Episodes
Wednesday Dec 07, 2022
平和経 第423話
Wednesday Dec 07, 2022
Wednesday Dec 07, 2022
真の父母の勝利的伝統の相続
このように、真の父母と全人類が一致して血と汗と涙で起こした勝利の土台の上に、私は、去る二〇〇三年、イスラエルのエルサレムにおいて、キリスト教、ユダヤ教、イスラームの推戴を受け、イエス様を王の王として天上天下に宣布しました。それとともに、二〇〇四年には、私がアメリカと韓国の国会で平和の王として推戴されました。そして、二〇〇六年六月には、ついに「天宙平和の王戴冠式」を挙行するようになったのです。
皆様。二十一世紀に入った今日の人類は、実に歴史的な転換期に置かれています。永遠の世界平和を定着させられるのか、あるいは、二十世紀まで反復してきた暗鬱な戦争と対決の歴史を再び繰り返すのかを、決定せざるを得ない時点に来ています。
皆様も御存じのように、人類は、二十世紀に入って本格化した植民地争奪戦と第一次、第二次世界大戦を経験しました。そして、神様の祖国光復の摂理的次元で国連軍が動員され、世界の十六ヵ国が参戦した韓半島での聖戦、また東西冷戦など、絶えず繰り返されてきた戦争と反目の時代を経なければなりませんでした。
このような渦の中で、私は、生涯の全過程を神様の平和理想世界王国の具現のために捧げてきました。さらに私は、第二次世界大戦が終わると同時に創設された国連が、永遠の世界平和実現のために、神様のみ旨に従う名実共の平和の機構となることを切に祈ってきました。
しかし、一九四五年に創設された国連に、世界平和のために貢献した素晴らしい業績がないわけではありませんが、創設六十周年を超えた今日の姿は、その本来の創設目的を遂行するに当たって、深刻な困難に直面していることを、自他共に認めています。加盟国が二百ヵ国に迫っていますが、自国の権益ばかりを代弁し、主張する国連代表部の役割は、今、世界紛争の解決と世界平和の具現に対して、創設当時からの限界を露呈しています。
皆様。私は去る二〇〇五年九月十二日に、ついに神様の摂理史を花咲かせる「天宙平和連合」の創設を満天下に宣布しました。「天宙平和連合」は、今から後天開闢時代のアベル国連的役割を果たすでしょう。カイン格の既存の国連の刷新とともに、世界各地において、私の教えである「天父主義」、すなわち真の愛、真の家庭主義を伝授されて走っている数百万の平和大使たちを動員し、「神様のもとの人類一家族」を成し遂げる天命を必ず完遂しなければなりません。
皆様。「天宙平和連合」は、超宗教•超国家的な次元で、交叉祝福結婚を通して堕落前のアダムの本然の血統に復帰する、人類の血統転換の大革命を遂行する前衛隊となるでしょう。ある人は、不可能なことだとあざ笑うかもしれません。
しかし、神様のみ旨がある所には必ず道があります。皆様も一度考えてみてください。実体の神様の名で役事しているレバレンド•ムーンの教えに従い、もしアメリカとロシアが超国家的次元で交叉祝福結婚を決行したとすれば、どのような結果が出てくると思いますか。二つの国は、永遠の絶対主人である神様と一つの家族になるでしょう。数億の孫と孫娘が暮らしている国に向かって、どうして敵対感を抱くことができ、銃剣を向けることができるでしょうか。
召命された皆様。人類を神様の真の同族血統に変え、この地に神様が願われた本然の理想祖国と本郷の地を求め、太平聖代の理想天国を創建する聖業が、地球星の至る所で既に勢いよく燃え上がっています。きょうこの時間にも、世界百八十五ヵ国では、一万二千カ所ずつの訓読、祝福大会の責任を完遂するために、火花を散らす競争が繰り広げられています。きょう皆様がこの場に足を運ばれたのは実に貴いことです。この意義深い聖なる禧年と共にある天運の流れを逃さないでください。
地球星の七五パーセントを占めている海洋圏を、皆様が先頭に立って保護し、発展させなければなりません。様々な公害と資源の枯渇によって死につつある地球星を回生させ、人類の未来を約束してくれる新しい資源の宝庫を、ほかのどこで見いだすことができるでしょうか。
今は、天宙的女性時代を代弁する海洋時代が開かれました。海を中心として、超国家的で超大洋的であると同時に、本性の女性文化圏である海洋圏文化を創出し、環太平洋文明圏が主人となる神文明開闢時代を産出するにおいて、真のお母様を中心としてすべての娘たちがー心一体になり、勝利的産苦を完成完結するための機関車の使命を果たさなければならないという点を、肝に銘じてくださることを願います。
きょうこの意義深い場を共にしてくださった貴賓の皆様は、私がお伝えするこのメッセージを心の奥深くに刻んでください。天上の数千億に至る祝福を受けた皆様の善なる先祖の家庭も、この時間、地上に再臨し、皆様と共にこのメッセージを受けています。彼らも、子孫である皆様を通して地上で完成し、真の父母、真の師、真の主人の位置まで出ていくことができなければならないからです。それだけでなく、彼らは、王の王であられる真の父母様と一心一体になり、堕落前の本然の姿で、その方の命令に絶対基準で従い、同参して侍る人生を通し、地上•天上天国の創建に総動員されなければなりません。このように霊肉界が共に生き、呼吸し、苦楽を共にしているという事実を、忘れないようにお願いします。
それとともに、私がきょう、皆様にもう一つ特別にお願いしたいことは、真の父母様のみ言集一千巻以上の中から要約、抜粋した「平和メッセージ」のみ言を、覚えるほど耽読し、人生の指標としてほしいということです。神様が先頭に立ち、霊肉界が一つになって皆様を保護し、助け、神様が願われた平和理想世界を成し遂げ、永遠の解放、釈放を享受して暮らすようになるでしょう。
後天開闢時代における私たちの責任
皆様は今、後天開闢時代の摂理を主導するアベル国連の「平和軍」と「平和警察」としての使命を果たす歴史的な家庭を探し立てなければなりません。人類の福祉と世界平和のために、崇高な献身の道を歩んだ皆様の人生を、歴史は決して忘れないでしょう。「平和軍」と「平和警察」は、私が創設し、今世界的規模で発展しています。
アベル国連の旗を掲げて「平和軍」と「平和警察」の先鋒に立つ家庭に、皆様のような英雄たちでなければ、誰を探し立てるというのでしょうか。世界各地から集まってこられた指導者の皆様。摂理の結実期であり、神様の祖国光復をこの地、大韓民国でまず完成、完結しなければならない切迫した時点に立った今日、皆様は何をされますか。先天時代と後天開闢時代が交差しながら引き起こされる、極度の利己主義と排他主義の壁に閉じ込められ、自己の安楽と栄達ばかりを追い求めて人生を終える愚かな人になりますか。否が応でも、皆様は既に天から召命を受けました。二〇〇七年九月、私が天と地に宣布して出帆させたアベル国連の輝く旗が皆様を導くでしょう。
一方では、カイン格である既存の国連の改革を速やかに完成し、また一方では、世界のすべての国の政治、経済、文化、教育など、すべての分野において、神様の創造理想である神心情圏を軸として広がっている、アベル国連の神文明圏革命を完成しなければならない天命を受けたということです。
したがって、韓国も例外ではありません。「天宙平和連合天一国双合七八禧年」の天運の前に、すべての壁と垣根が溶け落ちてしまうでしょう。サタン世界で万難を克服して勝利した天宙平和の王、天地人真の父母様のその勝利的伝統を継ぎ、神心情圏時代の主人になってください。今や神様の祖国光復は、私たちの手で成し遂げなければなりません。
今、皆様が身を置く民主主義は、真の家庭、真の父母主義の時代、すなわち神文明心情圏の時代を求めていく過渡期的な兄弟主義であることを忘れずに、敢然と民主主義の峠を飛び越え、革命的な飛躍をしてください。
指導者の皆様。皆様がはっきりと知らなければならないことがあります。摂理的に見れば、「天宙平和連合」はアベル的位置に立っており、「家庭堂」は世の中を代表するカイン的立場に立っています。去る第十八代総選挙に出師の表を出した候補者たちは、真の父母様が天宙的次元の勝利を勝ち取られた、その伝統を相続しなければなりません。
それと共に、世界百九十四ヵ国が参与しているアベル国連の舞台で、大韓民国が祖国の役割を果たすことができるようにするために、皆様全員が、今後行われる大統領選挙と国会議員選挙、そして郡守、市長、道知事などの地方自治団体長選挙はもちろん、各種の長官選任にも積極的に参加し、必ずや最後の時を勝利しなければなりません。皆様の目的は、これからすべての国家の既存政党を一つに結び、皆様の分捧王たちを中心として、この地球星に本当の祖国光復を成就することです。
天のみ前に宣布して始めた日韓海底トンネルとべーリング海峡トンネルプロジェクトも、真の父母様と祖国光復のみ旨を完成させる主人の位置で、必ずや成功させなければなりません。アベル格である天一国とアベル国連、そしてカイン格であるアメリカと既存の国連を一つに結び、天宙的次元の水平を探し立て、万王の王であられる神様を軸とし、平和の王であられる真の父母様と皆様の分捧王、そして皆様が一心一体になり、堕落のなかった本然のエデンの園、すなわち祖国創建を完成しなければなりません。
貴賓の皆様。宇宙に散在する森羅万象も、その大小に関係なく、すべて一つの根から始まりました。堕落によってすべての関係が断絶され、人間が無知に陥ったために簡単に感知することができないだけであって、万物はもちろん、太陽までも、それぞれの基準と形態の中で真の父母、真の家庭に侍って共鳴圏を形成し、ために生きる人生、すなわち真の愛を中心とした真の血統圏の世界で暮らしたいと思うのです。
その世界こそ、死のない場所であり、教育が必要なく、先もあとも必要ない所です。電気学でいう負荷のかからない水平の位置で、万物も人間と共に神様だけを中心として暮らす道理に従う世界、すなわち善の王国を完成し、永遠に太平聖代を享受しながら暮らしたいと思う、そのような世界です。
皆様。堕落によってアダムとエバは、霊肉共にサタンに渡してしまいました。しかし、イエス様は、十字架の苦難を通して、肉身は失ってしまいましたが、四十日の復活期間を勝利して霊的復活を完成され、人類に霊的救援の道を開いていかれました。
そのような次元から見るとき、今回のへリコプター事故は、実に途方もない摂理的意味をもっています。サタンの最後の総攻勢の中でも、真の父母様は、霊肉共に完全実体の勝利を勝ち取られたのです。摂理歴史の中で失ってしまった真の家庭三代圏を、一滴の血も流すことなくそっくりそのまま復帰、安着させたのです。
夢にも忘れることができないその日、七月十九日、ヘリコプター事故の当日には重生完成を、それから二十日目の七八節、八月七日には復活完成を、そしてきょうは、事故から四十日目を勝利で締めくくりながら、永生完成の日を宣布する次第です。神様を中心にお迎えし、摂理の最終的理想圏である新天新地を開き、永遠の解放・釈放を謳歌する永生の新しい日を宣布します。
今、皆様の前には、新しい時代と新しい国を約束する二〇一三年一月十三日のその日が近づいてきています。神様の血統と完全な祝福を保全し、本来の真の神様を万有の父母として侍り、永遠の禧年を享受して暮らすことができる平和の実体王国、すなわち天一国のその日に向かって、私たちは総進軍しましょう!皆様と皆様の家庭、そして祖国光復の聖業の上に、神様の祝福と恩寵が共にありますように。アーデュ。ありがとうございました。
Tuesday Dec 06, 2022
平和経 第422話
Tuesday Dec 06, 2022
Tuesday Dec 06, 2022
真の父母様の業績
平和を愛する環太平洋圏の指導者の皆様。私は、実に形容し難い受難の路程を克服して勝利し、今日この地位まで来ました。決して個人の栄達と慰安のための人生ではありませんでした。生死が行き交う茨の道でも、天の印を受け、天のみ旨がどこにあるかをはっきりと知った私だったために、人類救援という天命をつかんで身もだえする、不死鳥の人生を生きてきました。そうして、アメリカと世界の宗教界、学界、政界、および各界各層の指導者たちから、私は次の八つの分野でチャンピオンの呼称を受けるようになりました。
一番目に、レバレンド・ムーンは、神様を最もよく知るチャンピオンです。これまで神様は、全知全能の方であられ、被造万物の世界とは絶対的な主従関係であり、尊敬と栄光の玉座にいらっしゃる方であると考えられてきました。しかし、事実は正反対です。
私は、摂理的使命を出発しながら、神様と人間の関係が父母と子女の関係だということを知ったのであり、最初のアダムをサタンによって失ってしまったのち、神様は、悲しみと嘆息と恨の神様になられたことを悟りました。私は、生涯を通して、その神様の恨を解怨してさしあげ、神様の心情を解放•釈放してさしあげようと全力を尽くしてきました。ついに、二〇〇一年一月十三日、「神様王権即位式」を奉献してさしあげることによって、神様の栄光と権威の玉座を取り戻してさしあげたのです。
二番目に、レバレンド•ムーンは、サタンを最もよく知るチャンピオンです。これまで人類は人間を堕落させ、すべての悪行を主導する悪魔サタンの正体が何かを知りませんでした。私は、摂理を出発した草創期に、十四年以上の間、血のにじむ霊的な祈祷生活を通して、天上世界のあらゆる秘密を深く調べていく中で、すべての悪の根源であるサタンの正体が何であり、さらには、サタンの戦略と戦術が何かを知るようになりました。
堕落によって血統を汚してきたことがサタンの戦略戦術だったため、私は、天の側に本然の血統を探し立てようと全力を尽くしてきたのであり、このような天の戦法が世界的に広く知られた交叉合同祝福結婚運動なのです。
三番目に、レバレンド•ムーンは、人間を最もよく知るチャンピオンです。人間は、どこから来て、どのように生き、どこに行くのか、堕落した人間は、なぜ心と体が争い、葛藤しているのか、生と死の意味は何か、本当に死後の世界は存在し、このために地上生活はどのようにするべきか、などに対する多くの疑問は、レバレンド・ムーンが明らかにした「創造原理」で詳しく説明しています。
人間の生は、腹中から地上生活を経て、永遠の死後の世界にまで連結されているのです。レバレンド•ムーンは、人を見れば、その人の運命を直観する視覚があります。そのため、世界の大勢の若者たちの配偶者を結び合わせてきました。
四番目に、レバレンド•ムーンは、霊界を最もよく知るチャンピオンです。死後の世界である霊界は、地上生活の延長として、すべての人間が自然に行く世界として実在する世界です。したがって、祝福を受けて原罪を清算したのち、霊人体を完成して肉身を脱ぐ人たちには、死ではなく聖和という神聖な儀式を通して、永生の天の国に行く道を歓送し祝賀するのです。歴史時代に来ては逝った数多くの聖賢、烈士たちが、今霊界に実在しており、真の父母様から祝福を受けて絶対善霊となり、神様の地上摂理を手伝っているという事実を知らなければなりません。地上生活の一瞬一瞬は、そのまま天上に記録され、後日、霊界に行く日に、地上生活の審判材料になるのです。したがって、すべての人間は、より大きなもののために犠牲になることを喜ぶ、真の愛の人生を実践しなければなりません。
五番目に、レバレンド•ムーンは、イエス様を最もよく知るチャンピオンです。神様の息子であり、救世主、メシヤとして来られたイエス様が、準備されていた当時のユダヤ教団の指導者たちから反対され、最後に十字架で処刑されたことは、人類歴史において、最も悲劇的な事件です。イエス様は、第二のアダムとして、神様を中心とする理想家庭のモデルを成就し、全人類を接ぎ木してあげなければなりませんでした。
ローマを経て西欧文明の基礎となり、大西洋と太平洋文明圏の中心核となっているキリスト教は、再び来られる再臨主のための新婦的基盤であることを理解しなければなりません。キリスト教徒たちは、神様のみ旨を広げることもできずに十字架に追われたイエス様の、悲しい心情世界を理解しなければなりません。私の教えを通して、イエス様の使命と十字架による救援の限界、そして再び来られなければならない理由などが、はっきりと明らかにされています。
六番目に、レバレンド•ムーンは、聖書および各宗教の経典の核心内容を最もよく知るチャンピオンです。聖書を中心とする各教団の主要な経書は、人間始祖の堕落によって無知に陥った人間たちを、再び神様のみ前に帰す道が暗示されている秘密の啓示書です。
したがって、重大な内容が比喩と象徴で描写されているのです。比喩と象徴は、天から来るメシヤによってのみ明確にされます。したがって、旧約の律法の核心内容を明確に教えてくださった方がイエス様であり、レパレンド•ムーンの教えを通して、新旧約の聖書全体に貫き流れる神様の救援摂理に関する天の秘密が、明確に現されているのです。聖書は、神様の創造理想と堕落、そして復帰の道が隠された秘密の啓示書です。レバレンド•ムーンが明らかにした「原理」は、各種の経書で疑問視されていることに対するすべての答えが、明快に表されています。
七番目に、レバレンド•ムーンは、人類歴史を最もよく知るチャンピオンです。歴史は、単に漠然と反復しながら循環する歴史ではありません。明確な方向と目的をもって流れているのです。人類歴史は、本然の創造理想を回復していく蕩減復帰摂理歴史であり、救援摂理歴史です。
歴史の始源と方向を明確に知っている私は、このような摂理的観点から、一九八五年、ソビエト連邦の最全盛期に、スイスのジュネーブでの国際学術会議を通して、共産主義の終焉を予言するなど、唯物史観の終末を予見したのです。これからは、すべての国家と宗教がそれぞれの垣根を崩す時です。そうして、「唯一なる神様のもとの一家族(One Family under God)」となる時代が急速に到来するでしょう。歴史の主管者は、神様であられます。今後、天運の到来により、歴史の軸が、アベル国連を中心に、天一国を創建するための超宗教•超国家の世界へと急速に前進させるでしょう。
八番目に、レバレンド•ムーンは、真の家庭の価値を最もよく知るチャンピオンです。神様の創造理想は、神様を中心とする真の家庭をつくることです。アダムの家庭が成し遂げられなかった真の家庭の理想を取り戻し、地上•天上天国の基盤を構築するのです。
私が主導してきた祝福結婚運動は、単純な結婚儀式ではなく、原罪を清算し、本然の真の血統によって天に接ぎ木する神聖な行事なのです。真の家庭は、真の愛、真の生命、真の血統の根源です。本然の真の理想家庭を通して、真の国、真の世界、真の天国が建設されます。家庭における真の父母を中心とする四大心情圏と三大王権の基礎が天一国の土台になるのです。
二〇〇五年九月十二日、「天宙平和連合」の創設以降、レバレンド•ムーンは、三代圏祝福理想の完成を通して、み言と祝福で全人類を神様のもとの一つの家庭にしようと、私と韓鶴子総裁、さらに直系の子女たちと孫、孫娘の三代圏が進み出る世界巡回を完了しました。さらに、アメリカのキリスト教代表百二十人、宗教圏代表千二百人、そして一万二千人の平和大使たちが、国家代表として世界百九十数ヵ国を巡回し、真の父母様のみ言と祝福行事を行うことによって、神様を中心とする神文明世界を成し遂げていくために、真の家庭の価値が人類の普遍的価値として定着するようにしたのです。
以上のように、レバレンド•ムーンは、八つの分野のチャンピオンとして世界に広く知られてきましたが、天の助けにより、全人類が協助して勝利しなければならない標的として残されているのです。
Tuesday Dec 06, 2022
平和経 第414話
Tuesday Dec 06, 2022
Tuesday Dec 06, 2022
10.韓国タイムズ航空金浦航空産業団地起工式
日付:二〇〇六年六月十日
場所:韓国、京畿道、金浦市、大碧里(テビョリ)
行事:韓国タイムズ航空金浦航空産業団地起工式
尊敬する航空業界の指導者、内外の貴賓、シコルスキーの役員の皆様。お忙しい日程にもかかわらず、はるばる駆けつけ、「韓国タイムズ航空」の金浦航空産業団地起工式に参席してくださった皆様に、心から感謝申し上げます。また、世界的な仁川国際空港と開港五十年を経た金浦国際空港の中間に位置するこの場に、金浦航空産業団地が名実共に先端の航空技術団地として発展できるよう、外国投資法人の指定と産業団地の承認をしてくださり、きょうの起工式を執り行うことができるようにしてくださった皆様に、重ねて感謝を申し上げます。
私は、一生をかけて神様の真の愛を実践するために生きる人生の道理を教えてきました。これは、個人にだけでなく、家庭と社会、国家、すべての次元に適用される基本原理です。そして、貧しさに苦しんでいた祖国の韓国が、より豊かな生活を享受でき、さらには全世界のために与えることができる国になろうとすれば、精神的な基盤だけでなく、堅固な工業技術基盤がなければならないという信念をもち、約四十年前に統一重工業を設立し、先端の自動車工業技術をドイツの会社から導入し、今日の韓国自動車工業の技術基盤を固めました。
超宗教•超国家的活動によって世界平和を追求してきた私は、べーリング海峡を貫くトンネルか、または橋梁を建設し、世界を一つに連結する大規模なプロジェクトに挑戦し、すべての技術が人類の平和と福祉に寄与するよう、最善の努力を傾けています。三十四年以上にわたる海外活動を終えて帰国する際、私は、工業技術の中でも最高の精密度が要求される航空技術の基盤を確立し、韓国をして二十一世紀の機械産業、特に航空宇宙産業の発展に貢献できるよう「韓国タイムズ航空」を設立し、世界最高のへリコプター技術を誇るシコルスキー社と技術協力を締結するに至りました。
今から「韓国タイムズ航空」は、民需用の大量人員輸送のためのへリコプター開発に力を注ぎ、ヘリコプター産業の新しい地平を開き、韓国の大衆交通体制に革新をもたらすことはもちろん、国土活用の効率を高め、国民生活の質の向上に大きく寄与することを期待します。
また、「韓国タイムズ航空」は、私が世界百八十ヵ国以上に築いた統一グループの基盤を通して、平素から私が主唱してきた「技術平準化」を実現することによって、「韓国タイムズ航空」が、韓国が「工業大国」になるための大きな一助となることはもちろん、世界万民の幸福を増進させることを願います。
皆様。私はこれまで、世界人類の福祉と平和実現のために、多方面にわたって持続的に努力してきました。私は、二〇〇五年九月十二日、アメリカのニューヨークにおいて「天宙平和連合」を創設し、全世界百二十ヵ国にその創設メッセージを伝播する世界巡回を終えました。
「天宙平和連合」をアベル国連の位置に立て、新しい国際平和機構へと発展させていくことはもちろん、カイン格の既存の国連を改革し、国連の中に世界的宗教指導者たちによって構成された上院格の平和議会を創設して、既存の安全保障理事会と同等の位置の議決機関として立てようというメッセージです。既存の国連代表部のように、一定の国家の権益ばかりを代弁する代表ではなく、超国家的で超天宙的な次元で、本当に人類の福祉と平和のために働く平和議会の創設を意味します。人類の平和と福祉のためのこのような途方もないプロジェクトを推進している私は、世界的に平和の王であり、人類の真の父母と呼ばれています。
「韓国タイムズ航空」も、究極的には、このような遠大な志のための、大きな一助となるでしょう。この間の、産業資源部と建設交通部など、関係各署と金浦住民の皆様の御声援に感謝申し上げ、皆様全員に、天の祝福が満ちあふれることをお祈りします。ありがとうございました。
Tuesday Dec 06, 2022
平和経 第413話
Tuesday Dec 06, 2022
Tuesday Dec 06, 2022
9.真の父母は神様の体
日付:二〇〇五年八月一日
場所:韓国、ソウル、ロッテ•ホテル
行事:「二〇〇五世界文化体育大典」祝賀晩餐会
尊敬する国内外の貴賓、そして紳士淑女の皆様。きょうこの貴い日を迎え、私は儀礼的でお決まりの挨拶を申し上げるために、この場に出てきたのではないことを御了承くださるようお願いします。人類を罪悪から救うために、真の父母の資格でこの地に顕現した私です。短い時間ですが、天がきょう、皆様に下さるメッセージの一端をお伝えすることで、私の挨拶に代えさせていただきたいと思います。「真の父母は神様の体」という題目のみ言です。
皆様。神様を御覧になった方はいらっしゃいますか。神様は無形でいらっしゃるので、死んで霊界に行っても見ることができない方です。したがって、肉身をもって生きる人間と関係を結んで生きるためには、神様も体をもった父として、この地に顕現されなければなりません。このような天理ゆえに、神様は、人類始祖であるアダムとエバを創造されました。彼らを通して神様は、御自身の姿を有形と無形の両面で顕現しようとされたのです。そのようになる場合は、有形世界と無形世界が調和して一つになった姿であり、宇宙が一つになったものをも象徴しています。
そうだとすれば、肉身をもって生まれた人間として、どのようにすれば無形でいらっしゃる神様の体になることができるのでしょうか。神様の属性は、絶対愛、唯一愛、不変愛、永遠愛です。神様のこのような属性を完全に伝授して創造された最高の傑作が人間です。有限な物質世界の原理原則を土台としてつくった肉身は、永遠に存在することはできません。それで神様は、アダムとエバが完成に至れば、彼らの中に内在して完全一体をなすことによって、アダムであると同時に神様であり、神様であると同時にアダムであるという永遠の関係を結ぼうとしたのです。
もしアダムとエバが堕落せずに神様の戒めを守って個人完成し、神様の祝福のもとで結婚式を挙げることさえできていれば、彼らの子女たちはもちろん、子々孫々、永遠に神様の属性を相続して生きる神様の体になっていたでしょう。また、真の愛の絶対価値圏は、必ず真の愛の相対圏を確保することによってのみ可能なので、アダムとエバさえその基準に立てられていたならば、人類は、子孫を通じて、自動的に神様の絶対相対の位置で永生福楽を享有することができたのです。結局、人間の堕落は、神様に最も大きな打撃を与える結果を招いてしまいました。縦的には父母と子女の関係であり、横的には神様御自身であると同時に子女である人間を、神様はまるごと失ってしまったのです。
アダムとエバが神様の体を備えれば、神様は、彼らの心の中にお住まいになりながら、有形世界である地上世界と無形世界である霊界を統治するようになっていたのです。それは、神様の統治であると同時にアダムとエバの統治でもあります。それと共にこの地に神様の王国、すなわち平和王国をつくり上げたでしょう。アダムは、地上天国の王であると同時に、天上天国の王になっていたのです。神様の属性をそのまま受け継ぎ、アダムはすべての被造物の上に、絶対的存在であり、唯一の存在であり、永遠で不変な真の愛の実体の父母、実体の王、実体の主人、実体の師になっていたのです。今日の人類は、神様の体をもって生きる分身体となっていたでしょう。
そうだとすれば、何が問題となったのでしょうか。それは、堕落が元凶です。堕落は、人間を無知の世界へ追い込んでしまいました。父母を失った天涯の孤児にしたのです。目の前に広がる山川草木は見ることができても、その根である神様に対しては、聞くことも、見ることも、感じることもできない不感症患者にしてしまったのです。しかし、人間よりも大きな苦痛と悲哀の中に落ちた方が神様です。御自身の創造理想を強奪され、愛する息子、娘を強奪され、真の愛の理想の園として創造しておいた地球星まで、怨讐サタンの籠絡の場として渡してしまったのですから、どれほど悔しさで胸が痛み、寂しい恨の心情だったでしょうか。呆然とせざるを得ません。皆様は、このような神様の立場に対して、どれほど多くの慰労の涙を流したことがあるでしょうか。
愛する息子を怨讐に渡さざるを得なかった神様、権限がなく、能力がないからではなく、天理原則として立てておいた愛の天道を、御自身自らが踏みにじることはできなかったので、涙で耐え忍び、待ち望まれながら、復帰摂理を進めてこられた私たちの父でいらっしゃいます。創造主であられる御自身までも否定しなければならない辱めを受けながら、子女を探し求め、はるか遠い蕩減復帰の道を歩んでこられた方です。全知全能であられる神様も、真の血統を復帰するには、このように地獄よりも大変な路程を経なければなりませんでした。
だからといって、神様が主導してこられた復帰摂理は、天理原則の軌道を外れた無作真の摂理になることはできません。サタンの偽りの父母の血統を受け、堕落の後裔に転落した人類を、再び天の真の血統に復帰してあげる真の父母を探し立てなければならないのです。
アダムが完成し、神様の祝福結婚を受けて立てるべきだった天の血統を、再び取り戻してあげる体をもった神様を、この地上に立てなければならないのです。サタンとは無関係の真の家庭、真の国家、真の世界をこの地球星に立てなければならない天の摂理があるのです。それで、二千年前に送られたイエス様は、第二アダムとして来られたのです。しかし、アダム以降四千年という期間にわたって準備してきたユダヤ教とイスラエルが天のみ旨を果たすことができず、イエス様を不信してしまいました。結果的に、救世主でありメシヤとして送られたイエス様を中心とする人類の血統転換は挫折してしまったのです。再び天は悲嘆の谷間を行き来しながら、天地開闢の一日を待ってこられました。サタンの偽りの血統を完全に根こそぎ抜いてしまい、天の真の血統を出発させることができるその一日を待ってこられたのです。
皆様。このような途方もない天宙的次元の押印を受け、この邪悪な世界に現れた人が、正にきょう皆様の前に立っているレバレンド•ムーンであることを知らなけれはなりません。皆様は御存じないと思いますが、私の生涯を振り返ってみれば、実に推し量ることのできない試練と苦難の生涯でした。サタンの六十億の軍隊を相手に、一騎当千の悲壮な覚悟で闘わなければならない孤独で凄絶な闘いでした。
怨讐サタンを自然屈伏させ、奪われた天の御璽を取り戻さなければならない、決して負けることのできない闘いだったのです。数限りなく霊界を渉猟し、四大聖人はもちろん、神様にまで挑戦状を差し出し、創造の神秘を明らかにし、人類救援のための答えを探し出すために、名状し難い試練を経ました。また、地上界の救援よりも霊界の救援のほうが先でなければならないという天理を知り、まず霊界の救援を完成しました。その土台の上に、神様が安心して体を使うことのできる完成人間としての道を駆けてきました。天の真の血統が二度と汚されることのない、真の血族を出発させた真の父母の道を完遂したのです。個人、家庭、氏族、民族、国家、世界的次元を越え、霊界の数千億の人類までも、真の血統に復帰してあげなければならない救世主、メシヤの道を歩んできました。青盲(目はあいているが、実際には物が見えない眼病のこと)となった六十億の人類に光をもたらす真理の光をもって尋ね求めてきた道でした。
今や、人類の行く道は、あまりにも確かなものとなりました。後天時代の超高速道路を走っている皆様の生涯に、もうこれ以上障害物はありません。心を大きく開いて天のみ言を受け、人間完成の道を歩んでください。真の父母の分身となり、心ゆくまで天の祝福を伝授してあげる後天時代の横的真の父母になってください。地上で平和王国を創建し、永遠に神様を真の父母として侍って生きる恵まれた天国の主人になってください。地球星の至る所では、いまだに荒々しいうめき声が途絶えていません。人類の未来を心配し、世界平和の具現のために第一線で走っている指導者でいらっしゃる皆様の役割が、非常に大きいことを肝に銘じてくださるよう願います。
私がこのように公的な場でお伝えするメッセージは、私自身の哲学や統一教会の理論ではありません。天が六千年間準備してきた天理であり、天道です。神様は、真の父母である私の体をお使いになり、実体の真の父母としての摂理を進行させていらっしゃいます。どうか、新しい天の希望を抱いてお帰りください。真の父母様に侍って平和王国創建の隊列の先頭に立つ皆様となってくださるよう願います。どうか、真の父母様の代身者となり、相続者となってください。神様の祝福が皆様と皆様の国家の上に永遠に共にあることをお祈りいたします。ありがとうございました。
Monday Dec 05, 2022
平和経 第412話
Monday Dec 05, 2022
Monday Dec 05, 2022
神様の恨と創造理想的論理
私たちは、神様が泣き叫びながら、「私の息子よ、私の娘よ!」と数万年、数百万年叫んでこられたという事実を知らなければなりません。全知全能でいらっしゃる神様が、なぜ哀れでいらっしゃるのかと反問する人もいるかもしれませんが、神様は、愛する息子、娘を失った衝撃から抜け出すことができないのです。自ら抜け出す道があったとするならば、神様は今まで長い復帰摂理歴史路程をたどりながら、苦労される必要はなかったのです。
神様はなぜ恨を抱き、サタンを直接懲罰することができないのでしょうか。堕落した世の中でも、子女が犠牲の道を行けば、そのまま放っておく父母はいません。そうだとすれば、愛の本体であられる神様は、愛の対象である人類を死ぬ立場に永遠に放っておくことはできないのです。神様が本来理想とされたその人間、その世界を回復しなければなりません。
それで神様は、救援摂理、すなわち復帰摂理を進めてこられたのです。復帰摂理の過程において、神様の苦労がどれほど大きいかということに対する理解も、とても重要です。神様は真の父母として、堕落した人間の苦痛をそのまま御自身の苦痛として感じて摂理をしてこられました。
堕落した人類の始祖は、悪魔サタンの偽りの愛、偽りの生命を受け継ぎ、サタンが人類の偽りの父母、偽りの主人の振る舞いをしてきたので、救援摂理は容易ではありませんでした。ある人は、キリスト教で全知全能だという神様が、なぜ無力な神様になり、滅びつつある人類を傍観するのかと疑問をもったりもします。
しかし、人間が自ら罪を犯したので、それを解決できる解放圏に対する条件を人間自身が立てなければ、神様は人間を無条件に解放することはできないのです。それができる神様であれば、初めから人間始祖をエデンの園から追い出したりはしなかったはずです。ましてや、サタンが血統的な因縁を掲げて主人として君臨しているので、なおさら難しいのです。
創造理想の本然的基準にはあり得ないことが発生し、本然の父母の位置を奪われることによって、神様は、創造主であられるにもかかわらず、これに干渉することもできず、また全体的に責任をもつこともできない立場に立つようになったのです。
どんなに全知全能でいらっしゃる神様だとしても、堕落した人間世界とサタンに対しては、単に能力で審判してしまうことはできないのです。永遠の真の愛の対象として創造された人間であるがゆえに、一度に整理することはできず、真の愛で復帰摂理を進行してこられたのです。また、サタンから讒訴を受け、蔑視されながらも、犠牲と絶えず与える真の愛で対してこられました。
サタンは神様に、「あなたの創造理想を中心として、愛の絶対圏理想である真の単一氏族圏をつくるための愛の血統圏が、このようにみな減んで破壊状態に至ったのに、今も創造理想的論理が適用されると思われるのですか」とあざ笑ってきたのです。そのようなとき、神様は何と答えたらよいのでしょうか。どれほど呆然とすることでしょうか。それでも、神様が受難の過程を通して長い復帰摂理を進めてこられた理由は、どこにあるのでしょうか。全知全能でいらっしゃるからでしょうか。違います。愛する息子、娘を取り戻すための真の愛の理想のためです。御自身の事情は差し®いて、人間の事情を理解してあげようとされる神様なのです。ですから、悲しい人には悲しい事情をもって訪ねてこられ、無念と悔しさで胸を痛めている人には、そのような事情をもって訪ねてこられたのです。
神様の事情と心情を慰労すべき
尊敬する指導者の皆様。皆様は、神様とどれほど深く事情を通じたことがありますか。神様のためにどれほど涙を流したことがありますか。神様の苦労を身代わりするために、四肢が引き裂かれる道でも訪ねていこうと身もだえしてみたことがありますか。それはできなかったのです。神様は、私たちの事情を慰労しながら訪ねてこられ、裏切った子女に対して変わることのない父母の心情で長い歳月の間、訪ねてこられたのです。
しかし、父母でいらっしゃる神様は、万民が嘆息圏を抜け出さない限り、御自身も嘆息圏から抜け出すことができません。神様はそのような立場にいらっしゃるので、私たちは、神様の事情と心情を慰労し、解放してさしあげなければなりません。それでは、何によって神様を解放してさしあげることができるのでしょうか。神様が、愛の対象である子女を失ってしまい、万民を子女として愛することのできない拘束圏にいらっしゃるので、私たちは、神様が万民を自由に愛する解放圏を、神様のみ前に取り戻してさしあげる責任があります。神様の拘束は、人間の堕落が原因だったので、人間は、堕落線を乗り越えて勝利した息子、娘となって、神様を解放してさしあげなければなりません。
歴史的に人間は、神様の心の中に途方もない苦痛があることを知らずに生きてきました。レバレンド•ムーンは、このような恨と苦痛の神様であることを悟ってから、何日も、何週間も痛哭しました。統一教会の出発には、そのような深い事情があることを皆様は知らなければなりません。
神様が、真の愛に背いて怨讐の懐に抱かれた人間に対して、「私の息子よ、私の娘よ!」と切ない思いで叫んでこられたのですが、そのような父に対して、喉がかれるほど「私のお父様!」と叫んだことがありますか。舌が渇き、息が詰まりながら切実にお父様を呼んでみたことがありますか。堕落した群れは、神様に対する何の内容も備えることができませんでした。私たちのあらゆる感情と五官の作用は、すべて世俗的なものです。本然の神様に対するものは一つもありません。公義の法では、神様に対するものは全くありませんが、ただ一つ、愛の法をもって向き合う道があるのです。
神様の解放と釈放
人間が堕落することによって、神様は自由に振る舞うことができなくなられました。したがって、人類始祖も自由にできないように拘束され、天使世界や数多くの宗教人、あらゆる人類もまた拘束圏内で生きるようになりました。
神様は拘束された方です。息子、娘を失ってしまった父母、孝子を失ってしまった父母の心を解いてさしあげるためには、本然の孝子以上に、あらゆる面でその十倍以上の誠意と努力を尽くして孝行をしたとしても、本然の心へと解放してさしあげることは簡単ではないでしょう。それでも、レバレンド・ムーンは、早くから「神様を私の手で解放してさしあげよう!」と決意して生きてきました。
宗教の真の使命とは何でしょうか。それは、愛の心情で神様を解放し、人類と霊界を解放し、そして地球星まで解放するのです。多くの人々は、神様が私たちを解放してくださるだろうと信じてきたかもしれませんが、事実は神様が心情的に拘束されていることを知って、私たちが神様を解放•釈放してさしあげなければならないのです。
このために、「人類のせいで神様が拘束を受けていらっしゃるのだ。私のせいで神様がサタンの讒訴を受けていらっしゃるのだ。私のせいでイエス様も苦難を受けられたのだ。お父様、解放の位置に移してさしあげます。イエス様も、聖霊も、解放の位置に移してさしあげます」と言うことができる、信仰と希望に飢えた人、愛に燃える人を、神様は長い間探し求めてこられました。
今までこの地には、神様が主管する、統一された神様の民と真の愛の主権を中心とする国家はありませんでした。それにもかかわらず、全能の王を賛美していたのですから、神様の心情は自由であられたでしょうか。神様のみ前に孝子がいなかったのであり、忠臣の道理、聖人の道理、聖子の道理を果たしながら、天国を守ることのできる真の愛の体制がなかったので、神様がお立ちになる位置がなかったのです。それで神様は、今まで囹圄(牢獄)の身で軟禁状態にとどまってこられたのです。この恨をいかにして解くのでしょうか。神様の本質的な愛の実践運動以外には方法がありません。したがって、最後の宗教は、神様が哀れで無念な方であることを詳細に教え、人間を本然の心情的な世界に連結させることができなければなりません。
私たちは今、真の愛運動を通して神様を解放・釈放してさしあげなければなりません。そうでなければ、天道が立て直されず、この地上に理想世界は訪れないのです。真の愛運動は、私が創設した「世界平和超宗教超国家連合」と「平和国連(超宗教超国家平和協議会)」がアベル的立場であり、そして「蒙古斑同族世界平和連合」がカイン的立場で一体になり、歴史の恨を植えつけたカインとアベルの分立の歴史に終止符を打ちつつあります。
アメリカは今や、自由世界を代表する兄の位置で、神様のみ旨の完成のために先頭に立たなければなりません。そして政党間において、または人種間において、利害や打算を前面に押し出して国民を分裂させ、欺瞞に満ちた利己的で個人主義的な思考の枠組みから抜け出すべきです。そして、神様が皆様の家庭、皆様の国に臨在して暮らしたいと思われる、自由と平和が花咲く真の国家を立てなければなりません。そのために、私たちは手を取り合い、神様を解放•釈放してさしあげ、創造理想を完成した地上天国、平和王国を創建しましょう。神様の祝福が永遠にこの地に共にあることをお祈りいたします。ありがとうございました。
Monday Dec 05, 2022
平和経 第411話
Monday Dec 05, 2022
Monday Dec 05, 2022
8.神様の心情の解放、釈放のための孝子、忠臣になろう
日付:二〇〇四年十二月十三日
場所:アメリカ、ワシントンDC、マリオット•ワードマン•パーク•ホテル
行事:共同遺産朝餐頂上会議
尊敬する元•現職の国家元首、世界の宗教界と各界を代表する指導者、アメリカの高名な指導者、そして紳士淑女の皆様。天が決定され、進行される摂理の時と方向をあまりにもよく知っている私は、きょうこの時点において、全世界六十億の人類に伝えてあげる天の警告的次元のメッセージを持って、この場に出てきました。
歴史上、誰も明確に知ることができなかった神様の事情と心情を、皆様に明らかにすることによって、今摂理的終末期に処している人類が果たす責任と方向性を正しく提示しようと、きょう私は「神様の心情の解放、釈放のための孝子、忠臣になろう」という題目でお話ししようと思います。
神様の恨と悲しみ
真の愛の本体であられる神様が、なぜ人間を創造されたのかというと、独りでいれば刺激がないからです。喜びというものは、相対関係によってわき出るものです。独りでは喜びの刺激を得ることができません。神様も愛の対象が必要なのです。独りでは愛することができません。このために人間は、神様の真の愛のパートナーである子女として創造されたのです。
このように、神様は人間の父であり、人間は神様の息子、娘です。神様の骨の中の骨、肉の中の肉、骨髄の中の骨髄のすべてを投入して創造されました。父と息子が出会うことのできる最高の場所は、愛が交差するその中心、生命が交差するその中心、理想が交差するその中心です。神様は人間に対して、全知全能であられる御自身と同等、同位の立場に立てるようにおつくりになりました。それで、人間の本心は、最高のものを希望するのです。
創造理想完成は、どこから始まるのでしょうか。それは、神様ではなく、正に人間から始まるのです。神様の理想は神人一体なので、人間の完成がない限り、神様の完成もまたあり得ないのです。そうだとすれば、神様は、人間始祖のアダムとエバが神様に似た無限の価値的存在になることを、どれほど待ち望まれたでしょうか。ところが、アダムとエバが堕落することによって、神様は真の息子、娘をもつことができなくなりました。
したがって、真の愛を中心として血統的な関係をもつ、神様の家庭も成し遂げることができなかったのです。その代わりに、偽りの父母により、偽りの愛と偽りの生命と偽りの血統の因縁を結ぶことによって、堕落の子孫である私たちには心と体の闘いが起きました。そして、アダムとエバは怨讐となったのであり、彼らの息子、娘たちの間には殺戮が起きました。結果的に神様は、アダムとエバを真の人類の先祖として、人類の父母として、御自身の息子、娘として向き合うことができなくなりました。神様は、二人といない息子、娘、永遠のひとり子とひとり娘を失ってしまわれたのです。
堕落と血統
堕落が男性と女性の間で起きたというのは、聖書の文字どおり、善悪の実を取って食べたことなのでしょうか。果物を取って食べたことが原罪になるのでしょうか。異性間で堕落するのは、過った愛しかありません。人間始祖が果物を取って食べたことによって、その子孫が千代、万代、罪人になることはありません。それは、血統的に罪の根を植えたので、遺伝法則によって永遠に持続されるのです。
不倫な淫行関係によって、エバは、天使長と一つになり、次に、アダムと一つになることによって、アダムとエバは、神様を中心とせずに、天使長を中心とした夫婦関係を結んで家庭をつくるようになったので、アダムとエバの子孫であるすべての人間は、結局サタンの血統を受け継ぐようになったのです。本来、創造理想の中で、愛は所有権を決定するようになっています。したがって、一旦、愛の関係を結べば、その愛を中心とした主体と対象は、互いの所有権をもつようになるのが原理です。このような原理的基準で、天使長が堕落して悪神になったサタンは、不倫の愛の因縁を通して、堕落人間に対する所有権を堂々と主張できるようになったのであり、人間の本当の父が神様でいらっしゃるのに、かえってサタンが父の振る舞いをしているのです。それで、ヨハネによる福音書第八章四十四節でイエス様は、「あなたがたは自分の父、すなわち、悪魔から出てきた者であって、その父の欲望どおりを行おうと思っている」と叱責されたのです。
今日のキリスト教徒たちは、み座の上にいらっしゃる万軍の主は全知全能でいらっしゃるので、自由に号令され、万事思いどおりにできると思っていますが、実際の神様は恨を抱いて悲惨な立場にいらっしゃる方です。純粋な本質的愛をもった神様のみ前に理想的対象として描かれたアダムとエバが、堕落して離れていったとき、神様の心はどれほど悲しまれたことでしょうか。堕落の当事者より、そしてこの世のいかなる人よりもっと悲しまれたのです。失ってしまった内容が深ければ深いほど、そしてその価値が大きければ大きいほど、その悲惨さはより一層大きいのです。そのような神様は、失ってしまった子女を取り戻すために、今まで復帰の道をたどってこられました。
神様は、漠然とした方ではありません。具体的な人格を備えた方でいらっしゃいます。ですから、私たち人間と、最高の真の愛の関係をもとうとされるのです。しかし、最高の愛と喜びを人間と共に永遠に分かち合おうとされた神様は、その出発点を人間始祖によって失ってしまわれました。それは正にアダムとエバの堕落のためです。
本然的真の父母の位置にいらっしゃるべき神様が、父母の位置を奪われてしまったのですから、どれほど悲痛でいらっしゃったでしょうか。偽りの父母である怨讐サタンの血統を譲り受け、真の父母が分からない堕落した子女を見つめなければならない神様の心情は、どれほど痛むでしょうか。人間の悲惨な姿を、その瞬間ごとに見つめる神様の心情、父母の心情はいかばかりでしょうか。
宇宙全体とも取り替えることのできない真の愛の実体対象を失うことによって、万物万象まですべて失ってしまい、創造理想全体が崩れるような悲しみの神様になられたのです。天宙の王座を怨讐に奪われた無念な神様になられたのです。絶対信仰、絶対愛、絶対服従の原理を徹底しながら真の愛を投入されたので、堕落の結果に対して、より一層切なく思わざるを得ない神様になられました。神様は、御自身の理想を強奪され、愛する息子、娘を強奪され、天宙の王権を強奪されて、なおもサタンから讒訴を受けてこられたのです。
このような嘆息の歴史は、堕落以後、世界的に訪れるものだったので、創世記によれば、神様も堕落の結果に対して嘆息されました。使徒パウロは、万物が嘆息し、私たちの先祖も嘆息し、全人類までも嘆息して、「被造物は、実に、切なる思いで神の子たちの出現を待ち望んでいる」(ローマ八•一九)と語っています。それは、すべてのものが嘆息圏を抜け出すことを願ったからです。
ですから、人間の創造本然の特権的価値を喪失して苦しむ無価値な人生を見つめる神様の内情的心情は、どれほど悲惨でいらっしゃるでしょうか。この人間たちは、本来は、愛と生命、そして血統を通して神様の直系の子女となり、天国の栄光を一身に受けなければならなかったのですが、敗者の仮面をかぶり、苦痛と嘆息と絶望の中で苦しんで人生の幕を閉じる立場に立っているので、それを見つめる神様は、どれほど苦しまれているでしょうか。一般的に信じられているように、全知全能で栄光のみ座に座った神様だとするならば、自分の息子、娘が死んでいくのに、神様はみ座に座ったまま、「こちらに上がってきなさい。私は席を立つことはできない!」と言われるでしょうか、それともみ座を蹴飛ばして下りていかれるでしょうか。
Sunday Dec 04, 2022
平和経 第419話
Sunday Dec 04, 2022
Sunday Dec 04, 2022
三代が調和して暮らす家庭
皆様。共に生きる生活の典型は家庭です。父母と子女は愛と尊敬で、夫婦は相互信頼と愛を土台として、兄弟姉妹はお互いに信じて助け合いながら、一つになって暮らす家庭の姿が、正にモデル的理想家庭なのです。真の愛の根に、真の愛の幹が生じて、真の愛の実を結ばせる、真の家庭を取り戻さなければならないということです。
そのような家庭には、歴史の根が生きており、天国の根が張っているのです。地上天国の根が張っている所が、そのような家庭です。永遠に継続する王権の根も、ここに定着するのです。過去、現在、未来の根が、それぞれ祖父母、父母、孫と孫娘に代表され、過去の根は霊界を代表し、現在の根は地上世界を代表する王宮であり、未来の根は孫と孫娘を王子、王女として立て、二つの世界、すなわち霊界と肉界を代表する平和の宮殿を建てて暮らすのです。このように、祖父母、父母、孫と孫娘を中心として、三代が一つの家庭で、永存される神様に侍って暮らす天一国家庭を探し立てることが、氏族的メシヤの責任であり、平和大使の使命であり、神様の願いであることを知らなければなりません。
人類が一つの家族となり、お互いに心の壁を崩し、国家間の国境までも除去しようという共生、共栄、共義社会の実現運動も、このように一つの家庭から始まるのです。したがって、私たちが真の家庭を探し立てることは、この地において天宙平和王国創建を早める摂理的召命だということを肝に銘じなければなりません。
神様も、どこかへ外出しても懐かしく思って、再び訪ねてこられる家庭を築きなさいというのです。父母が子女の家を訪ねるように、喜びの心で気楽に訪ねられる家庭を準備しなさいということです。それが、正に神様に侍って暮らす生活です。
そのような家庭では、神様が縦的な良心の主体になり、その縦的主体に従って皆様は心と体を統一するのです。そこでは、父母の愛、夫婦の愛、子女の愛、兄弟の愛、このように四大愛圏、すなわち四大心情圏が完成するのです。
このような家庭であってこそ、上下、前後、左右が一つに連結されて球形運動を継続するようになり、したがって、永存するようになるのです。もし世界が、このような真の家庭で満ちるならば、そこには弁護士も、検事も、さらには判事も必要なく、天道と天法が治める世の中になるでしょう。皆様も一度考えてみてください。誰が皆様の善し悪しを一番よく知っていますか。皆様の祖父母であり、皆様の父母であり、皆様の夫、皆様の妻、皆様の子女たちです。家庭の中で解決できないことがあるでしょうか。父母と子女が、夫と妻が、兄と弟がお互いにために生きる人生の模範を示すとき、許し難い過ちがどこにあり、罪を犯す隙間がどこにあるでしょうか。天理と天道が治める世界は、自然な世界です。遮るもののない真理と道理に従う世界です。影が生じない絶対価値による「正午定着」の世界です。
尊敬する「蒙古斑同族連合」の代表の皆様。このような驚くべき摂理的な時を教え、悟らせてくださった神様と真の父母様に、私たち全員が感謝と栄光をお返ししなければなりません。「蒙古斑同族連合」は、今や使命が明確になりました。「天宙平和連合」を縦的なアベルとし、そして世界の宗教圏と国家圏を横的なアベルとして侍り、カイン的立場に立ってこの地に平和理想世界王国を創建する主役にならなければなりません。
皆様は、今、摂理的第四次アダム心情圏の時代である解放•釈放時代、すなわち後天開闢の時代に進入しています。蕩減復帰で染まっていた旧約、新約、成約時代までの先天時代を勝利した、影のない「正午定着」時代であり、アダムの堕落以前の本然の理想世界を創建していく時代です。平和の王、真の父母を中心として、霊界と肉界が一体圏を形成した全体、全般、全権、全能の真の愛の心情圏の時代、すなわち天宙平和統一王国の時代を意味するのです。
皆様全員が、億兆蒼生の平和の王である神様を、真の父母として侍って暮らす、真の王子、王女になってください。真の父母様の祝福結婚を受けて血統転換を完成することによって、「蒙古斑同族連合」を「蒙古斑血族連合」に還元させましょう。それが正に皆様に下された天命であることを肝に銘じ、天宙平和統一王国創建の真の主人になりましょう。皆様の国家と家庭の上に、天の恩寵が満ちあふれることをお祈りします。ありがとうございました。
Saturday Dec 03, 2022
平和経 第418話
Saturday Dec 03, 2022
Saturday Dec 03, 2022
真の愛の人生
皆様。真の愛は、公益性を備えた無形の秩序や、平和や、幸福の根源です。真の愛は、宇宙の源泉であり、宇宙の中心、宇宙の主人を生み出してくれる愛です。真の愛は、神様の根であり、意志と力の象徴でもあります。したがって、真の愛で結ばれると、永遠に一緒にいてもただうれしく、宇宙はもちろん神様までも引っ張れば付いてくるのです。堕落の末裔である人間がつくった国境の壁、人種の壁、さらには宗教の壁までも、永遠に終わらせる力をもっていることが、真の愛の価値です。したがって、天国に入るのに絶対に必要な条件が、正に、ために生きる人生、すなわち真の愛の人生なのです。
ところが今日、私たちが身を置いている現在の世界を見てください。極度の利己主義の罠にかかり、物質万能を叫び、価値観を喪失したまま、享楽と腐敗の沼にはまり込んでいます。アルコール中毒者がはびこり、麻薬やフリーセックスでも足らずに、今では近親相姦という獣にも劣る蛮行を勝手気ままに行っても、堂々と顔を上げて生きています。
女王格の女性、祖母格の女性、母格の女性、妻格の女性、娘格の女性、このようにすべての段階の女性たちを蹂躙しても、世の中を闘歩する「人面獣心」の者たちが氾濫する世の中になってしまいました。夫婦同士で、お互いの夫と妻を取り替えて楽しむスワッピングが猛威を振るう世の中になってしまいました。このような振る舞いこそ、人倫と道徳破壊の極致であり、堕落行真の断末魔的姿にほかなりません。神様の創造理想世界の完成が、夢にも見ることができない地獄になってしまいました。
このようなすべての問題は、私たちの始祖、アダムとエバの堕落にその根を置いています。長成期完成級にいたアダムとエバが、サタンの誘惑によって堕落してしまいました。時でない時に、性的に堕落してしまったのです。
このように、男女間の不倫な性的結合が正に堕落となったので、数千、数万年を経てきながらも、人類はいまだにその堕落の血統圏を抜け出すことができないまま、おぞましい蛮行を継続しているのです。神様の胸に釘を打ち込む逆賊行為です。
皆様。人間は、男性も女性も独りでは半分の人間にすぎません。神様の創造がそのようになっています。それで神様は、愛の器官である生殖器の主人を、お互いに取り替えておいたのです。妻の生殖器の主人は夫であり、夫の生殖器の主人は妻だというのです。
したがって、お互いにために生きる真の愛を中心として一つになってこそ、相対の主人の位置に立つことができるのです。言い換えれば、人間は、誰彼を問わず、結婚を通して主人の位置を確保するときに、半分の人間ではない、完全な人間になるのです。
人間の生殖器は、限りなく神聖な所です。生命の種を植える生命の王宮であり、愛の花を咲かせる愛の王宮であり、血統の実を結ぶ血統の王宮です。この絶対生殖器を中心として、絶対血統、絶対愛、絶対生命が創出されます。絶対和合、絶対統一、絶対解放、絶対安息が展開するのです。それでは、生殖器の主人の位置を求めて何をしようというのでしょうか。その位置で神様の愛を占領しようというのです。神様は三大愛の主体であられます。天宙の主人として、真の愛の師、真の愛の主人、真の愛の父母であられます。これが正に、真の三大主体思想です。このようなすべての教えと真理が、真のモデル的家庭の人生を中心として創出されるのであり、これを拡大すれば、社会と国家、そして世界と天宙までも、モデル的理想家庭の平和王国に変えることができるのです。
真の父母の使命
堕落することによって、最初のアダムは本然の真の血統を失ってしまい、したがって、本然の夫婦になることができず、本然の家庭をつくることができませんでした。真の師、真の父母、真の王になるべきだったアダムは、サタンの血統を受け継いだ偽りの師、偽りの父母、偽りの王に転落してしまったのです。イエス様も、この地に降臨した目的が、ほかのところにあったのではなかったのです。
第二アダムとして来られたイエス様が、もし十字架で命を失ってさえいなければ、イエス様も、堕落とは関係のない本然の天の血統をもって最初のアダムの失敗を復帰し、人類の救世主として真の家庭を立て、人類の本郷である平和理想世界王国、すなわち地上天国を創建していたでしょう。しかし、来られた主を理解し、侍ることができなかった弟子たちとユダヤ教の指導者たち、そしてイスラエルの国家指導者たちの不信が、イエス様の生涯をあのように無念で悲惨な姿で終わらせてしまったのです。
一つの血統も残すことができないまま、突然逝かなければならなかったイエス様の恨に満ちた心情を知る人は、どこにいたでしょうか。二千年間キリスト教の歴史が進行してきましたが、本当にイエス様の悲しい事情を想像だけでもしてみたキリスト教徒がいたでしょうか。再臨の約束だけを残したまま、跡形もなく、突然旅立たれたイエス様、その肉身は、既に土になってから久しいのですが、天がイエス様を通して成し遂げようとされたそのみ旨は、今、歴史の終末期を迎え、天の印を受けて顕現された真の父母様を通して完成しつつあります。しかし、真の父母の使命を完遂すべきレバレンド•ムーンの生涯もまた、言い表せない苦難と迫害で綴られた恨の生涯でした。第一アダムと第二アダムが果たせなかったすべてを蕩減復帰し、完成しなければならない第三アダムである真の父母の使命は、救世主、メシヤ、再臨主の使命はもちろん、すべての教主たちの使命までも総体的に完遂しなければならない人生なのです。
神様の宇宙創造がそうだったように、少しの誤差も許容できない人類再創造の大役事でした。誰一人として相談すらできない孤独な路程でした。神様までも顧みられず、徹底して独りで訪ねていかなければならない茨の荒野路程でした。幾度も反復される生死の岐路で血を吐きながらも、天との約束を成し遂げるため、再び立ち上がらなければならなかった不死鳥の人生でした。
かつて日本留学時代に地下で独立運動をしたとして、また解放直後、共産治下の平壌で天のみ旨を伝播しているときに、自由国家として誕生した李承晩政権下でも、そしてさらには、民主主義の世界的な代表国であると誇るアメリカにおいてさえも獄中の苦労を経験するなど、一生に六度も無実の獄中闘争を経なければならなかったレバレンド•ムーンの波瀾万丈な人生を、誰か理解する人がいたでしょうか。
かわいそうな神様のために、そして死亡圏で苦しむ堕落した人類を救い上げるために、歯を食いしばって耐えて生きてきた悲惨な生涯でした。今でも誰かが、私のこのような心情の内情をかいま見て、一言だけでも投げ掛けたなら、私の涙は滝のようになるでしょう。
皆様。しかし、今ではもう罪悪の蕩減復帰時代である先天時代が過ぎ去り、天法によって治める法治時代、すなわち後天開闢の時代が到来しました。真の父母様から祝福結婚を受けて血統転換を完成し、「正午定着」的な人生、すなわち影のない人生を営みさえすれば、皆様は今から自動的に天国に入っていける、恩賜圏の時代に入ってきているのです。まずこの地上界で真の家庭を立てて、天国生活をしてから人生を終えれば、そのまま天上の天国に連結され、永生を享受するようになるのです。
したがって皆様は、今から家庭という枠組みの中で、神様を一番上の父母として侍り、全員が子女となり、血縁を中心に苦楽を共にして生活することによって、完成した父子関係を形成しなければなりません。神様と真の愛の相対圏を形成して暮らしなさいということです。
天国は、地上界で先に完成されなければなりません。有形世界の天国が無形世界の天国を完成する前提条件になるということです。したがって天国は、銀河系の向こう側に隠れている空間の世界でもなく、人間の頭脳の中にだけ存在する想像力の副産物でもありません。皆様の真の愛を中心とした人生を通して、初めて創造される実体的な地上天国のことをいうのです。その基盤の上に肉界を抜け出れば、自動的に無形実体の天上天国に入っていくようになっています。地上界で天国生活をしてから逝ってこそ、天上でも天国生活ができるようになる、ということです。
木の上でよく熟した実であってこそ、食庫の中でも最上の収穫品として選別されるということを言いました。皆様の人生が、木の上から虫に食われた地獄行きの人生になってはいけない理由が、正にここにあります。結局、天国行きか地獄行きかは、皆様が地上での人生を通して、自ら決定することを忘れてはいけません。
Saturday Dec 03, 2022
平和経 第417話
Saturday Dec 03, 2022
Saturday Dec 03, 2022
実在する霊界
皆様。人間には心と体があり、心の上位には霊人体があり、その霊人体が入っていって暮らす霊界はもちろん、肉身が暮らしている現実世界のどこにでも神様は実在されます。そして、人間は、真の愛を通して神様と完全に一つになるとき、完全な人になるのです。
このような観点から、完全な人とは、たとえ小さな個体の姿だったとしても、全体歴史を代表した存在であり、また、未来のすべての関係を代表する存在なので、天宙的な価値を備えるようになるのです。私たちが本当に人間のこのような天宙的な価値を知れば、生きていくときに、心を先に立てて従っていく人生を生きていくべきだということが明確になるでしょう。
それで皆様の良心は、皆様のすべての言行はもちろん、考えまでも感知し、知っているのです。師よりも先に知り、父母よりも先に知り、神様よりも先に知るのです。したがって、永遠の師である良心の命令に絶対服従して生きさえすれば、皆様の永生は絶対に保障されるのです。神様の創造がそのようになっています。
人間の構造をよく見ると、神様は、本来人間を二重構造で創造されたことが分かります。有形世界である現象世界の縮小体として肉身を創造され、無形世界の代表であり、主人として立てるために霊人体を創造されました。したがって、人間は、地上界で百年くらい生きて肉身の役割が終われば、自然に、そして自動的に無形世界の霊界に入っていくようになっているのです。このように霊界は、肉身を土台として生きている私たちの目では見ることができないだけであって、地上生活の自動的で必然的な延長です。神様が創造してくださった、人間の永遠の本郷なのです。
霊界は、このように厳然として存在します。妄想の世界でもなく、想像の世界でもありません。これは、人間の選択権の外にあるのです。良いからといって行き、嫌だからといって行かなくてもよい、そのような世界ではありません。神様が永遠不変の方であられるように、御自身が創造された霊界も永遠不変なのです。私たちが地上界で、肉身をもって現象世界と様々な関係を結んで暮らすのと同じように、霊界でも人間は、霊人体をもって霊界のすべての現象と密接な関係を維持して生きていかなければならない宿命的存在です。
人間の霊人体と肉身の関係について見るとき、より重要なのは、肉身ではなく霊人体です。肉身は百年くらい生きて死ぬのですが、霊人体は、時間と空間を超越して永生します。いくら地上界で良い服を着て、良い物を食ベ、裕福に暮らす人も、結局、死ぬのではないですか。したがって、皆様の人生は、霊的な基準と肉的な基準をよく調和させ、霊肉が一つになった完成実体を形成して暮らしてから逝かなければなりません。現象世界であり有限世界である地上界の人生で、肉身を土台として霊人体を完成させる責任があるということです。ところが、霊人体の完成は自動的にやって来るのではありません。必ず真の愛の実践を通して、体と心が完全一体になった人生の土台の上で、初めて完熟した霊人体が結果として実っていくのです。
皆様。秋になって、倉庫に入っていく、よく熟した果物になるためには、春と夏という過程を経ながら、自然界が提供してくれる栄養素と主人の細やかな世話が絶対に必要です。無精で見識のない主人に出会った果樹園の果物は、あらゆる疾病と悪天候に悩まされ、熟すこともできないまま落果したり、虫に食われた果物として選別されたりしてしまうでしょう。果物は果物ですが、すべてが同じ果物というわけではありません。すべての果物が、市場に出して売れる完成品になるわけではないのです。
木の上で完熟した果物は、自動的に主人の倉庫に入っていきます。同じように、人間の霊人体は、木と同じ立場にある地上界の人生で完成してこそ、自動的に無形世界である霊界の天国に入っていくのです。言い換えれば、人間は、肉身をもって暮らす地上界の人生で、完熟した人生、すなわち、この地に天国を形成し、楽しく暮らしてから逝ってこそ、自動的に天上天国に入城するようになるのです。
また、地上界で暮らす間、皆様の一挙手一投足は、このような天の公法を基準として、一つ残らず皆様の霊人体に記録されます。したがって、霊界に入っていく皆様の姿は、肉界での人生を一〇〇パーセント収録した霊人体の姿です。よく熟した善の人生だったのか、虫に食われ腐った悪の人生だったのかは、皆様の霊人体に赤裸々に現れるのです。
神様が皆様の審判主ではなく、皆様自らが自分の審判官になるということです。このような途方もなく恐ろしい天理を知れば、どうしてあえて地上界の人生を、あらゆるサタンの誘惑に陥り、利己的で、快楽ばかりを追い求める背徳の人生で終えることができるでしょうか。皆様の霊人体に傷を負わせ、傷跡をつけることは、命を懸けて慎まなければなりません。天国行きと地獄行きが、きょうこの時間、皆様の考えと言行で決定されるという事実を、はっきりと肝に銘じてくださるよう願います。しかし、霊人体自体が真の愛の人生を主導し、実践できるのではありません。皆様の霊人体は、必ず体と心の円滑な授受作用によって展開する肉身の人生を土台とした真の愛の人生を通してこそ成長し、完熟し、完成するのです。
しかし、皆様の中では、外なる人と内なる人が絶えず葛藤し、争っていることを否定できないでしょう。あとどのくらいこの争いを継続されますか。十年ですか。百年ですか。宇宙のすべての存在には、厳然とした秩序があります。神様は、私たち人間を、そのように不完全な状態で創造されたのではないというのです。外なる人である肉身の誘惑を果敢に振り切り、内なる人である良心の道に従って人生の勝利を達成することが、皆様の人間たる義務であり、責任だということを知らなければなりません。このような人生を生きる人は、天運も共にあり、霊人体を完成することもできるのです。
皆様。天国はどのような所で、地獄はどのような所だと思いますか。どのような人たちが入っていく所が天国でしょうか。間違いなく存在するとすれば、そこはどこにあるのでしょうか。天の向こう側の銀河系の外でしょうか。それとも、人間の想像力の所産でしょうか。人間ならば誰でも、一度くらいは自問し、苦悶してみた内容でしょう。
一言で言えば、天国とは、神様の真の愛が満ちあふれ、真の愛が軸となって立てられた世界です。真の愛がすべての環境圏の外形であり、内容となっている世界です。人生の始まりと終わりが真の愛で一貫している世界です。誰もが真の愛によって生まれ、真の愛の中で生き、真の愛の懐に抱かれ、真の愛の軌道に沿って次の世界の霊界に移っていく人生を生きる人たちの世界です。したがって、その世界には、反目や嫉視があり得ず、お互いがお互いのために生き合うことが自然な世界です。お金や名誉、あるいは権力が支配する、そのような世界ではありません。一人が成功するのは全体を代表して成功することであり、一人がうれしく思うのは全体のためにうれしく思うことであり、一人が喜ぶことは全体が共に喜ぶ、そのような姿の世界です。
天国は、真の愛の空気でいっぱいに満ちている世界です。真の愛を呼吸して暮らす世界です。いつも、どこでも、生命が躍動する世界です。構成員のすべてが真の神様の血縁として関係を結んでいる世界です。全世界が私たちの体の細胞のように、不可分の関係で結ばれている所です。神様の本質的愛である真の愛だけが治める世界です。したがって、神様も、真の愛のために存在されるのです。
そうだとすれば、真の愛とは、どのような愛でしょうか。真の愛とは、受けようという愛ではなく、人のために、全体のために先に与え、ために生きようという愛です。与えても、与えたことすら記憶せず、絶えず与える愛です。喜んで与える愛です。母親が赤ちゃんを胸に抱いてお乳を飲ませる、喜びと愛の心情です。子女が父母に孝行して喜びを感じる、そのような犠牲的な愛が真の愛です。神様の人類創造は、何の見返りも期待せず、条件もつけずに与える、絶対、唯一、不変、永遠の愛による創造です。
Saturday Dec 03, 2022
平和経 第416話
Saturday Dec 03, 2022
Saturday Dec 03, 2022
12.天宙平和統一王国創建の真の主人
日付:二〇〇六年十月十四日
場所:韓国、京畿道、加平郡、天正宮博物館
行事:第五回蒙古斑同族世界平和連合総会
天の摂理的要請によって創設され、今名実共にアベル国連としての位置を立てていく「天宙平和連合」と「蒙古斑同族連合」の発展のために、世界各地で苦労しておられる指導者の皆様。お忙しい日程を後回しにされ、今大会に参席するために駆けつけてこられた皆様を、天宙天地人父母である私と私の真の家庭の家族全員の名で歓迎する次第です。
皆様。今回の大会は、特に摂理的に大きく深い意義があります。この「蒙古斑同族連合」創設以後、既に五回目の開催となる世界大会であることはもちろん、「天宙平和連合」が創設されてから一年で、三回の世界巡回を勝利し帰国した本然の真の家庭を代表する韓鶴子総裁を歓迎する、世界的次元の歓迎大会でもあります。
真の家庭一代圏の勝利
私と共に韓総裁は、二〇〇五年九月十二日、アメリカのニューヨークで「天宙平和連合」を創設した直後、その創設メッセージを宣布し、世界百二十ヵ国の巡回を完了しました。この真の父母様の勝利的基盤を受け継ぎ、韓総裁は、今年(二〇〇六年)の春から再び二次として、世界百八十ヵ国でみ言宣布大会を開催し、真の子女たちを直接み言宣布に同参(一緒に参加すること)させることによって、真の家庭の二代が共に勝利する、実に驚くべき快挙を成し遂げました。この勝利は、天宙的次元でカイン圏の子女とアベル圏の子女を一つに結び、真の父母様に奉献する摂理的所有権まで転換する勝利でした。
この勝利的基台の上に、去る六月十三日には、ついに天と地が一つになり、神様と天地人真の父母様が安着される天正宮博物館奉献式と天地人真の父母様の天宙平和の王戴冠式が挙行されました。実に、歴史上空前絶後の大勝利でした。歴史の背後で数千、数万年の間、涙を流され、独りで恨の摂理路程を歩んでこられた神様が解放•釈放を受け、天宙の王であり、主人として、永遠に安着される日でした。
天正宮博物館に入住された神様と真の父母様の勝利は、今、世界六十五億の人類を天の眷属に還元させて抱く、恩賜の大長征へと続きました。去る八月三十一日、私が韓国で最初のテープを切り、三回目として出発させたみ言と祝福の世界巡回が、真の父母と真の子女たちはもちろん、真の孫と孫娘まで帯同し、真の家庭の三代圏が全世界四十ヵ国を巡回し、祝福を施す大長征において、堂々と勝利を勝ち取って帰国した喜びの日でもあります。今回の世界巡回が特別である理由は、真の父母の家庭の三代圏が動員されたという点にあります。
毎日、真理と祝福で一ヵ国ずつを復帰していくための天宙平和王国軍の進軍でした。各国の十二カ所の主要都市で同時多発的にみ言を宣布し祝福を与える、人類最大の慶事でした。歴史上、いかなる聖人も夢見ることができなかった、真の家庭の三代が総動員されたという事実は、人類歴史に永遠に記録され、永遠に称賛される奇跡であり、天の解放的勝利です。さらにきょうは、私にとっても、また一つの忘れることのできない歴史的な勝利の一日でもあります。解放直後から北朝鮮の共産治下で天のみ言を伝播している途中で興南監獄に投獄された私が、二年八ヵ月間の獄苦を経ている中、国連軍によってついに自由の身となった勝利と解放の日なのです。一九五〇年十月十四日、その日は、天が奇跡を起こさざるを得なかった、実に危険千万の一日でした。人類の真の父母としての印を受けた私が処刑を受ける日だったため、天がどうして顔をそむけていることができたでしょうか。
このような途方もない摂理的背景を含んでいるきょうという日を、私は、神様の保護のもとで、人類の真の父母として、天のみ前には尊敬と栄光を、地の上には祝福と愛を施す歴史的な勝利の一日として宣布するものです。
「天宙平和連合」と「蒙古斑同族連合」
世界の指導者の皆様。今わずかに一年を超えた「天宙平和連合」を、私たち全員が力を合わせてアベル国連の位置に立てる使命が私たちにあることを忘れないでください。
新しい天宙平和機構として発展させていくことはもちろん、サタン圏を代表するカイン格の既存の国連を改革して、国連内に世界的宗教指導者たちで構成された上院格の平和議会を創設し、既存の安全保障理事会と同等の位置の、神様の保護を受ける議決機関として立てなければならないというのが天の命令です。既存の国連代表部のように、自国の権益ばかりを代弁する代表ではなく、超国家的で超天宙的な次元で、心から人類の福祉と平和のために働く平和議会を創設しなければならないという意味です。
このような神様の創造理想的目的と趣旨をもって出発した「天宙平和連合」の出現は、決して、ある一人の人間の知恵から出てきた結果ではありません。天が、新千年紀を迎えた人類に下さった最高、最大の祝福です。したがって、「蒙古斑同族連合」も、今から「天宙平和連合」の天が賦与した崇高な志を成就していく伴侶として、その役割を果たすことを願います。
そのような意味から、きょう私は、人類にとって絶対に必要な天の啓示を「天宙平和統一王国創建の真の主人」という題目で、もう一度お伝えしようと思います。この「蒙古斑同族連合」創設の時にお伝えしたメッセージです。どうか心を無にして天の声に耳を傾けることができる、知恵深い指導者になってくださるように願います。
万有の創造主であられる神様は、全人類の真の父母です。ある特定の宗教や人種、あるいは特定の地域の人々だけのためにいらっしゃる、そのような制限された概念の父母ではありません。その名称を「ヤハウェ」と言ってもよく、「アッラー」、あるいは何かほかの名前でもよいのです。重要なことは、神様は確実に存在され、万人の真の父母として、今も生きて創造のみ業を継続していらっしゃるという事実です。御自身が太初に立てられた天理原則に従って宇宙万象を経綸され、歴史を摂理しておられるのです。