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Friday Jan 31, 2025
父の祈り 第76話
Friday Jan 31, 2025
Friday Jan 31, 2025
お父様の生命の脈拍を大切に保つ子女とならせてください
人間は
お父様の愛のために生まれた存在ですので、
愛を離れては生きることができません。
愛のために生まれ、
愛でお父様に侍り奉らなければならず、
主体であられるお父様のみ前に
相対として互いに愛し、
愛されなければならないという事実を考えるとき、
その無限なる価値ゆえに
ここに現れたあなたの息子・娘であることが分かるようにしてくださいますことを、
切にお願い申し上げます。
お父様と関係のない出会いは
無用のものです。
毎日習慣のように出席することは、
お父様のみ前にはプラスにならないということが
分かるようお許しください。
尊いあなたのみ前に、
無限であられる愛の主体のみ前に、
無限な生命の源泉であられるあなたのみ前にひれ伏した者たちの中に、
軟弱な者がいるでしょうか?
もしいるならば、その自分の存在の価値を忘れるほど、
全体の前にお父様の認識を表面化させる立場で、
倒れながら
お父様を待ち焦がれる心をもった者となるようにしてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
お父様の裾をつかんで、
お父様の首を抱き、
切なる心でむせび泣きながら、
「お父様の懐に抱かれるひとときを迎えるようにしてください」と絶叫し、
心の中に染み込んでくる、お父様の生命の脈拍を
大切に保つことのできる子女となるために、尋ねてきた群れだということが
分かるようにしてくださいますことを切にお願い申し上げます。
あなたの愛が
私たちの深い心の中からほのかに流れ出て、
心情と心情を結ぶことができ、
あなたのお心の根本に流れる、その血の脈拍が
私たちの心を奮い起こすようにしてください。
本質的な愛の脈拍に
私たちのすべての血が染み通るようにしてください。
そうして、
あなたの勇気と共に
憤怒の心をもって闘わせてくださり、
お父様の怨恨の脈拍が私たちに伝わってきて、
生涯の瞬間瞬間を越えていける力の源泉となることができるよう、
お父様、
ほのかな中に自身を省みるようにしてくださり、
因縁を結んでください。
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七〇・六・七)

Friday Jan 31, 2025
父の祈り 第75話
Friday Jan 31, 2025
Friday Jan 31, 2025
感謝の生活をする私たちとならせてください
お父様!
私たちがお父様の精誠を知る息子なら、
眠りから覚めても
罪人の恥ずかしい姿を隠すことのできない心苦しい気持ちで、
ひれ伏すまいとしてもひれ伏さざるを得ないことでしょう。
朝の食膳に向かう場で、
「私」がこのご飯を食べて何をするのかを、
自ら尋ねる自分となるようにしてくださり、
昼の食膳に向かうときには、
今まで「私」が何を残したかという問いに、
恥ずかしい姿で自責する自分となるようにしてくださり、
夕べの食膳に向かうときには、
一日を清算するに不足のない一日を送ったかを、
自問することのできる自分となるようにしてください。
お父様のものとして一日を始め、
お父様のものとしてこの時間まで来たのか、
またお父様は「私」に
どれほど関心をもっておられるのかを考えるときに、
価値あるように過ごすべき一日を、
何も残せず空の体をもって
この世の心で過ごした一日ではなかったかを考えて、
惜しむ心でお父様のみ前に涙をもって謝罪し、
床に就くことのできる子女たちとなるようお許しください。
私たちは
感謝する生活をしなければなりません。
むち打たれるような場でも、
血を吐くような場でも
感謝の生活をしなければなりません。
数多くの先祖たちが
そのような場でお父様を裏切ったので、
そのような歴史的な悲しい恨みのご心情を抱いてこられたお父様に、
孝の中の孝の道理と、忠の中の忠の道理を
全うすべき私たちであることを知るものです。
ここで私たちが
恨みと不平をもっては、
その立場に立つことができないということが分かるようにしてくださり、
そのような自分を発見することを
恐れる姿となるようにしてください。
この世では哀れで弱い人であっても、
このような人以上に恐ろしい人はないということが
分かるようにしてください。
私たちの体が疲れて、
持ちこたえることができないほどの立場にいるとしても、
お父様は
これよりもっとひどい受難の道を克服してこられつつ、
私たちを恋しがられたという事実を思いながら、
私たちがこの受難を越えてくることができてこそ、
お父様の悲しい過去を
慰労してさしあげることのできる息子となるという事実を発見し、
行くべき自分として聖別して、
お父様のみ前に
祭物として完全に捧げられる息子とならなければなりません。
私たちは感謝して生活することしかありません。
一人の男性の前に結ばれた妻が不足だとしても、
生涯を通して奉仕できるその何かがあるので、
その妻を下さったことに感謝しなければならず、
あるいは子供が「私」に十字架の一生をくれても、
そうすることのできる立場を準備してくださったことに感謝しなければならず、
環境が「私」に
生涯を支えることのできない絶望のどん底に追い込んだとしても、
それをどのような条件を立ててでも
感謝の因縁として残して倒れようと言うことのできる息子となり、
お父様の人となるようお許しくださいますことを切にお願い申し上げ、
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七〇・三・一四)

Wednesday Jan 22, 2025
父の祈り 第74話
Wednesday Jan 22, 2025
Wednesday Jan 22, 2025
お父様と共に生きる生涯路程を歩ませてください
お父様!
天国は永遠なところですが、
その天国に入ることができるかどうかということは、
地上の人間自らが努力し行ったこと、
またその心情が問題だという事実を、
私たちは歴史過程を見て、
信仰生活を通してはっきりと知っています。
み旨を知った者として、
み旨に向かって行くべき歩みとならないのではないかと、
自ら心配しながら、
一日一日を天と共に生きざるを得ず、
地と共に生きざるを得ない私たちです。
しかし、お父様は
このような私たちの心を通して、
生活の中に現れようとなさるということを、
私たちはよく知っています。
それゆえに、善と悪が私たち自身の中で
判決されるという事実を知らなければなりません。
このようにもの悲しい人生の行路に従って、
その何かを望み見て越えていっている私たちにおきまして、
お父様を抜いては望みをもつことのできない堕落の後孫であることを
自認せざるを得ません。
そのような私たちにおきまして、
天だけが善であり、
天だけが全体とならざるを得ないという事実を知り、
天と共に生き、
天と共に死ぬことのできる、そのような勇気をもつということが
どれほど甲斐のあることであり、
どれほど人間らしい姿であるかを
評価してみて、反省してみる、この時間となるようにしてください。
歴史過程で
善なる人として
偉人という名を残し、
聖賢という名を残した人々は、
人の世で一個人としての生活目標が、
ただ人類と共に生きることであり、
お父様と共に生きることであったので、
彼らの名が神々しく残されたことを知っています。
被らは
すべての世界人と共に、
神様と共に生きるための生涯路程で疲れることなく、
始まりと共に終わりを結ぶために、
無限なる闘争の路程を歩んでいったということを
私たちは知っています。
歴史路程で行き来した数多くの人々もそうしたので、
今日歴史の総決算をすべき
復帰摂理の責任を担った
天の息子・娘という名をもった私たちが、
どのように行かなければならないかということは、
既に決定された事実であることを分かるようにしてください。
お父様がこのように私たちをお呼びになったのは、
私たち自身が適切なのでお呼びになったのではなく、
背後で歴史の始まる以前から
お父様が願っておられた創造理念を立てるために、
堕落以後恨み多い六千年の開拓の路程を通して、
願いの実体としてお呼びになったことを知っています。
このような私たちであることを思うとき、
恨みがましい復帰のご心情をもたれたお父様の寂しさと悲惨さを
今ひとたび感じざるを得ません。
襟を正し、あなたを「お父様」とお呼びすることのできる
真なる自分となれないことに対し、むちを加えてくださり、
天の父母に侍ることのできる
聖なる精誠の土台を備えられないことを
おとがめください。
世の中のどのような贈り物よりも、
私たち自体があなたの願われる祭物として捧げられ得る、
完全な贈り物とならなければならないにもかかわらず、
これを忘却するときがどれほど多いか、言葉で言い尽くすことができません。
お父様!
この世的なある与件や
外見のような外的な条件が問題ではありませんので、
胸の中からわき出て天のために生きたく、
天のために証しようとし、
天のために身もだえしようとする、そのような切実なる心で
全生涯路程を歩んでいくことができるようにしてください。
お父様!
たとえお父様のために生きる姿が、
時には、もの悲しく孤独で寂しく
寂寞たる立場に置かれているようでも、
お父様のみ前に評価を受けたときには、
お父様の所有として決定されるという事実を
私たちが知らなければなりません。
これが私たちが行くべき本然の道であり、
人間が追求すべき本来の欲望であることを知って、
私たち自らそのような立場に立つことを、
再び誓うよう許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げ、
すべてを真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七〇・二・八)

Wednesday Jan 22, 2025
父の祈り 第73話
Wednesday Jan 22, 2025
Wednesday Jan 22, 2025
常に私たちの横におられるお父様の実存を体得させてください
私たちはお父様を
観念的に考えてはなりません。
私たちがお父様を実体の存在として、
生活するすべての面で絶対的な主体として侍らなければならないということを
はっきりと分かるようにしてください。
お父様は
遠い相対の世界におられたのではありませんでした。
私たちの心の中におられ、
私たちの体を取り囲んでおられました。
私たちの周囲に空気がありますが、あるのかないのか分からないように、
お父様が私たちの生涯全体を覆っておられるのに
分からなかったということを、
私たちが悟らなければなりません。
私たちを取り囲んでいるその力を受けるときには、
無限なる力がそこに動じるのであり、
その力を吸収するときには、
永遠なる力でもって
私たちに新しい衝撃と新しい刺激を与えてくださることを知っています。
このようにいつも近くにおられて
生命を勢いづけてくださり、
私たちを満たしてくださるお父様の実存を
体得できる息子・娘とならなければなりません。
そのような立場でお父様の子女として成長し、
そのような立場でお父様と共に
生涯路程を議論できる人がどれほど貴い人であるかを、
私たちが悟らなければなりません。
この地上で数多くの人々が
天運を願い、また一身の黎明を願っていますが、
彼らは相対的なある距離を置いて願っているということを
私たちは知っています。
しかし、私たちは彼らとは違い、
最も近い立場で、
生涯のすべての権限も
生命の中心であられるお父様から始まるということを、
はっきりと分かるよう許諾してください。
そうするためには、お父様が
私たちの心深くに共におられ、近くにおられて、
私たちのすべてを主管なさることによって
私たちの生命の原動力となられ、
すべての感情の起源となられなければならないという事実を、
私たちが悟らなければなりません。
そのような立場で、
広く深く高く尊く無限なる価値の主体であられるお父様に
侍ることのできる子女がどれほど貴く、
その価値がどれほど大きいものであるかを
私たちが分かるよう許諾してくださり、
その基準を千万遍あるいは億万遍証明していくとき、
天宙を主管することができ、
天のすべての内容を
吸収できる自体的な権限が成立するという事実を、
私たちが分かるよう許諾してください。
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六九・一一・二三)

Wednesday Jan 22, 2025
父の祈り 第72話
Wednesday Jan 22, 2025
Wednesday Jan 22, 2025
私たち自身が置かれた立場を自ら見極めさせてください
お父様!
きょうこの朝、
孤独な群れがあなたのみ前に集まりました。
私たち自身がどのような立場にいるのかを
自ら見極めなければなりません。
「私」はこの時間に誰のゆえにここに来、
どのような因縁を結ぶためにこの場に来ているのかを
はっきりと悟らなければなりません。
世の中がいくら悪く、
世の中がいくら醜くても、
自分自ら置かれている立場を完全に究明し、
お父様との関係を完全に決定づけ、
生涯の路程で忘れられない因縁を結ばなければなりません。
もしそのような人がいるとするならば、
その人が結んだ因縁は世の中の何ものよりも大きなものであり、
何ものよりも貴いものであることを
私たちが知らなければなりません。
心からほとばしるお父様に向かう恋しさ、
自ら天を慕う欽慕の心情、
これが歴史の流れをさかのぼることのできる原動力であり、
死亡の波を踏んで立ち上がることのできる勝利の盾であることが
分かるようにしてください。
心で、体で称賛し、
証的な実体として生きることのできる、そのような人間が
どれほど貴いかを
感じることのできる、真の愛の姿とならなければなりません。
今、私たち自身を一つ一つ分折するにおいて
「私」の顔は誰のために備えられているのかを
考えなければなりません。
「私」の目は何を見ていて、
「私」の耳は何に向かって傾けられていて、
「私」の口と「私」の鼻は何を味わい、何のにおいをかぐためにあり、
また「私」の手足はどこの誰に何を奉仕するためにあるのかを
考えなければなりません。
真に天と一致することのできる「私」全体の姿を備えて、
お父様を慕い、
お父様に侍って忠誠を尽くす自分とならなければならなかったにもかかわらず、
悲しみの立場で
お父様と事情を通じる心をもったひとときが
私たちになかったことを、嘆息すべき自分であることを、
深く深く悟るようお許しください。
私たちは、この地の上に生きたとしても
七、八十年または百年以内の限られた生活圏内で生き、
土に埋められる者たちです。
地上での姿がいくら良く見えたとしましても、
自分自ら、
ある結果をつくることができないということを知らなければなりませんし、
この地で実績だけをもって
生活的な環境を築いていくことが、
どれほど無意味であるかを知らなければなりません。
「私」が生まれ暮らしながら、
「私」の四肢五体が
お父様によるものであることをはっきりと知り、
天のみに頼っていく姿、
困難なことがあっても自ら責任を負い、
決死的な姿勢で
千態万象の困難をかき分けて、お父様のみ旨に従い、
お父様の恨みを解くために行く姿が、
どれほど価値あることかを私たちは知らなければなりません。
そうすることのできる立場で、
悲しいとき、お父様との因縁を考えることのできる
私たち自身となり、
うれしいときお父様に感謝することのできる
自分たちの姿を備えなければなりません。
そうして、
追われ追われたこの歴史を身代わりして
すべての困難を踏んでこられた、生きておられるお父様がおられると、
今この時間も休まずに
私たちを救うために
善の基準を探しておられるお父様がおられると、
全天地が感動できるように
泣き叫び訴える真の人間とならなければなりません。
しかし、その誰も、
そのような立場を体得できないことを感じますたびに、
お父様の恩寵を受けることを願い、
お父様の中で恩賜の生を生きることができ、信頼されることを
私たちは侍ち焦がれています。
お父様、
このような私たちは
あなたの因縁を必要とし、
あなたの経綸を必要としますので、
どうかあなたの生命の栄光だけが、
私たちの心の中の深いところでほとばしるよう許諾してください。
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六九・一一・二)

Wednesday Jan 22, 2025
父の祈り 第71話
Wednesday Jan 22, 2025
Wednesday Jan 22, 2025
善と共に永遠であり得る私たちとならせてください
お父様!
私たちの心と体には、
私たち自身の力ではどうすることもできない
罪悪の根が残っていることを、
はっきりと分かるようにしてください。
このような自分たちでしたし、
過去から今まで
どのような事柄を経てきた自分たちであるかということを悟り
今日の「私」をもう一度革命することのできる
刺激的な原動力が必要だということを
切に感じることができますようお許しください。
きょうの「私」を除去し、
あすの新しい「私」をつくることのできる自分を
再び立てない限り、
自分は善なるみ旨と善なる歴史路程に残る
何らの存在にもなれないということが
はっきりと分かるようにしてくださいますことを、
切にお願い申し上げます。
流れていく波と共に、
自分たちの一生も流れさせてしまう
かわいそうな人々とならないようお許しくださり、
その波を逆上らなければならない善の目的が
私たちに残っていることを、
私たちがはっきりと分かるよう許諾してください。
歴史過程を通して見るとき、
天のみ旨は
歴史と共に除去されていくものではなく、
歴史を収拾し、歴史を貫いてきたことを
よく知っていますし、
そのような行路でだけ、
お父様が私たちと同役同事されたという事実を
私たちはよく知っています。
きょうこの時間、
私たち自身がどのような立場にいるかをもう一度考え、
お父様の通告を受けることのできる立場に
立たせてくださいますことを切にお願い申し上げます。
お父様はいつも善なる者と永遠に共におられ、
絶対に悪を参加させないということを
私たちが完全に分かるようにしてください。
善と共に対となられ、
善と共に動じられながら、
善と共に成就することのできる
一つのみ旨を望みながら来られたあなたであられるので、
たとえ私の体は除去されても、
心だけは善と共に
永遠にある自分たちとならなければならないということを、
この時間にお父様のみ前で再び感じることができるよう
お許しください。
そうして
心が志向し命令するとおり、
体を屈伏し治めて、
永遠なるお父様のみ旨の前に
一致できる自我の心となり、
その心を通すことのできる体となることができるよう、
お許しくださいますことを
切にお願い申し上げます。
そうすることのできる私自身をもう一度念願し、
そうすることのできる私自身をもう一度収拾し、
そうすることのできる私自身の決意を
もう一度固く誓うために参席する、この時間となるよう
許諾してくださいますことを切にお願い申し上げ、
すべてを真のご父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六九・六・二二)

Wednesday Jan 22, 2025
父の祈り 第70話
Wednesday Jan 22, 2025
Wednesday Jan 22, 2025
幼子のような心で進ませてください
慈悲なるお父様!
この場が
お父様のお心と一つになる
至聖所となるようにしてください。
お父様のご心情に接し、
お父様のご事情に涙ぐみ、
お父様の願いと和して、
あなただけが主管なさることのできる
聖なる場となるようにしてください。
人間的な私事を除去してください。
堕落の後孫として生まれ、
自分なりの仮面をかぶり、
自分なりの主義主張をもって
お父様のみ前に現れ得るすべての与件を
除去してください。
幼子のような謙遜な心、
飢えた赤ん坊がお母さんの乳を思慕するように、
私たちの心に
終わりのない思慕する心情、
限りない欽慕の心情が完全にそれ自体として和して、
お父様のお心の中深く
吸収され入っていくことができるようにしてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
私たちが置かれている姿は、
父母を失った幼子のように
悲惨で哀れだということをはっきりと知り、
お母さん、お父さんに向かって泣き叫ぶ哀切なる絶叫が、
私たちの心の中から爆発するようにしてください。
この環境を退けるために
体に傷を負ったことも忘れてしまい、
もがきながら父母を慕う哀切なその事情に
徹することのできる心をもって、
お父様の息子・娘であることを
自ら証すことのできる姿となるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
お父様がこのような姿をご覧になって、走ってきて抱きながら
「私の息子、私の娘」と言って、
頬に頬をすり合わせて涙を流し、抱き締めてくださり得る、
そのような因縁を慕わしく思う
あなたの子女たちとなることができるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
私たちがこの場に出てきたのは、
世の中のある物を求めるためではなく、
高く尊いあなたと共に
永遠に残ることのできる天の定めた因縁が慕わしくて出てきたのです。
私たちはここに、ある事情の根を打ち込み、
残っているために出てきたのではなく、
天の定めた因縁と事情を中心として
引き抜こうとしても引き抜くことができず、
お父様と離そうとしても離すことのできない永遠の根の因縁を
追求するために出てきたのです。
あなたが動ずるときに動じ、
静ずるときに静ずる自分自身となるために出てきたので、
どうかあなたは根となられ、
私たちは幹と枝と葉となるようにしてくださって、
万国を蘇生させることのできる
お父様のお力と動力と脈拍を身代わりする
子女たちとなるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
その誰が何と言おうと、
お父さんとお母さんの懐に抱かれた子供たちは
幸福な者であることを知っています。
いかに周囲の環境が殺伐とし、
いかに死の峻嶺で一日一日生活するとしても、
父母の懐に抱かれて眠る幼子は、
平和の心情を感じるということを知りました。
悪なる世、
混乱した世、
死亡の波が波立つ世の中に住む私たちは、
お父様のみ前に行こうとしても行くことのできない者たちでしたが、
お父様の懐に抱かれ得るそのひとときだけでも
憧憬し、欽慕し、思慕して、
熱意でお父様のみ前に出てきましたので、
お命じくださいますことを切にお願い申し上げます。
このすべてを真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六八・一一・一七)

Wednesday Jan 22, 2025
父の祈り 第69話
Wednesday Jan 22, 2025
Wednesday Jan 22, 2025
真にお父様を慕う子女とならせてください
この時間、取るに足らない少数の群れが、
お父様のみ前に集まりました。
私たちの体と心は
世の中と和するに易しい条件をもち、
お父様とは遠い距離に立つしかない
因縁を抱いたままでひれ伏しましたので、
お父様、
分離させてください。
傷がひどければ、
その傷にあなたの哀れみが及ぶようにしてくださり、
あなたのみ前に備えるべき形を備えることができないその姿をご覧になり、
私たちを慰労してくださることを
切にお願い申し上げます。
たった一つもお父様のみ前に差し出すことのできない、
不備で面目のない自分たちであることに、
悲しみ嘆息し得る心をもつようにしてください。
深い心性にあなたを欽慕する心が芽生えるよう
お許しくださり、
本然のエデンの園でお呼びになったお父様のみ声を聞き、
私たちの先祖たちが感じられなかったお父様の神々しさを
感じることができるようにしてください。
お父様のお心の中にある、
私たちを抱きたいみ愛と恋しいご心情を私たちがかき分け、
そこに抱かれ得る天真で純真なあなたの息子・娘となるよう
お許しください。
あなたのお心の中で、
私たちがあなたと切ることのできない血族であることをお感じになって、
会いたい心を抑えられなくて
私たちを抱かずにはおられず、
尋ねずにはいられないようになられることを
切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちはお父様と呼ぶときに、
骨と肉に染み通る、
真正な心からわき出る声で
呼ぶことができず、
そのような感情と一致した立場で
お父様を捕まえようと、飛びかかることのできるひとときを
もつことができませんでした。
このようにお父様がはっきりと分からなかったので、
お父様をはっきりと認識できるようにしてくださり、
お父様のみ手とみ裾をつかんで
永遠に逃がさないと、懇切に徹する心で
身もだえする私たちの姿となるようにしてください。
そのような立場で「お父様」と呼び、
そのような立場でお父様を捕まえ、事情を訴えることのできる
私たちとなるようにしてくださることを切にお願い申し上げ、
すべてを真のご父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六八・六・九)

Wednesday Jan 22, 2025
父の祈り 第68話
Wednesday Jan 22, 2025
Wednesday Jan 22, 2025
お父様を慕う心をもたせてください
お父様!
私たちは幼子にならなければなりません。
おなかがすけば、「おなかがすいた」と
お父様のみ前にねだる幼子にならなければなりません。
幼子にはお母さんを欽慕する
性急さがあります。
その幼子は天真爛漫です。
育てれば育てるほど、
大切に抱き、培えば培うほど、
父母の基準に従って育ちます。
お父様!
ここに集まったあなたの子女たちを
重ねて記憶してください。
千態万象の事情を抱いてきたこの者たちが、
その事情を全部打ち明ければ、
お父様が動じずにいられないことを知っていますので、
すべてを打ち明け、
飢えた幼子がお母さんの乳を欽慕するように、恋しがるように、
お父様を慕う心をもつようにしてください。
ここで誰が師となれるでしょうか?
この者たちは人間の言葉を願っていません。
今まで多くの言葉を聞いてみましたし、
多くの教会に通ってみましたし、
多くの人に会ってみました。
しかし、その中に生命の蜜がなく、
生命の乳がなかったので、
この者たちの心は枯渇していました。
疲弊した状態で頼るところもなく、荒野のような悲惨な立場にいますので、
お父様、
この者たちを集めてください。
自分たちの事情をみんな差し置いて、
お父様の事情を中心とする生命のみ言と
生命の因縁を中心として絡み合う、
生命のうごめく再創造の歴史が
起こらなければなりません。
「私」をお父様のみ前に立てることのできる準備を
することができませんでした。
しかし私のすべてをお父様のみ前に捧げ、
お父様から始まる「私」を探さなければなりません。
お父様から始めようとする心の姿勢をもたなければなりません。
お父様から始まる真の姿を備えなければなりませんので、
親しく共にいてくださいますことを切にお願い申し上げます。
一週間の間に傷ついた心をもってここに出てきましたので、
お父様、
慰労してくださり、
傷に薬を塗ってくださり、
油を塗ってくださって、
愛で抱いてくださいますことを切にお願い申し上げます。
そうして
寂しく悲惨でみすぼらしいこの者たちに、
お父様の家で
服を着替えて安息することのできる場をお許しください。
あふれる愛の糧を備え、
自らお父様を尋ねていく姿を、
お父様はどれほど待たれるでしょうか?
この者たちもそのような立場を待ち焦がれていますので、
許諾してくださいますことを切にお願い申し上げ、
すべてを真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六八・三・三一)

Wednesday Jan 22, 2025
父の祈り 第67話
Wednesday Jan 22, 2025
Wednesday Jan 22, 2025
私たちはお父様が慕わしいのです
あなたが行けと言われる道が
いくら険しいとしても、
私たちは
ついてきた歩みを見失わないことをお誓い申し上げます。
この道で当面する迫害が
いくら死の行き交うものだとしても、
私たちは
既に生きた祭物になろうと捧げた者たちですので、
安らかに祭物として消えるようお許しください。
あなたがこの死亡世界の中で、
あなたの懐に因縁づけることのできる生命の土台が立てられることを
願われるということを(私たちは)知りました。
私たちが必ず
その生命の土台を立てます。
お父様!
私たちはお父様をお慕い申し上げます。
無尽蔵にお慕い申し上げます。
お父様と共にとこしえに暮らしたいし、
お父様と共に議論し、
お父様の命ずるみ言に侍りながら暮らしたいのです。
これが私たちの願いです。
人類が堕落したその日から、私たちの存在は
どの一日も、お父様の愛の懐に
抱かれてみることなく生きてきました。
人類が今日まで恨みの峠、峠で、
一日一日悲惨な涙の歴史をつづってきたことを
私たちは知っていますので、
このような歴史を再び捜し、
望みの基準を復帰なさろうというご心情を携え
私たちを尋ねてこられるお父様を、捕まえ、
苦楽を共にすることのできる真の息子・娘となるようにしてください。
切にお願い申し上げます。
お父様!
この場を炎のような目でご覧になって、
死亡と罪悪の苦い根が
私たちの心深くに残ることがないようにしてください。
炎のような目でご覧になって、
私たちがきょうこの時間、すべての罪悪の根を引き抜き
お父様のみ前に帰一するようにしてくださり、
謙遜にひれ伏しましたので運行なさってください。
切にお願い申し上げます。
数多くの民族を身代わりして
この民族が愛を受けなければなりませんし、
数多くの氏族のために
お父様が下さった使命を私たちが果たさなければなりません。
任せてくださった責任を果たす中で、
最後の闘いに残る勇士となって、
勝利の凱歌をお父様のみ前に帰し奉り、
最後の栄光の場に
入ることのできる群れとならなければならないので、
お父様が直接同行し
主管してくださり、命じてくださり、統率してください。
すべてを真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九六八・三・三一)