台を完成して定着できませんでした。その次には、息子、娘が定着できませんでした。「四・四節」を越え、ジャルジンで家庭訓練をして、天国に入っていくのです。
そのようにできるこの一年に向かって、前進に前進を重ねることを誓わなければなりません。勝利の完成をしなければならないのです。そうして、「神様万歳。私たちの家庭万歳」と言わなければなりません。最後の万歳をし、神様と共に一緒に暮らす全体、全般、全権、全能の時代を迎えて、何でもできるようになるのです。
23 真の父母様が行く道の前には、サタンの痕跡がなく、サタンがいなくなった地獄解放圏世界です。天国に入っていける門を開いておきました。門を開いておいたからといって、そのまますべて入るのではありません。ですから、霊界でも原理教育を受けなければなりません。霊界でこのようなことが始まるのです。それゆえ、お父様が霊界に行き、霊界の誤ったものを一時に破壊して、押しのけなければなりません。革命をしなければなりません。
一九九八年六月十三日、第一次三億六千万双国際合同祝福結婚式において、聖人と殺人鬼を一緒に祝福してあげることにより、真の祝福天宙化とサタン血統根絶完成解放を宣布することができました。それは、世の中にあり得ないことです。アダム家庭でカインとアベルが争って、カインがアベルの命を奪ったとき、神様の悲痛な思いと、アダムとエバの悲痛な思いは、どれほど大きかっただろうかというのです。世界の頂上の基準で、殺人鬼と聖人が一つの家庭として父母様の前に来たのと同じです。
これを罰することはできません。罰すれば、サタンを追放しなければならず、木っ端みじんにしなければなりません。しかし、サタンが木っ端みじんになれば、創造理想の本然の形態が完備されません。愛によって抱き、解放して、最端の所から人間に付いて回るようにさせ、人類を保護できる立場に立てなければならないのです。
天宙解放宣布式(一九九九・五・一四、ブラジル、パンタナール)
24 サタンが屈服した日が、一九九九年三月二十一日です。ルーシェルが神様に屈服し、真の父母に屈服し、人類に屈服しました。なぜでしょうか。神様が暗示を与えたのです。「お前は、千年、万年、嘆く墓の中で消え去る存在だが、その時が来る前に悔い改めるのが良いだろう」と、神様が暗示したというのです。命令はせずに、目配せでそのようにしたというのです。サタンがそれを知って屈服したのです。
そうして、第二次世界大戦の魁首であるヒトラーの一党や、共産主義者であるスターリンのような霊人たちを祝福してあげたので、彼らを立ててサタンを金城鉄壁のごとく防ぐのです。侵犯することができません。天下に誇るべきものは祝福家庭です。祝福家庭であることを誇れば、サタンは祝福家庭に侵犯する道理が永遠にないのです。ですから、霊界のすべての超宗教的な祝福家庭を中心として、地上にいるサタンの勢力を防ぐ闘いが起きています。天宙史的な戦争が起きているのです。
25 私たちが地上を中心として祝福したのが四億双です。四数を中心として、四億双祝福式をしたのですが、サタン世界のすべての家庭は、完成したアダム家庭圏内に入りやすくなります。祝福圏内に入るのです。祝福を受けていない人々は、アダム家庭の堕落以前のアダムとエバと同じ立場になります。彼らが真の父母を通して結婚させてあげられる位置に越えていくことによって、堕落した父母たちは、これからどのようになるのでしょうか。
この祝福時代以降に、第四次アダム圏時代が来るのです。堕落していない本然の血統的関係を自分の直系の息子に伝授することを、縦的な真の父母である神様と横的な真の父母である父母様が初めて承諾するのです。それによって、地上に本然の基準、堕落していないアダムの本然の基準を世界的舞台で連結させることができます。そうして、地上世界と天上世界において、地上天国と天上天国が完結することにより、アダム以降、空いていた天国が一度に満たされるのです。天国や地獄というものがすべてなくなるのです。それで、私が霊界に行く時は、この世界に堕落の痕跡がないように、これを清算してから行かなければなりません
そうして、嘆息していたすべての万物が、真の父母を賛美するようにならなければなりません。偽りの父母がこのようにしておいたので、真の父母の勝利を賛美しなければなりません。サタンまでも、天地のすべてのものも、神様までも、真の父母を賛美しなければならないというのです。なぜでしょうか。偽りの父母が神様まで引っ掛けて越えていったというのです。この根を完全に抜いて解放するためには、神様までも、宗教圏までも、今までの第三世界圏のサタン世界までも、その次には霊界にいる聖人、賢哲たちとその子孫たちまでも、真の父母を賛美しなければなりません。それは、アダムの子孫、イエス様の子孫、再臨主の子孫として、三時代の子孫と同じです。
26 アダム(の使命)を完成した再臨主は、イエス様(の使命)を完成し、家庭を完成した立場なので、その息子、娘たちまでも解放できる権限があります。そうして、全体解放を宣布したので、今や残った問題は、霊界をすべて、祝福家庭の霊界にすることです。それで、皆さん祝福家庭、氏族メシヤを中心として、最初は霊界にいる先祖たちを四代まで祝福してあげましたが、七代まで延長しました。七代まで先祖解怨成就をして、祝福の道を開いてあげるのです。
真の父母時代、成約時代は、百二十代だけではありません。百八十代まで祝福することによって、全人類は解放されるのです。先祖がすべて解放されるのです。それが今、摂理のみ旨が分からないために、これを世界と共に行うことができずにいますが、ラジオやテレビ放送、インターネットを通して、急いでこれを伝えるようになれば、地上・天上天国として一つになることができる距離に短縮されるというのです。
Saturday Nov 11, 2023
真の父母経 第325話
Saturday Nov 11, 2023
Saturday Nov 11, 2023
霊肉界統一式(一九八二・二・二二、アメリカ、イースト・ガーデン)
12 お父様は、一九四八年二月二十二日、北朝鮮の獄中生活から出発して一九五〇年十二月に韓国に入り、キリスト教圏内を中心として一九八二年二月二十二日まで、三十三年かかって、霊肉界統一式を行いました。三十三年になる年に行ったのです。そうして、ここから出発するのです。
この三十三年は、イエス様の三十三年の生涯に相当します。これを蕩減して、霊的基盤と肉的基盤が世界の上に立たなければなりませんでした。この霊肉を中心とした所に蕩減基準を連結しなければならないというのです。国家的基準を越えて世界的基準で行わなければなりません。その日が、一九八二年二月二十二日です。三十四歳圏は、イエス様が死なずに生きて出発する時です。復活圏に入っていくというのです。これをすべて蕩減したので、迫害はいくらも残っていないということです
13 一九八二年から七年間に、すべてのことが終わらなければなりません。ですから、共産世界まで越えていかなければならないというのです。民主世界では、キリスト教の再復興が起き、道徳と倫理の再建運動が起きるでしょう。皆さんは知ませんでしたが、それが可能になるように万全の準備を今までしてきたのです。
それでは、統一教会員が心情的に一つになることができる良い時がいつかというのです。アメリカの法廷闘争を中心として、すべての統一教会員たちが心を一つにし、志を一つにしなければなりません。それ以降は、反対されても私たちが攻勢に出る時代に入ります。私たちが主体になることができるのです。
「開天門の日」宣布(一九八五・二・一、アメリカ、ダンベリー連邦刑務所)
14 アメリカが、私をダンベリーの監獄に放り込みました。それで、監獄で一九八五年二月一日、「開天門の日」を設定しました。私がアメリカに行っていなければ、地獄と天国の門を開くことのできる道が生じなかったでしょう。また、監獄に行かなければ、それをすることができなかったでしょう。サタンが私を押し込めて、自分の願いを成就できると思ったのですが、反対に私は、死なずに地獄と天国の門を開き、地獄と天国が通ずる道を開いておきました。
だからといって、地獄にいる人が天国に思いどおりに入っていけるのではありません。天上にいる自分の善なる先祖たちが来て、地上地獄にいる子孫たちを教育し、引っ張っていける道ができたというのです。
今までは、天上の善なる先祖たちが地獄に行こうとしても、行くことができないように、塀ですべて囲まれて塞がっていたのですが、その道を開いておきました。塞がっていた塀を開いたのです。個人において、体と心を中心として塞がっていた塀、男性と女性を中心として塞がっていた塀、サタンの愛が根となってすべて塞がっていたものを、私が本然の神様の愛を中心として押しのけたというのです。
ですから、家庭の門、氏族の門、一家、一族の門が開かれたのです。
「世界統一国開天日」宣布(一九八八・一〇・三、一和龍仁(イルファ・ヨンイン)工場)
15 自分の故郷にいる兄弟姉妹を各国の兄弟姉妹と連結させれば、世界は自動的に連結されます。そこにおいて、一番目がどこかというと韓国と日本です。アダムとエバが一つにならなければなりません。統一が始まるには、日本と韓国が一つにならなければならないのです。アメリカと韓国とドイツとソ連が一つにならなければなりません。この四ヵ国が世界的結実体として、真の父母を中心に、支障を来さないようにカインとアベルの両面の基盤を完成させたので、初めて勝利的天国基盤を築くことができるというのです。
第一は韓国と日本の統一開始であり、第二はアメリカと韓国とドイツとソ連の統一開始です。その次に、アメリカのキリスト教と韓国の統一教会による統一世界が始まるというのです。これが三番目です。四番目は、キリスト教とキリスト教文化圏がアベルになって、唯物史観の共産世界と唯心世界の統一を成し遂げるのです。五番目は、地上世界と天上世界の統一です。それが連結されることによって、初めて天上世界と地上世界の統一が始まるというのです。
六番目は、摂理史的蕩減責任完遂です。摂理史的責任完遂がすべて終わったというのです。責任が完遂されたので、完成した家庭が出発するとともに、サタン世界は存在できなくなります。このように解放された世界基盤の上で、初めて完成した家庭体制が生じ、家庭だけでなく、氏族、民族、国家、世界体制圏が生じることにより、サタンの存在価値がなくなるのです。それは、解放世界になるということです。
それゆえ、七番目は地上天国世界が出発し、八番目は家庭、国家、世界、地上天国、天上天国の実現が始まるのです。天地に初めて、愛の一体理想世界が展開されるというのです。それで、統一誓約と関係している前後のすべての内容を中心として、きょう一九八八年十月三日に「世界統一国開天日」を宣布するのです。
天地父母宣布式(一九九〇・二・二七、漢南国際研修院)
16 父母様の家庭は茎です。ですから、茎の根から茎の芽を中心として、皆さんが一つになって進まなければなりません。そうして、これから他のものに接ぎ木するのではなく、同じ種類のものに接ぎ木しなければなりません。
同じ種類とは誰かというと親族です。過去においては、カインとアベルは違う種類でした。天の側の種のもとに、カインを切ってしまってアベルをつないだのです。ですから、血族も違いましたが、今の時代は、血族が同じです。息子が自分の父母に接ぎ木(の役事を)するのです。ですから、簡単です。反対しなければ、直ちに一つになります。今までは木の種類が違ったので、接ぎ木するのが大変でしたが、同じ種類の木同士(親族)は簡単だというのです。自動的に通じます。ですから、一九九〇年二月二十七日に天地父母宣布式をしたのです。
このようにして、全国を経てきたあとには、王権宣布式をしなければなりません。定着するのです。定着しておけば、これからは驚くべきことが起きます。
祝福を受けた家庭を中心として見れば、天使世界と同じである霊界の先祖が素早く来て協助するようになっています。来て守ってくれるようになっているのです。天の国、本来、神様の創造理想の国では、天使長がいつでもアダムを協助するようになっています。それと同じように、天の国の王権を宣布したあとは、善なる霊人たちが王権一族に対していつでも協助する時代に入ります。ですから、私たちの周辺にサタンがいなくなるというのです。
霊界解放圏宣布(一九九〇・一一・一七、漢南国際研修院)
17 一九九〇年十一月十七日、第三十一回、三十周年の「子女の日」を迎え、祈った内容とは何でしょうか。今や、すべてのことが解放だというのです。霊界解放圏を宣布しました。父母様が宣布すれば、それが問題になります。
今まで霊界は、カインがアベルを利用できる時代でした。ですから、霊通する人々、霊界に接した人々が、地上のアベル圏を中心として利用してきました。しかし、父母様が蕩減復帰の原則によって、勝利の基盤を築いてあげることによって長子権を復帰したので、今やアベルが兄の位置に立ちました。天使長が先に生まれたのですが、本来はアダムに屈服し、アダムを保護すべき立場だったのです。
しかし、人間が堕落することによって、今まで長子権を中心として、悪魔がこの地の未熟な人間世界を自分の思いどおりに料理してきました。それゆえ、霊界に通じる人々が、この地上の子孫たちを逆利用したのです。カインがアベルを祭物として、命を奪ったというのです。
今やその時代が過ぎ去ります。長子権復帰時代が過ぎることによって、霊界はアダム圏に屈服しなければなりません。そのためには、理論的体系と実戦的基台を中心として、神様のみ前に祭祀を捧げなければなりません。その祭祀を捧げる式が、きょうの「子女の日」の敬礼式で執り行った、霊界解放圏宣布でした。この場で祈った内容がそれです。
時が満ちたので、今まで天上世界と地上世界に逆さまに流れていた潮流が、今や正しく流れなければならないというのです。
天が長子権を復帰したので、これから生まれる次子たちと今のすべての次子たちは、天の統治圏内にいます。ですから、長子権復帰以降の次子権時代には、悪魔の活動舞台を天法において許すことができません。
霊界に行ったすべての霊たちが、今まで地上のアベル圏を利用しました。長子が次子の命を奪って祭物にしたのと同じように、逆利用していたものが、今からは長子権が復帰されたので、長子が霊界までコントロールするのです。
これからは、私たちに協助してこそ、自分たちが福を受けるようになっているのであって、反対すれば反対するほどどん底に落ちていきます。天運が急変していくのです。
Saturday Nov 11, 2023
真の父母経 第324話
Saturday Nov 11, 2023
Saturday Nov 11, 2023
総解怨式(一九七五・五・一、天宙清平修錬苑)
6 国家と世界が連結される時が来ました。そのような世界的基準を中心として、霊的基準が世界基盤に連結されるときに、初めて霊界も連結されるのです。
霊界は、大韓民国の霊人も、日本の霊人も、すべて連結されていません。各国の霊人たちは、すべて自国にのみ連結されているのであって、世界的な一つの道に集めて「どこどこに行きなさい」と言っても、全体が動員されるようにはなっていないというのです。地上で解決してあげるまでは、霊界で整理ができないのです。それゆえ、霊界では日本人と韓国人が怨讐になっています。日本人と中国人も怨讐だというのです。ですから、国家間にどれほど、そのような怨讐の霊たちが多くいるでしょうか。
それで、一九七五年五月一日に総解怨式を行いました。全体を解放してあげ、全体を赦してあげる解怨式をしたのです。サタンまでも解放される道を開いてあげました。
総解怨式をすることによって、怨讐を怨讐として対することができず、すべて赦すようになるのです。ですから、もうこれ以上怨讐はいないというのです。今や統一される時が来ました。
地上と霊界が一つになれば、どのようになるのでしょうか。堕落によって、霊界と地上が分かれました。神様とアダムとエバが分かれたのです。神様とアダムとエバの間に心情的決裂が起きたのです。それゆえ、地上と霊界が一つになった場で、アダムとエバの家庭と、氏族、民族、国家、世界を中心として超民族的な形態が広がれば、世界的な統一圏を形成できるという論理が成立します。
7 今は、神様が思いどおりに地上に降りてこられるので、全霊界が地上に直行できるようになりました。ですから、反対するものがありません。今までは、「教派が違うので行くことはできない」と言ってすべて遮りました。上から解決されて通牒が行ってこそ、門を開いて横的にも進むことができ、縦的にも進むことができるのですが、それができていなかったというのです。
しかし、総解怨式をすることによって、神様がお出ましになると同時に、真の父母が来て、その次には、霊界にいる先君たちや善なる教主たちが来るのです。今まではサタンが悪の側でしたが、これからは違います。反対するものは地獄に行くので、みな反対せずに天の国に行こうとするというのです。ですから、みな銃の柄を逆さまに握り、サタンまでも解放しようというのです。それゆえ、悪の主権が我知らず瓦解していく時代へと越えていきます。
そうして、私が第三次七年路程の期間にアメリカを席巻し、霊的世界のキリスト教の運勢を集めて韓国に戻ってきました。霊的な国家的基準を越えて世界的基準まで行き、運勢を集めて戻ってきたので、肉的な国家的基盤を連結させ、霊的な世界的勝利の基盤の上に肉的な世界的基盤を結束させることによって、霊肉を完全に蕩減できる世界史的な起源を整えて、新しい次元に登場するというのです。
統一式(一九七六・一・三一、青坡洞一街、旧本部教会)
8 一九七六年の陰暦一月一日、韓国で統一式を行いました。復帰の路程を歩んでいくに当たって、個人完成をし、家庭完成をし、氏族、民族完成をし、国家完成をし、その次に世界完成をしなければならないのですが、これが直線で連結されなければなりません。
地上で父母様が個人基準、家庭基準、氏族基準、民族基準、国家基準を中心としてそれを行いましたが、霊界と連結されていませんでした。霊界とも連結されておらず、統一教会の家庭を中心としても、連結されていなかったというのです。道は築いておいたのですが、連結されていなかったので、この道を中心として、霊界と連結しなければならず、その次には地上と連結しなければなりません。そのようにしてこそ、統一式ができるのです。
9 一九七六年の一月に韓国に来たのは、すべての歴史を蕩減するためです。それで、去る陰暦一月一日に統一式をしたのです。今まで霊界と肉界を中心として、国家が勝利した基盤から出発できる統一的起源をもつことができませんでした。その式を行うために韓国に来たのです。
今日、「天の国の民である」とか「天の国の息子、娘である」と言いますが、父母様の誕生日を迎えることができませんでした。父母を中心として誕生日を迎えることができる資格がありません。霊界に行った霊人たちも、真の父母の誕生日を迎えることができずに行ったのです。それでは、天の国の民としての振る舞いができません。天の国の天使世界があっても、父母様の誕生日を迎えて祝ったならば、アダムが完成した圏内に同参できる権威がありますが、そのようにできませんでした。それゆえ、霊界と肉界の万民が、真の父母を中心として誕生日を記念できる、特権的契機を整えてあげる式をしたのです。その契機を整えてあげたのが、父母様の誕生日です。
文氏氏族解放と世界氏族解放宣布式、統一解怨式(一九七八・一一・二、天宙清平修錬苑)
10 今まで、私は、霊界を塞いでいた数多くの塀を崩しました。また、地上の数多くの民族や人種の間を塞いでいた塀を、神様の愛を中心として崩しました。それをしてきたのです。そうして、一九七六年の陰暦一月一日、霊界にあるすべての教派、宗教の門を開いておきました。国家間のすべての門を開く時になってくるのです。それで、一つ残っているのが氏族の門です。今に至るまで、氏族の門を開くことはしませんでした
ですから、仕方なく、文氏氏族解放と世界氏族解放宣布式、統一解怨式を行ったのです。それにより、数多くの宗教の世界の門を開き、この地の数多くの氏族圏の門を開くことになりました。
氏族の門を開いておけば、国家的な門は自動的に開くようになります。そのような時が来るというのです。門を開いておいたので、昔の道人たち、宗教を信じて逝った霊たちが、地上の復帰摂理において、天使長のような立場でアベル圏に協助することができるのです。そのようなことが、特定の宗教だけにはあったのですが、今日、地上で塀を崩し、その範囲を広げておくことによって、宗教を信じていた人も信じていなかった人も関係なく、すべての霊人たちが地上に来て、自分の子孫たちを善なるほうに導くことができる道が開かれたというのです。
11 世界を代表した蕩減歴史を、個人的、家庭的、氏族的、民族的、国家的、世界的に拡大するのです。夫婦を中心として蘇生、その次には家庭を中心として長成、氏族を中心として完成、三段階で展開するようになります。そして、家庭教会を中心として見るとき、氏族は蘇生、民族は長成、国家は完成です。ですから、家庭教会のメンバーたちはみな、国家を復帰しなければなりません。
その次に、国を中心として見るときには、世界と霊界までが三段階です。三段階圏として、世界を復帰しなければなりません。原理は、三数の三段階を中心として十数を越えていくのです。真の父母は、そのような使命を中心として、復帰摂理を蕩減していきます。蕩減してから戻ってくるのです。ですから、韓国を中心としてこのような役事(働き)をして合わせていくのです。
それで、一九七八年十一月二日、文氏氏族解放と世界氏族解放宣布式、統一解怨式を行って、すべて連結させました。それにより、塀がすべてなくなって、どこにでも行けるのです。境界線なしに、どこにでも思いどおりに通ずることができます。そうして、すべて相対的関係が結ばれるのです。
ですから、地上で霊界を動員するのは、皆さんにかかっています。地上の人々はアダムと同じであり、霊界の霊たちは天使長と同じです。今や、皆さんの先祖の中で善なる霊たちは、天使の責任を担っていることを知っているので、命令しなければなりません。その先祖たちの先祖が、正に皆さんです。これが先祖復帰です。皆さんから始まるのです。先祖ですから、これに責任をもたなければなりません。過去にも責任をもち、現在にも責任をもち、未来にも責任をもつのです。三時代の責任者です。
Saturday Nov 11, 2023
真の父母経 第323話
Saturday Nov 11, 2023
Saturday Nov 11, 2023
第三節 霊肉界一体時代の主要な宣布儀式
主要な宣布儀式とその意味
真の父母様は、生涯を通して、数多くの実体的蕩減条件を立てて勝利し、霊界を解放して統一された。この過程で行われた多くの段階的な宣布の儀式は、復帰摂理を締めくくり、神様を解放してさしあげるところに重点を置いて成し遂げられたものである。特に、一九九一年七月一日の「神様祝福永遠宣布式(七・一節)」以後、神様と一心、一体、一和を成し遂げるまでの路程は、それこそ、血と汗と涙の「天路歴程」(天国に向かって歩む道)であった。
一九九七年十一月二十九日の四千万双国際祝福結婚式を通して、霊人祝福式を挙行することにより、この年の十二月一日、霊界祝福開門を宣布され、一九九八年五月十五日、地獄解放と天国開門を発表された。それとともに、この年の六月二日、「霊界で原理を教育できる体勢を整えなければならない」と語られ、六月十三日の三億六千万双の一次祝福式を期して、聖人と殺人鬼を一緒に祝福してくださり、霊肉界統一祝福式を宣布されたのである。これにより、一九九九年二月十二日、直系先祖解怨式を始められ、三月二十一日のサタン自然屈伏の日宣布と五月十四日の天宙解放式に続き、九月九日、天地父母天宙統一解放を意味する「九・九節」を宣布することにより、サタンによって塞がっていた地上と天上の塀を崩された。そして、翌日の九月十日十時十分、すなわち「三・十節」を通して、「天の側に一から十までの数を奉献することにより、旧約・新約・成約時代を蕩減復帰し、完全に清算する」と宣言されたのである。続いて十月二十三日に総天宙祝福解放日、十月二十四日に第四次アダム圏時代到来を宣布することにより、神様と一体になった完全なアダムの位置で、十一月七日に天城旺臨宮殿を奉献し、一九九九年十二月十二日には先祖祝福式を始められたのに続き、二〇〇〇年六月二十九日に天宙還元式を宣布された。そのような基盤の上で、二〇〇一年一月十三日に神様王権即位式を挙行するようになったのである。
また、二〇〇四年四月十日の天使世界解放釈放宣布と、五月五日の「双合十勝日」を通して、後天時代の出発を宣布したあと、二〇〇五年九月十二日に「天宙平和連合」を創設し、二〇〇六年六月十三日に天宙平和の王真の父母様天正宮博物舘入宮および戴冠式を挙行された。真の父母様は、このような基盤の上に、二〇〇七年四月三日から世界巡回講演を通して、天宙平和神文明開闢時代を宣布され、二〇一〇年七月八日以降、数十回にわたって進められた天地人真の父母定着実体み言宣布大会で、神様の実体として神様と完全一体を成し遂げ、神様の完成を実現できるようになったことを宣言された。
また、二〇一一年天暦七月三日、「摂理的最終目的成る」という発表とともに、この年の十一月十七、十八日を「天一国最大勝利記念日」として宣布することにより、すべての神様の復帰摂理を完成、完結、完了したことを、満天下に公表されたのである。
1 イエス様がローマの元老院に行って、「私がメシヤだ!」と宣布したならば、迫害を受けません。ローマから反対される以上の世界的版図ができるので、反対できないのです。反対すれば、それ自体が制裁を受けます。ですから、宣布をしなければなりません。宣布をしなければ、上がる途中で落ちていきます。それゆえ、お父様の生涯はいつも宣布です。塞いでおくのです。水が出てこないように、塞いでおかなければなりません。
「天地父母天宙勝利祝賀宣布式」をしたので、「神様が解放された!」と言うことに反対できません。その特権がお父様にあります。真の父母解放、万民解放、神様の全権時代に入ると宣布したので、サタンはその宣布を否定することができません。神様のみ前に讒訴できないのです。原理結果主管圏以下にいるサタンの全権とは、何の関係もありません。それゆえ、全体、全般、全権、全能の時代に越えていくという言葉が成立します。ですから、宣布が必要なのです。
2 父母様は、神様が愛によって主管する時代を宣布しなければなりません。そのようにしなければ、サタンに奪われたものを取り戻してくることができません。サタンが主管していた原理結果主管圏を、神様が愛によって主管するというキーを差し込んでおかなければならないのです。里程標を打ち込んでおかなければ、帰ることができません。偽りの父母によって破壊されたものを、真の父母が天の愛の主権基準に戻すというのです。そのような日を立てなければ、神様が蕩減させることのできる立場に立てないのです。アダムとエバが偽の愛によって堕落したので、真の父母の愛を中心として、サタンの主管圏から天の主管圏に転換したことを宣布しなければなりません。
3 神様は、摂理歴史の発展路程において勝利したという立て札を立てて、宣言しなければなりません。宣言をしなければならないのです。二つの国の間に国境を宣布してこそ、国境が設定されるのと同じように、神様とサタンが争うところに真の父母が来て、杭を打ち込まなければなりません。その杭は、サタンも抜けず、神様も抜けないのです。天運は、それを中心として浄化運動をすることにより、環境を整備できるように霊界を動員し、この地上の宗教圏を動員するのです。そうして、歴史的な体制の変化を起こしていくのです。
4 今まで、父母様は多くの宣言をしてきました。そのように宣言することによって、サタンが入ってくることができなくなります。多くの宣言をして、中心にまで来たのです。天と地を束ねて宣布をしました。それは、神様もできないことです。神様ができることならやっていたというのです。アダムが責任を果たせなかったので、アダム完成者として来られる真の父母が、その責任を果たすのです。真の父母がネームバリューを付けておけば、それを剥がす人はいません。
5 お父様が宣布したことは、サタンが遮ることはできません。それは、公認された事実として認めなければなりません。それを宣布すれば、必ず限界線に入ってきて、サタン世界が自分勝手にできなくなります。神様が保証するというのです。私が多くの宣布をしたので、終わりになったのです。
Saturday Nov 11, 2023
真の父母経 第322話
Saturday Nov 11, 2023
Saturday Nov 11, 2023
14 真の父母だけが、霊界と地上世界を清算することができ、理想的な地上天国と天上天国を完成することができます。それが可能です。そのような全体、全般、全権、全能を行使できる時代が来ました。世の中の組織、多くの国の組織全体が一般化されます。
全体・全般的にすべての能力をもったサタン世界は、完全に天の権限の前に無能となり、神様の全権時代、全能時代に越えていくのです。それができる人が、真の父母です。真の父母から始まるのです。
15 天地父母に侍って暮らさなければなりません。霊界と肉界は異なる世界ではなく、私たちの心と体が和合して生きていける世界なので、地上天国が形成されることによって、天上天国は自動的にできるのです。私たちが入っていくときに、私たちの家庭が入り、私たちの国が入っていけるので、私たちの世界の数多くの国が解放されることにより、神様を国の主人として、侍って暮らすことができるのです。
16 真の父母の活動範囲は、この地球星だけではありません。膨大な霊界、その世界の果てまでも関与して、サタンの影があれば清算しなければなりません。そのままでは蕩減ができません。真の父母は、実体蕩減をします。アダムとエバの失敗、イエス様の失敗、宇宙的な失敗、サタンに汚されたものを、すべて清算しなければなりません。サタンを屈服させて、それを清算する命令を下し、整備された基準に従って、天の国の再建、地上天国と天上天国完成の出発が可能になるのです。それは、真の愛の論理でなければできません。
17 「神様王権即位式」を行ったということは、宗教世界の願いがすべて果たされたということです。また、神様の救援摂理のすべての目的が終わったことになります。そして、創造理想を立てて万物を造り、人を造って愛の家庭、神様が祝福した家庭を築いて、初めて堕落していない地上天国と天上天国の理念が実現するというのです。
個人と家庭ではありません。世界人類が同じ解放的祝福中心家庭の位置に立つことにより、今まで空いていた天国に、一度に合わせることができるのです。失敗した歴史のすべてを、水平基準で神様が理想とされたその基準に継ぎ合わせたり、鏠ったり、どのようにするとしても、その空いた場所にもっていって合わせることができるというのです。ですから、今や地上と天上には理想天国が実現します。神様が霊界全体を闊歩することができ地上も思いどおりに闊歩なさることができるのです。
悪霊分立と霊人の解怨および祝福
真の父母様は、天宙的勝利圏を土台にして、霊界の文興進様と大母様を中心に、一九九五年一月十九日から始まった清平役事を通して悪霊を分立させ、九九年二月十二日から、霊人解怨の恩賜、九九年十二月十二日から先祖祝福の恩賜を施された。このように、堕落の血統を清算する祝福の恩賜を霊人たちにまで与えることにより、全人類は天宙的な解放の時代に生きるようになったのである。
18 すべての人に、霊がたくさん入っています。清平の役事は、真の父母様がこの霊を引っ張り出すのです。そして、真の父母様が、その霊たちが霊界の地獄から上がっていけるように、サーチライトの光を発するのです。誰でも、その光に従っていくことができます。善なる霊は、すべてそのようになっています。上がっていける道を開いてあげるのです。塀や条件があったものを、完全になくしてしまうのです。そのような解放の塀を開いてあげなければなりません。ですから、短期間のうちに天国に行くことができます。今、人々が悪霊たちに接して被害を受けているので、これを断ち切ってしまわなければなりません。すべての悪霊たちを払いのけてあげるのです。アダム家庭が堕落することによって悪なる家庭になったので、再創造の役事をしなければなりません。先祖たちを再創造するのです。ですから、天使長の立場の家庭を用意しておかなければなりません。そうして、大量祝福、霊界解放祝福時代に入るのです。
19 清平修錬苑は、皆さんを悪霊から解放してくれる本拠地です。霊界にも修練所があります。その修練所を通して、地上で犯した罪に対する蕩減ができていないことを解決しなければなりません。真の父母と一つになって罪に対する蕩減をするようになれば、霊界の修練所にも行かず、直接、天国に入っていくというのです。皆さんは、天国に入っていける息子、娘を生む父母にならなければなりません。それでこそ、直接、天国に行ける人が出てくるのです。今や、蕩減復帰時代をすべて清算しました。
今から生む息子、娘は、天国に直行しなければならないのですが、そこに行けなければ、皆さんは天国の敷居の外で待たなければなりません。その罪が完全に蕩減される時まで、待たなければならないのです。それが問題です。地獄の代わりに、霊界に祝福家庭の監獄が生じ、祝福家庭が天国に入るための敷居を越えられずに、待機する楽園ができるというのです。ですから、自分の子女たちが犯した罪を霊界で解放する時まで、待たなければならないのです。祝福を受けたとしても、罪がある人は天国に入れません。きれいに罪を蕩減しなければなりません。霊界についてはっきりと話しました。私たちがどのように生きなければならないかがはっきりしているので、言い訳はできないのです。
20 皆さんは、清平修錬苑に行って先祖の解怨式と祝福式をしなければなりません。早く先祖たちを解怨して、祝福を受けさせてこそ、天使世界の(立場の)祝福家庭として、地上の祝福家庭を保護する活動をするのです。そうして、家庭に患難がなくなり、サタンが侵犯できる圏内を抜け出せるようになるのです。そのようにしなければ、抜け出せません。サタン世界にそのままとどまるのです。
21 祝福家庭の皆さんは、氏族(的)メシヤです。霊界と肉界の自分の一族をすべて解放しなければなりません。そのような責任があります。先祖たちのために、皆さんが結婚する時のような蕩減条件を立てなければなりません。そのようにしなければ、霊界の天使たちを動員して、先祖たちを呼び出すことができません。地獄にいる人々を引っ張り出してくるのです。天使を送って、引っ張り出すのです。
22 興進君が霊界から送ってきた報告内容は、皆さん自身が霊界に行って報告するものとして考えなければなりません。興進君が代わりにしてくれているということです。
地上で興進君と皆さんが兄弟として一つになることによって、霊界も解放され、地上も解放されます。地上が貴いのです。興進君が送ってきた霊界の事実を皆さんが知って、地上できれいに清算しなければなりません。それは、蕩減は地上でしなければならないということです。ですから、霊界も「私」のものであり、地上も私のものだというのです。
皆さんの時代になって、初めて父母様と興進君が一つになり、皆さんが興進君と兄弟として一つになって定着するのです。地上の皆さんと父母様が一つになることによって、霊界を整理してあげなければなりません。神様と興進君と霊界が一つになって、初めて地上に着陸することにより、祝福家庭が着陸して、地上天国の大家族になるのです。
23 皆さんは、先祖たちを解怨し、祝福してあげなければなりません。これを急がなければなりません。そうしてこそ、先祖たちが興進君のように地上に再臨して協助できるのです。天使世界は、堕落前のアダムの十六歳までの血統的基準があるので、先祖たちを祝福することによって復帰されると同時に、堕落した世界が完全に解放されます。ですから、天使長が兄の位置で失敗して、家庭を破壊させたことをひっくり返し、蕩減の立場を経ていくのです。霊界から協助を受けなければなりません。兄と弟をひっくり返さなければなりません。兄が弟になるのです。
24 霊界にいる霊人たちは、すべてアダムの子孫ですが、堕落することによって、天使長の血統をもって霊界に行っているのです。カインの形態として広がった霊界を、そのままにしておいてはいけません。すべて祝福してあげなければなりません。祝福をしてあげて、水平になるようにしなければならないというのです。ですから、結婚できずに死んだ霊たちを集めて祝福してあげるのです。また、生まれてすぐに死んだ赤ん坊の霊たちが成長しています。十六歳以上で、結婚できずに霊界に行った人々を、すべて祝福してあげるのです。
父母様が、幼い子女たちや結婚できずに死んでいったすべての未婚の男女たち、十六億双を結婚させてあげました。四十億双、百億双、百二十億双、このように祝福しています。そして、地上のすべての未婚の男女たちを中心として祝福をするのです。悪霊たちが地上の人に入ってきてくっついているのと同じように、善なる霊たちが人に入ってコーチするのです。今まで入っていた霊たちをすべて追い出してしまい、祝福を受けた善なる霊たちが、地上に来て取り囲んでいます。ですから、若い青年男女たちが祝福という言葉を聞くだけでも、祝福を受けたくて走ってくるというのです。そのように、心が感動し、引っ張られてくる環境をつくらなければなりません。
25 清平役事は、エデンの園で天使長とアダム、エバが分立されていたので、これを統合するものです。堕落したサタンの血統をすべて浄化する運動を行います。ですから、清平役事を経た人々は浄化されたので、祝福をしてあげるのです。霊的な祝福をしてあげるのです。今回、三百六十万双の祝福が終わり、清平修錬苑で大母様と興進君がすべて祝福をしてあげました。それは、霊的な父母の立場でしてあげるのです。イエス様が失敗したので、霊的基準を実体的に、霊的な基準で堕落したアダムとエバのすべてのものを清算して、実体的な天使長圏で復帰するのです。実体的な天使長圏というのは、アダムの体が十六歳の時にサタンの体になったことを蕩減してあげるものです。真の父母の体をもってきて接ぎ木(の役事を)してあげます。愛を通して接ぎ木(の役事を)してあげるのです。歴史的に、否定的な愛が広がったのですが、肯定的な愛の基準を立てるのです。興進君がそのことをするのです。イエス様は、真の父母の愛の絆をもつことができませんでした。ですから、真の父母の息子、娘が行って、イエス様が結婚できずに分かれたので、これを連結させられる内的な立場に立ち、大母様はイエス様を生んだマリヤのような立場で、母子協助を通してそのことをするのです。マリヤが責任を果たして、イエス様を助けてあげなければなりません。
26 天地父母天宙安息圏を宣布したので、この地上に家を建て、暮らすことができるのです。個人の家、家庭の家、氏族の家、民族の家、国家の家、世界の家、天宙の家になっているので、やって来て暮らすようになっています。世界版図を築いて暮らすことのできる解放圏を地上でつくっておこうという決意と行動をすれば、すべてが降りてくるようになっています。安息圏を中心として、神様がこの地上に降臨するのです。その次には、天使世界が降臨します。その次は、善なる先祖たちを率いてきます。善なる先祖たちは、天使(の立場)で兄(の立場)です。天使は体をもっていません。家庭がありません。堕落したサタンは、家庭がないのです。しかし、皆さんの現在の先祖たちは、天使長とは違います。アダムの体を継承できるので、家庭をもつことのできる時代に入ったというのです。ですから、地上の祝福とともに、天上の先祖たちの祝福をしてあげているのです。
Saturday Nov 11, 2023
真の父母経 第321話
Saturday Nov 11, 2023
Saturday Nov 11, 2023
5 一生の間、怨讐を愛しました。個人の段階でそれを行い、家庭の段階でそれを行い、氏族、民族、国家、世界の段階、その次に天宙の段階においてまでそれを行いました。ダンべリーにはなぜ入ったのでしょうか。霊界と肉界とが塀で塞がっています。堕落した父母によってずれてしまったものを解消するために、霊界と地上に道を築いておかなければなりません。ダンベリーにいるとき、お母様と特別祈祷をすることにより、そのような条件を立てました。その時から地獄のすべての塀が崩れて、誰でも努力すれば、天上世界に上がっていける道ができました。
また、霊界において自分の親戚の中に善なる霊がいれば、教育して引っ張っていくこともできるようになりました。霊界の救世主の役割が始まったというのです。救世主の役割は、この地上にのみあったのですが、このような道を築いてあげることにより、向こうの国(霊界)の善なる霊たちが、地獄にいる悪なる霊たちを教育し、善なる先祖が救世主の役割を果たしながら、発展して上がっていける道が開かれるようになりました。
6 お父様の一代で、個人から世界、霊界まで高速道路を開拓しました。それが一九八五年二月一日、ダンベリーにおける「開天門の日」宣布です。地上世界から天上世界まで高速道路を連結させて、門を開いておかなければなりません。それは、最も難しい所、最も難しい底辺からしておかなければなりません。
ですから、すべての歴史の新しい起源は、獄中から始まるのです。世の中でもそうです。革命家たちは、監獄から新しい道を開いていきます。それと同じように、獄中の一番底から高速道路を築いてこなければなりません。そのようにすることによって、地獄であれば地獄でも、男性と女性が行く道ができるのです。地上世界もすべて同じです。偽りの父母によって仕切りで塞がれたものが、真の父母によって開かれるというのです。偽りの父母の愛による血統的因縁で塞がったものが、真の父母の愛により、新しい祝福の血統を受け継ぐことによって、開かれるようになるのです。
7 ダンベリーを中心として地獄と天上の門を開け放ち、地上の地獄の門までも開け放ちました。そうして、ダンベリーから出てくるときには、統一家とお父様を中心として、東西南北の四方に万国を連結することができました。そのような基盤を築こうとしたので、真の父母の息子である興進君を霊界に送り、霊界を救わなければなりませんでした。天地を中心として、祭物的立場で真の父母の愛の圏内において霊界に行った人は、興進君しかいません。
イエス様を中心として教派が分かれました。民族別にもすべて分かれているのです。このような塀をすべて崩して、一列に集まれるように綱を張っておきました。水がたまっている所に穴を開けておけば、水が流れて一ヵ所に集まるのと同じように、イエス様と興進君の愛の道を通して、霊界と地上を往来するのです。本来、霊界に行った善なる先祖たちは、愛の道、本然の愛の綱を渡らなければならないのですが、その愛を通して往来できる橋ができたのです。
8 本然の世界において天国に行く道は、真の父母が導くのではなく、天使たちが導きます。真の父母が皆さんを導くのは、原理ではありません。真の父母が道を築いておいたので、真の父母を愛すれば、この道に従っていくようになっています。
その道に従っていきながら、真の父母を愛する立場で、人類を真の父母以上に愛するようになれば、皆さんが行く道は万事亨通(すべてが思いどおりにいくこと)です。滞る道がなく、狭い道がないというのです。高速道路で、直通する主流の心情路線を行きます。ですから、皆さんは地上から天国まで直行することができるのです。
9 霊界に行く時、神様のみ前に何のプレゼントをもって行くのでしょうか。それがお父様の問題です。神様が願う国と世界のために働き、今後、訪れる理想的な社会と理想的な世界を築くことができる二世のために生きてきました。神様のように愛したのです。それゆえ、霊界に行っても自然です。そのまま延長です。そのことをするのです。神様がそのみ業をしているので、私も神様の近くに行って、それを一緒にせざるを得ないという結論が出てきます。ですから、神様も「私の国は、あなたの国だ!」とおっしゃるのです。
10 真の父母は、偽りの父母がつくっておいたすべてのものを生み変えていきます。真の父母が霊界に入っていくとき、より良い条件をつくっておいてから行かなければなりません。地上世界と天上世界の監獄にいる囚人たちをすべて解放してあげなければなりません。地上世界の監獄の門を開いて、天上世界に行ける道を開いてあげなければならないのです。
自分の信仰の程度と良心に従って天上世界に上がれば、教育をするのです。原理のみ言と理想世界の内容を教育できる体制を霊界につくらなければなりません。互いに知っている人々に対しては、自分たちのクラブを中心として教育すれば、短期間のうちに復帰されます。そうすれば、統一天下になるのです。そうして、地上天国が始まり、天上天国が始まるのです。サタンまでも解放してあげなければなりません。
11 歴史的な怨恨の塀を、真の父母が押しのけてしまわなければなりません。それは、国の王権をもって玉座でするのではありません。人類が地上地獄に生きていて、霊人たちが霊界の地獄で苦痛を受けているので、地上地獄と天上地獄の門をすべて開いて、地上の個人から国家と世界を連結し、その次に、地上から天上世界まで通ずるように道を連結しなければなりません。高速道路を連結しなければなりません。主流と通じる、たった一つの道に連結しなければならないというのです。
ですから、皆さんの心と体が一つになり、その一つになった基準で家庭を経て、氏族を経て、民族と国家を経て、世界を越えて、天上世界に行っても、塀があってはいけません。すべて、押しのけてしまわなければなりません。最後の問題は、塞がっている霊的な地獄の門と、天国の門を開くことです。地上地獄の一番端に行って地上地獄の門を開き、天上地獄の出発点に立って、天上地獄の門を開かなければ、天国に入ることはできません。地獄に勝った人だけが、天国に行くことができます。
何によって勝たなければならないのでしょうか。祈りによって勝てるのではありません。神様の愛をもって勝たなければなりません。そのようにしなければ天国に入れないので、私は神様の愛を中心として、地上を経て天上世界の地獄の門まで開き、地上から天上まで行く道を築いておきました。
12 歴史的につながってきた皆さん自身に対する根本問題を解決する道は、父母様の教え以外にはありません。永遠にありません。私がうそを言っているか、霊界に行ってみてください。すべて知って成し遂げ、勝利して教えているのです。良心はそれを知っています。「真の父母と成約時代」を宣布したということは、それを成し遂げたということです。サタンと対決して屈服させたので、父母様が向かう世界、展望する世界には、サタンがその姿を現すことができません。
それを個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙、霊界の天国まで平面化しています。それを平面化して連結すれば地上天国です。地上天国で生きた人とその一族が、そのまま天上天国に移行するようになっています。天上天国は本家なのです。
13 霊界と肉界を一つに統一できる真理が、原理です。本然のプラスは天であり、地上はマイナスの立場です。これが一つになる場で全体的発展が可能です。今までの歴史全体が、摂理的観点の世界歴史だという概念を誰も知りませんでした。真の父母様がこの地に来て、初めて堕落したアダム世界をきれいに掃除し、完成させて、天国に連結されるようにしました。本然の基盤は、アダムと神様が連結されるところです。これが選民イスラエルを決定します。
イスラエルが拡張され、全人類にまで広がらなければなりません。そこから、家庭が出てくるようになります。アダム家庭が確定すれば、堕落家庭は滅びるようになるのです。そのように転換できるのは、祝福しかありません。
同じように、祝福家庭がこの地上に定着すれば、その先祖と父母たちが祝福に同参するようになります。そのようになったあとに、地上に理想家庭が定着し、理想家庭が全世界に広がるようになれば、それが地上天国です。そのような地上天国が完成すれば、自動的に天上天国ができるのです。
Monday Nov 06, 2023
真の父母経 第320話
Monday Nov 06, 2023
Monday Nov 06, 2023
24 今までの宗教は、教主が霊界に行き、地上と関係を結びながら発展してきました。しかし、統一教会は父母様が生きている間に、世界を神様のみ旨に連結してきました。これが違う点です。イエス様や各宗教の教主たちは、霊界に行ったあと、霊人体が地上に来て協助しましたが、私たちは違います。
父母様が生きながらにして、霊界に行った霊人たちと皆さんを通してみ旨を展開しているのです。ですから、統一教会は地上で実体をまとい、霊界をコントロールして、その目的を完成することができます。それは、神様と父子の関係があるからです。
父子の関係が成立するには、生活的な環境が共通していなければならず、感情までも互いに共感できなければなりません。そうでなければ、父子の関係を結ぶことができません。感情と環境が同じ生活圏で共生することが、父子の関係を中心とした生活なので、皆さんも生活圏で、そのような密接な関係をもって祈らなければなりません。
食口の中で、父母様の近くで侍って暮らす人が言うには、まるで天国で暮らしているかのように錯覚するほどだというのです。実際、皆さん全員が、そのような境地にまで進まなければなりません。現在、統一教会の食口たちの中で、そのような人が多くいます。そのようになるためには、熱心に祈って精誠を尽くさなければなりません。
25 皆さんは、絶対に不平を言わず、感謝の心をもたなければなりません。そのように感謝の心をもって働き、帰ってきて祈るときには、必ず夢の中に父母様が現れて教えてくれるようになります。霊的な目が開かれるのです。そのようになれば、どのような現象が起きるのでしょうか。父母様に会いたくて、御飯を食べるのも忘れてしまいます。また会いたくて、心の中で呼ぶ声が聞こえます。御飯を食べられず、眠れないほどです。そのように精誠を捧げれば、霊眼が開きます。その境地を過ぎれば、その次には、父母様が皆さんと一緒に暮らすのです。そのような現象が起きます。
そのようになれば、百万長者や億万長者を羨ましいとは思いません。これは、夢のような話ではありません。そうして、三百六十五日、一年中教えてくれます。そのようなことを知っているので、私も、このことをしているのです。あすどのような人に会うのか、推測してすべて分かって仕事をします。そのような世界があるというのです。ですから、皆さんは、そのようになることを願ってばかりいるのではなく、精誠を尽くせば、間違いなくすべてその世界になるので、父母様がするとおりに、その世界のために精誠を尽くさなければなりません。心から精誠を尽くさなければなりません。そうすれば、皆さんがするとおりに返してくれるというのです。
26 愛は永遠です。愛は永遠なので、神様と一つになったその愛をもてば、永生するというのは理論的であり、自然な結論です。神様は永遠であられるので、永遠の初愛を結んだ人は、神様のように永遠に生きるようになるというのです。アダムとエバも永遠に生きてこそ、その息子、娘も永遠なる愛の根に到達するので、永生するというのです。理論的です。それが統一教会の力です。
根に行けば行くほど、あるいは距離が遠くなれば遠くなるほど、父母様に対する思いが、さらに切実になるのです。そのようになれば、霊界で教えてくれます。地の果てと地の果てで離れて暮らしていても、夜眠ることができず、御飯を食べるのを忘れてしまうほどになれば、霊界に通じます。父母様が何をするのか、すべて見るようになるのです。
27 父母様を本当に慕わなければなりません。そうすれば、夢や啓示の中で出会うでしょう。これは、この世の中にはないことです。国境と時空を超えて、父母様がコントロールしています。どこを通してするのでしょうか。神様を通してするのです。アンテナの中で、最も高いのが神様のアンテナです。アンテナが高ければ、世界のどこにでも通じるのです。神様が霊界を通して、皆さんに伝えています。
宣教師たちには、一〇〇パーセント教えてくれます。迫害の中では、ことごとく教えてくれるのです。「ある人が調査しにくるから、どのように答えなさい」と教えてくれるというのです。そのような経験をした人は、死んでも神様がいないとは考えられません。そのように実体的体恤圏で経験をした人は、神様と共に生きることができるのです
第二節 霊人救援と霊界解放
地上・天上天国の門を開かれた真の父母様
真の父母様は、この地に来られて、堕落した人類の偽りの血統を断絶し、復帰摂理のすべての段階を勝利することによって、地上と霊界の間を隔てていたすべての境界線を撤廃し、地上世界から天上世界に至る高速道路を築かれた。それゆえ、真の父母を愛し、真の父母以上に人類を愛せば、地上から天上に至る直通路を誰もが行けるようになると語られた。そして、神様の創造理想を実現できる本然の中心の位置に、真の父母様が安着することにより、地上天国と天上天国の門が大きく開かれるようになったことを強調された。
1 神様は、霊界から直接働き掛けることはできません。天使や聖徒たち、善なる先祖たちを遣わして役事するのであって、神様が直接役事することはできないというのです。直接役事できたならば、堕落もありませんでした。直接役事できるように橋を架けるのは真の父母です。真の父母がこの地に来て、偽りの父母のすべての実情を根本から完全に解消するのです。そうして、個人から天宙まで浄化させた基盤の上で、神様が地上世界に降りてきて、完成した基盤を中心として活動するのです。
2 来られる再臨主は、完成したアダムです。そうして、エバは完成したアダムを中心として、絶対的に一つになってこそ、完成したエバになります。
お母様がそのことを身代わりして蕩減歴史を歩んできました。アダム創造完成とエバ創造完成を世界的な基準で成し遂げたので、すべての男性たちは男性の位置に、女性たちは女性の位置に立って、愛を中心として平等、平準化された家庭理想時代に入るようになります。
天と地、世界の東西に塞がっていたあらゆるものが本然の基準に帰ることにより、今や行くべき道は一つしかありません。真の父母に従って、天国に入る道しかないというのです。そこにサタンがすべて屈服し、サタン世界のすべての妨害がなくなったので、皆さんが一つになって国を動かし、天のみ前に捧げることによって、地上天国と天上天国が成就されるのです。
3 アダムとエバは、神様のみ前に万代の一人息子と一人娘です。世の中でも、七代の一人息子と一人娘が死んだとすれば、国までも贈り物を送って慰労するのです。ところが、今まで万代の息子、娘を失った、その神様を慰労した人がいましたか。ただお父様だけが、堕落の悲しみを抱いている神様に対して、「私に付いてきてください。私の行く道に付いてきてください」と言いながら慰労するのです。その道を開拓し、地獄の門を打破して、天国の門を開門できなければなりません。神様が自由自在に往来できるようにしなければなりません。地獄という、恨に満ちた敷居を、すべて取り壊しておかなければならないのです。神様を解放しなければならないというのです。
それで、お父様が、地上世界と天上世界の地獄まで、塞がっていたものを崩してしまいました。今から高速道路を造らなければなりません。平準化しなければなりません。それは、地上だけではありません。霊界がすべて平準化されなければならないのです。家庭的平準化、氏族的平準化、民族的平準化、国家的平準化、世界的平準化、天宙的平準化が実現されなければなりません。それは、男性と女性の家庭形成によって実現されるようになっています。
4 祝福の恵沢圏が上から下まで、地にまで及んだので、霊界祝福時代に連結されるのです。それを連結してこそ、復帰することができます。今までは地上で愛する妻と夫が暮らしてから霊界に行けば、分かれていきました。霊界に行くとき、自分の度数に従って入っていくのです。霊界に行ってビデオのボタンさえ押せば、自分が地上でどのように生きてきたのか、すべて出てきます。すべて記録されているのです。天使が来て、そこに連れていくのです。家庭に十人いても、心霊基準が違うので、みな別れなければなりません。会うことができないのです。
今やそこから解放されます。地上で愛していた人が霊界に行っていれば、その人と祝福してあげることができるのです。ですから、霊界の人々を祝福してあげたのです。その門が開かれました。それゆえ、地獄解放が可能です。そうしてこそ、「堕落していない本然の世界、天国に一方通行で入れる天国編成を完成した」と言える基準が立つようになります。そして、地で分かれたすべての個人と家庭をかき分けて、世界的に編成するのです。これを一時にもってきて合わせることによって、地上・天上天国の統一圏が形成され、神様が解放される時代が来たのです。