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Thursday Mar 06, 2025
父の祈り 第112話
Thursday Mar 06, 2025
Thursday Mar 06, 2025
お父様の子女という貴い価値を悟らせてください
一つの生命がこの地に生まれ、
間違いなく逝かなければならないのが、
人間共通の路程であることを知っています。
人として生まれ、
神様を探し求めていくとき、
自ら悟っていくことのできる善を備えることができない、
哀れな人々とならないよう
お許しくださいますことを、
お父様、
切にお願いいたします。
私たちが、
他人が手にすることのできない宝物を手に入れるためには、
他人が経ることのない
試練の過程を経なければならないことを知るものです。
涙と苦衷を経ずには、
自らの基準を高められないことが、
社会生活や被造世界の因縁を通し、
事実であるということを私たちは公認しています。
私たちが
神様のご心情を中心として
歴史全体を代表し、
天宙的な価値を代表して残され得る
宝物のような位置を占め、
お父様のみ前に孝行の道理をすべて果たすことをもって、
歴史に輝き得る
聖なる孝子の名前を有するようにしてください。
私たちの胸の中には、
木も草もありません。
空虚な中でも特に空虚であり、
空っぽの中でも特に空っぽであり、
乾いている中でも特に乾いたものです。
しかし、一つだけもっているものがあります。
それは「アボジ」と呼びたい心、
アボジに会いたい心、
アボジに侍りたい心です。
その心だけは、
天と地を与えても、取り換えられない
貴いものだということを知っています。
私たちが最後まで、
そのすべての価値ある者になろうという心をもつよう、
許諾してくださいますことを
切にお願いいたします。
私たちは、
それが至極貴く
価値あることであるということを知っていますので、
そのためには、
悲壮な心と血のにじむ闘争と
血のにじむ努力を傾けなければならないという事実をも忘れないよう許諾してください。
すべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六六・一二・一一)

Thursday Mar 06, 2025
父の祈り 第111話
Thursday Mar 06, 2025
Thursday Mar 06, 2025
選び、縁を結んでくださったことに感謝をいたします
万世の栄光を賛揚すべき数多くの存在が、
お父様の懐に抱かれ、
お父様の栄光と共に、
お父様と共に生きなければなりませんでしたが、
人間の先祖のひと日の失敗が、
このように悲しみの歴史を編み、
凄涼とした峠道を越え、
涙と血と汗をにじませるようにしたことを思うとき、
お父様の恨み多い悲しみを慰労してさしあげる
何ものももっていないことを、受け入れてくださいますことを
切にお願いいたします。
堕落の後裔として生まれたことを
悲しまざるを得ない自分たちを、
哀れにお思いください。
しかし、捨てることのできない因縁をもって
尋ねてこられたお父様のご心情の前に、
感謝を捧げられる子女となるよう許諾してください。
数多くの民族の中で、
韓民族を尋ねてこられたことに感謝をお捧げし、
数多くの民の中で、
取るに足らない私たちを先に呼んでくださったことに
感謝をお捧げいたします。
このような福は「私」ゆえのものでないことを知り、
多くの民と多くの人類の前に、
その福を分けてあげる
福の機関の使命を果たす立場、
そのような天的な因縁を感じることのできる立場に立てられましたことを、
心から有り難く思うものです。
私たちが知らない間に、
お父様が因縁を結んでくださった因縁の実として、
この立場に召命を受けた自分たちであることに感謝し、
私たちが担った責任が
私たちの一個体にとどまっているという事実を
分かるよう許諾してください。
民族を越え、
人類と世界の前に影響を及ぼすべき使命が、
私たち個人個人の双肩にかかっているという事実を自ら肝に銘じ、
お父様のみ前に一歩を踏み出して、
責任を果たすことを誓うことのできる、
愛を受ける息子・娘となるよう許諾してください。
すべてを
真の父母のみ名によってお祈りいたします。アーメン。
(一九六五・一二・二六)

Thursday Mar 06, 2025
父の祈り 第110話
Thursday Mar 06, 2025
Thursday Mar 06, 2025
お父様の心情基準と一致した立場に立たせてください
お父様!
今日は、
イスラエル民族が、
荒野で行くべき道を見いだせず、彷徨した
四十年期間と時を同じくし、
彼らの不信により、
イスラエル民族史が天のむちを受けて終わったのと、
時が同じであることを知るものです。
いかなる面から見ても、
今がそのような時であることを知るものです。
このような時を、収拾することのできる役事が起こることを、
私たちも望んでいますが、
私たち自ら
心を収拾し、方向を定めて、
ある道を行かなければならないと決心できなければ、
(お父様が)行くべき方向を教えてくださり、
そこに行けと言われても、
(私たちは)行くことができないことを知っています。
問題は、
この地のすべてがばらばらになっていることではなく、
「私」の心の中心がばらばらになったことであり、
処すべき位置と
進むべき方向を失ったことにあるということを知るものです。
このように自分が処すべき位置を知らず、
進むべき方向を知らないまま、
終末の現象を見つめる私たちは、
今お父様が中心であることを知ったからには、
お父様が願われる位置と基準に合わせるために、
自らひざをつき頭を下げて
精誠を尽くさなければなりません。
終わりの日には、頭に油を塗り、
密室にこもって祈祷しなければならないことを知っていますので、
お父様の心情基準と
私たちの心情基準が一致する立場に自分を立て、
生活において勝利の条件を見いだして、
その価値を論ずる私たちとなるようにしてくださり、
そうできないとするなら、
お父様のみ前に立つことができないということを、
私たちが分かるようにしてください。
このような立場に置かれている私たちであり、
このような社会と
このような世界の現象を眺めている私たちであり、
このような環境の中で、
体と心が苦痛を受けている私たちですので、
このような私たちを再びお造りになって、
心情の基準を立ててくださり、
お父様の中心的な役事を提示してくださり、
私たちの心の中心を聖別してください。
私たちの体と環境を聖別して、
あなたと出会うことができるようにしてください。
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六〇・一二・一一)

Thursday Mar 06, 2025
父の祈り 第109話
Thursday Mar 06, 2025
Thursday Mar 06, 2025
子女の栄光と子女の名分をもつよう許諾してください
きょう、取るに足らない私たちが、
驚くべきお父様のみ旨の前に現れるようになるとき、
まず私たち自身が
足らないということをはっきりと悟り、
天のみ前におそれ多くも立つことのできない堕落した後孫であることを、
骨肉に染みて感じなければなりません。
どう見ても、
天のみ前に立てて誇るべき
何ものももつことのできなかった私たちであることを知りました。
先祖から伝わってきた血統も、
あなたに背反した血統であり、
先祖の血と骨と肉を受け継いだすべての先知者たちも、
あなたが喜んで、
永遠なる愛のご心情をもって、
広いそのみ愛の懐に抱くことのできない
罪悪の苦い根をもっていたために、
今日の私たちも
天のみ前に受け入れられるにふさわしくない者たちであることを、
あまりによく知っています。
あなたがこの上なく善に造られた者たちが、
あなたが嫌いになるしかない
部分と要素をもち、この地上で生きるという
この悔しい事実を知るとき、
私たちは痛嘆せざるを得ません。
今、私たちの血と肉と細胞の一つ一つに、
悪の根性と悪の要素が潜在しているという、
このぞっとするような事実を
かき分け、
踏みつけ、
無慈悲に切ってしまうべきことを知りました。
お父様の聖なる本性と因縁をもつことができず、
本性の心情と
本性の血統と
本性の骨肉を受け継ぐことのできなかった
恨み多い後孫であることを、
私たちは告白せざるを得ません。
このような私たちの中で、
あなたが永遠無窮に遺業として残すべきエデンの園に立てて、
祝福することのできる息子・娘がどこにいますでしょうか。
しかし、この不足な者たちに
赦罪の条件、
受け入れの条件を立ててくださり、
あちこちご覧になって、
「罪がない」と言うことのできる立場に立ててくださろうとする
あなたの大きな恩賜の前に、
身をかがめ、頭を下げ、涙することのできる
息子・娘たちとなるようお許しください。
天を知れば知るほど、
お父様のみ前に心苦しい自らであることを
悟らざるを得ず、
行けば行くほど、
頭を下げてお父様のみ前に
自らの姿をさらけ出すのに
恐ろしさを感じざるを得ませんが、
これが天に従っていく道であることを知るものです。
きょうここに集まったあなたの息子・娘たちが、
息子・娘と呼ぶにはふさわしくないことを知っていますが
それでも
この者たちをお捨てにならない
あなたのみ意があることを知っていますので、
思いやってください。
険しい立場で
傷を負いながら生きてきた、この者たちのすべての傷を、
お父様が覆ってください。
いくら血と肉の因縁が切れた子供でも、
本然の心情を通しては、
「知らない」と言うことのできない立場にあるがゆえに、
あなたはこの者たちを
真の子供として記憶しようとされるということを知るものです。
お父様、
この日を祝福してくださり、
記憶してくださいますことを
切にお願いいたします。
きょうこの日を、
私たちが新しい歴史的な一日として立て、
体と心と心情のすべてを
お父様のみ前に捧げて、
子女の栄光と子女の名分に接することができるよう
許諾してくださいますことを切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六〇・一一・二七)

Wednesday Feb 26, 2025
父の祈り 第108話
Wednesday Feb 26, 2025
Wednesday Feb 26, 2025
上下・前後・左右に結ばれた存在であることを分からせてください
お父様は
あるうわべの形態を要求なさるのではなく、
心中深く染み入っている本然の自分自身を覚醒させ、
お父様を欽慕する心を尋ね、
お慕いになるということを悟るようにしてください。
歴史路程と、
時代的に複雑な闘いの路程を経てこられながら、
願われる望みの姿を探し出そうと、ご苦労なさったお父様のことを
今日の「私」が、「私」一人きりではなかったということを、
感じざるを得ません。
私たちがこの地上に生まれたときには、
上下・前後・左右の因縁を中心として生まれました。
この因縁が何となく、
完全無欠な一つの目的の価値、
あるいは全体的な対象の価値を追求するよう、
私たちをせき立てているということが分かるようにしてください。
このような自我の姿を中心として、
上には天があり、
下には善の歴史が
天倫と共に動いていることを分かるようにしてくださり、
前には望みの世界と
左右には私たちの同志と民族と同胞がいることを感じ、
本然の心情をつかみ、
このすべてのものを観察することのできる、
上下・前後・左右と因縁を結ぼうとする
息子・娘たちとなるよう許諾してください。
自らのすべてのものを忘れてしまい、
これが慕わしくてたまらない人がいるとするならば、
彼らが時代的に受け入れられず、
生活的に反対を受ける路程を歩んだとしても、
終わりの日には必ずや
天性の前に立てられることを知っています。
お父様、
今、お命じください。
お話しください。
私たちが心で
お父様のご心情を待ち焦がれ欽慕しますので、
お父様、
悩み苦しまれることがありますなら、
私たちに体得させてくださり、
悲惨で切ないことがあるなら、
私たちの体を通して実証させてください。
私たちの体をもって実証する場で、
お父様の実存を感じ、
お父様のみ前に頭を下げ感謝を捧げることのできる、
望みの息子・娘となるよう許諾してください。
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・九・二七)

Wednesday Feb 26, 2025
父の祈り 第107話
Wednesday Feb 26, 2025
Wednesday Feb 26, 2025
お父様の生命のご心情を接ぎ木してください
あちらこちらと歩き回り、
生命の道を求めて
お父様のみ前にひれ伏した私たちであることを
悟らざるを得ません。
きょう、お父様を
「アバ、父よ」と呼ぶことのできる立場に
立ててくださった恩賜と、
私たちが知らない間に
無限の苦労を意に介さず、
私たちを保護し、分別してくださって、
この立場まで導いてくださった恩賜の前に
何をもって報いましょうか。
報いる何ものも
備えられませんでした。
体を捧げてもその恩賜に報いることができず、
心すべてを捧げても、
お父様のご苦労の功績の前に、
頭を上げることのできない不足なる者たちであることを、
この時間に感じざるを得ません。
ここまで導いてくださったお父様に、
私たちを生かすべき責任もございますが、
私たちを通して栄光のひと日をご覧になるべき
お父様のご事情があり、
願いがおありだということを
知るものです。
また、このような私たちをご覧になり、
慰安を受けようとなさるお父様であられることを思うとき、
足らない私たちに望みをもたれ、
歴史路程の山また山を
耐えてこられたお父様のみ前に、
面目がないことを感じざるを得ません。
私たちの血肉が
お父様のご心情を思いやることを知り、
私たちの骨が
一つの人格を構成することのできる
形態を備えたとするならば、
それ自体が
お父様の不変の姿を証すことのできる、
一つの構成体となるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願いいたします。
細胞の一つ一つまでも
お父様に属し、栄光を帰することのできる、
神聖で、栄光なる実体を
どれほど待ち焦がれられたことでしょうか。
歴史路程において、
私たちの先祖たちは、そのような姿をもって
お父様に侍ることができませんでした。
天に従いながらも、
時には恨みもし、
時には背きもし、
選民権を誇りつつも、
それを放棄してしまうこともあった
歴史的な事実を知っています。
お父様!
このような恨み多い血統を受けた私たちであるがゆえに、
きょうは神様を自信をもって信じると言っても、
あすには天に背き得る、
悪なる世界に近い立場にある者たちです。
このような私たちを、
お父様、
哀れにお思いください。
お父様、
捕まえてください。
私たちの渇いた心に、
お父様の生命のご心情を接ぎ木してくださり、
新しい生命に躍動する
復活の役事を巻き起こしてくださいますことを、
切にお願いいたします。
今日まで、
地上に生まれ逝った人も多く、
今も生まれ逝く人がたくさんいますが、
お父様のご事情をつかみ、
痛哭する人がいませんので、
今日私たちが、
お父様のご事情と
お父様のご心情をつかみ、
痛哭することのできる者たちとなるようにしてください。
天と地を恨み、
歴史を恨み、
堕落した先祖を恨むことができ、
お父様に「私」が侍ろうという、
お父様のために生きようという気持ちに徹した
息子・娘たちが、地上に多くなるようにしてください。
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・九・六)

Wednesday Feb 26, 2025
父の祈り 第106話
Wednesday Feb 26, 2025
Wednesday Feb 26, 2025
人類の真の先祖となるよう導いてください
行けども行けども終わりなき復帰の路程であり、
恨みが残されたまま、
回りに回らなければならない私たち人間であることを
知っています。
しかし、
ご苦労されたお父様の心情世界に通じるようになるとき、
回っていた悲しみの歴史が、
今日、私たちと関係を結ぶようになり、
今日の闘いの関係は、
未来の因縁を造成し得る土台となることができ、
無限なる望み、
無限なる幸福、
無限なる慕情の園を
建設してみせるという、この心情の因縁を
私たちが知らなければなりません。
お父様がアダムを引き連れ、
あちらこちらと回られながら、誇ることのできる
その山川がどこにあるでしょうか。
アダムと共に誇りたかった、
咲きゆく花がどこにあり、
育ちゆく樹木がどこにあり、
青々とした草原がどこにあり、
流れゆく小川がいったいどこにあるでしょうか。
そのようなご心情に通ずる境地で、
お父様に伴った立場に立つことができたはずのアダムは、
堕落して、お父様のそばから離れましたが、
今、私たち自身は
お慕わしいお父様の横に侍り、
万象と共に、
万民と共に、
全天宙と共に楽しむことのできる
喜びの姿となるようにしてくださいますことを、
我がお父様、
切にお願いいたします。
お残しになった十字架の怨恨も、
慕わしさをもって行かなければ
因縁を結ぶことができず、
お残しになった栄光の座も、
慕わしさに徹して
理念の園を欽慕する心がなければ、
因縁を結ぶことができないことを
私たちは知ったので、
慕わしい心情をもち、
本然の人間として、
本然の園で万物に対することのできる息子・娘、
堕落の因縁を結んでいない、
お父様の祝福を受ける勝利の息子・娘たちとなるよう
許諾してくださって、
人類の真の先祖たちとなるよう
導いてくださいますことを切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・六・二八)

Wednesday Feb 26, 2025
父の祈り 第105話
Wednesday Feb 26, 2025
Wednesday Feb 26, 2025
新しい心情をもってお父様と関係を結ばせてください
数多くの人々が
心で慕い憧憬するものは、
望みの園、
理念の園でしたが、
お父様を抱きしめ、
この園が望みのすべてだと
賛美する人はいませんでした。
お父様、
きょうここに集まったあなたの息子・娘たちに、
今何か感じることがあるとするならば、
お父様に対する感情を
感じるよう許諾してください。
お父様が理念のすべてであり、
お父様が生命のすべてであり、
お父様が愛のすべてであることを
分かるようにしてくださり、
お父様のすべてのみ意を
身代わりすることのできない私たちでありますがゆえに、
きょうお父様が
その威信を立てられる環境で、
私たちに対することのできないことが悲しみであることを、
分かるようにしてください。
今、お父様の威信を立ててさしあげられる
私たちとなるようお許しくださり、
イエス様の威信を立ててさしあげられる
私たちとなるようお許しくださいましたので、
地上に悲しみがあるならば、
それを「私」のものとして引き受けられる
者とならなければなりません。
地上に苦痛があるなら、
これは「私」が引き受けるべきものであることが
分かるよう許諾してください。
地上にいる私たちは、本当に
お父様のお心に通じなければならず、
イエス様のお心に通じなければなりません。
「お父様の悲しみと困難は、
私が引き受けよう」という覚悟をさせてくださり、
すべてのものを蹴落とし、
お父様の生命の恩賜を
感じなければならない、
歴史的な転換期に置かれているということを知っていますので、
今、私たちが
新しい心の本質をもつよう許諾してください。
今、私たちが
新しい理念と新しい心情を備え、
お父様と関係を結ぶことのできる
一つの基準をもつことができなかったとするならば、
歴史の審判とともに
清算される運命を免れないということを、
この時間悟るようにしてくださいますことを
切にお願いいたします。
イエス様も
このことのために生きられたということを(私たちは)知っていますし、
三十年余りの生涯を
自分のために生きられず、
民族と堕落した人間たちのために生きられたということを
知っています。
今、イエス様ご自身のために生きることのできる
天国の時代が来たということを知っていますし、
その国の民として、
その時代の選んだ者として立つためには、
地上でイエス様が経験された
十字架の山また山の道をすべて越え、
勝利した実体の姿として、
復活の栄光を許諾していただかなければならない
最後の課業が、私たちに残されているということを
知っています。
このような内容を知ったからには、
その実体とそのみ旨に自分を符合させ、
そのみ旨の目的を成就させるための
一つの実体的な祭物を準備しなければならないことを知っていますので、
お父様、
共にいてください。
お父様が認定できる
勝利の祭壇を造成し、
本然の聖殿を備えられる
息子・娘たちとなるよう許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げ、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・六・七)

Wednesday Feb 26, 2025
父の祈り 第104話
Wednesday Feb 26, 2025
Wednesday Feb 26, 2025
私たちを哀れに思い、再創造の役事を起こしてください
お父様!
悲しみに疲れ果て、困難に疲れ果て、
行くべき方向すら分からずあえいでいる私たちを、
哀れにお思いください。
すがるところを知らず、彷徨する私たちを
捕まえてください。
あなたが私たちに許諾された恩賜が、
素晴らしく、大きいことを
感じる私たちでしたが、
その恩賜を受けても、
お父様のみ前に
栄光を帰し奉ることができない、不忠なる私たちを、
お父様、
受け入れてください。
お父様は
悲しい世の中から、その悲しみを避けていくことのできる道を、
私たちに前もって提示してくださいましたが、
その予告されたみ旨を奉じるのに
十分でない私たちであったことを
受け入れてください。
苦しい行路を行くべき私たちでしたが、
これを避けることのできる一つの道を、
私たちに立ててくださったということを知りながらも、
お父様のみ前に感謝して、その道を行くことができなかったことを
受け入れてください。
今、残された生涯を
お父様の喜びとお父様の栄光のために、
お父様の意中に任せて生きることを
望んでいますが、
地上には死亡の権限と
罪悪の権勢が、あまりにも強く
私たちの周囲を取り囲んでいます。
これを脱することが困難なことを、
お父様もご存じですので、
哀れみのお父様、
この時間、顕現してください。
いまだに
解放された立場でお父様の栄光をほめたたえ、
お父様のみ前に
喜びを帰し奉る私たちとなっていないことを、
お父様、
受け入れてくださり、
新しい能力のみ手を差し伸べてくださって、
暗やみの権限を制圧してください。
私たちが勝利の姿をもって
復活の栄光を謳うことができるよう、
再創造の役事を巻き起こしてくださいますことを、
お父様、
切にお願いいたします。
死亡の権勢が
私たちを襲っていますので、
生命の感触と生死の判別を経て、
これを蹴落としていくことのできる
自動的な力と
自発的な能力が必要ですので、
お父様、
それを念願するあなたの息子・娘たちがいるならば、
彼らに親しく能力を加えてくださり、
復活の権限を許諾してくださって、
あすの望みを抱き、
一日一日の生活を開拓していく
天の精兵となるようにしてくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願いいたします。
今まで、歩んできた生活のすべてが足りなかったとしても、
お父様、
受け入れてください。
あすの新たな約束に対して予告し、
私たちに衝撃を与えようとするお父様のみ意があるとするならば、
そのみ意とその理念とその望みを見つめながら、
きょうもあすも
開拓者の責任を果たすことができるよう許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願いいたします。
お父様!
お父様のために生きたく、
お父様に従っていきたく、
お父様のご心情に倣いたい心ですので、
これを基盤としてお父様が役事してください。
お父様が動じてくださって、
私たちに復活の栄光を示してください。
そうして、解放の恩賜圏内に
私たちを移してくださいますことを
切にお願い申し上げ、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・六・七)

Wednesday Feb 26, 2025
父の祈り 第103話
Wednesday Feb 26, 2025
Wednesday Feb 26, 2025
私たちの心と体を主管してください
お父様!
私たちの心と体を主管してください。
私たちには心がありますが、
私たちのものではないことを知りましたし、
体がありますが、
私たちのものではないことを知りました。
心は善なる方向を指向しますが、
体は悪なる方向に進もうとしますので、
その間であえいでいる自らであり、
天の嘆息圏を
脱することができずにいる私たちであることを、
お父様もご存じで
私たちに対してくださっているということを知っています。
お父様、
このような私たちを哀れにお思いになって、
私たちに天の生命の恩賜を加えてくださり、
私たちの心中に、強力な復活の力を
加えてくださらなければなりません。
体は心を屈服させようとしますが、
天のみこころは
心が体を打って、
心の前に体を永遠に屈服させることのできる、
勝利の一基準を探し出すことです。
このような基準を今日、
私たち自身を通して成就しなければならない
必然的な闘いが残っていることを、
私たちは知っています。
このようなわけで、
私たちの前に相次いで現れる闘いは、
私たちが恐れる闘いではなく、
このような闘いの環境でぶつかってくる
あらゆる悲しみが大きな悲しみではなく、
心と体の闘いにおいて、
心が体の主管を受けているという事実が、
もっと大きな悲しみだということを、
きょう私たちが
感じるよう許諾してください。
お父様!
強い心を生じさせてくださり、
強い恩賜を加えてください。
私たちの心が、
体を屈服させることのできる能力を
所有できるよう助けてくださいますことを、
お父様、
切にお願いいたします。
このことが
私たちから成就されなければ、
全体の生命の復活を成すことができないということを、
私たちは心を中心とした生活を通して
知っていますので、
お父様、
私たちの心がわき上がらなければ
なりません。
生命に対する心、
恩賜に対する心、
復活の役事に和することのできる心、
その心に受けた衝撃と感激が、
私たちの体を包み、
私たちの環境を包むことができるよう
許諾してください。
そのような天的な再創造の役事が、
私たちの体の中に
現れるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願いいたします。
私たちの心は、
お父様の栄光に向かって
無限に燃え上がっていますが、
お父様に向かう私たちの体は、
無限に疲れ、あえいでいる立場にいますので、
お父様、
このような環境を調節して、
心が願うとおりに体を動かすことのできる
喜びの園が、
この地の万民の前に
早く早く現れるよう許諾してください。
そのような息子・娘たちがいるなら、
歴史に永遠に残してくださいまして、
彼らをしてこの地を主管し、
天を動かすことができるよう祝福してください。
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・四・二六)