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Thursday Nov 23, 2023
真の父母経 第336話
Thursday Nov 23, 2023
Thursday Nov 23, 2023
10 皆さんがみ言を聞けば、そのみ言に同化しなければなりません。悲壮な話を聞けば、心で痛哭しなければなりません。春になれば、芽が再び出てくるのと同じです。み言には、そのような能力があります。普通の言葉とは異なります。お父様がそのような心情的圏内に、周波をつくっておきました。そこに入っていけば、その何かが存在します。普通の人の言葉とは違うというのです。心に響いてきます。心に響けば、私自身がそこに占領されます。
お父様自身も、自分が語ったみ言を訓読すれば、数十年が過ぎているのですが、その境地にすぐ入っていきます。真っ暗な夜中に朝の太陽の光を願うのと同様に、四十年前、明るい太陽の光を探し求めていたのですが、今や正午に至り、影もない世の中になったのです。明るい天下になったというのです。世界を必ず天の国に変えることのできる力を、み言はもっています。
そのような時代が世界に広がれば、世界にはサタンがいなくなります。暗い世界はなくなるのです。地上・天上世界が光明の世界となり、神様の光を中心として愛することができる、愛の天地が連結されるというのです。そのような再創造の造化の能力をもっているみ言を発表したことが偉大なのです。
11 統一教会を創立したのが三十五歳の時です。み言集が六百巻を超えますが、統一教会を立てたその時のみ言も、数十年を経た今のみ言も、すべて同じ内容であって、そのみ言が上下したり、変化したりしたものがありません。それが偉大なのです。神様を中心として宣布したそのみ言の内容が、変わる世の中の曲折の中で、正面から衝突しようとしたのであって、逃げ出したり回避したりはしなかったので、お父様が有名になったのです。
12 皆さんがみ言集を読まなければ、霊界に行っても、お父様に会いにくることができないでしょう。地上で私がしてきたこと、関心をもって見渡して調査してみた内容が、み言集にすべて入っています。それを読まなければ、私が歩んできた蕩減復帰路程を発見することは不可能です。
イエス様について深いみ言を語りました。それをキリスト教の牧師が読んだとすれば、口を開いてお父様を「異端だ」と言うことはできません。そのような内容が入っています。一九六〇年代にそのようなみ言をすべて語ったのですが、今でも反対しています。お父様に対して反対する罪を犯すことは、二千年の歴史の勝利圏を形成したあらゆることに対して妨害するような、恐ろしいことなのです。
絶対視すべき訓読会の伝統
訓読会は、絶対視すべき生活の伝統の中の一つである。真の父母様のみ言を読み、生活の中でそのまま実践する決意と動機づけの機会だからである。特に、真の父母様が提示された家庭教会は、訓読会が中心となるため、訓読会を通してみ言を絶対視し、生活化する伝統を立てなければならないことを強調された。
13 霊界も肉界も、すべての家庭が祝福を受けたその時になれば、万国は、真の父母様のみ言の訓読会を通して、一つの地上・天上天国になるでしょう。神様が最も好み、神様が最も立てたいと思うみ言が、真の父母様のみ言です。国をつくり、あらゆる人に教育したいみ言が、真の父母様のみ言だというのです。
そうだとすれば、誰が訓読会を一番喜んだでしょうか。神様が喜び、お父様が喜ぶ訓読会なので、神様が訓読会のチャンピオンの中のチャンピオンであり、長子王の中の長子王であり、家庭王の中の家庭王であり、国王の中の国王だというのです。
ですから、そのみ旨に従うお父様は、神様に続いて二番目として、地上世界で訓読会の長子権、父母権、王権まで神様に代わって備えるのです。また、あらゆる人たちは、お父様に代わって家庭の長子権、父母権、王権を継承することができ、平面的に対等で公平な地上天国が形成されることを願っているので、誰もが喜ぶというのです。
14 統一教会で訓読会を一番熱心にする方が神様です。次がお父様であり、その次がお母様です。お父様が語ったみ言なので、すべて知っているのに熱心にするのは、皆さんと和合するためです。完全な主体の前に対象をつくってあげ、父母様がしていたことを皆さんもできるようにしてあげるために、訓読会をするのです。
いつも神様と共に訓読会をするのです。ですから、皆さんの父母たちと共に訓読会をし、兄弟たちと共に訓読会をすることが、どれほどの福か分かりません。それが、神様に侍って暮らすことなのです。
15 お父様が、み言を中心として審判されています。神様が裁判長になり、検事の論告を通じた、その論告に相違があるのかないのかという立場で、私が審判を受けていると考えるのです。あのみ言を実践したのかという問題をめぐって、そのようにしているのです。そこに引っ掛かる内容かあれば悔い改めなければなりません。
今は、六千年を総決算して越えていかなければならない時です。ですから、霊界に関するみ言を今、訓読するのです。これを中心として、お父様がそのような位置を越えていこうとしている以上、絶対信仰、絶対愛、絶対服従で一つになって越えていく時間にならなければならないので、再びこれを読んでいます。地上については私がすべて語りました。私が語ったことは、すべて行って語ったのです。実践して語ったので、その言葉がいつでも審判するのです。霊界に記録として残ります。
16 私は最近、み言を訓読しながら、感動するときがたくさんあります。誰かの話を聞くよりも感動するときが多くあります。私が語った内容をすべて知っているのに、涙を流すまいとしても涙が出てくるというのです。鼻を塞ぎ、涙をこらえようとすれば、目が泣き、目を塞げば心が泣き、心を塞げば全身が泣きます。口を塞げば心に血が流れ、心を塞げば四肢が感動するというのです。
その時は、私が泣きながら話をしましたが、今は笑顔で話をすることができます。そのような悲壮な峠を往来したのです。その幅がどれほど広いかと、感動したというのです。
17 私が語ったみ言を、私は知っています。どれほど深刻な歴史を経てきたか分かりません。血が沸き立つというのです。そのみ言は死んでいません。そのみ言を語った当時のことを思えば、今も痛哭するしかない神様です。そして、霊界にいるすべての指導者たちが涙を流す環境なのに、そのみ言の前に来て感動を受けない人がどこにいるかというのです。
18 統一教会の教会員たちは、訓読会の時間が慕わしくなければなりません。お父様自身がそうしています。訓読会の時間を慕わしく思っているというのです。すべて私が話したことであり、すべて知っていることなのですが、慕わしく思うのです。それは、千年、万年の生命の要素です。ですから、み言を抱き締めて夜を明かさなければなりません。一生の間、抱きかかえて読んだとしても味があり、そこに入り込んでそれを手離せないので、背負って歩かなければならないというのです。
19 霊界と肉界を統一したものがお父様のみ言です。訓読会のみ言です。これからは、霊界も肉界も、毎日のように訓読会のみ言を中心として、討論会をしなければなりません。訓読会は、毎日やらなければなりません。天地がそれを中心として、すべてがみ言の相対、み言の実体圏をどのように完成するのかが問題です。
それで、そのみ言に照らして、父親が誤れば息子が忠告しなければならず、妻が誤れば夫が忠告しなければなりません。上と下がありません。父母様の前に兄弟なので、兄弟圏で忠告できる時です。どの場においても、一人が出てきて、統一させるために訓読会をしなさいというのです。お父様が五十年前に語った話がそれです。毎日のように平準化教育です。み言を中心として、一生をそのように生きなければなりません。
その次に、自分が霊的体験をして、霊界を見て先祖たちに会って、霊界と交流できる環境をつくらなければなりません。ですから、み言を知らなければ通じません。み言をもって問い合わせてこそ、直接的に霊界や肉界が連結されるのであって、自分の考えが入れば通じないのです。

Thursday Nov 23, 2023
真の父母経 第335話
Thursday Nov 23, 2023
Thursday Nov 23, 2023
19 お父様は、谷間の道、険しい道、困難な道を崩し、神様を安らかにお迎えできる平地と高速道路を築いてきました。ですから、これから宗教がなくなるのです。真の家庭で終わります。真の家庭が生じ、真の父母がいて、真の夫婦がいて、真の子女がいればよいというのです。神様が訪ねてきて、「あなたたちと一緒にこの家で、永遠に暮らそう!」と約束してくださり、玉璽を押してくださることのできる家庭になれば、宗教は必要ありません。いかなる宗教も必要ないというのです。
20 霊界と肉界が今まで分かれていたので、これを埋めて、息子、娘から三代を中心として霊界と地上を動員し、祝福恵沢圏内に立ててあげるのです。それにより、霊界と肉界の一体圏をつくるのがイエス様の願いなので、それを代わりに実体として立ててあげる業をしているという事実を知らなければなりません。宗教は、家庭が安着することを最高の目標にしなければなりません。家庭が安着すれば、宗教という名前自体も外してしまわなければならないのです。それで、一九九七年四月八日に、「世界基督教統一神霊協会」の看板を外し、「世界平和統一家庭連合」の名称を四月十日から使用しなさいと言ったのです。家庭の定着です。
父母様が教えた内容で、心情的一体圏を中心として地上で安着する家庭は、天上に直接行くことができます。堕落のなかった世界、解放の世界、天国に入っていけるというのです。それは蕩減復帰の原則によってできるのであって、そのままではできません。その伝統的な縁、父母様が引き継いでくれた伝統思想を、自分の一族と子孫に残さなければならないというのです。
第二節 真の父母様のみ言と訓読会制定
真の父母様が残されたみ言
真の父母様は、生涯にわたって多くのみ言を残された。み言は、人類に残された貴い教えである。そのみ言には、神様の人間創造と救いの秘密をはじめとする偉大な原理が収められている。真の父母様は、一九九七年十月十三日に訓読会を制定され、み言を読んで生活化することを願われた。
1 お父様は歴史時代を経てきながら、たくさんの話をしました。個人についての事情、家庭についての事情、国についての事情、あるいは世界についての事情、天の国についての事情をすべて語りました。その語ったことがどこに行ってとどまっているかが問題です。神様の言葉は、必ず創造的な実体をつくっておかなければならないのですが、その語ったことの実体的対象がどこにあるのかが問題です。
それでは、語った人は、その言葉を自分の言葉として語ったのでしょうか、世界の言葉として語ったのでしょうか。その言葉は、自分のために語ったものではなく、世界のために語ったものです。その世界のための言葉が世界的な実体をもってこそ、世界のための言葉として、語った人も関係をもつことができます。それが成し遂げられなければ、関係をもつことができません。言葉は必ず主体的な根源となって、相対的実体と共に一つになってこそ、言葉の目的が成し遂げられるのです。ですから、語ったことが実体として成し遂げられなければなりません。
2 お父様のみ言は、一人で語ったものではありません。神様の代わりに語ったのです。ですから、教本と教材には個人の言葉は一つも入っていません。私が霊界と共鳴した立場で、天が語ったのです。その話を聞いて、私も悟るのです。私がみ言を語るとき、神様と霊界が協助し、天使世界が協助します。
3 解放後、最も多事多端だった政治、経済、文化の変化時代に、四十年間闘って、倒れることなく生きてきたあらゆる内容が、み言集に入っています。将来だけでなく、歴史時代のそのいかなる問題も、父母様が経てきたその道と比較すれば、何でもありません。
「ここには、百科事典のように、あらゆる勝利の方法が入っているので、この本を学べば、社会科学を学んだ王者になれる」と言うとき、学ぶでしょうか、学ばないでしょうか。科学技術から政治、経済、宗教、文化等々、語らなかったことがありません。今まで語ったことは、すべて意味があって語ったのです。このように見るとき、政治世界、経済世界、知識世界など、すべてのものが将来と通じなければならず、世界と通じなければならず、一つの理想世界と通じなければならず、権力構造もそこに通じるシステムを備えなければなりません。そのようにすることができなければ、いくらうまくやっても、滅びてしまうのです。水も、とどまっていれば腐るというのです。
4 真の父母を知らなければなりません。真の父母とは誰でしょうか。真の父母をみな知らないというのです。皆さんは真の父母を知らないので、み言集を読まなければなりません。そこには、途方もない内容があります。その内容を、どのようにしてすべて自分のものにできるのでしょうか。既にあらゆることを教えてあげました。み言集を読まなければなりません。皆さんの生命以上に、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙以上に必要だと考えなければならないのです。
ハーバード大学の図書館の本にもありません。いくら探し求めてみても、そこには統一教会で教えてくれる内容のようなものはありません。そのような価値はないということです。そのようなものは、消えなければなりません。
しかし、み言集が残っていれば、いつでもその内容を反復して読むことができます。ですから、一生懸命に学ばなければなりません。そうすれば、高い次元に連結されるのです。
5 お父様のみ言を見れば、五十年前に語ったみ言も、今語ったみ言も、同じです。それが驚くべきことなのです。青春時代から老年時代まで、波瀾万丈な受難の道を経てきましたが、その時の、そのみ言を成し遂げていくのです。お父様の言葉は流れていきません。永遠に問題になります。文人世界でも問題になり、芸術世界でも問題になります。
お父様は、多角的な面で素質をもった人です。文学的な面では、長編小説を毎日一編ずつ書くことができる能力をもっている人です。監獄に入っていって、そのようなことをしました。詩的感情が豊かなのです。
また、革命的な言葉を使うことができます。み言集を読んでみると、想像できない言葉がぽんと飛び出して連結されていきます。革命的です。理論的なだけではありません。いくつかの峠を飛び越えていって、連結させておいたのです。そのようなことをすべて知っている人です。
6 五十年前に語ったことも、今語ったことも、すべて同じです。同じ内容で話しました。神様は永遠です。ですから、何億万年が過ぎても、語ったその内容は同じです。同じ基準を中心として語ってこそ、歴史的な神様、過程的な神様の悲しみを解怨できる息子の相続権をもって、神様を解放できるのです。自分勝手に語った言葉ではありません。
私の思いどおりに語ったのではありません。み言を語るときは、絶対に私一人では語りませんでした。神様が先に語るまでは、口を開かなかったのです。ですから、このみ言が偉大なのです。このみ言を語れば、本心が湧き出てきます。
お父様自身が昔、話していたその境地に入っていくようになれば、その時の心情とその時に霊界から協助していた霊力が縮小されて入ってきます。その縮小されたものを全世界の家庭がそのような思いをもって霊界に送ることによって、縮小された心情が世界をカバーできる拡大心情圏、核心圏が連結されるのです。そこには、再創造の能力が介在した力があるという事実を知らなければなりません。訓読会を嫌だと思う人々は、その心霊状態が欠如しているのであり、病弊が生じて堕落し得る根源が不用なところに出てくるというのです。
御飯よりもおいしく、何よりもおいしくなければなりません。時間がないので、そこまでやりませんが、たとえ二十四時間、何年続けるとしても、「これを一気に、一さじの御飯のようにのみ込んでしまわなければならない」という思いをもって、訓読会に臨む姿勢を整えなければなりません。
7 お父様は、どこに行ってみ言を語ろうと、その環境に合ったみ言を語ります。ですから、あらかじめ説教の準備をしてみ言を語るのではありません。その場で、霊感によって語るのです。それが違うというのです。今までの記録を読んでみれば分かるはずです。み言は、すべて同じ内容のようですが、前後が違うのです。行く道が違います。ですから、ある面から考えてみれば、難しいと言えば難しいのです。
今後、み言を勉強しようと思えば、精誠を尽くしながら勉強してこそ、よく解けるのです。そのようにしても、ある題目に来ると解くことができず、ある題目では理解できないほど飛躍したり、ストップしたりします。皆さんがそのようなものを理解しようとすれば、祈らなければなりません。
8 私は、原稿を書いて語る人ではありません。原稿なしで上手に語る人です。神様がそのように訓練させました。どこに行っても新しい創造をするのです。創造できる原本が神様なので、神様と共に一つになって発表したのです。ある時は、語っていて間違うと、舌が回らなくなります。間違えば分かるのです。挙動が不自然になります。そのようにして発表したみ言です。誰もそれを占領できません。
ですから、聖日に説教をしても、五分前まで題目を決めさせてくれません。それは、どれほど苦しい境地か分かりません。死刑場に出ていくのと同じです。ですから、深刻なのです。何も準備せずに出ていき、口を開き始めると、天下のあらゆるものが夢中になるのです。そのような役事をした原本の記録がみ言です。
9 お父様自身は、いい加減にみ言を語りませんでした。聖日のような時に話をすれば、五分前まで題目が見つかりません。本を見て参考にしたり、歴史的な人物たちが語っていたことを題目にもってきてつけたりしてはいけないというのです。純粋に天のものとして残さなければなりません。
ですから、訓読のみ言は生きています。そこに一致さえすれば、復興するのです。夜であれ早朝であれ、時間と季節を克服し、時代と世紀を克服して、み言が生きているというのです。活火山と同じです。きっかけさえあれば、炎が噴出するのです。

Thursday Nov 23, 2023
真の父母経 第334話
Thursday Nov 23, 2023
Thursday Nov 23, 2023
真の家庭運動と家庭連合の活動方針
「世界平和統一家庭連合」は、真の家庭を基盤として、人類の救いと世界平和を実現するために創設された。それゆえ、真の父母様は、創造本然の理想世界である地上天国と天上天国を実現するために、祝福結婚を通した真の家庭運動を、世界的に展開されたのである。さらには、宗教間の葛藤と紛争が世界平和の実現において最も大きな障害物になると考えられ、宗教間の和解と連合運動を継続的に展開された。
10 祝福を受ければ、「世界平和統一家庭連合」に加入しなければなりません。それが氏族メシヤの責任です。それで、「世界基督教統一神霊協会」はなくなり、「世界平和統一家庭連合」になるのです。それは、堕落する時に(本然の)家庭を失ってしまったからです。家庭がサタン側の地獄に回りました。今のこの時に、真の家庭を中心として直接主管圏に連結されます。真の父母を中心として完成するのです。ですから、祝福家庭と真の父母の家庭が一つになるのです。何によって統一されるのでしょうか。それが氏族メシヤです。
国家と連結されて、神様と真の父母と一つになることによって、間接主管圏から直接主管圏に連結されるのです。一つの路程です。そのようになることで統一が起きるのです。祝福を受ける前までは、堕落した世界の血統です。しかし、統一教会の名で祝福を受けるようになれば、「世界平和統一家庭連合」に移行するのです。間接主管圏と直接主管圏は異なります。心情的変化と生活的変化を起こして、地獄世界をすべて清算して越えていかなければなりません。
11 祝福結婚式は、三十六、七十二、百二十四、四百三十、七百七十七、千八百、六千、六千五百双に拡大し、三万双まで行いました。これによって、横的に全世界を祝福できる時が来たのです。それで、三万双を祝福したのちに三十六万双を祝福し、今は三百六十万双を越えて三億六千万双まで祝福するのです。これが、家庭を取り戻してくるための十二の真珠門、十二の峠です。今や、失った家庭を取り戻してくるための十二の峠を越えて、世界の家庭の平準化が成し遂げられ、堕落のない自由祝福圏の時代に入ってきました。
今は世界次元の時代です。世界家庭時代が開かれたというのです。家庭と家庭が、すべて平面的に同じ価値をもつのです。ここには境界線もなく、国境もなく、すべて水平です。ここには、(天のものではない)何かの習慣や、異なる文化や、異なる伝統はありません。サタンの反対がないのです。今までは、父母様が世界的な家庭を祝福してあげれば、すべてが反対しました。
家庭を収拾することは、政治、経済、文化、教育をもってしても不可能です。軍事力でも不可能です。それを解決できる人は、父母様しかいません。今や、いくら私たちに反対したくても、できないのです。ですから、誰でも超階級的に歓迎できる環境ができたので、歓迎するのです。「世界基督教統一神霊協会」は、サタンを除去する時まで必要です。今ではもうサタンがいなくなるので、「世界平和統一家庭連合」は、世界の青少年と家庭を再び糾合し、本然の世界に向きを変えておこうというのです。
12 父母様が立てておいた全体の組織は、真の家庭を中心として、家庭祝福をするための活動に、すべての力を注がなければなりません。私たちの総目標は、家庭祝福です。全体の方向性、全体の団体の一つの標準は、家庭連合拡張運動、挙国的な拡張運動です。
私たちがここで氏族的基盤さえ解決すれば、挙国的編成が自動的に成し遂げられるようになります。そうすれば、民族が生きることができる道が存在するのです。国が滅び、思想の伝統が崩れても、(本然の)家庭さえ生きれば問題ありません。今は、そのような時です。
13 最近は「地球村」という言葉を語ります。地球家庭時代に向かっていくのです。地球村ではなく地球家庭です。今日、「家庭連合」が出てきたことに対して、相対的な世界を形成しているのです。神様のみ旨を中心として「家庭連合」が出てきたので、世界の環境が相対的に形成されなければなりません。これが対等な時代に入ってきたので、始めさえすれば一時に世界化されるのです。夢のような話ではありません。この死亡の世界は、行く道がありません。しかし、統一教会は、中心がきちんと組まれているので、栄えていくのです。
それでは、栄えていく世界を受け継ぐことができる家庭的姿勢を備えるためには、どのようにしなければならないのでしょうか。神様の愛の対象圏を備えなければ、その世界と関係を結ぶことができません。ですから、これを追求するに当たって、一つ一つ分析して、至らないものは除去し、ここに家庭と国家的な内容を備えて、進んでいかなければなりません。これが家庭生活の信条です。
14 皆さんの家庭は、天地の王に侍る標準的な伝統を立てなければなりません。これは、家庭連合から始めなければなりません。言葉だけではないのです。ですから、入籍した家庭は、天地父母が苦労した創造理想をそのまま丸ごと受け継ぎ、自分の家庭に定着させなければなりません。ここから、千代、万代、国と天宙に連結される愛の泉が始まるのです。そのような意識をもって生きなければならないというのです。
原理のみ言と父母様の生涯のあらゆる記録を天理の根本と考え、そこに符合する生活をしなければなりません。自分の日常生活、家庭生活から、世界のどこに行っても、その本源的事情やその姿が乱れてはいけません。家庭の王になったので、家庭の王に侍り、氏族の王から国の王、世界の王、天地の王の位置に王権を解放することによって、その上に君臨してこそ、天地父母の王権が全体解放されるのです。個人・家庭・氏族・民族・国家・世界・天宙・神様時代の解放圏が広がるのです。それで、(韓国では)統一教会の看板を下ろしました。これからは「世界平和統一家庭連合」です。
15 もはや宗教圏時代ではありません。それで、「世界基督教統一神霊協会」を解消しました。これからは「世界平和統一家庭連合」の時代です。
宗教ではなく、神様の家庭を探し求めようというのです。これに対して否定する人はいません。
お父様は、一対一で整備して蕩減路程を行ったのです。何百倍、何千倍になる蕩減の道を開拓してきました。そうして、神様を解放することができました。愛の鎖を結びつけて、断ち切ることのできない連帯関係にしたのが「世界平和統一家庭連合」です。
16 宗教が定着する所は、神様の家庭です。エデンの園で失った家庭を取り戻すために、宗教が出発しました。それで、統一教会で、神様と連結させる真の愛、真の生命、真の血統を中心として、祝福式を行ってきたのです。そのあとからは、宗教圏を越えていくのです。ですから、「世界基督教統一神霊協会」はなくなり、「世界平和統一家庭連合」を中心として進むようになります。真の愛、真の生命、真の血統を中心として、家庭が定着するようになれば、宗教の責任は完結するのです。
17 「世界基督教統一神霊協会」の看板をなくし、「世界平和統一家庭連合」を創立しました。平和は、統一がなされなければなりません。それで、「世界平和統一家庭連合」です。神様の核心的な思想が定着するのです。そして、統一しようとすれば、和合しなければなりません。平和は、水平になって和合しなければならないというのです。
キリスト教の教派の和合ではなく教団の和合です。キリスト教は一つの群れではなく、互いに争い、そして、仏教と儒教が争っています。教団の和合、国家の和合の基準は、統一教会が安着を願っている家庭です。その世界の平和統一家庭だというのです。
国と国、教派や教団の争いに火を付けにいくのではなく、いくら苦労をしても、一つにしようとしています。教派と教派が一つになるようにするのです。そのように一つになれば、世界が一つになるというのです。
18 「世界平和統一家庭連合」が宗親連合と国家連合へと大きくなっていかなければなりません。家庭連合と宗親連合さえ終われば、その中には国もあり、世界もあります。ですから、宗親連合が重要です。
これから宗教も必要なくなります。神様に侍って暮らす家庭なので、宗教は必要ないというのです。ですから、神様の創造理想的な家庭が定着しなければなりません。

Thursday Nov 23, 2023
真の父母経 第333話
Thursday Nov 23, 2023
Thursday Nov 23, 2023
第一章 「世界平和統一家庭連合」の創立
第一節 「世界平和統一家庭連合」の創立とその背景
創立の背景と意義
真の父母様は、一九九四年五月一日、韓国の「世界基督教統一神霊協会」の創立四十周年を迎えて「家庭盟誓」を宣布され、続いて十月九日、「世界平和統一家庭連合」を結成すると発表された。一九九六年七月三十日には、アメリカのワシントンDCで「世界平和統一家庭連合」創立大会を開催された。そして、一九九七年四月十日から、「世界基督教統一神霊協会」を「世界平和統一家庭連合」へと名称変更することを指示された。創造本然の理想世界は、宗教を基盤とするのではなく、理想家庭を通して成し遂げられることを闡明(せんめい)されたのである。
1 「世界平和統一家庭連合」の創立は、アダム家庭で失敗した母と息子、娘を糾合し、祝福の位置に導くためのものです。祝福の家庭的時代を中心として、これから氏族的時代、親族時代に越えていくのです。「世界基督教統一神霊協会」の時代は、アダム家庭を復帰してくるための時代でした。そうして、アダム家庭を一元化して、宗親連合を求めていくのであり、宗親連合が連結されれば、国家連合を求めていくのであり、国家連合は世界連合を求めていくのです。そのような大転換期に入ったので、統一教会はなくなり、「世界平和統一家庭連合」に転換するのです。
2 今の時代は、統一教会が個人を収拾し、家庭、氏族、民族、国家を収拾する時です。一つの国を収拾すればよいのです。それが国連国です。私たちが国連機関を収拾すれば、すべて終わるのです。韓国の南北統一も重要であり、アダム・エバ国家が一つになることも重要ですが、そのような時代はすべて過ぎ去ります。
「真の父母と成約時代安着」という言葉を語るのは、世界のどこに行っても反対できない本然のアダム家庭が、世界的代表家庭として登場したからです。それによって、父母様の家庭を主体として横的に一つになる運動を起こすことができるからです。一時に地上で個人、家庭、氏族、民族、国家を編成することによって、堕落していない本然の天国が実現されるのです。
アダム家庭が失敗したことを、イエス様が国家的基準で成し遂げようとして失敗することによって、世界的に延長されました。ですから、再臨時代に真の父母様が来て、偽りの父母から拡大した世界を、真の父母の門を通るようにするのです。今まで蕩減条件を通してサタンを除去したので、この門を通して、反対に家庭を編成できる段階に入っていくのです。家庭さえ編成すれば、氏族、民族、国家、世界の編成は、一時に自動的に成し遂げられるようになります。そのような時だというのです。協会創立四十周年を越えたので、「世界平和統一家庭連合」を創立するのです。
3 「世界基督教統一神霊協会」がなくなったことを寂しいと思うのではなく、「世界平和統一家庭連合」ができたことをたたえなければなりません。今までは個人救援でしたが、これからは、家庭救援から親族救援と国家救援が成就するようになります。これは必然的な結果であると言わざるを得ません。私たちは、家庭教会時代である成約時代に入ってきました。旧約時代と新約時代は、家庭がありませんでした。ですから、家庭連合が必要なのです。高次元の宗教です。
家庭基盤が全世界人類に連結され、自動的に氏族的家庭教会、国家的家庭教会、世界的家庭教会へと大きくなりました。天国、理想家庭がここにあります。理想氏族、理想国家、理想世界、理想天宙、神様の創造理想が地上と天上で完成したのです。すべて終わりました。ついに神様まで解放されたのです。
4 小さなことから始めたとしても、天的に締めくくらなければなりません。そのようになれば、過ぎ去っていっても、損害になることはないのです。これまで「世界平和連合」と「世界平和宗教連合」、そして、「世界平和女性連合」を立てたのですが、これらの組織を編成して「世界平和統一家庭連合」に進むのです。そのようになれば、その家庭の息子、娘まで付いてきます。家庭をモデルとして、愛を中心として全体を着陸させるのです。そうして、創造理想的な定着地として、男性が定着でき、女性が定着できる定着地をつくらなければなりません。
子女たちが経ていくことのできる基盤を築いておくことによって、あらゆる闘争歴史の原理的な道を経ていきました。今まで、万民が渡るべき数多くの橋を前にして道を築いてくることによって、家庭が自然に顕現できる目的地に行って、帰着せざるを得なくなったのです。
5 「世界基督教統一神霊協会」から「基督教」を抜いてしまい、「世界平和統一家庭連合」をつくりました。旧約と新約を中心としてこそ、成約が成立します。イエス時代に完成できなかったことを、再臨主がこの地に来て、再び型をすべて整え、旧約時代と新約時代を中心にサタンが讒訴できない条件をつくっておき、その上で成約時代が出発しなければならないからです。キリスト教が反対する中で、それでも仕方なく、キリスト教を背負って歩んでこざるを得ませんでした。
6 アダムとエバが堕落する前は、その体も神様のものであり、愛も神様のものであり、所有も神様のものでした。心情圏も、今後、天を中心としてもつようになっています。したがって皆さんは、結婚する前に、血統復帰、所有権復帰、心情圏復帰をしなければなりません。そのようにしたあとに、結婚するのが原則です。
それを今から四十年前に話したとすれば、「文総裁は洗いざらい、丸ごとのみ込もうとする」などのうわさが立つので、今まで保留にしていたのです。それで、家庭連合をつくることができませんでした。今では世界が信じることができ、何を話しても理解できるようになったので、家庭連合を通してこれをすべて譲り渡そうと思うのです。ですから、「世界平和統一家庭連合」をつくらなければならないということを知らなければなりません。
祝福家庭のすべての人は、家庭連合要員にならなければならないのです。「家庭盟誓」に引っ掛からないよう、もう一度姿勢を正さなければなりません。それは、父母様もできず、神様もできません。皆さん夫婦、それぞれの責任です。アダムとエバの家庭自体を収拾して復帰の勝利圏を形成し、天の国の血族圏に加入しなければなりません。これは、堕落した人間として復帰していくべき原理的な結論です。
7 家庭は根です。根がすべての原則にならなければなりません。家庭を平面的に見れば、サタン側の(天使長)家庭と天の側の天使長家庭があります。(このままなら)地獄に行く天使長家庭と天の側に戻ることができる天使長家庭の形態があるのですが、これがアダム家庭に伝授されなければなりません。ですから、これからは家庭連合に加入することが、堕落した人間としての希望です。また、真の血統を伝授される祝福の基盤をもつことが、堕落した人たちの最高の希望なのです。何代目にその位置に立つかということは、皆さんの公義の基盤を通して決定されるでしょう。
8 人類は、歴史時代を経てきながら平和時代を探し求めてきましたが、「統一」を知りませんでした。「平和」だけができてもいけません。中心がないのです。ですから、「平和統一」にならなければなりません。それで、「世界平和統一家庭連合」が出てきたのです。
その家庭は、世界を代表し、天地を代表します。平和という水平だけができても、中心をつかむことができないのです。中心というものは、九〇度に合わなければなりません。そのような全体の内容の複合的な結論が「世界平和統一家庭連合」です。
平和だけでは何の評価も出てきません。主体がなければなりません。ですから、愛する孝子の道、忠臣の道、聖人の道、聖子の道を行かなければならないのです。これを成し遂げなければ、父母が解放されず、国が解放されず、世界が解放されず、天地が解放されません。その上に水平が形成されてこそ、そこから解放が始まるのです。
9 今、争いをしているすべての国、先進国と発展途上国の間には、とても大きな国境線が存在します。東洋と西洋には、文化の違い、精神文明と物質文明という違いがあります。南北間には、貧富の差があります。この違いによって谷間ができました。谷間ができたので、こちらと向こうに分かれたというのです。谷間と言えば、この山であるとかあの山であるとか、必ず二つの山を中心として谷間ができます。ですから、その谷間をどのように水平線にするのかというのです。また、山は大概、国境線になっているのですが、これをどのように平地にするのかというのです。統一教会では、「世界平和統一家庭連合」を語っています。世界を一つにしようとすれば、まず平和が成し遂げられなければなりません。「平和」は、平たくなって和することを意味します。北方に暮らす人、南方に暮らす人、東方に暮らす人、西方に暮らす人はもちろん、先進国であれ発展途上国であれ、優れていようといまいと、老若男女を問わず、すべて水平にならなければなりません。水平から始まるのです。
そして、水平になるだけではいけません。平和世界になるだけではいけないというのです。必ず相対がいなければなりません。平和の世界と統一の世界にならなければならないのです。世界は、平和を願い、統一を願います。世界平和統一をして、行くべきところは「家庭連合」、すなわち、家庭に定着しなければならないというのです。

Wednesday Nov 22, 2023
真の父母経 第332話
Wednesday Nov 22, 2023
Wednesday Nov 22, 2023
第十二篇 「世界平和統一家庭連合」の創立と女性時代の摂理
真の父母様は、「世界基督教統一神霊協会」を創立されてから四十年目となる一九九四年五月一日に、世界平和統一家庭連合時代を宣言され、すべての家庭が守るべき指針である「家庭盟誓」を制定し、宣布された。真の父母様は個人救援時代を過ぎ、家庭を通した天国実現の時になったと考えられ、「世界平和統一家庭連合」を発表されたのである。そして、一九九六年七月三十日には、アメリカのワシントンDCにおける「世界平和統一家庭連合」創立世界大会を通して、満天下にこれを宣布された。また、一九九七年十月十三日には、訓読会を制定され、訓読会を通してみ言の伝統を相続し、生活化することを願われた。
真の父母様は、一九四五年、公式路程を出発されて以降、蕩減復帰を通じた救援摂理を導いてこられた。しかし、一九八九年、愛援摂理時代と八定式を宣布されることにより、世界人類は蕩減の必要がない時代に進入したと語られた。これによって、長子権を復帰した八定式の基台の上で、「天父主義」時代が開かれた。このように、恨に満ちた歴史的蕩減路程を歩まれ、一九九一年七月一日、「神様祝福永遠宣布式(七・一節)」を挙行することで、全人類に永遠の祝福を宣布されたのである。さらに、新千年紀を前にして、一九九三年一月三日、新約時代の完成と成約時代の出発を宣布され、成約時代の出発とともに、還故郷を通した氏族(的)メシヤ活動を本格化し、祝福家庭が摂理の先頭に立って導いていく時代を迎えたことを明らかにされた。
また、真のお父様は、一九九〇年三月二十七日、アメリカで挙行された第三十一回「父母の日」の記念礼拝で、「女性全体解放圏」を宣布され、真のお母様を第二教主として発表された。
その上で真の父母様は、一九九二年四月十日、「世界平和女性連合」創設大会を開催し、「世界女性時代の到来」を宣布された。このときから、初めて全人類の前に公に登場された真のお母様は、韓国と日本、アメリカなど、世界の至る所を巡回しながら「世界平和女性連合」創設大会を主宰し、女性解放を宣言されたのである。また、一九九九年六月十四日、世界八十ヵ都市で真の家庭世界化前進大会を終えたのちに、真のお父様は、真のお母様に表彰牌を授与された。これは、真のお母様が真のお父様と共に、すべての摂理を共同で導き、復帰摂理を締めくくっていくに当たって大きく寄与し、勝利したことを公表されたものである。

Wednesday Nov 22, 2023
真の父母経 第331話
Wednesday Nov 22, 2023
Wednesday Nov 22, 2023
真の父母様を中心とした霊界大革命
真の父母様は、地上における摂理を完成、完結、完了されたが、このような摂理は霊界においても続いていくようになる。
地上・天上世界の完成は、ただ真の父母様を中心としてのみ可能であるという点で、いち早く地上ですべきことを締めくくられた真の父母様は、「霊界に行って、霊界整備のための大革命をしなければならない」と語られた。
7 余生が長くないことを知っているので、(霊界に)行く前に、地上ですべきことの終着地を明らかにしなければならず、天の国に人が暮らすことのできる新開拓地を準備してから行くべきことを、皆さんは知らなければなりません。ですから、お父様は、このみ旨に対して熱心に取り組むことよりも、未来において、霊界に行って大革命をするための準備をしなければなりません。
数千万年積もったその世界を、本然の形態に整えるための革命をしなければならないのですが、その革命は神様もできず、天使世界もできません。聖人や賢哲が行っても、身動きができず、囹圄(牢獄・獄舎)の身として生きてきたその環境を、どのようにして天上天国に、平和な福地の灯台のような世界にするのかというのです。そこには、世の中よりさらに多くの複雑な革命的基台が待っています。
8 五十年前にお父様に会った人々は、今までの五十年間に、お父様がしたこと以上の変化をもたらすことはできませんでした。しかし、皆さんの二世、三世たちは、このみ言をつかみ、霊界の実相を知るようになれば、夢中になるでしょう。今や手を振り払って(霊界に)行っても、私に対して「地上に帰ってきてください」とは言えない基盤を築きました。韓国が回っていき、アメリカが回っていけば、お父様の仕事は終わるので、霊界に行って再び第二革命をしなければなりません。
堕落していないアダムとエバ、直系の一代祖を中心として、万国の中心メシヤのような立場で責任を果たすすべてのことや、神様に侍って孝子、忠臣、聖人、聖子の家庭の道理を果たせなかったのですが、再びそれ以上の伝統をつくらなければならない責任があります。地上に対する革命をしておいてから行かなければなりません。不完全なものを残しておいて、霊界に行くときにそれが付いてきてはいけないので、また、新しい革命課題が残っているので、行くべき道を急がなければならない立場にいるというのです。
9 興進君をはじめとする四人の息子、娘を霊界に送りましたが、彼らは今、お父様が霊界に来ることを願うでしょうか、自分たちが地上に行くことを願うでしょうか。お父様は、彼らが地上に来ることを願うでしょうか、父が上がっていって、神様に侍ることを教えてあげられれば良いと思うでしょうか。どのようなことを願うと思いいますか。
息子の位置は息子の位置であって、父母の役割はできません。地上を見つめ、成し遂げられることを願って協助しています。息子が天上世界で、地上のゆえに天の父母に侍ることができませんでしたが、父と子女が一つになって侍ることのできる道をつくらなければ、神様の解放、再臨主の解放圏が天上世界では成就されないという結論になります。
ですから、私は皆さんのために、早く霊界に行かなければなりません。霊界に行けば、そのような内容を知っているので、革命を起こすでしょう。サタンは、蕩減復帰して霊界に入ってきた家庭に、何の条件も提示することができません。したがって、お父様の命令一下、すべて革命を起こすことができます。地獄に行っている人々を、天国に連れていくことができるというのです。
10 霊界ではみな、お父様が早く来て、霊人たちを収拾してくれることを願います。みな待っているというのです。皆さんは、私が長く生きれば良いと思うのですが、霊界ではそのようには考えません。今や仕事は終わりました。霊界もよく知っています。地上はいずれにせよ、通過装置です。私が霊界に行けば総動員です。
地上を整備しておいたので、今からは天上を整備するのです。地上整備はすべてしたので、いつ逝っても問題ありません。天上では私を迎える準備を、一〇〇パーセントして待っているでしょう。地上の完成も、天上の完成も、お父様によって可能なのです。夢のような話をしていますが、それは事実です。
11 霊界に行ってすることとは何でしょうか。堕落する前に果たせなかったことを果たした立場に立って、新しい天地に統一天宙世界をつくるためには、霊界に行ってまた革命をしなければなりません。
そのためには、皆さんが地上で間違いなく一つになって、真の父母と共に一体化しなければなりません。そのようにしてこそ、二つを中心として分かれていた父子の間が、完全に一つになります。天上世界でも、分かれ得る立場において一つになることによって、サタンは完全にいなくなり、統一的創造本然の理想の位置に行って継ぎ合わせることができるのです。傷はありますが、合わせて、新しい出発ができるというのです。
12 私は、いつ逝くか分かりません。私は自分の行く道に対して、八〇パーセントは目星をつけています。どのように生きなければならないかについてです。二〇パーセントに対しては、教えてくれなくても、私が開発し、摂理の道を正してきた内容があるので、心配もしていません。
霊界に行けば、複雑なすべてのこと、忘れてしまった人々まで探し出して、再び教育しなければなりません。そのようにしなければ、霊界で怨讐視するのです。真の父母ではなく、偽りの父母だったと宣伝するというのです。彼らを忘れてしまうのは、ある一時において、私がより価値あるものとして記憶するためです。世話になったことを、私は忘れません。自分が置かれる立場のことはすべて忘れることができますが、世話になったことは何百倍、何千倍、返してあげようとするのです。
13 霊界を知らない人は、かわいそうな人です。限りなくかわいそうです。それを知れば、批判することができません。幾重にも塞がったその道を、どのようにかき分けていくのですか。
私が霊界に行けば、霊界を大革命するでしょう。切ってしまうものは切ってしまい、道が塞がっていれば道を造り、トンネルも通すでしょう。霊界では、私が来ることを願っています。行けば、何千年もの歴史が飛んでいくのです。知らずに生きる人は赦しを受けますが知っているのに知らないふりをした人は、そのみ言に対して責任を負わなければなりません。天が見つめている度量、見つめる観点がどれほど高く貴いかと思うとき、それと比べて自分自身はどれほど卑しいでしょうか。その差を埋める道がないというのです。
14 皆さんは、霊界、今後行く所について何も知りません。私が霊界に行けば、革命を起こすでしょう。今まで地上で(お父様に)付いていくことができませんでしたが、そのようなことは問題にもなりません。何段階、何百段階、飛び越えていかなければならない、そのような革命が待っているのです。ですから、霊界に行っている人々を地上に送るでしょう。地上を経てきなさいというのです。
15 私が霊界に行けば、霊界をそのままにはしておきません。大革命が起きます。革命が起きれば、霊界にいる人は、どのようになるでしょうか。皆さんが先頭に立って、そのような風を起こしておきなさいというのです。どれほど重大な問題か分かりません。
統一教会員たちの中で誰が熱心か、霊界で選出するのです。「あの人よりも前に立とう」と言って競争するのです。競争が起きなければなりません。国家基準を越えていける環境になり、摂理的に見るとき、七〇パーセント以上、私たちが思いどおりに主管できる時代に入りました。ですから、自分の一族を祝福してあげるのです。

Wednesday Nov 22, 2023
真の父母経 第330話
Wednesday Nov 22, 2023
Wednesday Nov 22, 2023
天地解怨秋夕節(二〇〇五・九・一八、アメリカ、イースト・ガーデン)
47 天地の天総官、天を代表した興進君が、真の父母様の前にきょう、二〇〇五年九月十八日を祝い、記念する場で霊界メッセージを報告したので、皆さんはその内容を知り、代表者として、この天地解怨秋夕節を受け取ってくれることを願います。天総官興進君が報告した内容は、皆さんを身代わりし、霊界と肉界を身代わりして宣布する言葉であり、その宣布された内容は、興進君と皆さんが一つになって、祝福家庭の一切、地上・天上世界のすべて、また残りの全人類が、そこに同参できる特別な恩恵を許す宣布であることを知らなければなりません。天が勝利したその基盤の上で、天地父母が万世の勝利の覇権をもたらして、全体、全般、全権、全能の行使を完結できるときに、皆さんがこの上ない精誠、一心、一体、一念をもって、内外の家庭と国と世界を公開した立場で、皆さんが代わりに生畜の、祭物の一団体として奉献し、天の解放と地の解放を宣布する記念の日のこの儀式に参加したことを、永遠に記憶し、その責任を完遂しなければならないのです。
48 天地が一つになり、世界が一つになり、国家が一つになった基盤の上で、言い換えれば、サタンの痕跡がない基盤の上で、初めて皆さんが神様の創造性と所有権を相続し、責任分担を完成することによって、境界線、国境線の撤廃が成し遂げられ、自由奔放の解放・釈放圏を成し遂げることができます。
神様が、堕落のない本然の創造をしたその立場で、太陽を再び造り、また月を再び造り、地を再び造り、その次に水を再び造り、すべての万物を新たに再創造した、新しい朝の日を記念できるこのような式が、二〇〇五年九月十八日の天地解怨秋夕節です。天宙全体、天上天下、地上世界と霊界を一つにして、境界線がなく、国境線がない解放・釈放圏です。
皆さんが所有権をもった物、教会の財産ではなく、他の財産があれば、境界線が存在します。まだ私たち人類には、国境線と境界線があるのです。国境線と境界線なしに、どこにでも自由奔放に行って暮らすことができるためには、皆さんに血統を汚した基盤があってはいけません。同じ血族にならなければなりません。
天地父母完成血族圏が成し遂げられた場に立って、皆さんが自ら主張できる天地の王子、王女の名で、代わりに復帰されたという名義をもたなければなりません。それが本来の天の皇族です。アダムの息子、娘であり、皇族です。
皆さんは、心情的に皇族圏に一致することによって、天宙解放、地上世界、天上世界解放、釈放の時代を迎え、国境線と境界線がない天宙平和の王国を宣布するのです。この天宙平和の王国は、天一国になります。天一国は、第一次のアダム、第二次のアダム、第三次のアダムの境界線と国境線を解消したのちに、それを受け継いで第四次アダム心情圏時代に越えていくのです。
第四節 「霊連世(れいれんせい)協会」時代と霊界大革命
「霊連世協会」時代の意義
真の父母様は、霊肉界一体時代の開幕に合わせて、永遠に天地人真の父母様に侍り、霊肉界と自由に通じ合いながら暮らすことのできる「霊連世協会」時代を、二〇〇九年に宣布された。そして、「これにより、霊界と肉界は、神様と真の父母様の管轄のもと、直接交流し、主管を受ける時代に入った」と語られた。
1 霊連世とは何でしょうか。霊界と地上界を一つにするのです。霊界と世界を結びつけるのです。神様と断絶されていたすべてのものを、断絶されないようにすべて結びつけて一つにするというのです。そのため、神様に侍る「霊連世協会」と名づけました。そのように平和の国と血統を分かつことのできない時が来たので、このような言葉が存在するのです。
今まで「神主義」を主張してきた韓国の民は、どの国も侵略しませんでした。歴史始まって以来、平和の伝統をもって、神様に侍ってきた国は、韓国しかありません。ですから、平和の主人が現れるのです。そして、血統を一つにできる能力は父母様にしかないので、血統の主人です。平和と血統が一つになった主人になれば、祖国光復を成就できます。地球星自体が、神様の祖国と故郷の地であると同時に、神様の祖国に所属した息子、娘たちが誇ることのできる故郷の地になるのです。
2 今まで平和の主人がいたとすれば、その主人は神様です。その神様だけを知って、仕えてきた国は韓国しかありません。韓民族は歴史始まって以来、他の国を侵犯したことがありません。闘ってどこかを蹂躙したことがないというのです。平和を主張してきました。真の平和の主人は神様です。その神様に仕えてきたので、文化の終着地も神様が統治する膝下(しっか)であり、そこに行って集まらなければなりません。神様の膝下に集まらなければならないので、「霊連世協会」です。そうして、霊界と連結されるのです。「連合」ではなく「協会」す。
3 神様のことを知らなければならないので、「霊連世」という言葉を教えてあげました。「連(聯)」の字は、耳へんに「絲」と書きます。連結する「連」の字ではなく、糸でくくることを意味する「聯」の字です。霊界と世の中を糸で編んでつなぎ、一つにするのが「霊連世」という名前です。神様のみ前で霊界と世の中が連結されることによって統一教会ができたのです。それをつくることができるのも統一教会、その上に上がるのも統一教会です。
その次には、「神愛人」です。真の神様と、真の神様の愛、そして、真の人のことを言うのです。二つに分かれて争っている霊界と世の中が、身動きできないように連合体制をつくったので、これからは神様が出てくるのです。神様の位置が現れ、真の愛の主人が現れます。それで「神愛人」なのですが、その真の愛を管理できる人が現れるというのです。「神愛人」、その次に出てくるのが真の愛です。
4 霊界は、見えない無限大の空間世界であり、終わりがありません。神様が私たちを連れて、そのような世界で暮らそうというのです。体をもってはできません。何千年の間に死んだ人々も、お父様が命令すれば、全員がそのまま息子、娘の祝福圏に入ってくることができます。それゆえ、すべてが地上に再臨します。それで「霊連世協会」と言ったのです。
5 神様が絶対、唯一、不変、永遠なる主人の位置に帰らなければなりません。その位置を韓民族が外的に準備してきたのですが、統一教会が宗教圏を一つにして「霊連世協会」をつくりました。その次に、祝福を受けた家庭が宗教を根幹として霊肉界を統一し、韓国の伝統を中心として連結するのです。その「霊連世協会」と地上・天上天国の万王の王が一つになって、神様が完全に霊肉界の条件から抜け出すことができる基盤になるのです。
教本と教材ができているので、強力な体制を中心として、越えていけばよいのです。神様の祖国と故郷の地なので、平和の世界だけが残って、子孫万代に勝利した覇権の位置が続きます。地上と天上が一つになり、神様と人間、そして、天使長が一つになった神様の祖国と故郷の地であると同時に、万国の祖国と故郷の地です。そこに忠孝の道理を尽くし、家庭の道理を奉献して捧げれば、すべてのことが終わるのです。
6 今まで韓国の民が神様に侍ってきたのは、平和の王に侍るためでした。父母様は、堕落以降の摂理歴史全体を蕩減しました。カイン・アベルの血統が変わったので、これを正しておかなければなりません。天の頂上から地の果てまで、神様が完全、完結したのと同様に、真の父母が完全、完結、完成しなければなりません。平和の王は神様ですが、平和の王になるためには、どのようにしなければならないのでしょうか。
カイン世界に勝利して、アベルが犠牲になってきた代わりに、カインがアベルに絶対的に侍り、分かれていた真の父母と神様を連結しなければなりません。もはやカインではありません。弟の血を流させたカインの歴史を洗い流してしまい、弟を、堕落する前の兄の位置に迎えなければなりません。兄であるカインが、弟を真の父母の代身、真の神様の代身として、侍らなければなりません。
そうして、お一人しかいない平和を中心とした神様の勝利的覇権と、勝利した真の父母の前に立てなければならないのが、「霊連世協会」です。神様を中心として勝利したアベルが、カインと一つになり、追い出してしまった真の父母と神様をこの地上に迎えるのです。このように、兄が弟の立場で侍ることのできる時代に急変するのです。

Wednesday Nov 22, 2023
真の父母経 第329話
Wednesday Nov 22, 2023
Wednesday Nov 22, 2023
天宙平和統一解放聖火式(二〇〇二・一〇・一八、漢南国際研修院)
40 愛の主人、真の愛の主人にならなければなりません。神様の代身です。お父様はそれを知ったので、死ぬことが問題ではありませんでした。どんなことがあっても、その位置に進まなければなりません。ですから、霊界と肉界がすべてメシヤ、救世主、真の父母として侍ると決意しました。お父様によって、その道が開かれるのです。
神様もそうです。神様まで八段階で上がっていってこそ、天宙の主人になります。そうして、「あなたが創造したすべてが私にくっついてきました」と言いながらお捧げしたあとに、返していただくのです。神様が「本来の創造の世界はあなたたちに相続させよう。御苦労だった」と言って、再び受け取らなければなりません。そのようにしなければ、自分の(本来の)所有権はないというのです。
家庭もそうであり、国もそうです。サタン世界に勝たなければなりません。サタン世界から抜け出さなければなりません。そのようにしてこそ、愛の主人、生命の主人、血統の主人、家庭の主人、国の主人、世界の主人、天宙の主人である神様を主人として、侍ることができます。それで、総蕩減復帰、解放の聖火式をするのです。解放聖火式は、生きているときにします。生きて復活するのです。
41 第四次アダム圏解放時代の上に、地上・天上天国が連結される時代になっていきます。どれほど途方もない内容であり、どれほど貴いかを皆さんが肝に銘じなければなりません。天上・地上和合統一大会というのは、天上世界・地上世界平和統一解放聖火式のことを意味します。これが最後です。ですから、新しい天地が生じるということを考えなければなりません。皆さんの心に決心することが、皆さんの生涯路程と歴史に同伴すると考え、そのとおりに進まなければなりません。
42 二〇〇二年十月は、天の国の復帰摂理を整理した基準から見るとき、すべてを清算することができる時です。それが、天上・地上和合統一大会です。霊界と肉界が一つになって、天上と地上が和合して統一されるのです。父母様を中心として、霊界の五大聖人と、そこに従属している数億の霊界人たちと、地上の祝福を受けた人すべてが、神様を中心として決意大会を行って一つになるのです。
ですから、皆さんに過去の包みがそのままあれば、すべて燃やさなければなりません。父母と息子、娘と万物を合わせて、エデンで失ったものをすべて清算した上で、「私の物はなく、全体が天の物である」と言わなければならないのです。
父母様の家庭の三代と皆さんの家庭の三代が一つにならなければなりません。国がなければなりません。一つにするための基準において、いかなることがあっても、これをしなければならないのです。そこにはカインが協助し、天使長が協助し、霊界が協助するようになっています。
国家を中心としては、国家が一つになるための出来事が起きます。父母様は、サタン世界、カイン世界の国を取り戻す時代を越えていきました。分かれたものを統一された世界にする時代に入ったのですが、それを総決算したのが天宙平和統一解放聖火式です。
43 神様の解放圏を成就できるように、条件的なものはすべて築きました。それで、二〇〇二年八月五日、天地父母統一安着生活圏大会を行い、霊界と肉界の和合統一を記念する鮮文大学大会を中心として、天宙平和統一解放聖火式を行いました。世の中を燃やして越えていくのです。そして、霊界と肉界が同じであるという天一国平和統一平定国家を宣布したので、地獄の門も、楽園の門も、天国の門もなく、祝福を受ければ四方に入っていける道ができているというのです。そこには、個人は入ることはできません。サタンが主管するその国を取り戻して捧げ、国と共に入っていかなければならないのです。
一体統一式(二〇〇三・一二・二一、漢南国際研修院)
44 一体統一式とは何でしょうか。第四次イスラエル国が、第一、第二、第三イスラエルと一つになっていません。第一イスラエルの国がありません。キリスト教によって、アメリカが第二イスラエルになりました。そして、第三イスラエルである韓国を独立させたのはアメリカです。アメリカが第二イスラエル圏ですが、霊界を知りません。霊界と肉界を統一できませんでした。霊界と肉界を知っている人、アダムとエバが失敗した位置を知っている人が初めて真の父母の名をもってきて、統一しなければならないというのです。
真の父母は、世の中を救うことができます。どのように病気になったのかが分かっているのです。その次に、皆さんは、宗教の病気とは何かを知らずにいます。心情世界を知らないというのです。イエス様はイスラエルの国に来て、十字架で亡くなりました。十字架で逝ったので、十字架で来なければなりません。死の場をつくっておいたので、来られる再臨主が天下の平均基準を定着させるためには、この泥沼の場所に行って柱を立て、定礎石を据えなければなりません。そうすることができるよう決着をつけなければならない平和宣言の瞬間を迎えています。
その時間に先立ち、二〇〇三年十二月二十一日に一体統一式を宣布することによって、神様がこの争いの場の中で植えようとした第四イスラエル国が植えられました。それにより、亡くなったイエス様を、第四次イスラエル国の前に復活したイエス様として、王権を身代わりして守り得る位置に立てることができるようになったというのです。
45 二〇〇四年からは一切が統一されたという立場で、神様が思いどおりにできる時代に進んでいくことを知らなければなりません。神様の祝福を受けた私たちの家庭が、天国に入っていくことのできる特権をもち、天国の中で完成すべきものが天一国なので、天一国を代表して何をしなければならないのでしょうか。
今まで歴史的な旧約時代、新約時代、成約時代を経て、霊界に行っているすべての霊人たちと天使世界、地上にいる祝福家庭と天上世界の祝福家庭が一つにならなければなりません。地上の皆さんが神様のみ前に第三代の孫、孫娘の家庭のような立場に立ち、新しい血族を中心として、真の父母が一代であれば、皆さんは二代であり、皆さんの子女が三代ですが、この三代を中心として祝福することによって、霊界と肉界が一つになるのです。
解放的天宙統一国開天日宣布(二〇〇四・一〇・三、九里中央修練院)
46 二〇〇四年十月三日からは、「世界統一国開天日」ではなく、「天宙統一国開天日」になります。世界ではなく、天宙です。天宙・天地・天地人父母とは何でしょうか。無形の神様の実体をまとったアダムとエバが、成熟して結婚式をすることによって定着できる基準を失ってしまったので、これを真の父母を中心として蕩減復帰して成し遂げたということです。
神様は、二性性相の中和的存在であり、格位においては主体格です。そこに、アダムとエバの実体が現れました。エバは、アダムのあばら骨を抜き取って造られました。分かれたのです。分かれて生まれたものが成長しなければなりません。霊的世界の天宙的統一圏の父母は、心自体を中心として、体自体の実体的真の父母が結婚式をしたならば、完成したはずですが、そのようにはならなかったというのです。
アダム自体がいくら主体格になっているとしても、その相対格が完成しなければ駄目なのです。相対格も完成できませんでしたが、主体も完成できなかったので、この地に定着できません。ですから、この地上の祝福を受けた家庭は天国に入っていくはずなのですが、天国に入っていける門がすべて塞がったのです。それで、これを解放しなければならないというのです。楽園解放から地獄解放、霊界全体解放のために、祝福全体化を中心として、神様が宣布しました。

Saturday Nov 11, 2023
真の父母経 第328話
Saturday Nov 11, 2023
Saturday Nov 11, 2023
霊界・肉界総統一宣布式(二〇〇二・三・一、アメリカ、ハワイ)
34 父母様が地上だとすれば、興進君は霊界です。霊界と肉界が、新しい時代の終着点を越え、未来において、杖であれば杖、武器であれば武器が必要だというのです。そのようなものを準備しなければなりません。今まで、霊界は霊界で分立して役事し、地上は地上で役事しましたが、今や天一国を中心として、自主国勝利圏解放時代を迎えたので、すべてが共通目的を中心として一つになり、一緒に協力する時代が来ました。
ですから、今まで霊界と肉界が分かれて反対になっていたものが、今や兄弟圏、アダムが上に立って天使長が下に立つ、そのような立場になりました。霊界の祝福家庭もそのような意味で、アダム世界、地上の天一国を助けるべき時が来ました。ところが、天使世界は堕落したので、祝福を通した血統的関係をもつことができませんでした。それで、地上の祝福家庭を助けることによって、一体化するのです。
35 清平修錬苑で興進君がしていることとは何でしょうか。聖人たちを代表して霊界の司令官になり、今までセミナーを行って中間媒介の基盤を築きました。これを直接的に地上に連結させるための活動をしなければなりません。それで、皆さんが直接的に連結できる行事が、アメリカで挙行する十四万四千双の祝福です。この祝福は、地上だけでなく、地上と天上世界が力を合わせて行うのです。
霊界は別の国ではなく、別の血族ではなく、私たちの家と私たちの国です。私たちの家と私たちの国のこととして、これは、私が今まで加担して行うことであると同時に、永遠なる神様のみ旨を成就する過程に私たちが加入してすることです。これが、自主国勝利圏解放時代の活動です。自主国勝利圏解放時代を迎えたので、霊界や肉界が今や一つの道を行かなければなりません。ですから、皆さんが霊界に影響を与えなければならないのであって、霊界の支配を受けるようにはなっていないのです。
霊界の司令官は興進君です。イエス様の時代と正反対です。神様の位置に父母様がいて、興進君はイエス様の位置にいます。イエス様の位置にいる興進君が霊界に行って、現在、父母様のみ意に従う活動をしているのです。ですから、本来の関係にならなければならないというのです。地上に来て、天に対して霊界と肉界が分かれた立場ではなく、父子関係の一体圏で、自主的勝利の覇権に向かって前進すべき時に入ってきたので、これを宣言してあげなければなりません。その宣言は、ここの責任者もできず、清平修錬苑でもすることができません。
全体の責任は、神様がもつことはできません。父母様が神様にお願いして宣言することにより、そのような行事で開門が可能だというのです。
六千年役事大解怨式(二〇〇二・四・四、アメリカ、イースト・ガーデン、天宙清平修錬苑)
36 交叉結婚をすることによって、水平線、平衡線を中心として、個人と家庭も塞がったものがなくなってこそ、大きくなって上がっていき、世界まで包括できるのです。ところが、すべて塞がっています。サタンがそのようにすることによって交叉血統をつくったので、平衡線血統圏を中心として、個人解放圏から家庭解放圏、氏族、民族、国家、世界、天宙、神様解放圏まで、八段階の解放圏を形成しなければなりません。
そうすることによって、自分個人を蕩減して祝福を受け、家庭解放から神様解放まで八段階の基準を立てておけば、本然の基準を中心として、天地が和合できる時代に入るようになるのです。そこにはサタンがいないので、自動的に統一できる時代です。その時代を連結させるためのものが、二〇〇二年四月四日に行った六千年役事大解怨式です。
六千年役事大解怨式、大役事解怨総蕩減式を執り行ったので、サタンは後ろに退かなければなりません。サタンは、人類世界から去らなければならず、天のすべての祝福を受けた人は人類世界に訪ねてきて、故郷の地と国を探し出すために先頭に立たなければなりません。アダムとエバの家庭を中心として見るとき、アベルが兄になるべきなので、皆さんが先頭に立って進まなければならないのです。小隊長の年が幼くても、命令をすれば絶対服従しなければなりません。そうして、すべて一つにならなければならないのです。
絶対信仰、絶対愛、絶対服従できる心、一心、一体、一念にさえなれば、天が思いどおりに動くことができます。天運と天が思いどおりに動くのです。天地父母様の勝利基盤と条件、すべての主流思想の方向が目的地まではっきり連結されているので、走りさえすればよいのです。高速道路が連結されているので、すべて通じることができます。どこに行っても道は塞がっていないので、運転さえ上手にすれば、速く走っていくことができます。冒険が問題ではありません。
天地父母統一安着圏宣布(二〇〇二・六・一一、天宙清平修錬苑)
37 天地父母統一安着圏を宣布すれば、その天地父母によって祝福を受けた人々も安着し、安着した場に国家と世界が一つになれる橋が架けられることによって、大建設が始まるのです。霊人たち、聖人たちが来て、自分の祖国を中心として、天上世界と地上世界が一つになった立場で世界を救うための橋を架け、一つの国をつくるのです。
体と心が一つになったごとくに、一つの国を造らなければならない時が来ました。
38 皆さんが天地父母を中心として定着する時が来ました。皆さんは家庭で孝子、国で忠臣、世界で聖人、天宙で聖子の道理をすべて受け継がなければなりません。「家庭盟誓」の二番に出ています。皆さんは「家庭盟誓」を、ただそのまま唱えてはいけません。皆さんの骨肉から響いてくる最後の絶叫の言葉として、記憶しなければなりません。
今やすべての面で、天地父母と共に生きるのです。天地父母と生きなければなりません。一切を主体と共にして暮らすのです。縦的、横的天地父母を中心とした真の愛、真の生命、真の血統を受け継いだ祝福家庭、神様が共に同居できる祝福家庭の貴さを、新たに悟らなければなりません。
その祝福家庭は、今まで国がないので、アダム家庭で結実すべきその基盤を築かなければなりません。各自が分別された立場で結束し、そこから金氏であれば金氏、朴氏であれば朴氏を束ねて祝福が行われなければなりません。自分の一族を中心として、行わなければならないのです。
民族と言えば、十二氏族以上が入ります。大韓民国も長い歴史を経てきながら、様々な国の人の血が混ざっています。単一民族ではありません。戦争という悲惨な出来事を通して、あらゆる血統が混ざっています。ですから、十二民族を結合させてこそ、国家が形成されるのです。個人、家庭、氏族、民族、国家というように、五段階目に国家が連結されるのです。
39 神様の血族と地上の真の父母の血族が、祝福によって霊界祝福統一、地上祝福統一の基盤になっているので、天地父母が統一され安着するのです。地上・天上天国が出発するというのです。ですから、今から新しい時代に入ります。
それで、天地父母統一安着宣言なのですが、金氏であれば、自分の金氏だけではありません。天地を中心として霊界がすべて、聖人、賢哲たちがすべて一つになるのです。ソクラテスまで、五大聖人を中心としてすべて一つになるのです。
その次には共産世界、その次には韓国と日本とアメリカの先祖たち、王たちの伝統をこれから発表するでしょう。ですから、全世界の伝統の標準を中心として、祝福中心家庭は、常に霊界を考えなければなりません。今は天の国が主体です。堕落した世界ではありません。本然の世界になったので、堂々と主体になるのです。

Saturday Nov 11, 2023
真の父母経 第327話
Saturday Nov 11, 2023
Saturday Nov 11, 2023
総解怨秋夕節(二〇〇〇・九・一二、アメリカ、イースト・ガーデン)
27 「二〇〇〇年総解怨秋夕節」とは何でしょうか。本来は、自分の先祖たちを崇拝し、先祖の運勢を受けてそれを横的に広げていくことが創造理想です。これが堕落によって逆さまになりました。そうして、墓ができたのです。平面的立場のふたができました。
聖書を見れば、「終わりの日」には、「キリストにあって死んだ人々がよみがえる」とあります。彼らが解放されなければなりません。これは、そのような式です。霊界も上、中、下になっており、地獄も上、中、下になっていて、横的にすべて分かれているのですが、堕落することによって塀ができました。これをすべて撤廃しなければなりません。ですから、私が八十歳になって初めて迎える秋夕に、この先祖たち全体を解放してあげなければなりません。
28 再臨主は、サタン世界から見れば最後に出てきた天の人です。アベルの中で、長子権、父母権、王権をもった最後の人だというのです。この方がすべてのみ旨を成就したので、霊界から肉界まで、墓のようなものを取り除かなければなりません。縦的にもそうであり、横的にも八段階、八定式を中心として、塞がっていたすべてを総体的に開け放ってしまわなければなりません。それで、八十歳になる二〇〇〇年の秋夕であるきょうを期して、全体を代表する一つの限界線をもって、これを連結するのです。祝福を受けた家庭を中心として連結するのです。
偽りの結婚をすることによって覆われたものを、真の父母の祝福を受けた恵沢圏を中心として、個人時代、家庭時代、氏族時代、民族時代、国家時代、旧約時代、新約時代、成約時代を過ぎ、地上と天上の統一的な祝福圏を完成して、解放圏を広げておくことによって、この全体を開いてあげなければなりません。
第四次アダム圏心情世界が祝福家庭を中心として、父母様により出発するのです。ですから、今からは祈祷時代ではなく、報告時代になります。
霊界統一解放式宣布(二〇〇〇・一〇・一四、天宙清平修錬苑)
29 二〇〇〇年十月十四日、霊界統一解放式を挙行してからは、霊界祝福を受けた人々の相対となる人々が地上に来ることもでき、地上で祈れば、霊界と通ずる時代に入るようになります。一緒に生活することを許したのです。そのためには、志が同じでなければならず、思想が同じでなければなりません。ですから、祝福家庭を中心とした霊界と肉界が一つの体制になるのです。真の父母が地上において成し遂げたものを霊界に連結させることによって、そのようになるのです。先祖である霊界の人々は、天使長の立場だからです。
本来なら、堕落した天使長圏内の先祖たちは祝福を受けることができません。しかし、祝福を受けた家庭は、地上にいるアダムの子孫、地上の完成したアダムである真の父母を中心とした血族の関係を中心として見るとき、同じ血統の関係になったのですが、霊界の人々は先に逝ったので、天使長の立場にいる祝福を受けた家庭になるのです。
ですから、これから統一的な儀式をすることによって、どのようなことが起きるのでしょうか。霊界の先祖たちが地上に来て、祝福を受けた家庭を協助できる時代に入ってくるのです。天使長がアダム家庭を育て、天に侍りながら入っていくのと同じように、霊界祝福を受けた先祖の家庭が地上に来て、祝福家庭を保護するようになるというのです。それゆえ、祝福家庭の個人や家庭、氏族を、世界圏内のサタンの子孫たちがむやみに打つことはできないのです。
30 今や、ずたずたに裂かれた霊界と肉界が、一つになって関係を結びます。以北(北朝鮮)の興南監獄出監五十年を越えながら、峠を越えていくのです。それゆえ、霊界統一解放式をしました。これは、霊界に行った父母様の子女たちが祝福を受けた家庭として、祝福を受けた五大聖人の家庭と一つになり、解放の新しい地上天国の大革命時代に入ることを宣布した内容です。五大聖人と父母様の子女たちと祝福家庭が和合して、霊界統一解放式を行いました。家庭を築かなければ、統一ができません。
楽園・地獄撤廃と天国入籍宣布の日(二〇〇〇・一二・三、ウルグアイ、プンタ・デル・エステ)
31 天のみ旨に従って編成された家庭の連体(有機的に連帯し合っている関係)がどれほど貴く、自分たち個々人は個人のために存在するのではなくて、天地全体のために存在する代表的な家庭として、天の祝福の縁が、万世の自分の血族を通して関係していることを知らなければなりません。そのような祝福の縁を通して、近親や遠戚を一つにして、神様御自身の愛の一つの肢体になると同時に、一つの愛の木となるのと同じように、根と幹と芽を中心として、万民がすべての枝になり、愛の花を咲かせて実を結ばなければなりません。
この結実を全天地いっぱいに満たし、解放の天国を完成すべき家庭理想が、神様の名と真の父母の名を中心として、天上世界と地上世界に定着するに当たって、影のない「正午定着」という標語を中心として、今や地上世界と天上世界に神様の悲しみの基盤となっていた楽園と地獄を撤廃するこの時間をもちますので、(天の)お父様、喜んでお受けください。
真の父母と真の父母の家庭、一族、聖人たちと、聖人たちを中心としたすべての宗派の解放を宣言し、サタン世界の魁首だったルーシェルが屈服することによって、その勢力が反対していたすべての基地を、宗教圏内のあらゆる祝福家庭が受け取るようになりました。そうして、天の方向を中心として、一つの主流に従い、神様の心情を中心とした玉座から地上の王宮まで連結させることができる祝福の時代を迎えた解放の恩賜を手にすることによって、地上世界と天上世界の楽園と地獄を解放し、天国に連結できる直行の行路を開拓するこの時間になりましたので、お父様、祝福してください。
32 殺人鬼たちの祝福を断行したお父様は、偉大な知略家です。それを断行することは神様もできません。誰も考えなかったことを、原則を中心として行うのです。私が砕けていくか、誰が砕けていくか、このままうまくいくかいかないかを見てみようというのです。そのようにしたので、うまく行くのです。それで、二〇〇〇年十二月三日に、楽園と地獄を撤廃しました。
それをどのように撤廃したのでしょうか。地獄の門をすべて開いておき、楽園の門、天国の門まですべて開いておいたのですが、その群れが遮られてしまっているので、彼らをすべて祝福してあげました。祝福してあげたので宗教圏が撤廃され、宗教圏が撤廃されたので、その底にあった地獄圏が楽園に上がってくるのです。楽園も撤廃してなくなるので、天国と通ずるという話になります。
ですから、お父様が先頭に立てば、神様がためらわずに、地獄でも天国でも、どこでも思いどおりに行くのです。縦的基準でのみ行ったり来たりしていた神様が、お父様に付いて世界を思いどおりに回ることができるというのです。そのように、思いどおりに行ったり来たりできるように道を開いておいたので、愛によって水平になります。天国の理念も地獄の理念も、天国の愛を中心として水平に浸れる時が来たのです。水がたまって占領する時が来たというのです。自由解放圏に来たので、神様までも解放しなければなりません。神様までも、本然の位置に定着しなければなりません。
33 二〇〇〇年末までに、霊界の宗教圏をすべて祝福してあげるようになっています。そのような基盤があるので、地獄を解放することができるのです。また、楽園を解放することができます。楽園と地獄をどのように、いかなる道理で解放するかというのです。宗教圏を解放し、地獄までも門を開くのです。真の父母には地獄の門がありません。真の父母には楽園がありません。真の父母は天国にのみ行くことができるのですが、反対する基準は、ある限界線の圏内にあります。サタンの権限内にあるときは反対しますが、その権限を越えるようになれば、サタンが力を行使できないのです。それが国連です。
国連は、世界国家の頂上クラスです。ですから、超宗教・超国家・超国連主義を主張するのです。それが「真の父母主義」であり「神主義」です。真の父母がサタンの宗教圏の下にいなければならないのでしょうか。真の父母が国家圏の下にいなければならないのでしょうか。真の父母が国連圏の下にいなければならないのでしょうか。ですから、超宗教、超国家、超国連主義です。一番頂上に上がってきたというのです。真の父母と「神主義」を一つにした主義が、絶対的にために生きる愛主義です。そうすれば、すべて終わるのです。絶対的にために生きる父母主義、「真の父母主義」です。そうすれば世界は、すべてその懐に溶け込んでいくのです。すべて消化されるのです。