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Friday Aug 22, 2025
父の祈り 第284話
Friday Aug 22, 2025
Friday Aug 22, 2025
お父様に倣って受難のみ旨の道も克服させてください
お父様!
今、私たちは
この死亡圏の世界を超越しなければなりません。
これを突破していかなければなりません。
あなたはこの時代的環境で生きるべき人を探すのではなく、
この時代的環境を克服して残ることができ、
未来の伝統を
現実の基盤の上に堅固に立てることのできる人を
探しておられるということを考えてみるとき、
死亡圏を克服して
さらに勝利の圏を永遠に備えることのできる人と
ならなくてはなりません。
お父様がそのような立場に立った息子・娘たちを探すため、
死亡圏でどれほど
身もだえしてこられたかを考えるとき、
「お父様の前に召され得る
息子の中の息子となり、娘の中の娘になろう」、
「あなたの栄光の国で
あなたが喜んで立てることのできる
息子となり娘になろう」と、
誓うことができなければなりません。
それだけでなく、
あなたが全被造世界を相続させて、
お前のために私がいて、
お前のために私が喜びを享受することができるとおっしゃることのできる、
あなたの愛をすべて相続して喜ぶことのできる
私たち自身とならなければなりません。
そのような子女たちが現れるときまで
耐えてこられるあなたのご苦労が、
今日まで私たちの背後に絡み合ってきたという事実を
私たちは全く知りませんでした。
あなたがそのような受難の代価を支払って捜しこられたのに、
捜し出された私たちがこのように無価値な姿で
現れたということを考えるとき、
自分の姿をこの天地の間に表すことができず、
目を上げて山を見ることもできず、
湖を見ることもできず、
地を見ることもできない
恥ずかしさを感じるひとときがなければなりません。
自分の手を伸ばして
一株の草にも
一握りの土にも触ることのできない恥ずかしい自らであるのを
発見することのできる場がなければなりません。
千代万代恨みを抱いてきたお父様の前に、
その恨みを解くことのできる道は何でしょうか。
このように足らない私たちを肥やしとして、
その恨みを埋めることのできる道があるならば、
その道が死の道であっても訪ねていかなければなりません。
その道が信仰の道を行く人々の伝統的な道であることを、
私たちは全く知りませんでした。
聖なる性相(=神様)がお命じになる路程を
襟を正し声がかれるまで痛哭して
従っていかなければならないにもかかわらず、
あなたより先に涙を納め、
あなたよりも先に安楽な場に立ったという事実を考えるとき、
これ以上軽挙妄動することがないようにと、
自ら感じることのできる
私たちとならなければなりません。
耐え忍び克服しなさいという言葉を聞きました。
「私」を克服しなければなりません。
「私」が耐えなければならず、
「私」を克服しなければなりません。
さらには家庭を克服し
環境を克服する主体とならなくては、
あなたの前に立つことができないということを考えるとき、
ひざまずいて夜通し
お父様の前に
「私は滅びるとしても
民族が願うひとときを持てるように許諾してください」、
「個々人を身代わりすることのできるあなたの息子が
現れるようにしてください」と哀訴することのできる
私たちとならなければならないということを、
もう一度悟らなければなりません。
また、そうすることのできる家庭が現れなければならないといって、
涙を流して
あなたの前に精誠を尽くす群れとなるべきなのが、
ここに集った統一の群れであることを知らなければなりません。
そうして、
誰よりも受難の道を走っていって、
誰よりも最後の勝利を決定する
英雄となるよう許諾してください。
すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七一・五・二三)

Friday Aug 22, 2025
父の祈り 第283話
Friday Aug 22, 2025
Friday Aug 22, 2025
み旨と一致する生涯路程を歩ませてください
人にはいつも変化が必要であり、
自覚が必要であることを知っています。
そのような刺激を受けることのできる自らとなるためには、
思慕の心情と欽慕の心情と
懇切なる心がなくてはならないことを知っていますので、
自ら懇切なる心を持って、
お父様のみ旨の前に、
あすの希望を
きょうの生活圏内に実現するよう導いてください。
あすに輝くことのできる実績を
きょうこの瞬間圏内においてもたらさなければ、
お父様にも自分自体にも刺激となることができず、
喜びとなれないということをよく知っていますので、
ここにひれ伏したあなたの子女たちを見て、お導きください。
人間たちは歳月を流れるままに送っています。
一年が過ぎればまた一年が来るとだけわきまえていますが、
そのような中で十年がたち二十年がたち、
半生あるいは全生涯を流れるままに送り得るということを
私たちは知らなければなりません。
このような短い人生行路におきまして、
私たちは絶対に
あなたのみ旨に逆らう立場に立ってはなりません。
きょう一日が
喜びで消化されるのは感謝なことですが、
この喜びがあすの喜びと連結されないなら、
きょうの喜びは
私に悪い要素となることを知らなければなりませんし、
悲しみと困難と嘆息の条件にしかなり得ないということが
分からなければなりません。
喜びがいいとは限らず、
悲しみが悪いとは限らないことを知るものです。
問題は喜びと悲しみを連結するにおいて、
自分の目的成就のために
内的闘争が
その環境にどれほど連結されているかということが
重要であると知るものです。
このようなことを知るときに、
私たちがみ旨とともに生涯路程を行くにおいて、
み旨とどれほど一致したか、
み旨の価値に私たちの喜びと悲しみが
どのように連結されていくかということを
考えるようになるのです。
み旨は私たちの一生を支配し、
永遠の生命と因縁を支配しているということを考えるときに、
み旨はきょうだけでなく永遠なる歴史的時代を
主管しているという事実を知るものです。
お父様が直接実体となられて、
歴史的な中心として
この時代を観察し洞察しておられるという事実を考えるとき、
その中心であるお父様と一致することは喜びであり、
一致できずに遠のくことは
悲しみとなるという事実を知りました。
お父様!
あなたの悲しみを私たちは知らなければなりません。
あなたがどのような立場で私たちを呼んでおられ、
どのような内容を持って私たちを訪ねてこられるのかを
はっきり知らなければなりません。
行き来するすべてのことが
役に立たないものとして計画されてはならないので、
死のうと生きようとあなたの権威に食い違わず
始まるとともに、過程を経て、
結果まで行くべき姿となるようにしてください。
このような現在の環境において
最後にはお父様の前に行かなければならない私たちの人生ですので、
私たちの全体をお父様と共に話し合い、
お父様から忠告を受け、
お父様の最後の勝利と歩調を合わせ得る姿を
自ら備えることを栄光として分かるようにしてください。
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七一・四・一八)

Friday Aug 22, 2025
父の祈り 第282話
Friday Aug 22, 2025
Friday Aug 22, 2025
自らお父様のみ旨の道を果たさせてください
お父様!
私たちが新しいひと日を迎える度ごとに、
朝の太陽の光が新しく私たちを照らしてくれる度ごとに、
み旨を中心として
新しい日となることを願わなければならず、
光明な太陽の光のようなあなたの望まれるみ旨を
思慕し得る私たち自身とならなければなりません。
毎日の生活においても、
あなたと私たちの間に隔たりがあってはならないことを
私たちは知っています。
あなたが行く道は私たちも行くべき道であり、
あなたがとどまる所は私たちもとどまるべき所であり、
あなたが闘う場もまた
私たちが闘わなければならない場であり、
あなたが怨讐と対決している場もやはり
私たちが怨讐と対決しなければならない場であることを、
私たちは体恤しながら行かなければなりません。
あなたが要求なさる場は
あなたが私たちと接しようとなさる懇切な場であり、
歴史的な使命を追求する場であるにもかかわらず、
私たちは個人的な願いを中心として
カイン的な生活をしながら、
お父様と話し合うことを望む
愚かな人間であることをよく知っています。
お父様!
ここにひれ伏した子女たち、
この者たちの行く道がどこであり、
この者たちがとどまっている場がどこであるかを
知らなければなりません。
あすに向かって進んでいく姿勢が、
正しい姿勢となっているでしょうか。
お父様が東方に向かっているならば、
私自身も東方に向かって
責任を負うことのできる立場に立っているでしょうか。
お父様が経ていかれる環境がどこに行くのかを知り、
その環境に同参する立場に立ったのかを知らなければならず、
もしその立場に立っていなかったとしたなら、
性急な心を持って
また従っていかなければならない立場であることを、
自ら悟るべきだということが
はっきり分かるようにしてくださいますよう懇切にお願い申し上げます。
生命の道は誰かが勧告して行く道ではなく、
誰かが導いてくれて行く道でもありません。
自分自らこれを消化しなくては行くことができないという事実を、
私たちはことさら分からなければなりません。
受動的な立場に立ってはならないということをはっきり知り、
自分自ら誓いながら生命の力を加えていくことのできる、
あなたの息子・娘たちとなるようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
この時間私たちが
お父様の前に率直にひれ伏しましたので、
あなたが私たち自身を眺めるときに、
悪なる立場にいるならむち打ってくださり、
善なる立場にいるなら私たちの手をつかんでくださって、
あすの希望のみ旨の前に
活気を帯びた息子・娘として現れるようにしてください。
そうして、
あなたの戦場を引き継いで、
あなたのみ旨の前に妨害となるすべての与件に
自ら責任を負って立ち、
あなたが信じることのできる
忠孝の場を開拓することのできる
息子・娘となるようにしてくださることを懇切にお願い申し上げながら、
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七一・二・二八)

Friday Aug 22, 2025
父の祈り 第281話
Friday Aug 22, 2025
Friday Aug 22, 2025
み旨とともに生きさせてください
愛するお父様!
恨み多い復帰路程において
前を遮る事件がどれほど多かったかを
私たちは知っています。
お父様はこのような場面に対されるときごとに、
どれほど寂しく、
私たちがこの峠を越えてくれることを
どれほど懇切に願われたでしょうか。
あなたのみ旨に従ってきた数多くの人間たちが、
数多くの峠の道において、
それを越えることを願われるあなたの渇望にもかかわらず、
越えることができずに自ら流れていってしまったことを
私たちは知っています。
人々がいくらすべてのものを要求するとしても、
それが人間の欲望を中心としたものだとするなら、
あなたのみ旨が成されないということを
私たちはよく知らなければなりません。
いつも謙遜な心を持ち、
自分自らをお父様の前に捧げに捧げながら、
あすの願いの前に
祭物の場を引っ張っていかなければなりません。
そうして、
正義の場で祭物となることを願う生活を
自らわきまえるために、
お父様の知恵と聡明さに倣えるよう許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
寝て朝起きれば、
すでにきのうの継続ではないことを知らなければなりません。
一日を送るとしても、
習慣的な一日ではないことを悟らなければなりません。
きのうよりもきょうがあなたの前により近く親しさを
感じるようにしてくださり、
善と悪を判断することのできる基準が
高く鋭くなるよう許諾してください。
すべてのことを処理するにおいて、
み旨とともに考え、
み旨とともに行うようにしてください。
そうして、
私が生きる生涯の路程が、み旨とともに生きたという基準を
いつも備えなければならないことを分かるようにしてください。
このすべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七一・一・二四)

Friday Aug 22, 2025
父の祈り 第280話
Friday Aug 22, 2025
Friday Aug 22, 2025
み旨の前に直行できる勝利の息子・娘とならせてください
お父様!
今日、私たちは
あなたと因縁づけられたその場を再び持ち得ない
堕落の後孫であることを感じる度ごとに、
涙なくしてはあなたと向かい合えず、
あなたの悲しい事情を知らずには
あなたに侍ろうとしても侍べることができない
自分たちであることを見いだすのです。
これを考えるとき、千万回死んでも当然な私たちであり、
一人寂しく死んでいくとしても
恨むことのできない私たち自身です。
これを悟る度ごとに、
高く尊いあなたの恩賜のみ手が
いつも私たちと共にあることをはっきりと知るものです。
孤独な道を行く人がかわいそうな者の事情をよく知っているのは、
そのような場で生活をしながら感じてみたからです。
民族の悲しみをふさぐために身もだえし、
人類の悲しみをふさぐために身もだえする
開拓者の道を行く人々は、
かわいそうな人ではないということを
私たちは知らなければなりません。
私たちのお父様がそのような道を行かれたので、
私たちがお父様の息子となり、
お父様の後嗣となるためには、
そのような道を行かずにはいられないという事実を
知らなければなりません。
お父様!
この時間私たちがここにきましたのは、
自分の生命を救うためでしょうか。
行くべき運命の道を開拓するためでしょうか。
でなければ自分の家庭のために、
自分の氏族のために、
自分の民族のために、
自分の国のために、
この世界のために来たのでしょうか。
どのような使命を持って、
どのような目標に向かってこの場に来た自らであるかを
もう一度見つめなければなりません。
そのためには、自分の散漫だった姿と、
虚偽と卑劣さで飾られた自らを
自嘆しようとしなかった過去をもう一度批判し、
過去における自分の正体を
赤裸々にお父様の前に現して、
お父様から批判と判定を受けなければなりません。
自らがそのようなかわいそうな立場に処しているということを
悟ることのできるあなたの息子・娘とならなければなりません。
お父様!
この時間訪ねこられて私たちに勧告なさりたい事情があるとするなら、
そのすべてのものを勧告してください。
私たちの心に描かれ、
心に感じられるすべてのものを
あなたの心情と一致するようにしてください。
そうして、
あなたが望まれるみ旨の前に不足がない姿を備えて、
み旨の前に直行することのできる息子・娘とならなければなりませんし、
あなたが信任なさることのできる息子・娘とならなければなりません。
お父様はそのような息子・娘となってくれることを、
どれほど待ち望んでおられるかという事実を
私たちは知らなければなりません。
それだけではなく、
捜し出された私たちでなくては行くことのできない
復帰の行路と復帰の路程におきまして、
責任を背負って歩んでくれることを侍ち望まれる
かわいそうなお父様であることを知らなければなりません。
全知全能であられる創造主たるお父様が
そのような悲惨な立場に立っておられることを考えるとき、
これは誰も想像できない
悔しく恨めしい事実であることを私たちは知っています。
お父様!
私たちは襟を正し、
「ご苦労なさるお父様」と呼んでみようとしなければなりません。
無限なる世界の価値の本体であられるお父様だということを、
私たちは心に描いてみなければなりません。
あなたの無限なる愛の内容は、
生命を抱いても余りある永遠なものであることを、
私たちは知らなければなりません。
私たちの行く道が難しい道であるとしても、
お父様の前に結実すべき勝利だけを見つめながら
この道に従っていかなければなりません。
お父様!
今、私たちの心身に、
静かにお父様のどこからともない命令の声が
聞こえるようにしてくださり、
復活の新しい生命の脈拍が
私たちの心の中でわき立つようにしてください。
新しい因縁を自ら体恤することのできる
勝利の息子・娘となるよう許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七〇・一二・六)

Friday Aug 22, 2025
父の祈り 第279話
Friday Aug 22, 2025
Friday Aug 22, 2025
あなたの前に自らこうべを垂れて謙虚な心を持たせてください
お父様!
私たちは、
あなたの歴史的な宿怨を
解怨成就してさしあげられる孝子孝女たちが、
この地に生きている息子・娘の中に
現れなければならないということを知っています。
お父様!
あなたが長い歴史過程の間、
それほどまでに数多くの峠道を耐えて来ることがおできになったのは、
会いたい息子と互いに会おうという
内情的な力があったからだということを知るものです。
そのようなことを知るとき、
果たして私たちがそのようなお父様をお迎えすることができ、
また歴史過程においてのすべての困難を忘れさせてさしあげられる、
お父様が会いたいと思う息子・娘になったのかを考えてみるとき、
あなたの前に済まなさと恥ずかしさを禁じる道がありません。
そのような私たちは、体と心のすべてを捧げて
あなたのみ旨に生きた祭物になるとしても、
そのように長々しくも悲しい逆境を克服してこられた
あなたの事情を慰労してさしあげ、
あなたに報いてさしあげられる
何の条件も備えることができない私たちです。
このような私たちの姿を考える度ごとに、
かわいそうなお父様であられることをまた感じるものです。
このような息子・娘を、サタンの前に
私の愛する息子・娘だと誇らなければならない
お父様の立場が、どれほど寂しく悲惨であるかを
もう一度考えるものです。
ですので、この地上には必ずや
お父様が心を許すことのできる
息子・娘がいなければなりません。
お父様!
私たちはお父様の体面と威信と事情を
案じることができなければなりません。
私たちがどんなに内外にその何かを備えたとしても、
あなたのみ旨の前に現れるにはあまりにも足らず
恥ずかしい姿であることをよく知っていますので、
お父様が探してくださった恩賜の前におそれ多い心、
感謝する心を持たなければなりません。
そのような心が私たちの生活の中に、
あるいは生涯路程の中にこもり、
自らこうべを垂れ、
僕のような立場で生活しなければならないということを悟ることのできる、
あなたの息子・娘となるようにしてください。
このような立場に立ってこそ
お父様の慰労の対象となることができ、
お父様が私たちの謙遜さを称賛なさることができ、
私たちがお父様のみ旨の前において
順応するその姿を見て誇ることができる
条件になることを知っていますので、
お父様、
そのような立場に至ることのできない私たちを
もう一度哀れにお思いください。
終わりの日に残されるようになる最後の十字架を背負い、
生命をすべて捧げてでも、
その使命を果たすにおいて不足のないよういで立つ
息子・娘たちとなるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七〇・七・一二)

Friday Aug 22, 2025
父の祈り 第278話
Friday Aug 22, 2025
Friday Aug 22, 2025
み旨の道を行くのに一瞬たりとも疎かにさせないでください
お父様!
きょうこの時間私たちは
新しい覚醒をしなければなりません。
天宙的なひとときが
私たちに向かって近づいていることを知らなければならず、
み旨が私たちにひとときを望んでいるということを
知らなければなりません。
み旨の望むことが私たちの一瞬間と連結され、
大きく遠い歴史時代が
教会と因縁づけられるようにしてください。
そのために私たち各自が瞬間を中心として、
自らを生活圏内で天の側に立たせ得る
主体的な立場に立たなければならないということを、
もう一度はっきり悟らせてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
世界に散らばっている統一教会員たちが
受難の道を行っているのは、
決して滅びるためではなく、
新しい寵児として
あなたの息子・娘となるためであることを知るものです。
罪を脱いで新しく誕生するために、
この道はなくてはならない
必然的な運命の道であることを知っていますので、
感謝の心で消化させて越えていくようにしてください。
そうして、歴史をつかんであすの希望を成すために
責任を負って立つ
あなたの息子・娘たちとなるようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
生活全体を天化する運動におきまして、
この時間以後にも
瞬間瞬間が天に侍ることによって
喜ぶ圏内で生活するようにしてください。
そのような生活圏内の一瞬間を中心として、
無限に精誠を尽くすあなたの息子・娘となるとき、
天国はその生活圏内で
自動的に定着するようになるということを知っています。
私たちが十くらいの受難の道を
瞬間瞬間勝利の基準をもって築いていくときには、
九くらいの天地の内容が
宿らなければならないということを知って、
私たちすべてが生活の勝利圏を備えて、
善なる結実体として
お父様に全部を捧げなければなりません。
私たちの生涯がお父様の誇りとなって、
お父様が忘れることのできない息子・娘となるときには、
天上世界の王子王女となる
特権を受けることができるということを確信させてくださり、
各自の生涯路程を疎かに考える
愚かな息子・娘とならないようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
あすのために、
きょうの一瞬間にすべての精力を傾けて、
あすを占領できる核をつくるために
無限に努力することのできる
あなたの息子・娘たちとなるようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げながら、
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七〇・五・三一)

Friday Aug 22, 2025
父の祈り 第277話
Friday Aug 22, 2025
Friday Aug 22, 2025
み旨の道を行く者としての使命を果たさせてください
お父様!
きょうもあなたの摂理のみ旨は進行しています。
あなたのみ旨を細胞に感じ、
誰が何と言ってもあなたが願われる頂上に向かって
真実に一歩一歩歩んでいくべき責任を負った
自分自身とならなければなりません。
このような自分だということを忘却するときが多いことを、
私たちは知るものです。
必ず人間が行くべき開拓の路程を経なくては
行くことができない復帰の道があるということを
私たちは知るものです。
今、残された個人の峠、
家庭の峠、
氏族の峠、
民族の峠、
国家の峠まで、ありとあらゆる力をもって越えていくべき
統一教会の食口として、
その使命を果たすにおいて、
この者たちが荷物になることなく、
プラスになり得る立場に立つようにしてください。
教会が「行こう」と言う前に先に立って出ていかなければならないのが
正常な行路の足取りであることを知り、
み旨の前に順応する子女たちとなるよう許諾してくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
今まで耐えて残されたあなたの子女たちを記憶してくださり、
その心の中で
あすの希望のために再び誓うことができるようにしてくださり、
人生行路において将来近づいてくる峠々を
み旨とともに力強く越えることのできる
お父様の息子・娘たちとなるよう、
許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
そうして、
最後の勝利の場でもう一度互いにまみえ、
お父様の喜びとなり、
お父様が立てて誇ることのできる息子・娘となるよう
福を降らせてくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
きょうのすべてのことを、あなたがお引き受けくださり、
今後のすべての生涯もまた、あなたがお引き受けくださって、
あなたが主導なさる歴史的なその峠を
越えていける子女とならせてくださいますことをお願い申し上げ、
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七〇・四・八)

Thursday Aug 21, 2025
父の祈り 第276話
Thursday Aug 21, 2025
Thursday Aug 21, 2025
み旨のための家庭的責任路程をすべて歩ませてください
お父様!
今、私たちの前には
個人を動かしていくべき責任路程よりも
家庭を動かしていくべき責任路程が
残っていることを知るものです。
統一教会が願うみ旨は
個人だけを救うためのものではなく、
家庭を救うためのものであることを知っています。
それゆえ、
お父様の聖なる祝福のみ手と
お父様を永遠に賛揚することのできる家庭を慕い、
お父様の懐に抱かれたい懇切な心で
この道を歩んでまいりました。
今までここに歩みを共にすることができず
み旨の前に過ちを残した人々も、
理想の価値を持っていで立つことのできる
天の息子・娘たちとならなければなりません。
私たちは「私は誰々だ」と自らを主張する立場に立つことよりも
天の事情をつかみ、
お父様のみ旨の前に
熱意を傾けることのできる真実な心を持ち、
民族の一つの基となり世界建設の基準となって、
全体的な起点を準備することのできる
内外両面の責任者とならなければなりません。
個人においては
個人の立場で家庭を身代わりし、
あるいは団体においては
その団体の家庭を代表し、
国なら国の家庭を代表し、
世界の摂理を代表することのできる家庭とならなければなりません。
そうして、
お父様が頼ることのできる
一つの平和の家庭を模索しながら、
世界を抱き天と地を抱いていく
私たちの家庭となるようにしてくださいますことを
懇切にお願い申し上げます。
その場に行けなかったことを考えれば考えるほど、
今、開拓者の家庭として行くべき路程が
残っているということを知るものです。
今、神様が個人であるノアに
百二十年の間箱舟をつくれと言った時は過ぎました。
アベルを通して
祭物を捧げることを侍ち望んだ時は過ぎました。
アブラハムをカルデヤのウルから呼び出したような、
個人を通した時代は過ぎました。
モーセを個人的に呼び出した時は過ぎました。
イエス様を個人的に送り、
公的な路程を立てた時は過ぎました。
今、個人ではなく、
新しい統一家の家庭をお呼びになりましたので、
家庭としていで立つことのできる時が来たことを知るものです。
必ず夫婦がお父様に対して孝の道理、
忠の道理を尽くすことだけが
家庭の果たすべき究極的な責任であることが
分かるようにしてください。
自分の生活に絶対的な起源を残すことができ、
永遠な一つの歴史性を天的に備えられる
思想的な基を立てることのできる道は、
家庭が孝行する道であり、
忠誠を尽くす道にあるということが分かるようにしてください。
また、これが国家を身代わりし
世界を身代わりすべき家庭的な願いであることが
分かるよう許諾してください。
家庭が行くにおいて、
世界の舞台を克服しようと身もだえしながら、
夫婦が手に手を取ってみ旨を思い、
日に日に天の愛を賛揚すると同時に、
祝福を受けた家庭として
お父様の前に根こそぎ祭物として差し上げることができるよう
懇切にお願い申し上げ、
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七〇・三・一七)

Thursday Aug 21, 2025
父の祈り 第275話
Thursday Aug 21, 2025
Thursday Aug 21, 2025
理想世界実現のための家庭圏を成させてください
理想世界というものは
抽象的な観念圏内で成されるものではなく、
刺激的で実証的な現実で成されるものです。
これが人間の最後の要求ですが、
それが自分の家庭を中心として成されるということを、
私たちは本当に知りませんでした。
今日統一家が背負っていくべき使命は、
家庭を主とした世界です。
その家庭は世界のためにあるのであり、
国のためにあるのであり、
民族のためにあるのであり、
氏族のためにあるのだという信念に燃え、
その家族全体が
その目的を遂行するために
生きていくことのできる群れとならなければなりません。
私たちがこのように動くようになるとき、
全世界は近い将来に
あなたが愛することができ得る主管圏内に
完全に抱かれるという事実を、
私たちは確信しなければなりません。
祝福というこの聖なる名詞の前で、
私たちは恥ずかしい自らを発見しなければなりません。
私たちの過去の生活は個人的な生活でした。
天宙史的な人格を中心とした生活ではなく、
没落してしまった個人的な生活でした。
このような自らを打破してしまうことのできる
各自とならなければなりませんので、
お父様、
祝福してください。
今、私たちは一個人のために行くのではなく、
家庭の幸福の土台を開拓し、
これを動機として
民族の前に示しておくことのできる家庭と
そのような愛の圏を成すために行かなければなりません。
そのような責任者たちとなるようにしてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
お父様!
そして、統一氏族を捜し出し、
民族を代表した家庭を成すのが
万世のみ旨であることを知るものです。
今、私たちは襟を正し、姿勢を整えて
お父様の前に出ていかなければなりません。
そのためには、
男性と女性が一つとなり、
父母に侍り子女を抱いた
四位基台を成さなければならないということを知るものです。
これが創造理想の実現であることを知るものです。
四位基台完成という言葉は千回万回聞きましたが、
実際にその決定的な内容を
愛することができない自分たちであったことを嘆息するものです。
お受け入れください。
そうすることのできる愛の刺激を
感じるよう許諾してください。
そのような使命を完結させて
民族と世界を導いていき、
お父様と連結させなければなりません。
絶対的な主体と絶対的な対象が一つとなる
その力の要件を受け継ぎ、
これを愛の主管圏として
世界の前で行使するのに不足がないようにしてくださり、
美しく円満な自らとして
堂々と出ていくことのできる、一つの家庭圏が
成され得るよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(一九七〇・三・一七)

