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Saturday Dec 03, 2022
平和経 第417話
Saturday Dec 03, 2022
Saturday Dec 03, 2022
実在する霊界
皆様。人間には心と体があり、心の上位には霊人体があり、その霊人体が入っていって暮らす霊界はもちろん、肉身が暮らしている現実世界のどこにでも神様は実在されます。そして、人間は、真の愛を通して神様と完全に一つになるとき、完全な人になるのです。
このような観点から、完全な人とは、たとえ小さな個体の姿だったとしても、全体歴史を代表した存在であり、また、未来のすべての関係を代表する存在なので、天宙的な価値を備えるようになるのです。私たちが本当に人間のこのような天宙的な価値を知れば、生きていくときに、心を先に立てて従っていく人生を生きていくべきだということが明確になるでしょう。
それで皆様の良心は、皆様のすべての言行はもちろん、考えまでも感知し、知っているのです。師よりも先に知り、父母よりも先に知り、神様よりも先に知るのです。したがって、永遠の師である良心の命令に絶対服従して生きさえすれば、皆様の永生は絶対に保障されるのです。神様の創造がそのようになっています。
人間の構造をよく見ると、神様は、本来人間を二重構造で創造されたことが分かります。有形世界である現象世界の縮小体として肉身を創造され、無形世界の代表であり、主人として立てるために霊人体を創造されました。したがって、人間は、地上界で百年くらい生きて肉身の役割が終われば、自然に、そして自動的に無形世界の霊界に入っていくようになっているのです。このように霊界は、肉身を土台として生きている私たちの目では見ることができないだけであって、地上生活の自動的で必然的な延長です。神様が創造してくださった、人間の永遠の本郷なのです。
霊界は、このように厳然として存在します。妄想の世界でもなく、想像の世界でもありません。これは、人間の選択権の外にあるのです。良いからといって行き、嫌だからといって行かなくてもよい、そのような世界ではありません。神様が永遠不変の方であられるように、御自身が創造された霊界も永遠不変なのです。私たちが地上界で、肉身をもって現象世界と様々な関係を結んで暮らすのと同じように、霊界でも人間は、霊人体をもって霊界のすべての現象と密接な関係を維持して生きていかなければならない宿命的存在です。
人間の霊人体と肉身の関係について見るとき、より重要なのは、肉身ではなく霊人体です。肉身は百年くらい生きて死ぬのですが、霊人体は、時間と空間を超越して永生します。いくら地上界で良い服を着て、良い物を食ベ、裕福に暮らす人も、結局、死ぬのではないですか。したがって、皆様の人生は、霊的な基準と肉的な基準をよく調和させ、霊肉が一つになった完成実体を形成して暮らしてから逝かなければなりません。現象世界であり有限世界である地上界の人生で、肉身を土台として霊人体を完成させる責任があるということです。ところが、霊人体の完成は自動的にやって来るのではありません。必ず真の愛の実践を通して、体と心が完全一体になった人生の土台の上で、初めて完熟した霊人体が結果として実っていくのです。
皆様。秋になって、倉庫に入っていく、よく熟した果物になるためには、春と夏という過程を経ながら、自然界が提供してくれる栄養素と主人の細やかな世話が絶対に必要です。無精で見識のない主人に出会った果樹園の果物は、あらゆる疾病と悪天候に悩まされ、熟すこともできないまま落果したり、虫に食われた果物として選別されたりしてしまうでしょう。果物は果物ですが、すべてが同じ果物というわけではありません。すべての果物が、市場に出して売れる完成品になるわけではないのです。
木の上で完熟した果物は、自動的に主人の倉庫に入っていきます。同じように、人間の霊人体は、木と同じ立場にある地上界の人生で完成してこそ、自動的に無形世界である霊界の天国に入っていくのです。言い換えれば、人間は、肉身をもって暮らす地上界の人生で、完熟した人生、すなわち、この地に天国を形成し、楽しく暮らしてから逝ってこそ、自動的に天上天国に入城するようになるのです。
また、地上界で暮らす間、皆様の一挙手一投足は、このような天の公法を基準として、一つ残らず皆様の霊人体に記録されます。したがって、霊界に入っていく皆様の姿は、肉界での人生を一〇〇パーセント収録した霊人体の姿です。よく熟した善の人生だったのか、虫に食われ腐った悪の人生だったのかは、皆様の霊人体に赤裸々に現れるのです。
神様が皆様の審判主ではなく、皆様自らが自分の審判官になるということです。このような途方もなく恐ろしい天理を知れば、どうしてあえて地上界の人生を、あらゆるサタンの誘惑に陥り、利己的で、快楽ばかりを追い求める背徳の人生で終えることができるでしょうか。皆様の霊人体に傷を負わせ、傷跡をつけることは、命を懸けて慎まなければなりません。天国行きと地獄行きが、きょうこの時間、皆様の考えと言行で決定されるという事実を、はっきりと肝に銘じてくださるよう願います。しかし、霊人体自体が真の愛の人生を主導し、実践できるのではありません。皆様の霊人体は、必ず体と心の円滑な授受作用によって展開する肉身の人生を土台とした真の愛の人生を通してこそ成長し、完熟し、完成するのです。
しかし、皆様の中では、外なる人と内なる人が絶えず葛藤し、争っていることを否定できないでしょう。あとどのくらいこの争いを継続されますか。十年ですか。百年ですか。宇宙のすべての存在には、厳然とした秩序があります。神様は、私たち人間を、そのように不完全な状態で創造されたのではないというのです。外なる人である肉身の誘惑を果敢に振り切り、内なる人である良心の道に従って人生の勝利を達成することが、皆様の人間たる義務であり、責任だということを知らなければなりません。このような人生を生きる人は、天運も共にあり、霊人体を完成することもできるのです。
皆様。天国はどのような所で、地獄はどのような所だと思いますか。どのような人たちが入っていく所が天国でしょうか。間違いなく存在するとすれば、そこはどこにあるのでしょうか。天の向こう側の銀河系の外でしょうか。それとも、人間の想像力の所産でしょうか。人間ならば誰でも、一度くらいは自問し、苦悶してみた内容でしょう。
一言で言えば、天国とは、神様の真の愛が満ちあふれ、真の愛が軸となって立てられた世界です。真の愛がすべての環境圏の外形であり、内容となっている世界です。人生の始まりと終わりが真の愛で一貫している世界です。誰もが真の愛によって生まれ、真の愛の中で生き、真の愛の懐に抱かれ、真の愛の軌道に沿って次の世界の霊界に移っていく人生を生きる人たちの世界です。したがって、その世界には、反目や嫉視があり得ず、お互いがお互いのために生き合うことが自然な世界です。お金や名誉、あるいは権力が支配する、そのような世界ではありません。一人が成功するのは全体を代表して成功することであり、一人がうれしく思うのは全体のためにうれしく思うことであり、一人が喜ぶことは全体が共に喜ぶ、そのような姿の世界です。
天国は、真の愛の空気でいっぱいに満ちている世界です。真の愛を呼吸して暮らす世界です。いつも、どこでも、生命が躍動する世界です。構成員のすべてが真の神様の血縁として関係を結んでいる世界です。全世界が私たちの体の細胞のように、不可分の関係で結ばれている所です。神様の本質的愛である真の愛だけが治める世界です。したがって、神様も、真の愛のために存在されるのです。
そうだとすれば、真の愛とは、どのような愛でしょうか。真の愛とは、受けようという愛ではなく、人のために、全体のために先に与え、ために生きようという愛です。与えても、与えたことすら記憶せず、絶えず与える愛です。喜んで与える愛です。母親が赤ちゃんを胸に抱いてお乳を飲ませる、喜びと愛の心情です。子女が父母に孝行して喜びを感じる、そのような犠牲的な愛が真の愛です。神様の人類創造は、何の見返りも期待せず、条件もつけずに与える、絶対、唯一、不変、永遠の愛による創造です。

Saturday Dec 03, 2022
平和経 第416話
Saturday Dec 03, 2022
Saturday Dec 03, 2022
12.天宙平和統一王国創建の真の主人
日付:二〇〇六年十月十四日
場所:韓国、京畿道、加平郡、天正宮博物館
行事:第五回蒙古斑同族世界平和連合総会
天の摂理的要請によって創設され、今名実共にアベル国連としての位置を立てていく「天宙平和連合」と「蒙古斑同族連合」の発展のために、世界各地で苦労しておられる指導者の皆様。お忙しい日程を後回しにされ、今大会に参席するために駆けつけてこられた皆様を、天宙天地人父母である私と私の真の家庭の家族全員の名で歓迎する次第です。
皆様。今回の大会は、特に摂理的に大きく深い意義があります。この「蒙古斑同族連合」創設以後、既に五回目の開催となる世界大会であることはもちろん、「天宙平和連合」が創設されてから一年で、三回の世界巡回を勝利し帰国した本然の真の家庭を代表する韓鶴子総裁を歓迎する、世界的次元の歓迎大会でもあります。
真の家庭一代圏の勝利
私と共に韓総裁は、二〇〇五年九月十二日、アメリカのニューヨークで「天宙平和連合」を創設した直後、その創設メッセージを宣布し、世界百二十ヵ国の巡回を完了しました。この真の父母様の勝利的基盤を受け継ぎ、韓総裁は、今年(二〇〇六年)の春から再び二次として、世界百八十ヵ国でみ言宣布大会を開催し、真の子女たちを直接み言宣布に同参(一緒に参加すること)させることによって、真の家庭の二代が共に勝利する、実に驚くべき快挙を成し遂げました。この勝利は、天宙的次元でカイン圏の子女とアベル圏の子女を一つに結び、真の父母様に奉献する摂理的所有権まで転換する勝利でした。
この勝利的基台の上に、去る六月十三日には、ついに天と地が一つになり、神様と天地人真の父母様が安着される天正宮博物館奉献式と天地人真の父母様の天宙平和の王戴冠式が挙行されました。実に、歴史上空前絶後の大勝利でした。歴史の背後で数千、数万年の間、涙を流され、独りで恨の摂理路程を歩んでこられた神様が解放•釈放を受け、天宙の王であり、主人として、永遠に安着される日でした。
天正宮博物館に入住された神様と真の父母様の勝利は、今、世界六十五億の人類を天の眷属に還元させて抱く、恩賜の大長征へと続きました。去る八月三十一日、私が韓国で最初のテープを切り、三回目として出発させたみ言と祝福の世界巡回が、真の父母と真の子女たちはもちろん、真の孫と孫娘まで帯同し、真の家庭の三代圏が全世界四十ヵ国を巡回し、祝福を施す大長征において、堂々と勝利を勝ち取って帰国した喜びの日でもあります。今回の世界巡回が特別である理由は、真の父母の家庭の三代圏が動員されたという点にあります。
毎日、真理と祝福で一ヵ国ずつを復帰していくための天宙平和王国軍の進軍でした。各国の十二カ所の主要都市で同時多発的にみ言を宣布し祝福を与える、人類最大の慶事でした。歴史上、いかなる聖人も夢見ることができなかった、真の家庭の三代が総動員されたという事実は、人類歴史に永遠に記録され、永遠に称賛される奇跡であり、天の解放的勝利です。さらにきょうは、私にとっても、また一つの忘れることのできない歴史的な勝利の一日でもあります。解放直後から北朝鮮の共産治下で天のみ言を伝播している途中で興南監獄に投獄された私が、二年八ヵ月間の獄苦を経ている中、国連軍によってついに自由の身となった勝利と解放の日なのです。一九五〇年十月十四日、その日は、天が奇跡を起こさざるを得なかった、実に危険千万の一日でした。人類の真の父母としての印を受けた私が処刑を受ける日だったため、天がどうして顔をそむけていることができたでしょうか。
このような途方もない摂理的背景を含んでいるきょうという日を、私は、神様の保護のもとで、人類の真の父母として、天のみ前には尊敬と栄光を、地の上には祝福と愛を施す歴史的な勝利の一日として宣布するものです。
「天宙平和連合」と「蒙古斑同族連合」
世界の指導者の皆様。今わずかに一年を超えた「天宙平和連合」を、私たち全員が力を合わせてアベル国連の位置に立てる使命が私たちにあることを忘れないでください。
新しい天宙平和機構として発展させていくことはもちろん、サタン圏を代表するカイン格の既存の国連を改革して、国連内に世界的宗教指導者たちで構成された上院格の平和議会を創設し、既存の安全保障理事会と同等の位置の、神様の保護を受ける議決機関として立てなければならないというのが天の命令です。既存の国連代表部のように、自国の権益ばかりを代弁する代表ではなく、超国家的で超天宙的な次元で、心から人類の福祉と平和のために働く平和議会を創設しなければならないという意味です。
このような神様の創造理想的目的と趣旨をもって出発した「天宙平和連合」の出現は、決して、ある一人の人間の知恵から出てきた結果ではありません。天が、新千年紀を迎えた人類に下さった最高、最大の祝福です。したがって、「蒙古斑同族連合」も、今から「天宙平和連合」の天が賦与した崇高な志を成就していく伴侶として、その役割を果たすことを願います。
そのような意味から、きょう私は、人類にとって絶対に必要な天の啓示を「天宙平和統一王国創建の真の主人」という題目で、もう一度お伝えしようと思います。この「蒙古斑同族連合」創設の時にお伝えしたメッセージです。どうか心を無にして天の声に耳を傾けることができる、知恵深い指導者になってくださるように願います。
万有の創造主であられる神様は、全人類の真の父母です。ある特定の宗教や人種、あるいは特定の地域の人々だけのためにいらっしゃる、そのような制限された概念の父母ではありません。その名称を「ヤハウェ」と言ってもよく、「アッラー」、あるいは何かほかの名前でもよいのです。重要なことは、神様は確実に存在され、万人の真の父母として、今も生きて創造のみ業を継続していらっしゃるという事実です。御自身が太初に立てられた天理原則に従って宇宙万象を経綸され、歴史を摂理しておられるのです。

Thursday Dec 01, 2022
平和経 第415話
Thursday Dec 01, 2022
Thursday Dec 01, 2022
11.天一国は太平聖代の理想天国
日付:二〇〇六年六月十三日
場所:韓国、京畿道、加平郡、天正宮博物館
行事:天宙平和の王真の父母様天正宮博物館奉献式と戴冠式
世界万国の頂上たちよ、地球星の津々浦々から、この貴い歴史的で摂理的な日を慶祝するために集ってこられた天の貴賓たちよ、天一国の市民として再び生まれる霊肉界の民たちよ!万有の創造主であられ、人類の永遠の真の父母であられ、天宙の大王であられる神様に、霊肉界三千億以上の人類すべての名で限りない感謝と栄光をお捧げしましょう。
天一国の民の道
永遠に罪悪と苦痛の中で苦しみ、地獄行きを免れることのできない堕落の後裔となった人類を救うために、自らすべての蕩減復帰を完成された天地人真の父母様、天宙平和の王の前に、勝利を称賛する声を高らかに叫んでください。
皆様はきょう、歴史上あとにも先にもない、驚天動地の摂理歴史的大事件の現場に立っていらっしゃいます。天宙平和の王が、ついに栄光の登極をされる日です。皆様の目には見えませんが、今、皆様一人一人の頭上には、数千、数万人の善の祝福家庭の先祖たちが臨み、共にこの荘厳な瞬間を慶祝しているという事実を忘れないでください。天地万物も喜び、共に叫ぶハレルヤの賛美が、全天宙いっぱいに響き渡っています。
皆様が本当にこの日の価値を知れば、到底このようにじっと座ってばかりいることはできないでしょう。全地球星を回り、喜びと歓喜と称賛の声を限りなく叫ばずにはいられないでしょう。
皆様。二〇〇一年一月十三日は何の日だったか御存じですか。天が何よりも待ち望まれ、願ってこられた「神様王権即位式」の日でした。人類の真の父母として印を押されて出発したレバレンド•ムーンが、名状し難い受難と茨の蕩減復帰路程をついに勝利し、完成した基盤の上で奉献した人類最大、最高の慶事でした。数万年の間、嘆息と恨で綴られた道を父母の心情で摂理してこられた神様に、ついに解放と釈放の日を奉献した日でした。神様を縦的な真の父母であり天宙の大王としてお迎えし、天一国の旗を高々と翻し、新しい天の主権の出帆を天上天下に宣布した、実に摂理的な日でした。
それから三年、台風のように吹きつける天運の鍵を握り、一日を千年のように走って勝利した真の父母様の基台の上に、天はついに二〇〇四年五月五日、「双合十勝日」を宣布しました。長き恨の歳月の先天時代を閉じ、この地に新天新地を創建できる後天開闢の時代を開いてくださったのです。実体的にこの地球星を天のみ前に還元させるための歴史的大革命の出発でした。
愛する天一国の民の皆様。きょう皆様は、実体的天宙平和の王の戴冠式に参席し、天一国の民として入籍できるようになる、実に例えようもない天の恩賜を受けています。数千、数万に及ぶ皆様の先祖たちも、この日の恩賜ゆえに、永遠に皆様に感謝するでしょう。
聖書を見れば、「まず神の国と神の義とを求めなさい」(マタイ六・三三)とあります。きょう皆様は、ついに後天時代の実体的主権となる「神の国」、すなわち天一国が創建される奇跡の中の奇跡を目撃していらっしゃいます。実に天は奥妙に役事されます。新千年紀の元旦に、既に天一国の地平を開いてくださっていたのです。しかし、皆様の生前に、このように、夢のような天宙平和の王の登極の日が訪れるとは、誰が想像したでしょうか。
天の国の民の皆様。きょうこの貴く恵まれた勝利と栄光の日、二〇〇六年六月十三日を期して、私は、天宙平和の王として全天上天下に、天一国の民ならば誰もが知って実践躬行すべき天道的次元の基本義務と使命を宣布しようと思います。
一番目に、皆様は今から、縦的真の父母であられる神様の真の子女として、皆様の家庭で三代圏を形成して暮らし、四大心情圏を完成し、永遠に神様を縦的な軸として侍って暮らさなければなりません。さらには、横的真の父母であられる天宙平和の王を永遠の横的軸として敬い、天一国の市民として絶対服従の人生を率先垂範することを肝に銘じなければなりません。ために生きる人生、すなわち真の愛の実践を、皆様の人生の基準として立て、真の家庭を築いて、子々孫々、天の血統を完全に保全し伝授できる、罪のない純粋な真の子女たちを養育しなければなりません。
二番目に、どのような境遇でも皆様の心と体を一つに統一して暮らさなければなりません。私も、いち早く天の道を決心しながら、「宇宙主管を願う前に自己主管を完成せよ!」という標語を掲げ、悲壮な覚悟で出発しました。天は既に、皆様がこの目的を達成する道案内として良心を下さいました。良心は、皆様の師よりも先に、皆様に関して隅から隅まで知っています。皆様の一挙手一投足はもちろん、考えまでもすべて見通しているのです。
良心はまた、皆様の父母よりも皆様に関して先に知っています。さらには、皆様の良心は、神様よりも皆様をよく知っています。したがって、皆様の人生の中で良心を神様の代わりの位置に立て、影のない「正午定着」的な人生で絶対服従の道を行けば、皆様は間違いなく心と体の共鳴圏を形成し、統一を完成するでしょう。
交叉結婚を通じた平和世界
三番目に、霊界は既に統一が終わりました。問題は肉身をもって暮らす地上界の人類です。罪悪と患難の塗炭の中で苦しむ彼らもみな、皆様の兄弟姉妹たちです。彼らを正しく教育し、天一国の民に還元させる使命が皆様にあるのです。人類は、誰もが例外なく堕落の後裔だということを認知し、真の父母様から祝福結婚を受け、血統転換をしなければならないという事実を、はっきりと悟るように教育する使命が皆様にあります。同時に、三千億を超える人類が完全に天の血統に復帰されるその日まで、交叉祝福結婚の恩賜を通して、真のオリーブの木に接ぎ木する役事を継続してあげなければなりません。
四番目に、皆様の一生は、母の腹中で十ヵ月、地上界で空気を呼吸して約百年、それから永遠の天上世界で永生するように創造されました。皆様が生まれて、正常で健康な人生を営むには、腹中での準備が絶対に必要であるように、皆様の地上生活は、次の段階である霊界の人生のために、徹底した準備の人生でなければならないということです。言い換えれば、皆様は、いつ、どこで、何をしても、霊界の先祖たちが皆様と共にいることを忘れず、霊界と歩調を合わせて暮らす人生でなければなりません。精誠と祈祷で霊界と交わって暮らす、地上で完成した霊界人になりなさいということです。
五番目に、天一国を営み、治めるには、民の力が絶対的必要要件だということです。今皆様は、先天時代の残滓である利己的個人主義の仮面を未練なく脱ぎ捨てなければなりません。天から所有権転換の手続きを受けるためには、皆様のすべての所有権を一旦天のみ前に奉献し、所有権還元式を通して、再び受けるという手続きを経なければならないという意味です。
皆様。さらには、天一国の民は、誰もが天のみ前に人類の福祉と平和のための基金の募金活動に参与するようになります。しかし、税金の形式ではなく献金として、収入の十分の三をまず先に国家に捧げて暮らす模範を示さなければなりません。強制ではなく、自発的に喜んで天のみ前に捧げる心情の奉献でなければならないという意味です。
天一国市民の生き方
六番目に、後天開闢の時代は、人間の堕落によって失ってしまった創造本然の理想世界を再び探し立てる時代です。神様が創造してくださった宇宙万象、すなわち自然環境も、人間の人生を豊かなものにするためには絶対に必要な条件です。人間と自然は、愛の主体と管理の対象として、互いに調和する中で共鳴圏を形成して暮らすようになっています。自然を破壊し、環境を汚染する行為を、これ以上放置し、容認してはいけません。
環境を保護し、愛する知恵深い天一国市民になってください。自然に帰って、解放と釈放の人生を楽しんでください。自然を愛することは、すなわち人間を愛することであり、さらには神様を愛することです。皆様の人生が自然と共鳴圏を形成して生きるようになるとき、その中で人格完成の花を咲かせるようになるでしょう。
その中で、真の心情文化と芸術世界の花が咲き、創造本性を中心として、神様と人間、そして万物が一つに調和して暮らす創造本然のエデンの園となるでしょう。このような真の愛の人生を実践する天一国の民に、どうして天が大いなる福を下さらないことがあるでしょうか。永遠に福楽を享受して暮らすようになるでしょう。
七番目に、天地開闢の後天時代は、天と真の父母様が開門してくださいましたが、この福多き栄光の時代を花咲かせ、実を結ばせることは、今皆様の手にかかっているということです。
アベル国連の位相を確立していく「天宙平和連合」の旗のもと「平和王国警察」と「平和王国軍」の二重的使命を果たす天の密使となってください。天が下さった祝福家庭とこの恵まれた地球星を、皆様でなければ誰が育て、守るのでしょうか。億兆蒼生の平和の王、神様を真の父母として侍って暮らす真の王子、王女になってください。天宙平和の王に侍り、真の孝子、忠臣、聖人、聖子の家庭の道理を果たし、太平聖代の平和王国を創建しましょう。
愛する天一国の民の皆様。きょう、この貴く神聖な日を心から慶祝し喜んでください。これまでのすべての憂いと懸念を払いのけてしまい、心から天の父と真の父母様に侍り、喜んでこの日を慶祝してください。
皆様の貴い精誠が集まり、きょうこの日をより一層輝かしいものにしています。この美しい清平湖畔の山川草木が、皆様の希望に満ちた壮途を祝福してくれています。皆様の子孫たちも、子々孫々、皆様にこの日があったことを誇り、保護し、賛美するでしょう。天のお父様の大いなる恩寵と祝福が、皆様と皆様の家庭の上に満ちあふれることをお祈りいたします。ありがとうございました。

Wednesday Nov 30, 2022
平和経 第421話
Wednesday Nov 30, 2022
Wednesday Nov 30, 2022
善主権の時代である後天開闢時代
尊敬するジョージ•ブッシュ元アメリカ大統領、そしてサンギネッティ•ウルグアイ元大統領をはじめとする中南米圏の元・現職首脳および内外の貴賓の皆様。まず、忙しい日程を先に延ばし、このように本国際指導者大会に参加してくださった皆様に、私と私の家庭の名で心から感謝を申し上げます。
貴賓の皆様。国際連合の創設趣旨に従い、世界平和を守るという崇高な志を抱き、朝鮮戦争において多大な犠牲を払った国連軍、アメリカをはじめとする十六ヵ国の参戦国に、み旨を中心として七千万の韓民族に代わり深甚なる感謝の心情をお伝えします。人類を罪悪から救い、御自身の創造理想を完成しようとされる神様の摂理的観点から見れば、朝鮮戦争は、単純な一国の戦争ではありませんでした。神様の摂理を完結するうえで、決定的な役割を成し遂げた歴史的な聖戦だったのです。
私と韓半島を中心として繰り広げられた神様の深い摂理的内容を、ここで一つ一つすべて説明することはできません。したがって、きょうは、私が最近宣布した環太平洋を中心とする摂理的内容を皆様に紹介しようと思います。
貴賓の皆様。私は、昨年の二〇〇七年が始まると同時に、神様と人類が、数千年の歴史上、ただの一度も経験できなかった摂理的次元の禧年(すべてのものが元の位置に戻る年、歴史始まって以来、改めて迎える喜びの年)を宣布しました。天がこの年を大きく祝福されたのです。数千、数万年の歴史を通して、執拗なまでに神様の胸を苦しめ、人類を足かせの沼から抜け出すことができないようにしていたサタン主管権、すなわち悪主権の先天時代がついに終わり、この年を頂点として、今から人類は、神様を中心にお迎えし、新しい善主権の時代である後天開闢の時代を大きく開いていくことができるようになったのです。
このような途方もない天の摂理が、皆様の知らない間に進行しているのであり、今では、世界百八十五ヵ国で、私の教えを相続し、天がこの時代に下さった特命を遂行するために、昼夜を分かたず走っている平和大使たちの数が、数百万になっています。
したがって、きょう私は、皆様に今後人類が行くべき方向と天の摂理的プログラムを宣布するという次元で、「神様のみ旨から見た環太平洋時代の史観—アメリカを中心とする国連と自由世界の方向」という題目で、天のみ言をお伝えしようと思います。
皆様。人類歴史の発展史を深く観察してみれば、歴史の背後で、絶えず役事される天の意志と息遣いを、はっきりと感じるようになります。世界四大河川地域を中心として第一歩を踏み出した人類の文明史を、一度振り返ってみてください。ナイル川を中心とするエジプト文明、チグリス・ユーフラテス川を中心とするメソポタミア文明、インダス川を中心とするインダス文明、黄河を中心とする黄河文明、これらを私たちはよく知っています。
その後、人類の文明史は、地中海圏に上陸し、ギリシャ半島のギリシャ、イタリア半島のローマといった地中海の半島文化として、花を咲かせるようになります。歴史は、再び発展を繰り返しながらヨーロッパ大陸文明として定着するかと思われましたが、この大陸文化も、再び大西洋圏のイギリスで島嶼文明の花を咲かせる土台となります。
しかし、四海を平定し、「その地に日が沈むことはない」と叫び、気勢をあげていた大英帝国も、再びその華麗な文化のバトンをアメリカ大陸に譲り渡した事実を、私たちは、歴史の中に目撃します。このように、アメリカ大陸に着陸した人類の文明史は、ついにキリスト教に根をおく民主主義の甲胄をまとい、宗教の自由と人権平等の旗印を掲げて闘い、第一、第二、第三次世界大戦を勝利することによって、無神論的悪主権の代名詞だった共産主義がひざまずくようになります。
しかし、人類文明史の発展がここで終わるのではありません。アメリカが偉大であるがゆえに、成し遂げられた結果でもありません。摂理的プログラムに合わせ、天はアメリカという国を第二イスラエルの代表として選び立て、中心宗教であるキリスト教を通してアメリカの国民を育て、訓練させ、その結実段階の摂理を成し遂げてきたのです。
皆様。しかし、問題は今からです。地球星を一周回ってきた人類文明史の発展は、ついに太平洋圏に到着しました。今や人類歴史は、環太平洋圏を中心として完成、完結すべき摂理的時点に到達したのです。この摂理的プログラムは、もはやいかなる力も妨げることはできません。悪主権下で勝ち負けを繰り返していた先天時代の蕩減路程は、飛躍する環太平洋時代の足首をつかむことはできないのです。天が禧年を宣布された特別なみ旨が、正にここにあります。
皆様。環太平洋時代の到来が意味するところは、実に大きなものです。人類のメシヤとして来られたイエス様が、み旨を成し遂げていたならば、世界はどのような姿に変わっていたと思いますか。イエス様は、全人類を救うために来られた救世主、メシヤだったのであって、地中海東方の片隅に位置するイスラエルだけを救うために来られた方ではなかったのです。その当時、人類文化は、既に地中海の中心であるローマを拠点として、四海を掌握し、治めることができていました。したがって、天は、イエス様がローマを教化して統治し、その強大なローマの力を借りて、世界人類を新しい神文明圏へと救ってくれることを期待していたのです。しかし、歴史は、あまりにも悲惨な十字架の惨刑で終わったイエス様の最期を記録しています。
皆様。神様の創造理想を完成する神文明圏の構築は、真の愛の人生を実践躬行し、霊界の実相をはっきりと知り、モデル的理想家庭である真の家庭を探し立てることであり、これは天からの至上命令です。それでは、新しい神文明圏の真の愛はどのような愛であり、真の家庭とはどのような家庭をいうのでしょうか。
皆様。絶対的神様の真の愛は、受けようという愛ではなく、人のために、全体のために先に与え、ために生きようという愛です。与えても、与えたという事実すら記憶せず、絶えず与える愛です。喜んで与える愛です。母親が子女を胸に抱いてお乳を飲ませる、喜びと愛の心情です。子女が父母に、心身をすべて捧げて孝行しながら喜びを感じる、そのような犠牲的な愛です。真の愛で結ばれると、永遠に一緒にいてもただうれしく、宇宙はもちろん、神様までも引っ張れば付いてくるのです。堕落の末裔である人間がつくった国境の壁、人種の壁、さらには宗教の壁までも、永遠に終わらせる力をもっていることが、真の愛の価値です。
神様の絶対的真の愛の主流属性は、絶対、唯一、不変、永遠のものなので、誰でもこの真の愛を率先して実践躬行するとき、神様と同居して共に楽しむことができ、同参権、相続権までも享受するようになるのです。このように、天国に入る絶対必要条件であるために生きる人生、すなわち真の愛の人生とは、すべての創造の平和理想的モデルとなる、神様を中心として平和に暮らす新しい理想家庭の人生です。人類には今、誰もが真の家庭を探し立てることのできる道が大きく開かれました。
皆様。共にために生きる人生の典型は家庭です。父母と子女は愛と尊敬で、夫婦は相互信頼と真の愛を土台として、兄弟姉妹はお互いに信じて助け合いながら、一つになって慕らす家庭が、正にモデル的理想家庭なのです。真の愛の根に、真の愛の幹が生じ、真の愛の実を結ばせる、真の家庭を取り戻さなければならないという意味です。
このように、真の祖父母、真の父母、真の子女を中心として、三代が一つの家庭で、永存される神様に侍って暮らす天一国家庭を探し立てることが、氏族的メシヤの責任であり、平和大使と分捧王たちの使命であり、神様の願いであることをはっきりと知らなければなりません。もし全世界が、このような真の家庭で満ちあふれるならば、そこには弁護士も、検事も、さらには判事も必要なく、天道と天法が治める、道理に従う世界となるでしょう。

Wednesday Nov 30, 2022
平和経 第420話
Wednesday Nov 30, 2022
Wednesday Nov 30, 2022
13.神様のみ旨から見た環太平洋時代の史観I
日付:二〇〇八年八月二十七日
場所:韓国、京畿道、加平郡、天正宮博物館
行事:重生完成、復活完成、永生完成の日宣布式(ヘリコプター事故後四十日)
世界百九十数ヵ国から、きょう、この貴く摂理的な日を慶祝するためにお越しくださった貴賓の皆様。初めに、私たち夫婦と一行全員を無事に保護してくださった神様に、そして私たちのために祈祷と精誠をもって声援してくださったすべての方々に、心から感謝申し上げます。
私はきょう、実に感慨無量です。八十有余年の生涯は、ただ摂理を成し遂げるためにあらゆる受難と獄苦を経るなど、生死の峠を数限りなく行き来しながら生きてきた生涯です。世の中が知らない中、一人でサタンとの熾烈な闘争を続けてきた人生です。
皆様。神様は真に奥妙に摂理をされます。誰も想像できなかった大型へリコプター事故において、天は霊界を動員し、真の父母である私たち夫婦の身には、サタンも無理に手を出すことができないように措置されたのです。人間の目にはとても神秘的な奇跡の中の奇跡に見えるでしょう。しかし、これはヘリコプター事故の歴史上、類例を見ない不可思議な出来事として記録されています。
二〇一三年一月十三日を祖国光復完成の日として公表し、夜昼なく心血を注いでいる私を、天がどうして見捨てることができるでしょうか。御自身の実体として地上界でこの聖業を成し遂げていくレバレンド•ムーンに、神様が共にいらっしゃらなければ、誰が摂理を完成し、人類を再び神様の懐へと取り戻すことができるでしょうか。
神様の大いなる恩賜を受けて、このように皆様の前に再び立つことができるようになった私たち夫婦は、真に感慨無量です。人類の真の父母として天の印を受けた私たち夫婦は、堕落の血統として生まれ、父母のいない孤児として数千、数万年の間、さまよっている人類を救い、一緒に連れて帰ってきなさいという天の至上命令を受けました。
今から四年余りが残っている二〇一三年度に向かう最後の段階として、「双合七八禧年」を宣布し、霊肉界の万邦に総進軍命令を下したこの時点に、このような不意のへリコプター事故に遭ったのです。
しかし、天はこの事故を通して、もう一度、無知蒙昧な人類に、天が生きて役事していらっしゃることをはっきりと見せてくださったのです。今や皆様は、私と手を取り合って爆発的な真の愛、真の家庭革命を遂行し、全人類を祝福家庭化しなければならない切迫した時点にいることを、一時も忘れてはいけません。
分捧王中心の摂理時代
貴賓の皆様。きょうこの貴い日を迎え、世界各国から来られた皆様にお伝えしようとするメッセージは、去る四月三十日から五月二日にわたって、アメリカのテキサスとワシントンDCで開催された、南北米の首脳たちのセミナーで宣布した天のメッセージです。人類は既に新しい時代圏である後天開闢の時代に入っています。平和の王として即位した私の命を受け、世界各地に派遣された分捧王たちを中心として天が役事され、この地に新天新地、すなわち天一国を完成させる時代です。
皆様。イエス様の前に洗礼ヨハネが責任を果たしていたならば、ユダヤ教とイスラエルの反対にあって十字架の道に追い立てられるイエス様にはならなかったはずです。洗礼ヨハネと共に、イエス様はイスラエル民族を導き、天が数千年にわたって準備してきたローマを平定し、治めることができるようになっていたはずです。
そのような基盤さえ確保していたならば、イエス様は世界へ通じるローマの道を通して、世界全域に分捧王たちを派遣していたでしょう。彼らは平和の王となられたイエス様に代わる代身者であり、天のみ旨を伝授された相続者としての分捧王の役割を果たして、この地球星に、国境がなく、垣根のない解放•釈放の平和王国、すなわち天一国を創建していたでしょう。
しかし、人類はサタンの計略から抜け出すことができないまま、再び二千年間の蕩減復帰の道を歩んできた事実を私たちはよく知っています。洗礼ヨハネ一人の失敗が、このように途方もない結果をもたらしたのです。天の摂理は、決して中断されても、放棄されてもいけないというのが天理です。ついにこの地、大韓民国が天の選択を受け、摂理を完成させる祖国となりました。真の父母様がこの地の精気を受けてお生まれになったからです。
私は既に摂理の三大中心国に、アベル格の分捧王を任命、発表しました。摂理上、祖国の位置にある韓国を代表して天宙平和連合(UPF)世界会長を、母格の国家である日本は日本天宙平和連合会長を、そして摂理的に長子格であるアメリカにはワシントン•タイムズ会長を立てて派遣しました。
それとともに、カイン型の分捧王として、北米圏を代表してジョージ•ブッシュ元アメリカ大統領をその候補に選任し、南米圏を代表してサンギネッテイ元ウルグアイ大統領を立て、南米大陸に平和運動を展開します。そして、摂理的に祖国となる大韓民国のカイン型分捧王の位置には、全国民の元老として尊敬されている素石李哲承総裁を選任しました。
皆様。私はこのように世界各国に分捧王たちを派遣する手続きを躍動的に進行させています。彼らは決して、洗礼ヨハネのような失敗を、二度と繰り返すことのできない時代圏に入ってきています。十字架の道に忽然と去られたイエス様の時とは異なり、平和の王として天の印を受けた私は、必ずやこの地球星に神様の祖国光復を完成させなければならないからです。天が共にいらっしゃり、平和の王が中心軸として立ち、世界津々浦々に派遣された子女たちと分捧王たちを導き、永遠の平和が定着する本然の理想天国を創建するのです。
どうか心と体を一つにして、きょう、天が下さるこの天の秘密の一端を皆様の心の中に刻印してください。今後の皆様の活動と人生を指導してくれる天道のみ言が、きょうのこのメッセージに込められていることを肝に銘じてください。

Tuesday Nov 29, 2022
平和経 第403話
Tuesday Nov 29, 2022
Tuesday Nov 29, 2022
真の父母の使命を受けたレバレンド•ムーン
皆様。しかし、天は、真の父母の愛によって、かわいそうな人類に再び恩寵を施してくださいました。二千年間のキリスト教の歴史を通して、イエス様を中心とする霊的復帰摂理を展開してきた基台の上に、再臨のメシヤの顕現を祝福されたのです。再臨されるメシヤは、真の父母の使命を完成しなければならないという途方もない重荷を背負って来られます。その方は、何よりも先にサタン圏に勝利し、その次には、霊界圏までも勝利しなければならない使命をもってこられました。肉身の五官では感知できないサタン界と霊界圏を相手に、生死をかけた闘いに勝利し、最後には、悪魔サタンを屈服させることはもちろん、霊界の数多くの道主と教主までも屈服させなければならないのです。かといって、強制してできるものではありません。神様の人格と真の愛を中心として、宗教と宇宙の根本を明らかにし、彼らを納得させ、自然屈伏させるのです。
このような途方もない真の父母の使命を受けてこの世界に現れた人が、正にこの場に立っているレバレンド・ムーンです。「真の父母」という単語は、世の中のいかなる百科事典にもありません。レバレンド•ムーンが作り上げた言葉でもなく、世の中の誰かがつけてくれる名前でもありません。神様が私たち夫婦に下さった天命であり、祝福なのです。
真の父母の位置は、救世主、メシヤ、再臨主の総体的な使命を負わなければならない、歴史上空前絶後の責任をもつ位置です。したがって、いまだに堕落圏に属している人類には、真の父母に侍り、天のみ旨を成就するにおいて必要ないくつかの条件があります。
第一に、蕩減革命を完成しなければなりません。すべてのものを捨てて真の父母に侍り、従っていかなければならないという意味です。友を捨て、師を捨て、さらに自分の父母までも捨てて、真の父母に従わなければなりません。総生畜献納の基準を立てた時にこそ、天は再び私たちに祝福と恩寵を許してくださるのです。サタン世界とのすべての因縁と関係を、少しの人情ももたずに無慈悲に除去し、完全に零点に戻って天地開闢の新しい出発をしなさいという意味です。
第二に、良心革命を完成しなければなりません。すなわち、この世の中のいかなる主権や理念を前にしても、一点一画も加減することなく、神様が賦与してくださった本心の指向性に従い、真の愛、真の生命、真の血統の伝統を守りなさいという意味です。天のみ前でも、万物の前でも、一点の恥ずかしさもない「正午定着」的な生を生きなければならないということです。
私たちの生が、一心、一体、一念、一核の境地に到達し、純潔、純血、純愛の「性」を永遠不変の伝統として安着させ、一和統一時代を花咲かせるとき、初めて良心革命は完成するのです。
第三に、心情革命を完成しなければなりません。神様が訪ねてこられて、すべてのことを共に相談し、共に暮らしたいと思われる真の愛の世界を完成しなければならないのです。言い換えれば、心情革命は真の愛革命です。「ために存在する」という万古不変の真の愛の実践を意味するのです。私たちが他のために生きることを考えてみてください。真の愛の根源であられる神様が、正に私たちの中にお住まいになり、私たちのために生きられるようになるのです。私たちにとって、これ以上の喜びと栄光がどこにあるでしょうか。心情革命が完成したところでは、家庭破綻、人種間の紛糾、国境紛争、そして宗教的摩擦のようなサタン世界の残滓は、見いだすことができなくなるのです。永遠の平和王国が建てられるというのです。
蕩減、良心、心情革命によって天のみ旨を成就しよう
尊敬する貴賓の皆様。私たち夫婦は、平和世界をこの地上に創建しなければならないという天命を完遂するために、去る一九九六年、統一教会の看板を下ろし、「世界平和統一家庭連合」として新しい出発をしました。天のみ旨は、真の家庭を根本とする人類平和にあるのであって、ある特定の教会や宗教の定着にあるのではないからです。
私たちは、過去数十年間、超宗教超国家的次元で多くの活動をしてきました。そのような土台の上に、二〇〇三年十月三日には、アメリカのニューヨークにおいて「平和国連」を創設し、世界平和の具現に向かって力強く飛躍し始めました。世界の至る所で、レバレンド•ムーンの宣布に従い、教会の十字架を外す運動が燎原の火のように広がっています。数千人の聖職者たちが、中東紛争の震源地エルサレムに雲霞のごとく集まり、超宗教超国家的次元の平和大行進を行っています。
二〇〇三年十二月二十二日には、大勢のユダヤ教、キリスト教、そしてイスラームの聖職者が、手に手を取って平和を謳歌し、イエス様を王の王として推戴する戴冠式を執り行いました。二万人以上が結集するエルサレムの独立公園において起きた奇跡です。イエス様の恨が解かれる日であり、真の父母様の勝利が天上天下に宣布される日でした。
皆様。私たち夫婦に賦与された真の父母の使命が天命だとすれば、今から私たちと手をつなぎ、この地球村に平和の天国を創建しなければならない皆様の使命もまた天命なのです。今や、天の時が訪れました。燃える希望を心の中に抱いてお帰りになり、皆様各自がメシヤとして、また真の父母として世界平和を具現する働き手となられることをお祈りいたします。ありがとうございました。

Tuesday Nov 29, 2022
平和経 第402話
Tuesday Nov 29, 2022
Tuesday Nov 29, 2022
5.メシヤと真の父母
日付:二〇〇四年一月二十七日
場所:韓国、ソウル、新羅ホテル
行事:「超宗教超国家平和協議会」創設記念および真の父母様御聖誕祝賀晩餐会
世界各国からお越しの高名な指導者、尊敬する国内外の貴賓、そして紳士淑女の皆様。この場は、きょうで八十四回目を迎えた私と、韓鶴子総裁の誕生日を祝賀するために設けられた晩餐会場です。しかし、私たち夫婦は、今晩自分たちがお祝いを受けるよりも、ここに席を共にしてくださった霊界の聖賢たちと霊界の祝福家庭、そして「世界平和のための頂上会議」に参加された皆様にこの晩餐をもてなしたいと思います。
偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統を受け継いだ人類
皆様は、ここ数日間、「世界的危機に対する地球村次元の統治」というテーマのもとで、多くの討論と会議をされたことと思います。皆様の汗と情熱が結集され、日増しに危機へと向かう今日の世界に、新しい希望と夢を植えつける契機になると思います。もう一度、このように私たち夫婦の故郷韓国に来られ、大望の天一国四年を共に開いてくださったことに対して、深甚なる感謝をお捧げします。
今晩私は、八十有余年の生涯をかけて、天のみ旨のみを伝えて生きてきた伝統に従い、「メシヤと真の父母」という題目の天のメッセージを伝えることによって、挨拶の言葉に代えさせていただこうと思います。人間は本来、神様の子女として創造され、神様の子女として成長し、神様から祝福結婚を受けた家庭となり、子孫万代、罪のない善の血統の子孫たちを繁殖させなければならない運命をもって生まれました。人類の始祖アダムとエバは、神様を縦的真の父母として侍り、真の父母であられる神様を軸として横的実体の真の父母にならなければなりませんでした。その世界は、メシヤという言葉が存在する必要のない世界になっていたでしょう。その家庭は、創造本然の理想家庭になっていたのであり、その世界は、神様の創造理想が完成した地上天国になっていたでしょう。そのような世界で暮らして肉身の生を終えれば、人間は誰もが自動的に天上天国に入籍し、永遠無窮に自由と平和と幸福の世界で暮らすようになっていたのです。
しかし、不幸にも、人間始祖の堕落によって、人類は、抜け出すことのできない絶望の奈落に落ちてしまったのです。霊的五官を通して神様と直接通じながら暮らし、肉的五官を通して万物を自由自在に主管し、それと同時に霊界と肉界を代表した真の主人、真の父母、真の王にならなければならなかったのです。
しかし、彼らは、堕落によって霊的五官が完全に麻痺してしまい、目は開いていても見えない、そのような立場に転落してしまいました。肉的五官にのみ頼って生きなければならない片側だけの人間になってしまったのです。父母である神様を見ることも、その声を聞くことも、感じることもできなくなったので、どうして父母の愛を知ることができ、その事情を知ることができるでしょうか。
メシヤは真の愛、真の生命、真の血統の実体
本来、神様が占有する真の父母の位置に、サタンが押し入ってきて、偽りの父母の振る舞いをしながら人類を徹底的に拘束し、奴隷にしてしまったのです。したがって、今日私たちがもっている愛、生命、血統はすべて、サタンがアダムとエバに蒔いた偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統を受け継いだものにならざるを得ないのです。このように直系の子女として生まれた人類が、サタンの偽りの血統を受け、僕の僕の位置に転落してしまったという事実を御覧になった神様の苦痛は、どれほど大きかったでしょうか。
しかし、原理原則の神様は、御自身の立てられた創造原理と創造理想を自ら破ることはできないので、数千、数万年の復帰摂理を通して、救世主メシヤを待ち続けてこられたのです。宗教によって、それぞれ異なる名前で呼ばれていますが、その名前が弥勒仏であろうと真人であろうと救世主であろうと、人類が必要とし、神様が求めてきた方は、真の父母であられるメシヤお一人だったのです。そうだとすれば、メシヤは誰であり、どのような人でしょうか。個人はもちろん、家庭、氏族、民族、国家、世界と天宙まで歩み、信仰と希望と愛の実体として立つことができる主人です。そのような方をメシヤとして侍ることができる時に、はじめて人類歴史上に残っている信仰が結実されるのであり、希望が結実されるのであり、愛も結実されるのです。
その結実体には、人類歴史が息づいており、私たちの過去、現在、未来が連結されています。人間はもちろん、天とも連結されています。メシヤは、堕落によって父母を失い、天涯の孤児になってしまった人類のために来られた、実体の真の父母、真の主人、真の師、真の王になる方です。偽りの父母のもとで苦痛を受け、呻吟していた偽りの子女たちを、真の子女として取り戻して立てるために来られた真の愛、真の生命、真の血統の実体であられるのです。
ユダヤ人の不信によって真の父母になれなかったイエス様
皆様。二千年前、天はイエス様をメシヤとしてこの地に送られました。父母を失った子女たちを再び抱き、天のみ前に復帰させるために来られた方が、正に真の父母であられるイエス様でした。アダムとエバは、堕落によって真の父母の位置を失ってしまい、真の夫婦にもなることができず、真の子女をもつことができなかったので、神様に三代圏の血統、すなわち孫と孫娘を抱かせてさしあげることができなかったのです。
したがって、神様は、再び数千年間準備し、選民として立てたイスラエル民族を通して、救世主でありメシヤであるイエス様を送られたのです。歴史上、初めて一つの国の主権と国土と民を立て、その基盤の上に、全世界をサタンの偽りの血統から復帰させ、真の善の血統へと復帰するための闘いの総司令官として来られた方がイエス様だったのです。
しかし、立てられたユダヤ教とイスラエル民族の不信によって、イエス様は、無念にも十字架によってその一生を終えてしまったのです。真の父母となって真の子女をもち、王の王として即位されなければならなかったメシヤが、神様の祝福を通じた真の夫婦の位置まで行けなかったことによって、真の父母になることができなかったことはもちろん、真の子女を繁殖することもできずに、十字架で亡くなってしまったのです。
ヨハネの黙示録にある「小羊の婚宴」は、正にメシヤが新婦を迎えて真の夫婦になる儀式を意味するのです。その当時、もしイスラエルとユダヤ教がイエス様を敬い侍っていたならば、神様が望まれた創造本然の世界、すなわち平和の天国は、その時に既にイエス様の血族を通してこの地上に成し遂げられていたのです。
このように、二番目のアダムとして来られたイエス様の真の父母の摂理は、選ばれた人たちの不信によって途中で挫折し、人類は、再び再臨のメシヤを待たなければならなくなってしまったのです。

Tuesday Nov 29, 2022
平和経 第410話
Tuesday Nov 29, 2022
Tuesday Nov 29, 2022
真の父母と真のオリーブの木
それでは、父母の心情圏の完成は何であり、またどのように成し遂げられるのでしょうか。どんなに貴く立派な夫婦だとしても、子女を生まなければ永遠に父母になれません。父母の位置は、初めての子女が誕生して、産声を上げたその瞬間に決定されるのです。神様は人間を喜びの対象として創造されたと述べました。同じように、夫婦が子女を生んで育てるのは、子女たちを通して神様と同じ永遠の喜びを感じるための創造の役事なのです。
父母は子女を生み、実体の神様の立場で、天の子女として養育しなければなりません。そのようにすることで、無形の神様がアダムとエバを養育した、その真の父母の心情圏を体験して相続できるのです。見えない神様の創造の役事を、自分たち夫婦を中心として、息子、娘を養育しながら体験するのです。
神様の代わりの第二創造主となる栄光を受けるようになるというのです。ところで、神様は、アダムとエバを創造することによって、第二代の創造主の基準は立ててくださいましたが、第三代の創造主の位置に立てられる孫と孫娘を見ることができなかったことが、歴史的な恨みとして残されてしまいました。堕落によって血統がひっくり返ってしまったサタンの子女たちを、御自身の真の血統として立てることができなかったのです。
したがって、野生のオリーブの木として生まれた人間が、メシヤとして来られた真の父母の恩恵によって、真のオリーブの木に接ぎ木されて血統転換をする、祝福結婚を通して善の子女を生むことは、神様に三代、すなわち孫と孫娘を抱かせてあげる摂理観的な次元の孝の道になることを知らなければなりません。第三の創造主の歴史的出現を意味するのです。
このように、一つの家庭を中心として、神様が創造理想として願われたその理想が完成されるのです。そして、この完成された真の家庭が拡大して、真の氏族、真の民族、真の国家、真の世界、すなわち地上天国と天上天国を実現するのです。
父母は天に代わる立場なので、家庭の中心です。その一方で、子女は地に代わる立場にいます。天は主体の位置であり、地は対象の立場です。したがって、主体となる父母には、子女を天のみ旨に合うように養育し、結婚させなければならない義務があります。二度とサタンが讒訴できない純粋で善の血統を保全して、子々孫々天の血統を伝授できる土台を築かなければならない責任があります。堕落によって失った本然の父母の位置を再び探し立て、父母の心情圏を完成する唯一の道が、正にこの道なのです。
三大王権と真の家庭主義
皆様。三大王権とは何のことをいうのでしょうか。一言で言うと、四大心情圏が真の夫婦の愛の一体を中心として完成するならば、三大王権は、アダムとエバが罪のない善の子女を生み育てることによって完成します。
神様が一代であれば、アダムは二代、そしてアダムの子女たちは三代目になります。皆様の家庭を見ると、祖父母は神様の代わりの立場として一代になり、父母は二代になり、子女は三代になるのです。祖父母が過去を代表する王と王妃なら、父母は現在の世界を代表する王と王妃であり、子女は未来世界を代表する王と王妃であり、このような三時代圏は、皆様の家庭においてすべて探し立てることができるのです。
このように一つの家庭圏で「正分合」の創造過程が展開されるのです。祖父母が「正」であるなら、父母は「分」になり、再び「合」となる位置は子女が立つのです。したがって、祖父母を愛し、彼らに侍ることによって、私たちは過去を学んで相続します。父母を愛し、彼らに侍りながら、子女たちは現在を学んでいくのです。また、祖父母と父母は、孫と孫娘と子女を愛することで未来を感じ、望みをもつようになるのです。
本来、アダムとエバが完成していたなら、アダムは完成した天国の父になると同時に王になったのであり、エバは完成した母になると同時に王妃になったのです。また、彼らは家庭の主人になったのであり、家庭的王権、民族的王権、国家的王権、世界的王権が生まれていたのです。神様は天上天国の王であり、アダムは神様の実体として地上天国の王になったのです。
したがって、皆様の家庭を見るとき、祖父母は神様が送った天の全権大使であると言えます。祖父母に対して神様のように侍り、敬わなければならない理由はここにあるのです。そして天に侍る父母は、人類を一つの家庭として抱く、家庭の王と王妃です。未来に責任をもつ子女たちは天の伝統を固守し、王である父母に孝と忠誠を捧げ、善の王統を受け継がなければなりません。
さらに進んで、天の三代圏完成を平面的に一代の家庭で総体的に成し遂げることが、真の家庭主義の始まりです。このように、本然の家庭は、神様が創造目的としてお立てになった地上天国と天上天国の典型になるのです。言い換えれば、四大心情圏と三大王権を完成した家庭こそが、人類が願う平和王国をこの地上に創建できる土台になるのです。
ですから、家庭は天の国の王宮です。その構成員である家族はみな天の王族です。しかし、祖父母、父母、子女のいずれかを問わず、真の愛の一体圏を完成できなければ、三大王権の完成も見ることができず、四大心情圏の完成も不可能なのです。
尊敬する指導者の皆様。聖書を見ると「新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるべきである」(マタイ九•一七)という聖句があります。皆様の知らない間に、古い皮袋だった「先天時代」は過ぎ、既に新しい皮袋の「後天時代」が開門しました。真の父母の顕現とともに天運がこの地に到来したのです。二十一世紀の出発とともに、神様の創造理想である地上天国が、この地球上に創建されなければならない宿命的で絶対的な摂理が活発に展開されています。今や天の召命を受けた皆様には、ただ一本道、平和王国をこの地上に創建する使命があるのみです。
霊界は既に門を大きく開け放し、四大聖人はもちろん、数百、数千億の善の先祖たちが暴風のように集まってきています。皆様の一挙手一投足を監視し、皆様を助けて、地球星に散らばっている数百、数千の各種の境界線と国境線を撤廃し、総心情圏解放の時代、すなわち天一国を創建することを熱望し、皆様を訪ねてきています。真のオリーブの木として新しく生まれ変わった皆様は、新しい目と新しい耳と新しい心で、皆様の善の先祖たちを迎えて、真の家庭主義を実践躬行する先覚者とならなければなりません。
時代的召命と天運の到来
皆様。天命によって私を真の父母の位置に立ててくださった天のみ旨を、私ははっきりと知っています。真の父母は、世界を救う救世主の使命を完遂しなければなりません。人類の罪を拭うメシヤの責任を果たさなければなりません。真の愛を中心とした祝福結婚を通して、新しい真のオリーブの木の畑である真の家庭が、この地球星に満ちあふれるようにしなければなりません。
私に降りたこの召命的天命は、今、革命的速度で完成されつつあります。交叉結婚で結ばれた数多くの祝福家庭が、世界の津々浦々で「超宗教超国家連合」の旗印を掲げ、または「蒙古斑同族世界平和連合」の名前で、天一国創建のために走っている姿を直接確認してください。彼らは正に、命懸けで走る天の特攻隊員たちです。
今はいかなる勢力も、この真の愛の革命の烽火を消すことはできません。天運が共にあり、全霊界が私たちと共に働くこの新天新地創建の風を、誰が止めることができるというのでしょうか。謙虚な姿勢で、津波のように押し寄せる天運を迎えてください。
今は、家庭時代です。天運に逆行する利己的個人主義の行為と人倫を破壊する不道徳な行為は、天罰を免れることができません。神様の創造理想圏に入った真の家庭を創建してください。皆様自らが真の父母になってください。その家庭に神様が臨在されるでしょう。永遠の平和と幸福がその家庭にあふれるでしょう。
「超宗教超国家連合」運動と「蒙古斑同族連合」運動は、既に人類を先導する雲の柱と火の柱になっています。皆様の座右の銘は今や、「絶対信仰、絶対愛、絶対服従」です。蒙古斑を真の愛の斑に昇華させ、この地球星を神様の祖国、私たちの祖国として創建する前衛隊になってください。真の愛の甲冑をまとい、この地から悪の勢力を追い出す勇将となられることをお願いします。
きょう私がお伝えしたこの天命を大事に受け取られたことと思います。今からは、いつどこで何をなさるにしても、私たちは天を中心とした一つの家族です。皆様の良心を通して天は役事されることを、ぜひとも覚えておいてくださるようお願いします。
神様の祝福が、皆様と皆様が新しく創建する真の家庭の上に永遠に共にあることをお祈りいたします。ありがとうございました。

Tuesday Nov 29, 2022
平和経 第409話
Tuesday Nov 29, 2022
Tuesday Nov 29, 2022
四大心情圏と三大王権
したがって、真の家庭主義の核心は、人間関係の一番の根源になり、真の家庭を完成するために絶対必要条件となる四大心情圏の完成と三大王権の完成です。四大心情圏とは、子女の心情圏、兄弟の心情圏、夫婦の心情圏、父母の心情圏をいいます。人間はこの地に誰かの子女として生まれ、兄弟姉妹の関係を結びながら成長し、結婚して夫婦となり、子女を生むことによって父母となる過程を経ていくようになっています。したがって、四大心情圏と三大王権の完成は、家庭の枠の中で成し遂げることができるように創造されているのです。
それでは、まず子女の心情圏の完成とは何を意味するのでしょうか。人間は、誰もが選択の余地がない状態で、誰かを父母とする子女として生まれます。大統領の息子として生まれることや、世界最高の美人の娘として生まれることなど、それは私たちの選択権ではありません。しかし、生まれたその瞬間から、私たちは宿命的に父母の保護を受けて成長するようになります。
父母に仕えて、一緒に暮らしていきます。この中で私たちは、父母のために命までも捧げようという、子女としての父母に対する愛と孝の道の心情を習得して育っていくのです。
父母が直接教えてくれるのでもなく、学校で習うのでもありません。子女のために献身的に真の愛の生活をしている父母の姿を見て、体恤して悟るのが子女の心情です。成長して分別がついていく中で、この子女の心情は完成されるのです。父母のためにすべてを捧げ、永遠に捧げる生活の基準を完成するのです。父母が口を開く前に父母の心を読み取り、父母の願いどおりに侍って仕える生活をするのです。父母の目を見ただけで、その心情を推し量り、真の子女としての道理を尽くす生活の姿です。横的な真の父母であられる肉親の父母にだけでなく、縦的な真の父母であられる神様にも同じ絶対的基準の子女の心情を捧げる生活です。子女の心情圏の完成は、このようにして成し遂げられていくのです。
次に、兄弟の心情圏の完成もまた、一つの家庭で兄弟姉妹同士が調和して暮らしながら、父母の生活の姿から体恤し、学んで完成する真の愛の心情圏です。父や母に似ていく心情圏です。人間関係でいえば前後の関係です。兄が主体なら、弟は対象の立場です。
しかし、兄を絶対的価値の主体の立場に立ててあげるのは、対象である弟です。兄を父のように仕えて敬い、姉を母のように信じて頼る、そのような美しい兄弟の心情圏が完成するのです。兄は弟に対して、あたかも父母が子女を愛する心情で面倒を見てために生きる生活であり、弟は兄や姉に対して、父や毋に仕えて侍るように敬って侍る真の愛の実践です。
互いに足りない点を補い合い、良い点は育て、学び合う真の兄弟愛が完成するのです。誰も引き離すことのできない血を分けた兄弟姉妹間の愛であり、心情圏です。このように、真の家庭圏で真の子女の心情圏と兄弟圏を完成した子女たちは、世の中に出ていっても、清くて明るい太陽のように輝く生活をするようになります。大人たちに会えば、自分の父母に侍るような同じ心情で敬って仕えるのであり、青少年たちには、自分の兄や弟のために与えるように、真の愛を分けてあげながら暮らす子女、万人から愛される子女となるのです。
いつどこで誰に会っても、人よりもう一つ多く与え、いかなる仕事をしても、人よりも一時間多く仕事をし、いかなる状況でも、自分のことよりも、人の立場や境遇をまず考慮して譲歩する真の愛と心情の所有者として尊敬を受けるのです。たとえ年齢は幼い姿だったとしても、老若男女を問わず、誰もが信じて頼る中心人物になります。このように一つの家庭の垣根の中で体恤した兄弟の心情圏の完成は、人間の永生における絶対的な価値を育てていくようになるのです。
夫婦の心情圏回復と祝福
次に、夫婦の心情圏の完成はどのようにして成し遂げられるのでしょうか。親子や兄弟の関係とは異なり、夫婦の関係は、初めから血縁で結ばれた絶対的関係ではありません。育ってきた環境や境遇が異なる一人の男性と一人の女性が互いに出会い、新しい生を一緒に創造していく、実に革命的な決断と決心で結ばれた関係です。
しかし、夫婦の関係は、真の愛で一心一体になれば、血縁よりも強い、絶対的な関係に変わるのです。夫婦関係の中には無窮無尽な宝物が隠されています。一度天を中心として夫婦の関係を結んだなら、永遠に別れることができない絶対関係になるのです。
アダムの家庭を見ると、アダムとエバは共に同じ神様の息子と娘ですが、エバはアダムの妹の立場で出発しました。アダムはエバの兄の立場でした。しかし、彼らは成長して夫婦になったのです。同じように、夫婦間の関係は一つの血を分けた兄弟姉妹の次元で始まらなければならないのです。
共に神様を真の父母として生まれ、永遠に侍って生きなければならない宿命をもっているのです。ここになぜ離婚という魔の手が伸びてくるのでしょうか。天が見守っており、良心が監視して待ち構えているのに、どうして畏れ多くも自分の永遠の喜びの伴侶を捨てることができるでしょうか。神様の愛が、絶対、唯一、永遠、不変であるように、夫婦間の愛も、絶対であり、唯一、永遠、不変なものです。神様の創造原則、すなわち天理がそうなっているのです。
心身一体で夫婦の心情圏を完成した夫婦は、神様の喜びであり、宇宙の願いです。真の父母の心情圏を完成させる絶対的な必要条件です。神人愛一体を完成させる絶対価値的基準の真の家庭の土台です。したがって、夫婦の位置は、神様と子女が一つになった位置であり、兄弟が一つになった位置であり、父母が一つになった位置なのです。四大心情圏の絶対的主体の位置であり、対象的位置でもあります。妻にとって夫というのは、理想的な天の息子を迎えさせてくれる位置であり、天の兄を迎えさせてくれる位置であり、天の夫、天の父を迎えさせてくれる絶対的な位置です。夫にとっての妻も、同様に絶対的存在です。
しかし、人間始祖の堕落によって、この神聖な人間関係の枠は粉々になってしまったのです。ですから、原理原則の根源であられる神様は、原理と原則から外れない範囲内で、堕落した御自身の子女たちを再び復帰しなければならない、悲しい恨の心情をもっていらっしゃることを知らなければなりません。
ですから、神様の真の愛を中心として、人類の救世主、メシヤとして顕現された真の父母から祝福結婚を受けて真の夫婦が誕生する結婚式は、六千年間積もった神様の恨を解いてさしあげる解放•釈放の瞬間であり、その家庭の幸福が約束される新しい出発の瞬間になるのです。

Tuesday Nov 29, 2022
平和経 第408話
Tuesday Nov 29, 2022
Tuesday Nov 29, 2022
7.真の父母は神様と人類の希望
日付:二〇〇四年十二月二日
場所:韓国、江原道、龍平リゾート
行事:第二回「蒙古斑同族世界平和連合」世界大会
尊敬する内外の貴賓、そして紳士淑女の皆様。「蒙古斑同族世界平和連合」運動に参加するために、この場までお越しいただいた皆様に心から感謝申し上げます。
メシヤと真の父母
私が創設したこの連合運動は、また一つの世俗的な国家をつくろうというものではありません。新しい民族主義運動の出発でもありません。蒙古斑同族圏の糾合運動を通して、すべての塀と国境を撤廃し、六十億の人類を一つの家族に結び合わせようとい平和合と統一の運動です。
したがって、私はきょう、いまだに暗闇の中で一寸先を見ることもできないまま生きている人類に、天が特別に下さった真理のみ言をお伝えしようと思います。心の扉を開き、天が下さる真理を受けて、この乱れた時代において選ばれた人となれるようお願いします。「真の父母は神様と人類の希望」という題目でお話しいたします。
皆様。本来、神様は人間にとって、師の中の師であり、主人の中の主人であり、王の中の王であり、父母の中の父母、すなわち真の父母であられます。しかし、人類の先祖であるアダムとエバの堕落によって人間は、神様を失って孤児になってしまった自分たちの立場さえも悟ることができないまま、数千年を生きてきました。教えを下さる真の師を失い、従い仕えて生きなければならない真の主人を失い、忠誠を捧げなければならない真の王を失い、永遠の真の血統を伝授してくれる真の父母を失った嘆きの歴史でした。
ですから、堕落人間の願いは、神様の真の息子に出会うことです。堕落とは無関係な方であり、サタンの讒訴圏を抜け出た方です。天の真の愛、真の生命、真の血統をもって本然のアダムとして来られる方です。国家的基準で息子圏を代表したメシヤとして顕現される方です。これがまさしくメシヤの降臨です。
来られるそのメシヤは、完成したアダムの資格で来られるので、まず神様が絶対的基準で愛する真の新婦を迎え、真の夫婦の位置まで進まなければなりません。
神様の創造理想を完成しなければならない本然の夫婦理想を完成する位置です。その土台の上に、純粋な天の血統を受け継いだ真の子女を生むようになるのです。その子女は、二度と堕落の前轍を踏まない、永遠の善の血統を初めて受け継ぐ子女なのです。
真の愛と真の家庭主義
しかし、メシヤの使命はここで終わるのではありません。真の父母の位置まで進み、絶対的な真の家庭を探し立てなければなりません。この真の家庭を中心として、神様の創造理想を完成した地上天国と天上天国を創建できるのです。この目的のために、堕落の後裔である六十億の人類は、誰もが例外なくメシヤの真の家庭に接ぎ木されなければなりません。心情的な接ぎ木はもちろん、伝統的な接ぎ木をしなければなりません。
それでは、どのようにして接ぎ木されるのでしょうか。皆様は、堕落性を受け継いで生まれた野生のオリーブの木です。野生のオリーブの木は、百年、千年待っても、真のオリーブの木に変わる突然変異は起きません。永遠に野生のオリーブの木として残るだけです。その血統が変わらない限り、野生のオリーブの木であるという境遇から抜け出すことはできないのです。したがって、六千年育ってきたこの野生のオリーブの木を幹まで無慈悲に切り捨て、その位置に真のオリーブの木の芽を接ぎ木しなければならないのです。その芽が成長して木になれば、そこには真のオリーブの木の実が実るのです。
同じように、堕落した人類は、罪悪のサタン世界と完全に絶縁して、真のオリーブの木であられる真の父母を通して真のオリーブの木の芽を接ぎ木する祝福結婚を受け、真の血統を出発させなければならないのです。
そのようにして出発した真の血統は、真のオリーブの実である真の子女を得るようにさせるのです。堕落人間にとっては、この道だけが、真の父母の愛を通して生まれ変わり、真の愛、真の生命、真の血統を相続できる唯一の道なのです。
このように、真の子女が生まれて真の父母が生じれば、自動的にそこには真の家庭が定着するのです。ここから正に真の家庭主義が創出されます。真の家庭主義は、神様の真の愛主義です。
国境を超越し、すべての平面的な世界を超越して、主体と対象の間において互いに与え合う生活です。与えても、与えたことを忘れて、絶え間なく与える愛です。受けた人は受けたもの以上にさらに加えて返す発展的な愛です。このような犠牲的で崇高な真の愛の関係が継続されて拡大されれば、その世界が正に真の氏族、真の民族、真の国家、真の世界として発展するのです。さらに進んで真の霊肉界、すなわち真の天宙が安着するのです。
真の愛の力は、このように途方もなく、推し量ることのできない宇宙創造の力です。結局、真の愛の力だけが神様の創造理想世界、すなわち地上天国と天上天国を創建できるのです。また理想世界は、誰かが大きな権力を握って号令する世界ではありません。その世界は自動的に私たちの心が動いて、神様の愛に呼応して和動する万民兄弟主義世界です。私たち全員が望む世界は、いったい何なのでしょうか。
皆様。神様も成長過程を経て完成しました。人間が成長過程を必要とするのも、神様に似ているからです。真の家庭主義を、より具体的に人間の成長の温床となる家庭の枠の中で見てみましょう。エデンの園におけるアダムの家庭は、神様が理想とされていた真の家庭の典型でした。無形であられる神様の存在を実体として現すための四位基台の創造でした。
創造主である神様は、御自身を主体の位置、人間を対象の位置として創造され、神様の心の中にだけ存在した無形の子女、無形の兄弟、無形の夫婦、無形の父母を、アダムとエバの創造を通して実体として完成しようとされたのです。アダムの家庭を中心に実体の子女としての真の愛の完成、実体兄弟としての真の愛の完成、実体の夫婦としての真の愛の完成、そして実体の父母としての真の愛の理想を完成し、無限の喜びを感じようとしたのです。