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Thursday Mar 13, 2025
父の祈り 第122話
Thursday Mar 13, 2025
Thursday Mar 13, 2025
お望みになった真の子女の姿とならせてください
高く貴いあなたの性相を欽慕し、
お慕いする心情を、
あなたのみ前にすべて束ねてお捧げしながら、
過去を反省し、
現在を批判し、
あすの真なる姿を慕い求めますので、
あなたの息子となり、娘となる証を
お父様が賦与してください。
お父様が探してこられた息子の姿、
お父様が願われ、望んでこられた息子の姿と
なるようにしてください。
私たちが宇宙全体の価値を身代わりし、
中心の価値を身代わりする存在となることにより、
あなたがお慕いになることができ、
あなたのすべての感情と感覚、
あなたの□を通して、
私たちを「息子」と言い、「娘」とおっしゃることのできる、
真なる子女の姿となるようにしてください。
取るに足らない私たちを通して、
あなたがそのような息子・娘たちの姿を感じることができますよう、
私たちは願っています。
そこはかとなく私たちを愛されるお父様、
私たちの生命の土台を開拓するために
ご苦労されるお父様、
真なる息子・娘に出会うためのひと日の願いをもって、
長々とした歳月を耐えてこられたそのお姿の前に、
私たちは感謝をお捧げいたします。
私たちの心は、ただ
あなたを根源としていますので、
あなたの心が行かれるところに従って、
あなたが望まれる世界において、
一つの価値を備えることのできる
真なる息子の姿、
娘の姿を、この時間においても慕うのです。
私たちは、
神聖で慈悲深く尊厳であられるお父様の前に、
呼ばわれる息子・娘となることを願いながら
ここに出てきました。
お父様のほのかな依頼のみ言と勧告のみ前に、
あすの望みとあすの使命を誓う決意に満ちた
あなたの息子となり、娘となるようにしてください。
すべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七〇・一二・一三)

Thursday Mar 13, 2025
父の祈り 第121話
Thursday Mar 13, 2025
Thursday Mar 13, 2025
お父様の懐に抱かれる息子・娘となるよう祝福してください
お父様!
私たちはお父様のみ前に裸になった幼子と同じですので、
あなたが着せてくださらなければならず、
あなたが食べさせてくださらなければならず、
あなたの懐に抱いて育ててくださらなければなりません。
しかし、私たちは
今までそのような息子・娘の姿として、
お父様に対することのできるひと時をもつことができませんでした。
このような私たちの心と体が、
そのような立場に立つようにしてくださり、
私たちがお父様の息子となり、娘となることができるよう
祝福してください。
私たちはこの世でもっているものがなく、
何一つ備えたものがない者であり、
その何を取っても誇るべきものがない者たちですが、
あなたの懐に抱かれ育つことのできる
息子・娘の因縁をもっていることを感謝いたします。
このような因縁は、
勝利の権限を身代わりすることのできる特権であることを知り、
ここにおいて感謝できる
私たち自身とならなければなりません。
私たちは、
見た目には何でもない者たちですが、
お父様が誇らしく思うことができ、
貴く感じることのできる息子・娘となるよう
許諾してください。
私たちが困難な道を行くとしても、
お父様と共に行き、
悲しいことにぶつかったとしても、
お父様と共にぶつかりつつ、
困難な立場に立ったとしても、
お父様を慰労してさしあげることができるよう、
お父様、
お導きください。
希望と望みのひと日を、
より一層私たちの胸深くに抱き、
あすに向かって前進に前進を重ねることのできる
お父様の真なる息子たちとなり、
娘たちとなるよう許諾してください。
私たちの行く道がいくら険しいとしても、
あなたが行くべき道の前に、
絶対に荷物となってはならないという、
新たな決意をもつようにしてください。
私たちはお父様を知り、
お父様の行かれる方向を知りました。
ゆえに、傷を負い、
加重された十字架の道を行くとしても、
あなたを慰労してさしあげられる時間は
ほんのひと時しかないということを知り、
精誠の限りを尽くして行く、
あなたの子女たちとなるよう許諾してください。
すべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七〇・四・一九)

Thursday Mar 13, 2025
父の祈り 第120話
Thursday Mar 13, 2025
Thursday Mar 13, 2025
祝福の恩賜で新しい愛の秩序を立てさせてください
お父様!
今まで歴史過程では、
お父様を中心として、
一人の男性と一人の女性が結合することはありませんでした。
今までなかったこのようなことが、
この統一教会で成されるようになったのは、
すべてお父様のご苦労の功労と恩徳に
よるものであることを
私たちは知っています。
今までの歴史過程が、
一人の男性を探し求めるためのものであったことを
思うとき、
統一理念を中心とした家庭をもって
初めて、新しい宗教の土台を備え、
新しい世界に行くことができる道を立て、
新しい歴史の門を開くことができるようになったことが、
天の祝福であることを知るようになりました。
お父様のご苦労によって、
私たちに
このとてつもない祝福を受けられるようにしてくださった恩賜に、
心から感謝をお捧げいたします。
今、この者たちが、自らのすべてを
お父様のみ前にお任せするようお許しください。
結婚ということを考えるときに、
私たちはアダムとエバの堕落と直結した問題を
連想せざるを得ません。
堕落した父母の血統を受けて生まれた
私たちにおいて、
「お父様を中心とした祝福」ということが、
どれほどすばらしいことであるかということを考えるときに、
私たちは心から、あなたの恩賜の前に感謝をお捧げ申し上げるものです。
このような私たち、
真なる善を中心とした祭物の
実体として、お父様のみ前にまず捧げられる
男性と女性にならなければならないという事実を
知らなければなりません。
しかし、個人的には
そのような位置に行くことのできない立場にある、
私たち自身だということを考えるのです。
このような位置は、堕落した後孫の立場では
到底立つことのできない位置であるということを知っています。
しかし、今この者たちは、
真の父母の因縁を通すことのできる
子女の名分を備えましたので、
そこにお父様が、主導者となってください。
真の父母の因縁を通じてみ業が始まるこの位置においては、
そのような恩賜の土台が築かれざるを得ないという事実を、
はっきりと悟る私たちとなるようにしてくださいますことを
切にお願いいたします。
今、一人の男性なら男性、
女性なら女性が、自らのすべてを
お父様のみ前にお捧げしましたので、
お父様のものとして永遠に所有してください。
この者たちをして、権威を備えるようにしてくださって、
サタン世界にあなたの愛の秩序を立てるにおいて、
標本となることをもって
善なる先祖となるようにしてください。
すべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七〇・三・二三)

Thursday Mar 13, 2025
父の祈り 第119話
Thursday Mar 13, 2025
Thursday Mar 13, 2025
サタン圈の因縁を切り、本然の父母を探させてください
お父様!
私たちは悪から生まれた体であるため、
善として再び生まれなければなりません。
二度生まれるべき運命、
これは悲惨なことです。
この世でも、継子として生活することは、
この上なく悔しいことではないでしょうか。
私たちは養子の程度ではなく、
怨讐の子として生まれたがゆえに、
本然の父母を探し出さなければなりませんが、
その道は決して平坦ではありません。
それゆえ私たちは、
サタンの矢とサタンの槍と剣の攻撃を
無数に受けています。
しかし私たちは、
このように体を縛りつけている
ひもを切って行かなければなりません。
□で切るとしても、
力で切るとしても、
縛りつけている者たちとぶつからなければなりません。
そのためには
血を流さざるを得ない、悲惨な歴史過程を
越えなければならないことを知るものです。
これを眺められながらも、
勧告することもできないお父様、
私たちのような息子・娘をもたれた恨みが
どれほど大きいことでしょうか。
お父様のそのようなご心情を
私たちは知らなければなりません。
罪を犯した息子が裁判官に引っ張られ、
絞首台に立つとき、
言うに言えない立場で、
哀切な心情をもって息子の死を見つめ、
悲痛に心を焦がさなければならない父母の心情、
お父様のご事情を
体得することのできる息子・娘とならなければなりません。
栄光の息子・娘として生まれた万有の中心価値として、
その何ものをもっても身代わりすることのできないその者が
怨讐の手に引っ張られ、
露のように消えていくのを見つめられ、
黙々と望みのひと時を待ち焦がれてこられた
お父様のその悲惨なご心情を、
私たちは感じることができなければなりません。
そのように望みの息子を願われるご心情の前に、
焦燥したお父様のご心情の前にひれ伏し、
数千年、数億万年を経たとしても、
失った息子・娘を捜すため、身もだえされる
お父様の悲惨なお姿を思うものです。
その悲惨さが歴史路程に事実として展開するときにも、
その場においてすら
同情をお受けになれなかったお父様であられることを考えるならば、
私たちは永遠に
呪われるべき立場にいます。
しかし、お父様が私たちを呪われれば、
お父様が子を呪う立場に立たれるようになるため、
そのすべてを耐えて許してこられたことを知るのです。
そうですので、私たちは
そのようなお父様の許しと
忍耐を見倣わなければなりません。
地上にいる誰よりも
かわいそうな境地において、天を探し行く人が
歴史の中に残されたことを知るものです。
この道を知り、
この道を行く人々は、やはりかわいそうな人です。
この世の寂しい孤児たちです。
誰にも訴えることのできない事由を抱いた者たちです。
国があっても、その国を信じることができす、
世界があっても、その世界に望みをもつことができません。
そうして、
行く場所ごとに
怨讐の槍と矢を受ける立場に立ってこそ、
お父様を探し出すことができました。
これほどにお父様と
心情的因縁を深く結ぶことができるのは、
私たちだけがもつことのできる
悲惨な内容であることを知っています。
そのような立場から、
お父様の無念なるご心情を相続した息子・娘として、
お父様のみ前に、心から
「お父様」と呼ぶことができなければなりません。
そうですので、血を流さなくては、
お父様の道を行くことができないということを
私たちは知っています。
それゆえ、
アベルが流した血の歴史を私たちは考えながら、
お父様のために血の塀を築いて
一つのとりでとなり、
お父様の同情を受けることのできる一つの都、
永遠なる安息の土台を準備しなければなりません。
そうして、
お父様の悲惨さを慰労し、
永遠にお父様を防衛してさしあげることのできる
天の真なる子女たちとなるよう許諾してください。
すべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六九・一二・七)

Thursday Mar 13, 2025
父の祈り 第118話
Thursday Mar 13, 2025
Thursday Mar 13, 2025
歴史に輝き得る「私」の姿を備えさせてください
お父様!
私たちが行く道は、
誰かのために行く道ではありません。
それは私たち自身のための道であると同時に、
世界、国家のための道であることを知るようにしてくださり、
ある個人のために生きるのではなく、
世界のために生きていくのであることを知るようにしてください。
「私」が生まれたとき、
「私」という存在が、
金なにがしなら金なにがしだけのために
生まれたのではないことを知るようにしてください。
「私」なにがしは、
この道を行くために生まれようとしたと、
自ら誇り、
それが「私」の生活の道理であることを
証していくことのできる者となり、
その価値を知るようにしてください。
この問題を明示し、解決して、
その価値をより価値化させられる
一つの核心的な実体を探し出すことが、
統一教会の教会員となった目的であることを
知るようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願いいたします。
お父様!
この世の何ものよりも、
この道を行くことが
切実でなければならないことを知りました。
私たちが誰のために集まったのかというとき
統一教会の先生のために集まったのでもなく、
統一教会の何かのために集まったのでもありません。
国のために行こうとするので、
統一教会が必要なのであり、
また統一教会が願う国と世界があるがゆえに、
信じ従っているのであり、
またそこに近い道がこの道であるがゆえに、
この道に従ってきたのです。
そうですのでお父様、
統一教会を通して国に、
統一教会を通して世界に、
統一教会を通して天宙に前進しようという
不変の心情が
傷つかないようにしてくださり、
その心情が
大切に大切に伸びていくようにしてください。
心臓から流れ出る動脈の鼓動の音と、
天情の心臓を通して響いてくる動脈の鼓動の音が、
私たちの体と一致して、
私たち自身が生活感情を動かし帰る、静脈の役割を
果たすことができるようにしてください。
そうして、
その静脈の脈拍が、
歴史と共に青史にとこしえに輝くことができ、
生活において
万民の同志となることができるようお許しください。
これが私たちの願いではないかと、
お父様が今、この時間においても尋ねておられるということを、
私たちが分かるようにしてください。
今、私たちの心は、どこに流れていっているでしょうか。
私たちの体はどのあたりにとどまっているでしょうか。
過去のよこしまな心の位置に
とどまらないようにしてくださり、
過去に滅びるしかないものに体を隠し、
罰を受け得る位置にとどまる
自らとならないようにしてください。
お父様のお心を担い、
地上の人類の心を芽生えるようにすることのできる位置に、
体と心を備えられるようにしてくださり、
お父様のみ前にひざまずいて忠誠を誓い、
歴史上に光となり得る「私」を慕いながら、
お父様の王子と王女の姿を
備えることができるようにしてください。
お父様を慕う
欽慕の情熱が芽生え得るその「私」の立場、
あるいは思慕の情熱に輝き得るその「私」の立場が、
大切に大切に立てられ、
大切に大切に育つことのできる
私たち自身となるようにしてください。
私たちは輝くあすを望みとし、
決起しなければなりません。
輝くあすの「私」を望みとし、
決起しなければなりません。
輝く新しい天国のために、
決起しなければなりません。
そうするために、私たちは
そこに合う器とならなければなりません。
輝き得る私たちの姿を
内外共に備えなければなりません。
また、天情の因縁の前に謹んで頭を下げ、
お父様の息子・娘とならなければならず、
心から「お父様」と呼ぶことのできる
真の子女とならなければなりません。
そうですので、
その愛の中で
一日の生活を謳い
その事由の中で
一日の仕事を神聖に賛美することのできる
あなたの息子・娘に、みながなれるようにしてくださいますことを、
愛のお父様、
切にお願いいたします。
残された時間が栄光となるようにしてくださり、
この場が「私」を賛美するにおいて、
真実の場となるようにしてください。
すべてを
真のご父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六九・八・三一)

Thursday Mar 13, 2025
父の祈り 第117話
Thursday Mar 13, 2025
Thursday Mar 13, 2025
堕落による罪悪の痕跡を捨てさせてください
お父様!
万有の主人であられるあなたのみ前に、
全天地万物は永遠無窮に
賛美を帰し奉ることを願うのです。
あなたの因縁と無関係に造られた存在は一つとしてありませんので、
お父様によって、
お父様のご心情を通して造られた全天地万物は、
お父様の栄光を高め、
お父様の神聖さと深奥さを表し、
お父様の無限なる価値を示しているという事実を
私たちは知っています。
その中でも、
すべての万物の中心として人間をお造りになるときは、
お父様の内性的なすべてと
外形的なすべてを兼ねて、
万物を代表することのできる
息子の形状、
娘の形状としてお造りになったことを
私たちは知っています。
人間は本来、
お父様のお心の中に
永遠に残る存在であり、
お父様との因縁から
離れることのできない存在でした。
万物もそのような因縁の中で、
人間とは相対的な関係をもち、
共に神様を中心として、
永遠に自由と平和と幸福が宿ることのできる天国で存在しながら、
お父様に侍り、
永遠なる勝利の座で喜ばなければなりませんでしたが、
人類の始祖が堕落することによって、
このように悲惨な
歴史の起源となったという事実を知っています。
その結果として、
人間だけが悲惨になったのではなく、
創造主であられる神様も
悲惨な立場に立たれるしかなかったという、
このとてつもない事実を私たちは知りました。
お父様!
このように悲しみの歴史を出発するようになったすべての要件を、
完全に除去しなければならないことが、
人間が完遂しなければならない責任分担として、
残っているということを私たちは知りました。
この責任分担過程を経ていくために、
天上世界にいる数多くの善なる霊人たちが、
アダムとエバの創造当時に協助した善なる天使世界のように、
第二の土台を願いながら、
望みの心を合わせ持ち、
この地を身代わりして闘ってきているということも
知っています。
お父様もやはり
今まで、悲しみの歴史をさかのぼってきておられますが、
このようにご苦労されるようになった原因は、
私たちの先祖が過ったせいでした。
しかし、過ったことだけで終わるのではなく、
これを復帰して、解放をご覧になるためにご苦労なさるので、
これがお父様の労苦の歴史であることを
私たちは知っています。
このように
悲しみの歴史を残した先祖から受け継いだ、
悲しみの痕跡をもった私たちが、
きょうお父様のみ前に再び集まりました。
しかし、私たちは
お父様を「お父様」と呼ぶことのできない不足な者たちです。
このように不肖な罪人の後孫だということを、
私たちはよく知っています。
天の生命の因縁を結ぶことができず、
復活の恩賜を受けることのできない、
悪逆無道で非常識で、
あなたのみ旨の前に到底立つことのできない私たちです。
しかし、あなたは哀れみ深く、
慈悲なる愛の本体であられるがゆえに、
このような私たちを、今も召さなければならない
立場におられるということを知りました。
私たちはそれを知ったので、
不足なる体と心を取り直せないまま、
恥ずかしい姿勢で、
お父様のみ前にひれ伏しました。
お父様のみ前に、
私たちは悔い改めの涙と共に
心の奥深くお父様のご心情に通じて、
「お父様」とお呼びしたい心情をもって出てきましたので、
お父様、
尋ねてきてくださって、
哀れみのご心情で私たちを立ててくださり、
お父様の生命の因縁を通して
「お父様」と呼ぶことのできる特別なる恩賜を許諾してくださいますことを
切にお願いいたします。
私たちが生活していく歴史の一部分において、
いかなる環境においても、私たちの個体の解寃成事をして、
勝利の土台を準備しなければ、
お父様のご苦労の前に、自らの面目を立てることのできない
不肖なる姿になるという事実を悟ることのできる、
あなたの息子・娘たちとなるよう許諾してくださいますことを
切にお願いいたします。
お父様!
私たちは何ももっていません。
また、もつことを望みません。
私たちは、今までサタンの血統を引いてきた痕跡によって、
汚れた血と肉をもっているだけであり、
私たちに属しているすべては怨讐のものとして、
あなたの嘆息圏内にあるため、
あなたのみ前に祭物として立つことのできない者たちです。
そうですので、
私たちがこのすべてを忘れ、
裸の体と幼子のような心をもち、
お父様に抱かれることのできるあなたの息子・娘たちとなるよう
お許しくださいますことを切にお願いいたします。
今まで私たちがもった観念と、
私たちが知るすべてのものを
一切除いてください。
私たちの知識が、
目的が、
生活が完全に
あなたのためのものとなり得るようにしてください。
そうして、
そのような立場で
お父様に仕え奉り、敬拝を捧げることのできるこの時間、
この場となるよう許諾してください。
お父様が親しくお命じになるとき、
私たちのすべてを
切り捨てることのできる心をもち、
ひれ伏すこの時間となるよう許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
すべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六八・七・七)

Thursday Mar 13, 2025
父の祈り 第116話
Thursday Mar 13, 2025
Thursday Mar 13, 2025
本性の力で罪悪の根を断ち切らせてください
お父様!
物静かな中であなたのご心情をくみ取り、
私たち自身を発見できるよう
許諾してください。
私たちは、考えれば考えるほど、
お父様のみ旨の前から懸け離れている自分自身を
発見せざるを得ません。
人間始祖がお父様に背き、
敗亡した堕落の道を行くことにより、
永遠に滅びてしまうべき後孫として生まれた
自らであることに嘆息しながら、
お父様を探し求めていくのに、
縮めるのがとても難しい一つの間隔が
残っているという事実を悟るとき、
私たちとしては、到底どうすることもできないということを、
再び発見するのです。
このように
死亡の根から繁殖して生まれた自らを、
過去においてもそうであり、
現在においても死亡の世界にもつれて、
押し流されていく自らを考えてみますとき、
お父様に属するには、
あまりにも懸け離れている自らを発見せざるを得ません。
それゆえ、お父様の愛のみ手が必要であり、
お父様の能力のみ手が必要であることを
私たちは知っています。
お父様!
私たちは心の奥深くに
本性の因縁をもっています。
これだけはあなたから受け継いだものであり、
これによって
お父様に通じなければならない因縁が、
私たちには残っていることを知っています。
この因縁を立てるために、
お父様は歴史過程を通して、
私たちを覚醒させてくださり、
きょうこの時間も、
そのためのお父様の役事が継続していますので、
その事実を私たちが忘却しないよう
お許しください。
私たちの本性が切実に泣き叫ぶ願いを、
私たちが分かるようお許しくださり、
本性が実際に、
お父様と共に関係を結ぼうとすることが
分かるよう許諾してください。
また本性に対立する怨讐の苦々しい罪悪の根が
私たちを取り囲んでいるという事実を
知るようお許しください。
本性は
神様の力を身代わりして
私たちに現れなければならないということを
知るようにしてくださり、
私たちが
神様の能力のみ手によって、
もつれたすべての死亡の因縁を踏んで立つことのできる
生命の出発をなさしめてくださいますことを、
お父様、
切にお願いいたします。
お父様!
私たち各自を通して、
すべての罪悪の要素を除去させることのできる、
新しい役事を巻き起こしてください。
そうして私たちは、
お父様のご心情に一致し、
生活の中で事情が一致し、
願いをもった立場で
永遠なる未来と一致することのできるそのような場で、
お父様が探し出されたかった
真なる息子・娘の姿として、
お父様にお捧げできるようお許しください。
すべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六八・七・七)

Thursday Mar 13, 2025
父の祈り 第115話
Thursday Mar 13, 2025
Thursday Mar 13, 2025
本然の愛をもって因縁を結んでください
お父様!
あなたのみ愛が
各自の心に宿るようにしてくださり、
愛をもって永遠なる真の人間の姿が
天地間に現れるようにしてください。
すべての万象がそのような存在を中心として
動じることを待ち焦がれているという事実を、
私たちは知るものです。
また、お父様が
その真なる人間と一つとなって、
きらびやかな文化の世界、
栄光の世界を創建なさることを知るものです。
しかし、
お父様のみ愛が宿ることができなくなったことが恨みであり、
そのみ愛を私たちが探せども、探せども、出合うことができないことが
また恨みであることを知りました。
堕落の後裔として生まれたために、
お父様との真なる愛の因縁を
探そうとしても探すことのできない悲しみを抱き、
歴史路程を歩んできた私たちですので、
哀れみのお父様、
本然の愛の心をもち、
私たちを尋ねてくださり、
あなたのそのご心情の前にひれ伏すことのできる
子女となるようにしてくださいますことを、
切にお願いいたします。
人類が数千年の間、
お父様に対する反逆者の後孫として生まれ、
またお父様のご心情に反逆する群れとして生きてきたことを
受け入れてください。
そのような実体の姿をもって
お父様のみ前にひれ伏しましたので、
哀れみと愛をもって私たちを捕まえてくださり、
慈悲のみ手をもっていたわってください。
過ぎし日の不足なることと、
過ぎし日の不忠なることと、
過ぎし日の不孝なることを、
一つ一つお父様のみ前に告げ、悔い改める
この時間となるようにしてくださいますことを
切にお願いいたします。
あなたは、
私たちが永遠に侍るべきお父様です。
お父様と私たちは、
その因縁を永遠に切ることのできない本然の関係にあることを、
私たちがはっきりと知るようにしてください。
ところが堕落して、お父様を失い、
お父様との永遠なる因縁が切れてしまいましたので、
それが私たちの悲しみです。
きょうこの場に、私たちがひれ伏しましたのは、
失ったお父様を再び捜し出し、
切れたお父様との因縁を
再び結ぶためです。
しかし、これは
お父様の愛でもってなされなければならないことを
知っていますので、お父様の愛による復活の恩賜を
私たちに許諾してください。
直接的な愛の因縁をもって私たちを束ねてくださって、
一つの統一された祭壇として、
お父様のみ前に捧げることができるようにしてください。
真のご父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六八・三・三一)

Thursday Mar 06, 2025
父の祈り 第114話
Thursday Mar 06, 2025
Thursday Mar 06, 2025
サタン圏を逃れさせ、お父様と一体とならせてください
お父様!
お父様がお慕いになった本然の創造理想世界は、
お父様のみ愛を中心として、
真なる子女と真なる家庭が楽しむことができ、
すべての万物が和動することができ、
幸福がにじみ出るところであることを知っています。
しかし、堕落によって
本然の世界、
本郷の地が私たち人類の前に
望みとして残るようになったことを思うとき、
これがどうして痛嘆せずにおられるでしょうか。
堕落によってお父様を失い、
本郷の地を失い、
本然の真の父母を失い、
本然の真なる理想的な家庭、
理想的な氏族、
理想的な国家、
理想的な世界、
理想的な天宙を、すべて失ってしまいました。
お父様を中心とした権威の世界が、
自由な環境で成されなければなりませんでしたが、
堕落という悲しい運命にぶつかることによって、
人類はお父様と何の関係もなくなってしまい、
理想とされたお父様の世界とは
関係のない世界となってしまいました。
私たちの主人であられるお父様は、
主人となることができず、
あなたの怨讐であるサタンの血統を受け継ぎ
サタンが主管する暗黒圏内に
私たちが引きずられ下りてきたという事実を思うとき、
これがどれほど口惜しく、悔しい事実であるかを
もう一度私たちは回顧しながら、
この地球上から
数多くの霊人たちがとどまっている霊界に至るまで、
億千万代にわたり怨讐となったサタンを追放することが、
お父様の願いであり、真なる人類の願いであったことを、
この時間、私たちは肝に銘じなければなりません。
お父様!
サタンの権威と権勢の土台が
どれほど残っているかを、
生活の中で感じることのできない私たちです。
時間、時間を送りながらも、
一日一日を過ごしながらも、
サタンの権勢と権限が
私たちの生活圏内にどれほど浸透していて、
私たちの生活舞台にどれほど浸透しているかを、
今まで感じることのできなかった私たちの信仰生活であったことを、
お父様、
思うものです。
汚されたものを清算せずには、
お父様のみ前に到底出ていくことができないのが、
天理原則であることを考えれば考えるほど、
私たちは涙の道の中に立って、
お父様のみ前に泣き叫びながら、
あなたの救いのみ手を願わなければならない、
物悲しく哀れな立場にいるということを、
再び思うものです。
このような立場にある私たちであることを
よく知っておられるお父様!
哀れみの心を広げてくださって、
私たちの行くべき道をもう一度守ってくださり、
私たちの周囲を清くしてくださって、
サタン圏内から私たちを分別してくださいますことを、
お父様、
切にお願いいたします。
お父様!
私たちの体と心は
神様と直接関係を結ぶことができません。
サタンが支配することのできる罪悪の根が、
いまだに残っていることを知っています。
心で願う善を行うことができませんし、
願わない悪の行為を楽しむ私たち自身と、
そのような生活圏内を逃れることのできない私たち自身を
受け入れてくださいますことを、
お父様、
切にお願いいたします。
お父様!
私たちは生涯路程において、
サタンと隔離されなければなりませんし、
また復活路程においても、
サタンと隔離されなければなりません。
お父様と一体となって、
お父様が願われる生活と生涯を送らなければ、
天の民となることができないという事実を、
私たちははっきりと知ったので、
ここに集まったあなたの息子・娘たちが、
体と心のすべてを捧げ、
新たな生活と新たな生涯を目指して
走ることができるようお許しください。
この時間、もう一度
お父様のみ前に決意することのできる群れとなるよう
許諾してくださいますことを切にお願い申し上げながら、
すべてを
真の父母のみ名によって
切にお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六八・一・七)

Thursday Mar 06, 2025
父の祈り 第113話
Thursday Mar 06, 2025
Thursday Mar 06, 2025
私たちを選んでくださったことに感謝と賛美をお捧げします
お父様!
尊厳であられるお父様のみ前に、ひれ伏し祈祷するごとに、
喜んでおられるお父様のお姿でないことを
思えば思うほど、
心苦しく申し訳なさを禁じ得ません。
お父様、
あまりに広いこの天地の中で、
私たち韓国の民より劣った民族はありませんが、
お父様はこの民族をお選びになり、
数多くの人類の中で
お父様は私たちを尋ねてこられました。
頑是なく振る舞っている私たちを、
百遍、千遍保護されながら、大事にしてくださったことを思ってみるときに、
お父様はこの民族を愛してくださっているということを、
私たちを無条件に愛してくださっているということを、
再び感じるのです。
無知で世間知らずの者たちを尋ねてくださって、
成し難い
天地の福の理念を私たちに賦与してくださり、
人々が、夢にも思えない
聖なる恩賜の土台の上に、
無限にほとばしる心情をもって「お父様」と呼び得る
ひと日を迎えるようにしてくださったことに感謝申し上げ、
このすべてがお父様の愛のみ手であることを感じるものです。
お父様が今まで私たちをどのように育て、
お父様の命令を奉ずる
旗手となるようになさったかを考えるとき、
また、冷たい霜が吹き寄せるその悲しく過ぎ去った日にも耐えられながら、
復帰の道を立てるために行かれたあなたの道が、
どのようなものであったのかを考えるときに、
千万遍不肖をなした過去を、
もう一度、悔やまざるを得ません。
今日まで、あなたが越えてこられた
最後の勝利の基準まで、
追われながらも進むことのできるこの群れを、
この国、この民族の前に立ててください。
自分の体をかがめ、自ら恥ずかしさを感じながら、
むち打つことのできるこの者たちとなるようにしてください。
あなたがとても大きなみ旨に徹してこられたという事実を、
こと新しく悟るときに、
私たちは千万遍お父様のみ前に、
感謝に感謝を、
賛美に賛美を、
栄光なるお父様のみ前に帰す道しかないということを、
自ら感じるよう許諾してくださることを
切にお願いいたします。
お父様!
私たちは国のない民でした。
国を失った亡命者でした。
失った国を探し求めるための
飢えた乞食でした。
お父様のみ旨が、
新しい故郷、
本郷の地を探し立てる、真なるものであることを知ったので、
私たちは失った本然の家庭と本郷の地を探し、
サタンにあだを討たなければなりません。
それだけでとどまるのではなく、
サタンが付け込まない天的な福の機関である
私たちのすべての相続権を加え、
歴史的な怨讐であり、
時代的な怨讐であり、
未来的な怨讐であるサタンに対して、
どのような困難とどのような苦痛があったとしても、
私たちはあだを討ち、蕩減しなければならないことを知っていますので、
お父様、
私たちに力を与えてください。
あなたのために
忠孝を尽くすことのできる能力を与えてくださいますことを、
切にお願い申し上げながら、
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六六・一二・一八)