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Tuesday Apr 01, 2025
父の祈り 第142話
Tuesday Apr 01, 2025
Tuesday Apr 01, 2025
お父様と心情の因縁を結ぶことができるようにしてください
お父様!
心情を通して
天を体験するよう許諾してくださり、
感じまいとしても感じざるを得ない
お父様のご事情を
体得できるよう許諾してください。
お父様のみ前に
悔い改めまいとしても悔い改めざるを得ない
心情をもつことができるよう、お父様が導いてください。
人と人同士集まる所は、
解こうとしても、かえってもつれることが起こりますが
天を中心として集まる所では、
心にしこりになったことが
解けるという事実を知っています。
今、
罪悪の氏族によってもつれてしまったすべてのものが
根本的に解かれ得る、蕩減のみ業、
悔い改めのみ業、
感動のみ業によって、
私たち自身を反省し、過去を悔いて
新しい日を憧憬することのできる、
徹した心を呼び起こしてください。
そうして、
その心を抱き、
自我をもう一度悔い改めることのできる
再創造のみ業が起こるよう、
お父様が、
許諾してくださいますことを、切にお願い申し上げます。
今日、私たちは
体だけの幸福を待ち焦がれてはいませんし、
心にだけ酔って生きることも願ってはおらず、
ただ心情を置き、
永遠に生きることのできる園を願うものです。
生活の中でも
心情的な因縁の一条件が、
各自の心中から暴発して、
心情深く内在することのできる
因縁が結ばれるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
この聖なる日、
万民の上に祝福の恩賜を与えてください。
み旨を身代わりして心情を抱き、
天のみ前に訴えて、
隠れた祭壇を築き
祈祷する息子・娘たちが多いことを知っていますので、
彼らにも祝福を与えてください。
天上の寂しい心情を抱き、あえいでいる群れ、
蕩減的な解怨のひと日を願っている
霊界の数多くの霊人たちまでも、
私たちと関連があるので、
お父様、
彼らの業も、私たちによって
良い結果として現れるよう許諾してください。
三位神が
私たちを取り囲み、見つめて、待ち焦がれるその心情の基準に
私たちが足らないで、
その量を満たせないまま
お父様を呼ぶことのないよう導いてください。
自分が充足した立場で
「お父様」と呼ぶことのできる、
喜びの姿としてお立てください。
そのような恩賜をもつことができなかったとするなら、
幼子のように温柔謙遜に
お父様の哀れみと慈悲のご心情を引き寄せる
息子・娘となることができますよう、
このひと時、導いてくださいますことを切にお願い申し上げ、
すべてを主の名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・七・五)

Tuesday Apr 01, 2025
父の祈り 第141話
Tuesday Apr 01, 2025
Tuesday Apr 01, 2025
お父様のご心情と通じさせてください
人類において一番大きな悲しみは、
お父様の愛と縁を結ぶことができなかったことであり、
お父様のご心情に通じることができる
本然の良心を失ってしまったことであり、
そのご心情と良心が和することのできる、
心と体が和合することのできる立場に立てなかったことであることを
よく知っています。
堕落したがゆえに、
お父様のご心情に通じることのできる感覚が、
私たちから去り、
お父様のご心情を体得し
万象を愛することのできる心が、
私たちからなくなってしまいましたので、
お父様、
その心情を回復することができるよう導いてください。
私たちの心と体が一つになり、
私たちのものがお父様のものとなるようにしてください。
私たちのものをすべてお父様のみ前に備え、
誇らしい姿として、愛の羽を広げて
万物を抱くことのできる
広い雅量の心情をもつことができるよう、
お父様が、
導いてくださいますことを切にお願い申し上げます。
私のお父様!
このような心情に通じさせることのできるみ言が
切実に必要なことを知っています。
私たちが失ってしまったものは、み言であり、
その次は実体であり、
その次は心情であることを知っていますので、
お父様、
み言を通して
失った私たちの本然の心情を呼び起こしてください。
本然のみ言にこうべを垂れることのできる心を備え、
本然のみ言に耳を傾けることのできる体を備えて、
お父様の栄光の懐に抱かれる恩賜を
許諾してくださいますことを、切にお願い申し上げます。
み業を始められた方があなたであられたので、
これを成就なさる方もあなたであることを知っていますし、
善で始められたので
善で締めくくるべきことをも知っています。
お父様は「アルパであり、オメガである」と言われ、
「最初の者であり、最後の者である」と言われ、
「初めであり、終わりである」と言われましたが、
初めに本然の心情を失った人間ですから、
終わりに来ても天的な心情に通じません。
今、終わりの日には
本然の心情をつかみ、
心情を連結しなければならないのに、
堕落の怨恨のどん底であえいでいる私たちを、
受け入れてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
私たちの心は私たちのものではなく、
あなたのものであることが分かるようにしてくださり、
私たちの体は私たちのものではなく、
あなたのものであることが分かるようにしてくださって、
私たちの心情、感性、
このすべてのものが私たちに属さず、
お父様に属し動くという事実を、
実体的に、実証的に
体得できるようにしてくださいますことを切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・六・一四)

Tuesday Apr 01, 2025
父の祈り 第140話
Tuesday Apr 01, 2025
Tuesday Apr 01, 2025
お父様の物悲しいご心情に通じさせてください
お父様!
人間たちがお父様を探すために
歴史路程であえいだとしても、
今までお父様に侍って生きた者たちが
地上にいませんでした。
この地のどこの一角がお父様のものであり、
どの一家族がお父様のものであり、
どの一民族、
どの一国家がお父様のものでしょうか?
お父様のものとして、どれ一つ
この地上に探し立てることができなかったお父様のその悲しいご心情を
おそれ多くも察することができるものです。
あなたに悲しみがあるとするなら、
この地の主人であるあなたが、
主人の立場に立つことができず、
この地に責任をもつべきであられるあなたが、
責任をもつことができない立場におられたことを
知っています。
地上の人間たちに責任をもつべき立場におられますが、
責任をもてない摂理を導いてこられたお父様、
私たちの心情を通して直接主管なさり、
直接命令なさるべき立場であられるにもかかわらず、
そのような立場に立つことのできなかったお父様、
私たちの生活を通し、
私たちの全部を主管なさるべき
お父様であられるにもかかわらず、
私たちの内的な生活と事情を
主管なさることのできないお父様、
私たちを置き、
善の結実だと賛揚すべき
お父様であられるにもかかわらず、
そのようなひと日、
ひと時、
一人をお探しになれなかったお父様、
このような物悲しい立場におられたお父様であることを
私たちは知りませんでした。
今、私たちが
この地上のすべてのものを
失うとしても、
お父様の物悲しいご心情に通じることのできる
息子・娘となるよう許諾してくださり、
お父様のご事情と曲折を
実の子女の立場で感じることができ、
お父様が涙を流されるとき、共に涙を流し、
困難にぶつかるとき、共に困難にぶつかることのできる
あなたの息子・娘たちとなるよう、許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちの心が足らないことを知り、
私たちの体が世俗的であることを知り、
私たちの欲望がサタンと共に動いて
いることを知りました。
このような内的な要素をもった私たち、
天を身代わりして許諾なさったひと時、
一時代、
一時期に来られる一人の主人公を
待つことのできない悲惨な者たちですので、
哀れな自分を置いて
嘆息し得るようにしてくださり、
哀れな家庭と
哀れな社会と
哀れな人類と
哀れな天と地を置いて
嘆息し得るようにしてください。
悲しい心情をもって、
天と地の前に贖罪すべき時が来ましたので、
お父様!
私たちの心の門を開いてください。
私たちの心情は、
お父様、
あなたのご心情に対することを知らない、
対し得ない立場ですので、
このような私たちの心と体を、
お父様のご心情とお父様の形状に
和することのできる実体として、再び造ってくださいますことを
切にお願い申し上げます。
天が受け入れることのできない、
今までもってきた一切のこの世的な観念や
主義主張を除去させてくださり、
そのすべてのものが
お父様のもののみとして和することができるよう、
本質的な感性の基準を高めてくださり、
良心的な基準を高めてください。
私たちの心情を連結させて、
お父様のご心情と通じることができるようにしてくださり、
天的なご事情と通じることができるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
天にいる数多くの聖徒たちをお送りになって、
私たちの周囲を聖別させてくださり、
私たちの心情を覚醒させてくださり、
お父様の能力のみ手で再び造ってください。
そうして、
私たちが再創造のみ言と共に
再創造の性稟を受け、
死亡の実体である私たちが
生命の実体と化し、
栄光と歓喜と喜びの中で、
お父様をお招きする喜びの時間を
迎えることができるようにしてください。
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・六・一四)

Tuesday Apr 01, 2025
父の祈り 第139話
Tuesday Apr 01, 2025
Tuesday Apr 01, 2025
お父様のご心情の源泉に接するようにしてください
お父様と共に生きることのできる、
そのひと日が慕わしいのでございます。
お父様を慕い、
お父様に向かって走る私たち、
お父様と共に生きることのできる
栄光のそのひと日を迎え、
お父様のみ前に感謝と喜びの賛美を返すことをもって、
お造りなった万物を和動させることのできる
息子・娘たちとなるようにしてください。
私たちの心と体は、
お父様の形状(み姿)に似せて造られたものですので、
完全にお父様に似た
息子・娘となるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
あなたの悲しいお心が
地上に立ちこめていることを、
人間たちは知らないでいますし、
天の物悲しい涙の跡が
人類歴史の足跡ににじんでいるということを
知らずにいます。
限りない天の嘆息が、
私たちの心と体に漂っているということを知らずには、
天のみ前に面目を立てることもできず、
天の信任を受けることもできない、
悖逆(信任にもとる)な人間の後孫であることを
自認せざるを得ません。
お父様!
地上には
あなたの涙を収めてさしあげる者がいませんし、
あなたの悲しみをつかみ、慰労してさしあげる者がいませんし、
あなたが行かれるその道を守る者がいません。
そうですので、
この地に恨みがあるとするなら、
それは天の恨みが染みわたった地だということであり、
悲しみがあるとするなら、
天の悲しみが染みわたった地だということであり、
怨恨があるとするなら、
天の怨恨が染みわたった地だということです。
それゆえ、
この地に生きている人間たちは、
悲しみの祭物になるまいとしてもならざるを得ない
運命に置かれていて、
恨むべき自分を越えまいとしても越えざるを得ない
運命に置かれています。
落胆する中で、最後の声でもって天に向かい、
「お父様! 私たちを助けてください」と
泣き叫ぶべき時となり、
「お父様! 愛のご心情をもって、人類を尋ねてください」と
泣き叫ぶべき終わりの日が到来しているのに、
このような時に誰がお父様のご心情をつかんで悲しみ、
誰が
お父様のお心をつかんで
痛哭するでしょうか?
そのような者がいるとするなら、
彼はお父様の真なる息子・娘だということができ、
またお父様の実体的な対象だということができるでしょう。
私たちの心に力を生じさせてくださったお父様!
哀切で、恨めしく、悔しいお父様のご心情を感じることのできる
心の動機が慕わしいし、
ご心情の源泉に接したいので、
接することのできる恩賜を加えてください。
そうして、
そのご心情に和するとするなら、
その立場では自分の不足なことを
暴露すまいとしても、暴露せざるを得ず、
人間の罪状を身代わりして
悔い改めまいとしても悔い改めざるを得ないということを
知っています。
お父様!
不肖で不足な私たち、
磐石となれない私たちをお立てになり、
心配なさるお父様のみ前に、
心苦しい心をもち、
お父様の恨みのご心情と悲しいご心情を
慰労してさしあげることによって、
栄光の中に顕現なさることのできる土台を整える
聖徒たちとならなければならないので、
お父様の力と能力をもって
不足な私たちを主管してください。
絡み混ざった罪悪の形状をもっている者がいるとするなら、
愛のみ手を伸ばしてくださって、再び主管してくださり、
異なった姿にお造りください。
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・五・二四)

Tuesday Apr 01, 2025
父の祈り 第138話
Tuesday Apr 01, 2025
Tuesday Apr 01, 2025
悲しみのお父様を慰労させてください
お父様に侍るべき本然のアダムとエバが
堕落することにより、
今までの歴史が
悲しみの路程となったという事実を、
私たちは知っています。
罪を犯したアダムとエバの後孫である人間たちが残した
罪のふろしきを背負ったまま、
追われ追い回され、試練を受けながら、
今日まで来たこの人類歴史を前にして、
私たちが悔しく思うことができるようにしてください。
このような立場に落ちた人間たちを、
天は忘れようとしても忘れることのできない、
創造主としての責任があるがゆえに、
どの時代、
いつを問わず、
この人間たちを再び探し出すために、
苦労の歴史路程を経てこられたということを、
私たちは知っています。
きょうこのような立場に置かれている私たちが、
自分たちを置いて嘆息すると同時に、
お父様が無限のご苦労と苦痛の道を歩まれたことを、
心痛く思うことのできる
姿となるようにしてください。
お父様に対しては、
面目のない自分たちであることを感じ、
歴史的な罪の血統を受け継いだ人間に対しては、
悔しく思うことのできる心をもつようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
私たちの心にはいまだ
罪悪の根性が残っていて、
私たちの体はいまだ
罪悪の鎖につながれているということを
感じています。
哀れみのお父様が、
力と能力をもって現れてくださることを
私たちは待ち焦がれていますし、
真の息子・娘となれることを
待ち焦がれています。
罪悪の金網を切って、
染み込んでくる罪悪の因縁を切って
闘う姿となることができないまま、
失敗している息子・娘をご覧になる時、
お父様が一層悲しまれることを知っています。
今、心の門を開き、
体の拘束から逃れて、
新しい心、
新しい体を整えて
本然のお父様を「私のお父様」と呼ぶことのできる、
一つの姿が現れることを待ち焦がれるお父様のみ前に、
「お父様! あなたのみ旨を身代わりした自らでございますので、お受けください」
と言うことのできる息子・娘となるようにしてください。
そのような歴史的な勝利者、
怨讐たちと闘って勝利し、
お父様の悲しい心を
慰労してさしあげることのできる息子・娘が現れることが、
お父様の願いであることを
私たちは知っています。
今、私たち自身がそのような立場で
お父様を「私のお父様」と呼ぶことができ、
お父様を慰労してさしあげることのできる
息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、
切にお願い申し上げます。
これが私たちの願いであり、
お父様の願いであることを知っていますので、
私たちを激励してくださって、
その立場まで導いてください。
導いてくださるお父様のみ手をつかみ、
いかなる逆境の道をも行くことを願う、
切実なる心をもった息子・娘たちとなるようにして
くださいますことを、
切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・四・一九)

Tuesday Apr 01, 2025
父の祈り 第137話
Tuesday Apr 01, 2025
Tuesday Apr 01, 2025
お父様の悲しみを悟った謙遜な姿となることを願います
お父様!
人間たちをご覧になり、
人間たちを探し出すために傷心される
お父様を見つめる息子・娘がいるなら、
お父様のみ前に自分の福を祈ることはできず、
自分の主張を広げることができないことを知る者でございます。
このような歴史的な悲しみが残っていることを
千遍万遍忘却した、この不忠不孝な子供たちを
受け入れてください。
今、心情からわき出てお父様を呼ぶことのできる、
天と地が喜ぶことのできる、
お父様と私たちが一つになる、その一瞬間に
新しい歴史が始まり、
望みが成就することを知っていますが、
きょう私たちの心の基が、
そのような心情に
徹することのできる立場に立つことができなかったことを見て、
落胆せざるを得ず、嘆息せざるを得ません。
地上に悲しみがあるとするなら、
悲しい者を慰労なさるお父様の悲しみ以上の悲しみがどこにあり
苦痛があるとするなら、
お父様に背反する人を捕まえ、
慰労なさるお父様の苦痛以上の苦痛が
どこにあるでしょうか。
お父様は
ご自身の威信と体面と権限を立てられず、
望みを残したまま歴史路程を経てくる間、
数多くの善なる先祖たちを捕まえ、
「私の心情を分かってくれ」と、
「私の事情を分かってくれ」と
泣き叫び、切に訴えられたという、歴史的なみ言を
私たちは聞いた者です。
しかし、
今日の私たちは歴史を代弁することができず、
歴史的な実体を証して
善なる自らであると誇り得る、
その何ものをももてなかった者たちとして、
お父様のみ前にひざまずきひれ伏しましたので、
面目ない自らであることを
この時間暴露し、ありのまま報告させてくださり、
サタンに蹂躙された自分たちであることを
悟り得るこの時間となりますことを
切にお願い申し上げます。
残された摂理のみ旨の前に、
不忠な者は多いけれども、忠誠を尽くす者がおらず、
きょうも心配なさり、あすも心配なさり、
摂理のみ旨と心情を打ち明け、
勧告なさることのできないお父様のご事情を、
この時間に私たちが見抜くことができるようにしてくださいますことを
切にお願い申し上げ、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・四・一二)

Friday Mar 21, 2025
父の祈り 第136話
Friday Mar 21, 2025
Friday Mar 21, 2025
天のご苦労の歴史路程を慰労させてください
お父様!
私たちは悲しみと嘆息の死亡圏内に押し流され、
天と因縁を結ぶことのできない不孝の子供たちでしたので、
お下しになられた恩賜の前に、おそれ多い心をもち、
自分の本性を収拾することのできる
一つの姿となるよう許諾してくださって、
お父様に侍ることができますことを
切にお願い申し上げます。
お父様が来いとおっしゃる、
その道があることを知ったその時から、
涙の道にも
お父様が共におられることを知りましたし、
十字架の道、
苦難の道、
悲しみの道、
鎖につながれるその道までも、
共におられることを知りました。
そして、愛する息子・娘の背後で
ご苦労なさり、歴史路程を踏んでこられる
お父様のそのいばらの道をも知っています。
私たちのために、
私たちが知ることのできない
ご苦労の歴史を重ねたことを知って、
このようにご苦労されたお父様のお姿を心で慕い、
敬拝を捧げる私たちですが、
身の置き所を知らないものです。
お父様の悲痛なるご心情で、
私たち自体を捕らえてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
天のみ旨があり、
天の望みがあることによって
召命を受けた私たちでしたので、
今日私たちに追ってくる十字架の道も、
私たちによるものではないことが
分かるよう許諾してください。
千秋万代の後孫までも、
先祖たちが苦労した歴史的なその因縁の道が
分かるよう許諾してください。
この時間、私たちが
無限の喜びと
無限の幸福と
無限の望みを抱くことのできる
心をもったとするなら、
それは
私たち自身によって始まったものでもなく、
ある人間によるものでもなく、
すべてのものが天から始まり、
天から動じたという事実を
私たちの心と体に深く納め、
天が動じたその土台を慕い、
これをつかみ涙ぐむことのできる
息子・娘たちとなるよう許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちが行くべき方向をあなたは知っておられ、
私たちが取って進むべき道も
あなたは知っておられます。
私たちの心の始まりも
自分から始まったのではなく、
私たちが勧告の立場に立つことも
自分のためではなく、
人のためであり、お父様のためですので、
最後まで
その心情が変わらないよう主管してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
残された苦難のこの一期間を通して、
お父様に不孝をして
離れる者たちとならないよう許諾してくださり、
摂理してこられたお父様の悲しみを感じても、
この難しい時期を乗り越えることのできないような
息子・娘たちとならないよう許諾してください。
最後までお父様のご心情をもつため、
自己を捨て、
お父様を心配し、
お父様のご心情を慰労することのできる、
お父様のご事情を理解することのできる
息子・娘たちとなるようにしてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
この時間、
私たちの心に、
お父様のもの以外に
要求するものは一切ございません。
今私たちは、
きょうの苦難を踏み越えて、
約束の園を望まなければなりませんし、
永遠なる祝福の天の国を
慕わなければなりません。
現れるべき神様の祝福は、
言葉で表すことができないほど大きな栄光の立場だということを
私たちは知っていますので、
きょうの私たちが、
お父様に対する心情を変えず、
最後まで耐えて残される群れとなるよう
許諾してください。
最後まで闘い、お父様のみ前に立つことのできる
息子・娘たちとなるよう許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・三・二九)

Friday Mar 21, 2025
父の祈り 第135話
Friday Mar 21, 2025
Friday Mar 21, 2025
天の城に向かう道ならば涙の道でも従います
人類に対してこられたイエス様と神様には、
悲しみが晴れる間がなかったということを知っています。
二千年前のイエス様を回顧してみるとき、
彼は人知れない涙も流され、
人知れない飢えの生活もなさり、
人知れない迫害の路程で
悲しくお泣きになったことも知っています。
イエス様がこのような路程を歩まれ、
そのあとに従った数多くの聖徒たちも、
血の道を意に介さず歩み、
死の道も意に介さず闘っていったという事実を、
私たちは知っています。
天の城に行く道は十字架の道です。
それゆえ、自分の十字架を背負い、
ゴルゴタの山頂まで行かなければならず、
十字架の血を流した立場まで進み、
迫害を受けなければならないということが分かるようにしてください。
自分自身を忘れてしまい、
自分の悲しみを忘れてしまい、
自分の苦痛を忘れてしまい、
きょうもあすも、このゴルゴタの道を行くのに
全力を尽くす群れを、
天が探しておられるということが分かるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
今日この時代に悲しい心情を吐露なさった
イエス様の悲しみが分かるよう許諾してください。
イエス様を
歴史的なイエス様としてだけ知ることは必要ではなく、
私たちの環境の中で
現在的なイエス様を知らなければならない時となりましたので、
その高く尊厳なるご心情の前に、
その愛のみ前に、
私たちの心と体を
祭物として捧げようという、ただその一つの心情に徹して、
死んでも生きても
天のみに向かって泣き叫ぶ群れとなるようにしてください。
ここに集まったあなたの息子・娘たちが、
そのような立場を死守することのできる群れとなるよう、
許諾してくださいますことをお願い申し上げます。
天の心は、一人の方の心として現れ、
四千年の歴史を統合するための心情の基準を立てましたが、
人間たちがそれを蹂躙し、背反することによって、
今日、人類は凄惨なる状態に置かれています。
彼らの悲しみがお父様の悲しみであることが分からない、
この地上の数多くの人類を、
お父様、
顧みてください。
彼らのために涙を流し、
祭壇を築くことのできる
寂しい群れとなるよう許諾してください。
ヤコブも荒野路程で悲しみの祭壇を築き、
モーセもそのようにし、
エリヤもそのようにしたことを知っています。
天のみ旨に責任をもった私たちの先祖が、
誰一人として
そのような路程を
歩まなかった者がいなかった事実を知っています。
彼らの伝統を受け継ぐ私たちとなろうとしますので、
残された祭壇を積み、崩れた城を再び築き、
お父様の至聖所を整えて
お父様に侍り得る
息子・娘となるよう許諾してください。
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・三・一五)

Friday Mar 21, 2025
父の祈り 第134話
Friday Mar 21, 2025
Friday Mar 21, 2025
お父様のご事情とご心情を私たちのものとさせてください
お父様!
私たちは孤児のようにうろうろ、
目的も方向も知らず、
どのような環境に置かれているのかさえも分からないまま、
歴史の流れに従い倒れながら、
生命の中心をつかむことができないまま、押されに押されながら、
きょうまで来た哀れな者たちであることを知っています。
反面、このような私たちをおつかまえになり、
私たちが悲しむ時、
共に悲しまれたお父様がおられるという事実も知りませんでしたし、
死亡圏内に囚われて呻吟する
私たちを探し出すため、
昼夜を忘れてご苦労してこられた
主人公がおられるという事実も知りませんでした。
このような事実を知ることができ、
感じることのできる喜びの心情が、
天と地に通じることよりも貴いということを、
私たちが分かるよう許諾してください。
天は、
私たちがまどろんでいる時間にもまどろまれず、
眠っている時間にもお眠りにならず、
この一つの群れを悟らせ、
この一個体一個体を導かれながら苦労されたお父様のみ前に、
不肖なる私たちが再び出てまいりましたので、
受け入れてください。
私たちの事情を知られるお父様であられ、
その事情の主人公であられ、
受け入れ得ないすべての困難な事情までも、
受け入れてくださるお父様であられたことを、
私たちは知ることができませんでした。
今、心中に染みわたったすべての苦難と悲しみと心配を、
お父様のみ前にすべて取り出し、
お父様のものとして、取り換えてもつことのできる
この時間となるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
私たちのために心を砕かれた天のお父様がおられ、
私たちの生涯を心配なさる、
より大きな天がおられるという事実を私たちが知り、
心と体でお父様に対し、
おそれ多く考えることができるよう許諾してください。
私たちが傷つく前に、
お父様が先に傷つく立場に立たれたという事実、
私たちの体が疲れて倒れるときに、
私たちをつかみ抱いてくださり、慰めてくださって、
行く道を再び勧告してくださったお父様のご心情を、
私たちが分かるよう許諾してください。
今日まで生きてきたとは名ばかりの自分たちを、
自覚させてください。
今からお父様を知り、
お父様のご事情を知ることのできる息子・娘として、
お父様と心情一体となることができるよう
許諾してくださり、
離れようとしても離れることができない、
別れようとしても別れることができない、
お父様と私たちを引き離す
どのような存在もない確固たる位置で、
天の悲しみを私たちの悲しみとして、
天の喜びを私たちの喜びとして、
天の仕事を私たちの仕事として、
天の責任を私たちの責任として
感じるようにしてください。
今日、私たちが
永遠に変わることのない位置に立って、
億万のサタンと闘わなければならない
責任者の立場に立ったことを知り、
全体を生かすためには
祭物の立場に立たなければならないという、
この峻厳な事実を体得することのできる
息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちの心から
正しくない一切の要素を除去してくださり、
お父様の心性に、
お父様の性相に和して
お父様と一体となり得る、
確固たる覚悟と決心をすることができるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
自我の観念で
お父様の性稟を推し量ろうとする
息子・娘がいないようにしてくださり、
完全に順応し和合して
お父様の願われるみ意のまま、
お造りになるひな型どおり造られ、現れることのできる
お父様の息子・娘たちとなるよう
許諾してください。
お父様が受け入れることのできない要素があるとするなら、
一切を除去してくださり、
親しくお座りになって命令してくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・三・八)

Friday Mar 21, 2025
父の祈り 第133話
Friday Mar 21, 2025
Friday Mar 21, 2025
お父様の悲しみを代身させてください
お父様!
この地上に悲しいことが起こるたびに、
天も悲しまれ、
私たちの先祖も悲しみ、
万物も悲しみ、
今日、私たちも悲しいのです。
この悲しみが除去される解放のひと日を願いながらも、
行く道が分からず、
その何かを探しながらも
悟れないまま、彷徨し、あえぎつつ、
六千年という
長い長い歳月を経てきたという事実を知るようになった私たちは、
今、お父様がお見えになったなら、
捕まえて大声を張り上げ、果てしなく泣きたい心情です。
今、このすべてのことを知り、
本然のご父母様を探し出した私たちが、
悲しい涙に代わってうれしい涙を流し、
悲しみを除去し、喜びだけが残り得るひと日が
早く早く来ることを、
心と体で願っています。
今、私たちは
行く所がどこであるかを知り、
私たちがどこに所属しているかも知り、
本然の子女の価値も知りました。
お父様!
今、復帰の稜線に向かって走っている私たちが、
傷ついた足を引きずって、
アダムとエバが望んだ
その頂上に向かっています。
私たちが今、最後の力を加えて
この線を越えることができるよう、お父様の衝撃を
私たちの心と体に表してくださいますことを
切にお願い申し上げます。
お父様がお話しされたいことがあるとするなら、
それは、お父様がうれしいことではなく、限りなく悲しかったという事実、
お父様が限りなく困難であったという事実、
お父様が限りなく苦しかったという事実であることを知るものです。
これを私たちが心で悟り、体得して、
お父様の本然のご心情を身代わりするようにしてください。
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・二・一五)