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Wednesday Jan 03, 2024
真の父母経 第371話
Wednesday Jan 03, 2024
Wednesday Jan 03, 2024
4 第一次、第二次、第三次、第四次イスラエルは、血縁的関係において跳躍がありません。それゆえ、連関関係としてつながるように、イスラエルの国でイエス様の万王の王戴冠式を行い、その次に、興進君とイエス様が二〇〇四年二月四日、アメリカの議員会館で平和の王冠奉献式を行いました。そのような状況の中、カインとアベルの王権を父母様のみ前でつないでおき、議会の上院を中心として、実体父母が王権を樹立したというのです。なぜ興進君とイエス様が、アメリカでそのような式をしなければならないのでしょうか。イスラエル民族と国が分かれて二つになったので、これを一つにしなければならないのです。
霊界の総司令官である興進君が、イエス様をイスラエルの国の万王の王として迎える戴冠式を行い、次に、霊肉実体相続権がないので、アメリカに来て、第二イスラエル圏を中心として父母様を迎える戴冠式を挙行したのです。その次に、ワシントンDCの国会(ダークセン上院議員会館)で、実体平和の王戴冠式を三月二十三日に挙行しました。そして、実体平和の王戴冠式を、八月二十日、ようやく四度目に本国の韓国で行ったのです。
5 二〇〇三年八月二十日は、お父様がダンベリーから出てきて十八年になる記念の日です。お父様が天地を代表して十字架を背負って監獄に行き、解放されて出てきたこの日、第四次イスラエル国出発宣布式を行いました。第四次イスラエル国です。旧約時代に、神様が相対できる国があったでしょうか。天地にそのような国がありませんでした。その次に、アメリカが第二イスラエル圏ですが、そのような国があるでしょうか。ありません。第三イスラエル圏は韓国ですが、そのような国があるでしょうか。国もなく一人さまよっているというのです。追いやれば追いやられ、追いかければ追いかけられる立場です。国がないというのです。
しかし、第四次イスラエルが出発しました。ですから、今や否が応でも、私たちがその国を守るために精誠の限りを尽くし、生命を懸けて立ち上がらなければなりません。生命よりも国を大事に思わなければならないというのです。
6 第四次イスラエル国は外的であり、天一国は内的です。イエス様は、祝福を国とともに挙行できませんでした。兄弟を越え、氏族を越え、民族を越えて、祝福一元化を成し遂げることができませんでした。イエス様がそれをしていたならば、イスラエルの王の中の王となっていたので、イスラエルも滅びることはないというのです。イエス様が国家と世界で勝利できなかったので、再臨主は天地、天宙で成功しなければなりません。ですから、超民族という問題が起きます。地上・天上解放と地獄撤廃、楽園撤廃をすることによって、天国だけが残るようにしなければなりません。
天の国の王権を樹立することによって、サタンが血統を中心として、父母の位置、師の位置、王の位置を占領していたものを再び蕩減し、高速道路を築かなければなりません。それが統一教会の使命です。皆さんは、家庭から天の国の宮殿まで、高速道路を走っていかなければなりません。
7 きょうは、春を迎える二〇〇四年二月二十二日です。二〇〇四年の四数を中心として、二、二、二の六数が共に一つとなる日です。春を迎えたこの地では、天宙父母、天地父母、天地人父母が定着できる時代がきょうから始まります。ですから、無形の神様は霊界に現れたのですが、今や父母様の実体相を中心として、霊界だけでなく、地上でも自由に活動できる基盤が連結されるのです。
四数蕩減、六数解放数を備えた日なので、天宙・天地・天地人父母定着解放が成し遂げられたと祈りました。神様の実体相を中心としてこの地上に父母様を送り、蕩減復帰を解消して、エデンの園で個人時代、家庭時代、氏族時代、民族時代、国家時代、世界時代、天宙時代を塞いでいたすべての塀を平準化し、四位基台の基本的家庭の型の上に六数を蕩減する日を迎えたので、この日を期して、天宙・天地・天地人父母定着の日として祈ったのです。
ですから、今や、天宙・天地・天地人父母定着の家庭になりました。それゆえ、父母様が地上にもいらっしゃり、霊界にも実体相をもって、共に侍ることができる解放的地上・天上、天界が開門するというのです。
8 お父様のことを、大韓民国を愛する愛国者だと感じて、愛する人が多くいます。そのような立場なので、国も料理することができ、南北統一もすることができ、アジアをはじめとする全世界の伝統を意のままにできる基盤ができたというのです。そこにおいて、宇宙を中心として国土をつくり、宇宙と霊界にいる人々を民にして、国を中心として主権を立てなければなりません。
今や主権的基盤を中心として天地が生じ、天地の民が生じたので、王権が必要なのです。それで、二〇〇四年八月二十日に平和の王戴冠即位式を挙行したというのです。
戴冠式とは、敬って侍るということです。戴冠式だけをしたのではなく、戴冠即位式を挙行しました。今や王の名をもったので、天下、宇宙がその王権の所有であり、天地の民がその王権の国民です。その王の礎と国土と国民が一つになり、永遠の神様を中心として、無形の父母、有形の父母、実体父母の息子、娘の王国を建てるので、そこで生んだ息子、娘は即刻、天国に入ることができるため、解放・釈放世界から安着太平聖代に越えていくのです。
9 アダム家庭でカインがアベルの命を奪ったので、兄の立場がカイン側です。カイン側の個人時代、家庭時代、氏族時代、民族時代、国家時代まで出てきたのです。天の側でも三番目の息子であるセツを選び、神様の真の愛、真の生命、真の血統の国家基準を探し求めてきました。セツを選んで、失われた全体を復帰するためには、セツ自体がサタンに勝てる位置に上がっていかなければなりません。
国家基準以上に越えたというその位置に行くためには、天が愛と生命で直接主管して、絶対信仰、絶対愛、絶対服従することができ、その上に上がっていける息子として育てていかなければなりません。個人から家庭・氏族・民族・国家基準まで進むのです。そのようにして、四千年を経て、イスラエル選民圏の国にイエス様が来て、真の父母の血族の国を築き、この国を中心としてカインの国を吸収しなければなりません。そのため、ユダヤ教とイスラエルの国をカインとアベルに分けておいたのです。この二つが一つにならなければなりません。両者が闘ってはいけません。四千年の時を経て、来られたイエス様は、国を身代わりしたセツの王子として来ました。セツの王権を身代わりしているのです。
再臨主は、三時代において天地を中心として、カインとアベルを一つにしなければなりません。再び来て主人の役割を果たすためには、超宗教圏と超国家圏のアベルとカインを一つにしなければなりません。すべてのカインとアベルの基準を中心として、超宗教圏のアベルとして勝利し、超国家圏をひっくり返して屈服させなければなりません。それによって、弟が兄の位置に立ち、兄が弟の位置に立つようになって、天に上がっていくのです。
それが二〇〇四年八月二十日、「特赦—真の心情革命と真の解放・釈放天一国入籍祝福式、真の父母様平和の王戴冠式」です。先天時代が過ぎ去り、後天時代が訪れます。新しい天と新しい地が到来するのです。天一国です。
10 皆さんは国家基準を越えなければなりません。イエス様は祝福を受け、国家基準を越えなければなりませんでしたが、結婚もできず、国家基準も越えることができませんでした。天の国は、祝福を受けた家庭が入るようになっています。天国は、神様の真の愛、真の生命、真の血統、神様の直系の血統を受け継いだ子女が、家庭を築いて入る所です。それゆえ、神様の真の愛、真の生命、真の血統の絆を受け、家庭を中心として家庭的メシヤ、氏族(的)メシヤ、国家(的)メシヤの基準まで越えなければならない責任があります。
父母様がそれをすべて越えて霊界まで連結し、天地を一つにしました。霊界と肉界に境界線がないように、一つにしたというのです。これは国家的基準ではありません。アダムとエバが堕落する時の家庭的基準ではありません。
霊界と肉界、天上と地上の最高基準で反対がなく、歓迎する場に行くことができる道を開いておいたのが、「真の心情革命と真の解放・釈放天一国入籍祝福」の行事と「真の父母様平和の王戴冠式」です。

Tuesday Jan 02, 2024
真の父母経 第370話
Tuesday Jan 02, 2024
Tuesday Jan 02, 2024
天宙平和神文明開闢宣布
真の父母様は、二〇〇七年三月十七日、アメリカのハワ・コナにあるキング・ガーデンで、「環太平洋摂理の新しい出発大会」を開催されたのに続き、十九日、ハワイのワイコロア海洋リゾート・マリオット・ホテルにおいて、「環天宙平和文明圏王国時代および環天一国平和文明圏超国家私の国時代」を宣布された。そして、真の父母様と真の子女様が参加する中、この年の四月三日から、韓国と日本、アメリカの主要都市をはじめとする世界二百ヵ国以上で、天宙平和神文明開闢宣布大会が開催された。真の父母様は、講演で「神文明時代は、神様と人間、そして、自然が一体を成し遂げ、どこにも争いと断絶がない疎通と平和の時代」だと宣言され、「この地のすべての生命は水を基にしているので、二十一世紀は環太平洋海洋時代であり、神文明平和の時代である」と語られた。
16 神様の所有権を完全に占領している血統と、カイン・アベルのアダム家庭における禍根を取り除き、真の父母と一つになって、堕落がなかった本然の世界に越えていける時代になりました。地上でこのような基盤を宣布したので、それを信じ、霊界の聖人と皆さんの先祖たちを動員して、皆さんが行く道の前にサタンが行き来するのを遮ることができるように城壁を造り、防ぐことのできる条件を立ててあげるのです。そのような条件を備えて祈祷するようになれば、霊界にいる信仰の先祖である四大聖人、そして、宗教圏内で活動し、奉仕をして犠牲になった歴史時代のすべての功臣たちと、皆さんの善なる先祖たちが来て協助できる時代を迎えたので、天宙平和神文明開闢宣布をするのです。二〇〇七年四月四日からこの宣布内容が始まります。ですから、皆さんは「先祖を解放できる私になろう」と決心して、力いっぱい努力してサタン世界を滅ぼし、平和の王国を築くことのできる王子、王女にならなければなりません。
17 きょうは、四十八周年となる「真の父母の日」です。これから七年間が問題です。七年、八年、九年、十年、十一年、十二年、十三年の一月十三日までです。
七年という期間を中心として皆さんが個人から天宙まで、堕落の結実によってもつれた歴史的な内容を整理しなければなりません。そうして、神様が天地万物を造って初めて迎える春、そのような時代を迎える環境と同等の立場を、どのようにつくってさしあげるかが問題です。今や摂理の時においても、春が訪れました。ですから、環太平洋摂理時代を迎え、天宙平和神文明開闢宣布をしたのです。
18 神文明というのは、神様を中心とした文明です。神的な文明です。神文明開闢です。歴史のすべての内容が、未知の事実として完全に覆われてきました。公開されていません。これを公開させなければならない時になったのです。
皆さんが知らなければならないことは、父子関係です。「父子一体」は、一つの体であることを意味します。「夫婦一身」も一つの体を意味します。その夫婦から生まれた息子、娘は、兄弟が一身にならなければなりません。一つです。自分を中心として、上には祖父母、父母、その次に、自分自身です。三代を中心として、これが一つの家庭にならなければなりません。この三代が一つの家庭を築いて暮らしたならば、その実は神様の家庭をつくりあげることができるのです。その三位、三段階のすべての夫婦たちは、いかなる立体的な世界や平面世界に連れていっても、同じ価値として残ることができるのです。家庭を築こうとすれば、祖父母、父母、自分の夫婦がいなければなりません。それだけが必要なのではなく、四代圏を越えなければなりません。祖父の種、父の種、自分たち夫婦の種をそのまま内在させて、実を結ばせることのできる道を開いておくのが血統です。
19 二〇〇七年が特別なのは、環太平洋神文明開闢時代を発表したことです。父母様が勝利したすべてのものを、ハワイに行って再び世界に植えつけ、峠を越えるのです。天地父母はもちろんのこと、天地人父母、また、天地人父母の家庭だけでなく、全体の解放を宣布できる自由解放の時代、法的時代に入るのです。今や、赦しがありません。救いの歴史が終わるのです。エデンの園に帰ることによって、宗教圏は必要なく、政治圏は必要ありません。その上に上がっていくので、今や法的時代に入るのです。
第四節 天宙平和の王即位式と万王の王神様解放圏戴冠式
イエス様と真の父母様の平和の王戴冠式
イエス様の平和の王戴冠式が、二〇〇三年十二月二十二日、二万人以上の世界の各宗教代表者たちが参加する中、イスラエルのエルサレム独立公園で開催された。真の父母様がソウルの漢南国際研修院でインターネット生中継を通して見守られる中、二千年以上、維持されてきたユダヤ教、キリスト教、イスラーム間の反目を清算し、三つの教団の指導者たちが一つになって、イエス様を第一イスラエルの平和の王としてお迎えした。
第一イスラエルの勝利圏は、第二イスラエルのアメリカ、第三イスラエルの韓国に連結された。二〇〇四年三月二十三日、アメリカのワシントンDCにあるダークセン上院議員会館で、アメリカの上下両院議員と国連大使など、全世界の各界指導者四百五十人以上が参加する中、平和の王戴冠式が挙行された。真の父母様は、その年の八月二十日、韓国のソウルにある国会図書館で開かれた「真の心情革命と真の解放・釈放天一国入籍祝福式」および「真の父母様第四イスラエル平和の王戴冠式」において、平和の王に推戴された。その後、韓国では、全土で各氏族天一国入籍祝福式および平和の王戴冠式が続けて行われ、各氏族は平和の王冠を真の父母様に奉献した。
1 イエス様が王権を立てることができなかったので、兄の位置にいるイエス様をイスラエルに連れていき、王権即位式をするようにしました。それが二〇〇三年十二月二十二日です。一人ではできません。興進君が連れていって、したのです。真の父母の息子、娘が行ったのは初めてです。イスラエルの王権即位式をしておき、その次にアメリカに行って、挙行したのです。これまで霊界と肉界が分かれていました。興進君がイエス様を中心としてイスラエルの王権即位式を行うことによって、霊界と肉界を一つにしたのです。
2 霊界が一体圏を中心として協助しなければ、神様のみ旨は成就されません。ですから、霊肉界の超宗教的な基盤の上で国の王権を立てなければ、宗教を一つにする道がありません。それで、イエス様の万王の王戴冠式を行いました。イエス様だけではなく、ユダヤ教圏とイスラーム圏の後援のもとで戴冠式を行ったのです。一つでも反対すればできません。ユダヤ教とイスラームとキリスト教を中心として、イエス様の戴冠式をしてあげるのは、霊界で統一圏ができたからです。
今や、教派やサタン世界の堕落した国家の権威を、天が無視してしまうというのです。解体してしまうのです。宗教は必要ありません。国は必要ないというのです。それをすべて解体してしまい、血統を転換させて全世界が一つの家庭形態となり、単一国家を形成してこそ、心情世界ができるのです。
3 父母様がアメリカの上院議員会館で平和の王戴冠即位式を行い、韓国の国会(図書館)で平和の王戴冠即位式を行いました。父母様は血族の王にならなければなりません。蒙古斑家庭の王です。
次に、アダム家庭においてカイン一族、すなわち世界の救世主の王です。
その次に、アベル一族はキリスト教のことを言います。キリスト教の王です。宗教圏内にイスラエルがあるので、再臨主を中心としてイスラエルの国の王です。最後に、天の国と地上世界が統一されなかったので、心情的に統一した結実の解放的世界が、後天新天新地安息太平聖代時代になるのです。

Tuesday Jan 02, 2024
真の父母経 第369話
Tuesday Jan 02, 2024
Tuesday Jan 02, 2024
後天時代の開幕
真の父母様は、「双合十勝日」から「すべてのものが解放時代、完成時代に越えていき、神様の所有権内に入るようになる」と話され、後天時代の開幕を宣布された。そうして、新しい天と新しい地が始まるこの日は、人間の堕落によって春を失ってしまった神様が、蕩減復帰を通して最初に春を迎えられた日であると語られた。そして、裨様が千年、万年、主人となることのできる日であると明かされた。言い換えれば、後天時代は、蕩減の時代が過ぎ去ることによって創造本然の世界が到来するようになるということである。
8 二〇〇〇年が過ぎ、新しい三〇〇〇年に向かう二〇〇一年一月十三日、神様王権即位式を挙行し、先天時代と後天時代が分立された二〇〇四年五月五日から、新しい世界が始まるのです。新しい天と新しい地は、終末であると同時に新たな出発です。
9 イエス様は、家庭において孝子、忠臣、聖人、聖子として立つべきだった世界統一の王の位置、本来のその位置で、全体解放・釈放の世界を発表しなければなりませんでした。今まで一家庭もそのような家庭になっていません。私たちが「家庭盟誓」を完全に消化、解放した立場に立つようになれば、どのようになるでしょうか。父母様がそのようにして、後天時代、神様の世界を解放し、地上・天上天国が始まるのです。堕落世界と復帰世界は違います。麗水・順天地域で後天時代を発表しました。
新しい天上・地上天国を中心として、過去の時代の撤廃、そして、僕の僕から八段階を越えて復帰しなければならない直系の子女の法的な基準において、解放の相対、実体愛の基盤をもたなければならないのです。そうでなければ、神の国に直行することができません。天理、天の原理、天法によってそのような公式路程がはっきりと定まっているのに、それを無視して、祝福を受けたからといって、すべて同じだと考えてはいけないのです。
10 二〇〇四年五月五日に、先天時代と後天時代が入れ替わることを宣布しました。その次に、絶対価値観というものを発表しました。父母を愛の主人にするのは、祝福を受けた息子、娘でなければ永遠に不可能なので、父母を祝福してあげ、兄弟の位置に立てなければならないというのです。ですから、皆さんが兄の位置で父母と一族を従え、天国に入らなければならないというのが、原理による解決の結論的な基準です。そのため、霊界が地上に再臨しなければならないというのです。
先祖たちがサタン以上に「病を与え、薬を与える」(損害を与えたあとになだめたり、慰めたりすることの例え)ことをして連れていくのです。なぜ連れていくのでしょうか。そのままにすれば、一人ではなく一族とその姓氏が滅びるので、天上世界の祝福を受けた彼らが連れていくというのです。そのように連れていって訓練させ、サタンまで呼んで立ち去ることができないように監督させるのです。そのようにできる時代が来ました。
11 先天時代はカイン時代であり、後天時代はアベル時代ですが、後天時代が今、現れています。後天時代は、神様の理想家庭が実現し、平和のモデルになるとき、完成します。そのような家庭から平和が始まります。
アダム家庭を失ったという事実は、何を意味するのでしょうか。神様の理想家庭を失ってしまい、神様の理想的平和の世界観、地上・天上天国の理想的な構造がすべて破壊されたということです。それを、堕落した人間、堕落した人類の子孫では直すことができません。神様が直接、これに責任をもつのです。理想家庭の主体となる神様と真の父母が中心になるのです。神様を縦的な父母とすれば、真の父母は横的な父母ですが、縦横の父母が一つになって家庭を築き、四大心情圏の基盤を取り戻してこそ、平和が始まるのです。
12 最初から完成した先天時代を実現して出発したとすれば、すべての個人の主人は神様になるのであり、夫婦の主人も神様になるのであり、家庭の主人も神様になるのであり、民族、国家、世界、天宙だけでなく、天の国の主人まで神様になったでしょう。そうして、神様の祖国、神様の平和王国の上ですべてのことが始まるはずでしたが、堕落によってひっくり返ったので、正さなければなりません。今ようやく、神様が宇宙創造の父母であると同時に、師と主人の位置を完全に立てておき、天の国の忠臣と烈女の家庭を中心として、地上と天上の基盤を完結できる時を迎えたので、先天時代を通過し、後天時代を迎えるようになるのです。
13 先天時代が過ぎ去れば後天時代が訪れるのですが、後天時代は神様が占有できる時代を意味します。悪魔が占有する時代ではありません。そのような時代は過ぎ去ります。天が占有する時代である後天時代が来るというのです。そのような後天時代を立てるべき責任が、救世主、再臨主、真の父母にあります。
世の中を救う救世主は、どのように世の中を救うべきかといえば、祝福によって救わなければなりません。神様の血族として束ねてあげるためのものが祝福です。ですから、自分の一族を祝福してあげなければ、責任追及を受けるのです。「祝福を受けたのなら、お前の兄弟姉妹たちも祝福してあげたのか」と言うというのです。ですから、無理やりにでも祝福してあげなければならないというのです。
14 先天時代と後天時代は違います。ですから、後天時代の生活は、先天時代の生活とは異ならなければなりません。それゆえ、皆さんに、先天時代から後天時代に越えなければならないという課題が残っているのです。それは父母様のみ言が自分のものにならなければならないということです。父母様がいなくても、み言が生きて働く皆さんにならなければ、父母様が開いておいた後天世界を相続できないというのです。
15 野生のオリーブからは、真のオリーブの実を取ることはできません。ですから、野生のオリーブを切って、真のオリーブにしなければなりません。そのようにできる時になってこそ、神様がサタンの権限の上で主管できる時代が訪れるのです。そのような時代が後天時代です。
先天時代には、人間が堕落したために蕩減復帰をしなければならず、罪を犯したことから抜け出さなければなりません。体が汚れたときには、きれいにするのと同じです。そのため、後天時代が訪れるようになります。蕩減のすべての内容が過ぎ去り、罪がなく、サタンがおらず、悪の権限の影もない世界になることによって、神様が、堕落していない本然の世界の心の父になり、夫婦の父になり、国の父になり、世界と天地の主人になることができる位置に、初めて出発するのです。

Sunday Dec 24, 2023
真の父母経 第368話
Sunday Dec 24, 2023
Sunday Dec 24, 2023
第三節 「双合十勝日」と後天時代の開幕
「双合十勝日」宣布
真の父母様は、二〇〇四年五月五日、全南・麗水の清海ガーデンで、「双合十勝日」を宣布するとともに、以前の時代を先天時代、以後の時代を後天時代であると宣言された。「双合十勝日」は、天と地が入れ替わり、上下、前後、左右が入れ替わる時であり、暗闇の悪の世界が消え、光明な善の世界を取り戻すことのできる日である。また、これに先立ち、真の父母様は四月十九日に、「安着侍義の日(安侍日)」を制定された。
1 二〇〇四年五月五日、きょうを期して、「双合十勝日」を宣布しました。五月五日は、五と五を合わせれば十数です。左手の五本の指で先天時代をつかみ、また右手の五本の指で後天時代をつかんでひっくり返し、一つにして十になるようにするのです。時計の針は右向きに回らなければなりませんが、サタンが左向きに回るようにしました。時計の針が左向きに回っていましたが、「双合十勝日」に合わせて右向きに回っていくというのです。ですから、先天時代を越えて、統一的理想の後天世界になりました。
神様の祖国と平和王国時代が発表されたので、すべての存在、すべての植物と動物から人間まで、そして霊界の霊人たちまで、神様の祖国と平和王国が設定されることによって、すべてが主人である神様のものとして帰っていくというのです。サタン世界はなくなるということです。ですから、神の日でないものがありません。今や自分の先祖や霊界に行っている宗教の教主たちは、ここに反対する人々や、教派分裂と家庭分裂をする人たちをすべて整理します。ここに反対するものも、祝福を通して完全に根まで引き抜くのです。
2 「双合十勝日」を定めることにより、天と地が入れ替わり、上下が転換し、左右が入れ替わり、前後が入れ替わって、悪の暗闇が先に始まったのを、善の光明として取り戻せるようになりました。そうして、光明の勝利が永遠に消えない正午定着の時として、天地人父母に侍ることができる勝利的本然の時代を迎えるようになりました。
そのようになって、人間の堕落によって平和王国ではなく闘争の悪なるサタン王権時代となっていたものを清算し、真の愛を中心とした平和の王国時代に正すことのできる最後の決戦をする日です。先天時代と後天時代がきょうを中心として入れ替わり、十三数を中心として天と地が一つになることによって、神様の玉座の権限が地上と天上で中心となり、あなたの真の愛、真の生命、真の血統の絆で一族が拡大された世界の場に立つようになりました。
また、その場であなたの統一的な天下の愛の王国を宣布することができ、祖国を宣布できる大勝利の日が、入れ替わるようになりました。
3 「双合十勝日」を中心として、旧時代と新時代が転換されるのです。左手の指五本と右手の指五本で十数、双合十数です。この双合十勝数が一つになることで、飛んでいくことができるのです。解放と釈放が起きる動機になります。旧約時代と新約時代の四千年を蕩減するのです。
イエス様の時代に、四十年にわたる蕩減復帰を通して王権を樹立しなければなりませんでしたが、それを失ってしまったので、これを探し出すために、第二次世界大戦以後に再臨主が再び現れるのです。そのように再臨主が来られて、失ってしまった国と世界、天の国と天宙まで再び探し出し、四十年を中心として天上・地上世界の祝福を完了しました。
そうして、十勝日を探し出すことによって、初めて神の国を中心として、後天時代の春夏秋冬を再び取り戻したのです。四千年、四百年、四十年、四年、四十ヵ月、四十日を中心として、すべてのものが蕩減され、越えていくのです。ですから、日数の解放のために「双合十勝日」が必要です。神様が初めて赦すことができる釈放の権限をもつので、地獄を撤廃し、天国化できる本然の地に戻してあげるのです。
4 二〇〇四年五月五日、「双合十勝圏の日」の出発を宣布し、天と地、人間と万物、先天と後天、陰と陽、そして、東洋と西洋の和合と統一を完成すべき時代が後天時代であることを、満天下に公表しました。堕落の後裔である人間の目では見ることはできませんが、天の摂理のみ旨は一寸の誤差もなく、今日、私たちが体に属して生きているこの時代を後天時代と命名し、宣布するようになりました。
このように、歴史上空前絶後の貴い天運の時代を開き、天は今、私たちに新たな時代に合う新しい絶対価値的生活を送りなさいという天命を下されるのです。
5 帰一数である十数を中心として、すべてのことを清算するのです。一、三、四、五、六、七、八、九数が、神様のものではありませんでした。今や一つの時代を越え、次元の高い一段階上がった帰一数である十数から出発するので、サタン世界を凌駕し、新しい天の世界に入門できる交差点をつくり、ここで「双合十勝日」を中心とした後天時代の出発を宣布したのです。そのようにすることによって、カイン圏が完全に屈服し、サタンの影があったすべての数の日々を踏み越えて、十勝の上に立つようになります。
今やカイン世界は過ぎ去り、先天時代の血統が変わった、後天時代のアベル的勝利の覇権を、兄の位置に代わって実行できる時代になったというのです。
6 二〇〇四年五月五日から暦が切り替わります。七日間隔の安息日の暦が、八日間隔の安侍日の暦に切り替わるのです。神様が日にちを占領できなかったので、春の季節を手にすることができませんでした。春夏秋冬の主人になれなかったのです。
今や、初めて後天時代を迎え、五月五日の十勝日を迎えました。これにより、神様がサタン世界の先天時代を左につかみ、後天時代を右につかんで、ぐるりと回るというのです。それで「双合十勝日」です。双合十勝圏だというのです。
7 二〇〇四年五月を迎え、「安侍日」を定めました。そうして、五月五日、十三日、二十一日を中心として、安侍日を三回終えることによって、新しい後天世界を迎えております。新しい勝利の世界を中心として、そして、神様の愛を中心として、真の愛と、真の価値観の一体理想圏を、万宇宙の中で成就すべき責任的召命の前に立っております。真の父母の名をもって全体を代表し、「双合十勝日」、双合十勝圏を形成したすべての日々が、一から十以下の日々と、四季と四年、八年、九数、十数を中心として、あなたが主人となられ春夏教冬を迎えることのできる新しい歴史時代を迎えました。新しい日と、新しい季節と、新しい年と、新しい十数を中心として、百、千、万の全体をあなたが主管できるようになりましたので、「安侍日」を制定したすべてのことが、あなたのみ意の中で日進月歩、発展することを切にお願い申し上げます。

Sunday Dec 24, 2023
真の父母経 第367話
Sunday Dec 24, 2023
Sunday Dec 24, 2023
天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式
二〇〇三年二月六日、天地父母天一国開門祝福聖婚式の直後、天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式が挙行された。真の父母様は、家庭王に即位されることにより、氏族、民族、国家、世界、天宙平和の王、万王の王に進む基盤を築かれたのである。実に、六千年の復帰摂理史の結実であり、新しい時代、天一国の実質的基盤を造成したと言うことができる。それ以降、真の父母様は、蕩減復帰救援摂理時代を完了し、実体的な神様の祖国、天一国創建のために全力投球された。
10 今まで祝福したのが四億双であり、霊界においても祝福してあげました。
三時代大転換四位基台入籍統一祝福式の手続きをしなければ、天国に入ることができません。それが準備です。その時に宣布したのは、正午定着時代に入らなければならないということでした。太陽の光が朝も正午(定着)、昼も正午(定着)になって影がないというのです。夕方にも影がなく、夜にも影がありません。二十四時間、春夏秋冬、一年中影のない正午定着時代に入ってこそ、天の国の王子、王女になるのです。神様は一年中、正午定着の位置にいるので、「私」もそのようになってこそ、その一族になることができるというのです。
11 二〇〇三年、真の父母様の誕生日を中心として、天地父母天一国開門祝福聖婚式、天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式を行いました。父母様はどこに行かなければならないのでしょうか。頂上に上がって、越えていかなければなりません。中間から越えたとしても、越えたことにはなりません。頂上から越えていかなければなりません。二〇〇〇年を越えて、どこに行かなければならないのでしょうか。頂上が神様王権即位式です。
そのように王権即位式をしたのですが、神の国がありません。天一国のために、二〇〇〇年九月二十六日、三時代大転換四位基台入籍統一祝福式を挙行したのです。入籍しなければなりません。国において入籍しなければならないのです。それで、「天一国の証明書を作りなさい」と言いました。それを父母様のように考え、神様のように貴く思えば、どこに行っても万事が通じるのです。それはダイヤモンドのように、夜光石のように光るというのです。
12 天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式をすることによって、初めて歴史時代において神様と真の父母が天地人父母の位置で家庭を従え、氏族、民族、国家、世界が一つになることができる神様の王権の国が始まりました。
今まで霊界に、神様の形状がありませんでした。霊界の実相を報告した内容を見れば、無形の神様は見えないのですが、神様が現れる時、その右側に真の父母が現れ、火の柱のようになっているというのです。
13 神様がお父様に賞を与えなければならず、そのもらった賞をお母様にあげなければなりません。お母様が勝利したことに対して、天地にいる祝福を受けた家庭、統一教会の食口も、お母様を褒めたたえなければならないというのです。これから天宙・天地父母様真の愛平和統一祝福家庭王即位式を行うことによって、無形の神様が有形の実体、真の父母の形状をもつようになり、地上世界にいる真の父母が天上世界の無形の父母の位置に登極するようになります。本来は、アダム家庭が完成してそのようになるべきでした。
全世界の祝福家庭全体が、父母様の登極とともにその国の王子、王女の位置に立つことによって、霊界と肉界に神様が定着されざるを得ないのです。
14 神様王権即位式をして天一国をつくり、天地父母天一国開門祝福聖婚式を行い、引き続き、天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式を挙行しました。神様が言うとおりに救世主、メシヤ、再臨主、真の父母だとすれば、そのような内容が合わなければならないというのです。アダムとエバは、神様を中心として、家庭の王になることができませんでした。神様家庭の王になったという宣布ができませんでした。それをしなければならないのです。
15 天地父母天一国開門祝福聖婚式を行い、その次に天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式を挙行しました。天一国を開門したので、家庭が初めて出発するのです。十二の真珠門をすべて開いたので、堕落のない開門を中心として、再臨主が初めて家庭王として出発するのです。それが二〇〇三年二月六日でした。
家庭王になったので、氏族王にならなければなりません。サタンが三段階の蘇生、長成、完成圏の愛を中心として頂上を占領したので、それを抜け出すためには、必ず主人であるアダムが来て、開門しなければなりません。
開門は一人ではできません。国の門を立てるためには、祝福家庭が世界の中で反対を受け、十二の峠を乗り越えていけるようにならなければなりません。そうして、開門をして、その次に家庭王即位式をすることによって、初めて家庭王が現れるようになりました。そこで父母様が家庭生活を皆さんと共にするので、父母様が世の中をすべて取り戻して、息子、娘だけでなく、孫まで見ることのできる家庭になってこそ、天宙父母、天地父母、天地人父母になるのです。
16 天一国を開門したので、その国に入籍するためには、登録をしなければなりません。霊界も、興進君が「それを許可してほしい」と言うので、すぐに父母様が、入籍できるように許可しました。
皆さんはそのように入籍したすべての人々に、堕落性が残るようにしてはいけません。霊界はだますことができません。天国生活をするに当たって、そのような痕跡を見せてはいけないというのです。それは、すべて切ってしまわなければなりません。自分のすべての所有権を撤回しなければならないのです。
それゆえ、聖火式を通して皆さんの服を一度に積んで燃やし、時を越えていかなければなりません。「世の中よ、さらばだ。未練をもつものは何もない」と言わなければなりません。
ロトの妻は、未練ゆえに後ろを振り返り、塩の柱になって歴史の恨の象徴になりました。
自分の兄弟たちも、姉妹たちも、すべて忘れてしまい、新たに出発して、「他体自覚(他のために生きようとする自覚)」の一念で全体を越えた位置に立たなければ、その場に入れないというのです。ですから、父母様は深刻でした。
17 第四次イスラエル国を創建することによって、天一国が現れるのです。天一国が現れることにより、父母様が聖婚式をすることができました。国が生まれたというのです。アダム時代から、イエス様時代、再臨主までは、霊肉一体圏を中心とした天一国ではありません。ですから、霊肉一体圏の天一国をつくるために、不可避的に第四次イスラエル国を発表せざるを得なかったのです。
その時が二〇〇二年十月二十日です。そうして、聖火式を終わらせたのです。霊界と肉界、すべての一体式をしてみな燃やしてしまい、初めて定着できるのです。そのような時代を迎えたので、聖火式が終わった翌日に第四次イスラエル国を発表し、その基盤の上に、父母様が聖婚式を行うことができました。
神様王権即位式を通して、二〇〇三年二月六日、天地父母天一国開門聖婚祝福式を行い、その次に、天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式を行いました。家庭王になるのです。
18 家庭王だけでは神様の祖国を宣布できません。父母様は、神様の祖国を宣布するために、地獄の底から天上まで、死の淵をさまよう受難を経ながら歩んできました。そうして、二〇〇三年五月四日を中心として、すべてのサタン主管圏を大転換するという創造理想主管圏大転換宣布をしたのです。その時からすべて動員し、祖国を設定しなければならないので、死力を尽くして蕩減復帰摂理時代を撤回するという蕩減時代撤廃宣言をしました。それが二〇〇三年七月十三日です。八月になる前でした。七数を越える前に、蕩減復帰救援摂理の撤回を宣布したのです。
国も、世界も、宗教圏も、すべてなくなるのです。堕落のゆえにサタンの国が生じ、堕落のゆえに宗教が生じたので、蕩減救援摂理を撤回する以上、宗教時代がなくなり、政治時代がなくなるので、神様の祖国光復の時代が来るというのは、原理観を中心として正々堂々とした理論的結論です。

Sunday Dec 24, 2023
真の父母経 第366話
Sunday Dec 24, 2023
Sunday Dec 24, 2023
第二節 天地父母天一国開門祝福聖婚式と祝福家庭王即位式
天地父母天一国開門祝福聖婚式
天地父母天一国開門祝福聖婚式が、二〇〇三年二月六日、真のお父様の八十四歳(満八十三歳)の御聖誕日、真のお母様の六十一歳(満六十歳)の還暦を迎え、天宙清平修錬苑で挙行された。神様の人類救援に対する念願は、真の父母様の聖婚とともに出発した祝福結婚式を通して成し遂げられてきた。特に、天地父母天一国開門祝福聖婚式をすることにより、天一国の民として入籍できる道が開かれたのである。この日、真の父母様は、全人類が天宙を相続するのに不足のない天一国の民となることを願われた。
1 今、国家がありません。国家基準以上の世界に通ずる道で、サタンがいない環境まで祝福をして、取り戻してこなければなりません。偽りの愛を交わしたので、真の愛を通して偽りで愛したものを取り戻し、個人祝福、家庭祝福、氏族祝福、民族祝福、国家祝福をすることによって、国家を形成しなければなりません。
また、国家形成だけで終わるのではありません。堕落した父母が世界にまで、霊界にまで地獄をつくりました。偽りの父母がそのようにしたので、真の父母は個人を取り戻し、家庭を取り戻し、氏族、民族、国家、世界、霊界まで、天上世界の天使長の血統まですべて接ぎ木して野生のオリーブをなくし、真のオリーブの実として一元化しなければなりません。皆さんは国家基準を越えることができていませんが、父母様は霊的世界まで統合運動をするのです。霊界まで祝福しました。
先祖たちはカインの天使世界の立場ですが、この相対理想がない天使(の立場の先祖)まで祝福してあげるのです。祝福をしてあげることによって、祝福した一族が入る所が天一国です。
2 神様は、国がなくて聖婚式ができませんでした。そのため、子女たちが入籍できませんでした。アダムが堕落することによって、神の国が失われ、神様が結婚式の手続きができる国がないので、結婚式ができなかったのです。結婚式ができなかったので、息子、娘を子女として入籍させることができませんでした。ですから、この地が、サタンが全権を利用できる家になったことは間違いありません。
これを闘わずに消化して、自然屈伏させることができる位置に行ってこそ、神様の愛を中心として天地を創造した理念的基盤に再び帰り、拡張に拡張を重ねることによって、世界の果てまで勝利の覇権を取り戻してつかむのです。アダムから落ちていったので、完成したアダムが神様の王権即位式をしてさしあげなければなりません。そうすることによって、天一国を中心として開門祝福聖婚式をしたあとに、霊界と地上の祝福が一度に出発するのです。
3 天宙を抱き、天地父母天一国開門祝福聖婚式をすることによって、夫婦の絆を備えて天上世界と地上世界に真の父母様の伝統を、本然の創造理想であった心情的欲求の希望を完成することができ、天地の解放以降、初めて祝福家庭が入る国の土台を出発できるようになりました。
真の愛、真の生命、真の血統の絆を伝授された地上にいるアベル的祝福家庭を、天上にいるカイン的祝福家庭と私たちの先祖が協助し、天上世界の神様と聖人、聖子のすべてが協助して弟の位置で兄に侍る、一体的地上完全勝利の覇権の前に、一体となるようにしてください。そうして、万世の解放と勝利の覇権、愛の主権をもって至極小さなものから大宇宙全体を抱いて愛し得る父母様の血肉的関係を、被造万物全体が相続し、本然の生命の喜びと本然の幸福が満たされるようにされました。
神様から生命が出発した真の父母の体まで吸収統一、完成し、真の父母の愛を中心とした祝福家庭と万宇宙の存在を一体化させ、祝福解放圏の天一国に結束できる被造物として、再び父のみ前に奉献できる出発の時を迎えさせてくださったことを感謝いたします。
この日の祝福は、天上世界の喜びであり、地上世界の喜びであり、天地父母の解放的喜びであると同時に、天宙父母の勝利解放的喜びです。天一国祝福、地上・天上の家庭が一体となり、一心、一体、一念、一和のみ意を抱いてあなたが願う故郷を出発し、理想的な祖国に向かって神様の創造理想の本性的基準で祝福を受けた、天宙を相続するのに不足のない完成解放、勝利完結ができる天一国の民となることを、この時間、特権をもって天地父母と天宙父母の名で宣布いたします。
4 きょうは二〇〇三年二月六日、この時間を期して、天上世界の祝福を受けた家庭と地上世界の祝福を受けた家庭が、天一国に入国するようにしてください。そのために、家庭が入国できる天理の道理に従って、天上世界と地上世界が兄弟の絆を立て、カイン的兄の位置にいる先祖たちも祝福を受け、アベル的弟の位置にいる地上の家庭も祝福を受けて、父母様の血統を通して対置させる功によって、兄の位置の先祖たちが弟になり、弟の位置の地上の家庭たちが兄になって、天地開闢の歴史が展開し得る、希望の出発である天一国開天日をもたせてくださったことを感謝いたします。
5 天一国の門を大きく開き、どんな家庭であっても、真の父母様の伝統に従って、そのみ名と、そのみ言と、その実績と、その成し遂げた勝利のすべてのものを相続するために、孝の道理を果たし、忠臣の道理を果たし、聖人、聖子の道理を果たす人たちに、自由地上圏内で相続させることを願いますので、天宙父母と天地父母様が願うとおりに成就してくださることを切にお願い申し上げます。
このすべてのことが、あなたの創造理想の一念を解放させる地上・天上天国の統一国入国全体解放圏として、本然の王権祝福圏を相続できる後継者たち、子孫たちとなるように祝福してくださることを切にお願い申し上げながら、真の父母の名によって心から御報告申し上げます。
6 皆さんは今や、結ばれた実と同じように、天の国で婚姻届を出し、真の父母に従って出生届の看板をもったので、真の父母の息子、娘として、どこに行っても完全な種となり、天の国の実を結ばせることのできる直系の息子、娘の位置に進むことができます。そのようになったので、天一国主人だというのです。アダムが堕落することによって、個人的堕落から家庭、氏族、民族、国家、世界まですべて堕落しましたが、真の父母が、イエス様のできなかったことまで連結させることができる条件を立てて入籍し、婚姻届を出すことによって、父母と同様にまた相続できるように許しを受けるのです。そのような時期に入ったため、同じ位置に立った皆さんが国連までも動かすことができれば、どこに行っても皆さんは、天国に入るのです。再び蘇生天国、長成天国ではなく、それを越えていける時代になりました。ですから、神様と父母様がいなくても、皆さんが接ぎ木して、完全な種を結ばせることができ、真のオリーブの木の実として入っていくことのできる資格を与えられたというのです。それで、天一国主人という言葉が成立するのです。
何千年間も空いていた天の国を、第一代先祖、第二代先祖、数千代が、天の国の民として満たすのです。これから第一代先祖、第二代先祖、第三代先祖というように代数が出てきます。先祖が生じるというのです。
7 今や救援摂理から解放されたので、皆さんは天一国主人、祝福中心家庭として、父母様に代わり、神様の助けを受けることなく進めます。祈りが必要ありません。対等な位置に立っているので、「天一国主人、私たちの家庭」だというのです。ですから、今後、皆さんを助けずに放っておいたとしても、皆さん自身が天国をつくらなければなりません。父母様が天国をつくっていったのと同じように、皆さんもそのようにしなければなりません。国を探し出し、世界まで祝福してあげて、復活圏、永生圏まで連結すべきその峠を、皆さんは越えなければなりません。父母様は既にすべて越えました。真の父母と、真の父母の息子、娘も、間違いなく今や同じ一つの実、天一国主人となった実なので、皆さんの家庭にその種を蒔いておくことによって、自動的に王族を生み、王国を建設することができるので、天一国主人に違いないというのです。
8 天一国入籍祝福です。入籍という言葉を入れてこそ、天一国の民になるのです。天の国から落ちてしまったので、再び帰るのが入籍結婚祝福式です。それでこそ、すべてのことが解決されるというのです。
9 今、この時代が入籍をする時です。東洋と西洋、天と地、上下、左右はもちろん、父子、男女、夫婦、兄弟など、世界がすべて自分勝手に分かれたので、これを一度に連結するのです。真の父母様の祝福を通して血統を連結することによって生まれるのです。数千年前の家庭も、継母、継父ではなく、実の母、実の父を中心として逆さまに生まれて入籍をすることにより、空いていた天上世界を一度に埋めることができるのです。ですから、神様が愛したいと思い、真の父母が愛したいと思う兄弟のように、怨讐を愛したという基準を越えて愛することができる立場に立たなければ、天国に入れません。

Sunday Dec 24, 2023
真の父母経 第365話
Sunday Dec 24, 2023
Sunday Dec 24, 2023
15 二〇〇一年一月十三日に、父母様が神様に王権即位式をしてさしあげます。神様を王の位置に即位させてさしあげるというのです。その式をします。
王権復帰の礼式を大きく二度行いました。蘇生と長成をしたので、完成をしなければなりません。神様を王位に立ててさしあげなければならないのです。
人間として、神様にできないことをしたことが誇りです。神様ができなかった地獄と楽園の撤廃を行い、神様が手を付けられなかったことに手を付けるのです。サタンが神様の王権を破綻させました。ですから、真の父母が神様を本然の位置に立てて、全体、全般、全権、全能の世界に越えさせてさしあげるのです。
16 楽園と地獄の撤廃をきれいに行ったので、真の父母様が築いたすべての道には、今までのような蕩減路程がありません。地上・天上天国の解放圏が広がることによって、偽りの父母と天使長がひっくり返して打ち込んだものを、真の父母様を中心として天使長を追放し、本然の神様を王の位置に即位させてさしあげるのですが、神様一人ではできません。偽りの父母が滅ぼしたので、蕩減原則に従って真の父母が侍り、その位置に立ててさしあげなければ、永久に神様は王位に上がることができないというのです。人間が神様を王の位置に即位させてさしあげなければなりません。
救世主、真の父母として、あらゆる天の国の伝統を立てることができる新しい愛と生命と血統によって、地上と天上に祝福を受けた権限を立てたがゆえに、これが可能なのです。神様の祝福圏に立った人々は、神様と直系の血統的な関係を結んだので、サタンと関係がありません。偽りの父母と天使長が一つになってひっくり返したので、真の父母がサタンを除去して地獄と楽園を撤廃し、天国だけが残ったその上で、天の国の中心である神様を王位に立ててさしあげるのが、神様王権即位式です。
17 きょう、二〇〇一年一月一日を期して、過ぎ去った歴史時代は一つの夜の期間でしたが、三〇〇〇年に向かうこの期間は昼の期間となり、愛の心をもって遮るもののない縦横の自由圏を備え、天地大主宰の愛の主権、祖国光復を成就することを、真の父母の名によって切に願います。
そして、家庭の王として天地父母に侍り、国の王として天地父母に侍り、天宙の王として天地父母に私たちの家庭から侍って、天の高速道路が直通したという事実を知り、心と体ではばかることなく自主的な権限をもって登場し、前進できるように、万世に太平聖代を成就してくださることを、真の父母の名をもって宣布いたします。
18 神様王権即位式を挙行したため、全体、全般、全権、全能を行使され、あなたが願うすべての宗教圏の霊界を動員して、地上で完成できる「自主張(自分の主張どおりにすること)」時代を迎えました。その自主張の権限をもって真の父母が来て、地上と天上の世界の歩調を合わせ、勝利の大解放時代を見つめています。
今や新たに、二〇〇一年一月から地上と天上世界の祝福を受けた家庭が一心一体となり、地上定着のためのアダム圏の地上基盤を中心とした長子の位置と父母の位置と王権の位置を、天上世界が代をつなぐ基準で長子権復帰と次子権復帰が成就されることによって、次子の権限が長子の権限に代わる天地開闢時代を迎えるようになりました。
神様王権即位式と神様の解放
神様王権即位式は、人間始祖の堕落によって失ってしまったすべてのものを還元してさしあげるための儀式である。すなわち、サタンに占領されていた天宙を復帰し、神様が王権を回復したことを意味する儀式である。人間の堕落によってサタンの手中にあった地上と天上世界を取り戻すことにより、神様の恨が解け、解放される瞬間である。神様の解放と人類の解放のために、一生涯、全力投球された真の父母様の勝利の結果である。神様王権即位式によって、神様の創造理想が実現される天一国基元節に向けた路程が始まったのである。この日、純潔な血統の保存と人権蹂躙の禁止、公金略取の禁止、真の家庭の模範を打ち立てることなど、天法の四項目が宣布された。これは、創造本然の理想世界である天一国を完成する新しい時代の民が備えるべき基本徳目である。
19 今や、何より祝福家庭として、天の王権を守ることができる皆さんにならなければなりません。祝福中心家庭には、神様の王権を守るべき重大な責任があるというのです。ですから、いつでも祝福家庭が誇るべきものは神様王権即位式です。それが第一の標的であり絶対標的です。
皆さんは、神様の主権をたたえて誇り、主権のためにすべてのものを投入しようという決意をしなければなりません。どのように神様の王権を保護し、拡張するのかを、絶対、唯一、不変、永遠に記憶しなければなりません。祝福家庭は一生の間、それを保護しなければならないのです。
20 皆さんがもつべき概念は、絶対的な神様の主権です。第一の概念は、神様の主権だというのです。そして、その主権が個人、家庭、氏族、民族、国家と世界に連結されなければなりません。すべての被造万物も、完成したアダム家庭に連結されたいと思うのです。そのような概念を皆さんがもたなければなりません。皆さんにとって最も誇らしいものが神様の主権です。
ところが、今摂理していらっしゃる神様は、喜びの神様ではなく、悲しみの神様です。どのようにして、そのような神様を本然の神様として復帰してさしあげるかということが、「終わりの日」にすべての宗教と国家、そして、メシヤ、真の父母が果たすべき責任です。すべてのものの唯一の定着地が、神様の主権なのです。ところが、神様がそのような主権をもつことができなかったので、絶対的な神様、全能の神様になることができていません。
今から、神様がそのような主権を取り戻すようになります。神様が王権即位式をすることによって、すべての被造世界の中心になるのです。いくら取るに足らない微々たるものでも、それを創造できる存在は神様しかいません。人間の堕落以降、神様がそのような位置を失ってしまったのですが、今からはその本然の位置に帰るのです。それが、すべての祝福家庭によって可能になります。ですから、皆さんがもつべき概念は、神様の絶対、唯一、不変、永遠の主権だというのです。
21 神様御自身も解放されなければなりません。神様は解放されていないのです。ですから、神様も解放を願われるのです。誰のゆえにそのようになったのでしょうか。アダムとエバです。偽りの父母によって、そのようになったのです。(それゆえ真の父母が)正しく歩んで解放し、最後に上がっていくときには、神様を王として即位させなければなりません。
偽りの父母が偽りの血統によって天宙をひっくり返したので、真の父母が再びひっくり返して、地獄まですべて埋めました。聖人と殺人鬼まで祝福してあげたのです。統一教会と私たちに反対していた宗教圏の人々も、祝福してあげました。父母様の息子、娘と、祝福を受けた聖人をすべて束ねて、解放圏、統一圏を許諾したのです。
22 父母様は、神様を解放しなければなりません。神様が父母になることができなかったので、父母の位置を確定してさしあげなければなりません。そして、師になることができなかったので、師の位置を確定してさしあげ、主人になることができなかったので、主人の位置を確定してさしあげ、神様がこの地上に故郷と祖国をもって定着できるようにしなければなりません。そのために、神様王権即位式を行ったのです。
23 神様王権即位式を父母様の思いのままにできるでしょうか。天の国を知らなければならず、プログラムに合わなければなりません。そのようにしなければ、王権即位式ができないのです。天の国の王権即位式の内容に一致するので、天上世界で囹圄(牢獄・獄舍)の身となり、心と体の仕切りとなっていたものが初めて解放され、思いどおりに地上に行き来できるのです。
24 神様も真の父母が解放してさしあげてこそ、解放されるようになっています。偽りの父母が台無しにしたものを、真の父母が直しておかなければなりません。父母様は、今やすべきことをすべてしました。神様王権即位式をしてさしあげたので、これ以上、何をするのでしょうか。人間としてこの世の中でできる最高のことをしたのです。神様の血族をつくり、神様の血統を連結させるために、四億双を祝福しました。
25 悲惨な歴史に、誰が責任をもつのでしょうか。知らない人は、責任をもつことができません。知っている人が責任をもたなければなりません。病気を治す医者には、手術室に入り、メスをはじめとするすべての器具を用いて、自らの生命を懸けて手術し、患者を救う責任があります。そのような医者が真の父母です。
個人も、家庭も、国も、天地も、堕落した世界圏内の監獄に閉じ込められています。それを誰が解放してあげるのでしょうか。再臨主が真の父母として来て、真の王の家庭から氏族・民族・国家の王を編成し、神様王権即位式を行ったのです。

Sunday Dec 24, 2023
真の父母経 第364話
Sunday Dec 24, 2023
Sunday Dec 24, 2023
神様王権即位式のための基台造成
真の父母様は、神様王権即位式のための基台を造成するため、海洋還元と陸地還元、天宙還元を宣布され、二〇〇〇年九月二十六日、天宙清平修錬苑で、三時代大転換四位基台入籍統一祝福式を挙行された。
これに先立ち、一九九八年六月十三日、三億六千万双の祝福結婚式の時、霊界の聖人と殺人鬼を同じ立場で祝福してあげることにより、霊界と肉界が一つになり、地獄が撤廃される基台を造成された。
さらに二〇〇〇年八月十八日、国連本部で国境撤廃を宣布することにより、天一国入籍の基台を準備されたのである。
7 一九六三年から出発した(統一運動の)海洋事業が、今や世界的な版図を中心として、頂上の位置を望むことができるようになりました。そのようなすべての準備をしておき、過去の日々を回想するとき、海を抱いて主人の位置で愛して守ってくれる息子、娘がいませんでした。今や、ようやく真の父母が現れてそのようなことを知り、それをするために五大洋を中心としてさまよい、海洋圏であるコディアクで統一教会が忘れることのできない「八定式」を発表し、「天父主義」を宣布いたしました。
その日から、世界に大変革をもたらした歴史的な起源を形成し、再び世界的な大混乱を収拾して、海洋世界と陸地世界を連結し、今や天の主人が海洋の主人を越え、陸地の主人まで連結できるようになりました。
8 二〇〇〇年六月二十四日、韓国で南米と北米を連結させる海洋還元を決定するようになりました。そうして、今や大陸の南端にある韓半島で、アジア大陸を中心として全世界の六大州を連結する、大陸還元ができるようになりました。創造理想の中で造られたあなたの本然の園にあった海洋と大陸が、海と陸地の還元を中心として天地父母様に連結されたことを、きょうこの時間を期して、真の父母の名をもって全天地に宣布いたします。
9 真の父母は、済州道(チェヂュド)の地帰島(チクィド)から船に乗り、漢拏山(ハルラサン)を望みながら白頭山(ペクトゥサン)を越え、ヒマラヤ山脈のエベレスト山を越えて、平原の世界に連結し、海洋世界と陸地世界の還元とともに、海洋と陸地を連結させることができる最終的還元の宣布をいたしました。これをするために今回、韓国を訪問いたしました。
今まで縁をもったすべてを、済州島に代わる地帰島のこの場において、お父様のみ前に宣布し、万宇宙の前に宣布いたしますので、この日を記憶してください。二〇〇〇年六月までに私が計画していたことのすべては完結できませんでしたが、条件的な八〇パーセント以上の基準を立てることによって、サタンとは何の関係もなく、あなたが所願成就の一念をもって、万事を勝利の決定的な覇権の位置に移しておける権限をもつようになりました。これを真の父母様の相対的基準で奉り、成就、成就、成就、解放圏の世界に転換されることを、この時間、全天宙全体還元式に代えて宣布いたします。
10 二〇〇〇年九月二十六日、修練会全体の表題は「三時代大転換四位基台入籍統一祝福式」です。三時代大転換四位基台入籍祝福圏、四位基台転換入籍一体圏時代だというのです。転換する時代です。入籍が実現されてこそ、一体圏が生じます。霊界と肉界の一体圏、入籍一体圏時代です。四位基台が先です。神様のみ旨を完成する創造理想の完成は、四位基台の完成です。四位基台の完成は、「ために生きる」愛を中心として神様に侍る場で実現されるのです。その場で定着するのです。それが公式になっています。
11 聖人と殺人鬼を同じ立場で祝福してあげることによって、霊界と肉界が一つになり、地獄が撤廃されるのです。楽園と分かれていたものが、すべて水平になっていくのです。本格的な世界化段階として、国境撤廃を既に国連で宣布したので、二〇〇〇年が過ぎる前、十二月三日に楽園・地獄撤廃と天国入籍宣布をするようになりました。楽園と地獄を撤廃したのです。それらは偽りの父母によって生じたのです。真の父母が蕩減圏を越えて勝利したので、撤廃されなければなりません。これを撤廃する前には、神様を即位させてさしあげることができないのです。
12 二〇〇〇年十二月一日、この日から歴史的な二〇〇〇年を中心として、新千年紀を迎えることのできる新しい年を準備しようと思います。この日は、天上世界と地上世界の恨の峠を越え、あなたが願われていた創造理想世界を、愛を中心として個人完成と家庭・氏族・民族・国家完成、天宙完成のための土台を整えるために、歴史的な全体を整備するための期間が始まる日です。今から二〇〇一年一月十三日まで、四十三日の期間を中心として、新しい出発の限界を定めておきました。ですので、整備すべき摂理史の一切を、あなたの心の中で恨になったすべてを整備し、解放の日が来たと宣布できる家庭の王、国家の王、世界の王、万王の王、主人の位置に即位できる記念の期間として定めました。
(天の)お父様、その日を予告する宣布の日であるきょうから、四十三日を通過し、すべての死亡の権限を踏み越えて、再び解放の世界に飛躍できるようにしてください。そのような天運を抱き、お父様のみ前に、真の父母が一体理想を成し遂げるための家庭的祝福を中心とした覇権が成立する時代を迎えさせてくださった恩賜に感謝いたします。きょうから源焦・根源・勝利聖地圏を中心として、四十三日を踏み越えて整備できるすべての準備の一切を備えるよう、許諾してください。
13 人間の先祖が偽りの先祖になることによって、王権からすべてをひっくり返して地獄をつくりました。これを父母様と統一教会の祝福家庭が共に収拾し、神様を真の王位にお迎えしなければなりません。神様がその権限をもって、家庭理想、国家理想、天宙理想に代わり得るものを真の父母に相続させなければなりません。これをするためのものが総生畜献納です。
自分の国や、自分に属したものはあり得ないというのです。ですから、所有権転換をしない人はすべて引っ掛かるのです。絶対的な神様が、すべてのものの主人の位置にいてこそ王権を維持できるのですが、愛まで失い、血統まで失ってしまいました。そのような神様が、どのようにして王権即位をすることができるでしょうか。それをすべて収拾し、世界万国が協助する場で、神様を真の王位にお迎えしなければならないのです。そのようになれば、神様が全体、全般、全権、全能の行使をするので、サタン世界の地獄を、サタンをはじめとする手下たちを、一瞬ですべて整理してしまうことができます。
誰が神様の王権即位式をしてさしあげると言いましたか。真の父母が一人でできますか。入籍した祝福家庭たちを中心として、してさしあげるのです。
14 父母様は、一生の間迫害を受けながら、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙、神様の八段階を通過して、勝利の基盤を築きました。それによって、神様が解放されるようになりました。このような立場で、最後にすべきことは、怨讐を救ってあげることです。それが創造理想を実現することなのです。
父母様によって北朝鮮が救われ、イスラエルとパレスチナの問題が解決するでしょう。アメリカはイスラエルとパレスチナの問題に関与したいと思いません。父母様はイスラーム世界も抱いてあげました。怨讐であるアメリカも助けてあげたのです。すべてのものをかき抱きました。ですから今は怨讐がいません。キリスト教圏、イスラーム圏、黒人世界と白人世界だけでなく、霊界の地獄にまでも怨讐がいないのです。堕落していない本然の家庭基盤の上ですべて兄弟です。そのように神様を解放したので、神様が主管権をもつことができるようになりました。
今や王座まで解放してさしあげるのです。ですから、二〇〇一年一月十三日には、神様を王の位置に即位させてさしあげる行事をするのです。偽りの父母が神様の位置を占めたので、これを真の父母が復帰して地上天国を成し遂げるのです。それが平和の世界です。
人間が神様を天地の王座に座れるようにしてさしあげる特権をもったので、天国に行って思いどおりにすることができます。ですから、国連を包摂しなければならず、世界平和の基準である国境撤廃をしなければならず、怨讐国家の人同士、祝福をしなければならないという結論まで、すべて下しているのです。

Sunday Dec 24, 2023
真の父母経 第363話
Sunday Dec 24, 2023
Sunday Dec 24, 2023
第一章 神様王権即位式と解放圏戴冠式
第一節 神様王権即位式
神様の王権回復のための摂理歴史
二〇〇一年一月十三日、天宙清平修錬苑で神様王権即位式が挙行された。真の父母様は、神様が失ってしまった真の家庭を探し出された基盤の上で、長子権、父母権を復帰して、神様に王権を奉献してさしあげたのである。これをもって、神様が人間の先祖の堕落によって失ってしまった王権を回復することにより、地上と天上に天一国を宣布できる基盤が整った。真の父母様が、神様を地上に迎えて神様王権即位式を開催することによって、初めて神様は地上と天上の二つの世界で王権を手にしていかれたのである。
1 旧約時代は兄弟が一つになる時代であり、新約時代は父母と一つになる時代であり、その次に、成約時代は王権と一つになる時代です。長子権復帰、父母権復帰、王権復帰です。イスラエル民族がイエス様を父母として侍っていれば、王権復帰まで一度に成就されたはずですが、それを成就できなかったので延長され、成約時代に入って王権復帰時代に越えていくのです。
2 旧約時代までは万物を犠牲にしました。万物を犠牲にして、息子、娘が行ける道を築いたのです。その息子がメシヤです。そのメシヤをこの地上に降臨させるための準備として、祭物、万物を選んだのです。反対に上がってきました。その次には、息子がこの地上に来て血を流しました。息子が十字架で亡くなったのです。当時、イスラエル民族が一つになっていれば、その息子が亡くなることはなかったでしょう。彼らが不信したので、息子が血を流すようになったのです。ですから、その息子がすべきことは、この地上に真の父母が来ることのできる道を築くことです。のちには母が来なければなりません。新婦の立場で世界を収拾し、来られる新郎を迎えなければなりません。
そのためには、失われたカインとアベルを収拾しなければならないのです。エデンの園のカインとアベルから、国家的イエス様の時代のイスラエル民族とユダヤ教のカインとアベル、「終わりの日」における共産主義と民主主義のカインとアベルを、世界的な王権を中心としてすべて収拾しなければなりません。
3 旧約時代は兄弟主義の時代でした。ユダヤ教はアベルの立場であり、イスラエル民族はカインの立場でした。この二人の兄弟が一つになった基盤の上で、父母主義と連結されるようになっていたのです。その兄弟が母を中心として一つになり、その次に父と連結されれば、イエス様を中心として家庭を形成することができました。ところが、それができずに長子権を失ってしまったのです。旧約時代は長子権、新約時代は父母権、成約時代は王権を復帰する時代ですが、それをすべて失ってしまいました。この旧約時代と新約時代、そして、成約時代を完成しなければなりません。
旧約時代までは祭物として物質を犠牲にし、新約時代であるイエス様の時になって息子と国を定着させようとしましたが、できなかったので、息子が祭物にならなければなりませんでした。そうして、父母の祭物時代まで来たのですが、天に侍るためには、父母にも祭物の過程が残っているので、神様をこの地上にお迎えするための四十年の受難の道を経て、越えていかなければならないというのです。そのようにして、神様を地上にお迎えするのです。地上と天上の二つの世界が連結され、神様が自由に役事(働き)なさることができるようになります。そのあとに、地上と天上の解放が始まるのです。
4 イスラエルの民がメシヤを中心として一つになっていたならば、その当時に長子権復帰が成就されたでしょう。兄弟間の統一は、同じレベル、同じ価値、同じ基準で成就されます。メシヤなしには統一が成し遂げられません。メシヤが長子の代表です。ところが、イスラエルがメシヤと一つになりませんでした。イエス様と一つになっていれば、メシヤの家庭が出発することによって、選民の国を中心として祝福が展開したでしょう。
このように見るとき、イエス様は「小羊の婚宴」、結婚をしなければなりません。結婚を通して父母にならなければならないのです。そうして、メシヤの家庭が長子家庭になり、世界人類は次子家庭にならなければなりません。そのようになってこそ、父母権復帰が成就されます。全世界が祝福を受けた家庭になり、メシヤを中心として国家基準を越えて、キリスト教文化圏が第二イスラエル圏として「神様のもとの一つの国」を求めれば、世界の代表国家を探し出すことができます。それが可能だった時期が、第二次世界大戦終結直後でした。その時までは「神様のもとの一つの国」でしたが、今や祝福家庭の世界化基盤の上で、全人類が一つの焦点に合わせ、神様を王として侍ることのできる立場に立たなければなりません。そのために再臨主が来るのです。
5 再臨主が来るのは、長子権を完成できなかったからです。イエス様がそれを成し遂げることなく亡くなったため、再臨主が来て長子の権限、家庭的真の父母の権限、世界的な王の権限を立てて、すべて神様にお返ししなければなりません。真の父母からすべての所有を受け取るのです。それは本来、神様のものだったので、蕩減時代を越えて奉献しなければなりません。堕落した人間は、所有権をもつことができません。自分のものがないというのです。再臨主と一つになり、再臨主のものとして結着させて、神様にお返ししなければなりません。アダムが完成できなかったので、神様が主管されるようになっていなかったのです。ですから、再びお返ししなければなりません。堕落しないですべてのものを解怨成就したので、返してもらわなければなりません。
そのように返してもらったその日からは、天地の王権を誰もが相続し、天地父母の権限、天地の長子権の権限が平面的に成就されるのです。それゆえ、長子権の上に父母権、その上に王権です。そのようなものが世界化され、皆さんの家庭でも長子権、父母権、王権を完成するのです。そのような基盤の上に皆さんが立ってこそ、地上・天上世界の完全な解放になります。神様も解放されるので、解放された主人に侍り、永遠に地上・天上天国で暮らすのです。永遠の世界になるというのです。そうして、長子権と父母権を勝利した家庭が、イエス様を世界の王として侍らなければなりません。全体が、王として侍らなければならないというのです。
6 お父様は、サタン世界の王権を中心として代を継いできたすべてのものを除去してしまわなければなりません。天に背き、天のみ旨に背いたことを蕩減し、勝利的覇権を取り戻さなければならないのです。個人時代から氏族時代、そして、今までサタンの王権によって侵食されていたすべてのものを払いのけなければならないというのです。そのためには、長子権を復帰しなければなりません。長子権復帰、その次に、父母権復帰をしなければなりません。本来は父母が主人なのですが、サタンが主人になり、王になっています。ですから、次子として天の側で長子権を復帰し、父母権を復帰して、それから王権を復帰していくのです。

Sunday Dec 24, 2023
真の父母経 第362話
Sunday Dec 24, 2023
Sunday Dec 24, 2023
第十三篇 復帰摂理の完結と天一国の定着
天宙平和統一国、すなわち天一国は、神様を中心に、人類一家族の理想が実現された地上と天上の天国を意味する。神様は、人間始祖の堕落によって天一国を成し遂げることができないまま、恨に満ちた復帰摂理を導いてこられた。罪悪の歴史を清算するための復帰摂理は、中心人物たちが責任を果たせないことによって、延長に延長を重ねた。ひとり子であるイエス様も、ユダヤ民族の不信によって、再臨を約束して十字架で亡くなられるとともに、神様のみ旨の成就はまたもや延長された。
このような中で、真の父母様は一九六〇年の「小羊の婚宴」、すなわち聖婚式を通してこの地に顕現され、救援摂理を締めくくるために渾身の力を注がれた。特に、新しい真理を全世界に宣布され、救援摂理の最終目標である真の愛、真の生命、真の血統の相続のために、祝福結婚を大々的に展開された。
真の父母様は、言い表せないほどの蕩減と精誠によって、ついに二〇〇一年、神様王権即位式を通して、神様と人類の解放の土台を築かれた。そして、基元節までの十三年間、真の父母様は、一日を千年のごとく、千年を一日のごとく、寸陰を惜しんで全力投球され、後天時代と天暦を宣布し、地上の天正宮(チョンヂョングン)博物館を奉献して、神様がこの地上に安着できる基盤を万世の磐石の上に立てられた。これによって、メシヤ、真の父母、平和の王の復帰路程を勝利された真の父母様は、金婚式(数え)を迎える二〇〇九年、全世界に向かって、神様を解放してさしあげる「万王の王神様解放圏戴冠式」を、全天宙が見守る中で成功裏に挙げられたのである。
さらに真の父母様は、二〇一〇年、天暦五月八日と十五日に、神様の実体対象として御夫妻の最終一体を宣言なさった。そして、真のお父様は、すべての摂理的使命を完成、完結、完了し、「すべて成し遂げた」と宣布されたのち、二〇一二年天暦七月十七日、基元節を約六ヵ月後に控える中、聖和された。真のお母様は、二〇一三年、天暦一月十三日、天一国基元節を満天下に宣布され、天一国定着のため、真のお父様と一心、一体、一念、一和、一核の立場で、天一国の三大経典の編纂と天一国憲法(教会法)の制定、グローバルな人材の養成など、数多くの業績を残されている。このように、真の父母様を中心として、地上と天上で天一国を定着させる大役事が広がっているのである。