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Thursday Mar 20, 2025
父の祈り 第126話
Thursday Mar 20, 2025
Thursday Mar 20, 2025
お父様のご心情に目覚めさせてください
お父様!
私たちは、人類を創造された
お父様の本然のご心情を知ることができないでいて、
私たちの悲しみを追い払うことのできる
お父様の愛を感じることができないでいるということを
知っています。
今、私たちのすべてを犠牲にしても、
お父様の愛を探し出さなければならず、
お父様と私たちとの本然の因縁を
回復しなければなりません。
お父様!
私たちが今、心の門を開きに開いて、
あなたのご心情が何であり、
あなたの愛が何であるかを、
自ら探し出すことができるよう許諾してくださり、
また耳を開いて、
お父様の声を聞くことができるようにしてくださり、
天が許諾される恩賜を受けることのできる
息子・娘を探しておられる、お父様の姿を
望むことのできる目を開くようお許しください。
そうして、
見ることができ、
聞くことができ、
私たちのためにご苦労されたお父様のみ手が
分かるよう許諾してくださり、
忍耐のご心情を
体得することができるようお許しください。
苦労され、耐えてこられたお父様のご心情を、
私たちも少しは知っていますので、
私たちの心と体を完全に
お父様のものとして主管してください。
何も分からず死亡圏内に囚われている
息子・娘たちがいるなら、
お父様、
親しく恩恵のみ手をもう一度伸ばして、
全体の創造のみ業を呼び起こしてくださり、
本然の訴えの心情に対することができ、
お父様のお心の前に、
和動することのできるこの時間となるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
心を尽くして摂理なさった、
お父様のみ旨があることを知り、
天の定めた路程をたどってこられた、
歴史路程があることを知りました。
これはただ天と通じることができ、
天に対することができる
価値観を探してきた人々を通じて
成されたということを知っています。
歴史的なすべての罪悪と、
時代的なすべての罪悪と、
未来的なすべての罪悪の源を、
根絶させるべき使命が
私たちにあるとするなら、
罪悪に引かれて呵責を受けないで、
お父様のみ愛の中で感謝を捧げたい
心の衝動が起こり得る、
お父様の直接的な愛のみ業が
現れるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
天倫の真理に通じなければならない時となり、
天倫の人格に通じなければならない時となり、
お父様の愛に通じなければならない時と
なったということを知りました。
お父様!
すべての人類に、
お父様の愛を紹介することのできるみ言が
現れるよう許諾してくださり、
お父様の愛を証すことのできる人格者が、
今日この終わりの日の、
多くの民の前に現れるよう許諾してくださることを
切にお願い申し上げます。
その真理に従うことのできる、
私たちの心の準備と
基盤を整えるよう許諾してくださり、
お父様のみ旨の前で、
すべてのことがあからさまにされ得るその日が、
歴史の前に早く早く現れるよう
働いてくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五八・二・一六)

Thursday Mar 20, 2025
父の祈り 第125話
Thursday Mar 20, 2025
Thursday Mar 20, 2025
息子の権限を許諾してください
愛するお父様!
あなたが願われる世界が
どのようなものであるかを知りました。
あなたを慈しむ愛が
どのように行くべきかを知りました。
私たちが置かれている現象世界が
どのようなものであるかを知り、
自分が自分のために生きることのできない人間であることを知り、
自分の家庭が自分の家庭だけのために生きることのできないことを知りました。
今日、統一教会が、統一教会自体のために生きることのできない
統一教会であることを知りましたし、
世界の統一教会の群れは、
世界各国の統一教会だけのために
生きることができないことも知りました。
ただ、一つの世界、
ただ、一つの天国のために生きなければならないという、
とてつもなく、また驚くべき事実を知ったので、
今、私たちの意識構造においては、
民族を超越し、
国家を超越し、
世界を超越して、
神様の意識が自らの意識として
変えられていかなければなりません。
そうなることのできる「私」自身を発見したことが
偉大な発見であると同時に、
偉大な息子の資格を賦与され得る、
一つの基礎となることを知りました。
全天宙の大主宰であられる神様が、
まさに私たちの家庭においてのお父様であり、
国家においてのお父様であり、
世界においてのお父様であり、
天の国においてのお父様であることを知りました。
そのお父様の位置を身代わりして
歴史時代を経てきながら、
家庭の父母が必要であり、
国の国王が必要であり、
世界の聖人が必要であったことを知りました。
それゆえ、
数多くの悟りの道を経てきたことを知っています。
私たちは、心から知ったので、
今、一つの公式的基準のように、
父子の因縁を結び、
私たちの家庭において、お父様と私たちが
実際に生活しなければなりません。
国を中心として実際に生活しなければなりません。
世界を中心として実際に生活しなければなりません。
全霊界を合わせて、実際に生活する喜びを探し求めてこそ、
お父様と息子の権限をもつことができ、
お父様と息子の権限をもてなければ、
堕落圏を解消させることができないという事実を知りました。
それゆえ、
お父様と息子の権限を、
個人から、家庭、民族、国家、世界のあらゆるところに
拡大させることのできる勝利圏が
絶対必要だということを知ったので、
お父様、
祝福してください。
神様をお父様としてもつ以上に
貴いことはないということを、私たちは今知ったので、
お父様との因縁を永遠にもつことができ、
お父様と永遠に暮らすことができるようにするために、
私たち自らが、きょうこの時間、
もう一度徹頭徹尾、お父様の息子・娘になろうと、
お父様のみ前にお誓いいたしますので、
許諾してくださいますことを切にお願い申し上げながら、
すべてを
真のご父母様のみ名によって祝願いたしました。アーメン。
(一九七八・一〇・二八)

Thursday Mar 13, 2025
父の祈り 第124話
Thursday Mar 13, 2025
Thursday Mar 13, 2025
再創造のみ手で主管してください
愛するお父様!
天と地の大主宰であられる
お父様の栄光と尊敬と賛美が、
お造りになった全万物と共に、
あなたのみ前に捧げられることを願うものです。
お父様!
あなたが多くの歴史過程を通過されながら、
私たち人間始祖が過ったことを復帰なさるために、
どれほど、どれほど受難の再創造歴史を経てこられたかということを、
私たちはよく知っています。
私たち個人個人において、
僕の僕の道を越え、
僕の道を越え、
養子の道を越え、
子女の道を越え、
真の父母の因縁を越えて、
本然のあなたの位置まで帰っていくために、
どれほど悲惨で受難に満ちた
歴史的蕩減を払ってきたかということを考えるとき、
罪を犯したので、当然罰を受けるべき人間として、
恨み深い受難の悲惨な路程を歩んできましたが、
あなたはそれと関係のないお方として、
全体に責任を負われ、
先頭に立って、ありとあらゆる困難を克服する立場で
再創造の偉業を加重してこられたそのご苦労の前に、
私たちは心から感謝をお捧げいたします。
お父様!
私たちそれぞれに、
あなたのみ手を経なかった者の
いないことを(私たちは)知りましたし、
いかなる国であっても、
あなたの願いの中で、
今まで導きを受けなかった国の
ないことを知るようになりました。
さらには、
万民をあなたが理想とされた本然の世界に導くために、
国境を越えに越えながら、現時点まで
お父様がご指導してきてくださったことを、
私たちはよく知っています。
最後に残されるべき世界には、
あなたと愛する息子・娘、
そして天使天軍しかいないということを考えるとき、
この地上には、サタンの権限とサタンの群れが
あまりにも多いことを目にするのです。
このことまで、私たちが
お父様のみ前に、
清算していただくことを願うことのできない立場であることを、
統一の群れは知っています。
真の父母の名と真の子女の名を備え、
その家庭を賛美し、
その家庭に侍ることのできる天使世界の本然の姿を、
地上と霊界に完成させなければならない、重大な責任が
統一教会の群れにあるという事実を考えるとき、
私たちは
息子・娘の偉業を相続すると同時に、
父母としての立場の偉業を相続すべき立場にあり、
天の本然の創造理想を
相続すべき立場にあることを考えるものです。
お父様!
幼い子女たち、
あなたのみ前に再創造の材料となって、
あなたのみ手を経なければなりません。
あなたのみ意のまま造ることができ、
またそこに順応する
粘土のような存在にならなければならないということを、
私たちは既に知りました。
絶対的な信仰、絶対的なあなたの愛を欽慕する心と、
全体的なあなたのみ旨の前に忠僕となろうという心しか、
私たちにあり得ないということを知ったので、
お父様、
引き受けて主管し、
あなたが願う器としてお造りください。
すべてを
真のご父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七五・二・一)

Thursday Mar 13, 2025
父の祈り 第123話
Thursday Mar 13, 2025
Thursday Mar 13, 2025
み旨と一致する生活に生まれ変わらせてください
お父様!
私たちは置かれている位置を確定づけ、
あなたの指定される目的地に向かって直行することのできる、
み旨と共に一致することができ、
あなたの心と共に一致して
あなたが願われる真なる息子・娘の姿を、
成さなければなりませんので、
そのことを願いながらこの場に出てきました。
この場は
人間だけではなく、天がこの上もなく大切な使命を任せていて、
歴史的な新しい起源を誓うことを願っている
場であることを思うとき、
この場は天が注視する場であり、
人間たちが注視する場であり、
天の側と人間の側の中央で、
天に侍り、人間らしい道を行くことによって、
偏らず
あなたのみ旨に向かって、直行していくべき責任を
背負った場であることを知るのです。
そのためお父様、
私たちははっきりとした目的観をもたなければなりません。
その目的に対して、
一日一日の生活において
間違いのない方向性を選んでいかなくては、
真なる人生の航路を行き切ることができないという、
この厳然たる事実を
はっきりと知る私たちとならなければなりません。
数多くの日々を過ごす中において、
ただその姿のままで過ごしてはなりません。
何かが変化して、
あなたの心性に
帰一し得る姿をお慕いすることのできる、
またその場に立つことのできる、
あなたの創造理想の
一つの実体の姿を代表することのできる、
神聖なる群れとならなければなりません。
このような群れに、
お父様があなたのみ旨を通して出会い、
探そうとなさるということを、
私たちは既に知っていました。
私たちが「お父様」とお呼びするとき、
そのお父様が
漠然としたお父様となってはなりません。
お父様を直視して、
お父様が行かれる方向に
私たちが従わなければなりません。
この道が平坦な道だといって喜ぶのではなく、
受難に次ぐ受難の道だといっても、
必ずや天が行かれた、
父母の道であったので、
その道に従うことが子女の義務だということを感じることのできる
私たちとなるよう許諾してください。
すべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七二・一〇・八)

Thursday Mar 13, 2025
父の祈り 第122話
Thursday Mar 13, 2025
Thursday Mar 13, 2025
お望みになった真の子女の姿とならせてください
高く貴いあなたの性相を欽慕し、
お慕いする心情を、
あなたのみ前にすべて束ねてお捧げしながら、
過去を反省し、
現在を批判し、
あすの真なる姿を慕い求めますので、
あなたの息子となり、娘となる証を
お父様が賦与してください。
お父様が探してこられた息子の姿、
お父様が願われ、望んでこられた息子の姿と
なるようにしてください。
私たちが宇宙全体の価値を身代わりし、
中心の価値を身代わりする存在となることにより、
あなたがお慕いになることができ、
あなたのすべての感情と感覚、
あなたの□を通して、
私たちを「息子」と言い、「娘」とおっしゃることのできる、
真なる子女の姿となるようにしてください。
取るに足らない私たちを通して、
あなたがそのような息子・娘たちの姿を感じることができますよう、
私たちは願っています。
そこはかとなく私たちを愛されるお父様、
私たちの生命の土台を開拓するために
ご苦労されるお父様、
真なる息子・娘に出会うためのひと日の願いをもって、
長々とした歳月を耐えてこられたそのお姿の前に、
私たちは感謝をお捧げいたします。
私たちの心は、ただ
あなたを根源としていますので、
あなたの心が行かれるところに従って、
あなたが望まれる世界において、
一つの価値を備えることのできる
真なる息子の姿、
娘の姿を、この時間においても慕うのです。
私たちは、
神聖で慈悲深く尊厳であられるお父様の前に、
呼ばわれる息子・娘となることを願いながら
ここに出てきました。
お父様のほのかな依頼のみ言と勧告のみ前に、
あすの望みとあすの使命を誓う決意に満ちた
あなたの息子となり、娘となるようにしてください。
すべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七〇・一二・一三)

Thursday Mar 13, 2025
父の祈り 第121話
Thursday Mar 13, 2025
Thursday Mar 13, 2025
お父様の懐に抱かれる息子・娘となるよう祝福してください
お父様!
私たちはお父様のみ前に裸になった幼子と同じですので、
あなたが着せてくださらなければならず、
あなたが食べさせてくださらなければならず、
あなたの懐に抱いて育ててくださらなければなりません。
しかし、私たちは
今までそのような息子・娘の姿として、
お父様に対することのできるひと時をもつことができませんでした。
このような私たちの心と体が、
そのような立場に立つようにしてくださり、
私たちがお父様の息子となり、娘となることができるよう
祝福してください。
私たちはこの世でもっているものがなく、
何一つ備えたものがない者であり、
その何を取っても誇るべきものがない者たちですが、
あなたの懐に抱かれ育つことのできる
息子・娘の因縁をもっていることを感謝いたします。
このような因縁は、
勝利の権限を身代わりすることのできる特権であることを知り、
ここにおいて感謝できる
私たち自身とならなければなりません。
私たちは、
見た目には何でもない者たちですが、
お父様が誇らしく思うことができ、
貴く感じることのできる息子・娘となるよう
許諾してください。
私たちが困難な道を行くとしても、
お父様と共に行き、
悲しいことにぶつかったとしても、
お父様と共にぶつかりつつ、
困難な立場に立ったとしても、
お父様を慰労してさしあげることができるよう、
お父様、
お導きください。
希望と望みのひと日を、
より一層私たちの胸深くに抱き、
あすに向かって前進に前進を重ねることのできる
お父様の真なる息子たちとなり、
娘たちとなるよう許諾してください。
私たちの行く道がいくら険しいとしても、
あなたが行くべき道の前に、
絶対に荷物となってはならないという、
新たな決意をもつようにしてください。
私たちはお父様を知り、
お父様の行かれる方向を知りました。
ゆえに、傷を負い、
加重された十字架の道を行くとしても、
あなたを慰労してさしあげられる時間は
ほんのひと時しかないということを知り、
精誠の限りを尽くして行く、
あなたの子女たちとなるよう許諾してください。
すべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七〇・四・一九)

Thursday Mar 13, 2025
父の祈り 第120話
Thursday Mar 13, 2025
Thursday Mar 13, 2025
祝福の恩賜で新しい愛の秩序を立てさせてください
お父様!
今まで歴史過程では、
お父様を中心として、
一人の男性と一人の女性が結合することはありませんでした。
今までなかったこのようなことが、
この統一教会で成されるようになったのは、
すべてお父様のご苦労の功労と恩徳に
よるものであることを
私たちは知っています。
今までの歴史過程が、
一人の男性を探し求めるためのものであったことを
思うとき、
統一理念を中心とした家庭をもって
初めて、新しい宗教の土台を備え、
新しい世界に行くことができる道を立て、
新しい歴史の門を開くことができるようになったことが、
天の祝福であることを知るようになりました。
お父様のご苦労によって、
私たちに
このとてつもない祝福を受けられるようにしてくださった恩賜に、
心から感謝をお捧げいたします。
今、この者たちが、自らのすべてを
お父様のみ前にお任せするようお許しください。
結婚ということを考えるときに、
私たちはアダムとエバの堕落と直結した問題を
連想せざるを得ません。
堕落した父母の血統を受けて生まれた
私たちにおいて、
「お父様を中心とした祝福」ということが、
どれほどすばらしいことであるかということを考えるときに、
私たちは心から、あなたの恩賜の前に感謝をお捧げ申し上げるものです。
このような私たち、
真なる善を中心とした祭物の
実体として、お父様のみ前にまず捧げられる
男性と女性にならなければならないという事実を
知らなければなりません。
しかし、個人的には
そのような位置に行くことのできない立場にある、
私たち自身だということを考えるのです。
このような位置は、堕落した後孫の立場では
到底立つことのできない位置であるということを知っています。
しかし、今この者たちは、
真の父母の因縁を通すことのできる
子女の名分を備えましたので、
そこにお父様が、主導者となってください。
真の父母の因縁を通じてみ業が始まるこの位置においては、
そのような恩賜の土台が築かれざるを得ないという事実を、
はっきりと悟る私たちとなるようにしてくださいますことを
切にお願いいたします。
今、一人の男性なら男性、
女性なら女性が、自らのすべてを
お父様のみ前にお捧げしましたので、
お父様のものとして永遠に所有してください。
この者たちをして、権威を備えるようにしてくださって、
サタン世界にあなたの愛の秩序を立てるにおいて、
標本となることをもって
善なる先祖となるようにしてください。
すべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七〇・三・二三)

Thursday Mar 13, 2025
父の祈り 第119話
Thursday Mar 13, 2025
Thursday Mar 13, 2025
サタン圈の因縁を切り、本然の父母を探させてください
お父様!
私たちは悪から生まれた体であるため、
善として再び生まれなければなりません。
二度生まれるべき運命、
これは悲惨なことです。
この世でも、継子として生活することは、
この上なく悔しいことではないでしょうか。
私たちは養子の程度ではなく、
怨讐の子として生まれたがゆえに、
本然の父母を探し出さなければなりませんが、
その道は決して平坦ではありません。
それゆえ私たちは、
サタンの矢とサタンの槍と剣の攻撃を
無数に受けています。
しかし私たちは、
このように体を縛りつけている
ひもを切って行かなければなりません。
□で切るとしても、
力で切るとしても、
縛りつけている者たちとぶつからなければなりません。
そのためには
血を流さざるを得ない、悲惨な歴史過程を
越えなければならないことを知るものです。
これを眺められながらも、
勧告することもできないお父様、
私たちのような息子・娘をもたれた恨みが
どれほど大きいことでしょうか。
お父様のそのようなご心情を
私たちは知らなければなりません。
罪を犯した息子が裁判官に引っ張られ、
絞首台に立つとき、
言うに言えない立場で、
哀切な心情をもって息子の死を見つめ、
悲痛に心を焦がさなければならない父母の心情、
お父様のご事情を
体得することのできる息子・娘とならなければなりません。
栄光の息子・娘として生まれた万有の中心価値として、
その何ものをもっても身代わりすることのできないその者が
怨讐の手に引っ張られ、
露のように消えていくのを見つめられ、
黙々と望みのひと時を待ち焦がれてこられた
お父様のその悲惨なご心情を、
私たちは感じることができなければなりません。
そのように望みの息子を願われるご心情の前に、
焦燥したお父様のご心情の前にひれ伏し、
数千年、数億万年を経たとしても、
失った息子・娘を捜すため、身もだえされる
お父様の悲惨なお姿を思うものです。
その悲惨さが歴史路程に事実として展開するときにも、
その場においてすら
同情をお受けになれなかったお父様であられることを考えるならば、
私たちは永遠に
呪われるべき立場にいます。
しかし、お父様が私たちを呪われれば、
お父様が子を呪う立場に立たれるようになるため、
そのすべてを耐えて許してこられたことを知るのです。
そうですので、私たちは
そのようなお父様の許しと
忍耐を見倣わなければなりません。
地上にいる誰よりも
かわいそうな境地において、天を探し行く人が
歴史の中に残されたことを知るものです。
この道を知り、
この道を行く人々は、やはりかわいそうな人です。
この世の寂しい孤児たちです。
誰にも訴えることのできない事由を抱いた者たちです。
国があっても、その国を信じることができす、
世界があっても、その世界に望みをもつことができません。
そうして、
行く場所ごとに
怨讐の槍と矢を受ける立場に立ってこそ、
お父様を探し出すことができました。
これほどにお父様と
心情的因縁を深く結ぶことができるのは、
私たちだけがもつことのできる
悲惨な内容であることを知っています。
そのような立場から、
お父様の無念なるご心情を相続した息子・娘として、
お父様のみ前に、心から
「お父様」と呼ぶことができなければなりません。
そうですので、血を流さなくては、
お父様の道を行くことができないということを
私たちは知っています。
それゆえ、
アベルが流した血の歴史を私たちは考えながら、
お父様のために血の塀を築いて
一つのとりでとなり、
お父様の同情を受けることのできる一つの都、
永遠なる安息の土台を準備しなければなりません。
そうして、
お父様の悲惨さを慰労し、
永遠にお父様を防衛してさしあげることのできる
天の真なる子女たちとなるよう許諾してください。
すべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六九・一二・七)

Thursday Mar 13, 2025
父の祈り 第118話
Thursday Mar 13, 2025
Thursday Mar 13, 2025
歴史に輝き得る「私」の姿を備えさせてください
お父様!
私たちが行く道は、
誰かのために行く道ではありません。
それは私たち自身のための道であると同時に、
世界、国家のための道であることを知るようにしてくださり、
ある個人のために生きるのではなく、
世界のために生きていくのであることを知るようにしてください。
「私」が生まれたとき、
「私」という存在が、
金なにがしなら金なにがしだけのために
生まれたのではないことを知るようにしてください。
「私」なにがしは、
この道を行くために生まれようとしたと、
自ら誇り、
それが「私」の生活の道理であることを
証していくことのできる者となり、
その価値を知るようにしてください。
この問題を明示し、解決して、
その価値をより価値化させられる
一つの核心的な実体を探し出すことが、
統一教会の教会員となった目的であることを
知るようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願いいたします。
お父様!
この世の何ものよりも、
この道を行くことが
切実でなければならないことを知りました。
私たちが誰のために集まったのかというとき
統一教会の先生のために集まったのでもなく、
統一教会の何かのために集まったのでもありません。
国のために行こうとするので、
統一教会が必要なのであり、
また統一教会が願う国と世界があるがゆえに、
信じ従っているのであり、
またそこに近い道がこの道であるがゆえに、
この道に従ってきたのです。
そうですのでお父様、
統一教会を通して国に、
統一教会を通して世界に、
統一教会を通して天宙に前進しようという
不変の心情が
傷つかないようにしてくださり、
その心情が
大切に大切に伸びていくようにしてください。
心臓から流れ出る動脈の鼓動の音と、
天情の心臓を通して響いてくる動脈の鼓動の音が、
私たちの体と一致して、
私たち自身が生活感情を動かし帰る、静脈の役割を
果たすことができるようにしてください。
そうして、
その静脈の脈拍が、
歴史と共に青史にとこしえに輝くことができ、
生活において
万民の同志となることができるようお許しください。
これが私たちの願いではないかと、
お父様が今、この時間においても尋ねておられるということを、
私たちが分かるようにしてください。
今、私たちの心は、どこに流れていっているでしょうか。
私たちの体はどのあたりにとどまっているでしょうか。
過去のよこしまな心の位置に
とどまらないようにしてくださり、
過去に滅びるしかないものに体を隠し、
罰を受け得る位置にとどまる
自らとならないようにしてください。
お父様のお心を担い、
地上の人類の心を芽生えるようにすることのできる位置に、
体と心を備えられるようにしてくださり、
お父様のみ前にひざまずいて忠誠を誓い、
歴史上に光となり得る「私」を慕いながら、
お父様の王子と王女の姿を
備えることができるようにしてください。
お父様を慕う
欽慕の情熱が芽生え得るその「私」の立場、
あるいは思慕の情熱に輝き得るその「私」の立場が、
大切に大切に立てられ、
大切に大切に育つことのできる
私たち自身となるようにしてください。
私たちは輝くあすを望みとし、
決起しなければなりません。
輝くあすの「私」を望みとし、
決起しなければなりません。
輝く新しい天国のために、
決起しなければなりません。
そうするために、私たちは
そこに合う器とならなければなりません。
輝き得る私たちの姿を
内外共に備えなければなりません。
また、天情の因縁の前に謹んで頭を下げ、
お父様の息子・娘とならなければならず、
心から「お父様」と呼ぶことのできる
真の子女とならなければなりません。
そうですので、
その愛の中で
一日の生活を謳い
その事由の中で
一日の仕事を神聖に賛美することのできる
あなたの息子・娘に、みながなれるようにしてくださいますことを、
愛のお父様、
切にお願いいたします。
残された時間が栄光となるようにしてくださり、
この場が「私」を賛美するにおいて、
真実の場となるようにしてください。
すべてを
真のご父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六九・八・三一)

Thursday Mar 13, 2025
父の祈り 第117話
Thursday Mar 13, 2025
Thursday Mar 13, 2025
堕落による罪悪の痕跡を捨てさせてください
お父様!
万有の主人であられるあなたのみ前に、
全天地万物は永遠無窮に
賛美を帰し奉ることを願うのです。
あなたの因縁と無関係に造られた存在は一つとしてありませんので、
お父様によって、
お父様のご心情を通して造られた全天地万物は、
お父様の栄光を高め、
お父様の神聖さと深奥さを表し、
お父様の無限なる価値を示しているという事実を
私たちは知っています。
その中でも、
すべての万物の中心として人間をお造りになるときは、
お父様の内性的なすべてと
外形的なすべてを兼ねて、
万物を代表することのできる
息子の形状、
娘の形状としてお造りになったことを
私たちは知っています。
人間は本来、
お父様のお心の中に
永遠に残る存在であり、
お父様との因縁から
離れることのできない存在でした。
万物もそのような因縁の中で、
人間とは相対的な関係をもち、
共に神様を中心として、
永遠に自由と平和と幸福が宿ることのできる天国で存在しながら、
お父様に侍り、
永遠なる勝利の座で喜ばなければなりませんでしたが、
人類の始祖が堕落することによって、
このように悲惨な
歴史の起源となったという事実を知っています。
その結果として、
人間だけが悲惨になったのではなく、
創造主であられる神様も
悲惨な立場に立たれるしかなかったという、
このとてつもない事実を私たちは知りました。
お父様!
このように悲しみの歴史を出発するようになったすべての要件を、
完全に除去しなければならないことが、
人間が完遂しなければならない責任分担として、
残っているということを私たちは知りました。
この責任分担過程を経ていくために、
天上世界にいる数多くの善なる霊人たちが、
アダムとエバの創造当時に協助した善なる天使世界のように、
第二の土台を願いながら、
望みの心を合わせ持ち、
この地を身代わりして闘ってきているということも
知っています。
お父様もやはり
今まで、悲しみの歴史をさかのぼってきておられますが、
このようにご苦労されるようになった原因は、
私たちの先祖が過ったせいでした。
しかし、過ったことだけで終わるのではなく、
これを復帰して、解放をご覧になるためにご苦労なさるので、
これがお父様の労苦の歴史であることを
私たちは知っています。
このように
悲しみの歴史を残した先祖から受け継いだ、
悲しみの痕跡をもった私たちが、
きょうお父様のみ前に再び集まりました。
しかし、私たちは
お父様を「お父様」と呼ぶことのできない不足な者たちです。
このように不肖な罪人の後孫だということを、
私たちはよく知っています。
天の生命の因縁を結ぶことができず、
復活の恩賜を受けることのできない、
悪逆無道で非常識で、
あなたのみ旨の前に到底立つことのできない私たちです。
しかし、あなたは哀れみ深く、
慈悲なる愛の本体であられるがゆえに、
このような私たちを、今も召さなければならない
立場におられるということを知りました。
私たちはそれを知ったので、
不足なる体と心を取り直せないまま、
恥ずかしい姿勢で、
お父様のみ前にひれ伏しました。
お父様のみ前に、
私たちは悔い改めの涙と共に
心の奥深くお父様のご心情に通じて、
「お父様」とお呼びしたい心情をもって出てきましたので、
お父様、
尋ねてきてくださって、
哀れみのご心情で私たちを立ててくださり、
お父様の生命の因縁を通して
「お父様」と呼ぶことのできる特別なる恩賜を許諾してくださいますことを
切にお願いいたします。
私たちが生活していく歴史の一部分において、
いかなる環境においても、私たちの個体の解寃成事をして、
勝利の土台を準備しなければ、
お父様のご苦労の前に、自らの面目を立てることのできない
不肖なる姿になるという事実を悟ることのできる、
あなたの息子・娘たちとなるよう許諾してくださいますことを
切にお願いいたします。
お父様!
私たちは何ももっていません。
また、もつことを望みません。
私たちは、今までサタンの血統を引いてきた痕跡によって、
汚れた血と肉をもっているだけであり、
私たちに属しているすべては怨讐のものとして、
あなたの嘆息圏内にあるため、
あなたのみ前に祭物として立つことのできない者たちです。
そうですので、
私たちがこのすべてを忘れ、
裸の体と幼子のような心をもち、
お父様に抱かれることのできるあなたの息子・娘たちとなるよう
お許しくださいますことを切にお願いいたします。
今まで私たちがもった観念と、
私たちが知るすべてのものを
一切除いてください。
私たちの知識が、
目的が、
生活が完全に
あなたのためのものとなり得るようにしてください。
そうして、
そのような立場で
お父様に仕え奉り、敬拝を捧げることのできるこの時間、
この場となるよう許諾してください。
お父様が親しくお命じになるとき、
私たちのすべてを
切り捨てることのできる心をもち、
ひれ伏すこの時間となるよう許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
すべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六八・七・七)