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Thursday Feb 13, 2025
父の祈り 第92話
Thursday Feb 13, 2025
Thursday Feb 13, 2025
私たちを再創造してください
生命の復活を約束されたお父様!
私たちの中に、
お造りになった本来の形状を再び探し出してください。
そして、その美をご覧になって、
お父様が楽しむことができ、
天上天下のすべての被造物の前に
堂々と立つことができ、
誇ることができる息子・娘として立ててくださいますことを
愛するお父様、
切にお願いいたします。
お父様!
永遠の昔から約束された祝福のみ旨を、
私たちの心に納めることができますよう
お許しくださり、
私たちを天倫の前に立ててください。
悲しみを刺激させる
哀れな息子・娘とならないよう
お許しください。
お父様のお心に涙ぐみ、
お父様の稟性に涙ぐんで、
お父様が立てられた全体のみ旨を、
心と体を通して、
あなたが語られる前に成すことができ、
あなたが願われる前に行動することができ、
あなたが願われる前に実践することのできる
あなたの息子・娘たちとなるよう
お許しください。
万民にお父様のみ旨を教え悟らせてくださり、
万民の生命の土台を高くしてくださって、
その上に平和を表すことができるよう
お許しくださいますことを、
お父様、
切にお願いいたします。
今、ひれ伏した息子・娘たちが、
新しい気持ちでお父様のみ愛と祝福を受けることのできる
子女たちとなるよう許諾してくださり、
私たちの体が
お父様の祝福なさった栄光の美を備え、
その愛と美を備えることができますよう
お許しください。
お父様のみ前にそぐわず、
悲しみを生じ得る罪悪の苦い根を
抱いている息子・娘たちではないでしょうか。
お父様、
この時間に運行され現れてください。
そうして、直接的なみ手をもって
再創造の役事を巻き起こしてください。
すべてを、愛する主のみ名によって
心からお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五六・二・二五)

Thursday Feb 13, 2025
父の祈り 第91話
Thursday Feb 13, 2025
Thursday Feb 13, 2025
あなたの形状に似せてください
愛なるお父様!
愛のみ手を広げて、
不足なる私たちの手を取って、お導きください。
私たちが体と心を合わせてひれ伏しましたので、
お父様、
捕まえてお導きくださり、起こしてくださって、
私たちの心を天の心に変えてくださるよう
許諾してくださいますことを、切にお願いいたします。
今日、私たちがもっている
すべての現世の観念を、
お父様のみ前にすべて差し出し、
温柔謙遜な幼子の心情をもち、
お父様のみ前に出てきましたので、
お父様、
恩恵のみ手で
再創造の役事を巻き起こしてください。
聖霊の炎を表してください。
秘めていた愛を表して、
この者たちをして終わりの日に、
ふさがっていた死亡圈の門を開き、
お父様の勝利の栄光を表すことができるよう
許諾してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願いいたします。
空の器があるならば
満たしてください。
お父様の十分なる恩賜に酔って感謝を捧げられ
お父様に栄光を帰すことのできる
生きた子女たちとして立ててくださり、
お父様が愛することのできる子女たちとして、
尋ねていただく恩賜を許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願いいたします。
天の動きに私たちの心が動じ、
天の動きに私たちの体も動いて、
お父様の形状(お姿のよう)に
心で、体で倣い、似ていくことができるよう
許諾してくださいますことを切にお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五六・七・一)

Thursday Feb 13, 2025
父の祈り 第90話
Thursday Feb 13, 2025
Thursday Feb 13, 2025
世界復帰のために心労する子女たちを記憶してください
あなたの慈悲とみ愛と恩恵と権能が、
全被造世界に充満するようにしてください。
明日の望みを果たしてくださるためのあなたのご苦労の歴史を、
私たちは再び身をかがめてよく見ながら、
過ぎし日の足らなさをもう一度悔い、
私たちに任せられた重大なる使命を前において、
もう一度決意すべきこの時を迎えましたので、
お父様、
私たちに刺激を下さり、
能力を加えて、
あなたのお喜びになられるみ旨を奉じ侍ることのできる、
真の子女の姿を備えるようにしてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
お父様
全世界に散らばっている統一の群れたちを
祝福してください。
この韓国の地に向かって、
信仰の祖国として欽慕しながら、
この朝にもお父様のみ前に精誠を尽くし、
師のいる所に向かって
平身低頭し精誠を尽くしているその場の上に、
ひざをついてあなたのみ前にひれ伏したその場の上に、
満ち満ちた生命の因縁と恩賜が共にあるようにしてください。
あすの同志として、
あすの兄弟として、
あすの統一の家族として不足のない
統一の役軍となるようにしてください。
全世界百二十七カ国に散らばっているあなたの子女たちを
祝福してくださり、
そこから涙してあなたのみ前に訴えたすべての祈祷と、
あなたの子女たちが命を懸けて
その国を踏んで動かした、そのすべての土台が
無駄でないことを知っていますので、
霊界にいるすべての先祖たちと
地上にいる後孫たちを一致させて、
あなたが志された一つの国と一つの世界を成すことができるよう、
四方から一つの国の中心に追いやってくださいますことを
切にお願い申し上げます。
この時間、あなたのみ名をもって集う場所ごとに、
満ち満ちた恩賜をもって共にいてくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
すべてを真のご父母様のみ名によって祝願申し上げました。アーメン。
(一九八一・四・二六)

Thursday Feb 13, 2025
父の祈り 第89話
Thursday Feb 13, 2025
Thursday Feb 13, 2025
ただお父様のご心情をもって堕落圏を克服させてください
愛するお父様!
あなたが万宇宙を造り、命じられたそのみ旨が成される日を
私たちはもう一度慕うものです。
高く尊いあなたがおられることを思うときに、
世俗的で不足な人間像を知っている私たちは、
気高いそのみ旨の前に一致することのできる内容と
すべての価値を追求せざるを得ません。
また、堕落したこの地上にいる人間たちが、
神様の理想の世界から脱落した者たちであることを考えるとき、
自らをつかんで善の世界に引っ張っていくべき責任が、
天にあるのではなく、
人間自身にあることを私たちは考えるものです。
お父様!
私たちが置かれている立場は、
宇宙の中心におられ高く自存される立場で、
愛を中心とする理想の主であられるお父様とは、
あまりにも懸け離れていることを自ら悟っていますので、
この遠い距離を埋めるためには
順理的路程の恨めしい復帰の道が
横たわっていることを知っています。
この道を前進していくには、
父母の協助もあり得ず、
その誰の協助もあり得ないことを知るものです。
神様だけを中心とする切なる心情と、
生死を意に介さず努力する本性の心情のみによって、
ここに到達することができるという事実を考えた
きょうこの統一教会の群れたちは、
そのような目的を自分自体から
家庭と氏族と民族と国家と世界に拡大させるための、
とてつもない使命を感じています。
自ら置かれた不完全な立場で、
家庭の完全さを追求することができず、
家庭の不完全な立場で、
国家や世界の完全さを追求することができないということを考えるときに、
今日、人間としてとどまっているこの立場がかわいそうな立場であることを、
私たちはよく知っています。
堕落圏がこのように全体を包括し、
すべての生命圏を制圧しているという事実を知り、
これを克服して越えていくことのできる自分自身の発見と
自分自身の能力が必要だということを知っています。
それを発見することのできる新しい真理が私たちに必要であり、
これを克服することのできる力が必要ですが、
その力はただ自己のための愛ではなく、
神様のための愛からだけ出てき得るということを
私たちは知っています。
お父様!
この場で
自ら強く大胆な生命力と
愛の心を備え、
お父様に向かって突進することのできる、子女たちの姿を備えるよう
許諾してくださいますことを切にお願い申し上げます。
万々代の恩賜とみ愛とをもってとこしえに共にいてください。
真のご父母様のみ名によって祝願申し上げました。アーメン。
(一九八〇・一一・九)

Friday Feb 07, 2025
父の祈り 第88話
Friday Feb 07, 2025
Friday Feb 07, 2025
お父様の望みの実体とならせてください
お父様!
イエス・キリストがこの地に来られて、
血を流して十字架の道理をお立てになったその時から今まで、
二千年が近づくこの歴史期間に、
数多くの血の代価を払って
歴史的な蕩減の道を逆上ってきたということを、
私たちはよく知っています。
彼らを捨てることのできないあなたのご心情が、
どれほど、どれほど痛々しいかということを知っている私たちは、
お父様、
今から
彼らを抱いて天に帰ることのできる、
民族を中心として、
世界を中心として
カイン・アベルの恨みを解いて越えていくことのできる新しい春の日が、
統一の群れたちの行く道の前に尋ねくることを直視しながら、
この上なく謙遜でなければならないということを
自ら悟らなければなりません。
私たちの姿勢がどうであるかを、
内的に外的に自ら反省しなければなりません。
あすの望みの中で輝き、
あなたのお心に
望みの刺激を加えてさしあげる真の子女の姿を備え、
りりしく大胆で、
あなたのみ国に建国の勇士として非のない、
あなたのみ前に祝福を受けると同時に、
愛を受けると同時に、
万民の前に立たせて誇るに不足のない群れとなることができるよう、
祝福してくださいますことを切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちのすべての生涯を
お父様がお守りくださることを切にお願い申し上げます。
いつもあなたの慈悲とみ愛が
私たちの胸深く染み込むことを切にお願い申し上げながら、
すべてを真のご父母様のみ名によって祝願申し上げました。アーメン。
(一九七五・一・一九)

Friday Feb 07, 2025
父の祈り 第87話
Friday Feb 07, 2025
Friday Feb 07, 2025
信仰の道において自分自身が怨讐であることを悟らせてください
お父様が私たち一個人を捜し出すために
どれほど歴史過程を犠牲にしてこられ、
歴史時代に
どれほどご苦労してこられたかを思うときに、
今日私たちが
その恩徳に報いることのできる
何ものももてない未熟な者たちであり、
不忠、不孝な私たち自身であることを
ありのままに告げざるを得ません。
悪の根源が
ほかのものでなく私たち自体だという事実、
私たち自体を根拠としてこの世的な活動をしているという事実、
それが私たちの心、
私たちの体から現れているという事実を、
私たちははっきりと悟らなければなりません。
それゆえに、
信仰の道において
世界に勝つことが問題ではなく、
「自分自身に勝つことが問題だ」と、
お父様は言われました。
怨讐がほかの所にいるのではなく、
まさに自分の家の家族が怨讐だと言われ、
その家族だけでなく、もう一歩進んで、
自分の体が怨讐だと言わざるを得ないということを知りました。
体だけではなく、心一切が
お父様のみ前に怨讐の立場に立っているという事実を、
私たちはこの時間もう一度悟らなければなりません。
しかし
この不足な者たちのために
あなたがご苦労された功によって、
それだけでなく
数多くの僕たちと数多くのあなたの後裔たちをお立てになり、
犠牲にされた恩徳によって、
私たちはこの場にひれ伏しましたので、
あなたの恩恵があふれる前に、
歴史過程で数多くの先祖たちが血を流した功績が
私たちにとどまるよう許諾してくださり、
善なる実績の土台が私たちにとどまるようにしてくださって、
それに橋を架けて
あなたが訪ねてこられ得るこの時間となるようにしてくださいますことを、
切にお願い申し上げます。
私たちが欽慕の心情と思慕の心情をもち、
お父様だけを待ち焦がれる心をもって
ひれ伏すことができるようにしてください。
土くれにも劣る私たちが、
あなたのみ前に抱かれることのできる息子・娘の姿として、
再び造られることを願う心をもって出てきましたので、
一切自分の姿を表す私たちとなってはなりません。
お父様のみ前に完全に吸収されることができ、
完全につぶれて
あなたが新しく造ることのできる一つの麹となるよう
お許しくださいますことを切にお願い申し上げながら、
すべてを真のご父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七一・一〇・一七)

Tuesday Feb 04, 2025
父の祈り 第86話
Tuesday Feb 04, 2025
Tuesday Feb 04, 2025
真の若者とならせてください
愛するお父様!
幼い少年少女たちがこの場に集まりました。
この者たちがこの場を慕ってきたのは、
きょうこれ自体でとどまるためではなく、
あすの真の姿をもつためです。
真の青年時代、
真の壮年時代、
真の老年時代のこの三時代を備えて、
お父様のみ前に忠孝の道理を尽くすことができる、
聖なる道を行くために出てきたのです。
私たち一人を復帰するために
六千年という長い長い歳月の間、
涙を流された天の悲しみがあるという事実を知り、
私たちの一生をお父様のみ前に謹んで捧げ、
最高の善の勝利の起点を受け継ぐために、
きょうも闘い、あすも闘い、
犠牲となることができなければなりません。
このような道に自ら進んでいくことのできる群れとなるために、
ここに集まった青少年たちとならせてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
世の中では旧時代と新時代を論じていますが、
その新時代の中には
真の若者世代と
偽りの若者世代があるということを知りました。
今日偽りの若者世代は
最も貴いものをむやみに蹂躙しますが、
真の若者世代は
世の中において最も清いものを
この上なく大事にし、この上なく保護するということを知りました。
これが従順を中心とする節義と気概だということを
今、悟るようにしてくださいますことを切にお願い申し上げます。
若い心に燃え上がる心情で、
お父様と共に覆し、
勝利の因縁を占有することのできるその立場まで
闘って残される群れとなろうと、
各自の心深く決意することができなければなりませんので、
そのような決意をさせてくださいますことを切にお願い申し上げます。
邪悪なこの世の上に描かれるすべてのものが、
私たちを幸福の門に導くのではなく、
死亡のわなと死亡の落とし穴に
追い込むということを思うとき、
この場に集まった個人たちは、
変わらない真の個人の姿となることを決意し、
社会のどのような所に出ていったとしても染まらず、
影響を受けない真の若者とならなければなりません。
真の若者とならなければ、
真の青年と真の壮年になれないということを考えるとき、
福々しいこの時代と季節の恩賜を有り難く受け、
お父様のみ前に謹んで捧げ、
帰し奉るのに不足がないようにしてくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
真のご父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七一・八・一九)

Tuesday Feb 04, 2025
父の祈り 第85話
Tuesday Feb 04, 2025
Tuesday Feb 04, 2025
お父様!私たちは全く知りませんでした
お父様!
私たちが信じる方はあなたしかなく、
頼る方もあなたしかありません。
事由を打ち明け、因縁を結ぶ方も
あなたしかないことを知りました。
人間と因縁を結んでみると、
それは絶望の対象となるだけであり、
信仰者としての路程を歩いてきてみると、
心に矢を突き刺してしまうのが
人間の頻繁な歴史的事実であることを
たくさん見、たくさんぶつかり、たくさん感じました。
おなかがすくことが悲しみではなく、
環境に追われ憤懣やるかたない立場に立ったことが
悲しみではありませんでした。
愛するお父様を失ってしまうこと、
それ以上の悲しみはないことを、
私たちは全く知りませんでした。
お父様がおられる位置は、
どんなに何もない位置であっても無限に存在する位置であり、
お父様がおられる位置は、
地獄の中心であっても天国と化すことのできる位置です。
私たちが死んでも生きても、いるべき所は
お父様がおられる所しかないことを知るものです。
お父様のもとで私たちの幸福があるのであり、
お父様のもとで私たちの望みがあるのであり、
お父様のもとで私たちの存在価値があることを思うときに、
このように私たちのすべての勝利の要因となり、
幸福の要因となり、
決定的な価値の基準となり得る方が
私たちのお父様だという事実を
全く、全く、全く知りませんでした。
高い価値を追求するにおいて、
外的な何かを追求する前に、
「私」の心中深くに、
既に価値ある内容を決定することのできる基準があることを
全く知りませんでした。
幸福の起源が、
ある彼岸の対象的な世界にあると思っていましたが、
私たちの心の中深いところに既にその根が連結されていることを
全く知りませんでした。
今、お父様が、
統一教団を通して
新しく復活した生命の寵児として、
お父様の懐に抱かれ得る息子・娘の姿を待ち焦がれるとするならば、
私たち自身はそのような立場に立つために
努力しなければならないことを知りました。
そうですので、
謙遜にみ旨に対し、温柔の化身となり、
あなたの同情を買うことのできる
愛らしい息子となり、娘となるよう許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げます。
このすべてを真のご父母様のみ名によってお祈り申し上げました。
アーメン。
(一九七一・四・二五)

Tuesday Feb 04, 2025
父の祈り 第84話
Tuesday Feb 04, 2025
Tuesday Feb 04, 2025
お父様の誇らしい子女の姿として立ててください
お父様!
広く高いあなたの性相の前に、
至極小さく卑しい自分の姿を表し、
あなたの哀れみと慈悲のみ手を
切に願う子女たちとなるようにしてくださいますことを、
切にお願い申し上げます。
能力の主体であられるお父様、
生命の原動力であられるお父様、
愛と心情の根本であられるお父様!
私たちはあなたのみ前に一つの実体として、
一つの枝と葉のような立場で
一切をあなたに任せ、
あなたが悲しまれれば私たちも悲しまなければなりませんし、
あなたが喜ばれれば私たちも喜ばなければなりませんし、
あなたが忙しく働かれれば私たちも忙しく働かなければなりません。
このような面で、
あなたと共にすべての生活環境に接していく
あなたの息子・娘たちとなるようにしてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
お父様の性相の前に
私たちの姿を表したとき、
果たして私たちは
お父様が願われた姿として、
お父様が喜ばれ、対することができ、
お父様が親しく尋ねてこられて、
ささやき声で行く道を命じてくださることのできる
息子・娘となっているかを考えるものです。
私たちがそのような息子・娘となるためには、
お父様のみ前に、
誰よりももっと親孝行の道理と忠誠の道理を尽くさなければならず、
生命までもお父様のみ前に捧げることができなければなりません。
私たちが
お父様の息子としての因縁をもてないときには、
生活舞台でみ旨の前に残ることができないということを考えますので、
木石のような私たちの心を溶かして、
あなたのお心に似るようにしてください。
お父様のご事情と私たちの事情が出会い、
私たちがお父様に吸収され得る因縁が
成されるようにしてくださいますことを、
切にお願い申し上げます。
流れていく歳月と共に、
はかない自分の生涯を、
嘆息するしかないものとして残してはなりませんし、
願いと共に
力強いあすを誓うお父様の息子としての権威をもって
喜びのひと日、
楽しみのひと日、
誇らしいひと日を迎えなければなりません。
み旨を知った私たちは、
お父様のたけておられることを知り、素晴らしさを体得しながら
あすの勝利者として、
きょうの建設者として、
歴史の勝利者として
堂々と権威のある立場に
立たなければならないということを知っています。
それゆえ、いつも
自らを置いて嘆息する、
自分を立てることのできないかわいそうな人となってはならないと、
自ら誓うことのできるあなたの息子・娘となるようにしてください。
今、私たちの心が、
あなたのお喜びになることのできる姿を備えるようにしてくださり、
私たちの体が、
あなたの願われる姿を備えるようにしてください。
私たちの体は勝利の生きた祭壇となり、
私たちの心は生きた祭物となって、
あなたのみ前に
永遠に捧げられ得るようにしてください。
そうして、
あなたがお探しになりたかった祭物がこれであり、
出会いたかった願いの実体がこれであると、
宇宙万象の前に私たちを立たせて誇るに
恥ずかしくない息子・娘の姿となるようにしてください。
すべてを真のご父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七一・二・二一)

Tuesday Feb 04, 2025
父の祈り 第83話
Tuesday Feb 04, 2025
Tuesday Feb 04, 2025
一生の季節を知るようにしてください
今まで統一教会員として、
時は近づいたけれども、時に対して分かる人がどれほどになるのか、
ひどく心配になり、
疑わざるを得ません。
時は時なりに過ぎていきますが、
今日、人は人なりに、
昔のその姿のままでいては、
何にもならないということを私たちは知っています。
春になれば
種を蒔く時として、種を蒔けば芽が出るでしょうし、
夏になればその芽が育つでしょうし、
秋になれば実を結んで、
冬になる直前には
取り入れる収穫期があることを知るものです。
このような自然現象の法則によって、
一つの生存体が
全生涯の過程を通して経ていかなければならないことを見るときに、
今日、
自分自体の一生の信仰生活において
春の季節を迎えた者がいるなら、
夏の季節を迎えるようにしてください。
夏の季節には
ぼうぼうと育つ葉が良いのではなく、
その葉を開かせる一つの茎が
どれほど貴いものであるかを分かるようにしてください。
その茎は「私」だけがもつことのできる茎として
花が咲き、実を結んで、
その実が
一年なら一年全体の価値を総合することのできる結実を
もってくることができるという事実を私たちが知り、
信仰生活も
そのような時があることを知らなければなりません。
私たちの一生を通して、
み旨を知った過程において、
どの時期が春の季節であり、
どの時期が夏の季節であり、
どの時期が秋の季節であり、
どの時期が収穫期であるかを分かるようにしてください。
収穫期を迎えるときには、
み旨を中心として全体を捧げ、精誠を尽くして
収穫しなければなりません。
そして、収穫したものを私たちのものとするのではなく、
お父様のものとして収穫してから、私たちのものとして受けるようになるならば
お父様と因縁を結んで、すべてのものを所有でき、
関係を結び得る価値があることを知りましたので、
復帰の路程を行く私たちにあっては、
すべてのものをまず私たちのものとするのではなく、
まずお父様のものとしなければなりません。
まず私たちの人格と私たちの生活を立てるのではなく、
お父様の人格とお父様の生活をまず立ててさしあげるべきなのが、
今日、召命を受けて従っていく私たちの立場であることを、
私たちがはっきりと知らなければなりません。
何よりも
一日の生活を通じた闘いで負けないようにしてくださり、
一ヵ月の生活を通じた闘いにおいても負けないように、
お父様、
祝福してくださいますことを
切にお願い申し上げます。
万事があなたの勝利の基準と共にあり、
私たちの心がいつも
それに向かって勇ましく大胆に駆けつけ、
最後の勝利の場に参席できる息子・娘となるよう、
お導きくださいますことを切にお願い申し上げながら、
このすべてを真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七一・一・二四)