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Saturday Jun 07, 2025
父の祈り 第204話
Saturday Jun 07, 2025
Saturday Jun 07, 2025
悲しいお父様に侍りゆく信仰の道とならせてください
お父様は
静かな中で
顕現なさることを好まれ、
困難な中に
現れることを意に介されませんでした。
戦場でも自ら
私たちと共に闘ってくださり、
落胆の場でも
私たちと共にいてくださった、歴史性を帯びたお父様であられたことを、
私たちが再び悟りますときに、
いつも私たちと共におられ、
いつも私たちと共に闘ってくださり、
いつも私たちと共に生きることを
待ち望まれたお父様であられることを考えますときに、
地で生きながらも地を排斥し、
拒否することを好んだ、過ぎし日の信仰路程を
悔いるようにしてください。
超然とした立場で好んで侍ったお父様は、
栄光のお父様でございましたが、
地上に顕現なさったお父様は
かわいそうであり、
やつれ、
物悲しいお父様であられたことを知りました。
また、そのような姿で私たちに対してこられたことを、
歴史過程を通して学び知りました。
今私たち、
栄光の中で顕現なさったお父様に侍り
楽しむのではなく、
地上で痛手を負い、困難に悩まされながら
真の息子を捜すために苦労された、
そのお父様に侍ることのできる、
栄光の立場に立つようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
そのような立場でお父様に侍ろうとするからには、
まず涙の道を行くべきであり、
いばらの道を行くべきであり、
十字架の苦難の道を越えなければならないということを知るものでございます。
そうしてこそ、お父様がおられるという事実が
分かることを知るものでございます。
私たちに
このような物悲しい信仰路程が残っていることを、
考えないわけには参りません。
天が、
今は眠りから目覚める時だと予告なさいました。
暗い夜に
光明なる明かりをともすべき時であると予告なさいましたのに、
私たちの心がやみに閉ざされているのではないでしょうか?
私たちの体が死亡の絶望に縛られているのではないでしょうか?
これを切り開いて、
天に向かって走ることができ、
天を身代わりして闘うことができ、
天を身代わりして責任を負うことができるよう
お導きください。
そうして、「お父様」と呼ぶことができ、
お父様が来られるのを待ち望む
息子・娘とならなければならないことを知っておりますので、
お父様、
み旨の前に立つに不足なる者がおりますなら、
この時間激励してください。
時と時機が切迫したことを分からせてくださり、
死の陰に巻き込まれて
審判される者とならず、
生命の召しに引かれてお父様の懐を求め、
その体が裂かれて死ぬとしても、
自由の園に向かって
走って行くことのできる
息子・娘たちとなるようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げながら
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・四・一九)

Saturday Jun 07, 2025
父の祈り 第203話
Saturday Jun 07, 2025
Saturday Jun 07, 2025
本然の心情を通して命令してください
お父様!
お父様の心情に徹する
私たちの心と体となるよう許諾してください。
本然のその心に徹する、
お父様の心情に引かれていくのを
感じることのできる私たちとなるようにしてください。
お父様の喜ばれる姿に対して、
お父様のもとに走っていき、
お父様の首を抱くことのできる徹した心情が、
私たちの体と心に芽生えるよう許諾してください。
隠々たる中、そこはかとなく顕現なさり、
私たちの心を打ち明ける前には、
動かれないお父様であられることを知りました。
今、私たちの心が汚されたとはいえ、
お父様に向かう忠心だけは持っておりますので、
お父様、
この心情を通して私たちを尋ねてくださり、
この心情を通して命令してください。
体の足りなさを悔い、
過去の生活が不忠であったことを悟り、
自分も知らない間に涙を流しながら、
お父様を「わがお父様」と呼ぶことのできる
懇切な心情がにじみ出るよう許諾してください。
天は誰を保護することをも躊躇なさらないことを知りました。
天を求めてくる者の友となることを
躊躇しないということも知りました。
天は
天に向かって泣き叫び、涙を注ぐ者たちの友であり、
永遠に共に生きる父として現れることを
好まれるということを知りました。
お父様! 隠々たる中で勧告なさった
お父様の声が慕わしく、
隠々たる中で抱いてくださった、
その驚くべき愛の感触が慕わしく思われます。
そのような私たちの心を通して
「お父様」と呼ぶことのできる一瞬が慕わしく、
手を挙げて
「わがお父様」と誇りたいし、叫びたいのでございます。
はるか遠くにおられるお父様であると思いましたが、
私たちの心の中におられる
お父様に出会ったその瞬間がうれしかったのでございます。
遠いというとき近い心中におられ、
心中におられると安心しているとき、
遠くで叫ばれていたお父様であられましたが、
今日人間たちは、
ここに拍子を合わせようとせずにいるものでございます。
私たちをお捨てになったと思ったその場が、
お父様と近い場であり、
私たちと共におられないと思ったその場が、
お父様が私たちと共におられた場だということが
分からなかった過去の私たち自身を、
この時間悔いるようにしてください。
「愛する息子」と命名なさり、
「愛する娘」と命名なさるからには、
その息子・娘たちを苦労の立場に置きたくない、
お父様の心を知りませんでした。
お父様の曲折の心情を知らない私たちは、
苦労の道にほうり出したお父様を
薄情で無情なお父様であると思い、
その間お父様に対して自嘆したときも多くあり、
恨むときも多くありました。
お父様と私たちの間に立ちはだかった
曲折の壁を知らずに
恨みもし、
排斥もし、
無情な態度で対し、
不信する立場に立つこともあったことを、
お父様、
お許しください。
これは、私たちの先祖が堕落することによって、
台なしにした罪状ゆえであり、
人類歴史上に恨みの血痕を残し、
先知先烈たちが死んだがゆえであることを知りました。
きょう、私たちの心の基準は高い位置にあるでしょうか?
その心を燃やして取り除いてください。
「私」の体と「私」の威信を掲げて、
神様を身代わりして
現れることを待ち望んでいるでしょうか?
お父様の性相の前に
面目のないこの体を打ち、
悲惨な立場におられたお父様であることを悟り、
お父様を呼ばうとする息子・娘たちとなるようにしてくださいますことを、
懇切にお願い申し上げます。
お父様!
今残った道にも、数限りなく続く
苦難の歴史が残っていることを知りますときに、
今日の不忠を、お父様の前に
頭を下げて申し上げざるを得ないものでございます。
願わくは、歴史の悲しみを
この一つの体に備えるよう許諾してくださり、
残された苦難のすべても、
この一つの体を祭物として
踏み越えるよう許諾してください。
お父様が安息することができ、
すべての嘆息を忘れて
喜びの一瞬を迎え、互いに抱き合い、
「わがお父様、わが息子」と呼ぶことのできる
その瞬間が慕わしいものでございます。
私たちがどのような犠牲と
どのような覚悟と
どのような悲惨な姿をもって
地上で生きるとしましても、
その忠節の一片丹心は
この地上に立てて消えることのできる
息子・娘となるよう許諾してください。
そのような道を行くことを覚悟している私たちですので、
お父様、
意に介さないよう追いやってくださり、
導いてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
新しい心と体をもって覚悟し
誓うことのできるこの時間となりますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・三・二九)

Saturday Jun 07, 2025
父の祈り 第202話
Saturday Jun 07, 2025
Saturday Jun 07, 2025
歴史的解怨のために先駆けさせてください
お父様は万軍のお父様であられ、
万宇宙の主人であられ、
全天下の権限を持たれた主人公であられましたが、
息子・娘たちが誤ったことによって、
このようにかわいそうな事情に処しておられますので、
そのお父様の心情を、
この時間私たちが分かるよう許諾してください。
私たちをして、
残された摂理の恨みの峠を眺め、
敗者のように
弱い者たちとならないようにしてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
哀れみのお父様!
愛のお父様!
きょう私たちの心情に、
お父様の約束のみ旨が生きているなら
保護してください。
お父様の前にひざまずき、大声で泣きながら
心情の祭壇を積む、
愛する息子・娘たちとなるよう
許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
私たちがお父様の前に現れるとき、
すべての困難を意に介さずに行くことを覚悟なさった、
イエス様のその寂しい心情を体恤することができました。
今、覚悟して立った私たちが抱いている
望みを、誇るべき時が来ましたので、
天の側に立って先駆けていくようにしてくださり、
天が残したかったものを
残せるようにしてください。
今、心情に心情を加えて、
お父様を慰労し、お父様のために闘うことのできる
真の群れをつかんでくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
歴史的な転換の気運が、
今日私たちに現れていますので、
私たちをして、
歴史的な解怨をする群れとならせてください。
お父様の立てたみ旨の前において、
自分が足りなさを感じなければならず、
逆境の中でもお父様を信じて
お父様の祭壇を建設しようとした、
モーセの心情を身代わりできる
息子・娘となるよう許諾してくださることを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
お父様の心配と
お父様の苦痛と
お父様の苦労は、
今日私たちがぶつかるものとは比較になりません。
無限の苦労の路程を歩みゆき歩みこられた
お父様の、その実情を
知ろうとする者たちとなるよう許諾してくださり、
無限の苦痛の道を歩まれる
お父様の性相を
知ろうとする者たちとなるよう、許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
今日私たちがぶつかっている憤懣やるかたなさ、
私たちが受けている非難、
私たちが受けている迫害、
このすべてのものを越えて立つことができるようにしてくださり、
私たちがどのような立場にあるとしても躊躇せず、
お父様のために進むことができるよう
お導きください。
このすべての事実を、私たちに
深く分かるよう諭してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、
最後の勝利の土台の上に立つ時まで、
お父様が
案じる心情をもって勧告してくださり、
そのすべてのものを意に介さない
息子・娘たちとなるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、
主のみ名によってお捧げ申し上げました。アーメン。
(一九五九・三・二九)

Saturday Jun 07, 2025
父の祈り 第201話
Saturday Jun 07, 2025
Saturday Jun 07, 2025
お父様のものとしてだけ動じ得るようにしてください
私たち自身を、
自分のものだと考える者と
ならないようにしてください。
私たちの心は私たちのものではなく、
動いている私たちの生命も私たちのものではなく、
望んでいる欲望も私たちのものではありませんので、
私たち自身を中心として推し量る心を持って、
天に対さないよう許諾してください。
お父様のものとして始まった私たちですので、
お父様のものとしてだけ動くことのできる
この時間となるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
私たちの心が
お父様のものとならなければならず、
私たちの体も
お父様のものとならなければならず、
私たちの主義主張も
お父様のものとなるべきことを知っておりますので、
お父様のものでないすべてのものは、
受け入れないでください。
私たちの心と体に、
お父様が願わない
悪の要素があるならば、除去してくださり、
お父様のものではない
すべての主義主張を除去してくださって、
ただお父様のものとしてだけ動じることのできる
この時間となるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
無数なるサタンが、
私たちの心と体を狙っていることを
知っております。
お父様が受け入れることのできない
罪の苦い根が残っているなら、
お父様!
顕現なさり、能力の権限をもって
再創造の役事を巻き起こしてくださり、
私たちの心がお父様の前に屈伏できるよう
天の役事を巻き起こしてくださることを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
天が動かれるとき
地が動かざるを得ず、
地が天に対して要求するとき
天が成してあげざるを得ないという事実を
知っております。
今日、真情なる心を持ち、真の心情で
天を自分のものとしてつかむために闘う、
天の息子・娘がいるでしょうか?
天のすべての事情を自分の事情として知り、
天の事柄を自分の事柄として知り、
天の理念を自分の理念として知り、
これをつかむために闘い、
これをつかむために辱められ、
これをつかむために追われながら、
一生涯を生きた者がいるでしょうか?
私たちがそのような立場にいないとするなら、
私たちは天の前に受け入れられない
犯罪者であることを、あからさまに告げることができますよう
許諾してください。
今、天がおられることを知り、
天のお父様がどなたであられるかを知りました。
お父様と私たちは
ある因縁を結ぶべき必然的な条件が
残っているということを知っていますので、
お父様、
きょうこのような心情を通して
天のお父様と因縁を結び、
お父様の悲しみを「私」の悲しみとして、
お父様の痛嘆と悲嘆を「私」の痛嘆と悲嘆として
感じられるよう許諾してください。
サタンと激戦を交えるために立った天的な行軍が、
この民族の前に現れるよう許諾してくださり、
この地上に現れるよう許諾してください。
六千年間天に対して讒訴した怨讐サタンたちを、
この地球上から追い出し、
お父様の恨みを解いてさしあげ、
お探しになった理想の園を早く早く建設できるよう、
許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・三・一五)

Friday Jun 06, 2025
父の祈り 第200話
Friday Jun 06, 2025
Friday Jun 06, 2025
お父様の勧告を貴ぶ子女とならせてください
選んだ群れを祝福なさった方もあなたでしたから、
これを成就させる方もあなたであることを知っています。
私たちの心の根本は善であり、
また善を通して動じることを知っていますし、
善の目的も、
歴史的な目的も、
摂理的な目的も、
お父様を中心として
一つになるものであることを知っています。
それゆえ、善の心霊を通して、欽慕する
理念的な頂点が結実されるよう
許諾してくださり、
その理念どおりになるために、
うまずたゆまず進むことのできる自分を立てる
この時間となるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
今、私たちの心がどの方向を向いており、
私たちの体がどこに向いて動いているのかを
察するよう許諾してください。
今、私たちの心が、
お父様を慕い、善を欽慕することに、
すべての精力を傾けられるよう許諾してくださり、
私たちの体が
善をつかむためにあえぎ、
焦るみ手を感じ、
お父様を呼ぶことができるよう許諾してください。
お父様をつかんで切に求めてきたのが、
六千年の歴史だということを知っていますので、
お父様の前に率直な自らを立てて敬拝し、
自分のすべての事情をありのままに告げ、
命じられる勧告を受けることのできる
この時間となるよう、許諾してくださることを、
愛するお父様、
懇切にお願い申し上げます。
人が「違う」と言う道に追い出される方も
お父様でしたし、
行くことの困難な道にお導きになられる方も
お父様でしたので、
お父様がこの道に責任を負ってください。
私たちは、ある人間の心によって
動いたのでもありませんし、
ある人間の事情に
引っ張られてきたのでもありません。
行くまいとしても行かざるを得ない
心の力に引かれて、この場まで来ましたので、
怠けないようにお導きください。
あなたがせき立てられる
勧告のみ言に気づかない私たちですので、
み言を悟って、
そのみ言の方向に向かって進むよう、
時間ごとに力の衝撃を加えてください。
そうして、
あなたに向かって進む過程で、
落後する人がないようにしてくださることを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
今、自分のすべてのものを
お父様の前に差し出せるように許諾してくださり、
私たちによってお父様の祭壇を
汚すことがないよう許諾してくださり、
誠心を尽くして
お父様の前に祭物をお捧げしようと、ひれ伏す
この時間となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・一・一八)

Friday Jun 06, 2025
父の祈り 第199話
Friday Jun 06, 2025
Friday Jun 06, 2025
お父様の愛による安息を捜させてください
お父様!
歴史の流れを多くの人間たちは知りませんが、
お父様が自ら摂理のみ旨を
営んでこられたことを
私たちは知っております。
きょうこの場のあなたの息子・娘たち、
今自分がどのような環境に処しているかを、
自ら批判するよう許諾してください。
体を捜すために、
体の安息を捜すために
生きている者がいるでしょうか?
心の安息だけのために
生きている者がいるでしょうか?
今から、お父様の愛によって
安息を捜すことのできる
息子・娘たちとなるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
これが、人間が行くべき
必然的な復帰の路程であることを知りました。
堕落によってこれを失ってしまったがゆえに、
信仰と実体とみ言と
愛を捜してさまよってきた人類歴史の前に、
凛々しく立ち上がることができるよう許諾してくださり、
天的な心情と
天的な愛と
天的な願いを持ち、
この地のすべての万物の前に
堂々と立つことのできる息子・娘となるよう、許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
お父様!
永遠なる生命をもって、
私たちの体と心を永遠に抱いてくださいますことを
懇切にお願い申し上げ、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五八・一二・一四)

Tuesday Jun 03, 2025
父の祈り 第198話
Tuesday Jun 03, 2025
Tuesday Jun 03, 2025
お父様を慰労してさしあげられる子女とならせてください
お父様!
私たちが生命を持ったとするなら、
その生命の原動力が
「私」一人で制限されないよう許諾してくださり、
み言の能力を持ったとするなら、
そのみ言が私たち一個人に
とどまらないよう許諾してください。
ひいては、そのみ言と生命の力が
民族を越え、世界を巻き込んで、
天と地を動かす力となることのできる
私たちとなるよう許諾してくださることを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
今、お父様を捜して立った私たち、
お父様はただ私たちが考えるように
栄光のお父様としてだけおられるのではなく、
十字架の峠をも越えておられるお父様であることを、
私たちは知りませんでした。
今日、
栄光の主を待ち望む人はたくさんいますが、
苦難の主に従っていこうという、
真の志を持った人がいませんので、
お父様、
かわいそうな人間たちを受け入れてください。
お父様!
今、祭物の峠を越えるべき私たちでございますが、
お父様が私たちを取り戻すために、
到底口では語ることのできない
苦労をしてこられたことを知るときに、
私たちはこの道を
行くまいとしても行かざるを得ないことを感じるものでございます。
残された歴史的なすべての負債を
蕩減すべき、全体的な使命が、
今日、私たちにあることを知っていますので、
私たちに足りなさがあるとするなら、
それを除去し、
負わされた使命を成就できるよう
許諾してください。
この民族のために、
あるいは世界のために、
あるいは天と地のために、先にこの民族を
お父様の前に立てることができるよう許諾してくださり、
また、そのようにしても残り得る
息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
六千年の歴史過程で残された、
罪悪のわめき声を聞いている私たち、
これからはアダムとエバの立場を経て、
新しい善の先祖たちとして越えていくべき
立場に立っているということを知っていますので、
現実のすべてのものを踏み越えて、
新しい世界を創建する
天の役軍として立ててくださいますことを、
愛のお父様、
懇切にお願い申し上げます。
今まで私たちを慰労なさったお父様を捜しました。
慰労を受けるために捜しましたが、
今からは慰労してくださるそのお父様の身代わりとして、
主にかえって侍ることのできる
私たちとなるよう許諾してください。
また、
この使命を成就するために心を砕いた
私たちのすべての能力が、
私たちの心にその望みが果たされるときまで、
残っていることができるよう、
お導きくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、
愛する主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五八・五・四)

Tuesday Jun 03, 2025
父の祈り 第197話
Tuesday Jun 03, 2025
Tuesday Jun 03, 2025
天宙を代表する真の子女とならせてください
愛のお父様!
イエス様が地上に来られたのは
「私」一人を捜すために来られたのだと思いましたが、
それがすべてではなく、
「私」の家庭のために来られたのだと思いましたが、
それがすべてではなく、
選民イスラエルだけのために来られたのだと思いましたが、
そうではありませんでした。
ある教派のために来られた方でもございませんでした。
イエス様は全被造世界の望みであったと同時に、
そのすべての価値を身代わりして来られたということを
私たちが知りましたので、
お父様、
そのように
全体を復帰すべき使命を持ったイエス様の前に、
今日私たちは
どのような心を持っているでしょうか?
「私」の家庭をつかんで死のうという人々とならないよう
許諾してください。
「私」の民族、
「私」の国、
「私」の世界をつかんで死のうという人とならないよう
許諾してください。
「私」が生きても天地を代表し、
「私」が死んでも天地を代表して死ぬ、
すなわち天宙の生死の問題をかけて、生きることのできる人と
なるよう許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
懇切にお願い申し上げます。
今日この被造万物の中に、
イエス様が復帰すべきみ旨が成されず、
嘆息のわめき声が残っているとするなら、
私たちによってそれを除去させてくださり、
イエス様とお父様まで安心させてさしあげ、
その心情まで通過して、
お父様と永遠なる因縁を結ぶことのできる
真の息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
そうして
歴史的なすべての恨みを解怨し、
解怨の慰労を受けることができるよう、
お父様、
許諾してくださり、
共に進むことができるよう許諾してください。
私たちが万事を忘れ、
天を賛美してさしあげられる
真の孝子孝女たちとなるよう許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げ、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五八・三・二三)

Saturday May 31, 2025
父の祈り 第196話
Saturday May 31, 2025
Saturday May 31, 2025
新婦のような立場で責任を果たさせてください
お父様!
寂しい者たちをご案じになられる
お父様の心情が分からず、
かえって今まで、私たちのもどかしさを
お父様の前に解いてくれと訴える、
不忠不孝な立場にあった私たちを
受け入れてください。
天の心情がこのように悲痛であり、
このようにもどかしいということを悟り、
おそれ多くも、お父様に
私たちの事情を申し上げることができないということを、
分かるようにしてください。
お父様!
それだけでも足りませんので、
お父様の心配、
お父様の気掛かりを、
今日の私たちの一身を通して
解いてさしあげられるよう許諾してくださり、
お父様の前に、
私たちのすべてのものを捧げられる
息子・娘たちとなるよう許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
懇切にお願い申し上げます。
今日私たちが、
天に対する価値的な条件を、
私たちの実際の生活圏内で
立てるために努力しておりますので、
お父様、
共にいてください。
私たちは
天の全体的な価値の条件を立てるにおいて、
私たちの犠牲を
喜ぶことのできない足らない者たちでございましたが、
これからはお父様の前に
無限に利用されながらも、
楽しむことのできる心を持った息子・娘となりますので、
お父様、
許諾してください。
そのような私たちの歩みを、
サタンも遮ることができないということを知っておりますので、
きょうもあすも、
私たちの心が変わらないようお助けくださいますことを、
愛するお父様、
懇切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちが
新郎であられるイエス様の新婦になろうとするからには、
新郎が心配すれば私たちも心配し、
新郎が闘えば私たちも共に闘い、
死のうと生きようと、新郎と共に動じるべき
立場に処している私たちであることが
分かるよう許諾してくださり、
闘いの過程を経て、
解放の恩賜の中で
お父様の栄光を歌う、新郎の楽しみを
体恤する新婦の立場に立ててください。
そうして、
失ったすべてのものを捜し、
お父様の栄光を
喜びをもって誦詠してさしあげられるひと日が、
早く早く私たちの生涯路程に、
私たちの生活に、
私たちの心の上に現れるよう、
許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五七・一〇・四)

Saturday May 31, 2025
父の祈り 第195話
Saturday May 31, 2025
Saturday May 31, 2025
強く雄々しい、心情的な息子・娘とならせてください
愛のお父様!
この者たちが、
アベルが叫んだ
哀願の訴えを聞くことのできる、
心情的な息子・娘となるよう許諾してください。
また、
アベルの血を身代わりして、
キリストがゴルゴタ山上で
血の祭物として捧げられるとき、
万民に語りたいみ言を語り尽くせず
恨みに徹したその心情を、
私たちの血を通して、
私たちの心を通して、
私たちの知覚を通して解くよう許諾してください。
歴史過程に来ては逝った
数多くの先知先烈たちの歩みが、
彼らだけの歩みであると思っておりましたのに、
今になってその歩みは、今日
私たちも歩むべき歩みであることを悟りました。
地上には多くの人がおりますのに、
取るに足らない私たちをお訪ねになり、
六千年の恨みを解いてくれることを望まれる、
あなたの事情を知る息子・娘となるよう
お導きください。
この地上には優れた人も多く、
立派な人も多く、
能力のある人も多くおりますのに、
足らない私たちをお訪ねになり、
「天の事情を知ってくれ」と語られる、
お父様の物悲しい事情を体恤することのできる
息子・娘となるようお導きくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
今日私たちは、
昔ヨシュアが強く雄々しかったのと同様に、
民族を身代わりして強く雄々しくなければならず、
世界を身代わりして強く雄々しくなければならず、
地を身代わりして強く雄々しくなければなりませんので、
お父様、
足らない私たちと共にいてください。
歴史的なすべての苦難を、
私たちの一身で
蕩減し、越えていくことができるよう
導いてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
死んでまた死んだとしても、
カナン福地を捜して入ってみせると言った、
ヨシュアとカレブのような
強く雄々しい群れが、世界のキリスト教徒の中から
早く早くたくさん現れるよう許諾してくださり、
天倫に基づく心情をもって
復活の生命の躍動感、
神様の生命の躍動感を感じ、
お父様と共に和動することのできる栄光のひと日を、
早く早く迎えられるよう
導いてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五七・六・二三)