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Wednesday Apr 30, 2025
父の祈り 第164話
Wednesday Apr 30, 2025
Wednesday Apr 30, 2025
天の切ない心情を体恤させてください
愛するお父様!
お父様が静ずれば私たちも静じ、
お父様が動ずれば私たちも動じ、
ただ一つの心、一つの志となるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
イエス様が当時、
不信の地に対して案じられながら、
神様の切ない心情を慰労されながら、やるせなかった
その心情を感じるよう許諾してください。
そうして、
私たちの心が
ただこの時間にとどまらす、
お父様の心情と
歴史的なイエス様の心情と連なり、
動ずることができるよう、許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
やるせないお父様の心情を、
私たちの心に感じるよう許諾してくださり、
人類をお救いになるため、
切なかったイエス・キリストの心情を、
私たちが体恤するよう許諾してくださり、
心の中に残っている闇のすべての罪悪を
清算するよう許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
懇切にお願い申し上げます。
いつも私たちの前には、
お父様の恩賜を遮ろうとする
サタンの役事があることを知っていますので、
いつどのような立場で
お父様の恩賜が臨むようになるのかを悟ることによって、
サタンの侵犯を逃れ、
お父様の永遠なる愛の懐に抱かれ得る
私たちとなることができますよう、
お父様、
許諾してください。
六千年間摂理してこられながら、
愚かで足らない私たちをお捨てにならず、
尋ねてくださった哀れみのみ手を
感じられるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五八・一・一二)

Wednesday Apr 30, 2025
父の祈り 第163話
Wednesday Apr 30, 2025
Wednesday Apr 30, 2025
キリストの心情を体恤させてください
アダム以降、四千年間
苦労してこられたお父様が送られた
イエス・キリストは、
涙と汗と血の結実として、
お父様の実体として、
お父様の涙を身代わりし、
汗を身代わりし、
血を身代わりすべき使命と、
お父様の恨みを解いてさしあげるべき
使命を帯びてこられたことを私たちは知るものです。
そのようなキリストが
天を身代わりして涙の道を歩み、
万民を身代わりして休む間もない
苦労の道を歩み、
汗を流す公生涯路程を歩んだことを考えるときに、
お父様、
私たちがそのようなキリストに対することができる
姿となっているかを、心から反省する
この時間となるよう許諾してください。
そして、四千年間苦労してこられた
数多くの先知先烈たちの血の祭壇を連ねて、
その実体で尋ねてこられて、血を流しながら行かれた
その姿をたどり見ることができる
私たちとなれるようお導きください。
イエス様が十字架を背負い、
ゴルゴタの山頂に向かって登っていかれるとき、
遠くで
彼を眺めながら哀悼する弱い女性たちを見て、
「エルサレムの娘たちよ、
わたしのために泣くな。
むしろ、あなたがた自身のため、
また自分の子供たちのために泣くがよい*」と語られた(*ルカ二三・二八)
懇切なるキリストの心情を、今日この時間、
私たちが体恤できるよう許諾してください。
十字架の正しい意味を知ることができない者は、
十字架の救いを受けることができず、
十字架に向かうときの
イエス様の心情を体恤できない者は、
真理の場に立つことができないということを知っていますので、
お父様、
この時間集まった息子・娘たちを哀れにお思いください。
私たちが、
お父様に捧げる物がないとしても、
ゲッセマネの園の寂しいキリストの姿を
心の中に刻みつけ、
侵犯してくる怨讐たちを迎えて闘う、
善の警備軍となれるよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
イエス様がゲッセマネの園で叫んだ
その最後の訴えを、
私たちが今日、
荒れ地のようなこの世に向かって叫びながら、
世界的なゴルゴタ山頂を
越えるべき時が来たことを知っていますので、
キリストを遠ざけ
自分のために生きる息子・娘とならないよう
導いてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
お父様!
イエス・キリストの心情を身代わりして、
困難がある時に
自分がまずその困難に責任を持ち、
悲しいことがある時にも
自分がまずその悲しみに責任を持ち、
自分が苦痛にぶつかり倒れようとも、
天が願われるみ旨なら、
これを喜んで甘受しながら
闘い行くことのできる者たちとなるよう許諾してください。
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五七・六・三〇)

Tuesday Apr 22, 2025
父の祈り 第162話
Tuesday Apr 22, 2025
Tuesday Apr 22, 2025
善なる牧者の声を聞かせてください
お父様!
人間の先祖の堕落によって
遠くなったあなたとの距離を縮めるために、
永遠なる善の主管者として、
また永遠なる理想の主管者として
イエス・キリストをこの地に送られましたが、
お父様を身代わりして実体で来られた
イエス様を主として侍ることができなかった人間たちを
受け入れてください。
イエス様を悲しませてしまったことは、
先祖たちの足らなさによって
なされたことであるのを知っていますし、
今日私たちが足らず、
いまだにイエス様の悲しみが残っているということを
知るものです。
ですので、
善なる牧者の偉業を相続し、
万物万象の前に堂々と立つことを願う、
お父様の望みを果たしてさしあげられる
私たちとなるよう許諾してくださり、
イエス様の望みを果たしてさしあげられるよう
許諾してくださり、
お父様の生命とお父様の愛と
イエス様の生命とイエス様の愛を持って
現れることのできる私たちとなるよう許諾してください。
そのような私たちになれないとするなら、
善なる牧者として来られた
イエス・キリストの悲しい事情を
今後、人間世界で
永遠に解いてさしあげられないということを悟るようになりましたので、
私たちの心の門を開いてくださり、
私たちに向かって叫んでいる
善なる牧者の声を聞くことができるよう
導いてください。
悲しいお父様の事情を知り、
寂しい事情を知り、
ご苦労されるお父様の事情を知りましたので、
身の置き所がありません。
お父様、
どうか私たちの悲しみと寂しさを、苦労と苦痛を、
イエス様に押しつけるために
伏して哀願する、悲惨な者たちとならないように
導いてください。
私たちは今、
サタンのすべての秘密と
お父様の内的事情と
イエス様の内的心情まで知って、
お父様のその事情を受け取り、
イエス様の悲しみと寂しさと苦痛と不自由さを受け取って、
億万サタンと闘うことができるよう力を下さいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちの事情を案じられ、
物思いに沈み働かれるイエス様の姿を、
私たちが眺められるようにしてくださり、
イエス様は今日も
私たちの哀切なる事情によって、
十字架に掛かる苦痛を感じておられる主であるということを、
私たちが悟るよう許諾してください。
私たちが天に対して悲しみ
天に対して嘆き、
天に対して寂しい立場となるとき、
これを慰めるために、イエス様は
より大きな寂しさと
より大きな悲しみと
より大きな苦痛を感じられるということを、
知らずにいた私たちです。
今、イエス様の苦痛よりも「私」の苦痛が大きく、
イエス様の悲しみよりも「私」の悲しみが大きく、
イエス様の困難よりも「私」の困難が大きくとも、
むしろイエス様の悲しみを除去してさしあげるために
哀願し、案ずることのできる
真の息子・娘の姿となり得るよう
お助けください。
そうして、
善なる牧者の後に従い、
善なる牧者の身に染み渡った心情を慰めることのできる
私たちの姿となるよう、許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
見えないサタンが
私たちの生活の中に直接的に侵犯し、
患難と恐怖を呼び起こすとしても、
これに敵して、黙々と闘い勝利することのできる
イエス様の代身使命者たちとなるようにしてくださり、
イエス様の使命を身代わりして続いて行くことのできる息子・娘として、
私たちを新しく立ててくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五七・三・三一)

Tuesday Apr 22, 2025
父の祈り 第161話
Tuesday Apr 22, 2025
Tuesday Apr 22, 2025
イエス様の心情を体恤し、ゴルゴタの道を行きます
お父様!
私たちは、現在の自分の足らなさを案じて、
泣くことのできる者にももちろんならなければなりませんが、
まずイエス様が志される結実を案じて
泣くことのできる息子・娘となるよう、導いてくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
私たち自体の不完全さを案じて
泣く者とならなければならないと同時に、
神様のみ旨が成されず、悪なる世の中となって
イエス様に対してわめきたて非難する
サタンの籠絡を見て、涙することができ、
懺悔することができる私たちとなるよう
許諾してください。
イエス様が、彼の生涯路程で
いつも神様が眺められる視線を感じながら、
蕩減復帰の路程を完結するため、
亡くなられる瞬間まで
復帰の祭物として自らをお捧げになったように、
私たちも、いつ
イエス様が私たちを尋ねてこられるとしても、
私たちを眺められる視線と
尋ねてこられたその歩みを
忘れないよう許諾してください。
今まで私たちが、
イエス様の視線と
歩みを排斥した時が、
到底口では言い切れないほど多かったことを悟らせてください。
お父様!
私たちが一度ならず
二度、三度裏切るとしても、
変わりなく私たち人間たちを尋ねてこられたイエス様の心情を、
どれほど慰めてさしあげ、
どれほど天の前に涙を流したかということを、
悔い改める私たちとなるよう許諾してください。
お父様!
寂しいあなたの息子・娘たち、
世界的な審判の時が遠くなく、
宇宙的なゴルゴタの園が
私たちの目前に近づいているということを知っていますので、
私たちが自分を中心とした信仰路程を
歩まないよう導いてください。
私たちの生命は私たちのものではなく、
私たちの生活する生涯も私たちのものではなく、
私たちの望む願いも私たちのものではありませんので、
私たちのために生きる生涯とならないように
導いてくださり、
私たちの能力と私たちの要求と私たちの欲望、
このすべてのものを自分のために持たないよう
許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
懇切にお願い申し上げます。
私たちがイエス様を身代わりして
十字架の死の道に行くとしても、
結局イエス様の変わりなき信仰を、(私たちが)知り
ペテロが心で嘆息し、
神様を信奉する同志として、
イエス様が十字架を背負って行かれるのを見て
涙したように、
ゴルゴタの審判の日が来る前に
私たちがイエス様の前に悔い改めの涙を流すことができ、
宇宙的な悔い改めを引き継ぎ、
お父様の前に泣くことができ、
自分の過ちを吐露することのできる
息子・娘たちとなるよう導いてくださいますことを、
愛するお父様、
懇切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちがイエス様の歩みを身代わりして歩みますので、
お父様が私たちに
この地の哀れな人たちを
救うことのできる使命をお任せくださり、
残されたゴルゴタの道を
私たちが歩むよう許諾してください。
そうして、
私たちが世界至る所のサタンを打ち破って
勝利の栄光の土台を築き、
私たちが死ぬまでに、
復活されたイエス様に侍ることができるよう
導いてくださいますことを、
懇切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五七・二・一〇)

Tuesday Apr 22, 2025
父の祈り 第160話
Tuesday Apr 22, 2025
Tuesday Apr 22, 2025
キリストの人格に似るようにさせてください
復帰の生命を天宙的に因縁づけるため、
天倫の法度を立てられ
摂理してこられたお父様の苦労の歴史を、
私たちは心で感じるものです。
お父様、
あなたが「生」の価値を立てるため、
六千年間苦労してこられたことを
切実に悟る私たちとなるよう
導いてください。
個体から全体に至るまで、
関係を結ばない宗教は、
神様が干渉できないというのが
天法であることを知ったので、
今、私たちが
イエス・キリストの望む人生を
生きるよう許諾してくださり、
イエス・キリストの愛の価値が
分かるよう許諾してくださいますことを、
懇切にお願い申し上げます。
イエス・キリストがお持ちになった覚悟を、
私たちも持たなければならないということを知ったので、
私たちの個体の人生の価値を探すことのできる戦場で、
サタンの侵犯を退け、勝利できるよう
共にいてください。
イエス・キリストが残された
「生」の価値の復帰路程を、
私たちが身代わりしていくにおいて、
サタンの讒訴があるということを知ったので、
私たち個人の生涯から世界、
宇宙の「生」にまで、伸びていく路程において、
サタンの讒訴を受ける私たちとならないよう
導いてください。
堂々とサタンの讒訴を
一日の生活で防ぎ止め、
歴史的な面で防ぎ止めようという覚悟を持ち、
その責任を完遂できるよう許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
懇切にお願い申し上げます。
今、私たちが
永遠なる生命の価値を持った世界的な「生」を成すためには、
地上で万物を主管された
イエス様の完全なる人格に似なければならないことを知っていますので、
愛するお父様、
キリストの人格に似ることができるよう
導いてください。
また、私たちは誰に限らず、
実際に闘いの路程を歩むべき
立場に置かれているので、
お父様、
社会生活や人格的な面で、
あるいは愛の面において、サタンの讒訴を受けないよう
導いてください。
永遠なるお父様の愛が成されることを
懇切に望んでいた、キリストの愛を
実現させることができるよう、共にいてください。
キリストが立てられた
生命的な価値を私たちが備え、
その価値をこの地で実現させられるよう
主管してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五七・一・六)

Tuesday Apr 22, 2025
父の祈り 第159話
Tuesday Apr 22, 2025
Tuesday Apr 22, 2025
イエス様の身代わりとならせてください
愛するお父様!
イエス様は
ご自分を信じてくれないイスラエル民族に対し、
パリサイ人とユダヤ人たちに対し、
悔い改めることを何度願われたでしょうか?
追われ追い回され、
安らかに眠ることができなかったイエス様の路程が
私たちの心と体に染み通り、
イエス様の心情を
感じまいとしても感じずにはおれず、
その心情に
似まいとしても似ずにはおれない
私たちとなるよう許諾してください。
また、そのような心が
私たちの中に現れなければならないのが、
お父様の願われるみ旨であり、
また私たちが望む願いではないでしょうか?
今、イエス・キリストが歩んだその路程を、
イエス・キリストが残して逝かれたその福音のみ言を
身代わりして背負い、
億千万のサタンと闘って、
勝利の栄光をお父様の前に帰し奉るべき責任が
私たちにあるということを、
感じるよう許諾してください。
天を信じ集まった全体の群れに対し、
堂々と立たれたイエス様の凛々しい態度のように、
私たちもお父様の生命のみ言、
真理のみ言を信じ、
堂々と立つことのできる態度を備えた
子女たちとなるよう許諾してください。
今日の私たち自身を、
イエス様の前に誇ったり、
今日の私たちの事情を
お父様の前にさらけ出したりしないようにしてください。
イエス様と同じ立場を取ることができ、
お父様の心を身代わりすることができるよう
お導きください。
イエス・キリストのみ旨を身代わりし、
万民の前に、いつどの時間にも
ためらわず現れるのを願うことが
お父様の望みであられるなら、
お父様、
一つ一つ尋ねてくださり、
一つ一つ命令してください。
お父様のみ旨を成すために、
イエス・キリストを身代わりして闘い行くことができ、
お父様のみ旨の前に動じ静ずる
聖徒たちとなるよう導いてくださいますことを、
わがお父様、
懇切にお願い申し上げます。
今、私たち、
お父様のみ旨を万民の前に堂々と叫びますので、
お父様、
天の勇士として立ててくださり、
お父様の子女として立ててください。
命令してくださり、
勧告してくださり、
尋ねてくださり、
誇ることのできる立場に立ててください。
愛してくださり、
導いてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五六・五・二七)

Tuesday Apr 22, 2025
父の祈り 第158話
Tuesday Apr 22, 2025
Tuesday Apr 22, 2025
イエス・キリストの切ない心情を体恤させてください
お父様!
愛する弟子たちを残しておき、
十字架の峠を越えて
永遠なる世界へ行かなければならない
イエス様の心情を分からせてくださり、
三年間、喜怒哀楽を共にしながらついてきた
愛する弟子たちを、あなたのひざの前に集めておき、
案じられ、懇切に請われた
イエス・キリストの心情を体恤することができるよう
許諾してください。
心で酌み取り、
体で体恤し、
それに応えることのできる心が
天に染みわたり、
地上の人間を動かし、
その心が動けば共に動き、
一つのみ旨に対して
謙遜なる祭物として捧げられる
愛する子女たちとなるよう、許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
苦海のような環境で
従ってきた数多くの群れはみな離れ、十二使徒だけ残りましたが、
その中にも間もなく
自分合裏切るユダがいるということを感じていた
イエス・キリストの心情を、
私たちが体恤できるよう許諾してください。
人を信じて役事した三年公生涯の路程が、
このように寂しい環境で残るようになった時の
イエス・キリストの心情を、
今日、私たちが体と心で体恤できるよう
許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
お父様!
十字架の死の道を前にして、
天と一問一答された
イエス・キリストの切ない心情を、
今日、私たちが体恤するようにしてくださいまして、
お父様の前にひれ伏した生きた祭物として、
その心に慰めの対象になり得る
子女たちとして立ててくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五六・五・ニ三)

Sunday Apr 13, 2025
父の祈り 第157話
Sunday Apr 13, 2025
Sunday Apr 13, 2025
歴史的総解怨のひと日として祝福してください
愛するお父様!
あなたが創造の偉業を
この地上で成就できなかったという悔しい事実を、
私たちは知っています。
アダムとエバの失敗が
そのようにあなたに悲しみと悔しい恨みを
もたらしたことを知っています。
その悔しい恨みを解くことのできるひと日を迎えるために、
あなたが前に立って苦労され、
数多くの私たちの善なる先祖たちを導きながら、
犠牲になってこられたということをもう一度考えるとき、
今、真の父母の因縁を立てようとするそのみ旨を、
この地上で長い歴史を経て、
この韓国の地に
この統一教会を中心として
立ててくださった恩賜の前に感謝を申し上げます。
ここにいる息子・娘、
この二つの体がお父様のみ前に召されて、
責任を果たし、この場に立ちました。
恨み多い復帰路程で、
どれほど苦痛に遭われたかというお父様のご心情をたどってみるとき、
人類の祖先となるアダムとエバが失敗したときの
お父様のその悲痛なる事実をよく知り、
その心情を受け継ぎ、
天を裏切った道を振り返って、
お父様のために
忠誠を誓い得るその日を誓いました時から、
天のみ旨に従ってきましたその時から
三十年の歳月が過ぎました。
その間、誰にも表すことができず、
誰にも望むことのできない内情的な心情の苦衷が、
あなたのお心から、
きょうこの息子の心にまであったことを、
あなただけが知っておられます。
どのようにしても民族の限界を越えて
あなたの恨みを解いてさしあげ、
イエス様がこの地に来て
十字架で亡くなられた非運のひと日を
解怨する希望の日が、まさしく一九七五年五月一日、
この日だというこの驚くべき事実を思うとき、
感謝を申し上げます。
協会を創立してから二十一年になる、
また世界的なキリスト教に対する蕩減路程においての
第二次七年路程も締め切られる
このような時期を迎えました。
この息子を中心として見るときには、
三十年歴史を終えるこのような期間となるのです。
このすべてがお父様の勝利的な復帰の路程を
備えてきたという事実を思うとき、
おそれ多いのです。
お父様!
堕落した人類の祖先を迎えたその日の悲しみと、
イエス様を送ってあなたの願いを成就しようとしたのに
その息子に従っている
数多くのキリスト教信徒たちが虐殺されたその悲しみ、
そのほかに傍系的な宗教が犠牲の道をたどって、
確実ではありませんが、天を仰ぎながらきたその過程で
犠牲になったすべての者たちを眺める
お父様の悲しみが大きかったということを知りました。
この宗教の背後においてのあなたのみ名と
あなたの義を身代わりする中間位置に立ち、
アダムとエバの完成の基準を協助しなければならないのに、
そうできずにかわいそうな立場にいた
天使世界のすべての群れたちも、
あなたの心と共に、
あなたのみ旨と共に同調してきたことを知っています。
今、お父様!
あなたが取り戻そうとされた真の父母の家庭であり、
真の父母の体であることを自ら知るときに、
この日をお父様のみ前に
この一息子とこの一娘が奉献いたしますので、
またこの息子・娘を中心とした子女たちが
この場とイーストガーデンにいますので、
お父様、
お受け入れください。
家庭を中心として、失ってしまった恨みの土台を解怨し、
家庭を中心として
あなたのみ前にこの時間、
この国家、民族を基盤として、
お父様のみ前に奉献することのできる
ひと日をもたせてくださったことに感謝を申し上げます。
家庭の堕落によって
天使世界の曲折が大きくなったというこの事実を、
お父様、
あなたもご存じですので、
あなたのお心が
解怨されることによって
真の父母の心が解怨され、
天使たちも解怨されることのできる
この日となるよう許諾してください。
神様と真の父母と天使世界が解怨されることにより、
真の父母の背後に連結されている
イエス様を中心としたキリスト教と、
儒教と孔子、
そして仏教徒たちと釈迦、
イスラム教徒たちとマホメット、
その他全世界に散らばっている
民族と民族の背後を中心として
内的に収拾してきた宗教と宗教を連結させてくださって、
この式がお父様の解怨となり、
真の父母の解怨となり、
天使世界の解怨となり、
地上にいるすべての宗教者たちが
解怨されるこのような一つの因縁を
許諾する式となり、
この日となったことに感謝を申し上げます。
宗教の解怨の権を占有することによって、
今、お父様の国の主権的権限を立てて、
お父様を賛美することのできる群れが生まれました。
その他の良心的な人士と哲人、
そして各国の善君と文官と武官、
その国が
善なる天の国に向かって前進する過程で、
立場と環境は違いましたが、
その民族と国々の前に忠臣となり、善君となり、
あるいは民族を中心として
聖賢・賢哲たちとなり、良心的な人士たちとなって、
善なる所に行くために助けとなった数多くの霊たちを
この喜びの日に、
お父様が、
連結させてください。
今まで彼らが行くべき所が分からずに、
切なく解怨のひと日を待ち焦がれた日が、
まさにこの日となるよう許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げます。
天が探そうとなさる父母を探し出し、
天使世界の解放をもたらし、
宗教世界の解放をもたらし、
良心世界の善君、善王、忠臣たちの解放をもたらしましたが、
それ以外に今まで天に反対しようとし、
宗教に反対し、
良心に反対したかわいそうなカイン世界が
残っていることを知っています。
歴史をたどってみますと、
メシヤを中心として
イスカリオテのユダとネロ皇帝をはじめとして
共産主義が、今、天に反して進んでいます。
きょうこの時間、
天宙で勝利した一つの因縁を備えて
総解怨するこの時間、
この者たちを天の審判台で
整理してしまうことができないという事実を知りますときに、
この者たちに真の父母の名をもって、
あなたがお立てになった尊厳なる宇宙の勝利的権限をもって、
この者たちまでもあなたのみ名でもって因縁を結ばせてください。
また、
真の父母の前に寄与し、
数多くの宗教と
数多くの良心的人士の前に寄与することのできる一つの道を
模索してあげなければならないことを知りますので、
お父様、
永遠に許諾してください。
今まで、あなたのご心情の前にくぎを打って
あなたの息子イエスを殺した、
数多くのあなたの愛する人々を殺した
その恨みの怨讐でしたが、
怨讐を愛する立場となるよう許諾してください。
天地の門をお開けになって、
あなたの厚徳なる愛のお心をお開きください。
この者たちを解放することによって
地獄の門が開かれるのであり、
地獄撤廃の道が徐々に築かれることを知っています。
このような恵沢圏内に立っている
カイン圏内の人間たちが、
善なる霊たちが、
あるいは神様の息子・娘が、忠誠を誓いつつ、
血を流しながら死の道に従ってきたのと同じように、
立ち返って悪なる世界に対して反旗を掲げ、
天のみ前に忠誠を誓い、
悪なる世界のすべての霊たちを収拾し、
悪なる人間たちを収拾して、
あなたが願うその世界に、
神様の願う世界に行くことを
誓うこの時間となるよう許諾してください。
これによって
お父様の特権的恵沢を賦与しようとなさいますので、
喜びの心をもち、
全世界に散らばっている
悪霊たちの統率下にいる悪の主権全体が、
この時間、神様の主管圏の前に、
真なる真の父母の前に、
善なる天使世界の前に、
善なる宗教者たちの前に、
善なる善君と良心的人士たちの前にこうべを垂れ、
この者たちがすべき仕事を代身して決意し、
天の善なる版図を開拓することにおきまして、
お父様のみ前に、あるいは天のみ前に責任を果たそうと
誓うこの時間となるようお願い申し上げます。
愛のお父様!
イエス様が十字架の途上でも
自分の生命を捧げていきながら祈られたその祈祷を、
きょうこの時間に成就させてくださいますことを切にお願い申し上げます。
ここに立っている真の父母にもやはり
三十余年間、この民族と世界のキリスト教と
数多くのサタン世界の群れたちの前で、
挙国的に反対されたこのような歴史が残っています。
そうですが、
私が彼らを怨讐とみなすのではありません。
あなたの天倫の道理を完全に開くための陰であっても、
その陰は実体を離れては
あり得ないという事実を思うときに、
実体について回る陰となり得るこのような立場で、
厚徳なる愛をもって、
真の父母として今まで闘ってまいりましたので、
今までの悔しさをすべてお解きください。
お父様、
この時間に成して、
あなたのお心に積もったものを
解いてくださいますことを切にお願い申し上げます。
イエス様も死の道に消えていきながら、
内的に自分だけが知った
恨みの心を抱いたことを知っています。
どうぞ、その心もすべて解き、
怨讐のために祈祷したそのことが、
この地上に成されなくては
あなたも解放され得ないということを知っていますので、
イエス様の解放がこの時間に起こり、
キリスト教の解放がこの時間に起こるようにしてください。
お父様を中心として存在するすべての存在にも
解放が起こるようにしてください。
万物はもちろん、人間、
天使世界、
サタン世界のルーシェル以下の数多くの悪霊たちまでも
お父様のものとして、
この時間に真の父母の名をもって奉献いたしますので、
お受けくださいますことを切にお願い申し上げます。
あの霊界でお父様に侍っている数千万聖徒、
二十四長老を中心としてお父様の宝座に属している
数多くのすべての宗教者たち、
この時間、ここで真の父母の訴えに順応して、
みないっしょにお父様のみ前に切に訴えますので、
今まで悲しかった事実をすべてお受けくださいますことを
切にお願い申し上げます。
このことが起こることによりまして、
混乱の渦中のこの世界に新しい転換点を備え、
天の勝利の旗じるしを高めることができるということを
私たちは知っています。
お父様も知っておられます。
一九七五年五月一日八時五十分、
この時間を期してお父様のご命令で
全天宙世界に発表してください。
宣布してください。
「神様のみ名をもって
天使世界の解怨を喜べり。
真の父母の解怨を喜べり。
真の父母を中心として今まで犠牲になってきた
宗教を解怨することを喜べり。
それのみならず、
地上の善君・善王、
良心的人士、
哲人たちのすべての所願成就をしてくださったことを喜べり。
サタン世界の哀れな恨みまでも忘れてしまい、
この者たちを解放することを喜べり」という宣布を、
お父様のみ名をもってしてくださいますことを切にお願い申し上げます。
今、この子女、
この息子と娘はお父様の宣布を受け、
この実体世界に神様のみ名と共に、
ご父母様の名と共に
このような総解怨の日をお父様のみ名によって宣布いたしますので、
万有の存在はこの宣布の言葉と共に
天の法度に順応することができ、
天の起源の前に順応すべきなのでございます。
すべての国がそうであり、
すべての民がそうでございますので、
すべての霊界がそうであり、
善の霊もそうであり、
善の民もそうであり、
悪だった民もそうであり得る恵沢圏内に、
自分の基準による一つの功績に順応し、
その実績を通して
お父様の懐に帰ることのできる道を、
この時間、開こうと思いますので、
もろてを挙げて許諾してください。
それによりまして、
今からそのような条件を成就させる式典をもちますので、
お父様、
喜びのお心をもたれ、愛をもってお恵みくださり、
今あなたの権能をお広げになって、
善を掲げて悪を押さえ、
その悪も善の前に屈服することによって、
本然のエデンにおきましての
カイン・アベルを中心として蕩減復帰したものを、
今、この民族あるいは世界をかけて
成就するよう許諾してください。
それによりまして、
今、天が行くその行路の前に
共産世界がこうべを垂れ、
勝利の価値の前に順応することのできる
ひと日をもたれることを切にお願い申し上げます。
今、神様のみ名と、
天使世界と
真の父母の名と、
善なるすべての霊人たちを動員して、
このことを宣布いたしますので、
これを神様を中心として擁護し立てるのに、
数多くの霊界が動員され、良心的な人々が総動員されるべし!
きょうこの時間を全霊界が注視し、
全天使世界が注視し、
神様が注視し、
真の父母が注視し、
地上にいる数多くのキリスト教と
その他のすべての宗教が注視し、
数多くの善なる国と善なる忠臣たちが注視し、
数多くの息子たちが注視し、
共産世界まで注視するこの場におきまして、
お父様の懐に残らず抱かれ得るこの日として
奉献されることを願いますので、お受けください。
順次的な式典を、
あなたの霊魂とあなたの勝利の基盤として
お受け入れくださいますことを
切に切にお願い申し上げながら、
すべてを真の父母のみ名によって
お捧げし、宣布申し上げます。アーメン。
(一九七五・五・一)

Sunday Apr 13, 2025
父の祈り 第156話
Sunday Apr 13, 2025
Sunday Apr 13, 2025
恨みで綴られた六千年の歴史を解怨させてください
お父様!
歴史的な罪を犯し、
それほどまでもあなたの胸にくぎを打ち、
あなたの人格とあなたの体面に
それほどまでも許すことのできない傷を負わせた
人類であるにもかかわらず、
あなたは、その誰にもご事情を吐露することのできない
寂しいご心情を一人抱いてこられ、
天と地を
あなたの喜びの土台をもって踏むべきであるにもかかわらず
連続的な日々を
恨みと悲しみの土台をもって踏んでこられたあなたのご事情を
今、
この地上に取るに足りない少数の群れたちですが
分かるようになりました。
過った歴史を正すため
イスラエル民族を探し求め、
ノアを経てヤコブに至る二千年期間の間、
天が抱いてこられた悲しい恨みを誰も知りませんでした。
エサウとヤコブを中心として繰り広げてきた
闘いの逆境の中で
隠れた摂理の一点を眺められながら
肉を裂くような痛みの心情を抑えて
二十余年生涯をたどってこられなければならなかった
お父様のご心情を誰も知りませんでした。
ヤコブが毅然とあなたの心情に従い、
その心をあなたのみ前に捧げ、
千辛万苦、二十一年ぶりに故郷を訪ねていく路程におきまして、
一つの勝利の痕跡を残したことが
歴史に復帰の運を運んでくることのできる
一つの土台となり、
その中で
イスラエル一民族を探し求められたお父様は
希望のひと日を
占有することができたということを思うのです。
そうして
イスラエル十二支派を中心として
二千年の歴史を過ごしてこられながら
再び、血のこもった代価をもって、
サタン世界にいる人類を救うために
イスラエル選民を犠牲の立場に立てながら
育ててこられたということを知っています。
しかし、このイスラエル民族を大切に育て、
あなたのみ前に奉献すべきユダヤ教の使命が
歴史時代においてどれほど大きな使命であるか、
彼らは分からなかったにもかかわらず
彼らを眺め、
メシヤを送って
復帰のひと時を期待されたお父様のお心を思ってみるとき、
四千年の歴史がどれほど恨めしい歴史であったかを
誰も知りませんでした。
お父様!
人間の事情が通じない環境に
生まれるしかなかったイエス様・・・。
父親が誰なのかも分からない立場で、
誰にも表現することのできない立場で、
悲惨なる環境の中で
身を保たなければならなかったイエス様の生涯が
あなただけが知る寂しい立場であり、
寂しい道だったということを、今知りました。
イエス様の誕生を
民族と共に栄光をもって迎えなければならず、
彼の一生があなたの栄光を身代わりし、
全歴史の中で
悪なる世界のどのような王者ももてなかった
栄光の日々でなければならないにもかかわらず、
その栄光の願いを嘆息と絶望に変えさせた
許されざるイスラエルの妄動に対して
お父様は痛む心に耐えられるために
どれほど骨を折られたかということを
私たちは全く知りませんでした。
ゴルゴタの山頂に向かって
十字架を負っていく路程において
倒れるのが悲しいのではなく、
あなたのみ旨に傷を負わせ、
お父様の胸にくぎを打たなければならない、
子女の道理を果たすことができずに逝く
イエス様の荷が一層大きかったということを誰も知りませんでした。
このような歴史的な使命を残して逝った
イエス様の恨むべき行路は、
血と共に
この地の人類の足に踏まれる歩みとなり、
歴史時代におきまして四百年間迫害の中で
凄涼に血を流す代価を支払った
キリスト教の歴史となったことを思うときに、
メシヤを迎えられなかった民族のひと日の失敗が
この世界にこのように残され、
蕩減しなければならないという事実を知るのでございます。
イスラエル民族は
イエス様と共に
この地上で肥料とならなければならず、
数多くの人々の嘲弄と非難を
受けなければならず、
あるいは人の知らない中で一人死んでいく人と
ならなければならなかったという事実を
私たちは知っています。
二千年の歴史を経ながら、
あなたの願いのひと日、
「再び来てあげよう」という約束の日を探してこられた
お父様のそのご心情を誰も知りませんでした。
世界に散らばっている数多くのキリスト教国家を中心として
成すべきあなたのひと日を選ぼうとされたあなたのご心情を、
誰も知らなかったのです。
そのようなあなたが
かわいそうな韓国、
韓半島を訪ねてこられたことを思うとき、
あなたはこの韓国を育てるために多くの苦労をなさり、
韓民族はかわいそうな民族として
歴史にない凄涼な歴史過程を経てくる中、
あなたのご心情の因縁を残してきたという事実を
誰も知りませんでした。
キリスト教の文化を受け入れた短い歴史過程におきまして、
アジアで世界的な使命を果たすべきこの韓民族が
悲しい道を歩み来て、
近世に入っては
重なる試練の路程におきまして、
歴史時代の縦的なすべてのものを
横的に蕩減すべきあなたの内なる事情を背負わされましたがゆえに、
その内なる事情を知らない韓民族は
かわいそうな歴史の運命を背負って
死の道を、
受難の道をあえぎながらたどってきたことを
私たちは知っています。
人の知らない中で
あなたは一筋の生命の因縁をたどり、
今日この統一の因縁を立てるために
あまりにご苦労されたことを
その因縁をあなたがあまりに待ち焦がれ、
探してこられたということを思うものです。
お父様、
私たちは今、襟を正し、
あなたのみ旨のために
千万年願われたみ旨の前におきまして
忠僕になろうと決意し、
誓わなければならない気持ちを
再び取り戻すようにしてくださいますことを切にお願いしながら、
すべてを
真のご父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七三・七・一)

Sunday Apr 13, 2025
父の祈り 第155話
Sunday Apr 13, 2025
Sunday Apr 13, 2025
過ぎてみるとすべてのものが愛でした
恨み多い歴史時代に
神様がどのような方であるかを知らない中で
この不肖なる息子があなたを発見し、
あなたを知ったその日からは
私の目から
涙が止まることのない日々が続きました。
そうなったことに感謝しながら走ってきてみますと
七十歳近い老身の時代が
私の目前に近づきました。
そのように血気旺盛な青春の時節に、
すべての情熱を燃やし尽くし
天に侍り、
天のみ前に栄光を帰すべきその時をすべて忘れ、
民族の背信者として、人類の反逆者として
追われてきたその日から、
統一教会が
言葉なく打たれて奪ってくる戦法を通して
今まで耐えてくるようにしてくださったことに感謝を申し上げます。
これを知らなかった私も
誰にも負けない性格をもった男性として
それを振り回し、処断してしまうこともできた
歴史時代を再び回想しながら
悔しさと無念なるご事情の中で、耐えてこられた
広く大きなあなたを知りました。
そのようなあなたの姿とその因縁に従ってきてみると、
きょうこの場まで来るようになりました。
しかし、かわいそうな天を思うたびに
胸が詰まり、気のふさがるご事情が
どれほど多いかを知ったがゆえに、
今日難しい峠、峠の道を
越えるようになったことに感謝を申し上げます。
お父様!
あなたは愛であられました。
あなたが鉄の窓に追い出すのは、
私のために歓喜に満ちた環境の水準を準備し、
福を与えるための
相続的な場を下さるためであることを思うとき
過ぎてみればすべてのものが愛であり、
あなたの広い厚徳のみ手でありました。
それを思うとき、感謝申し上げます。
すべてを
真のご父母様のみ名によって祝願申し上げました。アーメン。
(一九八七・四・一七)