Episodes

Saturday Jun 14, 2025
父の祈り 第214話
Saturday Jun 14, 2025
Saturday Jun 14, 2025
お父様と共に本然の春を迎えさせてください
お父様!
春はやはり解放を象徴するがゆえに、
私たちがお父様の愛の懐に抱かれる喜びを
もう一度慕わなければなりません。
春は出発を約束しておりますがゆえに、
私たちはお父様の愛の懐に抱かれ、
新しい出発をしなければなりません。
春には森羅万象が和動するように、
私たちがお父様の愛の懐に抱かれて、
万宇宙と和動することのできる主体性を
復帰できるよう許諾してください。
春は歌と踊りの因縁を醸し出すように、
私たちもお父様の愛の懐中で、
お父様の愛を中心として
そうできる時を慕わなければなりません。
お父様のみ旨を中心として、
この春は一つの安息の土台となるように、
私たちもお父様の愛の懐に抱かれて
安息する者となることを、慕うことができるよう
許諾してください。
お父様!
そうして、
お父様の内的な事由をすべて相続することによって、
エデンの園において望みの中に
新しい出発をすることができ、
望みの中でお父様の愛に浸ることができた、
その本然の人間を、もう一度
内的に慕うようにしてください。
この春を迎え、そのような因縁を感じ、
お父様の前に無限に感謝を捧げることができるようにしてくださり、
そのような心の園となるよう許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
お父様!
春が持っているすべての要件を、
各自の心の園にもう一度再現させてくださり、
お父様が自らそこにとどまられるよう許諾してください。
人間だけの解放ではなく、
人間だけの出発ではなく、
人間だけの和動ではなく、
お父様が解放されなければならず、
お父様が出発なさらなければならず、
お父様が和動の中心体とならなければなりません。
それこそ、お父様が腕を広げて
踊りを踊られ、歌をお歌いになることのできるお父様として、
私たちが敬ってさしあげなければなりません。
お父様が安息なさる
永遠の土台を築いてさしあげることのできる
私たちとならなければなりませんので、
この春を通して、そのような知恵を学ぶことのできる
この時間となるよう許諾してください。
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六八・四・二一)

Saturday Jun 14, 2025
父の祈り 第213話
Saturday Jun 14, 2025
Saturday Jun 14, 2025
真の息子・娘の資格を持たせてください
お父様の前に父母への誠心を誓うことができ、
あなたの心の中にとどまることのできる
息子・娘の姿となるようにしてください。
お父様!
お父様を愛さずにはいられない
恋しい心と欽慕の心がつのり、
自分の意識を失い、倒れて
死んでいくとしても、
お父様を慕う
息子・娘となるよう許諾してください。
お父様のみ旨を成就すべき目的を持ち、
ありとあらゆる忠誠と犠牲を捧げても足らない自らであることを、
恥じようとする多くの子女たちとなるよう、
お父様が待ち望んでおられるということを、
私たちは知りませんでした。
統一の子女たちが、
自分自らの喜びをお父様の前に見せそうなので、
その顔を覆い、自分の喜びを押さえつけながら、
天のお父様の喜ばしい姿を見るために努力しようとする、
あなたの子女たちとなるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
お父様!
み旨の前に立った先鋒の勇士として、
現実的関係で引っかかる内容が
何もないようにしてください。
完全なお父様の愛を中心としては、
個体も一つの血統を受けた
貴い兄弟であることをよく知っておりますので、
お父様の悲しみに共に動じ静じようとする
子女たちとなるようにしてください。
お父様のくびきを身代わりして背負い、
そのくびきを解いてさしあげることのできる
真の孝子孝女たちとなるようにしてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
お父様!
ここに集まったあなたの子女たちは、
既にお父様の前に誓った子女たちでございます。
その体と心をあなたの前に捧げると
千万遍誓いましたので、
その体をお父様の前に
きれいに捧げるよう許諾してください。
体を聖別して、お父様の前に永遠に捧げ奉り、
お父様の愛を身代わりして表す
息子・娘になろうと努力する、
あなたの子女たちとなるようにしてくださいますことを、
懇切にお願い申し上げながら、
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六七・五・一四)

Saturday Jun 14, 2025
父の祈り 第212話
Saturday Jun 14, 2025
Saturday Jun 14, 2025
真の孝子となり、責任を完遂させてください
お父様!
あなたが、永遠に離れようとしても離れることのできない
私たちのお父様であることを知りませんでした。
あなたの悲しみは何でしょうか?
子供を失い、歴史を失ったことが
あなたの悲しみであったことを、私たちは知りませんでした。
しかし、
今あなたの哀切に命じられる理念に従い、
この場にひれ伏しましたので、
心から感謝をお捧げ申し上げます。
歴史的な恨みが残っている限り、
あなたの恨みも残っており、
歴史的な悲しみが残っている限り、
あなたの悲しみが残っているということを知る、
真の孝子孝女たちとなるようにしてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
このような歴史の流れを遮り、
あなたの前に祭壇を積むことを、
民族と世界に連結しなければならない、
世界的なゴルゴタの道が
残っているということを痛感する、
あなたの子女たちが現れるべき時が参りました。
ここに集まったあなたの子女たちは、
きょうまで誰のために生きてきたでしょうか?
また、何を眺めて進んでいるでしょうか?
天がお残しになった歴史の全体的な運命に、
責任を負うべき使命が私たちにあり、
その使命を果たそうと、覚悟し誓い立った
私たちの歩みですので、
躊躇したり、途中で放棄しないようにしてください。
怨讐である悪と対決して、決して敗れて
ひざまずく群れとならないようにしてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
きょうも数多くの民族を代表して、
お父様の祭壇にひれ伏した寂しい群れを
覚えてくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。
その上、三千里(=韓国)津々浦々の寂しい追われた道でも、
かえって天と人類を案じ、
民族の嘆息を身代わりしようと
身もだえするあなたの子女たちが、
きょうもここを仰ぎながら涙ぐんでおりますので、
彼らを覚えてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
このすべてのものが、
お父様の悲しい歴史の因縁であったことを知りました。
私たちの前に残された
悲しい因縁と悲しい歴史が清算されない限り、
この道から逃避したり、この道を避けていく
恩知らずな子女たちとならないようにしてください。
孝子の道理を学び、
忠臣の節義と気概を学ぼうとする
真のあなたの息子・娘となるようにしてくださいますことを、
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六六・三・一三)

Saturday Jun 14, 2025
父の祈り 第211話
Saturday Jun 14, 2025
Saturday Jun 14, 2025
すべての精誠を捧げ、侍り奉る真の孝子とならせてください
お父様!
私たちは
ついて行く群れとなってはなりません。
お父様の前に、
民族の前に、
人類の前に、
先発隊として現れ得る者となるように
してくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。
お父様!
あなたは、多くの日々を
悲しみの中で心を砕かれたことが恨みであり、
多くの人々が天に背反した
逆賊の群れとなったことが恨みでありましたので、
この恨み多い日と恨み多い事由を背負うべき
私たちであることをよく知っております。
今、私たちがその荷に責任を負い、引き受けて、
全宇宙万物のために、
天の祭物として捧げられることをうれしく思う、
あなたの息子・娘たちとなるようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
今、この時間、私たちは
過ぎし日のすべてのことをあからさまに告げてしまい、
純粋できれいな心に
お父様を慕う心と欽慕の情だけが、
私たちの心に満たされるよう望んでおります。
そうして、
あなたがどのような事情を持っておられようと、
あなたがどのような姿をしておられようと、
それを意に介さず、
あなたに精誠を尽くし、侍り奉ることのできる
真の孝子孝女の姿を備えることができるよう
許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
今私たちは、
お父様の前にありとあらゆる精誠を束ねて捧げ、
謙遜にひれ伏してお父様を呼ぶことができ、
お父様の懐に抱かれ、限りなくむせび泣くことのできる
懇切なる心を、この時間各自が持つようにしてくださいますことを、
懇切にお願い申し上げます。
今まで尋ねこられたお父様は、
ほかの人のお父様ではありませんでした。
「私」のお父様であり、
私たちのお父様であることを知りましたので、
そのお父様と因縁を結ぶべき
復帰の運命の途上に立っているこの悲しい子供たちを、
再びあなたの懐に抱いてくださいますことを
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六六・一・二)

Saturday Jun 14, 2025
父の祈り 第210話
Saturday Jun 14, 2025
Saturday Jun 14, 2025
お父様を思慕する真の息子・娘とならせてください
お父様!
私たちは心からあなたの望みを、
あなたの事情を、
あなたの心情を知りたく思うものでございます。
そのような立場で、
あなたを「わがお父様」と呼ぶことのでき、
「永遠に侍ることのできる
国を捜し立てる」と誓う息子・娘を、
お父様はどれほど慕い、捜してこられたか、
私たちはよく知っております。
そのような希望の場でお父様を呼んでさしあげた方は、
この地上に来ては逝ったイエス・キリストしかいなかったということを、
また知っております。
彼はあなたの望みを知りましたし、
あなたの事情を知りましたし、
あなたの心情を知りました。
あなたの望みは、歴史路程で蹂躙され、
時代的環境から排斥されましたし、
未来の環境を開拓するにおいて、
困難な望みとして
残されているということを知りました。
あなたのその事情は哀切な涙の事情であり、
どこの誰も
同情しようとしても同情できない環境に置かれた事情であり、
人類と共に死の道を行きながら
身もだえすべき事情だということを、
またあなたの心情、
すなわちアダムを失うときの無念で悔しい心情と、
メシヤをお送りになり、もどかしがられる心情を、
彼はお父様の立場で感じたのでございます。
そして、あなたの望みと
あなたの事情とあなたの心情を失わず、
あなたの極めて大きいみ旨と理念を望みながら、
黙々と準備期間を経つつ、
死ぬことを覚悟し、お父様の前に誓いをし、
開拓の道に立ったことを知るものでございます。
十字架を前に置き、
成されずに残された望みを心に抱いたまま、
お父様の前に立ち返らなければならない
自分の事情を物悲しく感じながらも、
不孝という名詞を除去するために、
忠誠の道理を立てて
父母に仕える誠心の道理を尽くそうとした、
イエス様の心情を私たちは知りました。
そのような立場でお父様を呼ぶことのできる
真の息子と真の娘を、
あなたはどれほどお慕いになられたでしょうか?
その息子の手で怨讐を屈伏させ、
その娘の手で怨讐を滅亡させ、
子女が一つになって
「恨み多いこの地に対するあなたの願いと
あなたの解怨を成してください!
そして、栄光をお受けください!」と言って、
勝利の凱歌を歌い、あなたを思慕する
真の息子・娘をどれほど待ち望まれたでしょうか?
あなたは、そのような息子・娘たちが、
そのような立場であなたの名前をもって呼んでくれることを
侍ち望まれるということを知るものでございます。
私たちすべては、お父様だけをつかみ、
お父様の前に父母への誠心を尽くし、忠誠を尽くし、
お父様の威信を立ててさしあげる
忠臣、烈女たちとなることを望んでおります。
そのような立場で「わがお父様」と呼ぶことができ、
また「わがお父様」として侍ることができますことを、
懇切に望んでおります。
私たちは
真情でお父様を呼ぶことのできる
真の息子・娘、
お父様を心から愛することのできる
真の忠臣、烈女となることを願うだけでございます。
これだけが私たちの財産であり、
これだけが私たちの生涯の目的でございます。
今までこの道のために、
ありとあらゆる試練を消化しながら生きてきて、
きょうもこの道を歩んでおります。
これから、また行かなければならないので、
死が立ちはだかろうとも、
お父様に悲しみを帰すことのない
私たちとなるようにしてください。
私たちが悲しい立場にあるとき、
それをお父様の悲しみとして考えながら、
互いに抱き合い、慰労することができなければならず、
そのお父様とその息子を慕い、尋ねようとする
私たちとならなければなりません。
そのような者は、ぼろをまとおうとも
あなたの息子とならざるを得ず、
排斥される立場で
最後の運命を迎えて消えたとしても、
あなたの息子とならざるを得ず、
その息子とその息子が呼ぶお父様が、
この天地間に現れるのが堕落歴史の終末であり、
復帰路程の願いであることを、私たちは知っております。
世界的な息子として立てることができ、
天と地の全体を、彼の前に遺業として任せることのできる
一人息子がこの地に来るのが、
再臨理想であることを私たちは知りました。
ですので、私たちがそのような立場で
お父様の内情的な心情を相続し、
お父様の外的なすべての事情を相続し、
お父様の全体的な遺業を相続することのできる
真の息子・娘として、
この地上の世界を支配し、
残された群れを統率して、
お父様の前に導いていくことができるよう許諾してくださり、
残された怨讐を掃討して
再審判できるようにしてください。
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六五・一・三)

Saturday Jun 14, 2025
父の祈り 第209話
Saturday Jun 14, 2025
Saturday Jun 14, 2025
お父様に侍り奉る忠孝の道を歩ませてください
お父様!
私たちの困難ゆえに、
無限に涙を流したことを受け入れてください。
私たちが困難なときは、
歯がみをし、胸をかきむしったりしました。
これがお父様の前にどれほど受け入れ難い
姿であったかを分かるようにしてください。
お父様、
このようなことは、天の悲しみを忘れた
背反者にありそうなこととして、
天の悲しみを知る群れには
夢にも、もってのほかであることを分かるようにしてください。
悲しくても喜び、
困難でも喜び、
死んでも感謝することだけが、
お父様の前に
少しでも自分の責任を果たすことであり、
お尋ねになるお父様の形状の前に
恥ずかしさを避け得ることであるのを知りました。
今、私たちが
どのような立場にいるかということが問題でございます。
私たちは、いつ、尋ねてこられたお父様を迎え、
飢えたお父様に召し上がってもらうようにし、
のどが渇いたお父様に飲ませ、
ぼろをまとったお父様に着せ、
貧しいお父様を尋ね、
病にかかったお父様を訪問したでしょうか?
そのような場が、いつも
お父様に侍ることのできる場だとおっしゃいました。
私たちは
全体の祭物にならなければならないということを知りましたし、
大のために小を犠牲にすることが、
歴史的な鉄則であることを知りました。
その上に天的な摂理のみ旨を立てるためには、
大きな犠牲を払わなければならないことを知りましたので、
自分の悲しみを押さえ、
お父様の悲しみをより心配し、
自分の気掛かりを押さえ、
お父様の気掛かりをより心配し、
自分の憤懣やるかたなさを押さえ、
お父様の憤懣やるかたなさをより心配するようにしてください。
そのような息子・娘となるとするなら、
天の心情が共にあるということを分かるようにしてください。
自分の苦痛があるときあなたを見捨てた私たちであり、
自分の悲しみがあるときあなたの前に(それを)申し上げた私たちであり、
自分の憤懣があるときこの憤懣を引き受けてくれと、
あなたの前に訴えた私たちでございました。
これは孝子の道理ではなく、
忠臣、烈女の道理でないことを知りました。
私たちが
悲しい場、死の場に置かれることがあったとしても、
あなたが憤懣やるかたないことにぶつかっておられるなら、
その憤懣を背負おうとする者となるべき
私たちであることを知りましたし、
私たちが地上で
立つのに骨の折れる困難な場に立っているとしても、
あなたがそのような場におられるなら、
その場から出してさしあげるべき
私たちであることを知りました。
お父様!
私たちの心の門を開いてくださって、
あなたが臨んでくださり、
復帰路程で積もったあなたの恨みをお解きになり、
私たちが心でお父様に侍る喜びと栄光が、
この世界全天地の万物にまで
及び得るようにしてください。
その日をお父様が
無限に待ち望んでおられるということを知ったので、
私たちもその日のために闘いに闘い、
泣きに泣きながら進む私たちとなるようにしてください。
お父様に侍る栄光の祭壇まで
「私はこのようにお父様の前に忠誠を尽くします」という
心の基準を立て、
飛び出そうとする
私たちとなるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六〇・五・二二)

Saturday Jun 14, 2025
父の祈り 第208話
Saturday Jun 14, 2025
Saturday Jun 14, 2025
恨みを残さない子女とならせてください
お父様!
私たちは行きます。
私たちは誇ります。
私たちは越えます。
私たちはこのみ旨を抱いて倒れます。
反対者がいくら多くとも、
「私たちはお父様の息子・娘であり、
お父様は私たちの父であることを、
心情的に結束した私たちとお父様の関係を、
どこの誰が蹂躙できるでしょうか?
この節義と気概だけを自負したいです。
この節義と気概だけを千秋に残したいです」と
言い得る息子・娘たちとなるよう許諾してください。
お父様!
知らせてくださった恩賜、おそれ多く思います。
無知でしたが従順であった先祖たちの前に面目がなく、
殉教者たちの前におそれ多く思います。
また、お亡くなりになったひとり子イエスの前におそれ多く思います。
取るに足らず資格のない私たちに、
消化することの難しい恩賜をお与えくださいましたのに、
感謝の涙を流せなかったことを
受け入れてください。
生きてお父様の息子となるべきことを知り、
死ぬ前にお父様の愛を
高く賛揚すべきことを知りました。
ですので、
恨みを残さず、
一度でもそのような息子・娘となって、
お父様に侍って死ぬことのできる
私たちとなるよう許諾してください。
これが私たちの願いであり、
お父様の願いであることが分かるようにしてくださり、
(これが)お父様のあだを討つことであり、
サタンを撲滅することだということが分かるようにしてくださることを、
懇切にお願い申し上げます。
天の主権を立てる時まで、
耐え、犠牲になり、譲歩し、倒れながらも
このみ旨が成就されるひと日のために、
息が詰まったとしましても、
祈祷しながら闘っていく息子・娘たちとなるように
してくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。
世界の前に任せられた責任を、
私たちが団結して成就しても余りあるよう、
自ら共にいてください。
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六〇・一・一七)

Saturday Jun 14, 2025
父の祈り 第207話
Saturday Jun 14, 2025
Saturday Jun 14, 2025
お父様! おそれ多く恵み深こうございます!
お父様!
おそれ多く恵み深こうございます!
知ってみると、この道は
歩むにはとてつもない道であり、
思えば思うほど、
胸をかきむしってもやめることのできない
悲しい道であることを知りました。
一日でもなく
何年でもない、
六千年という長い長い歳月、
私たちを捜してこられたお父様!
私たちはお父様を
どれほど狂うような立場に置いておき、
お父様をどれほど悔しい立場にとどめさせ、
また私たちが
どれほど不孝の立場にとどまっていたかを
悟るこの時間となるよう許諾してください。
この因縁を結ぶ前には、
この世のものを持って泣きわめいた私たち、
罪人中の罪人であることを悟らせてください。
ここに訪ねてきた私たちの望みは何でございましょうか?
きれいな服を着た者を訪ねてきたのでもなく、
権勢のある者を訪ねてきたのでもなく、
欲望のために来たのでもありません。
ただお父様の愛が慕わしく、
お父様の情が慕わしく、
お父様の因縁が慕わしくて参りましたので、
お父様、
お父様の涙があるとするなら、
私たちもその涙を持つよう許諾してくださり、
お父様の苦痛があるとするなら、
私たちもその苦痛を持つよう許諾してください。
喜ばしい歴史を尋ねてさまよう王子とならず、
悲しみと苦痛の歴史に身代わりして責任を負い、
蕩減する王子とならなければならないことを、
私たちが分かるようにしてください。
このような立場で勝利した息子・娘、
天と地の前に誇ることのできる息子・娘を
待ち望んでいるということを、私たちは知りました。
また、神様が六千年の間苦労されたのは、
愛する息子・娘たちを立てるためであったことを知りました。
今日、私たちの前に任せられた責任を果たし、
任せられた義務を果たす私たちとなるようにしてくださることを、
懇切にお願い申し上げます。
孝子の中の孝子、
孝女の中の孝女、
忠臣の中の忠臣となることのできる
息子・娘たちとなるよう、許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
そうして、
歴史的なお父様が「私」のお父様となり、
時代的なお父様が「私」のお父様となり、
未来的なお父様が「私」のお父様となられ、
宇宙全体を動員して楽しみの歌を歌う
喜びのひと日が来る時まで、
お父様、
この者たちを抱いてくださり、保護してくださいますことを
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・一〇・一一)

Wednesday Jun 11, 2025
父の祈り 第206話
Wednesday Jun 11, 2025
Wednesday Jun 11, 2025
お父様の解放を歌えるようにしてください
お父様!
私たちは
お父様の悲しい歴史路程を回想するなら、
おそれ入る心を禁ずることができず、
苦労なさるお父様の性相に対する時ごとに、
おそれ多い心を禁ずることができません。
今、この者たちが自分の体と心を祭物として捧げ
お父様の苦労を減らしてさしあげられ、
止めてさしあげられる
息子・娘たちとなるようお立てください。
あなたは楽しむことができ、
喜びの場で解放を歌うことのできる
勝利のひと日が早く来ることを待ち望まれましたが、
その解放のみ旨を成すのはあなたではなく、
死亡圏であえぐ
不肖なる私たち人間でなければならないという事実を、
私たちは知っております。
このように重要な立場に処している
人間自身の価値を知らないまま、
死亡の路程であえいでいる
人類を受け入れてくださり、
今私たちに、
本然の心情を回復するための新しい価値を掲げ
お父様の栄光の心情を歌うことのできる
懇切な心を呼び起こしてください。
本然の性相と本然の形状を備え、
真なる息子・娘の姿を備えて、
お父様の解放を
歌うことができるようにしてください。
これが私たちの千秋の願いであるのを、
お父様がご存じであることを知っております。
お父様、
勝利のひと日が来ることを知る私たち、
勝利の一基準の立場に
私たちを導いてくださり、
任せようとなさる大きなみ旨の前に、
祭物となることのできる私たちとなるよう、導いてくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちが足らない精誠を束ね、
生きた祭壇を備えるよう許諾してください。
私たちの一人ひとりが
勝利の祭物とならなければならないことを
予告しているという事実を知っておりますので、
お父様の前に正しくないもの一切を
除去させてくださり、
お父様、
権能のみ手を広げ、
新しい再創造の権限を呼び起こしてください。
お父様のもの以外の一切を除去させることのできる、
本然の再創造の性相を備えさせてくださり、
形状を備えさせてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
今、お父様!
眠っているこの民族を覚ましてくださり、
塗炭の苦しみの中でさまよっている人類を、
お父様の掌中に置いてくださり、
この者たちをひと所に集め、
お父様の本郷の園、
お父様が理想となさる善の園に
導いてください。
どのような迫害とどのような患難を経たとしても、
この人類を早くお父様の願われる
園の中に導いてくださることを、
懇切にお願い申し上げます。
そのためにはお父様!
人間が実践しなければならない
責任があるということを知っておりますので、
お父様、
愛する息子・娘たちに命令してください。
残された罪悪の地と
残された民を捜すべき責任があるとするなら、
この者たちを起こして命令してくださり、
勝利の園を建設することのできる
天の精兵として、
役軍として、
お父様が願われる所に
命令して送ることができるよう、許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・六・二八)

Wednesday Jun 11, 2025
父の祈り 第205話
Wednesday Jun 11, 2025
Wednesday Jun 11, 2025
お父様の苦労の路程を尋ねさせてください
お父様がおられる所は無限なる忍耐の世界であり、
無限に苦労する場だということを、
私たちは知っております。
先祖以来
今まで、台なしにされたすべての罪状に対される
お父様の心情とみ旨を知る私たちは、
創造本然の存在を捜すために、
この上ない苦労の道と
忍耐の道を歩んでこられたお父様の前に、
心苦しい心情をもって
頭を下げざるを得ません。
長い長い歳月を、一日のように
私たちの先祖と共に忍耐され、
先祖と共に闘ってこられながら、
人間たちをつかむためにあえいでこられたお父様を、
私たちがこの時間心を広げ、
体を低くして心の中に侍り奉り、
体でつかむことができるようにしてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
地上に生きている数多くの人々の中で、
苦労の道を避けていく人はたくさんおりますが、
あなたの事情を知り、
あなたの心情を心と体に備えるために、
苦労の道を求めていく人は、
とても少ないということを知るものでございます。
お父様のために忠誠を尽くし、
お父様のために祭物となって
お父様の祭壇をつくり、
お父様の忍耐なさる心情を
地上に表す人間たちが
とても少ないということを知りますときに、
お父様は
この上なくかわいそうな方であられることを知るものでございます。
人間を愛しながらも
嘆息なさるお父様であられ、
人間に対して
ご案じになり、苦労なさるお父様であられることを、
私たちは感じないわけには参りません。
わがお父様!
今、そのようなお父様の事情が、
地上に生きている人類の前に移される日が、
早く早く臨むようにしてください。
全人類の心ごとに、
そのようなお父様の事情が染み渡るようになることを、
懇切に待ち望んでおります。
お父様!
このひと日、
この聖なる日に、
あなたに向かってひざまずき、頭を下げて
福を受けることを待ち望む群れがたくさんおりますが、
福は天のものであり、
苦労と苦難と忍耐の路程は、
人間が担当すべきものであることを
知る群れとなるようにしてください。
私たちに喜びがあるとするなら、
それをお父様のものとして帰し、
幸福と感謝する心情があるとするなら、
それもお父様のものとして帰すよう許諾してくださり、
悲嘆と恨みに徹したお父様の悲しみの路程を、
私たちのものとして引き受ける、お父様の息子・娘たちとなるよう
許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・五・二四)